JP3998643B2 - レーザ制御装置及び光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスク装置に関し、特に光ディスク装置のピックアップに備えられたレーザを制御するレーザ制御装置に関する。
光ディスクにレーザ光を照射して反射光を読み取るピックアップは、レーザ部を駆動するレーザ駆動回路を内蔵する。光ディスクの記録密度の増大に伴い、記録レーザ光の多値レベル化及びパルス幅調整の高精度化が進んでいる。記録レーザ光の多値レベル化及びパルス幅調整の高精度化を実現するため、レーザ駆動回路はタイミング信号及び電流設定信号に応じてレーザ光の出射タイミング及び出力レベルを制御する。「タイミング信号」はレーザ光の出射タイミングを制御する信号である。電流設定信号はレーザ光の出力レベルを制御するために用いられる。図31(a)及び(b)、図32(a)及び(b)に示すように、2系統のタイミング信号、即ち第1のタイミング信号S1及び第2のタイミング信号S2を用いる場合、第1のタイミング信号S1及び第2のタイミング信号S2がいずれもハイレベル時にレーザ光出力レベルはハイレベルとなる。また、第1のタイミング信号S1及び第2のタイミング信号S2がいずれもロウレベル時にレーザ駆動電流ILDのレベル、即ちレーザ光出力レベルはロウレベルとなる。図31(c)において第1の駆動電流I1及び第2の駆動電流I2のそれぞれの電流値が等しいとすると、第1のタイミング信号S1及び第2のタイミング信号S2のいずれか一方がハイレベル時にレーザ光出力レベルはハイレベルとロウレベルとの中間レベルとなる。この場合、3パターンのレーザ光出力レベルが実現される。尚、タイミング信号は、通常、パラレルデータとしてレーザ駆動回路に伝達される。
光ディスク装置の構成は、ピックアップ及びコントローラ等の各種回路が実装されたプリント基板に大別される。第1の従来技術として、タイミング信号を生成するタイミング制御回路及びレーザ駆動回路をピックアップ内に設ける手法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。第2の従来技術として、ピックアップ内にレーザ駆動回路を設け、プリント基板上にタイミング制御回路を設ける手法が知られている(例えば、特許文献2参照。)。ピックアップは、光ディスクの内周から外周又は外周から内周へ移動を繰り返す可動部であるため、柔軟性を有するケーブル、即ちフレキシブルケーブルによりプリント基板と接続される。
第1の従来技術においては、タイミング制御回路をピックアップ内に設けることにより、タイミング制御回路の発熱によるピックアップ内の熱量増加が生じている。可動部であるピックアップ内に省スペースで放熱機構を設けることは困難である。この結果、タイミング制御回路の発熱により半導体レーザ素子の特性が悪化する。更に、タイミング制御回路が要する電力量によりピックアップ全体の消費電力量の増加が生じている。また、タイミング制御回路にはレーザ光の出射タイミングの微調整に用いられるプリセットデータ及び変調回路からの変調された記録データ等が入力信号として必要となる。プリセットデータ及び変調された記録データ等はフレキシブルケーブルによりタイミング制御回路に伝達されるため、フレキシブルケーブルの信号線の本数が増加する。フレキシブルケーブルの信号線の本数が増加すると、フレキシブルケーブルの重量が増加してピックアップのシーク性能に悪影響を及ぼす。
第2の従来技術においては、タイミング信号がフレキシブルケーブルを通過する際に信号遅延が生じる。即ち、図31(b)及び図32(b)に示す第2のタイミング信号S2に信号遅延が生じたとすると、図31(c)の時刻t1〜t2の期間及び時刻t7〜t8の期間、及び図32(c)の時刻t1〜t2の期間、時刻t5〜t6の期間、時刻t7〜t8の期間、及び時刻t9〜t10の期間においてレーザ駆動電流ILDに波形歪みが生じる。レーザ駆動電流ILDに波形歪みが生じると、レーザ光の照射タイミングの精度が低下する。レーザ光の出射タイミングの精度の低下と比例して、光ディスク上に記録されるデータの信頼性も低下する。特に高速に記録動作を行う光ディスク装置において大きな問題となる。このためピックアップ内にレジスタ等の信号遅延対策用の付加回路が必要となる。近年、記録速度の高速化や記録メディアの高密度化により、レーザ駆動電流量の切り換えタイミング制御の分解能は数百[ps]程度の精度が要求されている。したがって、レジスタを動作させる外部クロックの周波数を増大させる必要が生じ、高精度化に限界がある。高精度化に限界があるため、信号遅延が生じた場合の記録動作の信頼性を十分に高めることができない。
特開2000−216470号公報 特開平11−219524号公報
本発明は、信号遅延が生じても信頼性高く記録動作を実行可能なレーザ制御装置及び光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、(イ)入力されたデータに応じてレーザ光の出射タイミングを制御するタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路;(ロ)データに応じてタイミング信号をマスクするマスクタイミング信号を生成するマスク信号生成回路を備えるレーザ制御装置であることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、(イ)レーザ光のレベル制御に用いる電流設定信号を駆動電流に変換する電流生成回路;(ロ)レーザ光の出射タイミングを制御するタイミング信号及びタイミング信号をマスクするマスクタイミング信号を演算処理し、演算処理の結果に基づいて駆動電流からレーザ駆動電流を生成する電流制御回路を備えるレーザ制御装置であることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、(イ)光ディスクにレーザ光を照射するレーザ部;(ロ)入力されたデータに応じてレーザ光の出射タイミングを制御するタイミング信号及びタイミング信号をマスクするマスクタイミング信号を生成する駆動制御回路を備えた第1の半導体装置;(ハ)タイミング信号及びマスクタイミング信号に演算処理を施し、演算処理の結果に基づいてレーザ部を制御するレーザ駆動回路を備え、第1の半導体装置とは別体の第2の半導体装置;(ニ)第1の半導体装置にて生成されたタイミング信号及びマスクタイミング信号を、第2の半導体装置のレーザ駆動回路に伝達する接続信号線を備えるレーザ制御装置であることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、(イ)コントローラからの記録データを変調する変調回路;(ロ)変調された記録データに基づいて光ディスクに照射するレーザ光の出射タイミングを制御するタイミング信号及びタイミング信号をマスクするマスクタイミング信号を生成し、タイミング信号とマスクタイミング信号とを演算処理し、演算処理の結果に基づいてレーザ光を制御するレーザ制御装置;(ハ)光ディスクを駆動するディスクモータ;(ニ)ディスクモータを制御するディスクモータ制御回路を備える光ディスク装置であることを要旨とする。
本発明によれば、信号遅延が生じても信頼性高く記録動作を実行可能なレーザ制御装置及び光ディスク装置を提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の第1〜第6の実施の形態を説明する。この第1〜第6の実施の形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク装置は、図1に示すように、光ディスク52、光ディスク52を駆動するディスクモータ51、コントローラ65、コントローラ65とディスクモータ51との間に接続されたディスクモータ制御回路64、コントローラ65に接続されたレーザ制御装置10a、レーザ制御装置10aに接続された高周波(RF)アンプ66、RFアンプ66とレーザ制御装置10aとの間に接続されたサーボ制御回路62、RFアンプ66とコントローラ65との間に接続された信号処理回路63を備える。変調回路61は、コントローラ65からの記録データRDを変調する。レーザ制御装置10aは、入力されたデータMDに基づき、光ディスク52に照射するレーザ光の出射タイミングを制御するタイミング信号S1及びタイミング信号S1をマスクするマスクタイミング信号M1を生成する。更にレーザ制御装置10aは、タイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1を演算処理し、演算処理の結果に基づいてレーザ光を制御する。ディスクモータ51は光ディスク52を駆動する。ディスクモータ制御回路64はディスクモータ51を制御する。
