JP4014173B2 - 情報記録媒体用カートリッジの包装構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクカートリッジやテープカートリッジを総称する情報記録媒体用カートリッジの包装形態に改良を加えたものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、出荷時における従来のディスクカートリッジの包装形態は、図2に示すごとく一般に収納ケースBの内部にディスクカートリッジAを挿入して収納し、この収納ケースBに、図3に示すラベルシート3やインデックスカード4などのシート状付属品Cを添付した状態で、収納ケースBおよびシート状付属品Cを熱収縮性包装フィルムのシュリンク包装でまとめて包装している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる従来形態では、これらが全面的に包み覆われる包装形態であるために、包装資材の廃棄物が多過ぎるところに問題がある。このため、包装を省略することを検討したが、これではユーザーが、使用中のカートリッジか、未使用のカートリッジかの分別がつき難い不利が残されている。また、包装フィルムに開封テープを設けることによって、包装フィルムの破断除去が容易に行えるようにしたものがあるが、開封テープの分だけ包装資材が多くなって、この点でも包装資材の廃棄物が多過ぎることになる。
【0004】
本発明の目的は、可能な限りの簡易包装化を図り、省資源化に貢献できる情報記録媒体用カートリッジの包装構造を提供することにある。本発明の目的は、簡易包装化を図れながら、開封テープを設けなくても包装フィルムの破断除去が容易に行える情報記録媒体用カートリッジの包装構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、収納ケースBの内部に情報記録媒体用カートリッジAを収納し、この収納ケースBにシート状付属品Cを添付した状態で包装する際に、例えば図1に示すごとくシート状付属品Cが収納ケースBとまとめて包装されるように、収納ケースBの外周面にシート状付属品Cを重ねて包装体5で簡易包装する。情報記録媒体用カートリッジとは、情報記録媒体がディスクの場合、MD、CD、PD、DVD、フロッピィーディスクなどの各種のディスクカートリッジ情報であり、記録媒体が磁気テープの場合、オーディオ用、ビデオ用、データバックアップ用などのテープカートリッジを意味する。
【0006】
その簡易包装として、包装体5が収納ケースBおよびシート状付属品Cの外周面の総面積の1/2以下を覆うようにしたものである。ここでの総面積とは、ひとまとめに重ねた収納ケースBおよびシート状付属品Cの各々の外周面のうち、重ならずに外方へ露出している面の合計面積のことである。包装体5は、収納ケースBおよびシート状付属品Cの外周面の総面積の1/2以下であって、シート状付属品Cが収納ケースBの外周面に確りと固定されるとともに、収納ケースBから情報記録媒体用カートリッジAが抜け落ちない程度の幅のものが選択される。具体的には、包装体5は、収納ケースBおよびシート状付属品Cの外周面の総面積の1/2〜1/3程度が好ましいが、例えば1/5程度や1/10程度であってもよい。
【0007】
包装体5としては、図5に示すごとく収納ケースBおよびシート状付属品Cの外周面に巻き掛けられた熱収縮性フィルム製の帯封にすることができる。包装体5は、この幅方向の両縁部10・11のうち、少なくとも一方の縁部に放電処理を行うことにより、包装体5の幅方向への切り裂きを容易にできる。ここでの放電処理には、電子ビーム放射やコロナ放電などが含まれる。
【0008】
【作用】
情報記録媒体用カートリッジAを収納した収納ケースBの外周面には、図4に示すごとくシート状付属品Cが添付されている。この状態で、図1に示すごとく収納ケースBおよびシート状付属品Cの外周面に包装体5を巻き掛け、この包装体5で収納ケースBおよびシート状付属品Cがまとめて包装されることにより、シート状付属品Cが収納ケースBの外周面に確りと固定されるとともに、収納ケースBから情報記録媒体用カートリッジAが抜け落ちないでいる。
【0009】
【発明の効果】
本発明の簡易包装形態によれば、収納ケースBの外周面にシート状付属品Cを確りと固定できながら、収納ケースBおよびシート状付属品Cを全面的に包み覆わなくても済む分だけ包装工程が簡素化できるとともに、包装資材の省資源化が図れて低コスト化にも貢献することができる。
【0010】
熱収縮性フィルム製の帯封の包装体5の縁部10・11に放電処理を行って包装体5の切り裂きを容易にしてあるので、開封テープを設けなくて済む分だけ簡易包装化を図れながら、放電処理を行った縁部のどの位置からでも容易に切り裂け、この結果、包装体5の破断除去が容易に行える。
【0011】
【発明の実施の態様】
