JPH06243617A - 磁気ディスク装置及びリード再生用集積回路 - Google Patents

磁気ディスク装置及びリード再生用集積回路

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JPH06243617A
JPH06243617A JP3058193A JP3058193A JPH06243617A JP H06243617 A JPH06243617 A JP H06243617A JP 3058193 A JP3058193 A JP 3058193A JP 3058193 A JP3058193 A JP 3058193A JP H06243617 A JPH06243617 A JP H06243617A
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JP3058193A
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Masahiko Tsunoda
昌彦 角田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バーストデータに基づく磁気ヘッドの位置ずれ
検出を行う際、A/D変換器の仕様に応じた出力値をサ
ーボ検出回路から得ることができ、また、そのサーボ検
出回路を1チップのICとして構成した際に出力端子数
を削減する。 【構成】バーストデータの各パターンに応じて複数のサ
ンプルホールド回路23A〜23Dを有するサーボ検出
回路に、この各サンプルホールド回路23A〜23Dに
よって検出される上記各バーストデータの振幅値を選択
的に出力するスイッチ回路100および選択回路101
を持たせることで、A/D変換器24の仕様に応じた出
力値をサーボ検出回路から得えるようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ面サーボ方式の
磁気ディスク装置に係り、特にサーボ検出回路を備えた
1チップICからなるリード再生用集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セクトサーボ等のデータ面サーボ
方式を用いた磁気ディスク装置では、一般にヘッド位置
決めのためのサーボ情報としてバーストデータが用いら
れている。このバーストデータは、例えば図8に示すよ
うに、A〜Dで示される4つのバーストパターンからな
り、これらは製造時のサーボライトによりトラックの中
心から記録媒体の半径方向に1/2トラックずらした位
置に記録される。
【0003】図7は従来の磁気ディスク装置の構成を示
す図である。図7において、11はディスク、12は磁
気ヘッド、13はリード/ライトアンプである。磁気ヘ
ッド12によってディスク11から読み出されたデータ
は、リード/ライトアンプ13で増幅された後、AGC
アンプ14、LPF15、AGCコントローラ16、パ
ルス生成回路17、リードPLL回路18、デコーダ1
9を介してI/Fコントローラ20に与えられる。一
方、書き込みデータは、エンコーダ22を介してリード
/ライトアンプ13に与えられる。
【0004】また、磁気ヘッド12の位置決め制御に必
要なサーボ情報(バーストデータ)が全波整流回路2
2、サンプルホールド回路23A〜23D、A/D変換
器24を介してサーボコントローラ25に与えられる。
サンプルホールド回路23A〜23Dは、サンプルゲー
ト生成回路26から出力されるサンプルゲート信号A〜
Dに基づいて、図8に示すような4つのバーストデータ
A〜Dの振幅値をサンプルホールドし、これをA/D変
換器24に出力する。
【0005】なお、27は磁気ヘッド12を支持するキ
ャリッジ、28はキャリッジ27を駆動するためのVC
M(ボイスコイルモータ)、29はVCM28を駆動す
るためのドライバである。また、30はディスク11を
回転させるためのスピンドルモータ、31はスピンドル
モータ31を駆動するためのドライバ、32はスピンド
ルモータ31の回転を制御するモータコントローラであ
る。
【0006】このような構成において、サーボ情報は、
ディスク11より磁気ヘッド12にて読み出され、リー
ド/ライトアンプ13にて増幅される。その後、AGC
アンプ14にてトラック間の振幅差およびディスク11
上の磁性むら等によって発生するトラック内の振幅差が
補正され、LPF15にて高周波ノイズが除去される。
【0007】ここで、サーボ情報は大別してトラック位
置を示すアドレス情報と上述したトラック中心からのず
れを示すバーストデータからなり、そのうちのバースト
データが全波整流回路22にて全波整流された後、サン
プルホールド回路23A〜23Dに与えられる。このサ
ンプルホールド回路23A〜23Dにおいて、A〜Dの
パターン毎にそれぞれの振幅値がサーボコントローラ2
5から出力されるサンプルタイミング信号に基づいて検
出される。サンプルホールド回路23A〜23Dの各出
力はアナログ電圧信号であるので、A/D変換器24に
てコード化された後、サーボコントローラ25に与えら
れる。サーボコントローラ25は、このようにして得ら
れるバーストデータA〜Dの振幅値に基づいて、磁気ヘ
ッド12の位置ずれ量を検出する。
【0008】この場合の検出方法を具体的に説明する
と、例えば図8において、バーストAGCエリアでの読
出し信号の振幅を「100」とすると、シリンダ「0」
におけるバーストパターンA,Bの振幅は「50」、パ
ターンCの振幅は「0」、パターンDの振幅は「10
0」となる。ここで、磁気ヘッド12の位置がシリンダ
「1」側に1/4トラックずれているとすると、シリン