また、レーザ制御装置10aは、ピックアップ4a、ピックアップ4aに接続された信号接続線としてのフレキシブルケーブル5、及びフレキシブルケーブル5に接続された駆動制御回路2aを備える。ピックアップ4aは、光ディスク52にレーザ光を照射して反射光を読み取る。フレキシブルケーブル5は、駆動制御回路2aからのタイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1をピックアップ4aに伝達する。更にフレキシブルケーブル5は、駆動制御回路2aからの第1の電流設定信号V1及び第2の電流設定信号V2をピックアップ4aに伝達する。RFアンプ66は、ピックアップ4aが読み出した読み出しデータに基づいてトラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FE、及び情報信号RFを生成する。サーボ制御回路62は、トラッキングエラー信号TE及びフォーカスエラー信号FEに基づいてピックアップ4aの動作を制御する。信号処理回路63は、情報信号RFに信号処理を施してコントローラ65に供給する。尚、図1においては、光ディスク52の記録面に対してピックアップ4aを平行移動させるピックアップ駆動機構は図示していない。
駆動制御回路2aは、フレキシブルケーブル5に接続されたコネクタ67b、コネクタ67bに接続された出力レベル制御回路21a、コネクタ67bに接続されたタイミング制御回路22aを備える。出力レベル制御回路21aは、コントローラ65からの制御信号VCTLに基づき、第1の電流設定信号V1及び第2の電流設定信号V2を生成する。第1の電流設定信号V1及び第2の電流設定信号V2は、アナログ信号及びデジタル信号のいずれであっても良い。第1の電流設定信号V1及び第2の電流設定信号V2がデジタル信号の場合、ピックアップ4a側にデジタル/アナログ(D/A)変換器が設けられる。或いは、第1の電流設定信号V1及び第2の電流設定信号V2がコントローラ65からデジタル信号として出力される場合、出力レベル制御回路21aに代えてD/A変換器を用いることができる。タイミング制御回路22aは、タイミング信号S1を生成するタイミング信号生成回路221、及びマスクタイミング信号M1を生成するマスク信号生成回路222を備える。またタイミング制御回路22aには、記録時における光ディスクの熱管理を目的としてタイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1を微調整するプリセットデータPDが供給される。
ピックアップ4aは、フレキシブルケーブル5に接続されたコネクタ67a、コネクタ67aに接続されたレーザ駆動回路3a、及びレーザ駆動回路3aに接続されたレーザ部1を備える。レーザ駆動回路3aは、タイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1に演算処理を施してレーザ部1を制御する。
更に、レーザ駆動回路3aは、図2に示すように、第1の設定信号端子8a及び第2の設定信号端子8bに接続された電流生成回路32a、タイミング信号端子9a、第1マスク信号端子9b、及び電流生成回路32aに入力側が接続され、電流出力端子7に出力側が接続された電流制御回路31aを備える。尚、図2においては図1に示すコネクタ67a、67bは図示を省略している。電流生成回路32aは、第1の駆動電流I1及び第2の駆動電流I2を生成する。電流制御回路31aは、演算処理を実行し、第1の駆動電流I1及び第2の駆動電流I2をレーザ部1に伝達するか否か制御する。尚、レーザ部1は、レーザ駆動回路3aにアノードが接続され、低位電源VSSにカソードが接続された半導体レーザ素子11を備える。
また、電流生成回路32aは、第1の設定信号端子8aに接続された第1電圧/電流(V/I)変換器36a、第2の設定信号端子8bに接続された第2V/I変換器37aを備える。第1V/I変換器36a及び第2V/I変換器37aは、第1の駆動電流I1及び第2の駆動電流I2を電流制御回路31aをそれぞれ生成する。
電流制御回路31aは、タイミング信号端子9a及び第1マスク信号端子9bに入力側が接続された第1の論理積回路35a、タイミング信号端子9a及び第1V/I変換器36aに入力側が接続され、電流出力端子7に出力側が接続された第1スイッチ33a、第1の論理積回路35a及び第2V/I変換器37aに入力側が接続され、電流出力端子7に出力側が接続された第2スイッチ34aを備える。第1の論理積回路35aは、タイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1に対して、演算処理として論理積演算を実行する。第1スイッチ33aは、タイミング信号S1に応じて、レーザ部1に第1の駆動電流I1を供給するか否か切り換える。第2スイッチ34aは、第1の論理積回路35aの出力信号S2に応じて、レーザ部1に第2の駆動電流I2を供給するか否か切り換える。
更に、図2に示すタイミング制御回路22aの機能は、例えば図3に示す回路構成により実現される。図3に示す例においては、プリセット端子27bに接続された参照テーブル240、変調データ端子127a及び参照テーブル240に入力側が接続され、タイミング信号出力端子127c及びマスクタイミング信号出力端子127dに出力側が接続されたデコーダ230、デコーダ230に接続されたタイマ回路250、及びデコーダ230に接続されたオフセット時間設定回路260を備える。参照テーブル240は、プリセットデータPDに基づき、タイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1の立ち上がり及び立ち下がりのタイミングを微調整する。オフセット時間設定回路260は、マスクタイミング信号M1のハイレベル時の時間幅を制御するオフセット制御信号OTを生成する。即ち、オフセット時間設定回路260は、マスクタイミング信号M1の立ち上がりをタイミング信号S1の立ち上がりよりも時間的に前に設定し、マスクタイミング信号M1の立ち下がりをタイミング信号S1の立ち下がりよりも時間的に後に設定する。タイマ回路250は時間情報TSを生成する。デコーダ230は、変調された記録データMD、時間情報TS、タイミング制御信号TCTL、及びオフセット制御信号OTに基づいてタイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1を生成する。
次に、図1〜図4を用いて第1の実施の形態に係るレーザ制御装置10aの動作を説明する。
(イ)先ず、図1に示す出力レベル制御回路21aは、制御信号VCTLに応じて所定の電圧値を有する第1の電流設定信号V1及び第2の電流設定信号V2を生成する。第1の電流設定信号V1及び第2の電流設定信号V2は、フレキシブルケーブル5を介して図2に示す第1の設定信号端子8a及び第2の設定信号端子8bにそれぞれ供給される。第1の設定信号端子8a及び第2の設定信号端子8bを介して伝達された第1の電流設定信号V1及び第2の電流設定信号V2は、第1V/I変換器36a及び第2V/I変換器37aによりそれぞれV/I変換される。この結果、第1の駆動電流I1及び第2の駆動電流I2が生成される。
(ロ)次に、タイミング制御回路22aは、変調された記録データMD及びプリセットデータPDに基づいて図4(a)に示すタイミング信号S1及び図4(b)に示すマスクタイミング信号M1を生成する。タイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1は、フレキシブルケーブル5を介してタイミング信号端子9a及び第1マスク信号端子9bにそれぞれ供給される。ここで、フレキシブルケーブル5を通過する際の信号遅延に起因して、時刻t1〜t2の期間及び時刻t5〜t6の期間においてマスクタイミング信号M1に位相差が生じたとする。
(ハ)タイミング制御回路22aからタイミング信号端子9a及び第1マスク信号端子9bを介して伝達されたタイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1は、第1の論理積回路35aにより論理積演算される。この結果、図4(d)に示す第1の論理積回路35aの出力信号S2が生成される。タイミング信号S1は第1スイッチ33aに伝達される。第1の論理積回路35aの出力信号S2は第2スイッチ34aに伝達される。
(ニ)第1スイッチ33aは、タイミング信号S1がハイレベルの期間、即ち図4(a)の時刻t3〜t4の期間及び時刻t7〜t8の期間においてオンする。これに対して、第2スイッチ34aは、第1の論理積回路35aの出力信号S2がハイレベルの期間、即ち図4(d)の時刻t3〜t4の期間においてオンする。この結果、図4(e)に示すように、レーザ駆動電流ILDの電流値は、時刻t3〜t4の期間において、第1の駆動電流I1の電流値と第2の駆動電流I2の電流値との和と等しくなる。また、時刻t7〜t8の期間において、レーザ駆動電流ILDの電流値は、第1の駆動電流I1の電流値と等しくなる。レーザ駆動電流ILDは、電流出力端子7を介して半導体レーザ素子11に伝達される。
