JP3999390B2 - タイヤ加硫設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤ加硫中の金型組立体を移送する形式のタイヤ加硫設備に係り、詳しくはブラダ操作用の中心機構が装備されているタイヤ加硫設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のタイヤ加硫設備では、金型に対するタイヤの出入時に、ブラダをタイヤ内方に出入させる中心機構がタイヤ加硫機本体内の下部に装備されている。なおブラダは、タイヤ加硫中に、タイヤ内方に挿入して使用されるものである。
このようなタイヤ加硫設備においては、タイヤ加硫中の複数の金型組立体を並べて加硫を継続させる加硫ステーションと、同金型組立体にタイヤを出入させる金型開閉ステーションを有しており、これら加硫ステーションと金型開閉ステーションとの間を同金型組立体が移送される形式となっている。また、上記中心機構は、ブラダの出入を行う操作部と同操作部を駆動する駆動部とに分割されており、同操作部は各金型組立体の中心部に組込まれ、同駆動部は金型開閉ステーション内の下部に組込まれている。このような技術は、本件出願人がすでに提案している(特開平7−112440号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特開平7−112440号公報にて開示した技術では、上記操作部と上記駆動部とを着脱するのに爪が形成されたレバーを用いており、同レバーの動作状態はセンサによって検出されている。このような技術では、同センサの取付にスペース的な制約がある。しかも、タイヤ加硫時に、ブラダを介してタイヤ内方に供給される加熱加圧媒体(温水、蒸気、又は蒸気とイナートガスの混合体)の温度は200℃前後であるので、中心機構の上記操作部の温度も200℃前後となる。したがって、上記駆動部のレバー部がタイヤ出入の都度、高温の操作部に進入すると、上記センサは高温に曝されることになるので、耐熱性を有した高価なものを使用する必要があり、コスト高を招来するといった問題点を残している。
【0004】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、安価で信頼性の高い中心機構を備えたタイヤ加硫設備を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明においては、タイヤ加硫中の金型組立体を金型開閉ステーションに移送する形式であって、ブラダ操作用の中心機構が装着されているタイヤ加硫設備において、上記各金型組立体に組込まれる中心機構操作部センタポストを備え、上記金型開閉ステーションに組込まれる中心機構駆動部ポストシリンダを備え、該ポストシリンダのピストンロッドの先端部側には筒状のばねケースが配設され、該ばねケースにはレバーがピンを介して揺動自在に組込まれ、上記レバーの一端には、上記センタポストの下端部と拡径時に係合し、上記センタポストと上記ポストシリンダとを着脱する複数の爪が設けられ、上記ポストシリンダのピストンロッドにはブラケットが昇降自在に取付けられ、該ブラケットには、上記金型開閉ステーションのベースに固定され、かつ上記爪のピッチ円直径を拡縮駆動するシリンダのピストンロッドの上端が連結されていると共に、上記シリンダの作用により上記ブラケットが上昇して上記爪が縮径した時、上記ばねケースの上記ブラケットに対する相対高さを検出するように設定されたセンサが上記ブラケットに組込まれている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫設備の金型開閉ステーション内に金型組立体が搬入された状態における金型中心線(垂直線)を含む断面図、図2は図1におけるタイヤ加硫設備の中心機構を示す断面図、図3は図2のA−A矢視断面図、図4は図3のB−B矢視拡大断面図である。
【0007】
図1及び図2において、Mはタイヤ加硫後の金型開閉ステーション内に搬入される金型組立体であり、同金型組立体Mの垂直中心線Y−Yから左側はサイズの小さいタイヤ、右側はサイズの大きいタイヤの場合を示しており、X−X線は同金型組立体Mの移動ガイド面を示している。
