JP4945832B2 - ディスク再生制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、サーボ回路からモータドライバに供給されるPWM信号の基準電圧を変換するレベルシフト回路を備えるディスク再生制御装置に関する。
CDプレーヤ等のディスク再生装置において、フォーカスサーボ回路、トラッキングサーボ回路、スレッドサーボ回路およびスピンドルサーボ回路等が、光ピックアップ、スレッドモータおよびスピンドルモータの駆動を制御する制御信号をPWM信号として出力し、当該PWM信号をフィルタ回路でアナログ信号に変換した制御信号を、モータドライバに供給する構成が下記特許文献1に記載されている。モータドライバは、供給された制御信号に基づいて、光ピックアップおよびスピンドルモータ等に駆動信号を供給し、光ピックアップの移動およびディスクの回転等の処理が実行される。
従来、コストの削減を目的として、1つのICパッケージで、フォーカスサーボ回路、トラッキングサーボ回路、スレッドサーボ回路およびスピンドルサーボ回路等の複数のサーボ回路からの制御信号が入力され、各制御信号に応答して、光ピックアップおよびスピンドルモータ等に駆動信号を出力することができる多チャンネルモータドライバ(4チャンネルモータドライバ等)が採用されている。しかし、多チャンネルモータドライバは、その回路構成の都合により、1つの基準電圧でしか動作することができないものが多いので、各サーボ回路からの各制御信号の基準電圧(基準電圧は、PWM信号の振幅の1/2の電圧である)を同一にする必要がある。そのため、サーボ回路の後段のフィルタ回路とモータドライバとの間にレベルシフト回路を設け、レベルシフト回路によって各制御信号の基準電圧を同一になるように変換している。
例えば、フォーカスサーボ回路、トラッキングサーボ回路およびスレッドサーボ回路からのPWM信号の基準電圧がref1であり、スピンドルサーボ回路からのPWM信号の基準電圧がref0である場合、スピンドルサーボ回路の後段のフィルタ回路とモータドライバとの間にレベルシフト回路が設けられ、レベルシフト回路において制御信号の基準電圧がref0からref1に変換されて出力される。
従来のレベルシフト回路70を図7に示す。レベルシフト回路70は、入力されるPWM信号をフィルタ回路75で高周波成分を除去したアナログ信号に変換した後、アナログ信号の基準電圧ref0をref1に変換するようにしている。レベルシフト回路70は、オペアンプ71〜74を備える。オペアンプ71および72は、フィルタ回路75の出力信号の基準電圧をref1に変換するための電圧を生成するためのものである。オペアンプ71の非反転入力端子に電圧ref0が入力され、オペアンプ72の非反転入力端子に電圧ref1が入力されることにより、オペアンプ71および72の出力電圧はref0+(ref1−ref0)/2となり、当該電圧がオペアンプ73の非反転入力端子に入力される。
オペアンプ73の反転入力端子にフィルタ回路75からの制御信号が入力されることにより、オペアンプ73の出力端子には、基準電圧がref1である制御信号を反転した信号が出力される。オペアンプ74の非反転入力端子にオペアンプ73の出力信号が入力されると、オペアンプ74の出力信号(すなわち、レベルシフト回路70の出力信号)は、フィルタ回路75からの制御信号の基準電圧をref0からref1に変換した制御信号となる。
図7のレベルシフト回路70では、PWM信号をフィルタ回路75で高周波成分を除去したアナログ信号に変換したあと、当該信号の基準電圧にオペアンプ71、72の出力ref0+(ref1−ref0)/2を加算することにより、基準電圧をref1に変換しているので、オペアンプを4つ使用する必要がある。その結果、部品点数が多くなり、プリント基板上に占有する面積が大きく、かつ、コストが増大するという問題を有する。
特開平5−101562号公報
本発明の目的は、各サーボ回路からモータドライバに供給されるPWM信号の基準電圧を同一にするレベルシフト回路を備えるディスク再生制御装置において、レベルシフト回路の部品点数を削減できるディスク再生制御装置を提供することである。