このように、第1の実施の形態に係るレーザ制御装置10aによれば、マスクタイミング信号M1を用いてタイミング信号S1をマスクすることにより、タイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1に位相差が生じてもレーザ光出力タイミングの精度を維持できる。即ち、図5(b)に示すようにマスクタイミング信号M1にオフセット時間を付加することにより、タイミング信号S1を完全にマスクしている。したがって、図5(a)に示すタイミング信号S1及び図5(b)に示すマスクタイミング信号M1に位相差が発生しても、図5(d)に示すレーザ駆動電流ILDは波形歪みが発生しない。更に、タイミング制御回路22aをピックアップ4a側に設けていないので、ピックアップ4a内の熱量増加による半導体レーザ素子11の特性悪化及びフレキシブルケーブル5の重量増加に起因するサーチ性能の低下を防止できる。よって第1の実施の形態に係る光ディスク装置は、非常に信頼性高く記録動作を実行できる。
図2に示すレーザ駆動回路3aは、図6に示すように、同一の半導体チップ91上にモノリシックに集積化し、半導体集積回路(半導体装置)94を構成可能である。図6に示す例においては、半導体チップ91上に複数のボンディングパッド93a〜93eが形成されている。ボンディングパッド93aは、第1の電流設定信号V1を第1V/I変換器36aに伝達するための内部端子である。ボンディングパッド93bは、第2の電流設定信号V2を第2V/I変換器37aに伝達するための内部端子である。ボンディングパッド93cは、タイミング信号S1を第1スイッチ33a及び第1の論理積回路35aに伝達するための内部端子である。ボンディングパッド93dは、マスクタイミング信号M1を第1の論理積回路35aに伝達するための内部端子である。ボンディングパッド93eは、レーザ駆動電流ILDを外部に伝達するための内部端子である。レーザ駆動回路3aを半導体チップ91上に集積化した場合、タイミング信号S1及び第1の論理積回路35aの出力信号S2が第1スイッチ33a及び第2スイッチ34aに到達するまでの時間差を少なくすることは容易であり、精度の良いレーザ制御が可能である。
図2に示す駆動制御回路2aは、図7に示すように、同一の半導体チップ92上にモノリシックに集積化し、半導体集積回路(半導体装置)95を構成可能である。図7に示す例においては、半導体チップ92上に図1に示すサーボ制御回路62、信号処理回路63、及び変調回路61が更に集積化されている。但し、出力レベル制御回路21aは、図1に示すRFアンプ66に内蔵されていても良く、半導体集積回路95の外付けとして用いても良い。また、半導体チップ92上に複数のボンディングパッド96a〜96jが形成されている。ボンディングパッド96a及び96bは、トラッキングエラー信号TE及びフォーカスエラー信号FEをサーボ制御回路62に伝達するための内部端子である。ボンディングパッド96cは、情報信号RFを信号処理回路63に伝達するための内部端子である。ボンディングパッド96d及び96eは、タイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1を外部に伝達するための内部端子である。ボンディングパッド96fは、ディスクモータ制御回路64の出力信号を外部に出力するための内部端子である。ボンディングパッド96gは、サーボ制御回路62の出力信号を外部に出力するための内部端子である。ボンディングパッド96h及び96iは、第1の電流設定信号V1及び第2の電流設定信号V2を外部に出力するための内部端子である。ボンディングパッド96jは、図1に示すコントローラと各回路ブロックとの間の信号の入出力を実行するための内部端子である。
(第1の実施の形態の第1の変形例)
第1の実施の形態の第1の変形例に係るレーザ制御装置10bとして、図8に示すように、電流制御回路31bが、タイミング信号端子9a及び高位電源VDDに入力側が接続され、第1スイッチ33aに出力側が接続された第2の論理積回路380を更に備える構成でも良い。第2の論理積回路380は、高位電源VDDからのハイレベル信号とタイミング信号S1とを論理積演算する。第1スイッチ33aは、第2の論理積回路380の出力信号S3に応じて、第1の駆動電流I1をレーザ部1に供給するか否か切り換える。図2に示す電流制御回路31aは、第1の論理積回路35aの出力信号S2を生成する際の信号遅延に起因して、第のタイミング信号S1と第1の論理積回路35aの出力信号S2とに微小な位相差が生じる。図8に示す電流制御回路31bにおいては、第1の論理積回路35a及び第2の論理積回路380のそれぞれにおける信号遅延は等しい。したがって、図8に示すレーザ制御装置10bは、図2に示すレーザ制御装置10aと比して高精度にレーザ光を制御できる。
(第1の実施の形態の第2の変形例)
第1の実施の形態の第2の変形例に係るレーザ制御装置10cとして、図9に示すように、電流制御回路31cが、第2V/I変換器37aと第2スイッチ34bとの間に接続された第3スイッチ41aを備える構成でも良い。第3スイッチ41aは、マスクタイミング信号M1に応じて、第2の駆動電流I2を第2スイッチ34bに供給するか否か切り換える。また、電流制御回路31cは、図2に示す第1の論理積回路35aを備えていない。第2スイッチ34bは、タイミング信号S1に応じて、第2の駆動電流I2をレーザ部1に供給するか否か切り換える。図9に示す電流制御回路31cは、第3スイッチ41aと第2スイッチ34bとを直列接続することにより、タイミング信号S1とマスクタイミング信号M1との論理積演算を実現している。
(第1の実施の形態の第3の変形例)
第1の実施の形態の第3の変形例に係るレーザ制御装置10dは、図10に示すように、電流生成回路32aと第1スイッチ33aの間に接続された第4スイッチを更に備える点が図9に示す電流制御回路31cと異なる。第4スイッチ42aは常にオンしている。この結果、第2の駆動電流I2が第3スイッチ41aを通過する際に生じる遅延を相殺できる。したがって、第1の駆動電流I1及び第2の駆動電流I2がレーザ部1に到達するまでの時間差を抑制できる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るレーザ制御装置10eは、図11に示すように、電流制御回路31eが、タイミング信号端子9a及び第1マスク信号端子9bに入力側が接続され、第2スイッチ34aに出力側が接続された論理和回路71を備える点が図2に示すレーザ駆動回路3aと異なる。論理和回路71は、タイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1に対して、演算処理として論理和演算を実行する。また、タイミング制御回路22bは、マスクタイミング信号M1の立ち上がりをタイミング信号S1の立ち上がりよりも時間的に後に設定し、マスクタイミング信号M1の立ち下がりをタイミング信号S1の立ち下がりよりも時間的に前に設定する。尚、レーザ駆動回路3e及び駆動制御回路2bは、図6及び図7と同様に、同一の半導体チップ上にそれぞれモノリシックに集積化し、半導体集積回路として構成可能である。その他の構成については、図2に示すレーザ制御装置10aの構成と同様である。
次に、図11及び図12を用いて、第2の実施の形態に係るレーザ制御装置10eの動作を説明する。但し、第1の実施の形態に係るレーザ制御装置10aの動作と重複する説明は省略する。
(イ)先ず、図11に示す出力レベル制御回路21aは、第1V/I変換器36a及び第2V/I変換器37aに第1の電流設定信号V1及び第2の電流設定信号V2を供給する。タイミング制御回路22bは、変調された記録データMD及びプリセットデータPDに基づいて図12(a)に示すタイミング信号S1及び図12(b)に示すマスクタイミング信号M1を生成する。ここで、フレキシブルケーブル5を通過する際、図12(b)の時刻t2〜t3の期間及び時刻t6〜t7の期間に示すように、マスクタイミング信号M1に信号遅延が生じたとする。
(ロ)タイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1は、論理和回路71により論理和演算される。この結果、図12(c)に示す論理和回路71の出力信号S2が生成される。タイミング信号S1は第1スイッチ33aに伝達される。論理和回路71の出力信号S2は第2スイッチ34aに伝達される。