金型開閉ステーションのベース1には、詳細後記する中心機構駆動部2が固定されており、同中心機構駆動部2の周辺近傍にはブラダBを介してタイヤ内方に供給される加熱加圧媒体用の公知管路着脱装置3と公知ビードリフト用駆動部4が配設されている。また、同ベース1上には、金型開閉ステーションの支柱部5が水平移動可能に立設され、同支柱部5には案内装置6を介してボルスタープレート7が昇降可能に組付けられている。そして、ボルスタープレート7には、金型組立体Mに組込まれた金型が通称セクショナルモールドと呼ばれているトレッド型を周方向へ複数に分割した形式である場合に使用されるトレッド型開閉駆動手段8が組付けられている。さらに、同ベース1上には、金型組立体M移送用の複数のガイドローラ9が回転自在に組付けられている。それ以外に、本タイヤ加硫設備には、図示省略のタイヤ加硫ステーション、金型組立体Mの移送用台車、制御装置等が含まれている。
【0008】
上記金型組立体Mは、図1及び図2に示す如く、下部側に配置されるベースプレート10と、同ベースプレート10の下面に固定されるレール11と、同ベースプレート10に組込まれる加圧シリンダのピストン12と、断熱板13を介してピストン12にボルト締めされる下熱板14と、同下熱板14にボルト締めされる下金型15と、上部側に配置されるトッププレート19と、同トッププレート19に断熱板18を介してボルト締めされる上熱板17と、同上熱板17にボルト締めされる上金型16と、ベースプレート10及びトッププレート19を着脱自在に連結する図示省略の複数のタイロッドと、ブラダBの端部を把持してタイヤTの内方に出入するため、下熱板14の内周部に組付けられる中心機構操作部20とから構成されている。なお、図1及び図2に示す金型組立体Mに組込まれた上下金型16,15は、上下2分割の通称2ピースモールドと呼ばれているものであるが、前記セクショナルモールドとすることも可能である。
【0009】
上記中心機構操作部20は、下熱板14に吊架される外筒21と、同外筒21の内周部に滑動昇降自在に挿入して配置される内筒22と、同内筒22の内方に更に滑動昇降自在に挿入して配置されるセンタポスト23と、同センタポスト23の下端部にねじ込み固定されるブロック24と、内筒22の上端外方に形成されたフランジ22aにボルト締めされるノズル部材25と、同ノズル部材25の下面に固定されるスペーサロッド26及び加熱加圧媒体導入管27と、ブラダBの下端開口部を挟持すべく、ノズル部材25の上面側に固定される下フランジ28と、同ブラダBの上端開口部を挟持する上フランジ29と、同上フランジ29と上記センタポスト23の頂部とを連結する取付具30とから構成されている。
【0010】
一方、上記中心機構駆動部2は、図2〜図4に示す如く、主として、センタポスト23を昇降駆動するセンタポストシリンダ45と、同センタポストシリンダ45とセンタポスト23とを着脱する爪32aが一端に設けられている複数のレバー32と、同爪32aのピッチ円直径を拡縮駆動するシリンダ47と、同爪32aの拡縮状態を検出するセンサ49と、これらを接続する部品とから構成されている。以下、これらについて更に詳述する。
【0011】
上記センタポストシリンダ45のピストンロッド45aの先端部45c側には、筒状のばねケース31が配設されており、同ばねケース31には、上記レバー32がピン33を介して揺動自在に組込まれている。また、同レバー32の一端には、センタポスト23に結合されたブロック24のフランジ24aの上面と拡径時に係合する爪32aが設けられている。同フランジ24aは、ブロック24の下端凹部にこれを内方へ突出した一体形成の部品となっている。
【0012】
また、上記レバー32の他端は、ピン35,36並びにリンク34を介して軸37と連結されており、同軸37は、ばねケース31に挿入固定されたスリーブ38の内方に滑動昇降可能に挿入配置されている。しかも、同軸37にボルト締めされたばね受け40とばねケース31との間には、圧縮ばね39が挿入配置されている。したがって、ばね受け40に外力が作用しない状態では、同圧縮ばね39の圧縮反力により軸37がばねケース31に対して相対的に押下げられ、上記爪32aは拡径されることになる。
