JP3047768B2 - 歌唱練習装置 - Google Patents

歌唱練習装置

Info

Publication number
JP3047768B2
JP3047768B2 JP7060747A JP6074795A JP3047768B2 JP 3047768 B2 JP3047768 B2 JP 3047768B2 JP 7060747 A JP7060747 A JP 7060747A JP 6074795 A JP6074795 A JP 6074795A JP 3047768 B2 JP3047768 B2 JP 3047768B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
singing
information
pitch
range
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7060747A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08263076A (ja
Inventor
竜彦 沼本
伸幸 小川
隆義 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP7060747A priority Critical patent/JP3047768B2/ja
Publication of JPH08263076A publication Critical patent/JPH08263076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3047768B2 publication Critical patent/JP3047768B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラオケ等の歌唱信号
を扱う歌唱練習装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラオケを実施する際に使用され
るメディアとして、カラオケ用の音声信号が記録された
コンパクトディスクやビデオテープやビデオディスクが
使用されており、それらのカラオケ用メディアにはカラ
オケ用の音声信号と別に模範歌唱が記録されているのが
一般的である。この模範歌唱は、カラオケのお手本とし
て利用され、カラオケの練習材料として使用する目的で
記録されている。
【0003】以下に、カラオケ機器等の従来の歌唱練習
装置による模範歌唱の利用について図16を参照しなが
ら説明する。
【0004】図16は、従来の歌唱練習装置の構成を示
すブロック図である。図16において、160は第1の
歌唱入力端、161は第2の歌唱入力端、162は第2
の歌唱入力端161に入力された歌唱の振幅を調整する
振幅調整器、163は第1の歌唱入力端160に入力さ
れた歌唱に振幅調整器162が出力する歌唱を加算する
加算器、164は加算器163の出力歌唱を出力する歌
唱出力端である。
【0005】以上のように構成された模範歌唱の利用に
ついてその動作を説明する。まず、模範歌唱は、第2の
歌唱入力端161を介して振幅調整器162に入力され
歌唱者により振幅を調整される。この振幅調整された模
範歌唱は、加算器163により、第1の歌唱入力端に入
力された歌唱者の歌唱に加算され、歌唱出力端164か
ら出力される。
【0006】以上のような動作により、図16に示した
従来の歌唱練習装置を含んだカラオケ機器において、歌
唱者は振幅調整器162により模範歌唱を聞き易い音量
で自身の歌唱と共に聞くことができる。そして、歌唱者
は自身の歌唱と模範歌唱を聞き比べることで、模範歌唱
をお手本として用いたカラオケの練習を行うことができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では模範歌唱と歌唱者の歌唱の比較は、出力
された歌唱を歌唱者が聞き取り、それぞれの歌唱の違い
を主観的に解釈した結果得られるものである。歌唱者が
聞き取り能力に優れている場合は、模範歌唱と自分の歌
唱との違いを把握できるが、聞き取り能力に優れていな
い人は模範歌唱と自分の歌唱の違いが分かりにくく、ま
た客観的な評価が行いにくいという問題が存在し、歌唱
者の主観的な視点でしか歌唱の違いが把握できないとい
う欠点があった。また、その歌の音域に関する情報や、
歌が自分に対して適正かどうか(歌いやすい歌かどう
か)を知ることができないという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、歌の音域情報やずれが認められた音程情報を客観的
に確認でき、これらの情報を参考に正確な発声ができる
かどうかの確認ができる歌唱練習装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の歌唱練習装置は、第1歌唱音程検出手段、第
2歌唱音程検出手段、第1音域検出手段、第2音域検出
手段、報知手段を備える歌唱練習装置であって、第1歌
唱音程検出手段は、再生装置からの模範歌唱音声から第
1音程情報を検出し、第2歌唱音程検出手段は、マイク
ロホンからの歌唱音声から第2音程情報を検出し、第1
音域検出手段は、第1音程情報から第1音域情報を決定
し、第2音域検出手段は、第2音程情報から第2音域情
報を決定し、報知手段は、第1音域情報と第2音域情報
に基づき映像信号を作成し受像器に表示させるものであ
【0010】あるいは、第1歌唱音程検出手段、第2歌
唱音程検出手段、演算手段、記憶手段、報知手段を備え
る歌唱練習装置であって、第1歌唱音程検出手段は、再
生装置からの模範歌唱音声から第1音程情報を検出し、
第2歌唱音程検出手段は、マイクロホンからの歌唱音声
から第2音程情報を検出し、演算手段は、第1音程情報
および第2音程情報の音程差情報を演算し、記憶手段
は、第2音程情報と音程差情報を音程毎に分類し記憶情
報として更新記憶し、報知手段は、記憶情報に基づき映
像信号を作成し受像器に表示させるものである。
【0011】
【0012】
【作用】この構成によって、第1および第2の歌唱音程
検出手段が検出した音程情報から第1および第2の音域
検出手段はそれぞれの音域情報を出力し、これを報知手
段は報知するか、または、演算手段は、第1および第2
の歌唱音程検出手段の出力する音程情報の差を演算し、
記憶手段は、第2の歌唱音程検出手段の出力する音程情
報と演算手段の出力に従い記憶情報を更新し、報知手段
は、記憶手段の記憶情報を報知するか、さらに、マイク
ロホンは、第1の歌唱音程検出手段に入力され、報知手
段は、基準音出力手段が出力する基準音情報と第1の歌
唱音程検出手段の出力する音程情報も報知することによ
り、第1および第2の歌唱の音域情報を確認することが
でき、または、音程にずれが認められた音程情報の確認
ができ、さらに、これらの情報を確認しながら正確な発
声ができるかどうかの確認ができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施例の構成を示
すブロック図である。図1において、1は映像信号や音
声信号が変調されて記録されたディスク、2はディスク
1を駆動するモータ、3はディスク1に記録された信号
を読み取るピックアップ、4はモータ2の制御を行うモ
ータドライバ、5はピックアップ3の制御を行うピック
アップドライバ、6はピックアップ3が読み取った信号
から映像信号を復調する映像信号復調手段、7は基準ク
ロック信号により映像信号復調手段6が出力する映像信
号の時間軸を補正する時間軸補正手段、8はピックアッ
プ3が読み取った信号から音声信号を復調する音声信号
復調手段、9と10はそれぞれ音声信号復調手段8が出
