JP3971792B2 - 情報記録媒体の包装構造、およびその集合包装体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディスクカートリッジやテープカートリッジなどの情報記録媒体の包装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、包装構造を簡素化することにより省資源化を実現した、情報記録媒体用の包装構造を先に提案した(特開2001−199494号公報)。そこでは、図8に示すように情報記録媒体mが収容される収納ケース20を熱収縮性の帯状フィルム21で包装することにより、情報記録媒体mとカード状付属体22と収納ケース20とを分離不能に封止包装し、収納ケースの全周面を包装フィルムで覆っていた従来の包装構造に比べて、包装用フィルム使用量を大幅に削減している。
【0003】
また、帯状フィルム21の両側縁に沿って、微細孔やハーフカットの一群からなる開封帯部23を形成することにより、帯状フィルム21の破断操作の簡便化を図り、開封テープを省略している。この種の帯封構造は、包装対象が異なるものの、特開2001−180622号公報や特開2000−79970号公報にも見ることができる。前者においては、開封を容易化するために熱収縮フィルムで形成した帯封の一部にミシン目が形成されている。
【0004】
上記のように簡易包装された情報記録媒体は、単体で販売される場合と、複数個の情報記録媒体をひとまとめにしてパック包装した状態で販売される場合とがある。後者の場合には、図9に示すように、例えば5個の単位包装体24を角箱状に集積したうえで、その外周面全体をシート状の包装フィルム25で包んでいる。パック化された包装フィルム25の表面には、情報記録媒体mの商品名、仕様や特性、あるいはメーカー名などを印刷してある。さらに、包装パックの前面上部に透明な窓部26が設けてあって、内部の情報記録媒体mを視認できるようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の包装構造によれば、個々の情報記録媒体mにおける包装用フィルムの使用量が減少して省資源を実現できる。しかし、複数個の情報記録媒体mをパック包装した状態において、集合包装体の前面上部に透明な窓部26を設けてあると、この窓部26を介して帯状フィル21が見えるのを避けられない。
【0006】
帯状フィルム21をひとつのデザイン要素と見る限りは、帯状フィルム21が集合包装体の外面から見えることに何ら問題はない。問題は、帯状フィルム21の両側縁に形成してある開封帯部23が粗面状に形成されていて、その呈色状態と質感とが他のフィルム面とは明らかに異なるため、開封帯部23が見る人に強い印象を与えやすく、そのことが包装パックの外観上の印象を損う要因になっていた。
【0007】
先の開封帯部23は、フィルム面に電子ビームを放射して、あるいはコロナ放電によって形成した微細孔やハーフカットの一群で形成してあり、その引裂き強度を他のフィルム面に比べて弱くすることにより、フィルム破断のきっかけにしている。ところが、開封帯部23が帯状フィルム21の両側縁に沿って面状の広がりを持った状態で形成してあるので、フィルムを破断する際の外力が分散され、より広い面積で破断力が受け止められてしまうため、帯状フィルム21の側縁が破断し始めるまでに大きな力を要していた。
【0008】
この発明の目的は、帯状フィルムで簡易包装された情報記録媒体の複数個がパック包装され、帯状フィルムが集合包装体に設けた透明な窓部を介して見える場合でも、集合包装体の外観上の印象が帯状フィルムによって損なわれるのを解消でき、しかも個々の情報記録媒体における帯状フィルムの破断開封がさらに簡便に行える情報記録媒体の包装構造とその集合包装体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の包装構造は、図2に示すごとくカートリッジ化された情報記録媒体Mと、情報記録媒体Mを収納する収納ケース3と、収納ケース3に組み込まれるインデックスカードS1やタイトルカードS2などのカード状付属体Sとを包装対象とする。