JP4008691B2 - ロッキング椅子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、背もたれの後傾動に連動して座が後退動及び/又は後傾動するシンクロタイプのロッキング椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ロッキング椅子において座を背もたれにシンクロさせる場合、一般に三点リンク機構を採用していることが多い。
【0003】
すなわち、脚支柱の上端に取り付くベース(支基)の前部と座とを第1軸で連結し、背もたれが取り付く背支持フレームの先端部とベースとを第2軸で連結し、座と背支持フレームとを第3軸で相対回動自在に連結し、更に、第1軸又は第2軸が嵌まっている穴を前後長手の長穴とすることにより、背もたれの後傾動に連動して座が後退しつつ後傾するように構成していることが多い。
【0004】
また、座の前後位置を調節可能とすることも行われており、この場合、シンクロタイプでない椅子の場合は、ベースに座を前後移動調節可能に取り付けており、シンクロタイプの椅子の場合は、ベースの上方に、背支持フレームに連動して後傾動及び後退動する中間支持体を配置し、この中間支持体に座を前後移動調節可能に取付けることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シンクロタイプの椅子において中間支持体を設ける場合、中間支持体は、金属板(鋼板)を材料として板金加工品とすることと、合成樹脂成形品やアルミダイキャストのような成形品とすることとが考えられる。
【0006】
金属板製の場合は、強度に優れている反面、中間支持体は複雑な形状であることから、打ち抜きや曲げ、或いは溶接などの工程を何回も経なければならずに加工が厄介であるという問題、重量が重くなる問題、或いは、軸受け部と軸との間でこすれ音が発生する虞があるために合成樹脂製のブッシュが別に必要になる等の問題がある。
【0007】
他方、成形品の場合は、複雑な形状であっても量産が容易である利点、軽量化できる利点があり、また、特に合成樹脂製の場合は、別に軸受け用のブッシュを必要としない利点がある。
【0008】
しかし、中間支持体が成形品である場合(特に合成樹脂製の場合)、例えば特開2001−186954号公報のように内部が大きく開口した平面視中空枠状であると、強度を確保できない虞がある。
【0009】
本発明は、中間支持体を備えたシンクロタイプのロッキング椅子において、強度の問題を生じることなく中間支持体を樹脂成形品とすることを可能にすること等を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願発明に係るロッキング椅子は、まず、脚の上端に設けたベースと、前記ベースの上方に配置した中間支持体と、前記中間支持体の上方に配置した座と、前記ベースに第2軸にて後傾動自在に連結された背支持フレームと、前記背支持フレームに取付けた背もたれと、前記背支持フレームの後傾動を弾性的に支持するばね手段とを備えている。
【0011】
更に、本願発明では、前記中間支持体は成形品であって、前後方向及び左右方向に広がる板状に形成されていると共に多数のリブで補強されており、前記中間支持体は、第1軸によって前記ベースに連結されていると共に第3軸にて前記背支持フレームに相対回動可能に連結されており、前記第1軸が貫通しているベースの穴を前後長手の長穴に形成することにより、背支持フレームの後傾動に連動して中間支持体が後退動又は後傾動し得るようになっており、更に、前記座は、中間支持体に前後移動可能に取付けられていると共に、連動部材を介して前記背支持フレームの後傾動に連動して後退動するようになっている。なお、「中間支持体が後退動又は後傾動」には、中間支持体が後傾動のみする場合、後退動のみする場合、後傾動と後退動との両方をする場合、の三者を含んでいる。
【0012】
そして、前記連動部材は前記第1軸が貫通しているリンク体であって、このリンク体は、第1軸から上向きに延びていて上端が座に取付けられていると共に、第1軸の後退動に連動して後退しつつ後傾動するようにベースに取付けられている。
【0013】
ところで、背もたれの後傾動に際して連動部材によって座を中間支持体に対して相対的に後退動させることにより、座の後退動ストロークを中間支持体の後退動ストロークよりも大きくできるため、シャツ捲れ現象を的確に防止してより快適なロッキング状態を得ることができる。