力する音声信号を出力する第1の音声信号出力端と第2
の音声信号出力端、11はピックアップ3が出力する信
号から記録内容などを示すコード信号を検出するコード
信号検出手段、12は音声信号復調手段8が出力する2
つの音声信号から模範歌唱を抽出する模範歌唱抽出手
段、13はマイクロホン等が接続され歌唱者の歌唱信号
が入力される歌唱信号入力端、14と15は音声信号か
ら音程情報を検出する第1の歌唱音程検出手段と第2の
歌唱音程検出手段、16は第1の歌唱音程検出手段14
が出力する音程情報から音域情報を検出する第1の音域
検出手段、17は第2の歌唱音程検出手段15が出力す
る音程情報から音域情報を検出する第2の音域検出手
段、18は時間軸補正手段7が出力する映像信号に、第
1の音域検出手段16と第2の音域検出手段17が出力
する音域情報を元に特定の信号を重畳処理する信号重畳
手段、19は映像信号出力端、20は受像機、21はモ
ータドライバ4とピックアップドライバ5と模範歌唱抽
出手段12と第1の音域検出手段16と第2の音域検出
手段17を制御し、コード信号検出手段11からコード
信号を受け取るマイクロコンピュター(以下、マイコン
と略す)である。
【0015】上記のように構成された歌唱練習装置につ
いてその動作を説明する。まず、ディスク1から信号を
再生するための制御について説明する。ディスク1はモ
ータ2により回転され、ピックアップ3により信号が読
みだされる。ここでディスク1がコンパクトディスクや
レーザーディスクのように光学式のものであれば、ピッ
クアップ3はレーザーや光学レンズや光学レンズを駆動
するアクチェータやフォトディテクタで構成され、ディ
スク上のピット情報を読み取り出力するものであればよ
い。また、モータ2とピックアップ3は、マイコン21
からの制御情報により制御を決定するモータドライバ4
とピックアップドライバ5によりそれぞれ制御される。
ここで、マイコン21にはコード信号検出手段11が検
出するコード信号が入力されているので、マイコン21
はコード信号を判定することでディスク1の固有情報や
再生位置を認識することができ、この情報によりモータ
ドライバ4とピックアップドライバ5を制御することに
より、ディスク1の再生を最適化したり特定の再生箇所
を再生したりすることができる。また、ディスク1の再
生の開始や停止を制御することができる。なお、コード
信号検出手段11は、ディスク1がコンパクトディスク
であればサブコード信号を、レーザーディスクであれば
24ビットコード信号を出力すればよい。以上のように
して、ディスク1から信号が読みだされ、マイコン21
はディスク1の再生位置を認識でき、ディスク1の再生
状態を制御できる。
【0016】次に、ピックアップ3が出力する信号から
映像信号復調手段6は映像信号を復調する。ディスク1
がレーザーディスクであれば、映像信号はFM変調され
て記録されているので、映像信号復調手段6は、これを
抽出するバンドパスフィルタを備えFM復調する回路を
備えていればよい。そして、映像信号復調手段6が出力
する映像信号は、ディスク1の回転の中心が偏芯してい
ることに起因して、時間軸が正常でないので、時間軸補
正手段7により時間軸の補正が行われる。時間軸補正手
段7は、基準クロックとメモリを備え、映像信号を順次
メモリに格納し、基準クロックに同期してメモリに格納
された映像信号を順次出力することで、映像信号の時間
軸補正を行う。なお、ディスク1が映像信号を含まない
形式で記録されたディスク、例えばコンパクトディスク
であれば、映像信号復調手段6と時間軸補正手段7はか
ならずしも必要ではない。
【0017】同様に、ピックアップ3が出力する信号か
ら音声信号復調手段8は音声信号を復調する。ここで
は、ディスク1がレーザーディスクであればアナログ音
声信号を出力し、コンパクトディスク1であればデジタ
ル音声信号をアナログ音声信号に変換した信号を出力す
るものとする。そして、復調された音声信号は第1の音
声信号出力端9と第2の音声信号出力端10から出力さ
れる。
【0018】次に、模範歌唱抽出手段12の動作につい
て説明する。まず、ディスク1がいわゆる音多と呼ばれ
る形式で音声が記録されたレーザーディスクの場合につ
いて説明する。この場合、アナログ音声の左チャンネル
に伴奏が記録され、右チャンネルに左チャンネルと同じ
伴奏と模範歌唱が記録されている。したがって、右チャ
ンネルの信号から左チャンネルの信号を減算処理すれ
ば、伴奏信号が相殺され模範歌唱を抽出することができ
る。
【0019】なお、ディスクによっては、両チャンネル
に含まれる伴奏のレベルが一致しないことがあるので、
減算する際、減算する左チャンネルの信号のゲインを調
整する必要がある。この処理は、曲の前奏を再生してい
る状態、すなわち右チャンネルに模範歌唱を含まない部
分を再生している状態で、右チャンネルから左チャンネ
ルを減算処理した結果が0になるようにすれば、右チャ
ンネルから伴奏を消去することになり模範歌唱のみを抽
出することができる。ここで、曲の前奏を再生している
ことは、マイコン21がコード信号検出手段11の検出
するコード信号から認識できる。この認識にそって、マ
イコン21が模範歌唱抽出手段12を制御することで、
上記の左チャンネルに対するゲイン調整を実現すること
ができ、模範歌唱抽出手段12は模範歌唱を抽出するこ
とができる。又、ディスク1が右チャンネルに模範歌唱
のみが記録されたコンパクトディスクの場合であれば、
左チャンネルの減算処理を実行せずに右チャンネルの信
号のみを出力すれば、模範歌唱を抽出することができ
る。
【0020】次に、第1の歌唱音程検出手段14と第2
の歌唱音程検出手段15の動作について説明する。この
2つの歌唱音程検出手段は全く同一の動作を行うもので
ある。第1の歌唱音声検出手段14には模範歌唱抽出手
段12が出力する模範歌唱が入力され、第2の歌唱音程
検出手段15には歌唱信号入力端13から入力された歌
唱者の歌唱信号が入力されている。ここでは、音程の尺
度として一般的に用いられている平均律音階にそって音
程情報を検出することにする。周知のように平均律音階
では、ある音階の周波数に対し、2の12乗根を乗算す
れば半音高い音階になり除算すれば半音低い音階にな
る。この関係により、例えばA=440Hzとすれば全
ての音階の周波数が決定される。音階と周波数は一対一
で対応していることから、周波数を求めれば音階は決定
され、音程情報が検出される。また、周波数は周期の逆
数の関係になるので、周期を求めれば同様に音程情報が
検出される。
【0021】第1の歌唱音程検出手段14と第2の歌唱
音程検出手段15の動作について、図を参照しながら説
明する。図2は2つの歌唱音程検出手段の構成を示した
ブロック図である。図2において、21は音程検出の対
象となる歌唱信号を入力する信号入力端、22は信号入
力端21から入力された歌唱信号の直流成分を除去する
ハイパスフィルタ、23はハイパスフィルタ22が出力
する信号の高域成分を減衰するローパスフィルタ、24
はローパスフィルタ23が出力する信号の電圧が0Vと
一致する期間を測定した測定結果を出力するゼロクロス
検出回路、25はゼロクロス検出回路24が出力する測
定結果を記憶するメモリ、26はゼロクロス検出回路2
4が出力する測定結果とメモリ25が記憶した測定結果
を比較し基本周期を測定する周期測定回路、27は周期
測定回路26が出力する周期測定データを音程情報に変
換する音程変換回路、28は音程変換回路27が出力す
る音程情報を出力する音程情報出力端である。
【0022】上記のように構成された歌唱音程検出手段
についてその動作を説明する。まず、歌唱信号は信号入
力端21に入力され、ハイパスフィルタ22を通過す
る。ハイパスフィルタ22では直流成分が除去される。
この処理により信号は0Vに対し対称形となる。次に、
