JP3004399U - おにぎり包装用フイルム - Google Patents

おにぎり包装用フイルム

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JP3004399U
JP3004399U JP1994006782U JP678294U JP3004399U JP 3004399 U JP3004399 U JP 3004399U JP 1994006782 U JP1994006782 U JP 1994006782U JP 678294 U JP678294 U JP 678294U JP 3004399 U JP3004399 U JP 3004399U
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JP
Japan
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film
cut tape
packaging
rice
cutout portions
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JP1994006782U
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English (en)
Inventor
喜作 鈴木
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喜作 鈴木
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フイルムの製作及び包装工程が簡略化される
と共に、フイルムの切離しが容易で、しかも不完全包装
を防止しえるおにぎり包装用フイルムを提供する。 【構成】 中央にカットテープ9を有する矩形状の外装
フイルム1と隔離フイルム2、3の外縁をカットテープ
9を除いて熱シール4し、海苔収納部6を形成する。熱
シール部4の上辺及び下辺の両角部には略同形、同大の
計4個の切欠き10、11、12、13を各形成する。
切欠き10、11は、カットテープ9に対してほゞ対称
に設けられた斜めの切欠き部分10a、11aと、カッ
トテープ9に平行に設けられた、前記切欠き部分の上方
へ連なる直線切欠き10b、11bとにより構成され
る。切欠き12、13は、カットテープ9に対いてほゞ
対称に設けられた斜めの切欠き部分12a、13aと、
カットテープ9に平行に設けられた、前記切欠き部分の
下方へ連なる直線切欠き部分12b、13bとにより構
成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、おにぎり包装用フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、海苔とおにぎり用御飯とを互いに隔離した状態で包装用フイルムに包み 、食べる時にカットテープを剥すことで包装用フイルムを開封し、それから海苔 で御飯を巻いたおにぎりを食べるように構成されたおにぎり包装用フイルムとし ては、既に実公平3−19756号の考案(以下、第1考案という)と実公平5 −36390号の考案(以下、第2考案という)が公知となっている。
【0003】 第1考案は、包装用フイルムの上辺を、カットテープに対してほゞ対称に斜め に切欠いたことを特徴としている。
【0004】 他方、第2考案は、包装フイルムの上辺シール部分の1部をカットテープに対 してほゞ対称に斜めに切欠くと共に、さらに当該切欠き上端を上方へカットテー プに対してほゞ平行に直線状に切欠いたことを特徴としている。
【0005】 そして、上記第2考案は、上記第1考案と比較して、フイルム外縁に特別なシ ールを施す必要はなく、従来の矩形状のフイルムのシール部分をカットするだけ で簡単かつ低コストで製作することができると共に、海苔の収納スペースに無駄 を生ずることがないなどの利点を有している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の第2考案にあっても、下記に述べる問題点がある。 (1) 包装フイルムの上辺のみが切欠かれていて、下辺の両角部はそのまゝ残され ているため、おにぎり用御飯を自動包装する際に、重合する全ての包装フイル ムの上辺部及び下辺部が各々合うように揃えておかなければならず、作業効率 が悪い。
【0007】 (2) 包装後にカットテープを引剥し包装用フイルムを分割、引離す際に、包装用 フイルム下辺の両角部がおにぎり用御飯に付着しているため、抵抗が強く引離 し難い。
【0008】 (3) 包装用フイルムの保存中等にフイルム下辺の両角部がカールしてしまうこと があるため、包装機によるるフイルムの正確な折込みが難しくなり、不完全包 装を誘起しやすい。