ダ「1」側のバーストデータが読出されるので、この場
合のバーストパターンAの振幅は「75」、パターン
B,Cの振幅は「25」、パターンDの振幅は「75」
となる。このように、バーストパターンA〜Dの各振幅
の変化からヘッド位置ずれ量が検出される。
【0009】ところで、このような位置ずれ量の検出に
おける演算方法としては、磁気ディスク装置の仕様やA
/D変換器の入出力仕様等によって幾通りか知られてい
る。例えばバーストデータがAとBの2つのパターンか
ら構成される場合を例にすると、 (1)VA /(VA +VB )−VB /(VA +VB )=
0 (2)VA /Vcc−VB /Vcc=0 (3)VA /Vref −VB /Vref =0 (4)VA /(VA +VB )=80H(8ビットのA/
D変換器の場合、VA+VB =100H)
【0010】等の演算方法がある。上記各式で、VA は
サンプルホールド回路23Aの出力、VB はサンプルホ
ールド回路23Bの出力、Vcc,Vref はA/D変換器
24の電源電圧と基準電圧である。すなわち、上記
(1)式の方法では、VA +VB をA/D変換器24の
基準電圧として、VA −VB を0とするような演算が行
われる。他の方法についても同様に、A/D変換器の仕
様等に応じて各種演算が行われる。
【0011】図6に示す構成では、サーボコントローラ
25で上述したような演算をディジタル処理するが、そ
の演算速度を速める目的で、図7に示すように、加減算
器33〜36をA/D変換器24の前に設け、VA +V
B ,VA −VB ,Vc +VD,Vc −VD といった演算
をアナログで行うようにしたものがある。
【0012】図7に示す構成では、加減算器33〜36
により、VA +VB ,VA −VB ,Vc +VD ,Vc −
VD をアナログ演算した後、A/D変換器24の基準電
圧をVA +VB とし、VA −VB /VA +VB 等の演算
をサーボコントローラ25で行う。
【0013】ところで、最近では、図6の破線で囲まれ
た部分を1チップのIC(集積回路)としているものが
ある。すなわち、磁気ヘッド12の読み出し信号を二値
化するまでの二値化処理回路(AGCアンプ14、LP
F15、AGCコントローラ16、パルス生成回路1
7)、その二値化データの位相同期回路(リードPLL
回路18)、リード/ライトデータの変調/復調回路
(デコーダ19、エンコーダ21)を内蔵したリード再
生ICである。また、こうしたリード再生ICには、サ
ーボ検出回路(全波整流回路23、サンプルホールド回
路23A〜23D、サンプルゲート生成回路26)が内
蔵されているものが多い。
【0014】一方、図7に示すものでは、リード再生I
Cに、VA +VB ,VA −VB ,Vc +VD ,Vc −V
D をアナログ演算するための加減算器33〜36が内蔵
されることになる。ただし、VA <VB となる場合があ
り、VA −VB <0となりうる。通常、リード再生IC
では、正の電源のみ与えられるので、負の電圧は出力し
にくい。このため、|VA −VB |の出力に対し、別端
子により符号を出力する必要があり、サーボコントロー
ラ25にはこの符号出力の判定回路と入力端子を用意す
る必要がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、1チ
ップのリード再生ICには、サーボ検出回路を備えたも
のがあるが、その出力は、(1)図6に示すように、V
A ,VB ,Vc ,VD の4バースト出力のみ、(2)図
7に示すように、VA +VB ,VA −VB ,Vc +VD
,Vc −VDの加減算出力のみ、の2通りがほとんどで
ある。
【0016】上記(1)の場合、A/D変換器の仕様の
都合で、その基準電圧をVA +VBまたはVc +VD と
したい場合に、リード再生ICとA/D変換器との間に
VA+VB またはVc +VD を得るための加算器を設け
る必要がある。一方、上記(2)の場合、VA ,VB ,
Vc ,VD そのものの出力が得られないため、A/D変
換器の基準電圧をVA +VB 以外にしたい場合に、例え
ば(VA +VB )−(VA −VB )といった外付の演算
回路を追加する必要がある。
【0017】ここで、両者の欠点を補うべく、VA ,V
B ,Vc ,VD の出力とVA +VB,VA −VB ,Vc +
VD ,Vc −VD の出力の両方を得られるようにする
と、リード再生ICの出力端子数が増加(8ピンに増
加)し、それに伴ってICのパッケージサイズが大きく
なり、プリント基板の低面実装化が困難になる等の問題
が生じる。
【0018】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、バーストデータに基づく磁気ヘッドの位置ずれ検
出を行う際、A/D変換器の仕様に応じた出力値をサー
ボ検出回路から得ることができ、また、そのサーボ検出
回路を1チップのICとして構成した際に出力端子数を
削減できる磁気ディスク装置及びリード再生用集積回路
を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、データを書き込みまたは読み出すためのヘッド手
段と、このヘッド手段の位置ずれ量を検出するための複
数のパターンからなるバーストデータが記録された記録
媒体と、この記録媒体から上記ヘッド手段を通じて読み
出される上記各バーストデータの振幅値をそれぞれ検出
する複数の振幅検出手段と、この各振幅検出手段によっ
て検出された上記各バーストデータの振幅値を選択的に
出力する選択手段と、この選択手段によって選択的に出
力される上記各バーストデータの振幅値をコード化する