ハイパスフィルタ22を通過した信号はローパスフィル
タ23を通過し、高域成分が減衰される。ローパスフィ
ルタ23のカットオフ特性は、音程検出の対象とする音
階の周波数により決定される。通常の歌唱であれば80
Hz程度以上の周波数を対象とすれば良いので、カット
オフ周波数は80Hz程度に設定しておけば、これ以上
の周波数に対し減衰特性が得られる。ただし、基本周波
数に対してもこの減衰特性が働き、高い周波数に対して
も検出動作を確保しなければならないことを考慮する
と、カットオフのスロープは一次特性が適当である。こ
の処理により、信号に含まれる高調波成分が減衰され信
号の基本周波数成分が強調されることになる。なお、ハ
イパスフィルタ22とローパスフィルタ23の接続は逆
でも得られる効果は同様である。
【0023】そして、ハイパスフィルタ22とローパス
フィルタ23を通過した信号は、ゼロクロス検出回路2
4に入力され、電圧が0Vと一致する期間が測定され
る。ここで、入力信号の1周期分の波形と測定結果を図
3に示す。図3において、30は入力信号の波形であ
る。入力信号30において、t1からt2までの波形と
t4からt5までの波形が信号の基本波成分であり、t
2からt4までの波形が1次高調波成分である。基本波
成分の半波分の電圧値はV1であり、高調波成分の半波
分の電圧値はV2である。この入力信号30は、ハイパ
スフィルタ22により直流成分が除去されているので、
0Vに対し波形の正電圧部分と負電圧部分が対称になっ
ており、またローパスフィルタ23により高調波成分は
減衰されているので、|V1|>|V2|である。
【0024】ゼロクロス検出回路24では、入力信号の
電圧が0Vと一致する期間、すなわち図3では、t1か
らt2までの時間T1、t2からt3までの時間T2、
t3からt4までの時間T3、t4からt5までの時間
T4が測定される。ここで、t1からt2とt4からt
5は同じ周波数を示す波形であることより、T1=T4
であり、同様にT2=T3である。また、T1>T2で
ある。この時間測定は、入力信号の電圧を0Vと比較す
るコンパレータと、このコンパレータの結果により動作
を決定し入力信号の周波数よりはるかに高い周波数クロ
ックで動作するカウンタを備えれば、上記の測定が実現
できる。このように測定した結果は、図3の場合であれ
ばt1、t2、t3、t4、t5の時間に最新の測定結
果として1回出力するようにする。このようにすれば、
測定結果を受け取る側で、測定結果を時間遅延なく、ま
た測定結果の重複が生じないよう処理することができる
効果を得られる。
【0025】次に、図2に示したメモリ25の動作につ
いて図を参照しながら説明する。図4はメモリの構成を
示すブロック図である。図4において、40はデータ入
力端、41はデータ出力端、42はデータ読みだし決定
信号入力端、43はデータバス、44から48はデータ
バス43を介してデータを格納する第1から第5のデー
タ格納回路、49はデータ入力端40から入力されたデ
ータやデータ出力端41に出力するデータやデータ読み
だし決定信号入力端42やデータバス43で扱われるデ
ータや読みだし決定信号を管理するデコーダである。
【0026】上記のように構成されたメモリについてそ
の動作を説明する。まず、デコーダ49は、任意のデー
タを第1から第5の格納場所から読みだしたり、また任
意の格納場所に格納したりすることができる。また、デ
コーダ49はデータ読みだし決定信号入力端42から入
力された読みだし決定信号により、第1から第5の格納
場所に格納したデータをデータバス43を介して読み出
し、データ出力端41から出力する。そして、データ入
力端40から新しいデータが入力されると、デコーダ4
9は第4の格納場所47に格納されたデータを第5の格
納場所48に格納し、同様に第1の格納場所44から第
3の格納場所47までに格納されたデータの格納場所を
変更し、データ入力端40に入力された新しいデータを
第1の格納場所44に格納する。このようにして、デコ
ーダ49は第1から第5の格納場所に格納されたデータ
の更新を実行する。
【0027】歌唱音程検出手段においては、ゼロクロス
検出回路24の出力する測定結果がデータ入力端40に
入力されている。したがって、上記のようなメモリ25
の動作により、ゼロクロス検出回路24の出力する測定
結果が順次格納されることになる。図3に示した波形と
測定結果の場合であれば、t5の時間に最新の測定結果
T4が得られると、第2の格納場所45にt4の時間に
得られた測定結果T3が格納され、同様に第3の格納場
所46にT2が、第4の格納場所にT1が格納され、測
定結果T4が第1の格納場所44に格納される。このよ
うな動作により、データ出力端41とデータ読みだし決
定信号入力端42が接続されている回路は、ゼロクロス
検出回路24の新旧の測定結果を任意に読み出すことが
できる。
【0028】なお、図4の例では格納場所が5箇所であ
るが、データ出力端41から出力されるデータを利用す
る回路で必要とする数の格納場所を用意すればよい。
【0029】次に、図2の周期測定回路26の動作につ
いて説明する。周期測定回路26には、ゼロクロス検出
回路24の出力する最新の測定結果とメモリ25の出力
する過去の測定結果が入力され、メモリ25から読みだ
すデータを決定する読みだし決定データと周期測定結果
が出力される。周期測定回路26はゼロクロス検出回路
24が出力する測定結果の時間的な流れから、信号入力
端20に入力された信号の基本周期を測定する。
【0030】まず、ゼロクロス検出回路24が測定した
最新の測定結果に対し、過去の結果を比較する。この過
去の結果は、メモリ25に読みだし決定データを与える
ことでメモリ25から得ることができる。図3に示した
波形30から明らかなように、ゼロクロス検出回路24
の測定結果は波形の半波分であり、さらに波形の正電圧
部分と負電圧部分の測定結果が交互に現れる。時間t5
において、最新の測定結果として得られたT4を元に基
本周期を求める手順について説明する。まず、となりあ
った波形の測定結果、すなわち測定結果T3をメモリ2
5から読みだす。これをT4と比較し、ほぼ近似してい
ればT3+T4の結果が基本周期と決定される。しか
し、近似していなければ、T3と同相でT3より一つ古
い測定結果、すなわちT1をT4と比較する。ほぼ近似
していればT1+T2+T3+T4が基本周期と決定さ
れる。近似していなければ、同様の比較をメモリ25の
データを用いて実行し、基本周期を決定する。図3の場
合であれば、T4=T1であるので、基本周期はT1+
T2+T3+T4である。この基本周期データが周期測
定データとなり出力される。このような、比較処理はマ
イコンを利用すれば簡単に実現することができる。ま
た、マイコンを利用した場合であれば、メモリ25とし
てマイコンのRAMを利用すれば、簡単な構成で効率よ
く処理を実行することができる効果が得られる。
【0031】次に、図2の音程変換回路27の動作につ
いて説明する。音程変換回路27は、入力された基本周
期データを音程情報に変換し出力する。ここでは平均律
にそった音程情報に変換する場合について説明する。こ
の変換処理について説明する。前述の通り、平均律では
2の12乗根を乗算するか除算すれば半音の違いにな
る。この関係から音程情報が確定する。従って、平均律
にそった音程情報の変換は、基準周期をTref、変換
対象となる周期をTとすると、log(Tref/T)
/log2となる。ここで、logXは10を底とした
Xの対数変換(常用対数)である。
【0032】そして、音程変換回路27が決定した音程
情報は、音程情報出力端28から出力される。
【0033】以上のように、第1の歌唱音程検出手段1
4と第2の歌唱音程検出手段15は動作する。