【0014】
その場合、中間支持体とベースとの干渉を回避しなければならないが、連動部材が中間支持体の外側に配置されていると、連動部材が著しく大型化してしまい、美感等の点で問題を生じる。
【0015】
この点について、本願発明では、連動部材をリンク体と成す一方、前記中間支持体に、前記リンク体が貫通すると共に傾動することを許容する逃がし穴が、その内周を連続させた状態に形成されている。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
間支持体を合成樹脂製として、この中間支持体に設けた軸受け部とベースとを第1軸で連結した場合、中間支持体には第1軸を取付けるためのブッシュが不要になる利点がある。その場合、第1軸の抜け止め手段が必要であり、また、美感の点からは第1軸の端部を隠すのが好ましい。
【0021】
そこで、請求項2の発明では、前記中間支持体は樹脂成形品であってその前部には前記ベースの左右外側に位置する軸受け部が下向きに突設されており、この軸受け部とベースとに前記第1軸が貫通しており、更に、前記軸受け部には、軸を外側から覆うキャップを装着している。
【0022】
また、請求項の発明では、請求項のより好適な態様として、前記キャップには、当該キャップを前記中間支持体の軸受け部に脱落不能に保持するための鉤状の係止爪が水平横向きに突設されている一方、前記中間支持体の軸受け部には、前記キャップの係止爪が弾性に抗して貫通する横向きの係合穴と、係止爪が係合穴を抜け出て軸受け部に引っ掛かることを許容するための中空部とが形成されており、前記中空部は上方又は下方若しくは上下両方に開口している。
【0023】
【発明の作用・効果】
本願発明では、中間支持体は全体として前後左右に広がる板状に形成されており、しかも、補強リブを形成しているため、中間支持体を成形品としたことの利点を損なうことなく強度を確保することができる。
【0024】
また、中間支持体は広いスペースがあるため、椅子に肘掛け装置を設ける場合、例えば実施形態に示すような方法によって肘掛け装置を中間支持体に取付けることができるが、その場合、ロッキング時に肘掛け装置は中間支持体と一緒に動くため、着座した人の肘と肘当てとの間にすべりが生じることを防止して、快適なロッキング状態を得ることができる。
【0025】
また、連動部材であるリンク体は中間支持体に設けた逃がし穴を通っているため、リンク体を大型化することなく、中間支持体との干渉を回避した状態で座を中間支持体に対して相対的に後退動させることができ、しかも、中間支持体の逃がし穴はその周囲が連続しているため(すなわち外側に切り開かれたものではないため)、中間支持体の強度低下も抑制することができる。
【0026】
従って、美感の悪化や部材の大型化、或いは中間支持体の強度低下といった弊害を生じることなく、座を中間支持体に対して相対的に後退動させて、快適なロッキング状態を得ることができる。
【0027】
実施形態のように、前記中間支持体を、その左右両側縁が中間部よりも高くなるように正面視で上向き凹の翼状に形成すると、座板と中間支持体との間に空間が空いていることにより、着座した人の体重によって座板が下向きに凹むように延び変形することが許容されるため、座り心地を向上することができる。
【0028】
また、実施形態のように、中間支持体合成樹脂製とする一方で座板も合成樹脂製としてこれらに形成した雄形レール部と雌形レール部とを嵌め合わせるとは、両レールの滑りを良好ならしめて、座をスムースに前後動させることができる。
【0029】
また、本願発明では、前記中間支持体の上面に、少なくとも着座した人の臀部の下方部に位置する金属製の補強板を固定することも可能であり、このように構成すると、中間支持体のうち着座した人の体重が強く作用する部分を補強板で補強できるため、中間支持体の全体を厚肉化することなく、強度を一層向上することができる。
【0030】
また、前記のように中間支持体に補強体を設けると、補強体を利用して肘掛け装置を強固に取付けることができる(逆にいうと、肘掛け装置を固定するための補強板を利用して中間支持体を補強できる)。
【0031】
請求項のように構成すると、第1軸の端部はキャップ(カバー)で覆われるため、第1軸の端部が露出することを防止して、美感や安全性を向上することができる。また、キャップで第1軸の抜けを防止しても良いのであり、この場合は、第1軸は単なる丸棒を使用できるため加工が簡単になる。