本発明の好ましい実施形態におるディスク再生制御装置は、第1の基準電圧を有する制御信号を出力する第1のサーボ回路と、該第1の基準電圧とは異なる第2の基準電圧を有するパルス変調信号を出力する第2のサーボ回路と、該第2のサーボ回路からのパルス変調信号が供給されるフィルタ回路と、該第1の基準電圧が供給され、該第1のサーボ回路からの信号および/または該第2のフィルタ回路からの信号に応答して、再生駆動部に駆動信号を出力するモータドライバと、該フィルタ回路と該第2のサーボ回路との間に設けられ、該第2のサーボ回路からのパルス変調信号の基準電圧を該第2の基準電圧から該第1の基準電圧に変換し、変換後のパルス変調信号を該フィルタ回路に出力するレベルシフト回路とを備える。
好ましい実施形態においては、上記レベルシフト回路は、上記第1の基準電圧の2倍の電圧が電源電圧として供給され、上記第2のサーボ回路からパルス変調信号が入力され、該パルス変調信号の振幅値を該第1の基準電圧の2倍の電圧に変換することによって、該パルス変調信号の基準電圧を該第1の基準電圧に変換する基準電圧変換部を有する。
好ましい実施形態においては、上記基準電圧変換部はAND回路を有し、該AND回路の2つの入力端子に前記第2のサーボ回路からのパルス変調信号が入力され、該AND回路の電源電圧として前記第1の基準電圧の2倍の電圧が供給され、該AND回路の出力端子から該基準電圧変換部の出力信号が出力される。
好ましい実施形態においては、上記基準電圧変換部はAND回路を有し、該AND回路の一方の入力端子に前記第2のサーボ回路からのパルス変調信号が入力され、該AND回路の他方の入力端子に前記第1の基準電圧の2倍の電圧が供給され、該AND回路の電源電圧として該第1の基準電圧の2倍の電圧が供給され、 該AND回路の出力端子から該基準電圧変換部の出力信号が出力される。
好ましい実施形態においては、上記基準電圧変換部はOR回路を有し、該OR回路の2つの入力端子に前記第2のサーボ回路からのパルス変調信号が入力され、 該OR回路の電源電圧として前記第1の基準電圧の2倍の電圧が供給され、該OR回路の出力端子から該基準電圧変換部の出力信号が出力される。
好ましい実施形態においては、上記基準電圧変換部はOR回路を有し、該OR回路の一方の入力端子に前記第2のサーボ回路からのパルス変調信号が入力され、 該OR回路の他方の入力端子が接地電位に接続され、該OR回路の電源電圧として前記第1の基準電圧の2倍の電圧が供給され、該OR回路の出力端子から該基準電圧変換部の出力信号が出力される。
好ましい実施形態においては、上記基準電圧変換部はバッファ回路を有し、該バッファ回路の入力端子に前記第2のサーボ回路からのパルス変調信号が入力され、該バッファ回路の電源電圧として前記第1の基準電圧の2倍の電圧が供給され、該バッファ回路の出力端子から該基準電圧変換部の出力信号が出力される。
好ましい実施形態においては、上記レベルシフト回路は、上記第1の基準電圧が供給されることにより、該第1の基準電圧の2倍の電圧を生成し、当該電圧を前記基準電圧変換部に供給する電圧生成部をさらに有する。
好ましい実施形態においては、上記電圧生成部は、非反転入力端子に上記第1の基準電圧が入力されるオペアンプと、該オペアンプの出力端子と反転入力端子との間に接続された第1の抵抗と、該オペアンプの反転入力端子と接地電位との間に接続された第2の抵抗とを有し、該オペアンプの出力端子から該電圧生成部の出力電圧が出力される。
好ましい実施形態においては、上記フィルタ回路と上記モータドライバとの間に設けられ、上記フィルタ回路からの信号の振幅値を所定の値に調整する振幅調整部をさらに備える。
好ましい実施形態においては、上記パルス変調信号はPWM信号またはPDM信号である。
レベルシフト回路は、第2のサーボ回路と第2のフィルタ回路との間に設けられ、パルス変調信号の段階で、基準電圧を第2の基準電圧から第1の基準電圧に変換する。従って、従来のようにフィルタ回路の後段で、基準電圧を第2の基準電圧から第1の基準電圧に変換する場合と比較して、レベルシフト回路の回路構成を簡略化でき、部品点数を削減することができる。なお、基準電圧とは、振幅値の1/2の電圧値のことをいう。