【0034】なお、上記のような動作では第1の歌唱音
程検出手段14と第2の歌唱音程検出手段15は、ゼロ
クロス検出回路24でゼロクロスが検出する度に音程情
報を出力するようになるが、検出した音程情報を記憶し
ておき、一定時間毎に音程情報を出力するようにする
と、音程情報の検出量が時間進行に対し常に一定になる
ので、音程情報を一定時間毎に集計したり、音程情報の
報知を一定時間毎に実行することが可能になる利点が得
られる。
【0035】次に、図1に示した第1の音域検出手段1
6と第2の音域検出手段17の動作について説明する。
この2つの音域検出手段は全く同一の動作をするもので
ある。音域検出手段は、歌唱音程検出手段が出力する音
程情報を元に、マイコン21が出力する音域情報管理信
号に従い音域検出処理を実行する。音域とは最も低い音
程から最も高い音程までの範囲であるから、歌唱音程検
出手段の出力する音程情報の中で、最も高い音程情報と
最も低い音程情報を検出すれば、音域の検出を実現でき
る。したがって、音域検出処理により得られる音域情報
は、最も高い音程情報を示す音域上限情報と、最も低い
音程を示す音域下限情報から構成される。音域検出手段
の動作について図を参照しながら説明する。
【0036】図5は音域検出手段の音域検出判定行程を
示すフローチャート図である。図5において、50は音
域情報リセット判定行程、51は音域情報リセット行
程、52は動作判定行程、53は音域情報判定行程、5
4は音域情報初期化行程、55は音域上限情報判定行
程、56は音域上限情報更新行程、57は音域下限情報
判定行程、58は音域下限情報更新行程、59は音程情
報数カウント行程、60は音程情報数判定行程、61は
音域情報出力行程である。
【0037】まず、音域情報リセット判定行程50にお
いて音域情報と音域情報数をリセットするかどうかの判
定を行う。リセットする場合は、音域情報リセット行程
51で音域情報と音域情報数はリセットされる。そし
て、動作判定行程52において音域検出動作を実行する
かどうかを判定し、音域検出動作をしないときは終了す
る。音域情報をリセットすることは、音域検出を新たに
開始するときの処理であり、音域検出動作をしないこと
は、すでに検出した音域情報を保持したいときの処理で
ある。音域は歌の調や男性の歌か女性の歌かでおおまか
に決まってくるので、音域の検出は通常1曲の歌あるい
はその一部分について検出を行わないと意味がないの
で、上記の音域情報のリセット処理や音域情報の保持が
必要になる。
【0038】これらのリセットや音域検出動作の判定の
ための情報として、マイコン21から入力される音域情
報管理信号が用いられる。マイコン21はコード信号検
出手段13が出力するコード信号を判断し、ディスク1
の再生位置が新しいチャプターやトラックに移動した
ら、新しい曲の再生が開始されたと判断し、音域情報管
理信号を出力する。また、マイコン21はコード信号に
よらず、キー入力等の他の情報により音域情報管理信号
を出力することももちろん可能である。
【0039】次に、音域情報判定行程53について説明
する。音域情報判定行程53はある音域情報がすでに求
められているかどうかを判断する。そして、音域情報が
求められていないとき、すなわち音域情報リセット行程
51で音域情報がリセットされているときは、音域情報
初期化行程54に移行し、音域情報を初期化する。音域
情報がリセットされていると、後述する音域上限情報判
定行程55と音域下限情報判定行程57で音程情報を音
域情報と比較するための音域情報が存在しない。この比
較をするための最初の音域情報を用意するのが、音域情
報初期化行程54である。
【0040】音域情報初期化行程54により音域情報が
得られている場合は、音域情報の更新処理に移行する。
まず、音域上限情報判定行程55は、音程情報を音域上
限情報と比較し、音程情報が音域上限情報より高い音程
を示す場合、この音程情報を音域上限情報とするため、
音域上限情報更新行程56に移行し、音域上限情報を音
程情報で更新する。同様に、音域下限情報についても音
域下限情報判定行程57の判定と、音域下限情報更新行
程58により処理を行う。
【0041】以上のような音域情報と音程情報に関する
処理により、音域情報の更新を実行する。そして、得ら
れた音程情報の数を音程情報カウント行程59において
カウントする。カウントした結果は、音程情報数判定行
程60で判定され、一定値以上の音程情報数が入力され
ていれば、音域情報出力行程61に移行し、音域情報が
出力される。ここで、音程情報カウント行程59と音程
情報数判定行程60は必ずしも必要ではない。しかし、
音域は一定以上の時間の歌に対する情報であり、また複
数(なるべく多数)の音程情報から検出した方が精度向
上が図れる。したがって、音域情報が一定以上の音程情
報を元に検出されてから音域情報を出力することによ
り、精度の高い音域検出を行うことができる効果が生ま
れる。もし、上記の音程情報数による判定を行わないの
であれば、音程情報カウント行程59と音程情報数判定
行程60を省略し、音程情報出力行程61を実行するよ
うにすればよい。
【0042】以上のような行程処理により、第1の音域
検出手段16と第2の音域検出手段17は構成される。
この処理は、第1の音程検出手段14あるいは第2の音
程検出手段15が新しい音程情報を出力し、第1の音域
検出手段16あるいは第2の音域検出手段17に入力さ
れる毎に実行する。
【0043】次に、図1の信号重畳手段18の動作につ
いて説明する。信号重畳手段18は映像信号出力端19
を介して接続されている受像機と共に、報知手段として
の役割を果たす。信号重畳手段18は、入力される映像
信号に対し、第1の音域検出手段16と第2の音域検出
手段17が出力する音域情報を元に、特定の信号を重畳
処理する。信号重畳手段18の動作を図を参照しながら
説明する。
【0044】図6は、信号重畳手段18の回路構成を示
すブロック図である。図6において、62は第1の音域
情報入力端、63は第2の音域情報入力端、64は映像
信号入力端、65は映像信号入力端64から入力された
映像信号から同期信号を分離し出力する同期信号分離回
路、66は映像信号に重畳処理される重畳信号を出力す
る重畳信号発生回路、67は第1の音域情報入力端62
と第2の音域情報入力端63と同期分離回路65が出力
する同期信号から、映像信号に対して重畳信号発生回路
66が出力する信号の表示位置を決定するアドレスデコ
ーダ、68はアドレスデコーダ67により、映像信号入
力端64に入力された映像信号に重畳信号発生回路66
が出力する信号を重畳処理するスイッチ、69はスイッ
チ68が出力する映像信号を出力する信号出力端であ
る。
【0045】以上のように構成された信号重畳手段18
について、図1と図6を用いて、その動作を説明する。
まず、第1の音域検出手段16と第2の音域検出手段1
7が出力する音域情報は、それぞれ第1の音域情報入力
端62と第2の音域情報入力端63に入力され、アドレ
スデコーダ67に入力される。また、映像信号入力端6
4から入力された映像信号は、同期分離回路65に入力
され、同期信号が分離される。この分離された同期信号
もアドレスデコーダ67に入力される。同期信号によ
り、アドレスデコーダ67は映像信号入力端64に入力
された映像信号の画面上での表示位置を特定することが
できる。
【0046】次に、アドレスデコーダ67は、キャラク
タの画面に表示する位置を決定し、同期信号を基準にし
て表示する位置に応じてスイッチ68を制御する。キャ
ラクタの内容は、第1の音域情報入力端62と第2の音
域情報入力端63から入力される音域情報により決ま
る。音域情報の内容により、キャラクタの形や画面にお
ける表示位置を決定することで、音域情報を画面上の位
