JP2000079978A - コンパクトディスクホルダー - Google Patents
コンパクトディスクホルダーInfo
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Abstract
態が安定しており、薄手で効率よく収納できるコンパク
トディスク(CD)ホルダーを提供する。 【解決手段】 軟質合成樹脂製の表裏の被覆シート1
1、12と、これらの被覆シートの中間に位置する仕切
シート13とを重合し、被覆シートと仕切シートとの外
周部を相互に溶着してベースシート15を構成し、CD
の外周の外側に対応して被覆シートと仕切シートとを部
分溶着してディスク収納部20を形成し、CDの中心孔
と上方外周との中間部の被覆シートにCDの直径より長
い水平方向の横スリット21を設け、この横スリットの
両端部に連続して上下方向の縦スリット22、23を設
けて上カバー24と下カバー25とを形成する。
Description
クを収納するホルダーに関し、特に多数のコンパクトデ
ィスクを平面的に収納することができるホルダーに関す
る。
納することができるホルダーとして、例えば特開平8−
26367号公報に示されるものがある。このコンパク
トディスクホルダーは、周縁部が相互に溶着一体化され
た表裏の軟質合成樹脂製の被覆シートと、これら被覆シ
ート間に介在され且これらに略一致する大きさ形状の不
織布シートからなり、表裏の被覆シートの対向する複数
箇所に、コンパクトディスクの直径より長い範囲にわた
ってスリットを形成し、各スリットの下方域には、コン
パクトディスクより僅かに大径な円の下半周に沿った区
間に、被覆シートと不織布シートとを溶着して支持部を
形成してなるものである。
コンパクトディスクホルダーにおいては、覆片を大きく
開かなければならないためコンパクトディスクを収納し
にくく、コンパクトディスクを取り出すときに取り出し
にくいという問題がある。また、コンパクトディスクを
覆う覆片が大きいため破断しやすく、収納状態が安定し
ないという問題点もある。
されたものであり、コンパクトディスクを収納しやすく
取り出しも容易に行え、収納状態が安定しており、薄手
で効率よく収納でき、コンパクトディスクを覆う覆片が
破断しにくいコンパクトディスクホルダーを提供するこ
とを目的とする。
め、本発明に係るコンパクトディスクホルダーは、軟質
合成樹脂製の表裏の被覆シートと、これらの被覆シート
の中間に位置する仕切シートとを重合し、前記被覆シー
トと仕切シートとの外周部を相互に溶着してベースシー
トを構成し、コンパクトディスクの外周の外側に対応し
て前記被覆シートと仕切シートとを部分溶着して前記被
覆シートと仕切シートとの間にディスク収納部を形成
し、コンパクトディスクの中心孔とその上方外周との中
間部の前記被覆シートにコンパクトディスクの直径より
長い水平方向の横スリットを設け、この横スリットの両
端部に連続して上下方向の縦スリットを設けて上カバー
と下カバーとを形成することを特徴とする。
曲形成されて上カバーの中央部には下方に突出する舌片
を形成するように構成してもよく、ベースシートの側方
に綴じ片を一体的に形成し、ベースシートの綴じ片側の
一側には上下中央の表裏に各1つのディスク収納部を設
け、その他側には上下の表裏に各2つのディスク収納部
を設けるようにすれば好都合である。
クホルダーによれば、コンパクトディスクは上カバーと
下カバーを開放し、下カバーに沿わせて挿入するので容
易に挿入、収納でき、取り出すときは上カバーと下カバ
ーとを大きく開放してコンパクトディスクを指で挟持し
て容易に取り出すことができる。コンパクトディスクは
上カバー、下カバーで覆われて収納状態が安定する。上
カバーの中央に舌片を形成すれば指がかかりやすく、コ
ンパクトディスクが取り出しやすい。綴じ片の一側に1
つのディスク収納部を、他側に2つのディスク収納部を
設けるように構成すれば、コンパクトディスクの収納、
取り出しが容易に行える。
て説明する。図1は本発明に係るコンパクトディスクホ
ルダーの一実施形態の正面図、図2は図1の背面図、図
3(a)は図1のA−A線要部拡大断面図、図3(b)
は動作状態を示す断面図、図4は動作状態を示す要部斜
視図である。図1〜4において、コンパクトディスク1
を収納するコンパクトディスクホルダー10は軟質合成
樹脂製の表裏の被覆シート11、12と、これらの被覆
シートの中間に位置する仕切シート13とを重合し、被
覆シート11、12と仕切シート13は周縁部が相互に
溶着された外周溶着部14により一体化されて構成され
たベースシート15から構成される。ベースシート15
は本例ではおおよそA4版の大きさである。被覆シート
11、12はポリエチレン樹脂等の厚さが0.1〜0.