【0032】
請求項のように構成すると、キャップを中間支持体の軸受け部にワンタッチ的に取付けることができるため、組み立て作業の能率を向上することができる。また、軸受け部に空所を設けたことにより、軸受け部の肉厚をできるだけ均等化することができ、その結果、成形後の収縮によるヒケを防止して加工精度を向上できる利点もある。
【0033】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0034】
(1).全体の概要
図1〜図20では第1実施形態を示している。このうち図1は椅子の正面図、図2は右側面図、図3は背面図である。
【0035】
これらの図に示すように、椅子は、キャスター及び脚支柱(ガスシリンダ)1を備えた脚2と、脚支柱2の上端に固定したベース3と、ベース3の上方に配置した中間支持体4と、中間支持体4で支持した座5と、ベース3に後傾動自在に取付けた背支持フレーム6と、背支持フレーム6に取付けた背もたれ7と、背もたれ7に取付けたヘッドレスト装置8と、座5の左右両側に配置した肘掛け装置9とを備えている。
【0036】
背もたれ7は、合成樹脂製の背もたれ板(背インナー部材)10と、その前面に重ねたクッション11と、背もたれ板10の裏側に空間を隔てて配置した裏カバー(背アウター部材)12とを備えている。
【0037】
詳細は省略するが、背もたれ板10と裏カバー12との間には、背もたれ板10のうち主として着座した人の腰に当たる部分を押し出すランバーサポート機構を配置している。ランバーサポート機構は裏カバー12を囲うように延びるハンドル14を備えており、このハンドル14を操作することにより、背もたれ板10の前向き突出量と押し出し高さ位置とを調節することができる。
【0038】
肘掛け装置9は、肘支柱15と、これに高さ調節自在及び回転自在に被嵌した昇降筒16と、昇降筒16の上端に上下回動自在に取付けた肘当て17とを備えている。肘支柱15は若干の角度で前傾している。脚支柱1はカバー18で覆われている。
【0039】
(2).ロッキング機構の概要
次に、ロッキング機構や座の支持機構など、本願発明に関する部分の詳細を図4以下の図面を参照して説明する。まず、図4〜図13に基づいて、ロッキング機構を説明する。
【0040】
図4は中央縦断側面図、図5は中間支持体の平面図、図6はベース3の側部の箇所で切断した状態の部分的な右側断面、図7は分離した状態の右側面図、図9〜図13は部材の斜視図である。
【0041】
例えば図8〜10に示すように、ベース3は上向きに開口したケース状に形成されており、後部寄りの箇所に脚支柱1が嵌着している。また、ベース3の左右側板の前部には、前後長手で側面視後傾状の長穴20が空いており、これに第1軸(スライド軸)21がブッシュ22を介して貫通している。
【0042】
ベース3の前後ほぼ中間部には第2軸23が貫通しており、この第2軸23で背支持フレーム6の前端がベース3に連結されている。第2軸23はねじ(図示せず)で背支持フレーム6に抜け不能に保持されている。
【0043】
背支持フレーム6は側面視で略L字状に形成されており、本実施形態では、アルミのような軽合金(鉄のような他の金属でも良い)のダイキャスト品を使用している(合成樹脂製や金属パイプ製などでも良い)。
【0044】
左右の背支持フレーム6の前後中途部には上向き突起24が形成されており、左右の突起24は第3軸25で連結されている。
【0045】
また、前記第2軸23には、ばね手段の一例として、左右一対のキックばね(ねじりコイルばね)26がばね受け27を介して被嵌している。キックばね26の前向き端部は受け部材28で上方から支持されており、キックばね26の後方に延びる他端は第3軸25の下方まで延びている。
【0046】
図4に示すように、ばね受け27には側面視で略U字状で前向きに延びる荷重受け部27aが形成されている。そして、詳細は省略するが、キックばね26の前向き端部は、ばね受け27の荷重受け部27aで上方から支持されている。
【0047】
また、ばね受け27の荷重受け部27aにはボルト受け29が旋回不能に嵌まっており、このボルト受け29に上方から調節用ボルト30が回転不能に嵌まっている。調節用ボルト30はベース3に貫通しており、これに摘まみ31が下方からねじ込まれている。
【0048】