このような状態で、センタポスト23に対してばねケース31を上昇させると、爪32aの背面と上記フランジ24aの内周が滑動し、リンク34を介して軸37が引上げられて圧縮ばね39が弾撥力に抗して圧縮され、爪32aが一旦縮径してブロック24内に進入した後、圧縮ばね39の圧縮反力により爪32aが拡径可能になる。しかも、ばねケース31を下降させても拡径した爪32aは縮径せず、フランジ24aの上面との係合を維持する形状寸法とされている。
【0013】
上記センタポストシリンダ45は、前記金型開閉ステーションのベース1に固定されており、同センタポストシリンダ45のピストンロッド45aの先端部45cに先端金具41がねじ込み固定されている。そして、同先端金具41は、上記ばねケース31にボルト締めで固定されており、センタポスト23と連結されている場合は同センタポストシリンダ45の作用により同センタポスト23が昇降するようになっている。
また、上記ピストンロッド45aの上端小径部45bには、フランジ42が滑動昇降自在に嵌入されており、同フランジ42は、上記先端金具41に形成した穴41aに滑動昇降自在に挿入したスペーサ44を挟んでボルト43によりばね受け40に固定されている。
【0014】
さらに、上記ピストンロッド45aには、スリーブ46aが滑動昇降自在に嵌入されてブラケット46と一体化されており、同ブラケット46には、金型開閉ステーションのベース1に固定されたシリンダ47のピストンロッドの上端が連結されていると共に、同ベース1に滑動昇降自在に挿入されたガイドロッド48の上端が連結され、同シリンダ47の作用によりブラケット46が昇降するようになっている。そして、同ブラケット46が上昇し、スリーブ46aの上面がフランジ42の下面と当接して同フランジ42を押上げ、スペーサ44及びばね受け40を介して軸37を押上げて爪32aが縮径した時、ばねケース31のブラケット46に対する相対高さを検出するように設定されたセンサ(本実施の形態では近接スイッチ)49が同ブラケット46に組付けられている。
なお、センタポストシリンダ45は、図示しないピストンの位置を検出するエンコーダ付であることが望ましい。
【0015】
次に、本実施形態に係るタイヤ加硫設備の中心機構の作用について説明する。複数の金型組立体Mのうち、タイヤの加硫が終了した金型組立体Mを金型開閉ステーションに移送し、図示省略の装置によりベース1にロックさせたら管路着脱装置3を上昇させて、加熱加圧媒体導入管27と連結し、ブラダBを介してタイヤTの内方に供給されていた加熱加圧媒体を排出させる。また、シリンダ47のピストンロッドを上昇させてレバー32の爪32aを縮径させてから、センタポストシリンダ45のピストンロッド45aを上昇させ、爪32aをブロック24内に挿入する。なお、爪32aの挿入が完了した時点でシリンダ47のピストンロッドを下降させ、同爪32aを拡径させてセンタポスト23と連結させるようにしても良い。
そして、タイヤ内方の加熱加圧媒体の排出が終了したら、ボルスタープレート7を昇降させると共に、上金型16を上昇させて金型組立体Mを開く。この間にビードリフト用駆動部4を上昇させ、スペーサロッド26と連結させておく。
【0016】
金型組立体Mが開き終ったら、要すれば、タイヤ出入に支障とならない位置まで後退させてから、ビードリフト用駆動部4の作用により、中心機構操作部20を上昇させてタイヤTを下金型15から引剥がす。
次いで、ブラダBの内方を負圧とし、センタポストシリンダ45のピストンロッド45aを上昇させてブラダBの端部を挟持する下フランジ28と上フランジ29とを離間させ、ブラダBを伸張させてタイヤTの内方より引出した後、図示省略のアンローダにより加硫済みタイヤTを吊出し、中心機構操作部20を下降させてから、図示省略のローダにて次に加硫される未加硫タイヤTを吊込む。仮に、爪32aをブロック24内に挿入した後、シリンダ47の作用により同爪32aが拡径していない場合でも、上記ピストンロッド45aの上昇によってブラケット46とばねケース31とが離間し、同爪32aが拡径してピストンロッド45aとセンタポスト23とが連結される。
