JP2010094342A - リクライニング椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】支基内に、ねじりコイルばねをコンパクトに配設することにより、それが収容される支基を小型化しうるようにしたリクライニング椅子を提供する。
【解決手段】背凭れを前向きに付勢するねじりコイルばね22左右の足片22a、22bを、互いにほぼ同方向に延出し、一方の足片22bを支基本体20に係止し、他方の足片22aを、主軸8に嵌着した係止部材23に、背フレームが後傾したとき、ねじりコイルばね22が巻き締められるように係止する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、背凭れを前後方向に傾動させうるようにしたリクライニング椅子に関する。
この種のリクライニング椅子には、背凭れを常時前向きに付勢する付勢手段に、ねじりコイルばねを用いたものがある(例えば特許文献1〜3参照)。
実公平6−18537号公報 特開2001−57918号公報(図3) 特開2003−135190号公報(図6)
上記特許文献1〜3に記載されている椅子は、いずれも、背フレームの前下端部を、支基(ベースまたは受台)により枢支された左右方向を向く枢軸に固着し、支基内において枢軸に外嵌されたねじりコイルばねの両足片を、前後反対方向に延出させ、その一方の足片を背フレームに係止し、他方の足片を、付勢力調節手段に連係された前後方向を向くばね受けに係止しているので、支基内においてねじりコイルばねの専有する前後方向の領域が大となり、支基の前後寸法が大きくなったり、両足片が他の部材の組付けの障害となったりするという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、支基内に、ねじりコイルばねをコンパクトに配設することにより、支基を小型化しうるようにしたリクライニング椅子を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次の各項のようにして解決される。
(1)脚柱の上端部に設けられた、座体を支持する支基に、左右方向を向く主軸を枢支し、この主軸に、背凭れを支持する背フレームの前下端部を固着して、前記背フレームを主軸まわりに前後方向に傾動しうるようにし、かつ前記支基内において前記主軸に、背フレームを常時前向きに付勢するねじりコイルばねを、軸線を左右方向に向けて外嵌してなるリクライニング椅子において、前記ねじりコイルばねにおける線材の端末部である左右の足片を、軸線と直交するように、互いにほぼ同方向に延出し、一方の足片を前記支基に係止し、他方の足片を、前記主軸に嵌着した係止部材に、前記背フレームが後傾したとき、前記ねじりコイルばねが巻き締められるように係止する。
このような構成とすると、ねじりコイルばねの左右の足片を、軸線と直交するように、互いにほぼ同方向に延出し、一方の足片を支基に、他方の足片を、主軸に固着した係止部材に、それぞれ係止すると、支基内において、ねじりコイルばねの占有する領域が小さくなり、これを支基内にコンパクトに配設することができ、それを小型化することが可能となる。
(2)上記(1)項において、ねじりコイルばねを、左右対称をなすように、かつ各足片がほぼ同方向を向くようにして、主軸に左右1対外嵌し、両ねじりコイルばね間の主軸に嵌着した係止部材に、左右のねじりコイルばねにおける互いに対向する内方の足片を係止する。
このような構成とすると、左右のねじりコイルばねの各足片は、ほぼ同方向を向いており、かつ互いに対向する内方の足片を、両ねじりコイルばね間において主軸に固着した係止部材に係止しているので、二つのねじりコイルばねを設けても、それ程支基の大きさが大きくなることはない。
また、左右対称をなす1対のねじりコイルばねを、一つの係止部材により、均等に巻き締めることができるので、背凭れを安定よく前方に付勢することができる。
(3)上記(2)項において、係止部材に、左右両側方を向く1対のばね受片を突設し、この両ばね受片に、左右のねじりコイルばねにおける内方の足片を係止する。