中間支持体4は合成樹脂製であり、全体としては板状で、正面視で上向き凹状に形成されている。より正確に述べると、中間支持体4は、その左右中間部は水平状で、その左右両側の部分は外側に向けて上向きに傾斜した羽根部となっており、全体として翼状に形成されている。また、中間支持体4には、主として補強のため、前後方向及び左右方向に延びる多数本のリブ32が形成されている。
【0049】
中間支持体4の前部と後部とには、ベース3の左右外側に位置する左右一対ずつの軸受け部33,34を下向きに突設しており、前軸受け部33を前記第1軸21でベース3に連結されている。また、後軸受け部34には前記第3軸25が貫通している。
【0050】
従って、背支持フレーム6はキックばね26の弾性に抗して後傾し、かつ、中間支持体4及び座5は背支持フレーム11の後傾動に連動して後傾しつつ後退する(すなわち、座5が背もたれ7にシンクロする)。
【0051】
例えば図10から明らかなように、ベース3は、脚支柱1が取り付いている部分よりも手前側は幅広で、それよりも後方の部位はやや巾狭となるように平面視で凸形に形成されている。
【0052】
そして、キックばね26の後ろ向き端部26aは、ベース3の巾狭後部の外側で後方に延びており、このため、キックばね26の後ろ向き端部26aは、中間支持体4における左右の後軸受け部34の間隔を短くした状態で、ベース3の上面よりも下方まで押し曲げることができる。従って、中間支持体4をできるだけ下方に配置して、座5の最低高さ寸法をできるだけ低くすることができる。
【0053】
ベース3における巾狭の後部の左右側板には、ロッキング時におるけ第3軸25との干渉を防止するため、上向きの切り欠き35を形成している。中間支持体4の後端には、ベース3の後面に沿って延びる後部カバー36を設けている。
【0054】
(3).中間支持体の軸受け部
次に、中間支持体4における前軸受け部33の詳細を、図5,9、13等に加えて図14,15も参照して説明する。図14は要部の平面図、図15のうち(A)は前軸受け部33の平断面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。
【0055】
前後の軸受け部33,34は、合成樹脂製であっても軸21,25の支持強度を確保できるようにある程度の左右幅寸法を取っている。このうち前軸受け部33には第1軸21が貫通する軸受け穴38が空いていると共に、外向きに開口した凹所39が形成されており、更に、軸受け部38の肉厚部内には、軸受け穴38を挟んだ前後両側において上向きに開口した空所40が形成されている。
【0056】
そして、凹所39と空所40との間の肉部に、係合手段の一例として前後一対の係合穴41を形成する一方、前軸受け部33の外側面に重なるキャップ42に、係止手段の一例として、前記係合穴41に嵌入する係止爪43を設けている。従って、第1軸21は単なる丸棒であっても、左右のキャップ42によって抜け不能に保持され、かつ、第1軸21の端部が露出して美感を損なうことを防止できる。
【0057】
そして、前軸受け部33に空所39を形成したことにより、キャップ42の係止爪43が前軸受け部33に引っ掛かり係合することが可能になり、しかも、肉厚をできるだけ均等化して成形時のヒケを防止できる。
【0058】
ところで、射出成形法によって中間支持体4を製造する場合、図15(B)に示すように、中間支持体4の上面に重なる形状の第1金型44と下面に重なる形状の第2金型45とをメイン金型として成形される。
【0059】
この場合、第1金型44には、空所40を形成するための下向き突起44aを設ける一方、第2金型45には、凹所39及び係合穴41を形成するための可動型(割型)46を設けることにより、互いに連通した空所39と係合穴41とを形成することができる。
【0060】
なお、必ずしも凹所39を設ける必要はない。また、凹所39を設けた場合、キャップ42は凹所39にすっぽり嵌まり込む大きさに形成しても良い。また、空所40は下方のみ又は上下両方に開口させることも可能である。
【0061】
(4).中間支持体及び座の詳細
例えば図8〜図11に明示するように、中間支持体4の左右両側縁には、前後方向に延びる雄形レール部47を形成している。
【0062】
他方、図4に示すように、座5は合成樹脂製の座板(座インナー部材)48とその上面に張ったクッション49とから成っており、図11や図17に示すように、座板48の左右側部には、中間支持体4の雄形レール部47に対して外側からスライド自在に嵌まる雌形レール部50を形成している。