変換手段と、この変換手段によって変換された上記各バ
ーストデータの振幅値に基づいて、上記ヘッド手段の位
置ずれ量を検出するサーボ制御手段とを具備したことを
第1の特徴とする。
【0020】また、本発明の磁気ディスク装置は、デー
タを書き込みまたは読み出すためのヘッド手段と、この
ヘッド手段の位置ずれ量を検出するための複数のパター
ンからなるバーストデータが記録された記録媒体と、こ
の記録媒体から上記ヘッド手段を通じて読み出される上
記各バーストデータの振幅値をそれぞれ検出する複数の
振幅検出手段と、この各振幅検出手段によって検出され
た上記各バーストデータの振幅値を加算または減算する
加減算手段と、上記振幅検出手段によって検出された上
記各バーストデータの振幅値、または上記加減算手段に
よって加減算された上記各バーストデータの振幅値のう
ちの少なくとも一方を選択的に出力する選択手段と、こ
の選択手段によって選択的に出力された上記各バースト
データの振幅値をコード化する変換手段と、この変換手
段によって変換された上記各バーストデータの振幅値に
基づいて、上記ヘッド手段の位置ずれ量を検出するサー
ボ制御手段とを具備したことを第2の特徴とする。
【0021】本発明のリード再生用集積回路は、記録媒
体に記録された複数のパターンからなるバーストデータ
に基づいて、ヘッド手段の位置ずれ量を検出する磁気デ
ィスク装置のリード再生用集積回路において、上記記録
媒体から上記ヘッド手段を通じて読み出される上記各バ
ーストデータの振幅値を検出する複数の振幅検出手段
と、この各振幅検出手段によって検出された上記各バー
ストデータの振幅値を選択的に出力する選択手段とを具
備し、上記各振幅検出手段および上記選択手段が1チッ
プの集積回路で構成されていることを第1の特徴とす
る。
【0022】また、本発明のリード再生用集積回路は、
記録媒体に記録された複数のパターンからなるバースト
データに基づいて、ヘッド手段の位置ずれ量を検出する
磁気ディスク装置のリード再生用集積回路において、上
記記録媒体から上記ヘッド手段を通じて読み出される上
記各バーストデータの振幅値を検出する複数の振幅検出
手段と、この各振幅検出手段によって検出された上記各
バーストデータの振幅値を加算または減算する加減算手
段と、上記各振幅検出手段によって検出された上記各バ
ーストデータの振幅値、または上記加減算手段によって
加減算された上記各バーストデータの振幅値のうちの少
なくとも一方を選択的に出力する選択手段とを具備し、
上記各振幅検出手段、上記加減算手段および上記選択手
段が1チップの集積回路で構成されていることを第2の
特徴とする。
【0023】
【作用】上記の構成によれば、記録媒体から読み出され
た複数のバーストデータの振幅値が複数の振幅検出手段
によってそれぞれ検出されると、その各バーストデータ
の振幅値は上記各振幅検出手段と共にサーボ制御回路内
に設けられた選択手段によって選択的に変換手段に与え
られる。したがって、この変換手段の仕様に応じた出力
値をサーボ制御回路から得ることができるものであり、
これにより、サーボ制御設計を柔軟に行うことができ
る。また、このようなサーボ検出回路を1チップのIC
で構成することで、出力端子数を削減することができ
る。
【0024】同様に、サーボ制御回路に、各バーストデ
ータの振幅値を加算または減算する加減算手段を持たせ
た場合にも、変換手段の仕様に応じた出力値をサーボ制
御回路から得ることができ、また、このようなサーボ検
出回路を1チップのICで構成することで、出力端子数
を削減することができる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (第1の実施例)図1は本発明の第1の実施例に係る磁
気ディスク装置の構成を示す図である。なお、図1にお
いて、図6と同一部分には同一符号を付して説明する。
【0026】ディスク11のデータ記録面には、磁気ヘ
ッド12の位置決め制御に必要なサーボ情報が予め書き
込まれている。このサーボ情報は、大別すると、トラッ
ク位置を示すアドレス情報と、トラックの中心からのず
れを示すバーストデータからなる。磁気ヘッド12の位
置決め制御はこのアドレス情報とバーストデータに基づ
いて行われるが、その具体的な説明については、本発明
とは直接関係ないため、ここでは省略するものとする。
このうち、バーストデータは、磁気ヘッド12の位置ず
れ量を検出するためのものであり、図8に示すように、
A〜Dで示される4つのバーストパターンからなり、デ
ィスク11の半径方向に1/2トラックずらした位置に
記録されている。
【0027】磁気ヘッド12は、キャリッジ27を介し
てディスク11の半径方向に移動し、データの書き込み
または読み出しを行う。リード/ライトアンプ13は、
磁気ヘッド12の読み出し信号(アナログ信号)を増幅
すると共に、エンコーダ21によって復調された書き込
みデータ(RLLデータ)を磁気ヘッド12に供給す
る。AGCアンプ14は、AGCコントローラ16によ
って設定されるゲインに応じて読み出し信号の振幅を補
正する。
【0028】LPF(ローパスフィルタ)15は、磁気
ヘッド12の読み出し信号に含まれる高周波のノイズ成
分を除去するためのフィルタである。AGCコントロー
ラ16は、LPF15の出力信号を監視し、その出力振
幅が一定となるようなゲインを設定する。
【0029】パルス生成回路(Read Pulse
Genaerator)17は、LPF15の出力信号
に基づいてリードパルスを生成する。リードPLL回路
18は、データの読み出しに必要なリードクロック信号
を生成する。デコーダ19は、リードクロックに基づい