このような構成とすると、左右のばね受片に、左右のねじりコイルばねの足片を容易に係止しうるとともに、両足片を、ねじりコイルばねを巻き締める方向に効果的に押動することができる。
また、左右のねじりコイルばねの足片を、左右方向に確実に離間させながら押動しうるので、それがらが干渉し合う恐れがない。
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、両足片をほぼ等寸として、上向きに延出させる。
このような構成とすると、足片が上方を向いているので、支基におけるねじりコイルばね収容部の下方の上下寸法を小とすることができるとともに、足片が、支基内に組み込まれる他の部品の障害となることがない。
本発明によれば、ねじりコイルばねの左右の足片を、軸線と直交するように、互いにほぼ同方向に延出し、一方の足片を支基に、他方の足片を、主軸に固着した係止部材に、それぞれ係止すると、支基内において、ねじりコイルばねの占有する領域が小さくなり、これを支基内にコンパクトに配設することができ、それを小型化することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のリクライニング椅子の正面図、図2は、同じく側面図で、この椅子は、先端部にキャスタ1が取付けられた放射方向を向く5本の脚杆2と、それらの中心に立設され、内部に収容されたガススプリング(図示略)により伸縮可能な脚柱3と、脚柱3の上端に後端部が取付けられた、やや前上方を向く支基4と、左右1対の前向杆5aと上向杆5bとを、中間部において互いに一体的に結合してなる側面視前向きL字状の背フレーム5と、この背フレーム5における左右の上向杆5bの上端部に後面が取付けられた背凭れ6と、支基4により支持された座体7とを備え、背フレーム5における左右(以下左右は、椅子を前方より見たときをいう)の前向杆5a、5aの前端部は、支基4に挿通された左右方向を向く六角形の主軸8の両端部に固着されている。
座体7は、座支持フレーム9と、この上面に、図示しない位置調節機構により前後位置調節可能に取付けられた合成樹脂製の座板10と、この座板10の上面に取付けられたクッション体11とからなっている。
支基4の後端部と、背凭れ7の下端部とは、斜め後上方を向く可撓性リンク12をもって連結されている。
座支持フレーム9の前端部の左右両側部には、斜め前下方を向く左右1対の支持片13、13が突設され、両支持片13の下端部は、外側方より螺合した枢軸14を、支基4の前端部の両側面に設けたやや後下がりの前後方向を向くガイド長孔15に挿通することにより、支基4の前端部の両側面により、前後方向に摺動可能に支持されている。
座支持フレーム9における後端部の左右両側部の下端部は、背フレーム5における左右の前向杆5aの前端部の上面に突設された上向突片16に、左右方向を向く支軸17をもって枢着されている。また、座支持フレーム9における後端部の左右両側部の下端部は、支基4における後端部の左右両側部に、支軸18をもって下端部が枢着された斜め後上方を向く左右1対のリンク片19の上端部に、上記支軸17をもって枢着されている。これにより座体7は、背フレーム5の後傾動作、すなわち背凭れ7のリクライニング動作と連動して、前後方向に移動しうるようになっている。
図3〜図5に示すように、支基4は、上面が開口するケース状の支基本体20と、その上面に開口面を覆うようにして取付けられる上カバー21(図4、図5においては図示略)とからなり、それらの内部には、背凭れ6と座体7を共に前方に付勢する主付勢手段A及び補助付勢手段Bと、補助付勢手段Bの付勢力を調節する付勢力調節手段Cとが収容されている。
主付勢手段Aは、軸線を左右方向に向けて、かつ線材の端末部である両側端部のほぼ等寸をなす足片22a、22bが、主軸8とほぼ直交する上方を向くようにして、支基4内に、その左右方向を中心として左右対称に収容されている1対の第1ねじりコイルばね22、22よりなっている。左右の第1ねじりコイルばね22、22との間、すなわち支基本体20内の左右方向の中央部には、それらの互いに対向する側の足片22a、22aが係止される係止部材23が配設されている。