【0063】
座板48には、その撓み変形を容易ならしめるため、向きや長さの異なる多数のスリット群51を形成している。この場合、着座した人の体圧が強く作用する部分ほどスリット群51の密度を高くすることにより、人の臀部へのフィット性を高めている。
【0064】
図4及び図5に示すように、中間支持体4の後部上面には左右雄型レール47の間まで延びる1枚の補強板52が重ねられて、ビス53で固定されている(補強板52については、肘掛け装置9の取付けに関連して詳述する)。
【0065】
(5).座と中間支持体との相対動機構
座5は、背もたれ7の後傾動に際して中間支持体4よりも大きい寸法で後退動するように設定されている。この点を、上記各図の他に図16も参照して説明する。
【0066】
図4や図9に示すように、第1軸21の左右中間部には、請求項に記載した連動部材として側面視く字状(ベルクランク状)のリンク体(てこ部材)54が回動自在に嵌まっている。
【0067】
リンク体54の下部には左右外向きに突出するガイド軸55が一体に形成されており、このガイド軸55は、ベース3に一体に又は別体に設けた左右下係止体56の側面に形成された側面視後傾状のガイド溝57にスライド自在に嵌まっている。従って、着座した人が背もたれ7にもたれかかることによって第1軸21が後退すると、リンク体54はその上端が後方に移動するように回動する。
【0068】
リンク体54の上端には、左右長手の駆動ピン58が左右外側にはみ出た状態で貫通している一方、座板48の前部下面には、前記駆動ピン58の左右端部が嵌合する複数(3個の)の嵌合溝59を備えた係合ブラケット60を一体成形している。従って、背もたれ7が後傾して第1軸21が後退すると、リンク体54が回動して、座5は中間支持体4よりも大きい寸法で後退動する。
【0069】
なお、係合ブラケット60は座板48とは別体に製造して、ねじ止め等の適宜の手段で座板48に固定することも可能である。
【0070】
リンク体54は中間支持体4に設けた逃がし穴61から上向きに延びており、このため、中間支持体4の前後動を許容した状態でリンク体54を回動させることができる。中間支持体4の逃がし穴61は切り開かれてはおらず、その内周が環状に連続している。このため、中間支持体4の強度低下を抑制できる。
【0071】
また、逃がし穴61の左右横幅はリンク体54の左右横幅よりも僅かに大きい寸法に設定されており、この点からも中間支持体4の強度低下を抑制できる。
【0072】
駆動ピン58を設けることに代えて、リンク体54の上端に、左右外向きに突出する円柱状駆動部を一体成形しても良いが、実施形態のように駆動ピン58を抜き差し自在に設けると、駆動ピン58を抜き外した状態で中間支持体4をセットすることによってリンク体54を逃がし穴61に嵌め入れることができるため、逃がし穴61の横幅を可能な限り小さくすることができる。
【0073】
また、駆動ピン58を使用すると、嵌合溝59がストレート状であってもリンク体54の傾動が許容されるため、駆動ピン58と嵌合溝59との間のガタをなくして、座5の前後ガタ付きを防止できる利点である。
【0074】
例えば図11から良く理解できるように、座板48の下面のうち左右係合ブラケット60の外側には、駆動ピン58の抜けを防止するためのサイドストッパー63を一体に設けている。
【0075】
中間支持体4の左右中間部は下向き凹状になっているが、これは、中間支持体4の左右中間部の下面に、後述するロック機構の操作部材などを配置するためである。
【0076】
詳しくは後述するが、座板4には、その周辺部を下方から覆う下カバー64が取付けられており、この下カバー64の前端部には、下向き凹状の引手穴65を形成している。
【0077】
座板48は撓み変形させることができるため、着座した人が腰を浮かした状態で下カバー64の引手穴65に指を掛けて持ち上げると、駆動ピン58と嵌合溝59との嵌合状態を解除できる。従って、座板48の前部を持ち上げて前後移動させて、駆動ピン58の嵌合位置を変えることにより、座3を着座した人の身体の大きさに応じて前後移動調節することができる。
【0078】