(ハ)第1スイッチ33aは、タイミング信号S1がハイレベルの期間、即ち図12(a)の時刻t1〜t4の期間及び時刻t5〜t8の期間においてオンする。これに対して、第2スイッチ34aは、論理和回路71の出力信号S2がハイレベルの期間、即ち図12(c)の時刻t1〜t8の期間においてオンする。この結果、レーザ駆動電流ILDの電流値は、図12(d)の時刻t1〜t4の期間において第1の駆動電流I1の電流値及び第2の駆動電流I2の電流値の和と等しくなる。また、レーザ駆動電流ILDの電流値は、図12(d)の時刻4〜t5の期間において第2の駆動電流I2の電流値と等しくなる。レーザ駆動電流ILDの電流値は、図12(d)の時刻t5〜t8の期間において第1の駆動電流I1の電流値及び第2の駆動電流I2の電流値の和と等しくなる。
第2の実施の形態によれば、マスクタイミング信号M1を用いてタイミング信号S1をマスクすることにより、タイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1の位相差がレーザ光出力タイミングの精度に影響しない。即ち、図13(a)に示すタイミング信号S1と図13(b)に示すマスクタイミング信号M1とを論理和演算することにより、図13(d)に示すレーザ駆動電流ILDに波形歪みが生じない。
(第2の実施の形態の変形例)
第2の実施の形態の変形例に係るレーザ制御装置10fとして、図14に示すように、電流制御回路31fが、第2スイッチ34bと並列に接続された第3スイッチ41bを備える構成でも良い。また、電流制御回路31fは、図11に示す論理和回路71を備えていない。第3スイッチ41bは、マスクタイミング信号M1に応じて、第2の駆動電流I2をレーザ部1に供給するか否か切り換える。図16に示す電流制御回路31fによれば、第2スイッチ34bをタイミング信号S1により切り換え、第3スイッチ41bをマスクタイミング信号M1により切り換えることにより、タイミング信号S1及びマスクタイミング信号M1を論理和演算できる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係るレーザ制御装置10gは、図15に示すように、タイミング制御回路22cが、複数のマスクタイミング信号を生成する点が図2に示すタイミング制御回路22aと異なる。具体的にはタイミング制御回路22cは、タイミング信号S1をマスクする第1及び第2のマスクタイミング信号M1及びM2を生成する。また、電流制御回路31gは、タイミング信号端子9a及び第1マスク信号端子9bに入力側が接続され、第1スイッチ33bに出力側が接続された第1の論理積回路25、第1マスク信号端子9b及び第2マスク信号端子9cに入力側が接続され、第2スイッチ34cに出力側が接続された論理和回路26を備える。第1の論理積回路25は、タイミング信号S1及び第1のマスクタイミング信号M1を論理積演算する。論理和回路26は、タイミング信号S1及び第2のマスクタイミング信号M2を論理和演算する。第1スイッチ33bは、第1の論理積回路25の出力信号S2に応じて、第1の駆動電流I1をレーザ部1に供給するか否か切り換える。第2スイッチ34cは、論理和回路26の出力信号S3に応じて、第2の駆動電流I2をレーザ部1に供給するか否か切り換える。尚、レーザ駆動回路3g及び駆動制御回路2cは、図6及び図7と同様に、同一の半導体チップ上にそれぞれモノリシックに集積化し、半導体集積回路として構成可能である。その他の構成については、図2に示すレーザ制御装置10aの構成と同様である。
次に、図15及び図16を用いて、第3の実施の形態に係るレーザ制御装置10gの動作を説明する。但し、第1の実施の形態に係るレーザ制御装置10aの動作と重複する説明は省略する。
(イ)先ず、図15に示す出力レベル制御回路21aは、第1V/I変換器36a及び第2V/I変換器37aに第1の電流設定信号V1及び第2の電流設定信号V2を供給する。タイミング制御回路22cは、変調された記録データMD及びプリセットデータPDに基づいて図16(a)に示すタイミング信号S1、図16(b)に示す第1のマスクタイミング信号M1、及び図16(d)に示す第2のマスクタイミング信号M2を生成する。ここで、第1のマスクタイミング信号M1が、図16(b)の時刻t1〜t2の期間及び時刻t11〜t12の期間に示すように、フレキシブルケーブル5を通過する際に信号遅延が生じたとする。第2のマスクタイミング信号M2が、図16(d)の時刻t4〜t5の期間及び時刻t14〜t15の期間に示すように、フレキシブルケーブル5を通過する際に信号遅延が生じたとする。
(ロ)次に、タイミング信号S1及び第1のマスクタイミング信号M1は、図16(c)に示すように、第1の論理積回路25により論理積演算される。タイミング信号S1及び第2のマスクタイミング信号M2は、図16(e)に示すように、論理和回路26により論理和演算される。第1の論理積回路25の出力信号S2は第1スイッチ33bに供給される。論理和回路26の出力信号S3は第2スイッチ34cに伝達される。
(ハ)第1スイッチ33bは、第1の論理積回路25の出力信号S2がハイレベルの期間、即ち図16(c)の時刻t3〜t6の期間、時刻t7〜t8の期間、及び時刻t9〜t10の期間においてオンする。これに対して、第2スイッチ34cは、論理和回路26の出力信号S3がハイレベルの期間、即ち図16(e)の時刻t1〜t6の期間、時刻t7〜t8の期間、時刻t9〜t10の期間においてオンする。この結果、レーザ駆動電流ILDの電流値は、図16(f)の時刻t1〜t3の期間及び時刻t13〜t15の期間において第2の駆動電流I2の電流値と等しくなる。レーザ駆動電流ILDの電流値は、図16(f)の時刻t3〜t6の期間、時刻t7〜t8の期間、及び時刻t9〜t10の期間において第1の駆動電流I1の電流値及び第2の駆動電流I2の電流値の和と等しくなる。
このように、第3の実施の形態によれば、第1の論理積回路25が第1の論理積回路25の出力信号S2を生成する際に生じる信号遅延と論理和回路26が論理和回路26の出力信号S3を生成する際に生じる信号遅延とを等しく設計することにより、非常に高精度にレーザ光を制御できる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係るレーザ制御装置10hは、図17に示すように、駆動制御回路2dが、タイミング信号S1をマスクする第2〜第4のマスクタイミング信号M2〜M4を更に生成する点が図2に示す駆動制御回路2aと異なる。ピックアップ4hが、タイミング信号S1及び第1〜第4のマスクタイミング信号M1〜M4に演算処理を施す点が図2に示すピックアップ4aと異なる。出力レベル制御回路21bは、電流生成回路32bに第3の電流設定信号V3及び第4の電流設定信号V4を更に生成する。電流生成回路32bは、第3の設定信号端子8cに接続された第3V/I変換器38a、第4の設定信号端子8dに接続された第4V/I変換器39aを更に備える点が図2に示す電流生成回路32aと異なる。第3V/I変換器38aは、第3の電流設定信号V3を第3の駆動電流I3に変換する。第4V/I変換器39aは、第4の電流設定信号V4を第4の駆動電流I4に変換する。
電流制御回路31hは、第1V/I変換器36aと電流出力端子7との間に接続された第1スイッチ33b、第2V/I変換器37aと電流出力端子7との間に接続された第2スイッチ34a、第3V/I変換器38aと電流出力端子7との間に接続された第3スイッチ41c、第4V/I変換器39aと電流出力端子7との間に接続された第4スイッチ42b、タイミング信号端子9a及び第1マスク信号端子9bに入力側が接続され、第1スイッチ33bに出力側が接続された第1の論理積回路25、タイミング信号端子9a及び第2マスク信号端子9cに入力側が接続され、第2スイッチ34aに出力側が接続された第2の論理積回路27、タイミング信号端子9a及び第3マスク信号端子9dに入力側が接続され、第3スイッチ41cに出力側が接続された第3の論理積回路28、及びタイミング信号端子9a及び第4マスク信号端子9eに入力側が接続され、第4スイッチ42bに出力側が接続された論理和回路29を備える。尚、レーザ駆動回路3h及び駆動制御回路2dは、図6及び図7と同様に、同一の半導体チップ上にそれぞれモノリシックに集積化し、半導体集積回路として構成可能である。その他の構成については、図1に示すレーザ制御装置10aの構成と同様である。