左右の第1ねじりコイルばね22と係止部材23は、次のようにして、支基本体20内の後部に組み付けられている。
図9の断面図にも示すように、支基本体20における左右の側面板20a、20aの後端部に穿設された軸孔24、24には、径方向に2分割された軸受25、25が、回転自在に嵌合され、それらに形成された六角形の軸孔25aには、上述した六角形の主軸8が相対回転不能に挿通されている。この際、主軸8を、左右の第1ねじりコイルばね22、22内に遊嵌された支持筒26、26と、係止部材23に形成された六角形に軸孔23aとに挿通することにより、左右の第1ねじりコイルばね22と支持筒26は、主軸8に対し相対回転可能に、かつ係止部材23は相対回転不能に、それぞれ支基本体20内に収容されている。
なお、係止部材23の後部には、主軸8を容易に挿通するために、前後方向を向くスリット27が、軸孔23aに向かって形成され、このスリット27の形成部の上方より挿入したボルト28を、スリット27形成部の下方のめねじ孔29に螺合して締め付けることにより、係止部材23は主軸8に固着されている(図8参照)。
左右の第1ねじりコイルばね22、22における対向する側の上方を向く足片22a、22aは、係止部材23の前端部に外向き突設された左右のばね受片30、30の後面により係止され、同じく他方の上方を向く足片22b、22bは、支基本体20の後部のほぼ垂直をなす内壁面31における両側部前面に当接するようになっている。従って、主軸8及びそれに固着された係止部材23が、右側面視において時計回りに回動すると、両第1ねじりコイルばね22の付勢力が増大し、背凭れ6を後傾する際において、これが前向きに付勢されるようになる。
上記実施形態のように、左右1対の第1ねじりコイルばね22を、支基本体20内に、足片22a、22bを上方を向くようにして収容し、一方の足片22aを係止部材23のばね受片30に、かつ他方の足片22bを、支基本体20の垂直をなす内壁面31に、それぞれ係止すると、支基4内において、第1ねじりコイルばね22の占有する領域が小さくなり、これを支基4内にコンパクトに配設することができる。従って、支基4の前後寸法を小として、それを小型化することが可能となる。
図8及び図9に示すように、係止部材23における下端の右半部の円弧面には、回動方向に並ぶ鋸歯状断面の係合部32が形成されている。係止部材23の下方の支基本体20内には、上面の右半部の段差面に、上記係合部32に左右方向より係脱可能な鋸歯状断面の被係合部33が形成された停止部材34が収容されている。上記係止部材23と停止部材34とにより、背凭れ6を任意の後傾角度に停止させうる後傾角度調節手段Dの一部を構成している。
停止部材34の下半部は、前後寸法の小さな角形突部34aとなっており、この角形突部34aを、支基本体20の下面に形成した左右方向を向くガイド長孔35に摺動可能に嵌合させた状態で、停止部材34は、支基本体20の内底面上を左右方向に移動しうるようになっている。支基本体20の内部には、停止部材34の浮き上がりを防止する押え板36が設けられている。
停止部材34の左方の支基本体20の下面には、倒立L字状断面のブラケット37が、止めねじ38により固定され、このブラケット37の下向片37aには、停止部材34を移動させるワイヤ39が収容されたアウターチューブ40の基端部が固定されている。アウターチューブ40の先端より突出させたワイヤ39の端末は、停止部材34の角形突部34aに挿入されて、その右端部の有底孔41に係止されている。角形突部34aとブラケット37の下向片37aとの間のワイヤ39には、圧縮コイルばね42が嵌挿され、これにより停止部材34は、常時右方、すなわち被係合部33が係止部材23の係合部32と係合する方向に付勢されている。
アウターチューブ40の先端部は、図1及び図3に示すように、座体7における座板10の左側部の後部寄りの下面に取付けられた、後傾角度調節手段Dの一部である操作レバー43を、上下に回動可能かつ上方位置と下方位置において停止可能に支持する支持部材44に固定されている。
また、アウターチューブ40の先端部より突出するワイヤ39の先端部は、操作レバー43に係止されている。