図16に明示するように、係合ブラケット60の前部は、座板48の後退位置を規制するためのフロントストッパー60aになっており、係合ブラケット60の後部は、座板48の前身位置を規制するためのリアストッパー60bになっており、これらのストッパー60a,60bは、その間の部位よりも下向き高さが高くなっている。
【0079】
また、リアストッパー60bの後面は傾斜面60cになっており、このため、座板48の雌形レール部50を中間支持体4の雄形レール部47に嵌め込むにおいて、傾斜面60cのガイド作用により、座板48の弾性変形を利用して係合ブラケット60は駆動ピン58を簡単に乗り越えることができる。
【0080】
(6).肘掛け装置の取付け
次に、図5、図7及び図12に加えて図17も参照して肘掛け装置9の取付けについて説明する。図17は図5のXVII−XVII視断面図である。
【0081】
肘掛け装置9を構成する金属パイプ製は肘支柱15は正面視で略L字状に形成されており、その水平状部の先端を斜めにカットして、これに取付け板67を溶接等によって固着している。取付け板67は、着脱自在なカバー68で覆われている。
【0082】
そして、取付け板67と中間支持体4とに3つの通孔69a,69bが空いており、これらの通孔69a,69bに下方から挿通したボルト70を、補強板52の左右側部に形成した雌ねじ穴71にねじ込んでいる。補強板52の左右両端は中間支持体4の雄型レール部47に当接又は近接している。
【0083】
中間支持体4の通孔69bはリブ32の箇所に筒状に形成されており、このため強度に優れていると共に、補強板52の安定性を向上できる。
【0084】
このように補強板52を使用することにより、中間支持体4が合成樹脂製であっても、肘掛け装置9を強固に取付けることができる。また、補強板52は、肘支柱15を固定するためのボルト70によって左右両側部においても中間支持体4に固定されるため、中間支持体4と補強板52とが一体化して、中間支持体4が補強される。
【0085】
補強板52には剛性を高めるためのリブ72を膨出形成している。また、本実施形態では、補強板52のうち雌ねじ穴71を形成している先端部52aは下向きに段落ちしており、この先端部に形成したバーリング部に雌ねじ穴71を形成している。補強板52における段落ちした先端部52aが重なる部分では、中間支持体4のリブ62の高さも低くなっている。
【0086】
このように雌ねじ穴71が形成されている先端部を段落ちさせることにより、リブ効果によって補強板52の剛性が高まるのみならず、ボルト70が上向きに高く露出することを防止して、座板48の沈み込み変形がボルト70によって阻害されることを防止できる。
【0087】
本実施形態では、補強板52の雌ねじ穴71をバーリング部に形成しているが、ナットを溶接しても良い。また、肘支柱15の取付けを主たる目的として補強板52を設ける場合は、補強板52は、肘支柱15の取付け箇所に応じてその配置場所を設定したら良い。
【0088】
ところで、着座した人の体重は座板48を介して中間支持体4に作用するが、着座した人の荷重は、座骨を中心にした臀部が当たる箇所で座板48に強く作用し、従って、中間支持体4にはその後部寄りの箇所箇所に荷重が強く作用し、後部寄りの箇所で大きく変形し勝手になる。
【0089】
この点、本願発明のように、補強板52を少なくとも中間支持体4の後部寄りの箇所に重ね固定すると、中間支持体4のうち最も変形しやすい箇所が補強されるため、中間支持体4の耐久性を向上できると共に変形による座板48とのこじれを抑制して座5をスムースにスライドさせることができる。
【0090】
また、人が着座することによって座板48は下向きに凹むように変形し、これに伴って、雌形レール部50は雄形レール部47を強く嵌合するように作用するため、体重によって雌雄レール部47,50の嵌合が外れることは全くない。
【0091】
更に、座板48は中間支持体4によって両端支持の状態で支持されているため、着座した人の体重により、中間支持体4の左右羽根部には、図17に示すように、下向きの力F1と水平内向きの力F2とが作用し、その合力F3は椅子の正面視で斜め下向きの力になっている。
【0092】
そして、中間支持体4の羽根部は正面視で外側に向けて高くなるように傾斜しているため、着座した人の荷重は中間支持体4の羽根部を左右方向に圧縮するような力になっており、このため、中間支持体4の強度が高い(仮に座板48が完全な剛体であると、中間支持体4の左右羽部には下向き曲げ力が作用するに過ぎないため、強度が低くなる)。