基準電圧変換部に第1の基準電圧の2倍の電圧を供給することにより、第2のサーボ回路からのパルス変調信号の振幅値は第1の基準電圧の2倍の電圧に変換される。その結果、第2のサーボ回路からのパルス変調信号の基準電圧は、第1の基準電圧に変換される。この構成を実現するための回路構成としては、例えば、1つのオペアンプおよび1つのAND回路(または、OR回路)のみでよいので、部品点数が削減される。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、本発明の好ましい実施形態によるディスク再生装置1を示す概略図である。
ディスク再生装置1は、制御部2、表示部3、操作部4、信号処理回路5、RFアンプ6、サーボ回路7、レベルシフト回路8、フィルタ回路9A〜9D、モータドライバ10、再生駆動部(例えば、光ピックアップ11、スピンドルモータ12、スレッドモータ15)、D/A変換器13および電源回路14を備える。サーボ回路7、レベルシフト回路8、フィルタ回路9A〜9Dおよびモータドライバ10は、ディスク再生制御装置を構成する。
制御部2は、ディスク再生装置1の各部にコマンドを出力して各部を制御する。表示部3は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部2からのコマンドおよび表示内容に基づいて、再生中の曲の情報や動作状態等を表示する。操作部4は、再生キー、停止キー、EJECTキー等の各種機能キーを備え、キー操作による操作信号を制御部2へ出力する。
信号処理回路5は、DSP(Digital
Signal Processor)等により構成され、光ピックアップ11により読み出されたデータにデコード処理を実行する。RFアンプ6は、光ピックアップ11によって読み出されたデータをRF増幅し、フォーカス誤差信号やトラッキング誤差信号等の各誤差信号をサーボ回路7に供給する。
サーボ回路7は、各誤差信号が供給され、各誤差信号に基づいて、光ピックアップ11およびスピンドルモータ12の駆動を制御するための制御信号をPWM(パルス幅変調)信号の形態で出力する。サーボ回路7は、PDM(パルス密度変調)信号の形態で制御信号を出力してもよい。サーボ回路7は、代表的には、フォーカスサーボ回路7A、トラッキングサーボ回路7B、スレッドサーボ回路7Cおよびスピンドルサーボ回路7Dを備える。また、必要に応じて、図示しないローディングサーボ回路(図示しないトレイをローディングする制御信号を出力するもの)を備えていてもよい。フォーカスサーボ回路7Aは、光ピックアップ11のレンズを移動させて焦点を制御するPWM信号を出力する。トラッキングサーボ回路7Bは、トラッキングスポットを合わせるためのPWM信号を出力する。スレッドサーボ回路7Cは、光ピックアップ11を径方向に移動させるPWM信号を出力する。スピンドルサーボ回路7Dは、スピンドルモータ12の駆動を制御するPWM信号を出力する。
各サーボ回路7A〜7Dから出力されるPWM信号は、その基準電圧が異なっている。ここで、基準電圧とは、PWM信号の振幅値の1/2の電圧値のことをいう。例えば、フォーカスサーボ回路7A、トラッキングサーボ回路7Bおよびスレッドサーボ回路7Cから出力されるPWM信号は、図2(a)に示すとおり、ローレベルである0(V)と、ハイレベルである2ref1(V)との2値の値を有しており、基準電圧はref1である。一方、スピンドルサーボ回路7Dから出力されるPWM信号は、図2(b)に示す通り、ローレベルである0(V)と、ハイレベルである2ref0(V)との2値の値を有し、基準電圧はref0である。
フィルタ回路9A〜9Dは、サーボ回路7A〜7Dから出力されたPWM信号を、高周波成分が除去されたアナログ制御信号(以下、単にアナログ信号と呼ぶ場合がある)に変換して、アナログ制御信号をモータドライバ10に供給する。フィルタ回路9A〜9Dは、代表的には、抵抗およびコンデンサから構成される。