操作レーバー43を上向きに回動操作すると、ワイヤ39が引かれ、停止部材34が圧縮コイルばね42の付勢力に抗して左方に移動させられることにより、停止部材34の被係合部33が係止部材23の係合部32より離脱する。従って、背凭れ6を、第1ねじりコイルばね22の付勢力に抗して、前後に自由にリクライニングすることができる。背凭れ6を任意の位置に停止させた状態で、操作レバー43を下向きに回動操作すると、停止部材34が圧縮コイルばね42の付勢力により右方に移動させられ、停止部材34の被係合部33が係止部材23の係合部32に係合することにより、背凭れ6を任意の後傾位置で停止させることができる。
上記のように、支基本体20内において主軸8の中央部に固着された、左右の第1ねじりコイルばね22の一方の足片22aを係止する係止部材23と、その下方の支基本体20内に左右方向に移動可能に設けた停止部材34とにより、背凭れ6を任意の後傾位置に調節しうる後傾角度調節手段Dの一部を構成し、かつ停止部材34を操作レバー43に連係して左右方向に移動させ、係止部材23の下面に設けた鋸歯状の係合部32に、停止部材34の被係合部33を係合させ、背凭れ6を任意の後傾位置に調節しうるようにすると、後傾角度調節手段Dを、支基本体20内にコンパクトに収めることができ、支基4の小型化が可能となる。
また、後傾角度調節手段Dの構成が簡単であり、かつ部品点数も少なくて済むので、コスト低減が図れる。
次に、上述した補助付勢手段Bについて詳細に説明する。
図3、図4、図8及び図10に示すように、補助付勢手段Bは、支基本体20の前端部内に左右方向を向いて収容された、座体7と連動して前後方向に移動する連動杆45と、軸線が上下方向を向くようにして、支基本体20内の中央部に、その左右方向を中心として左右対称をなすように収容された左右1対の第2ねじりコイルばね46、46とを備えている。
連動杆45の両側部は、支基本体20内の両側端部に収容された正面視内向きコ字状断面をなす1対のガイド部材47、47により、次のようにして保持されている。
支基本体20における両側面板20a、20aの前端部の内側面には、左右のガイド部材47が嵌合される凹部48、48が形成されている。
両ガイド部材47の垂直片47aには、前後方向を向くガイド長孔49と、その外方の開口縁に嵌合片50とが形成されている。
連動杆45の両側端部を左右のガイド部材47に嵌合した状態で、これらの嵌合片50を、支基本体20のガイド長孔15に内方より嵌合させるとともに、ガイド部材47を上記凹部48に嵌合することにより、両ガイド部材47は、前後方向に移動不能として支基本体20内の両側部に収容され、かつ連動杆45は、両ガイド部材47により、前後方向に摺動可能に保持されている。
連動杆45の両側端部に設けためねじ孔51、51に、上述した座支持フレーム9における左右の支持片13、13に外方より挿入した枢軸14の先端部のおねじ部を、支基本体20とガイド部材47のガイド長孔15、49を貫通させて螺合することにより、連動杆45は座体7にも連係され、座体7と共に前後方向に移動する。
連動杆45の中間部には、左右方向を向くガイド長孔52、52が穿設され、両ガイド長孔52には、中央部に拡径鍔部53aを有するとともに、上下両端部が小径軸部53b、53bとなっている上下方向を向く段付きピン53の下半部が、拡径鍔部53aを連動杆45の上面に当接させて、左右方向に摺動可能に嵌挿されている。左右の段付きピン53、53の上半部には、溝付きローラ54、54が回転自在に嵌合されている。
左右の第2ねじりコイルばね46、46は、上述した第1ねじりコイルばね22よりもばね常数(付勢力)が小さく、かつ組付け時の上下寸法を小とするために、第1ねじりコイルばね22の巻き数の半分以下、例えば2巻きのねじりコイルばねとされている。
両第2ねじりコイルばね46は、それらに嵌挿された保持筒55、55と、その上面の段差部に載置された扇状のばね押え板56、56とに穿設された上下方向を向く取付孔57、57に、上方よりボルト58、58を挿入し、これらの下端部を、支基本体20の内底面の中央部の設けためねじ孔(図示略)に螺合することにより、支基本体20内の中央部に左右対称に固定されている。