置に置き換え画面で認識できるようにする。
【0047】このようなアドレスデコーダ67の決定に
よりスイッチ68が制御され、重畳信号発生回路66が
出力する信号が、映像信号入力端64から入力された映
像信号に重畳処理される。そして、重畳処理された映像
信号は信号出力端69から出力され、映像信号出力端1
9を介して受像機20に接続されているので、歌唱者は
受像機20の画面でキャラクタの表示位置により音域情
報を認識することができる。
【0048】信号重畳手段18が出力する映像信号によ
る画面表示の例を図7に示す。図7において、70は音
程の位置を画面上で確認するための鍵盤表示、71は模
範歌唱の音域表示の水平位置を示す第1の文字表示、7
2は歌唱者の音域表示の水平位置を示す第2の文字表
示、73は模範歌唱の音域を示す第1の音域表示、74
は歌唱者の音域を示す第2の音域表示である。
【0049】図7の表示内容について説明する。まず、
鍵盤表示70は水平方向に音程の違いを表現するための
指標となる表示である。鍵盤表示70の下方向に表示さ
れた表示は、垂直方向に表示された鍵盤表示70の鍵盤
の音程と同じであることを意味する。次に、模範歌唱の
音域が表示される水平位置であることを示す第1の文字
表示71と同じ水平位置で、鍵盤表示70の下方向に第
1の音域表示73が表示されている。図7に示した例で
あれば、模範歌唱の検出された最低音程と最高音程がそ
れぞれBとDの音であることを、第1の音域表示73は
示している。つまり、音域は1オクターブと2音階であ
る。同様に、歌唱者の検出された最低音程と最高音程が
それぞれBとCの音であることを、第2の音域表示74
は示している。つまり、音域は1オクターブと1音階で
ある。
【0050】図7に示した例であれば、上記で説明した
通り、歌唱者の音域は模範歌唱のそれより1音階低いこ
とが、画面に表示されたそれぞれの音域表示から明確に
認識できる。
【0051】なお、映像信号入力端64から入力される
映像信号のカラーバースト位相を考慮して、重畳信号発
生回路66が出力する信号をカラー信号とすることも可
能である。この場合、位置のみでなく映像の色により、
音域情報を表示することが可能になる。例えば、模範歌
唱の音域情報と歌唱者の音域情報の色を違うものにすれ
ば、認識がより明確になる利点が得られる。
【0052】以上説明したように、信号重畳手段18を
使用すれば、ディスク1に記録された映像と共に図7に
示したような表示を確認することができるので、ディス
ク1の再生を中断することなく、音域情報を知ることが
できる。
【0053】また、この実施例では映像信号にキャラク
タを示す信号を重畳処理する場合を説明したが、音域情
報のみを表すことのできる表示手段を報知手段として利
用することもできる。
【0054】さらに、音声により音域情報を知らせる手
段を報知手段として利用することもできる。
【0055】以上のように本実施例によれば、歌唱の音
程情報を検出する第1および第2の歌唱音程検出手段
と、入力された音程情報から最高の音程情報と最低の音
程情報を検出し音域情報を出力する第1および第2の音
域検出手段と、音域情報を報知する報知手段とを設ける
ことにより、歌唱者は報知手段により、模範歌唱と自身
の歌唱の音域を明確に認識することができるので、客観
的にかつ分かりやすく歌唱の違いを認識して、歌唱の練
習を効率的に行うことができる。
【0056】以下、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図8は本発明の第2の実施
例を示す歌唱練習装置の構成を示すブロック図である。
図8において、1は映像信号や音声信号が変調され記録
されたディスク、2はディスク1を駆動するモータ、3
はディスク1に記録された信号を読み取るピックアッ
プ、4はモータ2の制御を行うモータドライバ、5はピ
ックアップ3の制御を行うピックアップドライバ、6は
ピックアップ3が読み取った信号から映像信号を復調す
る映像信号復調手段、7は基準クロック信号により映像
信号復調手段6が出力する映像信号の時間軸を補正する
時間軸補正手段、8はピックアップ3が読み取った信号
から音声信号を復調する音声信号復調手段、9と10は
それぞれ音声信号復調手段8が出力する音声信号を出力
する第1の音声信号出力端と第2の音声信号出力端、1
1はピックアップ3が出力する信号から記録内容などを
示すコード信号を検出するコード信号検出手段、12は
音声信号復調手段8が出力する2つの音声信号から模範
歌唱を抽出する模範歌唱抽出手段、13はマイクロホン
等が接続され歌唱者の歌唱信号が入力される歌唱信号入
力端、14と15は音声信号から音程情報を検出する第
1の歌唱音程検出手段と第2の歌唱音程検出手段、80
は第1の歌唱音程検出手段14と第2の歌唱音程検出手
段15が出力する音程情報の差を演算する演算手段、8
1は演算手段が出力する演算結果と第2の歌唱音程検出
手段15が出力する音程情報に従い記憶情報を更新する
記憶手段、82は時間軸補正手段7が出力する映像信号
に記憶手段81が出力する記憶情報を元に特定の信号を
重畳処理する信号重畳手段、19は映像信号出力端、2
0は受像機、21はモータドライバ4とピックアップド
ライバ5と模範歌唱抽出手段12と記憶手段81を制御
し、コード信号検出手段11からコード信号を受け取る
マイコンである。
【0057】上記のように構成された歌唱練習装置につ
いてその動作を説明する。図8において、演算手段80
と記憶手段81と信号重畳手段82以外は、図1に示し
た第1の実施例と全く同一の動作をするものであり、構
成も全く同一である。
【0058】次に、演算手段80の動作について説明す
る。演算手段80は、第1の歌唱音程検出手段14と第
2の歌唱音程検出手段15が出力する音程情報の差を演
算する。模範歌唱を基準にするため、第2の歌唱音程検
出手段15が出力する音程情報から第2の歌唱音程検出
手段15が出力する音程情報を減算し、その減算した演
算結果を出力する。なお、歌唱音程検出手段は音程が検
出されたら音程情報を出力するので、演算手段80は最
後に入力されたそれぞれの音程情報を保持しておく必要
がある。ただし、第1の実施例で説明したように、歌唱
音程検出手段が一定時間毎に音程情報を出力する場合に
おいては、歌唱音程検出手段が音程情報を同時に出力す
るようにすれば、音程情報を保持しておく必要は特にな
い。この場合は、演算手段80の出力する演算結果も一
定時間毎に出力されることになる。
【0059】次に、記憶手段81の動作について図を参
照しながら説明する。記憶手段81は入力されたデータ
をその値により分類し、分類されたそれぞれのデータ数
の累積値を記憶する。記憶手段81の回路構成を示すブ
ロック図を図9に示す。図9において、40はデータ入
力端、41はデータ出力端、42はデータ読みだし決定
信号入力端、43はデータバス、44から48はデータ
バス43を介してデータを格納する第1から第5のデー
タ格納回路、49はデータ入力端40から入力されたデ
ータやデータ出力端41に出力するデータやデータ読み
だし決定信号入力端42やデータバス43で扱われるデ
ータや読みだし決定信号を管理するデコーダ、90は第
2の歌唱音程検出手段15が出力する音程情報を入力す
る音程データ入力端、91は第1から第5のデータ格納
回路に格納されたデータをリセットするリセット信号入
力端である。音程データ入力端90とリセット信号入力
端91以外は、メモリ25を構成する回路と全く同一で
あるが、デコーダ49にはデータをインクリメントする
機能も含まれている。
【0060】まず、データ入力端40にデータが入力さ
れると、デコーダ49はこのデータと音程データ入力端
90に入力された音程データを判断し、どのデータ格納
回路のデータをインクリメントすべきか決定する。ここ