その包装対象は、情報記録媒体Mと、その片面に重ねたインデックスカードS1およびタイトルカードS2とが収納ケース3に差し込み装填されて、タイトルカードS2の折返し部5が収納ケース3の外側上面に被せ付けてある。包装対象は、その外周面に巻き付けた熱収縮性の帯状フィルム4で分離不能に包装されており、帯状フィルム4に、破断を促進するためのスリット列7が、帯状フィルム4を横断する状態で形成されている。スリット列7は、一定間隔置きに形成した複数個の単位スリット8を直線列状に並ベて形成してある。スリット列7の両側端に位置する単位スリット8は、帯状フィルム4の両側縁より僅かに内側に形成してある。収納ケース3の出入れ口3aの近傍であって、タイトルカードS2の折返し部5の外面にスリット列7を位置させる。
【0010】
この発明の包装構造は、カートリッジ化された情報記録媒体Mと、情報記録媒体Mを収納する収納ケース3と、収納ケース3に組み込まれるインデックスカードS1やタイトルカードS2などのカード状付属体Sとを包装対象とする。包装対象は、情報記録媒体Mと、その片面に重ねたインデックスカードS1およびタイトルカードS2とが収納ケース3に差し込み装填されて、タイトルカードS2の折返し部5が収納ケース3の外側上面に被せ付けてある。包装対象は、その外周面に巻き付けた熱収縮性の帯状フィルム4で分離不能に包装されており、帯状フィルム4に、破断を促進するためのスリット列7が、帯状フィルム4を横断する状態で形成されている。スリット列7は、図5に示すごとく斜めに傾斜する状態で一定間隔置きに形成した複数個の単位スリット8を直線列状に並ベて形成してあり、スリット列7の両側端に位置する単位スリット8が、帯状フィルム4の両側縁より僅かに内側に形成してある。収納ケース3の出入れ口3aの近傍であって、タイトルカードS2の折返し部5の外面にスリット列7を位置させる。
【0012】
この発明の集合包装体は、カートリッジ化された情報記録媒体Mと、情報記録媒体Mを収納する収納ケース3と、収納ケース3に組み込まれるインデックスカードS1やタイトルカードS2などのカード状付属体Sとを包装対象とする。包装対象は、情報記録媒体Mと、その片面に重ねたインデックスカードS1およびタイトルカードS2とが収納ケース3に差し込み装填されて、タイトルカードS2の折返し部5が収納ケース3の外側上面に被せ付けてある。包装対象は、その外周面に巻き付けた熱収縮性の帯状フィルム4で分離不能に包装されて単位包装体6とされており、帯状フィルム4に、破断を促進するためのスリット列7が、帯状フィルム4を横断する状態で形成されている。スリット列7は、一定間隔置きに形成した複数個の単位スリット8を直線列状に並ベて形成してあり、スリット列7の両側端に位置する前記単位スリット8が、帯状フィルム4の両側縁より僅かに内側に形成してある。収納ケース3の出入れ口3aの近傍であって、タイトルカードS2の折返し部5の外面にスリット列7を位置させる。単位包装体6の複数個を、タイトルカードS2の折返し部5が下に位置する起立姿勢で前後に重ねてブロック状に集積し、その外周面全体を包装シート10で封止包装して構成されている。集合包装体を覆う包装シート10の前面上部に、シート内部を視認するための透明の窓部12を形成する。以て、単位包装体6のスリット列7が、窓部12以外の包装部分で覆われるようにする。
【0013】
【発明の作用効果】
この発明では、情報記録媒体M、収納ケース3、およびカード状付属体Sを、収納ケース3の外周面に巻き付けた熱収縮性の帯状フィルム4で分離不能に包装して単位包装体6とし、帯状フィルム4に、横断状態でスリット列7を設けて、帯状フィルム4の破断を促進できるようにした。つまり、フィルム破断のきっかけとなるスリット列7を、フィルム面を横断するように設け、帯状フィルム4の長手方向に連続するのを避けるようにした。
【0014】
従って、この発明の包装構造によれば、帯状フィルム4で簡易包装された情報記録媒体Mの複数個をパック包装する際に、帯状フィルム4が集合包装体に設けた透明な窓部12を介して見える場合でも、スリット列7を窓部12以外の個所に位置させておくだけで隠蔽でき、パック包装された集合包装体の外観上の印象が帯状フィルム4によって損なわれるのを解消できる。
【0015】