モータドライバ10は、多チャンネルモータドライバであり、複数のサーボ回路7A〜7DからのPWM信号をフィルタ回路9A〜9Dで高周波成分を除去したアナログ制御信号が入力され、当該制御信号に応答して、光ピックアップ11、スピンドルモータ12およびスレッドモータ15を駆動する駆動信号を出力する。詳細には、フォーカスサーボ回路7A、トラッキングサーボ回路7Bおよびスレッドサーボ回路7Cからの制御信号に応答して、光ピックアップ11およびスレッドモータ15を駆動する駆動信号を出力し、スピンドルサーボ回路7Dからの制御信号に応答して、スピンドルモータ12を駆動する駆動信号を出力する。モータドライバ10には、電源回路14から基準電圧ref1が入力されており、基準電圧ref1を使用して各駆動信号を生成する。モータドライバ10は、その回路構成の都合上、各サーボ回路7A〜7Dから入力される各PWM信号が全て同一の基準電圧ref1である必要がある。
レベルシフト回路8は、各サーボ回路7A〜7Dから出力されるPWM信号の基準電圧を同一にする回路である。すなわち、レベルシフト回路8は、基準電圧が他のPWM信号の基準電圧(この基準電圧は、モータドライバ10に供給され、モータドライバ10が動作可能な基準電圧である)と異なるPWM信号について、その基準電圧を他のPWM信号の基準電圧に変換する。本例では、スピンドルサーボ回路7DからのPWM信号の基準電圧のみがref0であり、他のサーボ回路からのPWM信号の基準電圧およびモータドライバ10に供給される基準電圧がref1であるので、レベルシフト回路8はスピンドルサーボ回路7DからのPWM信号の基準電圧をref0からref1に変換する。レベルシフト回路8は、スピンドルサーボ回路7Dとフィルタ回路9Dとの間に設けられ、アナログに変換する前のPWM信号の段階で基準電圧がref0からref1に変換される。このことは本発明の特徴の1つであり、これによって後述する通りレベルシフト回路8の回路構成を簡略化することができる。
光ピックアップ11は、モータドライバ10からの駆動信号によって駆動され、ディスクに記録されたデータを読み出す。スピンドルモータ12は、モータドライバ10からの駆動信号によって駆動され、装着されたディスクを回転させる。D/A変換器13は、信号処理回路5で処理されたデータをアナログ信号に変換する。D/A変換器13の出力は、図示しない音声出力端子を介して、外部に接続されたアンプ装置およびスピーカに供給され、音声として再生される。電源回路14は、商用交流電源が供給され、各部に直流電圧を供給するものであり、例えば、電源回路14は、レベルシフト回路8およびモータドライバ10に基準電圧ref1を供給する。
レベルシフト回路8の基本構成を図3のブロック図に示す。レベルシフト回路8は、電圧生成部31と基準電圧変換部32とを備える。電圧生成部31は、電源回路14から基準電圧ref1が入力され、基準電圧ref1の2倍の電圧(すなわち、変換後のPWM信号の振幅値である2ref1)を生成して、基準電圧変換部32に供給する。電圧生成部31は、入力される基準電圧ref1を2倍にする回路であれば任意の回路を採用でき、例えば、レギュレータ回路や後述する1つのオペアンプを使用した回路を採用できる。
基準電圧変換部32は、スピンドルサーボ回路からのPWM信号が入力され、電圧生成部31から基準電圧ref1の2倍の電圧2ref1が供給されることにより、PWM信号の基準電圧をref0からref1に変換する。基準電圧変換部32は、例えば、ゲートICによって構成されており、ゲートICの電源電圧を2ref1に設定すると、ゲートICの出力電圧は0(V)および2ref1(V)の2値を有するPWM信号(すなわち、PWM信号の振幅が2ref1)になり、その結果、PWM信号の基準電圧はref1に変換される。基準電圧変換部32からのPWM信号は、フィルタ回路9Dでアナログ信号に変換され、必要に応じて、振幅値が調整されて、モータドライバ10に出力される。