左右の第2ねじりコイルばね46の端末部である斜め前外側方を向く一方の足片46a、46aは、支基本体20における両側面板20aの前後方向の中央部内面に固着されたばね受け59、59の前端面に当接させてある。両第2ねじりコイルばね46の他方の足片46b、46bは、互いに対向するように前向きに延出し、かつ前半部は、前方に向かって平面視ハの字状に拡開するように、互いに若干外側方に折曲され、この前端部を、上記左右の溝付きローラ54、54の外側面に当接させてある。
補助付勢手段Bは、このような構成よりなり、背凭れ6を後傾し、それと共に座体7が後方へ移動すると、図5に示すように、連動杆45も後方に移動する。
この際、左右の溝付きローラ54、54の後方への移動により、その外側面に当接している第2ねじりコイルばね46、46の足片46b、46bが、外側方に拡開するように押動させられることにより、両第2ねじりコイルばね46が巻き締められて、そのばね力が増大し、その反力が座体7と背凭れ6に加わり、それらが共に前方に付勢される。
このように、補助付勢手段Bを設けると、上述した主付勢手段Aの付勢力が助勢されるので、主付勢手段Aを構成する左右の第1ねじりコイルばね22を、付勢力の小さな小型のものを使用することが可能となり、それを収容する支基4を小型化することができる。
また、補助付勢手段Bとして用いる第2ねじりコイルばね46は、軸線を上下方向に向けて支基本体20内に収容され、かつ巻き数も少なくてよいので、支基4の上下寸法が大となることはない。
さらに、補助付勢手段Bに、安価な第2ねじりコイルばね46を用いており、しかも、これを支基4内に収容しているので、補助付勢手段にガススプリングを用いたときのように、コストが増大したり、ガススプリングが外部に露呈して椅子の体裁が損なわれたりすることはない。
次に、補助付勢手段Bの付勢力を調節する付勢力調節手段Cについて説明する。
付勢力調節手段Cは、図3〜図8、及び図10に示すように、支基本体20内の前部中央に配設される上下1組よりなる左右1対の前後方向を向く第1リンク60、60と、この第1リンク60の後方に配設される左右1対の第2リンク61、61と、操作レバー装置62とを備えている。
各第1リンク60には、ほぼ前後方向を向く長孔63が形成され、上側の左右の第1リンク60における前端部の上面と、下側の左右の第1リンク60の前端部の下面とには、それぞれ、短寸の上向軸64、64と下向軸65、65とが突設されている。なお、上記長孔63の前端は、各上向軸64と下向軸64の中心部まで延出させてある。
上側の左右の第1リンク60における上向軸64は、軸受66を介して、上カバー21の前端部に穿設された軸孔67に、回動自在に嵌合され、下側の左右の第1リンク60における下向軸65は、同じく軸受66を介して、支基本体20の前端部に設けられた有底の軸孔68に、回動自在に嵌合されており(図8参照)、上下の各第1リンク60は、前端部を中心として左右方向に回動しうるようになっている。
上下の各第1リンク60の長孔63は、それぞれ、上記連動杆45のガイド長孔52に挿通した左右の段付きピン53における上下両端部の小径軸53b、53bに、摺動可能に嵌合されている。
左右の第2リンク61は、後半部が前後方向を向き、かつ前半部が斜め前外側方を向く平面視くの字状をなし、後半部を互いに重ね合わせて配設されている。
左右の第2リンク61の前端部と、上下一組の左右の第1リンク60の後端部とは、上下方向を向く左右1対の段付きピン69、69により、互いに回動可能に連結されている。
左右の第2リンク61の後端部同士は、上下方向を向く長寸の段付きピン70における下半部の小径軸70aにより、互いに回動可能に連結されている。小径軸70aにおける両第2リンク61より突出する下端部は、支基本体20における中央部の内底面上の上向突部71に設けられた前後方向を向くガイド長孔72に、前後方向に摺動可能に嵌合されている(図4、図8参照)。