【0009】 本考案は、上記従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたもので、切 欠き部分を包装用フイルムの上辺部のみならず下辺部にも対称に設けることで、 包装に際して多数重合される包装フイルムの上下辺部をいちいち揃える手間が不 要となると共に、包装後のフイルムの引離しが容易で、かつフイルム角部のカー ルに伴う不完全包装を確実に防止しえるようにしたおにぎり包装用フイルムを提 供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係るおにぎり包装用フイルムは、矩形状 の外装フイルム1とその内面のほゞ中央において重合するよう配置された一対の 隔離フイルム2、3とを具備し、上記外装フイルム1のほゞ中央で隔離フイルム 2、3の重合端縁に沿った位置にカットテープ9を設けると共に、当該外装フイ ルム1に対して隔離フイルム2、3の外縁を重合しつゝ上記カットテープ9を除 いて熱シールし、これにより外装フイルム1と一対の隔離フイルム2、3との間 におにぎり用御飯8と非接触状態で海苔5を収納可能な袋状の海苔収納部6を形 成したおにぎり包装用フイルムにおいて、上記熱シール部4の上辺及び下辺の両 角部に、略同形、同大の計4個の切欠き10、11、12、13を各々形成した ものであって、そのうち切欠き10、11は、カットテープ9に対してほゞ対称 に設けられた斜めの切欠き部分10a、11aと、カットテープ9に平行に設け られた、前記切欠き部分10a、11aの上方へ連なる直線切欠き部分10b、 11bとにより構成され、一方、切欠き12、13は、カットテープ9に対して ほゞ対称に設けられた斜め切欠き部分12a、13aと、カットテープ9に平行 に設けられた、前記切欠き部分12a、13aの下方へ連なる直線切欠き部分1 2b、13bとにより構成されたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
中央部にカットテープが設けられた外装フイルムとその内面のほゞ中央に重合 されるよう配置され、かつ互いの四周外縁をカットテープの部分を除いて熱シー ルして構成される包装用フイルムを用いておにぎり用御飯を包装するには、包装 用フイルムの内面下側のほゞ中央におにぎり用御飯を載せ、包装用フイルムの下 側両角部を御飯上に折曲げ重ね合せる。 次いで、包装用フイルムの上辺側を御飯側へ折曲げ、上辺側の両角部を上記の 下側両角部とは反対側の御飯上まで押曲げ重ね合せる。
【0012】 この際、上辺側の両角部には切欠き部分があるため、カットテープに対する包 装用フイルムの重合部分が極めて少なく、カットテープによる包装用フイルムの 開封の支障となることがない。 すなわち、上記のように包装されたおにぎりを食する時は、カットテープの一 端を摘んで引張ると、外装フイルムは中央でカットされる。
【0013】 次いで、包装用フイルムの一方を側方へ引張ると、外装フイルムの半分と一対 の隔離フイルムの一方が外されるので、残りの外装フイルムと隔離フイルム側に 残った海苔と御飯とによりなるおにぎりの半分が露出する。残った包装用フイル ムの半分も同様にして引離すことができる。
【0014】 この際、包装用フイルムの下辺側の両角部にも切欠き部分があるため、フイル ムのおにぎり用御飯に付着する部分が少なく、フイルムの引離しが容易となる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案実施の1例を図面に基づいて説明する。 1は矩形状に形成されている透明ポリセロファン等よりなる外装フイルム、2 と3はその内面のほゞ中央において重合するように配置された同素材の一対の隔 離フイルムで、四周外縁に熱シール4を施して外装フイルム1と接着し、海苔5 の袋状の収納部6が設けてある。
【0016】 上記の隔離フイルム2、3の重合端はさらに延長され、その延長部分を外側へ 折返すことで折返し部7、7が各々形成してある。 この折返し部7、7を設けることで、食べる際、折返し部の無いものと比較し て図4に示すおにぎり用御飯8に対するフイルムの剥離が一層スムースとなる。
【0017】 次に、図中9は外装フイルム1のほゞ中央に設けられたフイルム切離し用のカ ットテープで、前記隔離フイルム2、3の重合端縁に沿った位置に直線状に構成 されている。このカットテープ9の上下両端は、フイルム四周外縁の熱シール部 4に対して、僅かな幅の非シール部4a、4aに形成され、収納部6における海 苔5の密閉度を高めると共に、カットテープ9によるフイルムの切離しを確実か つ容易ならしめている。
【0018】 包装用フイルムにおける上記熱シール4の上辺及び下辺の両角部には、略同形 、同大の計四個の切欠き10、11、12、13が各々形成されている。