てリードパルスを所定の記録方式(NRZデータ)に変
調する。
【0030】I/Fコントローラ20は、図示せぬホス
ト装置とのインタフェースを司るディスクコントローラ
(HDC)であり、ここではリードゲート信号RGの出
力により読み出しデータ(NRZデータ)を入力すると
共に、ライトゲート信号WGの出力により書き込みデー
タ(NRZデータ)を出力する。エンコーダ21は、ラ
イトPLL回路26からのライトクロック信号に基づい
て書き込みデータ(NRZデータ)を所定の記録方式
(RLLデータ)に復調する。
【0031】また、全波整流器(Full Wave
Rectifier)22は、LPF15の出力信号
(この場合、サーボ情報に含まれるバーストデータ)を
全波整流する。サンプルホールド回路(Sample&
Hold)23A〜23Dは、全波整流器22によって
整流された信号の振幅値をサンプルホールドする。A/
D変換器24は、サンプルホールド回路23の出力信号
をディタル信号に変換してサーボコントローラ25に与
える。
【0032】サーボコントローラ25は、パルス生成回
路17を通じて得られるアドレス情報とA/D変換器2
4を通じて得られるバーストデータに基づいて磁気ヘッ
ド12の位置決め制御を行うものであり、ここではバー
ストデータA〜Dに基づいて磁気ヘッド12の位置ずれ
量を検出する。サンプルゲート生成回路26は、サーボ
コントローラ25から出力されるサンプルタイミング信
号に基づいて、バーストデータA〜Dの振幅値をサンプ
ルホールドするためのサンプルゲート信号A〜Dを出力
する。
【0033】また、キャリッジ27は、磁気ヘッド12
をディスク11の半径方向に移動させるためのアクチュ
エータである。VCM28は、キャリッジ27を駆動す
るためのモータである。ドライバ29は、サーボコント
ローラ25から出力される制御信号に基づいてVCM2
8を駆動する。スピンドルモータ30は、ディスク11
を回転させるためのモータである。ドライバ31は、モ
ータコントローラ32の指示によりスピンドルモータ3
0を駆動する。モータコントローラ32は、I/Fコン
トローラ20を介してホスト装置からの回転指示信号を
受け、この信号に基づいてドライバ31を制御する。
【0034】ここで、第1の実施例では、サンプルホー
ルド回路23A〜23Dの各出力信号(バーストデータ
A〜Dの振幅値)のうちの1つを選択するためのスイッ
チ回路100と、このスイッチ回路100を切り替える
選択回路101を備えていることを特徴とする。
【0035】選択回路101は、サーボコントローラ2
5から出力される選択信号に基づいてスイッチ回路10
0を切り替える。これにより、サンプルホールド回路2
3A〜23Dの各出力信号のうちの1つがこのスイッチ
回路100を介してA/D変換器24に選択的に与えら
れることになる。
【0036】また、第1の実施例において、図1の破線
で囲まれた部分は1チップのリード再生ICとして構成
されていることを特徴とする。このリード再生ICに
は、磁気ヘッド12の読み出し信号を二値化するまでの
二値化処理回路(AGCアンプ14、LPF15、AG
Cコントローラ16、パルス生成回路17)、その二値
化データの位相同期回路(リードPLL回路18)、リ
ード/ライトデータの変調/復調回路(デコーダ19、
エンコーダ21)の他、サーボ検出回路(全波整流回路
23、サンプルホールド回路23A〜23D、サンプル
ゲート生成回路26)と共に、上述したスイッチ回路1
00および選択回路101が内蔵されている。次に、第
1の実施例の動作を説明する。
【0037】サーボ情報は、ディスク11より磁気ヘッ
ド12にて読み出され、リード/ライトアンプ13にて
増幅される。その後、AGCアンプ14にてトラック間
の振幅差およびディスク11上の磁性むら等によって発
生するトラック内の振幅差が補正され、LPF15にて
高周波ノイズが除去される。
【0038】ここで、サーボ情報は大別してトラック位
置を示すアドレス情報と上述したトラック中心からのず
れを示すバーストデータA〜Dからなり、そのうちのバ
ーストデータが全波整流回路22にて全波整流された
後、サンプルホールド回路23A〜23Dに与えられ
る。このサンプルホールド回路23A〜23Dにおい
て、A〜Dのパターン毎にそれぞれの振幅値がサーボコ
ントローラ25から出力されるサンプルタイミング信号
に基づいて検出される。サンプルホールド回路23A〜
23Dの各出力はアナログ電圧信号であるので、A/D
変換器24にてコード化された後、サーボコントローラ
25に与えられる。
【0039】この際、サンプルホールド回路23A〜2
3Dの各出力を1つ1つ順に得るための選択信号がサー
ボコントローラ25から選択回路101に出力される。
この選択信号により、サンプルホールド回路23A〜2
3Dの各出力信号はスイッチ回路100を介して順にA
/D変換器24に与えられることになる。サーボコント
ローラ25は、このようにして得られるバーストデータ
A〜Dの振幅値に基づいて、磁気ヘッド12の位置ずれ
量を図8で説明したようにして検出する。
【0040】既に説明したように、位置ずれ量の検出に
おける演算方法は、例えばVA /(VA +VB )−VB
/(VA +VB )=0など、幾通りか存在し、A/D変
換器24の仕様等に応じて最適な方法が採用されること
になる。この場合、回路規模の削減および制御の簡素化
からA/D変換器24を1つしか持たないものとする
と、A/D変換器24の基準電圧をVA +VB としよう
が、Vccとしようが、バースト出力のA/D変換は1度
しか行えないので、サンプルホールド回路23A〜23
Dの各出力信号は同時に出力する必要がない。