で、データ格納回路は音程データの一定データ毎に割り
当てられている。そして、その決定に従い第1から第5
のデータ格納回路に格納された該当するデータをデータ
バス43を介して読みだし、データをインクリメント
し、再び同一のデータ格納回路にデータを格納する。以
上のような動作により、第1から第5のデータ格納回路
に格納されたデータが、データ入力端40と音程データ
入力端90に入力されたデータにより、インクリメント
処理される。
【0061】以上のような動作により、記憶手段81は
演算手段80の演算結果を音程毎に分類し、分類結果の
度数を記憶する。演算手段80では、音程のずれを演算
しているので、記憶手段81では一定の音程データ毎の
ずれの度数が記憶されることになる。
【0062】なお、図9の例では、データ格納回路は5
箇所の場合であるが、データの分類判断により必要な数
のデータ格納回路を記憶手段81に設ければよい。
【0063】そして、データ読みだし決定信号入力端4
2から入力されたデータ読みだし決定信号により、デコ
ーダ49は第1から第5のデータ格納回路よりデータを
読みだし、データ出力端41からデータを出力する。
【0064】さらに、リセット信号入力端91から入力
されたリセット信号により、第1から第5のデータ格納
回路に格納されたデータはリセット処理される。このリ
セット信号はマイコン21が出力するが、第1の実施例
において、マイコン21が第1の音域検出手段16と第
2の音域検出手段17に対して、音域情報リセット処理
を行うのと同様の理由で、リセット処理を行う。つま
り、記憶手段81においては第1から第5のデータ格納
回路に格納されたデータを、1曲の歌あるいはその一部
分についてのデータとするためである。
【0065】ただし、複数の曲について音程のずれの度
数分布を表示する場合には、リセット処理を実行する必
要はない。
【0066】次に、信号重畳手段82について説明す
る。信号重畳手段82には、第1の実施例における信号
重畳手段18の音域情報入力端が1つしかなく、この入
力端に記憶手段81がデータ出力端41から出力するデ
ータが接続されている点が異なる。その他の内容は、信
号重畳手段18と全く同一である。
【0067】信号重畳手段82による画面表示の例を図
10に示す。図10において、70は鍵盤表示、100
は歌唱者の音程が模範歌唱の音程に対してずれが発生し
た回数を音階ごとに度数分布で表示した度数表示であ
る。鍵盤表示70は第1の実施例と全く同一の内容であ
る。度数表示100は、記憶手段におけるデータ格納回
路に格納されたデータを度数表示したものである。この
例では、データ格納回路は鍵盤表示70に対応した数必
要であるから、データ格納回路は20個必要である。
【0068】図10に示した度数表示100によれば、
鍵盤表示70における低音階から7番目のEの音でもっ
とも度数が多くなっている。つまり、音程のずれがこの
音階でもっとも多く発生したことを示している。
【0069】図10に示したような画面表示によれば、
音程のずれが発生した音階が画面表示により明確に認識
できる。
【0070】なお、第1の実施例と同様に、重畳信号発
生回路66が出力する信号をカラー信号とすることで、
特に音程のずれが多く発生した音階について色を変更す
れば、度数表示100の度数についてさらに明確に認識
する利点が得られる。
【0071】また、第1の実施例と同様に、報知手段と
して度数表示100のみを表すことのできる表示手段を
用いたり、音声を出力する手段を用いることも可能であ
る。
【0072】以上のように本実施例によれば、歌唱の音
程情報を検出する第1および第2の歌唱音程検出手段
と、2つの音程情報の差を演算する演算手段と、記憶手
段と、報知手段とを設けることにより、歌唱者は報知手
段により、模範歌唱に対し自身の歌唱のずれが発生した
音階を明確に認識することができるので、客観的にかつ
分かりやすく歌唱の練習を重点的に行う音階を認識し
て、歌唱の練習を効率的に行うことができる。
【0073】以下、本発明の第3の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図11は、本発明の第3の
実施例の構成を示すブロック図である。図11におい
て、1は映像信号や音声信号が変調され記録されたディ
スク、2はディスク1を駆動するモータ、3はディスク
1に記録された信号を読み取るピックアップ、4はモー
タ2の制御を行うモータドライバ、5はピックアップ3
の制御を行うピックアップドライバ、6はピックアップ
3が読み取った信号から映像信号を復調する映像信号復
調手段、7は基準クロック信号により映像信号復調手段
6が出力する映像信号の時間軸を補正する時間軸補正手
段、8はピックアップ3が読み取った信号から音声信号
を復調する音声信号復調手段、9と10はそれぞれ音声
信号復調手段8が出力する音声信号を出力する第1の音
声信号出力端と第2の音声信号出力端、11はピックア
ップ3が出力する信号から記録内容などを示すコード信
号を検出するコード信号検出手段、12は音声信号復調
手段8が出力する2つの音声信号から模範歌唱信号を抽
出する模範歌唱抽出手段、110はマイクロホン、13
はマイクロホン110が接続され歌唱者の歌唱信号が入
力される歌唱信号入力端、14と15は音声信号から音
程情報を検出する第1の歌唱音程検出手段と第2の歌唱
音程検出手段、16は第1の歌唱音程検出手段14が出
力する音程情報から音域情報を検出する第1の音域検出
手段、17は第2の歌唱音程検出手段15が出力する音
程情報から音域情報を検出する第2の音域検出手段、1
11は基準音出力手段、112は基準音出力手段111
が出力する基準音を再生するスピーカ、113は時間軸
補正手段7が出力する映像信号に、第1の音域検出手段
16と第2の音域検出手段17が出力する音域情報と、
第2の歌唱音程検出手段15が出力する音程情報と、基
準音出力手段111が出力する基準音情報を元に特定の
信号を重畳処理する信号重畳手段、19は映像信号出力
端、20は受像機、21はモータドライバ4とピックア
ップドライバ5と模範歌唱抽出手段12と第1の音域検
出手段16と第2の音域検出手段17を制御し、コード
信号検出手段11からコード信号を受け取るマイコンで
ある。
【0074】上記のように構成された歌唱練習装置につ
いてその動作を説明する。図11において、マイクロホ
ン110と基準音出力手段111とスピーカ112、信
号重畳手段113以外は、図1に示した第1の実施例と
全く同一の動作をするものであり、構成も全く同一であ
る。
【0075】図11の基準音出力手段111について、
図を参照しながら説明する。図12は基準音出力手段1
11の回路構成を示すブロック図である。図12におい
て、120はキー回路、121はキー回路120により
基準音を設定する基準音設定回路、122は基準音設定
回路121の設定に従い基準音を発生する基準音発生回
路、123は基準音出力端、124は基準音情報出力端
である。
【0076】まず、キー回路120に入力が与えられる
と、入力された情報が基準音設定回路121に入力され
る。基準音設定回路121は、キー回路120に対する
入力を解釈し、基準音を設定し、基準音発生回路122
に対して基準音の出力命令を行う。また、基準音の設定
内容は基準音情報として、基準音情報出力端124から
出力される。ここでの基準音の決定は、キー回路120
の入力に1対1で行ってもよいし、またキー回路120
に対する入力後も一定時間間隔で自動的に行ってもよ
い。そして、基準音設定回路121の設定により、基準
音発生回路122は基準音を出力し、基準音出力端12
3から基準音は出力される。基準音発生回路122に
は、FM音源IC等を利用し、これを増幅出力する素子
を設ければよい。