また、個々の単位包装体6においては、スリット列7によって帯状フィルム4に明確な危険断面を形成することができるので、この種の従来の開封帯部に比べて、フィルム面をスリット列7に沿って確実に破断でき、帯状フィルム4の破断開封をさらに簡便に行うことができる。
【0016】
一定間隔置きに形成した複数個の単位スリット8を直線列状に並ベてスリット列7を形成し、その両側端に位置する単位スリット8が、帯状フィルム4の両側縁より僅かに内側に形成されていると、帯状フィルム4を開封する際に、スリット列7の両側端に位置する単位スリット8が切り裂き始端になるのを確実化できるうえ、陳列された単位包装体6を手にとって見るなど、通常の取り扱い状態においてスリット列7の側端が簡単にめくれるのを防止して、外観上の体裁が損なわれるのを確実に防止できる。
【0017】
複数個の単位スリット8を斜めに傾斜する状態で一定間隔置きに形成し、これらの単位スリット8を直線列状に並ベてスリット列7とした帯状フィルム4によれば、単位スリット8を斜めに傾斜させることにより、一定幅の帯状フィルム4の幅方向における単位スリット8の形成個数が増加し、これによってスリット列7を形成した個所における破断強度をさらに小さくできる。単位スリット8の傾き角度やその長さを変更することにより、破断強度を変更できる利点もある。
【0018】
この発明の集合包装体は、上記のようにして得られた単位包装体6の複数個を集積し、その周面全体を包装シート10で封止包装して集合包装体とするが、その際に、単位包装体6のスリット列7を、包装シート10に設けた窓部12以外の包装部分で覆うことにより集合包装体とするので、窓部12を介して帯状フィルム4が見えることはあっても、スリット列7が窓部12を介して見えるのを確実に防止できる。従って、帯状フィルム4によって集合包装体の外観上の印象が損なわれるのを解消でき、従来の集合包装体に比べて見た目の印象がすっきりした集合包装体として、購買意欲を促進することができる。
【0019】
【実施例】
図1ないし図4はこの発明に係る情報記録媒体の包装構造の実施例1を示す。図2において、包装対象の情報記録媒体Mは、光磁気デスク1が四角形状のカートリッジケース2に収容されたミニディスクである場合を示している。情報記録媒体Mは、ブックケース状に形成された収納ケース3と、インデックスカードS1およびタイトルカードS2を含むカード状付属体Sとともに、熱収縮性フィルムで形成した帯状フィルム4で簡易包装される。
【0020】
上記の包装対象は、図2に示すように情報記録媒体Mと、その片面に重ねたインデックスカードS1およびタイトルカードS2とを収納ケース3に差し込み装填し、タイトルカードS2の折返し部5を収納ケース3の外側上面に被せ付ける。
【0021】
この状態で、帯状フィルム4を収納ケース3の外周に巻き付け、フィルム端どうしを重ねて熱溶着し、帯状フィルム4を無端リング状とする。予め無端リング状に形成しておいた帯状フィルム4を収納ケース3に外嵌装着してもよい。さらに、帯状フィルム4の端部どうしを接着して、無端リング状とすることができる。
【0022】
この後に、帯状フィルム4を加熱して熱収縮させ、フィルム面を収納ケース3の外周面に密着させることにより、各包装対象を分離不能に包装する。このように帯状フィルム4を用いて、情報記録媒体M、収納ケース3、カード状付属体Sの三者を一体包装すると、包装用フィルムの使用量が少なくて済み省資源に寄与できる。
【0023】
上記により得られた単位包装体6は、帯状フィルム4の一部に破断を促進するスリット列7を形成して、帯状フィルム4の開封を容易化する。図1に示すように、この実施例では、収納ケース3の出入れ口3aの近傍において、タイトルカードS2の折返し部5の外面にスリット列7が位置するように形成した。
【0024】
図3においてスリット列7は、一定間隔置きに形成した複数個の単位スリット8を帯状フィルム4の幅方向へ直線列状に並べて形成した。各単位スリット8は横長の貫通溝からなる。スリット列7の両側端に位置する単位スリット8は、帯状フィルム4の両側端より僅かに内側に形成して、単位スリット8が帯状フィルム4の両側縁と交差するのを避けた。これは、通常の取り扱い状態においてスリット列7の側端がめくれて、その外観上の体裁が損なわれるのを避けながら、帯状フィルム4を開封する場合には、スリット列7の両側端に位置する単位スリット8が切り裂き始端になるのを確実化するためである。