上記操作レバー装置62は、図4の分解斜視図及び図15の拡大縦断面図に示すように、左右方向を向く把手73と、その右端部の下面に、左端部が、上下方向を向くピン74により回動可能に枢着された下部レバー75と、この下部レバー75の上面に載設される上部レバー76とを備えている。
下部レバー75と上部レバー76の左側端部同士は、上部レバー76の外側端部に穿設された左右方向を向く長孔77に挿入したピン78を、下部レバー75に穿設した通孔79に挿通してかしめることにより、下部レバー75に対し上部レバー76が左右方向に移動しうるように、かつ上部レバー76の右端部が下部レバー75の右端より若干突出するようにして互いに連結されている。
なお、上部レバー76における長手方向の中間部の前後の端縁には、下向きのガイド片76a、76aが突設され(図8参照)、この両ガイド片76a間に下部カバー75の中間部を嵌合することにより、上部レバー76が左右方向に安定よく移動しうるようにしてある。
把手73の右端部に形成された段差面73aには、図11に示すように、斜め前外側方を向く傾斜長孔80aと、斜め後外側方を向く傾斜長孔80bとからなる平面視ほぼV字状のガイド溝80が形成されている。
上記段差面73aの上面には、上部レバー76の後端部が、通孔81に挿入したピン82を、ガイド溝80を貫通させて、下部レバー75の左右方向を向く長孔83に挿通することにより、把手73に対し相対回動可能、かつ左右方向に移動可能として枢着されている。
上部レバー76の先端には、前後2個の係合凸部84が突設され、この係合凸部84は、上カバー21の下面に、止めねじ85により固定される停止板86の外側面に設けられた前後複数の被係合凹部87に、選択的に係合しうるようになっている。
下部レバー75の先端部には、圧縮コイルばね88を収容可能な左右方向を向くばね収容孔89が形成され、このばね収容孔89と対向するようにして、上部レバー76に穿設された方形孔90の停止板86側の開口縁には、図15の縦断面図に示すように、ばね収容孔89の先端部内に摺動可能に嵌合される下向突部91が突設され、この下向突部91の下端部の外側面には、圧縮コイルばね88の一端部を係止する係止ピン92が突設されている。
上記ばね収容孔89の右端部に嵌合された下向突部91の係止ピン90に、圧縮コイルばね88の右端部を嵌合させて係止し、かつ圧縮コイルばね88の左端を、ばね収容孔89の外方の内端面に圧接させることにより、上部レバー76は、常時右方、すなわち、係合凸部84が停止板86の被係合凹部87と係合する方向に付勢されて組み付けられている。
図4に示すように、下部レバー75と上部レバー76とを連結している左側のピン78の下端部は、支基本体20における左側の側面板20aの上面にも枢嵌され、これにより操作レバー装置62は、長手方向の中間部を支点として前後に回動操作することができる。
また、下部レバー75の右端部に穿設されたやや横長の通孔79と、上部レバー76の右端部に穿設された長孔77には、上述した段付きピン70の上半部の小径軸70bが下方より摺動可能に挿通されている。段付きピン70における上部レバー76より突出する上端部は、図8に示すように、上カバー21の下面に形成された前後方向を向くガイド長孔93に摺動可能に嵌合されている。上述したように、段付きピン70の下端部は、支基本体20に設けたガイド長孔72に摺動可能に嵌合されているので、段付きピン70は、操作レバー装置62の回動操作により、第2リンク61、61の後端部を枢支した状態で、前後方向に安定よく移動することができる。
次に、操作レバー装置62を操作要領と、これを操作して、補助付勢手段Bを構成している第2ねじりコイルばね46の付勢力を調節する要領について説明する。
図4は、左右の第2ねじりコイルばね46の付勢力が最小に調節されている状態を示し、図11は、このときの操作レバー装置62と停止板86との係合関係を示している。
図11の状態において、把手73を把持して、これを後方(図9では紙面手前)に回動操作すると、図12に示すように、把手73がピン74を中心として後向きに回動する。この際、把手73の段差面73aに設けたV字状のガイド溝80の中央に挿通しているピン82が、斜め後外側方を向く一方の傾斜長孔80bに沿って移動させられることにより、上部レバー76は、矢印のように、圧縮コイルばね88の付勢力に抗して外側方に移動させられる。なお、把手73を前方に回動操作した際には、ピン82は、ガイド溝80の斜め前外側方を向く他方の傾斜長孔80aに沿って移動するので、この際にも上部レバー76は外側方に移動させられる。