第1の論理積回路25は、タイミング信号S1及び第1のマスクタイミング信号M1を論理積演算する。第2の論理積回路27は、タイミング信号S1及び第2のマスクタイミング信号M2を論理積演算する。第3の論理積回路28は、タイミング信号S1及び第3のマスクタイミング信号M3を論理積演算する。論理和回路29は、タイミング信号S1及び第4のマスクタイミング信号M4を論理和演算する。第1スイッチ33bは、第1の論理積回路25の出力信号S2に応じて、第1の駆動電流I1をレーザ部1に供給するか否かを切り換える。第2スイッチ34aは、第2の論理積回路27の出力信号S3に応じて、第2の駆動電流I2をレーザ部1に供給するか否かを切り換える。第3スイッチ41cは、第3の論理積回路28の出力信号S4に応じて、第3の駆動電流I3をレーザ部1に供給するか否かを切り換える。第4スイッチ42bは、論理和回路29の出力信号S5に応じて、第4の駆動電流I4をレーザ部1に供給するか否かを切り換える。
次に、図17及び図18を用いて、第4の実施の形態に係るレーザ制御装置の動作を説明する。但し、第1の実施の形態に係るレーザ制御装置の動作と重複する説明は省略する。
(イ)先ず、図17に示すタイミング制御回路22dは、変調された記録データMD及びプリセットデータPDに基づいて図18(a)に示すタイミング信号S1、図18(b)に示す第1のマスクタイミング信号M1、図18(c)に示す第2のマスクタイミング信号M2、図18(d)に示す第3のマスクタイミング信号M3、及び図18(e)に示す第4のマスクタイミング信号M4を生成する。ここで、第1のマスクタイミング信号M1、第2のマスクタイミング信号M2、第3のマスクタイミング信号M3、及び第4のマスクタイミング信号M4がフレキシブルケーブル5を通過する際に信号遅延が生じたとする。
(ロ)次に、タイミング信号S1及び第1のマスクタイミング信号M1は、図18(f)に示すように、第1の論理積回路25により論理積演算される。タイミング信号S1及び第2のマスクタイミング信号M2は、図18(g)に示すように、第2の論理積回路27により論理積演算される。タイミング信号S1及び第3のマスクタイミング信号M3は、図18(h)に示すように、第3の論理積回路28により論理積演算される。タイミング信号S1及び第4のマスクタイミング信号M4は、図18(i)に示すように、論理和回路29により論理和演算される。
(ハ)第1スイッチ33bは、第1の論理積回路25の出力信号S2がハイレベルの期間、即ち図18(f)の時刻t1〜t2の期間、時刻t4〜t5の期間、及び時刻t7〜t8の期間においてオンする。第2スイッチ34aは、第2の論理積回路27の出力信号S3がハイレベルの期間、即ち図18(g)の時刻t1〜t2の期間及び時刻t4〜t5の期間においてオンする。第3スイッチ41cは、第3の論理積回路28の出力信号S4がハイレベルの期間、即ち図18(h)の時刻t1〜t2の期間においてオンする。第4スイッチ42bは、論理和回路29の出力信号S5がハイレベルの期間、即ち図18(i)の時刻t1〜t2の期間、時刻t3〜t5の期間、及び時刻t6〜t8の期間においてオンする。
(ニ)この結果、レーザ駆動電流ILDの電流値は、図18(j)の時刻t1〜t2の期間において、第1の駆動電流I1の電流値、第2の駆動電流I2の電流値、第3の駆動電流I3の電流値、第4の駆動電流I4の電流値の和と等しくなる。また、レーザ駆動電流ILDの電流値は、図18(j)の時刻t3〜t4の期間及び時刻t6〜t7の期間において、第1の駆動電流I1の電流値、第2の駆動電流I2の電流値、第4の駆動電流I4の電流値の和と等しくなる。レーザ駆動電流ILDの電流値は、図18(j)の時刻t7〜t8の期間において、第1の駆動電流I1の電流値及び第4の駆動電流I4の電流値の和と等しくなる。
第4の実施の形態に係るレーザ制御装置10hによれば、フレキシブルケーブル5に起因する信号遅延が生じても、図18(j)に示すようにレーザ駆動電流ILDの電流値を5パターン切り換えることができる。したがって、複雑な記録レーザ光制御の精度を容易に向上させることができる。
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態に係るレーザ制御装置10iは、図19に示すように、駆動制御回路2eが、複数のマスクタイミング信号M1〜M3の全部を符号化するエンコーダ80aを更に備える点が図2及び図17と異なる。電流制御回路31iが、符号化された複数のマスクタイミング信号M1〜M3を復号するデコーダ81aを更に備える点が図2及び図17と異なる。また、電流制御回路31iは、デコーダ81aが復号した第1のマスクタイミング信号M1とタイミング信号S1とを論理積演算する第1の論理積回路25、デコーダ81aが復号した第2のマスクタイミング信号M2とタイミング信号S1とを論理積演算する第2の論理積回路27、及びデコーダ81aが復号した第3のマスクタイミング信号M3とタイミング信号S1とを論理積演算する第3の論理積回路28を備える。
レーザ光の出力レベル数の増加に起因してフレキシブルケーブル5を構成する信号線の数が増大すると、フレキシブルケーブル5の輻射ノイズ及び実装面積等が増加する。レーザ制御装置10iにエンコーダ80a及びデコーダ81aを使用し、図20に示す対応付けに基づいて複数のマスクタイミング信号M1〜M3をそれぞれ符号化及び復号することにで信号線の数の増加を防止する。尚、レーザ駆動回路3i及び駆動制御回路2eは、図6及び図7と同様に、同一の半導体チップ上にそれぞれモノリシックに集積化して半導体集積回路として構成可能である。その他の構成については、図1及び図17と同様である。
以下に、図19〜図21を用いて、第5の実施の形態に係るレーザ制御装置10iの動作を説明する。但し、第1の実施の形態に係るレーザ制御装置10aの動作と重複する説明は省略する。
(イ)先ず、図19に示すタイミング制御回路22dは、変調された記録データMD及びプリセットデータPDに基づいて図21(a)に示すタイミング信号S1及び第1〜第3のマスクタイミング信号M1〜M3を生成する。次に、図19に示すエンコーダ80aは、図20に示す対応付けに基づいて第1〜第3のマスクタイミング信号M1〜M3を符号化する。この結果、図21(b)及び(c)に示す第1の符号化信号C1及び第2の符号化信号C2が生成される。第1の符号化信号C1及び第2の符号化信号C2はフレキシブルケーブル5を介してデコーダ81aに伝達される。尚、図21(a)〜図21(c)に示すように、タイミング信号S1の変化タイミングと、第1及び第2の符号化信号C1及びC2のそれぞれの変化タイミングとは異なっている。
(ロ)次に、デコーダ81aは、図20に示す対応付けにより、符号化された第1〜第3のマスクタイミング信号M1〜M3、即ち第1及び第2の符号化信号C1及びC2を復号する。図21の時刻t1〜t2の期間において図21(b)及び(c)に示す第1の符号化信号C1及び第2の符号化信号C2のそれぞれはハイレベルであるので、図21(d)に示す第1のマスクタイミング信号M1、図21(e)に示す第2のマスクタイミング信号M2、及び図21(f)に示す第3のマスクタイミング信号M3のそれぞれはハイレベルに設定される。
(ハ)同様に、図21の時刻t3〜t4の期間において第1の符号化信号C1はハイレベル且つ第2の符号化信号C2はロウレベルであるので、図20に示す対応付けにより、第1及び第2のマスクタイミング信号M1及びM2はハイレベルに、第3のマスクタイミング信号M3はロウレベルにそれぞれ設定される。図21の時刻t5〜t6の期間において第1の符号化信号C1はロウレベル且つ第2の符号化信号C2はハイレベルであるので、第1のマスクタイミング信号M1はハイレベルに、第2及び第3のマスクタイミング信号M2及びM3はロウレベルにそれぞれ設定される。図21の時刻t7〜t8の期間において第1の符号化信号C1及び第2の符号化信号C2のそれぞれはロウレベルであるので、第1〜第3のマスクタイミング信号M1〜M3のそれぞれはロウレベルに設定される。
(ニ)次に、図19に示す第1の論理積回路25は、図21(g)に示すように、図21(a)に示すタイミング信号S1及び図21(d)に示す第1のマスクタイミング信号M1を論理積演算する。第2の論理積回路27は、図21(h)に示すように、タイミング信号S1及び第2のマスクタイミング信号M2を論理積演算する。第3の論理積回路28は、図21(i)に示すように、タイミング信号S1及び第3のマスクタイミング信号M3を論理積演算する。
(ホ)次に、図19に示す第1スイッチ33bは、タイミング信号S1がハイレベルの期間、即ち図21の時刻t1〜t2、時刻t3〜t4、時刻t5〜t6、及び時刻t7〜t8のそれぞれの期間においてオンする。第2スイッチ34aは、第1の論理積回路25の出力信号S2がハイレベルの期間、即ち図21の時刻t1〜t2、時刻t3〜t4、及び時刻t5〜t6のそれぞれの期間においてオンする。第3スイッチ41cは、第2の論理積回路27の出力信号S3がハイレベルの期間、即ち図21の時刻t1〜t2及び時刻t3〜t4のそれぞれの期間においてオンする。第4スイッチ42bは、第3の論理積回路28の出力信号S4がハイレベルの期間、即ち図21の時刻t1〜t2の期間においてオンする。