【0025】
具体的には、熱収縮後の帯状フィルム4の厚み寸法が約30μmであるとき、両側端に位置する単位スリット8と帯状フィルム4の両側縁との間隔bを5.0mmとした。また、単位スリット8の長さは3.0mm、単位スリット8の隣接間隔は5.0mmとした。なお、スリット列7は電子ビームやコロナ放電の放射によって、従来と同様にして形成することができる。
【0026】
複数個の単位包装体6をひとまとめにして、パック包装した状態で販売する場合には、図4に示すように、例えば5個の単位包装体6を重ね合わせて集積した後、その外周面全体を熱収縮性の包装シート10で密封状に包装する。具体的には、5個の単位包装体6をタイトルカードS2の折返し部5が下に位置する起立姿勢で前後に重ねてブロック状とし、その外周面を包装シート10で筒状に包み、内外に重なるシート端どうしを集合包装体の背面側で熱溶着する。さらに、側面にはみ出した包装シート10の筒端を単位包装体6の側面に沿って折り込み、この折込み部分11を熱溶着する。最後に、包装シート10の全体を均等に加熱して熱収縮させ集合包装体を形成する。得られた集合包装体の前面の上部には、シート内部を視認できる透明の窓部12が、前面の左右幅とほぼ同じ幅で形成されている。
【0027】
上記構成の集合包装体は、窓部12を介して単位包装体6と、その帯状フィルム4とを視認できる。しかし、帯状フィルム4に設けたスリット列7は、窓部12を除く包装部分で覆われているので、これを集合包装体の外側から見ることはできない。従って、集合包装体の外観上の印象が帯状フィルム4によって損なわれるのを確実に解消できる。
【0028】
包装シート10を開封することにより、単位包装体6を個別に扱うことができ、その使用時には図3の想像線で示すように、スリット列7の近傍において、左右いずれか一方のフィルム側縁に爪を引っ掛けて帯状フィルム4を破断する。このとき、フィルム面に作用する外力は、側端に位置する単位スリット8とフィルム側縁との間において幅狭の間隔部分に集中するので、側端に位置する単位スリット8を切り裂き始端にして、破断線をスリット列7に沿って連続させることができる。つまり、帯状フィルム4は簡単に、しかも確実に破断開封できる。
【0029】
図5ないし図7は、それぞれスリット列7の別実施例を示す。図5の実施例2では、複数個の単位スリット8を斜めに傾斜する状態で一定間隔置きに形成し、これらの単位スリット8を直線列状に並ベてスリット列7とした。このように、単位スリット8が傾斜していると、先の実施例1におけるスリット列7に比べて、一定幅の帯状フィルム4の幅方向における単位スリット8の形成個数が増加するので、スリット列7の形成個所における破断強度をさらに小さくできる。単位スリット8の傾斜角度や、スリットの長さおよび幅は必要に応じて自由に変更できる。
【0030】
図6の実施例3では、隣接する複数個の微小孔8aで単位スリット8を形成し、単位スリット8を直線列状に並べてスリット列7とした。図7の実施例4では、単位スリット8を、漢数字の一、二、一の順に交互に配置してスリット列7とした。このようにスリット列7が多数個の単位スリット8で形成されていると、図5のスリット列7と同様に、スリット列7の形成個所における破断強度をさらに小さくできる。
【0031】
上記の実施例以外に、スリット列7は、単位スリット8を波形や、鋸刃形に並べて形成してもよい。単位スリット8は一定間隔置きに配置する必要はなく、その配置間隔はランダムであってもよい。また、スリット長さや幅が異なる単位スリット8の複数個でスリット列7を形成することができる。スリット列7は帯状フィルム4の複数個所に形成することができるが、その場合には窓部12以外の包装シートでスリット列7が覆われるようにして、集合包装体を形成する。集合包装体における窓部12の位置は変更でき、その形や面積も自由に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】単位包装体の斜視図
【図2】包装対象の分解斜視図