【0041】そこで、第1の実施例では、サーボコント
ローラ25から出力される選択信号に基づいて、サーボ
コントローラ25の演算処理に必要なサンプルホールド
回路23A〜23Dの各出力信号を切り替え、これをA
/D変換器24に与える。これにより、サーボコントロ
ーラ25はA/D変換器24の仕様に応じた出力値を得
ることができる。
【0042】また、破線で囲む部分を1チップのリード
再生ICとした際、このリード再生ICから同時に出力
する必要のない不要出力端子を削減できる。この場合、
サンプルホールド回路23A〜23Dの各出力信号を必
要とする演算では、図6に示すように出力端子が6ピン
必要となるが、これを1ピンに減らすことができる。 (第2の実施例)次に、本発明の第2の実施例を説明す
る。図2は本発明の第2の実施例に係る磁気ディスク装
置の構成を示す図である。なお、図2において、図7と
同一部分には同一符号を付して説明する。
【0043】第2の実施例では、加減算器33〜36を
A/D変換器24の前に設け、VA+VB ,VA −VB
,Vc +VD ,Vc −VD といった演算をアナログで
行うと共に、その加減算器33〜36の各出力信号をス
イッチ回路200に与えるようにしたことを特徴とす
る。
【0044】選択回路201は、サーボコントローラ2
5から出力される選択信号に基づいてスイッチ回路20
0を切り替える。これにより、加減算器33〜36の各
出力信号のうちの1つがこのスイッチ回路200を介し
てA/D変換器24に選択的に与えられることになる。
【0045】また、第2の実施例において、図2の破線
で囲まれた部分は1チップのリード再生ICとして構成
されていることを特徴とする。このリード再生ICに
は、磁気ヘッド12の読み出し信号を二値化するまでの
二値化処理回路(AGCアンプ14、LPF15、AG
Cコントローラ16、パルス生成回路17)、その二値
化データの位相同期回路(リードPLL回路18)、リ
ード/ライトデータの変調/復調回路(デコーダ19、
エンコーダ21)の他、サーボ検出回路(全波整流回路
23、サンプルホールド回路23A〜23D、サンプル
ゲート生成回路26)と共に、上述した加減算器33〜
36、スイッチ回路200および選択回路201が内蔵
されている。
【0046】このような構成によれば、サンプルホール
ド回路23A〜23Dによって得られるバーストデータ
A〜Dの各振幅値が加減算器33〜36に与えられる。
加算器33は、バーストデータAとBの各振幅値を加算
し、その結果の信号(アナログ信号)をスイッチ回路2
00に出力する。同様に、減算器34はバーストデータ
AとBの各振幅値を減算し、加算器35はバーストデー
タCとDの各振幅値を加算し、減算器36はバーストデ
ータCとDの各振幅値を減算し、それぞれスイッチ回路
200に出力する。
【0047】ここで、サーボコントローラ25は、加減
算器33〜36の各出力信号に基づいて磁気ヘッド12
の位置ずれ量を検出するための演算を行うことになる
が、第1の実施例で説明した理由により、その各出力信
号は同時に出力する必要がない。
【0048】そこで、第2の実施例では、サーボコント
ローラ25から出力される選択信号に基づいて、サーボ
コントローラ25の演算処理に必要な加減算器33〜3
6の各出力信号を切り替え、これをA/D変換器24に
与える。これにより、サーボコントローラ25はA/D
変換器24の仕様に応じた出力値を得ることができる。
【0049】また、破線で囲む部分を1チップのリード
再生ICとした際、このリード再生ICから同時に出力
する必要のない不要出力端子を削減できる。この場合、
加減算器33〜36の各出力信号を必要とする演算で
は、図7に示すように出力端子が4ピン必要となるが、
これを1ピンに減らすことができる。 (第3の実施例)次に、本発明の第3の実施例を説明す
る。図3は本発明の第3の実施例に係る磁気ディスク装
置の構成を示す図である。なお、図3において、図7と
同一部分には同一符号を付して説明する。
【0050】第3の実施例では、加算器33および35
をA/D変換器24の前に設け、VA +VB ,Vc +V
D といった演算をアナログで行うと共に、その加算器3
3および35の各出力信号をA/D変換器24に直接与
え、サンプルホールド回路23A〜23Dの各出力信号
(バーストデータA〜Dの振幅値)をスイッチ回路30
0に与えるようにしたことを特徴とする。
【0051】選択回路301は、サーボコントローラ2
5から出力される選択信号に基づいてスイッチ回路30
0を切り替える。これにより、サンプルホールド回路2
3A〜23Dの各出力信号のうちの1つがこのスイッチ
回路300を介してA/D変換器24に選択的に与えら
れることになる。
【0052】また、第3の実施例において、図3の破線
で囲まれた部分は1チップのリード再生ICとして構成
されていることを特徴とする。このリード再生ICに
は、磁気ヘッド12の読み出し信号を二値化するまでの
二値化処理回路(AGCアンプ14、LPF15、AG
Cコントローラ16、パルス生成回路17)、その二値
化データの位相同期回路(リードPLL回路18)、リ
ード/ライトデータの変調/復調回路(デコーダ19、
エンコーダ21)の他、サーボ検出回路(全波整流回路
23、サンプルホールド回路23A〜23D、サンプル
ゲート生成回路26)と共に、上述した加算器33,3
5、スイッチ回路300および選択回路301が内蔵さ
れている。
【0053】このような構成によれば、サンプルホール
ド回路23A〜23Dによって得られるバーストデータ
A〜Dの各振幅値がスイッチ回路300に与えられる。
一方、上記バーストデータA〜Dの各振幅値のうち、バ