3mm程度の軟質の薄膜材より構成され、仕切シート1
3は本例では厚さが0.2〜0.5mm程度の不織布シ
ートから構成され、一方の側部には綴じ片16が一体的
に形成されている。綴じ片16には複数(図面では4
個)の綴じ孔が穿設されている。
1の外周の外側すなわち直径より僅かに大きい円周に沿
って上部、下部および側部に対応して被覆シート11、
12と仕切シート13とを溶着した部分溶着部17、1
8、19が形成されている。この部分溶着部17、1
8、19および外周溶着部14により被覆シート11、
12と仕切シート13との間の片面に3カ所、両面で6
カ所のディスク収納部20A〜20Fが形成されてい
る。表面のディスク収納部は綴じ片16側の一側の上下
中央にディスク収納部20Aが設けられ、その他側には
上下に2つのディスク収納部20B、20Cが設けられ
ている。同様に裏面のディスク収納部は綴じ片16側の
一側の上下中央にディスク収納部20Dが設けられ、そ
の他側には上下に2つのディスク収納部20E、20F
が設けられている。
周との中間部の被覆シート11、12にコンパクトディ
スク1の直径より長い水平方向の横スリット21が形成
されている。この横スリット21の両端部に連続して上
下に形成された上方向の縦スリット22および下方向の
縦スリット23とにより矩形状の上カバー24と下カバ
ー25とが構成されている。この上カバー24と下カバ
ー25とによりディスク収納部20A〜20Fの開口部
が構成される。上カバー24の上部には前述の部分溶着
部17が形成され、上カバー24の開く範囲を規制して
いる。上部のディスク収納部20B、20Eにおいて
は、上カバー24の開く範囲は外周溶着部14が規制し
ている。
して形成され、コンパクトディスク1の上部に対応する
位置まで延長されたあと、内方に向けて水平方向に延ば
され、さらに僅かに下方に向けて小円弧で延長されてい
る。縦スリット23は横スリット21より連続して形成
され、コンパクトディスク1の中心孔2の近傍まで延長
されたあと、内方に向けて水平方向に延ばされ、さらに
僅かに上方に向けて小円弧で延長されている。外側に位
置する縦スリット22、23は周縁部の外周溶着部14
に沿って形成され、また、内側に位置する縦スリット2
3は、その下方に設けた水平状の部分溶着部18により
裂け広がるのが防止される。この部分溶着部18はコン
パクトディスク1の外周の外側に位置してディスク収納
部20を構成し、コンパクトディスク1の横方向の移動
を防止するものである。
クトディスク1の上部および中心まで形成されているた
め、コンパクトディスク1を取り出すときに上カバー2
4および下カバー25を開放すると、その約半分の面積
が露出しコンパクトディスク1の上端外周および中心孔
が露出するように構成されている。縦スリット22、2
3の端部が小円弧で形成されているので、縦スリットの
端部が裂ける虞が少なく、上カバー24、下カバー25
が切断することは少ない。
に湾曲形成され、上カバー24の中央部には下方に突出
する舌片24aが形成され、対向する下カバー25には
舌片24aに対応する凹部が形成されている。このよう
に上カバー24の中央部から突出した舌片24aは指が
かかりやすく、コンパクトディスク1を収納あるいは取
り出すとき上カバー24を開放することが容易に行え
る。
とにより被覆シート11、12と仕切シート13との間
のディスク収納部20にコンパクトディスク1を収納す
ることができ、収納後は上カバー24および下カバー2
5はコンパクトディスク1の表面を保護する覆いとして
機能し、収納状態が安定する。
10は前記した構成であり、以下に図3(b)、図4を
参照して動作について説明する。コンパクトディスク1
を収納するときは、図3(b)に示されるように上カバ
ー24および下カバー25を開放してディスク収納部2
0Dの面積の約半分を開放し、下カバー25に沿わせて
コンパクトディスク1の下端を挿入する。コンパクトデ
ィスク1は下カバー25に沿わせて挿入することができ
るので、隙間に挿入しやすく容易に挿入できる。コンパ
クトディスク1が下方の部分溶着部19に到達したと
き、上カバー24、下カバー25を閉じてコンパクトデ
ィスク1の表面を保護する。このため、コンパクトディ
スク1の収納状態が安定する。
図4に示されるように上カバー24と下カバー25とを
開放し、コンパクトディスク1の中心孔2に親指をか
け、上部外周に人差し指をかけてコンパクトディスク1
の上半部を挟持して、手前に引き出して上方に持ち上げ
ればよい。このように簡単な操作により極めて容易にコ
ンパクトディスク1を取り出すことができる。コンパク
トディスク1を覆うカバーは、上カバー24と下カバー
25に分割されており開口面積が大きくとれ、それぞれ
の面積が小さいため破断する虞が少ない。
1つのディスク収納部を設け、その他側に2つのディス
ク収納部を設けているので、コンパクトディスクホルダ