【図3】スリット列の詳細を示す正面図
【図4】集合包装体の斜視図
【図5】スリット列の実施例2を示す斜視図
【図6】スリット列の実施例3を示す斜視図
【図7】スリット列の実施例4を示す斜視図
【図8】従来の単位包装体の斜視図
【図9】従来の集合包装体の斜視図
【符号の説明】
3 収納ケース
4 帯状フィルム
5 折返し部
6 単位包装体
7 スリット列
8 単位スリット
10 包装シート
12 窓部
M 情報記録媒体
S カード状付属体
S1 インデックスカード
S2 タイトルカード
Claims (3)
- カートリッジ化された情報記録媒体と、前記情報記録媒体を収納する収納ケースと、前記収納ケースに組み込まれるインデックスカードやタイトルカードなどのカード状付属体とを包装対象とし、
前記包装対象は、情報記録媒体と、その片面に重ねたインデックスカードおよびタイトルカードとが収納ケースに差し込み装填されて、タイトルカードの折返し部が収納ケースの外側上面に被せ付けられており、
前記包装対象は、その外周面に巻き付けた熱収縮性の帯状フィルムで分離不能に包装されており、
前記帯状フィルムに、破断を促進するためのスリット列が、前記帯状フィルムを横断する状態で形成されており、
前記スリット列は、一定間隔置きに形成した複数個の単位スリットを直線列状に並ベて形成してあり、
前記スリット列の両側端に位置する前記単位スリットが、前記帯状フィルムの両側縁より僅かに内側に形成されており、
前記収納ケースの出入れ口の近傍であって、タイトルカードの折返し部の外面にスリット列が位置させてある情報記録媒体の包装構造。 - カートリッジ化された情報記録媒体と、前記情報記録媒体を収納する収納ケースと、前記収納ケースに組み込まれるインデックスカードやタイトルカードなどのカード状付属体とを包装対象とし、
前記包装対象は、情報記録媒体と、その片面に重ねたインデックスカードおよびタイトルカードとが収納ケースに差し込み装填されて、タイトルカードの折返し部が収納ケースの外側上面に被せ付けられており、
前記包装対象は、その外周面に巻き付けた熱収縮性の帯状フィルムで分離不能に包装されており、
前記帯状フィルムに、破断を促進するためのスリット列が、前記帯状フィルムを横断する状態で形成されており、
前記スリット列は、斜めに傾斜する状態で一定間隔置きに形成した複数個の単位スリットを直線列状に並ベて形成されており、
前記スリット列の両側端に位置する前記単位スリットが、前記帯状フィルムの両側縁より僅かに内側に形成されており、
前記収納ケースの出入れ口の近傍であって、タイトルカードの折返し部の外面にスリット列が位置させてある情報記録媒体の包装構造。 - カートリッジ化された情報記録媒体と、前記情報記録媒体を収納する収納ケースと、前記収納ケースに組み込まれるインデックスカードやタイトルカードなどのカード状付属体とを包装対象とし、
前記包装対象は、情報記録媒体と、その片面に重ねたインデックスカードおよびタイトルカードとが収納ケースに差し込み装填されて、タイトルカードの折返し部が収納ケースの外側上面に被せ付けられており、
前記包装対象は、その外周面に巻き付けた熱収縮性の帯状フィルムで分離不能に包装されて単位包装体とされており、
前記帯状フィルムに、破断を促進するためのスリット列が、前記帯状フィルムを横断する状態で形成されており、
前記スリット列は、一定間隔置きに形成した複数個の単位スリットを直線列状に並ベて形成してあり、
前記スリット列の両側端に位置する前記単位スリットが、前記帯状フィルムの両側縁より僅かに内側に形成されており、
前記収納ケースの出入れ口の近傍であって、タイトルカードの折返し部の外面にスリット列が位置させてあり、
前記単位包装体の複数個を、タイトルカードの折返し部が下に位置する起立姿勢で前後 に重ねてブロック状に集積し、その外周面全体を包装シートで封止包装して構成された集合包装体であって、
前記集合包装体を覆う前記包装シートの前面上部に、シート内部を視認するための透明の窓部が形成されており、
前記単位包装体の前記スリット列が、前記窓部以外の包装部分で覆われている情報記録媒体の集合包装体。
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