ーストデータAとBの各振幅値が加算器33に与えら
れ、バーストデータCとDの各振幅値が加算器35に与
えられる。加算器33は、バーストデータAとBの各振
幅値を加算し、その結果の信号(アナログ信号)をA/
D変換器24に出力する。加算器35は、バーストデー
タCとDの各振幅値を加算し、その結果の信号(アナロ
グ信号)をA/D変換器24に出力する。
【0054】ここで、サーボコントローラ25は、サン
プルホールド回路23A〜23Dの各出力信号および加
算器33,35の各出力信号に基づいて磁気ヘッド12
の位置ずれ量を検出するための演算を行うことになる
が、第1の実施例で説明した理由により、その各出力信
号は同時に出力する必要がない。
【0055】そこで、第3の実施例では、A/D変換器
24の仕様により、サンプルホールド回路23A〜23
Dの各出力信号を同時に出力する必要のないものとし、
サーボコントローラ25から出力される選択信号に基づ
いて、その各出力信号を切り替えてA/D変換器24に
与える。また、加算器33,35の各出力信号について
は、同時にA/D変換器24に与える。これにより、サ
ーボコントローラ25はA/D変換器24の仕様に応じ
た出力値を得ることができる。
【0056】また、破線で囲む部分を1チップのリード
再生ICとした際、このリード再生ICから同時に出力
する必要のない不要出力端子を削減できる。この場合、
サンプルホールド回路23A〜23Dの各出力信号と加
算器33,35の各出力信号の両方を必要とする演算で
は、出力端子が6ピン必要となるが、これを5ピンに減
らすことができる。 (第4の実施例)次に、本発明の第4の実施例を説明す
る。図4は本発明の第4の実施例に係る磁気ディスク装
置の構成を示す図である。なお、図4において、図7と
同一部分には同一符号を付して説明する。
【0057】第4の実施例は、第3の実施例とは選択す
る信号が異なる。すなわち、第4の実施例では、加算器
33および35をA/D変換器24の前に設け、VA +
VB,Vc +VD といった演算をアナログで行うと共
に、その加算器33および35の各出力信号をスイッチ
回路400に与え、サンプルホールド回路23A〜23
Dの各出力信号(バーストデータA〜Dの振幅値)をA
/D変換器24に直接与えるようにしたことを特徴とす
る。
【0058】選択回路401は、サーボコントローラ2
5から出力される選択信号に基づいてスイッチ回路40
0を切り替える。これにより、加算器33および35の
各出力信号のうちの一方がこのスイッチ回路400を介
してA/D変換器24に選択的に与えられることにな
る。
【0059】また、第4の実施例において、図4の破線
で囲まれた部分は1チップのリード再生ICとして構成
されていることを特徴とする。このリード再生ICに
は、磁気ヘッド12の読み出し信号を二値化するまでの
二値化処理回路(AGCアンプ14、LPF15、AG
Cコントローラ16、パルス生成回路17)、その二値
化データの位相同期回路(リードPLL回路18)、リ
ード/ライトデータの変調/復調回路(デコーダ19、
エンコーダ21)の他、サーボ検出回路(全波整流回路
23、サンプルホールド回路23A〜23D、サンプル
ゲート生成回路26)と共に、上述した加算器33,3
5、スイッチ回路400および選択回路401が内蔵さ
れている。
【0060】このような構成によれば、サンプルホール
ド回路23A〜23Dによって得られるバーストデータ
A〜Dの各振幅値がA/D変換器24に与えられる。一
方、上記バーストデータA〜Dの各振幅値のうち、バー
ストデータAとBの各振幅値が加算器33に与えられ、
バーストデータCとDの各振幅値が加算器35に与えら
れる。加算器33は、バーストデータAとBの各振幅値
を加算し、その結果の信号(アナログ信号)をスイッチ
回路400に出力する。加算器35は、バーストデータ
CとDの各振幅値を加算し、その結果の信号(アナログ
信号)をスイッチ回路400に出力する。
【0061】ここで、サーボコントローラ25は、サン
プルホールド回路23A〜23Dの各出力信号および加
算器33,35の各出力信号に基づいて磁気ヘッド12
の位置ずれ量を検出するための演算を行うことになる
が、第1の実施例で説明した理由により、その各出力信
号は同時に出力する必要がない。
【0062】そこで、第4の実施例では、A/D変換器
24の仕様により、加算器33,35の各出力信号を同
時に出力する必要のないものとし、サーボコントローラ
25から出力される選択信号に基づいて、その各出力信
号を切り替えてA/D変換器24に与える。また、サン
プルホールド回路23A〜23Dの各出力信号について
は、同時にA/D変換器24に与える。これにより、サ
ーボコントローラ25はA/D変換器24の仕様に応じ
た出力値を得ることができる。
【0063】また、破線で囲む部分を1チップのリード
再生ICとした際、このリード再生ICから同時に出力
する必要のない不要出力端子を削減できる。この場合、
サンプルホールド回路23A〜23Dの各出力信号と加
算器33,35の各出力信号の両方を必要とする演算で
は、出力端子が6ピン必要となるが、これを5ピンに減
らすことができる。 (第5の実施例)次に、本発明の第5の実施例を説明す
る。図5は本発明の第5の実施例に係る磁気ディスク装
置の構成を示す図である。なお、図5において、図7と
同一部分には同一符号を付して説明する。
【0064】第5の実施例は、第3の実施例と第4の実
施例とを組み合わせたものである。すなわち、第5の実
施例では、加算器33および35をA/D変換器24の
前に設け、VA +VB ,Vc +VD といった演算をアナ