(ヘ)この結果、レーザ駆動電流ILDの電流値は、図21(j)の時刻t1〜t2の期間において、第1の駆動電流I1、第2の駆動電流I2、第3の駆動電流I3、第4の駆動電流I4のそれぞれの電流値の和と等しくなる。更に、レーザ駆動電流ILDの電流値は、図21(j)の時刻t3〜t4の期間において、第1の駆動電流I1、第2の駆動電流I2、第3の駆動電流I3のそれぞれの電流値の和と等しくなる。レーザ駆動電流ILDの電流値は、図21(j)の時刻t5〜t6の期間において、第1の駆動電流I1及び第2の駆動電流I2のそれぞれの電流値の和と等しくなる。レーザ駆動電流ILDの電流値は、図21(j)の時刻t7〜t8の期間において、第1の駆動電流I1の電流値と等しくなる。レーザ駆動電流ILDは図19に示す半導体レーザ素子11に供給される。
このように、第5の実施の形態によれば、駆動制御回路2eにエンコーダ80aを、電流制御回路31iにデコーダ81aをそれぞれ追加することにより、フレキシブルケーブル5を構成する信号線の数を削減できる。また、タイミング信号S1と第1及び第2の符号化信号C1及びC2とをフレキシブルケーブル5を介してピックアップ4iに伝送する際、タイミング信号S1と第1及び第2の符号化信号C1及びC2とに位相差が生じても高精度にレーザ光の出力レベルを制御できる。
(第5の実施の形態の第1の変形例)
本発明の第5の実施の形態の第1の変形例に係るレーザ制御装置10jとして図22に示すように、エンコーダ80bが、4つのマスクタイミング信号、即ち第1〜第4のマスクタイミング信号M1〜M4を図23に示す対応付けにより符号化しても良い。デコーダ81bは、図23に示す対応付けにより、図24(b)及び(c)に示す第1及び第2の符号化信号C1及びC2を復号する。電流制御回路31jは、図24(g)に示す復号された第4のマスクタイミング信号M4と図24(a)に示すタイミング信号S1とを論理積演算する第4の論理積演算回路280を更に備える。
図19に示す電流制御回路31iにおいては、第1及び第2の符号化信号C1及びC2を復号して演算処理する際に微少な信号遅延が生じる。この結果タイミング信号S1と、第1〜第3の論理積回路25、27、及び28のそれぞれの出力信号S2、S3、及びS4とにタイミング誤差が発生する。これに対して図22に示す電流制御回路31jは、第1スイッチ33b、第2スイッチ34a、第3スイッチ41c、及び第4スイッチ42bのそれぞれを論理積演算の結果を用いて制御する。
したがって、第5の実施の形態の第1の変形例に係るレーザ制御装置10jは、第1スイッチ33b、第2スイッチ34a、第3スイッチ41c、及び第4スイッチ42bのそれぞれを論理積演算の結果を用いて制御することにより、第1スイッチ33b、第2スイッチ34a、第3スイッチ41c、及び第4スイッチ42bを高精度に制御できる。
(第5の実施の形態の第2の変形例)
本発明の第5の実施の形態の第2の変形例に係るレーザ制御装置10kとして図25に示すように、電流制御回路31kが、図26に示す対応付けにより第1及び第2の符号化信号C1a及びC2aを演算処理後にデコードしても良い。即ち電流制御回路31kは、タイミング信号端子9a及び第1マスク信号端子9bに接続された第1の論理積回路251、タイミング信号端子9a及び第2マスク信号端子9cに接続された第2の論理積回路271、第1の論理積回路251と第2の論理積回路271とに入力が接続され、第1〜第4スイッチ33b、34a、41c、及び42bに出力が接続されたデコーダ81cを備える。
また、第1の論理積回路251は、図27(a)に示すタイミング信号S1及び図27(b)に示す第1の符号化信号C1aを論理積演算する。第2の論理積回路271は、図27(a)に示すタイミング信号S1及び図27(c)に示す第2の符号化信号C2aを論理積演算する。デコーダ81cは、図26に示す対応付けを用いて、図27(d)に示す第1の論理積回路251の出力信号C1b及び図27(e)に示す第2の論理積回路271の出力信号C2bをデコードする。図27(f)〜図27(i)に示すデコーダ81cの出力信号S2〜S5は、第1〜第4スイッチ33b、34a、41c、及び42bに供給される。この結果、図27(j)に示すレーザ駆動電流ILDが生成される。
このように、第5の実施の形態の第2の変形例に係るレーザ制御装置10kによれば、図22に示すレーザ制御装置10jと同様に、第1スイッチ33b、第2スイッチ34a、第3スイッチ41c、及び第4スイッチ42bを高精度に制御できる。
(第6の実施の形態)
本発明の第6の実施の形態に係るレーザ制御装置10lは、図28に示すように、第5〜第9の設定信号端子8e〜8i、第5〜第9V/I変換器405〜409、第4〜第7の論理積回路264〜267、第5〜第9スイッチ304〜308及び論理和回路29を更に備える点が図2及び図19と異なる。またエンコーダ80dが、図29に示す対応付けにより、複数のマスクタイミング信号M1〜M8の一部のみを符号化する点が図19と異なる。第5V/I変換器405は、第5の設定信号端子8eと第5スイッチ304との間に接続される。第6V/I変換器406は、第6の設定信号端子8fと第6スイッチ305との間に接続される。第7V/I変換器407は、第7の設定信号端子8gと第7スイッチ306との間に接続される。第8V/I変換器408は、第8の設定信号端子8hと第8スイッチ307との間に接続される。第9V/I変換器409は、第9の設定信号端子8iと第9スイッチ308との間に接続される。
更に、第4の論理積回路264は、タイミング信号端子9a及びデコーダ81dに入力が接続され、第5スイッチ304に出力が接続される。第5の論理積回路265は、タイミング信号端子9a及びデコーダ81dに入力が接続され、第6スイッチ305に出力が接続される。第6の論理積回路266は、タイミング信号端子9a及びデコーダ81dに入力が接続され、第7スイッチ306に出力が接続される。第7の論理積回路267は、タイミング信号端子9a及びデコーダ81dに入力が接続され、第8スイッチ307に出力が接続される。論理和回路29は、タイミング信号端子9a及び第4マスク信号端子9eに入力が接続され、第9スイッチ308に出力が接続される。尚、レーザ駆動回路3l及び駆動制御回路2hは、図6及び図7と同様に、同一の半導体チップ上にそれぞれモノリシックに集積化し、半導体集積回路として構成可能である。その他の構成については、図1及び図19と同様である。
以下に、図28〜図30を用いて、第6の実施の形態に係るレーザ制御装置10lの動作を説明する。但し、第1の実施の形態に係るレーザ制御装置10aの動作と重複する説明は省略する。
(イ)先ず、図28に示すタイミング制御回路22eは、変調された記録データMD及びプリセットデータPDに基づいて図30(a)及び(m)に示すタイミング信号S1及び第1〜第8のマスクタイミング信号M1〜M8を生成する。図28に示すエンコーダ80aは、図29に示す対応付けに基づいて第1〜第7のマスクタイミング信号M1〜M7を符号化する。この結果、図30(b)〜図30(c)に示す第1〜第3の符号化信号C1〜C3が生成される。第1〜第3の符号化信号C1〜C3はフレキシブルケーブル5を介してデコーダ81dに伝達される。更に、デコーダ81dは、図29に示す対応付けにより、第1〜第3の符号化信号C1〜C3を復号する。デコーダ81dが第1〜第3の符号化信号C1〜C3を復号すると、図30(e)〜図30(l)に示す第1〜第8のマスクタイミング信号M1〜M8が生成される。
(ロ)次に、図28に示す第1の論理積回路25は、図30(n)に示すように、タイミング信号S1及び図30(f)に示す第1のマスクタイミング信号M1を論理積演算する。第2の論理積回路27は、図30(o)に示すように、タイミング信号S1及び図30(g)に示す第2のマスクタイミング信号M2を論理積演算する。第3の論理積回路28は、図30(p)に示すように、タイミング信号S1及び図30(h)に示す第3のマスクタイミング信号M3を論理積演算する。第4の論理積回路264は、図30(q)に示すように、タイミング信号S1及び図30(i)に示す第4のマスクタイミング信号M4を論理積演算する。第5の論理積回路265は、図30(r)に示すように、タイミング信号S1及び図30(j)に示す第5のマスクタイミング信号M5を論理積演算する。第6の論理積回路266は、図30(s)に示すように、タイミング信号S1及び図30(k)に示す第6のマスクタイミング信号M6を論理積演算する。第7の論理積回路267は、図30(t)に示すように、タイミング信号S1及び図30(l)に示す第7のマスクタイミング信号M7を論理積演算する。論理和回路29は、図30(u)に示すように、タイミング信号S1及び図30(e)に示す第8のマスクタイミング信号M8を論理和演算する。