【0017】
タイヤTの吊込みが終了したら、ブラダBの内方に微圧(通称ホールド圧)の蒸気又はイナートガスを供給しながら、センタポストシリンダ45を逆に作用させて同ブラダBの端部を挟持するフランジ28,29が未加硫タイヤTのビード間隔と同じとなるように接近させ、同ブラダBを同タイヤTの内方に挿入させて拡径する。
ブラダBの挿入が終了したら、金型組立体Mの上金型16をその内周部がタイヤTに接するまで閉じる。それに続いて、ブラダB内の圧力を低圧(通称シェーピング圧)に上昇させ、金型組立体Mを閉じつつ行う公知の整形が実施される。この間、センタポストシリンダ45のピストンロッド45aは、上フランジ29を介して上金型16により押下げられて下降する。
【0018】
金型組立体Mが閉じ終わると、前記図示省略のタイロッドによりトッププレート19とベースプレート10をロックした後、同金型組立体Mのベースプレート10内の加圧シリンダにより型締めを行い、ブラダBを介してタイヤTの内方に高圧高温の加圧加熱媒体を供給して加硫工程に入る。
加硫工程に入ったら、管路着脱装置3及びビードリフト用駆動部4を下降させると共に、要すれば、シリンダ47のピストンロッドを一旦上昇させて爪32aを縮径させてから、センタポストシリンダ45のピストンロッド45aを下降させ、センタポスト23から中心機構駆動部2を切り離す。しかる後に、金型組立体Mを加硫ステーションに移送し、次にタイヤTを取出す金型組立体Mを移送して来て同様の操作を行う。
【0019】
以上の説明から明かな如く、本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫設備において、センタポスト23を引上げようとする力がセンタポスト23に作用するのはタイヤT内へブラダBを挿入する時に同ブラダB内に供給される微圧によるもののみであって、他は全てセンタポスト23を押下げようとする力であり、この押下力をブロック24の下面とばねケース31の上面との当接によってセンタポストシリンダ45のピストンロッド45aに伝達し、この時、ブロック24と爪32aの係合面にわずかな隙間が生じるように寸法を決めておけば、当初のタイヤTからブラダBを引出す時に、爪32aは圧縮ばね39の圧縮反力によって自動的に拡径し、上記センタポスト23を引上げるようとする力が作用する時は、すでにセンタポスト23とセンタポストシリンダ45のピストンロッド45aとの連結は確実に終了していることになる。
【0020】
このように、本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫設備に装備される中心機構では、レバー32の動作、即ち、爪32aの拡縮の確認はタイヤTの出入が終了してセンタポスト23とセンタポストシリンダ45のピストンロッド45aとの切離し時に爪32aが縮径していることさえ確認すれば実用上支障がないことに着目して、爪32aを拡縮させるブラケット46にセンサ49を取付け、同爪32aが縮径した時のブラケット46に対するばねケース31の位置を同センサ49によって検出するようにしたので、センサ49が高温となる中心機構操作部20の内筒22内に進入したり、あるいは接近したりすることもなくなり、耐熱性が要求される従来のものに比べて安価な市販品のセンサを使用することができることとなった、しかも、シリンダ47のストロークもセンタポストシリンダ45に比し、短くて済むようになった。
また、本実施の形態に係るタイヤ加硫設備に装備される中心機構では、各金型組立体Mに組込まれる中心機構操作部20に圧縮ばね39を用い、その圧縮反力によりレバー32の爪32aが拡径されて、中心機構操作部20と中心機構駆動部2とを確実に連結でき、従来の中心機構よりも高い信頼性がある。
【0021】
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
【0022】
【発明の効果】