次に、図4を参照して、レベルシフト回路8の具体的な回路構成を説明する。電圧生成部31は、オペアンプ41、抵抗R1およびR2を有する。オペアンプ41の非反転入力端子には電源回路14から基準電圧ref1が入力されている。オペアンプ41の反転入力端子は、抵抗R1を介してオペアンプ41の出力端子に接続され、かつ、抵抗R2を介して接地電位に接続されている。抵抗R1およびR2の抵抗値を同一にすることにより、オペアンプ41の出力電圧は2ref1になる。オペアンプ41の出力電圧2ref1は、電圧生成部31の出力電圧として、基準電圧変換部32に供給される。
基準電圧変換部32はAND回路42を含む。AND回路42の2つの入力にはスピンドルサーボ回路7DからのPWM信号(図2(b)参照)が入力されている。AND回路42の電源電圧Vccには、オペアンプ41の出力である2ref1が供給されている。その結果、AND回路42の出力は、入力されるPWM信号と同一周期かつ同一デューティ比(すなわち、ハイレベルおよびローレベルのタイミングが同一)であり、かつ、ローレベルである0(V)とハイレベルである2ref1(V)との2値を有するPWM信号が出力される。すなわち、AND回路42によって、PWM信号の振幅値が2ref0から2ref1に変換され、その結果、PWM信号の基準電圧がref0からref1に変換される。
AND回路42の出力信号は、フィルタ回路9Dに供給され、フィルタ回路9Dにおいてアナログ信号に変換される。フィルタ回路9Dは、例えば、抵抗R3およびコンデンサC1を含む。フィルタ回路9Dからのアナログ信号は、振幅調整部41で振幅が調整される。すなわち、スピンドルサーボ回路7DからのPWM信号は、基準電圧がref0からref1に変換されることにより振幅値が増大しているので、元の振幅値になるように振幅調整部によって調整される。振幅調整部41は、例えば、抵抗R4を有している。出力電圧は、抵抗R4と、フィルタ回路9Dの抵抗R3とによって分圧され、振幅値が2ref1×R4/(R3+R4)に変更される。そのため、抵抗R3および抵抗R4の各値は、出力電圧の振幅値がAND回路42に入力されるPWM信号の振幅値と同一なるように、設定されている。
以上のように、本実施形態では、1つのオペアンプおよび1つのAND回路によってPWM信号の基準電圧をref0からref1に変換することができるので、従来のオペアンプ4つを使用するレベルシフト回路と比較して、部品点数を削減することができる。このような構成にすることができるのは、フィルタ回路9Dの前段のPWM信号の段階で、基準電圧をref0からref1に変換しているからである。
次に、図5Aを参照して、基準電圧変換部の別の実施形態を説明する。本例における基準電圧変換部51はOR回路52を有している。OR回路52の2つの入力端子にはスピンドルサーボ回路7DからのPWM信号が入力されている。OR回路52の電源電圧には電圧生成部31の出力電圧2ref1が供給されている。このような構成においても、OR回路52の出力は、2ref1の電源電圧で動作されることによって、ローレベルである0(V)とハイレベルである2ref1(V)との2値を有するPWM信号になる。従って、出力されるPWM信号の基準電圧はref0からref1に変換される。
次に、図5Bを参照して、基準電圧変換部のさらに別の実施形態を説明する。本例における基準電圧変換部61はOR回路62を有している。OR回路62の一方の入力端子にはスピンドルサーボ回路7DからのPWM信号が入力されており、他方の入力端子は接地電位に接続されている。また、OR回路62の電源電圧には電圧生成部31の出力電圧2ref1が供給されている。このような構成においても、OR回路62の出力信号は、2ref1の電源電圧で動作されることによって、ローレベルである0(V)とハイレベルである2ref1(V)との2値を有するPWM信号になる。すなわち、出力されるPWM信号の基準電圧がref0からref1に変換される。
次に、図5Cを参照して、基準電圧変換部のさらに別の実施形態を説明する。本例における基準電圧変換部はAND回路55を有している。AND回路55の一方の入力端子にはスピンドルサーボ回路7DからのPWM信号が入力されており、他方の入力端子はオペアンプ41の出力端に接続されており、電圧生成部31の出力電圧2ref1が供給されている。また、AND回路55の電源電圧には電圧生成部31の出力電圧2ref1が供給されている。このような構成においても、AND回路55の出力信号は、2ref1の電源電圧で動作されることによって、ローレベルである0(V)とハイレベルである2ref1(V)との2値を有するPWM信号になる。すなわち、出力されるPWM信号の基準電圧がref0からref1に変換される。