(ハ)次に、図28に示す第1スイッチ33bは、タイミング信号S1がハイレベルの期間、即ち図30の時刻t1〜t2、時刻t4〜t5、時刻t7〜t8、時刻t10〜t11、時刻t13〜t14、時刻t16〜t17、時刻t19〜t20、及び時刻t22〜t23のそれぞれの期間においてオンする。第2スイッチ34aは、第1の論理積回路25の出力信号S2がハイレベルの期間、即ち図30の時刻t1〜t2、時刻t4〜t5、時刻t7〜t8、時刻t10〜t11、時刻t13〜t14、時刻t16〜t17、及び時刻t19〜t20のそれぞれの期間においてオンする。第3スイッチ41cは、第2の論理積回路27の出力信号S3がハイレベルの期間、即ち図30の時刻t1〜t2、時刻t4〜t5、時刻t7〜t8、時刻t10〜t11、時刻t13〜t14、及び時刻t16〜t17のそれぞれの期間においてオンする。第4スイッチ42bは、第3の論理積回路28の出力信号S4がハイレベルの期間、即ち図30の時刻t1〜t2、時刻t4〜t5、時刻t7〜t8、時刻t10〜t11、及び時刻t13〜t14のそれぞれの期間においてオンする。第5〜第9スイッチ304〜308は、第1〜第4スイッチ33b、34a、41c、及び42bと同様に動作する。この結果、レーザ駆動電流ILDは図30(v)に示す電流波形となる。レーザ駆動電流ILDは図28に示す半導体レーザ素子11に供給される。
このように第6の実施の形態によれば、符号化された複数のマスクタイミング信号がnビットの場合、レーザ出力レベルを最大2n通り制御できる。よって、レーザ出力レベルが非常に多値化した場合においても、フレキシブルケーブル5を構成する信号線の数の増加を最小限に抑えることができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1〜第6の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述した第1〜第6の実施の形態においては、デコーダ230を用いてタイミング制御回路22a〜22eを構成する一例を説明した。しかし、デコーダ230に代えてタイミング信号S1及び複数のマスクタイミング信号M〜Mnのそれぞれに独立したパルス生成回路を設ける構成でも良い。更に、レーザ制御が複雑になるに応じて、タイミング信号は1本だけに限らず複数本にすることも可能であり、複数本のタイミング信号S1〜Smに対応するマスクタイミング信号を構成するようにしてもよい。
また、第1〜第4の実施の形態に係るレーザ制御装置10a〜10hの動作説明においては、複数のマスクタイミング信号M〜Mnに信号遅延が生じる場合について説明したが、タイミング信号S1に信号遅延が生じた場合においても高精度にレーザ光を制御できる。更に、フレキシブルケーブル5を使用する一例を説明したが、複数信号を伝達可能な信号接続線であればフレキシブルケーブル5に代えて使用できる。
既に述べた第1〜第6の実施の形態に係るレーザ制御装置10a〜10lは、CD−R/RWドライブ、DVD−R/RWドライブ、DVD+RWドライブ、及び次世代光ディスクドライブ等の様々な記録可能な光ディスク装置に適用できる。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
第1の実施の形態に係る光ディスク装置の構成を示す模式図である。 第1の実施の形態に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るタイミング制御回路の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。 第1の実施の形態に係るレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。 第1の実施の形態に係る半導体集積回路の構成を示す模式図である。 第1の実施の形態に係る半導体集積回路の構成を示す模式図である。 第1の実施の形態の第1の変形例に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の第2の変形例に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の第3の変形例に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係るレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態に係るレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態の変形例に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態に係るレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。 第4の実施の形態に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態に係るレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。 第5の実施の形態に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態に係るエンコーダ及びデコーダの機能を説明する表である。 第5の実施の形態に係るレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。 第5の実施の形態の第1の変形例に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態の第1の変形例に係るエンコーダ及びデコーダの機能を説明する表である。 第5の実施の形態の第1の変形例に係るレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。 第5の実施の形態の第2の変形例に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態の第2の変形例に係るエンコーダ及びデコーダの機能を説明する表である。 第5の実施の形態の第2の変形例に係るレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。 第6の実施の形態に係るレーザ制御装置の構成を示すブロック図である。 第6の実施の形態に係るエンコーダ及びデコーダの機能を説明する表である。 第6の実施の形態に係るレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。 従来のレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。 従来のレーザ制御装置の動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
1…レーザ部
2a〜2h…駆動制御回路
3a〜3l…レーザ駆動回路
4a〜4l…ピックアップ
5…フレキシブルケーブル(信号接続線)
7…電流出力端子
8a…第1の設定信号端子
8b…第2の設定信号端子
8c…第3の設定信号端子
8d…第4の設定信号端子
8e…第5の設定信号端子
8f…第6の設定信号端子
8g…第7の設定信号端子
8h…第8の設定信号端子
8i…第9の設定信号端子
9a…タイミング信号端子
9b…第1マスク信号端子
9c…第2マスク信号端子
9d…第3マスク信号端子
9e…第4マスク信号端子
10a〜10l…レーザ制御装置
11…半導体レーザ素子
21a〜21c…出力レベル制御回路
22a〜22e…タイミング制御回路
25、35a…第1の論理積回路
26、29、71…論理和回路
27、380…第2の論理積回路
27b…プリセット端子
28…第3の論理積回路
31a〜31l…電流制御回路
32a〜32c…電流生成回路
33a、33b…第1スイッチ
34a、34b、34c…第2スイッチ
36a…第1V/I変換器
37a…第2V/I変換器
38a…第3V/I変換器
39a…第4V/I変換器
41a〜41c…第3スイッチ
42a、42b…第4スイッチ
51…ディスクモータ
52…光ディスク
61…変調回路
62…サーボ制御回路
63…信号処理回路
64…ディスクモータ制御回路
65…コントローラ
66…RFアンプ
67a、67b…コネクタ
80a〜80d…エンコーダ
81a〜81d、230…デコーダ
91、92…半導体チップ
93a〜93e…ボンディングパッド
94、95…半導体集積回路