【0019】 これらのうち、切欠き10、11は、包装フイルムのシール部4の上辺両角部 において、カットテープ9に対してほゞ対称に設けられた斜めの切欠き部分10 a、11aと、カットテープ9に対してほゞ平行に設けられた、前記切欠き部分 10a、11aの上方へ連なる直線切欠き部分10b、11bとにより構成され ている。
【0020】 切欠き12、13は、包装用フイルムのシール部4の下辺両角部において、カ ットテープ9に対してほゞ対称に設けられた斜めの切欠き部分12a、13aと 、カットテープ9に対してほゞ平行に設けられた、前記切欠き部分12a、13 aの下方へ連なる直線切欠き部分12b、13bとにより構成されている。
【0021】 したがって、各切欠き10、11、12、13は、熱シール部4の4個の角部 を単に上記のような形態にカットするだけで製作することができる。
【0022】 なお、図7において、Oは、包装後の包装用フイルムFからカットテープ9を 引剥しフイルムの半分を引離した時に露呈された、海苔5の巻かれたおにぎりを 示す。
【0023】
【考案の効果】
本考案は上記の通り構成されるものであるから、下記に述べる効果を有する。 (1) 包装用フイルムに設けられた切欠きは、従来の矩形状フイルムの熱シール部 分四つの角部を、全て同形、同大にカットするだけで形成できるので、簡単か つ低コストで製作できる。 (2) 包装に際して、多数重合される包装フイルムの上下辺部をいちいち揃える手 間が不要であり、作業能率が向上する。 (3) 包装時に包装用フイルムの両角部がおにぎり用御飯に付着していないため、 包装フイルムを分割、引離す際に、フイルムの抵抗が弱く、引離すのが容易で ある。 (4) 包装用フイルムの保存中、あるいは包装機にセットしている時に、フイルム の角部がカールすることがないため、包装機によるフイルムの正確な折込みが 可能であり、不完全包装を引きおこす率が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るおにぎり包装用フイルムの内面図
である。
【図2】同上の外面図である。
【図3】図1A−A′の断面図である。
【図4】包装用フイルム内側におにぎり用御飯を載せ、
フイルム下辺部を折込んだ状態を示す内面図である。
【図5】おにぎり用御飯をフイルムで完全に包んだ状態
を示す外面図である。
【図6】同上の内面図である。
【図7】フイルムの半分を切離しておにぎり半分を露出
せしめた状態を示す外面図である。
【符号の説明】
1 外装フイルム 2 隔離フイルム 3 隔離フイルム 4 熱シール部 5 海苔 6 海苔収納部 7 折返し部 8 おにぎり用御飯 9 カットテープ 10 切欠き 11 切欠き 12 切欠き 13 切欠き 10a 斜め切欠き 11a 斜め切欠き 12a 斜め切欠き 13a 斜め切欠き 10b 直線切欠き 11b 直線切欠き 12b 直線切欠き 13b 直線切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 85/50 E 7191−3E

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の外装フイルム1とその内面のほ
    ゞ中央において重合するよう配置された一対の隔離フイ
    ルム2、3とを具備し、上記外装フイルム1のほゞ中央
    でと隔離フイルム2、3の重合端縁に沿った位置にカッ
    トテープを設けると共に、当該外装フイルム1に対して
    隔離フイルム2、3の外縁を重合しつゝ上記カットテー
    プ9を除いて熱シール4し、これにより外装フイルム1
    と一対の隔離フイルム2、3との間におにぎり用御飯8
    と非接触状態で海苔5を収納可能な袋状の海苔収納部6
    を形成したおにぎり包装用フイルムにおいて、上記熱シ
    ール4の上辺及び下辺の両角部に、略同形、同大の計4
    個の切欠き10、11、12、13を各々形成したもの
    であって、そのうち切欠き10、11は、カットテープ
    9に対してほゞ対称に設けられた斜め切欠き部分10
    a、11aと、カットテープ9に平行に設けられた、前
    記切欠き部分10a、11aの上方へ連なる直線切欠き
    部分10b、11bとにより構成され、一方、切欠き1
    2、13は、カットテープ9に対してほゞ対称に設けら
    れた斜め切欠き部分12a、13aと、カットテープ9
    に平行に設けられた、前記切欠き部分12a、13aの
    下方へ連なる直線切欠き部分12b、13bとにより構
    成されたことを特徴とするおにぎり包装用フイルム。
JP1994006782U 1994-05-19 1994-05-19 おにぎり包装用フイルム Expired - Lifetime JP3004399U (ja)

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