ログで行うと共に、その加算器33および35の各出力
信号をスイッチ回路500に与え、サンプルホールド回
路23A〜23Dの各出力信号(バーストデータA〜D
の振幅値)をスイッチ回路501に与えるようにしたこ
とを特徴とする。
【0065】選択回路502は、サーボコントローラ2
5から出力される選択信号に基づいてスイッチ回路50
0および501を切り替える。これにより、加算器33
および35の各出力信号のうちの一方がスイッチ回路4
00を介してA/D変換器24に選択的に与えられると
共に、サンプルホールド回路23A〜23Dの各出力信
号のうちの1つがA/D変換器24に選択的に与えられ
ることになる。
【0066】また、第5の実施例において、図5の破線
で囲まれた部分は1チップのリード再生ICとして構成
されていることを特徴とする。このリード再生ICに
は、磁気ヘッド12の読み出し信号を二値化するまでの
二値化処理回路(AGCアンプ14、LPF15、AG
Cコントローラ16、パルス生成回路17)、その二値
化データの位相同期回路(リードPLL回路18)、リ
ード/ライトデータの変調/復調回路(デコーダ19、
エンコーダ21)の他、サーボ検出回路(全波整流回路
23、サンプルホールド回路23A〜23D、サンプル
ゲート生成回路26)と共に、上述した加算器33,3
5、スイッチ回路500,501および選択回路502
が内蔵されている。
【0067】このような構成によれば、サンプルホール
ド回路23A〜23Dによって得られるバーストデータ
A〜Dの各振幅値がスイッチ回路501に与えられる。
一方、上記バーストデータA〜Dの各振幅値のうち、バ
ーストデータAとBの各振幅値が加算器33に与えら
れ、バーストデータCとDの各振幅値が加算器35に与
えられる。加算器33は、バーストデータAとBの各振
幅値を加算し、その結果の信号(アナログ信号)をスイ
ッチ回路500に出力する。加算器35は、バーストデ
ータCとDの各振幅値を加算し、その結果の信号(アナ
ログ信号)をスイッチ回路500に出力する。
【0068】ここで、サーボコントローラ25は、サン
プルホールド回路23A〜23Dの各出力信号および加
算器33,35の各出力信号に基づいて磁気ヘッド12
の位置ずれ量を検出するための演算を行うことになる
が、第1の実施例で説明した理由により、その各出力信
号は同時に出力する必要がない。
【0069】そこで、第5の実施例では、A/D変換器
24の仕様により、サンプルホールド回路23A〜23
Dの各出力信号および加算器33,35の各出力信号を
それぞれ同時に出力する必要のないものとし、サーボコ
ントローラ25から出力される選択信号に基づいて、そ
の両者の各出力信号をそれぞれ切り替えてA/D変換器
24に与える。これにより、サーボコントローラ25は
A/D変換器24の仕様に応じた出力値を得ることがで
きる。
【0070】また、破線で囲む部分を1チップのリード
再生ICとした際、このリード再生ICから同時に出力
する必要のない不要出力端子を削減できる。この場合、
サンプルホールド回路23A〜23Dの各出力信号と加
算器33,35の各出力信号の両方を必要とする演算で
は、出力端子が6ピン必要となるが、これを2ピンに減
らすことができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、バースト
データの各パターンに応じて複数の振幅検出手段を有す
るサーボ検出回路に、上記各振幅検出手段によって検出
される上記各バーストデータの振幅値を選択的に出力す
る選択手段を持たせることで、変換手段の仕様に応じた
出力値を上記サーボ検出回路から得ることができ、これ
により、サーボ制御設計を柔軟に行うことができる。ま
た、このようなサーボ検出回路を1チップのICで構成
することで、ICの出力端子数を削減することができ
る。
【0072】同様に、複数の振幅検出手段と共にこの各
振幅検出手段の出力を加減算する加減算手段を有するサ
ーボ検出回路に、上記各振幅検出手段によって検出され
る上記各バーストデータの振幅値、または、上記加減算
手段によって加減算された上記各バーストデータの振幅
値のうちの少なくとも一方を選択的に出力する選択手段
を持たせることで、変換手段の仕様に応じた出力値を上
記サーボ検出回路から得ることができ、これにより、サ
ーボ制御設計を柔軟に行うことができる。また、このよ
うなサーボ検出回路を1チップのICで構成すること
で、ICの出力端子数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る磁気ディスク装置
の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例に係る磁気ディスク装置
の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第3の実施例に係る磁気ディスク装置
の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の第4の実施例に係る磁気ディスク装置
の構成を示すブロック図。
【図5】本発明の第5の実施例に係る磁気ディスク装置
の構成を示すブロック図。
【図6】従来の磁気ディスク装置の構成を示すブロック
図。
【図7】従来の磁気ディスク装置の構成を示すブロック
図。
【図8】バーストデータに基づく磁気ヘッドの位置ずれ
量の検出方法を説明するための図。
【符号の説明】
11…ディスク、12…磁気ヘッド、13…リード/ラ
イトアンプ、14…AGCアンプ、15…LPF(ロー
パスフィルタ)、16…AGCコントローラ、17…パ
ルス生成回路、18…リードPLL回路、19…デコー