ー10を綴じ片16により多数枚綴じたとき、綴じしろ
側の操作が若干しにくい部分に1つのコンパクトディス
クが位置し、開き側の操作がしやすい部分に2つのコン
パクトディスクが位置するため、収納、取り出しが容易
に行える。
上カバーと下カバーとによる開口部が大きく、コンパク
トディスクの収納、取り出しが容易に行え、しかも薄手
で効率よく収納することができる。また、上カバー、下
カバーが破断する虞が少ないという効果を奏する。
実施形態の正面図である。
(b)動作状態を示す断面図である。
F) ディスク収納部 21 横スリット 22、23 縦スリット 24 上カバー 24a 舌片 25 下カバー
Claims (3)
- 【請求項1】 軟質合成樹脂製の表裏の被覆シートと、
これらの被覆シートの中間に位置する仕切シートとを重
合し、前記被覆シートと仕切シートとの外周部を相互に
溶着してベースシートを構成し、 コンパクトディスクの外周の外側に対応して前記被覆シ
ートと仕切シートとを部分溶着して前記被覆シートと仕
切シートとの間にディスク収納部を形成し、コンパクト
ディスクの中心孔とその上方外周との中間部の前記被覆
シートにコンパクトディスクの直径より長い水平方向の
横スリットを設け、この横スリットの両端部に連続して
上下方向の縦スリットを設けて上カバーと下カバーとを
形成することを特徴とするコンパクトディスクホルダ
ー。 - 【請求項2】 水平方向の横スリットの中央部は下方に
湾曲形成されて上カバーの中央部には下方に突出する舌
片が形成されることを特徴とする請求項1記載のコンパ
クトディスクホルダー。 - 【請求項3】 ベースシートの側方に綴じ片を一体的に
形成し、ベースシートの綴じ片側の一側には上下中央の
表裏に各1つのディスク収納部が設けられ、その他側に
は上下の表裏に各2つのディスク収納部が設けられてい
ることを特徴とする請求項1または2記載のコンパクト
ディスクホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24675798A JP3957411B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | コンパクトディスクホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24675798A JP3957411B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | コンパクトディスクホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000079978A true JP2000079978A (ja) | 2000-03-21 |
JP3957411B2 JP3957411B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=17153213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24675798A Expired - Fee Related JP3957411B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | コンパクトディスクホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3957411B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6938769B2 (en) | 2001-07-09 | 2005-09-06 | Shintaro So | Disc case |
JP2010018296A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Kokuyo Co Ltd | メディア収納ケース |
-
1998
- 1998-09-01 JP JP24675798A patent/JP3957411B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6938769B2 (en) | 2001-07-09 | 2005-09-06 | Shintaro So | Disc case |
JP2010018296A (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-28 | Kokuyo Co Ltd | メディア収納ケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3957411B2 (ja) | 2007-08-15 |
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