上述の如く、本発明に係るタイヤ加硫設備は、タイヤ加硫中の金型組立体を金型開閉ステーションに移送する形式であって、ブラダ操作用の中心機構が装着されているものであり、上記各金型組立体に組込まれる中心機構操作部センタポストを備え、上記金型開閉ステーションに組込まれる中心機構駆動部ポストシリンダを備え、該ポストシリンダのピストンロッドの先端部側には筒状のばねケースが配設され、該ばねケースにはレバーがピンを介して揺動自在に組込まれ、上記レバーの一端には、上記センタポストの下端部と拡径時に係合し、上記センタポストと上記ポストシリンダとを着脱する複数の爪が設けられ、上記ポストシリンダのピストンロッドにはブラケットが昇降自在に取付けられ、該ブラケットには、上記金型開閉ステーションのベースに固定され、かつ上記爪のピッチ円直径を拡縮駆動するシリンダのピストンロッドの上端が連結されていると共に、上記シリンダの作用により上記ブラケットが上昇して上記爪が縮径した時、上記ばねケースの上記ブラケットに対する相対高さを検出するように設定されたセンサが上記ブラケットに組込まれているので、上記センサが高温に曝されるということがなくなる上、上記中心機構操作部と上記中心機構駆動部とを確実に連結することができ、従来のタイヤ加硫設備に比べてコストダウン及び信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫設備の金型開閉ステーション内に金型組立体が搬入された状態における金型中心線(垂直線)を含む断面図である。
【図2】図1におけるタイヤ加硫設備の中心機構を示す断面図である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【図4】図3のB−B矢視拡大断面図である。
【符号の説明】
1 金型開閉ステーションのベース
2 中心機構駆動部
3 管路着脱装置
4 ビードリフト用駆動部
5 金型開閉ステーションの支持部
6 案内装置
7 ボルスタープレート
8 トレッド型開閉駆動手段
9 ガイドローラ
10 ベースプレート
11 レール
12 加圧シリンダのピストン
13,18 断熱材
14 下熱板
15 下金型
16 上金型
17 上熱板
19 トッププレート
20 中心機構操作部
21 外筒
22 内筒
23 センタポスト
24 ブロック
24a フランジ
25 ノズル部材
26 スペーサロッド
27 加熱加圧媒体導入管
28,29 フランジ
30 取付具
31 ばねケース
32 レバー
32a 爪
33,35,36 ピン
34 リンク
37 軸
38 スリーブ
39 圧縮ばね
40 ばね受け
41 先端金具
42 フランジ
43 ボルト
44 スペーサ
45 センタポストシリンダ
45a ピストンロッド
45b 上端小径部
45c ピストンロッド先端部
46 ブラケット
46a スリーブ
47 シリンダ
48 ガイドロッド
49 センサ
B ブラダ
M 金型組立体
T タイヤ

Claims (1)

  1. タイヤ加硫中の金型組立体を金型開閉ステーションに移送する形式であって、ブラダ操作用の中心機構が装着されているタイヤ加硫設備において、上記各金型組立体に組込まれる中心機構操作部センタポストを備え、上記金型開閉ステーションに組込まれる中心機構駆動部ポストシリンダを備え、該ポストシリンダのピストンロッドの先端部側には筒状のばねケースが配設され、該ばねケースにはレバーがピンを介して揺動自在に組込まれ、上記レバーの一端には、上記センタポストの下端部と拡径時に係合し、上記センタポストと上記ポストシリンダとを着脱する複数の爪が設けられ、上記ポストシリンダのピストンロッドにはブラケットが昇降自在に取付けられ、該ブラケットには、上記金型開閉ステーションのベースに固定され、かつ上記爪のピッチ円直径を拡縮駆動するシリンダのピストンロッドの上端が連結されていると共に、上記シリンダの作用により上記ブラケットが上昇して上記爪が縮径した時、上記ばねケースの上記ブラケットに対する相対高さを検出するように設定されたセンサが上記ブラケットに組込まれていることを特徴とするタイヤ加硫設備。
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