【0077】そして、基準音出力端123から出力され
た基準音はスピーカ112から出力されるので、歌唱者
は基準音をモニタすることができる。
【0078】次に、図11の信号重畳手段113につい
て説明する。信号重畳手段113には、第1の実施例に
おける信号重畳手段18の音域情報入力端以外に、第2
の歌唱音程検出手段15が出力する音程情報と、基準音
出力手段111が基準音情報出力端124から出力する
基準音情報が入力されている点が異なる。その他の内容
は、信号重畳手段18と全く同一である。
【0079】信号重畳手段113による画面表示の例を
図13に示す。図13において、70は鍵盤表示、71
は模範歌唱の音域表示の水平位置を示す第1の文字表
示、72は歌唱者の音域表示の水平位置を示す第2の文
字表示、73は模範歌唱の音域を示す第1の音域表示、
74は歌唱者の音域を示す第2の音域表示、130は基
準音の設定を示す基準音表示、131は歌唱者の音程を
音階として示す歌唱者音階表示である。基準音表示13
0と歌唱者音階表示131以外の内容は、第1の実施例
と全く同一である。
【0080】図13における、基準音表示130と歌唱
者音階表示131の表示内容について説明する。基準音
表示130と歌唱者音階表示131は鍵盤70と対応
し、それぞれの音階が明確に認識できるように表示され
ている。なお、基準音表示130は鍵盤70に重ねて表
示されているが、このような表示内容にした理由は、基
準音の出力が鍵盤を押下したことにより実現されたよう
なイメージをもたせるためである。図13の例であれ
ば、基準音の音階は、基準音表示130の位置により鍵
盤70の低音階から6番目のDの音階であり、歌唱者の
音階は歌唱者音階表示131により同7番目のEの音階
であることが表示されている。なお、歌唱者が任意に基
準音を設定できるようにする場合、基準音出力手段11
1のキー回路120におけるキーの配列を鍵盤70と対
応できるようにすると、キーを鍵盤表示と一対一で対応
させることができ、キーの認識が明確になる。
【0081】以上のように、音階情報を鍵盤70と対応
表示することにより、2つの音階と音階を示す鍵盤との
比較が画面表示により明確に認識できる。また、2つの
音階の違いも表示位置の違いにより明確に認識できる。
さらに、音域表示を考慮して基準音の設定を行うことに
よる歌唱の練習や、歌唱者が模範歌唱の音域をカバーで
きる音階の練習を行うことで、その曲を歌う上での練習
を効率的に実施することができる。さらに音感をトレー
ニングすることが可能になる。
【0082】なお、基準音表示130と歌唱者音階表示
131の色を違うものにすれば認識画より明確になる利
点が得られることは、第1の実施例と同様である。
【0083】また、重畳処理を用いない表示手段を報知
手段として利用することができる点も、第1の実施例と
同様である。
【0084】第3の実施例では、第1の実施例にマイク
ロホン110と基準音出力手段111とスピーカ112
を付加した場合の実施例を説明したが、第2の実施例に
マイクロホン110と基準音出力手段111とスピーカ
112を付加した構成をもつ図14に示す第4の実施例
においては、表示により歌唱のずれが検出された音階に
着目して、その音階に対する基本的な発声を練習し、さ
らに音感のトレーニングも行うことが可能になる。
【0085】第4の実施例における画面の表示例を図1
5に示す。図10の表示内容に基準音表示130と歌唱
者音階表示131をならべて表示することで、2つの音
階と音階を示す鍵盤との比較が画面表示により明確に認
識できる。また、2つの音階の違いも表示位置の違いに
より明確に認識できる。さらに、ずれが発生した音階を
考慮して基準音の設定を行うことによる歌唱の練習を行
い、その曲を歌った結果ずれが発生した音階における発
声を練習することで、効率のよい歌の練習を実施するこ
とができる。さらに音感のトレーニングも行うことが可
能になる。
【0086】以上のように本実施例によれば、第1の実
施例に対し、マイクロホンと基準音出力手段と、スピー
カとを備えることで、2つの音階どうしの比較が明確に
認識できるので、歌唱者は基準音を聞いて行う発声の練
習を画面表示で視覚的に分かりやすく行うことができ
る。さらに、音域との対応も表示により明確に認識でき
るので、音域を考慮して基準音の設定を行うことによる
歌唱の練習や、歌唱者が模範歌唱の音域をカバーできる
音階の練習を行い、その曲を歌う上での基本的な発声を
練習し、音感をトレーニングすることが可能になる。
【0087】また、第2の実施例に対し、マイクロホン
と基準音出力手段と、スピーカとを備えることで、2つ
の音階どうしの比較が表示により明確に認識できるの
で、歌唱者は基準音を聞いて行う発声の練習を視覚的に
分かりやすく行うことができる。さらに、ずれの発生し
た音階との対応も表示により明確に認識できるので、ず
れの発生した音階を考慮して基準音の設定を行うことに
よる歌唱の練習を行い、その曲を歌う上での基本的な発
声を練習し、音感をトレーニングすることが可能にな
る。
【0088】なお、第1〜第4の実施例では、ディスク
を使用した歌唱練習装置を紹介したが、この発明はメデ
ィアとしてディスクに限られたものでないことは言うま
でもない。
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明は、歌唱の音程情報
を検出する第1および第2の歌唱音程検出手段と、入力
された音程情報から最高音程と最低音程を示す音程情報
を抽出し音域情報を検出する第1および第2の音域検出
手段と、音域情報を報知する報知手段とを備えることに
より、歌唱者は報知手段により、模範歌唱と自身の歌唱
の音域を明確に認識することができるので、客観的にか
つ分かりやすく歌唱の違いを認識して、歌唱の練習を効
率的に行うことができる。
【0090】または、歌唱の音程情報を検出する第1お
よび第2の歌唱音域検出手段と、入力された2つの音程
情報の差を演算する演算手段と、記憶手段と、報知手段
とを備えることにより、歌唱者は報知手段により、模範
歌唱に対し自身の歌唱のずれが発生した音階を明確に認
識することができるので、客観的にかつ分かりやすく歌
唱の練習を重点的に行う音階を認識して、歌唱の練習を
効率的に行うことができる。
【0091】さらに、マイクロホンと基準音出力手段と
スピーカを備えることにより、2つの音階どうしの比較
が明確に認識できるので、歌唱者は基準音を聞いて行う
発声の練習を視覚的に分かりやすく行うことができる。
さらに、音域やずれの発生した音階との対応も表示によ
り明確に認識できるので、音域やずれの発生した音階を
考慮して基準音の設定を行うことによる歌唱の練習や、
その曲を歌う上での基本的な発声を練習し、音感をトレ
ーニングすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歌唱練習装置の第1の実施例における
ブロック図
【図2】同、歌唱音程検出手段の構成を示すブロック図
【図3】同、ゼロクロス検出回路に入力信号の波形と測
定結果を示す模式図
【図4】同、メモリの構成を示すブロック図
【図5】同、音域検出手段の音域検出判定行程を示すフ
ローチャート図
【図6】同、信号重畳手段の回路構成を示すブロック図
【図7】同、画面表示の例を示す模式図
【図8】本発明の歌唱練習装置の第2の実施例における
ブロック図
【図9】同、記憶手段の回路構成を示すブロック図
【図10】同、画面表示の例を示す模式図
【図11】本発明の歌唱練習装置の第3の実施例におけ
るブロック図
【図12】同、基準音出力手段の回路構成を示すブロッ
ク図
【図13】同、画面表示の例を示す模式図
【図14】本発明の歌唱練習装置の第4の実施例におけ
るブロック図
【図15】同、画面表示の例を示す模式図