図1ないし図5は、本発明に係る情報記録媒体用カートリッジの包装構造を示しており、図2に示すごとく情報記録媒体用カートリッジAの一例であるディスクカートリッジは、情報記録媒体2としてのMD(ミニディスク)と、これを収容するカートリッジケース1とからなる。このカートリッジAは、前面が開口した、いわゆるブックケース型の収納ケースBに挿入されて個別に収納されている。収納ケースBは、例えばリサイクルの容易なポリプロピレン樹脂で成形されている。
【0012】
収納ケースBの外周面には、図3に示すラベルシート3やインデックスカード4のシート状付属品Cが添付されている。つまり、図4に示すごとく収納ケースBの下側にラベルシート3が重ねられ、更にこれらの下側に、コ字状に折り曲げたインデックスカード4が重ねられ、このインデックスカード4によって収納ケースBの前面開口7が塞がれる。
【0013】
この状態で、図1に示すごとく収納ケースBおよびシート状付属品Cの外周面における左右方向の中央部に、包装体5が1本の帯封として前後方向に巻き掛けてある。つまり、包装体5は、例えばエンドレスの筒状とした幅約10mmの熱収縮性フィルム(シュリンクフィルム)からなる帯封材を、収納ケースBおよびシート状付属品Cの外周面にこれの左右の一側方から緩く嵌装したのち、加熱下で帯封材を熱収縮させることにより、収納ケースBおよびシート状付属品Cに巻き掛けられる。ここでの上下および左右は説明の都合上の概念である。
【0014】
このように包装体5によって収納ケースBおよびシート状付属品Cがまとめて包装されるので、シート状付属品Cが収納ケースBの外周面に固定されるうえ、収納ケースBの前面開口7からカートリッジAが抜け落ちないでいる。帯封材の幅は、ひとまとめに包装された収納ケースBおよびシート状付属品Cの各々の外周面のうち、重ならずに外方へ露出している面の合計面積の1/2以下を覆う幅であればよい。
【0015】
前記包装体5において更に、図5に示すごとく、左右の幅方向の両縁部10・11に対して、電子ビーム放射やコロナ放電などの放電処理を行って、複数個の微細孔あるいは所定深さのハーフカットを設けている。つまり、包装体5の両縁部10・11は、放電処理による抵抗熱で溶融されて、微細孔あるいはハーフカットが複数個形成されることにより強度が低下している。これによって包装体5は、比較的小さい力でも両縁部10・11から幅方向に引き裂くことができる。また、両縁部10・11のどの位置からでも引き裂くことができる。微細孔あるいはハーフカットは、図5に示すごとく両縁部10・11にランダムに配置してもよく、あるいは規則正しく並べて配置してもよい。
【0016】
包装体5は、複数本に分けて収納ケースBおよびシート状付属品Cの外周面に巻き掛けてもよい。この場合、各包装体5の左右幅寸法の合計が、ひとまとめに包装された収納ケースBおよびシート状付属品Cの外周面の総面積の1/2以下を覆う幅であればよい。所定長さの帯封状の包装体5を収納ケースBおよびシート状付属品Cの外周面に巻き掛けたのち、包装体5の両端どうしを接着剤で接着してもよい。包装体5はたすき掛け状態で巻き付けられてもよい。
【0017】
ひとまとめに包装された収納ケースBおよびシート状付属品Cを複数巻上下に重ねた集合体を、先の包装体でひとまとめに包装してもよい。この場合、集合体を包装する包装体の幅は、ひとまとめになった収納ケースBおよびシート状付属品Cの各々の外周面のうち、重ならずに外方へ露出している面の合計面積の1/2以下を覆う幅であればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報記録媒体用カートリッジの包装構造を示す斜視図である。
【図2】情報記録媒体用カートリッジと収納ケースとを示す斜視図である。
【図3】収納ケースとシート状付属品とを示す斜視図である。
【図4】収納ケースにシート状付属品を添付した状態を示す側面図である。
【図5】 包装体の左右の両縁部に行った放電処理を示す平面図である。
【符号の説明】
5 包装体
10・11 包装体5の縁部
A 情報記録媒体用カートリッジ
B 収納ケース
C シート状付属品

Claims (2)

  1. 収納ケース(B)の内部に情報記録媒体用カートリッジ(A)を収納し、この収納ケース(B)にシート状付属品(C)を添付した状態で包装する情報記録媒体用カートリッジの包装構造において、
    収納ケース(B)の外周面にシート状付属品(C)を重ねた状態で、熱収縮性フィルム製の帯封である包装体(5)を収納ケース(B)およびシート状付属品(C)の外周面に巻き掛けて、包装体(5)で収納ケース(B)およびシート状付属品(C)の外周面の総面積の1/3〜1/2を覆っており、
    包装体(5)の幅方向の両縁部(10・11)のうち、少なくとも一方の縁部に放電処理を行って複数個の微細孔あるいは所定深さのハーフカットを形成することで、包装体(5)の幅方向への切り裂きを容易にしたことを特徴とする情報記録媒体用カートリッジの包装構造。
  2. 前記微細孔あるいは前記ハーフカットは、包装体(5)の幅方向の縁部に対してランダムに配置してある請求項1記載の情報記録媒体用カートリッジの包装構造。
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