【0093】
また、座板48に作用した荷重によって中間支持体4の左右雄形レール部47はその間隔が狭まるように変形する傾向を呈するが、本実施形態のように補強板52の左右両端を中間支持体4の雄形レール部47に当接又は密接させると、中間支持体4のうち特に強く荷重が作用する部分において変形が阻止されるため、座5をよりスムースにスライドさせることができる。
【0094】
なお、肘掛け装置9はユーザーの要望に応じて取付ければ良いのであり、肘掛け装置9を取付けない場合は、通孔69a,69bや雌ねじ穴71は遊んでいる状態になっている。
【0095】
(7).下カバー
座5の下面には下カバー64を取付けている。この点を、図4に加えて図18〜図19も参照して説明する。図18は座板48と下カバー64とを左右に並べた状態での平面図、図19のうち(A)は下カバー64の斜視図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は正面図である。
【0096】
下カバー64は、座板48の周縁部を囲うように環状に形成されており、その周縁を溝形レール50の上方のコーナー部に当接させた状態で、座板48に取付けられている。本実施形態では、下カバー64の前後長手部には縦長の空間73が空いている。
【0097】
下カバー64には、その前部に位置した側面視で後ろ向き鉤状の上部フロント係合爪74と、左右側部に位置した鉤状のサイド係合爪75と、後部に位置したリア係合爪76とを設けており、これらの係合爪74,75,76を、座板48に形成した係止部に係合させることにより、下カバー64を脱落不能に保持している。
【0098】
図面では省略しているが、座5のクッション49を覆うクロスの周縁部は筒状に縫着されており、クロスの筒状部に紐が挿通されている。そして、図11に一部だけを示すように、座板48の下面のうち少なくともコーナー部の下面に、前記紐を引っ掛ける突起77を設けている。
【0099】
(8).傾動範囲調節機構・ロック機構
例えば図4及び図20に示すように、第3軸25には、筒部を介して一体に連結された左右一対のカム体78が回転自在に被嵌している。
【0100】
このカム体78は、ベース3の受け部79に当接することにより、背もたれ7の傾動範囲を複数(4つ)の範囲に切り換えることができる。本願発明との関連は薄いので詳述しないが、図4に示すように、中間支持体4の下面に左右横向きに設けた後部操作軸78aを操作すると、カム体78の角度を変更することができる。
【0101】
また、図20に示すように、前記した左右係止体56の上面には側面視鋸歯状の凹凸80が形成されている一方、第1軸21には、前記凹凸80に係脱し得るロックアーム81が回動自在に嵌まっている。
【0102】
図4に示すように、中間支持体4の下面に左右横向きに設けた前部操作軸81aを回転操作すると、ロックアーム81回動することにより、背もたれ7を後傾動不能にロックすることができる。但し、この点も本願発明との関連は薄いので詳細は省略する。
【0103】
(9).その他
本発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えば、座を中間支持体に対して相対的に後退動させる相対動機構としては、実施形態のようなリンク体と係合ブラケットとの組合せには限らず、他の様々の機構を採用することができる。また、後述する関連発明1と同様の相対動機構を採用しても良いのである。
【0104】
また、係合ブラケットを座体に一体成形することに代えて、係合ブラケットを座体に昇降自在に取付けると共に、係合ブラケットの昇降操作手段を設けることにより、座の前後位置を調節できるようにしても良いのである。係合ブラケットを背支持フレームに連動させ、ガイドピンを座板に固定的に設けることも可能である。
【0105】
更に、座を中間支持体に相対動させる機構と、座の前後位置を調節する機構とは別々に構成しても良い。また、本発明は、座が単に背もたれに連動して後退動のみまたは後傾動のみするものにも適用可能である。
【0106】
中間支持体の軸受け部に設けるキャップは水平方向の移動によって装着することには限らず、上方から差し込み装着したり下方から差し込み装着したりすることも可能である。
【0107】
【0108】