次に、図6を参照して、基準電圧変換部のさらに別の実施形態を説明する。本例における基準電圧変換部はバッファ回路68を有している。バッファ回路68の入力にはスピンドルサーボ回路7DからのPWM信号が入力されている。また、バッファ回路68の電源電圧には電圧生成部31の出力電圧2ref1が供給されている。このような構成においても、バッファ回路68の出力は、2ref1の電源電圧で動作されることによって、ローレベルである0(V)とハイレベルである2ref1(V)との2値を有するPWM信号になる。すなわち、出力されるPWM信号の基準電圧がref0からref1に変換される。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。レベルシフト回路8は、スピンドルサーボ回路7D以外のサーボ回路の後段に設けられてもよい。例えば、フォーカスサーボ回路7Aのみが異なる基準電圧を有するPWM信号を出力する場合、フォーカスサーボ回路7Aとフィルタ回路9Aとの間にレベルシフト回路8が設けられる。また、レベルシフト回路は1つに限らず、複数設けられてもよい。また、図1を参照して、レベルシフト回路8が設けられるサーボ回路以外のサーボ回路(フォーカスサーボ回路、トラッキングサーボ回路、スレッドサーボ回路)はPWM信号ではなく高周波成分が除去されたアナログの制御信号を出力してもよい。この場合、フィルタ回路9A〜9Cが設けられないことになる。
本発明は、サーボ回路とモータドライバとを有するCDプレーヤ、DVDプレーヤ等のディスク再生装置に好適に採用され得る。
本発明の好ましい実施形態によるディスク再生装置を示すブロック図である。 各サーボ回路から出力されるPWM信号の基準電圧を説明する図である。 レベルシフト回路8の基本構成を説明するブロック図である。 レベルシフト回路8の詳細な回路構成を説明する回路図である。 基準電圧変換部の変形例を示す回路図である。 基準電圧変換部の変形例を示す回路図である。 基準電圧変換部の変形例を示す回路図である。 基準電圧変換部の変形例を示す回路図である。 従来のレベルシフト回路を示す回路図である。
符号の説明
1 ディスク再生装置
7 サーボ回路
8 レベルシフト回路
9 フィルタ回路
10 モータドライバ
31 電圧生成部
32 基準電圧変換部

Claims (1)

  1. 第1の基準電圧を有する制御信号を出力する第1のサーボ回路と、
    該第1の基準電圧とは異なる第2の基準電圧を有するパルス変調信号を出力する第2のサーボ回路と、
    該第2のサーボ回路からのパルス変調信号が供給されるフィルタ回路と、
    該第1の基準電圧が供給され、該第1の基準電圧を使用し、該第1のサーボ回路からの信号および/または該フィルタ回路からの信号に応答して、再生駆動部に駆動信号を出力するモータドライバと、
    該フィルタ回路と該第2のサーボ回路との間に設けられ、該第2のサーボ回路からのパルス変調信号の基準電圧を該第2の基準電圧から該第1の基準電圧に変換し、変換後のパルス変調信号を該フィルタ回路に出力するレベルシフト回路とを備え、
    前記レベルシフト回路が、
    前記第1の基準電圧が供給されることにより、該第1の基準電圧の2倍の電圧を生成し、当該電圧を基準電圧変換部に供給する電圧生成部と、
    前記電圧生成部から前記第1の基準電圧の2倍の電圧が電源電圧として供給され、前記第2のサーボ回路からパルス変調信号が入力され、該パルス変調信号の振幅値を該第1の基準電圧の2倍の電圧に変換することによって、該パルス変調信号の基準電圧を該第1の基準電圧に変換する前記基準電圧変換部とを有する、ディスク再生制御装置。
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