96a〜96j…ボンディングパッド
127a…変調データ端子
127c…タイミング信号出力端子
127d…マスクタイミング信号出力端子
221…タイミング信号生成回路
222…マスク信号生成回路
240…参照テーブル
250…タイマ回路
251…第1の論理積回路
260…オフセット時間設定回路
264、280…第4の論理積回路
265…第5の論理積回路
266…第6の論理積回路
267…第7の論理積回路
271…第2の論理積回路
304…第5スイッチ
305…第6スイッチ
306…第7スイッチ
307…第8スイッチ
308…第9スイッチ
405…第5V/I変換器
406…第6V/I変換器
407…第7V/I変換器
408…第8V/I変換器
409…第9V/I変換器

Claims (11)

  1. 複数の電流の重畳によって、レーザ部に供給する駆動電流の電流量を制御するレーザ制御装置であって、
    入力されたデータに応じて、前記複数の電流の重畳数を制御する信号であるタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路と、
    前記データに応じて、前記複数の電流の重畳数を制御する信号であり、かつ前記タイミング信号の一部をマスクする信号であるマスクタイミング信号を生成するマスク信号生成回路とを備え、
    前記マスク信号生成回路は、前記マスクタイミング信号の論理レベルが変化するタイミングを、前記タイミング信号の論理レベルが変化するタイミングとは異なるタイミングに設定し、
    前記駆動電流の電流量は、前記タイミング信号又は前記マスクタイミング信号の論理レベルが変化するタイミングにおいて変化することを特徴とするレーザ制御装置。
  2. 複数の電流の重畳によって、レーザ部に供給する駆動電流の電流量を制御するレーザ制御装置であって、
    前記電流量の制御に用いる電流設定信号を複数の駆動電流に変換する電流生成回路と、
    前記複数の電流の重畳数を制御する信号であるタイミング信号と、前記複数の電流の重畳数を制御する信号であり、かつ前記タイミング信号の一部をマスクする信号であるマスクタイミング信号とを演算処理した結果を重畳タイミング信号として生成する演算処理回路と、
    前記重畳タイミング信号に応じて、前記複数の電流のうち少なくとも1つの電流を重畳するか否かを制御する重畳制御回路とを備え、
    前記マスクタイミング信号の論理レベルが変化するタイミングは、前記タイミング信号の論理レベルが変化するタイミングとは異なり、
    前記駆動電流の電流量は、前記タイミング信号又は前記マスクタイミング信号の論理レベルが変化するタイミングにおいて変化することを特徴とするレーザ制御装置。
  3. 複数の電流の重畳によって、レーザ部に供給する駆動電流の電流量を制御するレーザ制御装置であって、
    第1の半導体装置と、
    前記第1の半導体装置とは別体の第2の半導体装置と、
    前記第1の半導体装置と前記第2の半導体装置とを接続する接続信号線とを備え、
    前記第1の半導体装置は、
    入力されたデータに応じて、前記複数の電流の重畳数を制御する信号であるタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路と、
    前記データに応じて、前記複数の電流の重畳数を制御する信号であり、かつ前記タイミング信号の一部をマスクする信号であるマスクタイミング信号を生成するマスク信号生成回路とを備え、
    前記第2の半導体装置は、
    前記電流量の制御に用いる電流設定信号を前記複数の駆動電流に変換する電流生成回路と、
    前記タイミング信号及び前記マスクタイミング信号を演算処理した結果を重畳タイミング信号として生成する演算処理回路と、
    前記重畳タイミング信号に応じて、前記複数の電流のうち少なくとも1つの電流を重畳するか否かを制御する重畳制御回路とを備え、
    前記マスク信号生成回路は、前記マスクタイミング信号の論理レベルが変化するタイミングを、前記タイミング信号の論理レベルが変化するタイミングとは異なるタイミングに設定し、
    前記駆動電流の電流量は、前記タイミング信号又は前記マスクタイミング信号の論理レベルが変化するタイミングにおいて変化することを特徴とするレーザ制御装置。
  4. 前記マスクタイミング信号の一部又は全部を符号化するエンコーダを更に備えることを特徴とする請求項1又は3に記載のレーザ制御装置。
  5. 符号化されて入力される前記マスクタイミング信号を復号するデコーダと、
    復号された前記マスクタイミング信号と前記タイミング信号とを前記演算処理する回路
    とを更に備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のレーザ制御装置。
  6. 符号化されて入力される前記マスクタイミング信号を前記タイミング信号と前記演算処理する回路と、
    前記演算処理の結果を復号するデコーダ
    とを更に備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のレーザ制御装置。
  7. 前記演算処理回路は、前記演算処理として論理積演算を実行し、
    前記マスク信号生成回路は、
    前記タイミング信号と同期間において生成される前記マスクタイミング信号の立ち上がりを、当該タイミング信号の立ち上がりよりも前に設定するとともに、
    前記タイミング信号と同期間において生成される前記マスクタイミング信号の立ち下がりを、当該タイミング信号の立ち下がりよりも後に設定することを特徴とする請求項2又は3に記載のレーザ制御装置。
  8. 前記演算処理回路は、前記演算処理として論理和演算を実行し、
    前記マスク信号生成回路は、
    前記タイミング信号と同期間において生成される前記マスクタイミング信号の立ち上がりを、当該タイミング信号の立ち上がりよりも後に設定するとともに、
    前記タイミング信号と同期間において生成される前記マスクタイミング信号の立ち下がりを、当該タイミング信号の立ち下がりよりも前に設定することを特徴とする請求項2又は3に記載のレーザ制御装置。
  9. 複数の電流の重畳によって、レーザ部に供給する駆動電流の電流量を制御するレーザ制御装置を具備する光ディスク装置であって、
    前記レーザ制御装置は、
    第1の半導体装置と、
    前記第1の半導体装置とは別体の第2の半導体装置と、
    前記第1の半導体装置と前記第2の半導体装置とを接続する接続信号線とを備え、
    前記第1の半導体装置は、
    入力されたデータに応じて、前記複数の電流の重畳数を制御する信号であるタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路と、
    前記データに応じて、前記複数の電流の重畳数を制御する信号であり、かつ前記タイミング信号の一部をマスクする信号であるマスクタイミング信号を生成するマスク信号生成回路とを備え、
    前記第2の半導体装置は、
    前記電流量の制御に用いる電流設定信号を複数の駆動電流に変換する電流生成回路と、
    前記複数の電流の重畳数を制御するタイミング信号と、前記複数の電流の重畳数を制御する信号であり、かつ前記タイミング信号の一部をマスクする信号であるマスクするマスクタイミング信号とを演算処理した結果を重畳タイミング信号として生成する演算処理回路と、
    前記重畳タイミング信号に応じて、前記複数の電流のうち少なくとも1つの電流を重畳するか否かを制御する重畳制御回路とを備え、
    前記マスク信号生成回路は、前記マスクタイミング信号の論理レベルが変化するタイミングを、前記タイミング信号の論理レベルが変化するタイミングとは異なるタイミングに設定し、
    前記駆動電流の電流量は、前記タイミング信号又は前記マスクタイミング信号の論理レベルが変化するタイミングにおいて変化することを特徴とする光ディスク装置。
  10. 前記レーザ制御装置は、
    生成された前記マスクタイミング信号を符号化するエンコーダと、
    符号化されて入力される前記マスクタイミング信号を復号するデコーダ
    とを備えることを特徴とする請求項9に記載の光ディスク装置。
  11. 前記レーザ制御装置は、
    生成された前記マスクタイミング信号を符号化するエンコーダと、
    符号化された前記マスクタイミング信号を前記タイミング信号と前記演算処理する回路と、
    前記演算処理の結果を復号するデコーダ
    とを備えることを特徴とする請求項9に記載の光ディスク装置。
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