ロッキング用のばね手段してはキックばねには限らず、圧縮コイルばねやトーションバーのような他のばね体を採用しても良い。また、金属製ばね体とゴム等の軟質弾性体とを併用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】施形態に係る椅子の正面図である。
【図2】右側面図である。
【図3】背面図である。
【図4】要部の中央縦断側面図である。
【図5】中間支持体の平面図である。
【図6】ベースの側部の箇所で切断した状態の部分的な右側断面図である。
【図7】分離した状態の要部の右側面図である。
【図8】座板と中間支持体とベースとの上方からの分離斜視図である。
【図9】ベースは中間支持体との上方からの分離斜視図である。
【図10】座板と中間支持体とベースとの下方からの分離斜視図である。
【図11】座板と中間支持体との下方からの分離斜視図である。
【図12】中間支持体と補強板と肘支柱との分離斜視図である。
【図13】中間支持体とキャップとの分離斜視図である。
【図14】中間支持体の部分的な一部破断平面図である。
【図15】 (A)は中間支持体の平断面図、 (B)は (A)の B-B視断面図である。
【図16】座の前後位置調節を示す図である。
【図17】図5のXVII−XVII視断面図である。
【図18】座板と下カバーとを左右に並べた状態での平面図である。
【図19】 (A)は下カバーの斜視図、 (B)は (A)の B-B視断面図、 (C)は下カバーの正面図である。
【図20】ベースを後方から見た斜視図である。
【符号の簡単な説明】
1 脚支柱
3 ベース
4 中間支持体
5 座
9 肘掛け装置
15 肘支柱
21 第1軸
23 第2軸
25 第3軸
26 ばね手段の一例としてのキックばね
32 リブ
33 前軸受け部
34 後軸受け部
39 凹所
40 空所
41 係合穴
42 キャップ
43 係合爪
48 座板
50 雄形レール部
52 補強板
54 連動部材の一例としてのリンク体
58 駆動ピン
60 係合ブラケット
61 逃がし穴
67 肘支柱の取付け板
70 肘掛け装置取付け用のボルト
71 雌ねじ穴

Claims (3)

  1. 脚の上端に設けたベースと、前記ベースの上方に配置した中間支持体と、前記中間支持体の上方に配置した座と、前記ベースに第2軸にて後傾動自在に連結された背支持フレームと、前記背支持フレームに取付けた背もたれと、前記背支持フレームの後傾動を弾性的に支持するばね手段とを備えており、
    前記中間支持体は成形品であって、前後方向及び左右方向に広がる板状に形成されていると共に多数のリブで補強されており、前記中間支持体は、第1軸によって前記ベースに連結されていると共に第3軸にて前記背支持フレームに相対回動可能に連結されており、前記第1軸が貫通しているベースの穴を前後長手の長穴に形成することにより、背支持フレームの後傾動に連動して中間支持体が後退動又は後傾動し得るようになっており、
    更に、前記座は、中間支持体に前後移動可能に取付けられていると共に、連動部材を介して前記背支持フレームの後傾動に連動して後退動するようになっている、
    というロッキング椅子であって、
    前記連動部材は前記第1軸が貫通しているリンク体であって、このリンク体は、第1軸から上向きに延びていて上端が座に取付けられていると共に、第1軸の後退動に連動して後退しつつ後傾動するようにベースに取付けられており、更に、前記中間支持体には、前記リンク体が貫通すると共に傾動することを許容する逃がし穴が、その内周を連続させた状態に形成されている、
    ロッキング椅子。
  2. 前記中間支持体は樹脂成形品であってその前部には前記ベースの左右外側に位置する軸受け部が下向きに突設されており、この軸受け部とベースとに前記第1軸が貫通しており、更に、前記軸受け部には、軸を外側から覆うキャップを装着している、
    請求項1に記載したロッキング椅子。
  3. 前記キャップには、当該キャップを前記中間支持体の軸受け部に脱落不能に保持するための鉤状の係止爪が水平横向きに突設されている一方、
    前記中間支持体の軸受け部には、前記キャップの係止爪が弾性に抗して貫通する横向きの係合穴と、係止爪が係合穴を抜け出て軸受け部に引っ掛かることを許容するための中空部とが形成されており、前記中空部は上方又は下方若しくは上下両方に開口している、
    請求項2に記載したロッキング椅子。
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