これにより、上部レバー76の先端に設けた係合凸部84が、停止板86の被係合凹部87より離脱し、図13に示すように、操作レバー装置62全体を、支基本体20に枢着したピン78を中心として回動することができる。この回動操作は、係合凸部84と被係合凹部87との係合を解除する操作と連続的に、すなわち、把手73から手を離すことなく、一度の操作で行うことができる。
図14に示すように、操作レバー装置62を任意の位置まで回動させ、把手73から手を離すと、圧縮コイルばね88の付勢力により、ピン82が傾斜長孔80bに沿って原位置まで移動するとともに、把手73が前向きに回動して復帰する。これにより、上部レバー76は停止板86方向に移動し、係合凸部84を任意の被係合凹部87に係合させることができる。
上記の要領で、操作レバー装置62の係合凸部84を、例えば図6に示すように、被係合凹部87の最前部に係合させると、段付きピン70が前方に移動することにより、それに連結された左右の第2リンク61、61も前方に移動させられる。すると、両第2リンク61の前端部に後端部が枢着された上下一組よりなる左右の第1リンク60、60が、支基4に枢支された前端部を中心として外側方に回動させられ、両第1リンク60の長孔63も、斜め後外側方を向くように、平面視ハ字状に拡開する。
この状態で背凭れ6を後傾させ、これと連動して座体7が後方へ移動すると、図7に示すように、連動杆45も後方に移動する。この際、連動杆45の左右のガイド長孔52と、両第1リンク60の長孔63とに挿通している左右の段付きピン53が、溝付きローラ54と共に、ハの字状に拡開する長孔63に沿って斜め後方に移動し、その移動軌跡が変更させられることにより、溝付きローラ54の外側面に先端部が係止された第2ねじりコイルばね46の足片46bが、外側方に大きく押動され、図5に示す状態よりもハの字状に大きく拡開させられる。これにより、左右の第2ねじりコイルばね46が巻き締められて、そのばね力が大となり、背凭れ6と座体7の前向き付勢力が、図5に示す状態よりも増大する。
このような付勢力調節手段Cにより、背凭れ6と座体7の付勢力を調節するようにすると、操作レバー装置62の回動操作により、第2ねじりコイルばね46の付勢力を直接調節するものではなく、第1リンク60と第2リンク61を介して、かつ連動杆45が座体7と連動して後方に移動するのを利用しているため、操作レバー装置62自体に大きな調節負荷が加わることがなく、軽い操作力で容易に回動操作することができる。
また、操作レバー装置62前後方向に回動させ、上部レバー76の先端の係合凸部84を、停止板86の複数の被係合凹部87に選択的に係合させるだけの簡単な操作で、第2ねじりコイルばね46の付勢力を、大または小に容易に、かつ迅速に調節することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態においては、第1ねじりコイルばね22を、左右対称をなすように左右1対設けているが、これを一つとすることもある。この際には、一つの第1ねじりコイルばね22を、主軸8の中央部に外嵌するとともに、その上方に向けた一方の足片22aを係止する係止部材23の主軸8への固着位置を、左右いずれか一方にずらせばよい。
また、第1ねじりコイルばね22の両足片22a、22bの向きは、互いにほぼ同方向であれば、上記実施形態における上方以外、例えば前方等に延出することもある。