ダ、20…I/Fコントローラ、21…エンコーダ、2
2…全波整流器、23A〜23D…サンプルホールド回
路、24…A/D変換器、25…サーボコントローラ、
26…サンプルゲート生成回路、27…キャリッジ、2
8…VCM、29…ドライバ、30…スピンドルモー
タ、31…ドライバ、32…モータコントローラ、10
0…スイッチ回路、101…選択回路、200…スイッ
チ回路、201…選択回路、300…スイッチ回路、3
01…選択回路、400…スイッチ回路、401…選択
回路、501および502…スイッチ回路、503…選
択回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを書き込みまたは読み出すための
    ヘッド手段と、 このヘッド手段の位置ずれ量を検出するための複数のパ
    ターンからなるバーストデータが記録された記録媒体
    と、 この記録媒体から上記ヘッド手段を通じて読み出される
    上記各バーストデータの振幅値をそれぞれ検出する複数
    の振幅検出手段と、 この各振幅検出手段によって検出された上記各バースト
    データの振幅値を選択的に出力する選択手段と、 この選択手段によって選択的に出力される上記各バース
    トデータの振幅値をコード化する変換手段と、 この変換手段によって変換された上記各バーストデータ
    の振幅値に基づいて、上記ヘッド手段の位置ずれ量を検
    出するサーボ制御手段とを具備したことを特徴とする磁
    気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 データを書き込みまたは読み出すための
    ヘッド手段と、 このヘッド手段の位置ずれ量を検出するための複数のパ
    ターンからなるバーストデータが記録された記録媒体
    と、 この記録媒体から上記ヘッド手段を通じて読み出される
    上記各バーストデータの振幅値をそれぞれ検出する複数
    の振幅検出手段と、 この各振幅検出手段によって検出された上記各バースト
    データの振幅値を加算または減算する加減算手段と、 上記振幅検出手段によって検出された上記各バーストデ
    ータの振幅値、または上記加減算手段によって加減算さ
    れた上記各バーストデータの振幅値のうちの少なくとも
    一方を選択的に出力する選択手段と、 この選択手段によって選択的に出力された上記各バース
    トデータの振幅値をコード化する変換手段と、 この変換手段によって変換された上記各バーストデータ
    の振幅値に基づいて、上記ヘッド手段の位置ずれ量を検
    出するサーボ制御手段とを具備したことを特徴とする磁
    気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に記録された複数のパターンか
    らなるバーストデータに基づいて、ヘッド手段の位置ず
    れ量を検出する磁気ディスク装置のリード再生用集積回
    路において、 上記記録媒体から上記ヘッド手段を通じて読み出される
    上記各バーストデータの振幅値を検出する複数の振幅検
    出手段と、 この各振幅検出手段によって検出された上記各バースト
    データの振幅値を選択的に出力する選択手段とを具備
    し、 上記各振幅検出手段および上記選択手段が1チップの集
    積回路で構成されていることを特徴とするリード再生用
    集積回路。
  4. 【請求項4】 記録媒体に記録された複数のパターンか
    らなるバーストデータに基づいて、ヘッド手段の位置ず
    れ量を検出する磁気ディスク装置のリード再生用集積回
    路において、 上記記録媒体から上記ヘッド手段を通じて読み出される
    上記各バーストデータの振幅値を検出する複数の振幅検
    出手段と、 この各振幅検出手段によって検出された上記各バースト
    データの振幅値を加算または減算する加減算手段と、 上記各振幅検出手段によって検出された上記各バースト
    データの振幅値、または上記加減算手段によって加減算
    された上記各バーストデータの振幅値のうちの少なくと
    も一方を選択的に出力する選択手段とを具備し、 上記各振幅検出手段、上記加減算手段および上記選択手
    段が1チップの集積回路で構成されていることを特徴と
    するリード再生用集積回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5872677A (en) * 1995-10-24 1999-02-16 International Business Machines Corporation Magnetic head position detecting method and magnetic disk apparatus
US5914830A (en) * 1990-09-18 1999-06-22 Rodime Plc Digital servo control system including sample integrity tester for reducing effects of spurious sampled position values
US6337777B1 (en) 1998-10-22 2002-01-08 International Business Machines Corporation Method and apparatus for controlling data write operations

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