本発明のリクライニング椅子の正面図である。 同じく、側面図である。 支基とそれに組み付けられる各種部材の分解斜視図である。 同じく、各種部材を組み付けた状態の支基本体の平面図である。 同じく、連動杆が後方に移動したときの支基本体の平面図である。 同じく、操作レバー装置を後方に回動させたときの支基本体の平面図である。 同じく、連動杆が後方に移動したときの支基本体の平面図である。 図4のVIII-VIII線拡大縦断側面図である。 図8のIX-IX線拡大縦断正面図である。 図4のX-X線拡大縦断正面図である。 操作レバー装置の操作要領を示す平面図である。 同じく、操作レバー装置の把手を回動して、係合凸部を停止板の被係合凹部より離脱させたときの平面図である。 同じく、操作レバー装置全体を回動したときの平面図である。 同じく、操作レバー装置全体を回動して、係合凸部を停止板の任意の被係合凹部に係合させたときの平面図である。 図11のXV-XV線拡大縦断後面図である。
符号の説明
1 キャスタ
2 脚杆
3 脚柱
4 支基
5 背フレーム
5a 前向杆
5b 上向杆
6 背凭れ
7 座体
8 主軸
9 座支持フレーム
10 座板
11 クッション体
12 可撓性リンク
13 支持片
14 枢軸
15 ガイド長孔
16 上向突片
17 支軸
18 支軸
19 リンク片
20 支基本体
20a 側面板
21 上カバー
22 ねじりコイルばね
22a 足片
22b 足片
23 係止部材
23a 軸孔
24 軸孔
25 軸受
25a 軸孔
26 支持筒
27 スリット
28 ボルト
29 めねじ孔
30 ばね受片
31 内壁面
32 係合部
33 被係合部
34 停止部材
34a 角形突部
35 ガイド長孔
36 押え板
37 ブラケット
37a 下向片
38 止めねじ
39 ワイヤ
40 アウターチューブ
41 有底孔
42 圧縮コイルばね
43 操作レバー
44 支持部材
45 連動杆
46 ねじりコイルばね
46a 足片
46b 足片
47 ガイド部材
48 凹部
49 ガイド孔
50 嵌合片
51 めねじ孔
52 ガイド長孔
53 段付きピン
53a 拡径鍔部
53b 小径軸
54 溝付ローラ
55 保持筒
56 ばね押え板
57 取付孔
58 ボルト
59 ばね受け
60 第1リンク
61 第2リンク
62 操作レバー装置
63 長孔
64 上向軸
65 下向軸
66 軸受
67 軸孔
68 軸孔
69 段付きピン
70 段付きピン
70a 小径軸
70b 小径軸
71 上向突部
72 ガイド長孔
73 把手
73a 段差面
74 ピン
75 下部レバー
76 上部レバー
77 長孔
78 ピン
79 通孔
80 ガイド溝
80a 傾斜長孔
80b 傾斜長孔
81 通孔
82 ピン
83 ピン
84 係合凸部
85 止めねじ
86 停止板
87 被係合凹部
88 圧縮コイルばね
89 ばね収容孔
90 方形孔
91 下向突部
92 係止ピン
93 ガイド長孔
A 主付勢手段
B 補助付勢手段
C 付勢力調節手段
D 後傾角度調節手段

Claims (4)

  1. 脚柱の上端部に設けられた、座体を支持する支基に、左右方向を向く主軸を枢支し、この主軸に、背凭れを支持する背フレームの前下端部を固着して、前記背フレームを主軸の中心軸線まわりに前後方向に傾動しうるようにし、かつ前記支基内において前記主軸に、背フレームを常時前向きに付勢するねじりコイルばねを、軸線を左右方向に向けて外嵌してなるリクライニング椅子において、
    前記ねじりコイルばねにおける線材の端末部である左右の足片を、互いにほぼ同方向に延出し、一方の足片を前記支基に係止し、他方の足片を、前記主軸に嵌着した係止部材に、前記背フレームが後傾したとき、前記ねじりコイルばねが巻き締められるように係止したことを特徴とするリクライニング椅子。
  2. ねじりコイルばねを、左右対称をなすように、かつ各足片がほぼ同方向を向くようにして、主軸に左右1対外嵌し、両ねじりコイルばね間の主軸に嵌着した係止部材に、左右のねじりコイルばねにおける互いに対向する内方の足片を係止してなる請求項1記載のリクライニング椅子。
  3. 係止部材に、左右両側方を向く1対のばね受片を突設し、この両ばね受片に、左右のねじりコイルばねにおける内方の足片を係止してなる請求項2記載のリクライニング椅子。
  4. 両足片をほぼ等寸として、上向きに延出させてなる請求項1〜3のいずれかに記載のリクライニング椅子。
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