【図16】従来のカラオケ練習装置の構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
1 ディスク 2 モータ 3 ピックアップ 4 モータドライバ 5 ピックアップドライバ 6 映像信号復調手段 7 時間軸補正手段 8 音声信号復調手段 9 第1の音声信号出力端 10 第2の音声信号出力端 11 コード信号検出手段 12 模範歌唱抽出手段 13 歌唱信号入力端 14 第1の歌唱音程検出手段 15 第2の歌唱音程検出手段 16 第1の音域検出手段 17 第2の音域検出手段 18 信号重畳手段 19 映像信号出力端 20 受像機
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−13176(JP,A) 特開 平4−17000(JP,A) 特開 昭56−85773(JP,A) 特開 昭61−35477(JP,A) 特開 平4−270393(JP,A) 特開 平6−295192(JP,A) 特開 平8−6577(JP,A) 特開 平5−333884(JP,A) 特開 平6−51790(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1歌唱音程検出手段、第2歌唱音程検
    出手段、第1音域検出手段、第2音域検出手段、報知手
    段を備える歌唱練習装置であって、 第1歌唱音程検出手段は、再生装置からの模範歌唱音声
    から第1音程情報を検出し、 第2歌唱音程検出手段は、マイクロホンからの歌唱音声
    から第2音程情報を検出し、 第1音域検出手段は、第1音程情報から第1音域情報を
    決定し、 第2音域検出手段は、第2音程情報から第2音域情報を
    決定し、 報知手段は、第1音域情報と第2音域情報に基づき映像
    信号を作成し受像器に表示させる 歌唱練習装置。
  2. 【請求項2】 第1歌唱音程検出手段、第2歌唱音程検
    出手段は、一定時間毎に第1音程情報、第2音程情報の
    検出を確定する請求項1に記載の歌唱練習装置。
  3. 【請求項3】 第1音域検出手段、第2音域検出手段
    一定時間毎に第1音域情報、第2音域情報の検出を
    確定する請求項1に記載の歌唱練習装置。
  4. 【請求項4】 第1音域検出手段、第2音域検出手段
    は、一定数第1音程情報、第2音程情報を受け取る毎に
    第1音域情報、第2音域情報の検出を確定する請求項1
    に記載の歌唱練習装置。
  5. 【請求項5】 第1歌唱音程検出手段、第2歌唱音程検
    出手段、演算手段、記憶手段、報知手段を備える歌唱練
    習装置であって、 第1歌唱音程検出手段は、再生装置からの模範歌唱音声
    から第1音程情報を検出し、 第2歌唱音程検出手段は、マイクロホンからの歌唱音声
    から第2音程情報を検出し、 演算手段は、第1音程情報および第2音程情報の音程差
    情報を演算し、 記憶手段は、第2音程情報と音程差情報を音程毎に分類
    し記憶情報として更新記憶し、 報知手段は、記憶情報に基づき映像信号を作成し受像器
    に表示させる 歌唱練習装置。
  6. 【請求項6】 基準音および基準音情報を出力する基準
    音出力手段を備え、 報知手段は、第1音程情報および基準音情報にも基づい
    て映像信号を作成する 請求項1または5に記載の歌唱練
    習装置。
  7. 【請求項7】 報知手段は特定のキャラクタとして映
    像信号が認識されるよう映像信号を作成する請求項1ま
    たは5に記載の歌唱練習装置。
JP7060747A 1995-03-20 1995-03-20 歌唱練習装置 Expired - Fee Related JP3047768B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7060747A JP3047768B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 歌唱練習装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7060747A JP3047768B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 歌唱練習装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08263076A JPH08263076A (ja) 1996-10-11
JP3047768B2 true JP3047768B2 (ja) 2000-06-05

Family

ID=13151181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7060747A Expired - Fee Related JP3047768B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 歌唱練習装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3047768B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006189471A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Konami Co Ltd プログラム、歌唱力判定方法、ならびに、判定装置
JP4945832B2 (ja) * 2006-02-23 2012-06-06 オンキヨー株式会社 ディスク再生制御装置
JP5130842B2 (ja) * 2007-09-19 2013-01-30 ヤマハ株式会社 チューニング支援装置およびプログラム
JP5413380B2 (ja) * 2011-02-08 2014-02-12 ブラザー工業株式会社 楽曲データ修正装置
CN106097828B (zh) * 2016-08-12 2019-05-07 淮阴师范学院 一种声乐教学演唱技能检测系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08263076A (ja) 1996-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2897552B2 (ja) カラオケ装置
JPH0997091A (ja) 予め記録された背景音楽のピッチ変化方法およびカラオケシステム
JP4212446B2 (ja) カラオケ装置
JP3996565B2 (ja) カラオケ装置
JP3047768B2 (ja) 歌唱練習装置
JP4204940B2 (ja) カラオケ装置
JP2990994B2 (ja) 再生装置
JPH05323978A (ja) 伴奏信号記録再生方法およびカラオケ装置用自動キーコントローラ装置
JP6024130B2 (ja) 音声評価装置
JPH08123454A (ja) カラオケ練習装置および同装置における音程比較表示方法
JPH06295192A (ja) 比較装置
JP4048249B2 (ja) カラオケ装置
JP4581699B2 (ja) 音程認識装置およびこれを利用した音声変換装置
JP4209751B2 (ja) カラオケ装置
JP4159961B2 (ja) カラオケ装置
JP3018184U (ja) カラオケ練習装置
JP2674219B2 (ja) 採点装置
JP2925759B2 (ja) カラオケ装置
JPH0438355B2 (ja)
KR20040106984A (ko) 가라오케 광디스크의 재생제어장치 및 방법
JPH09106294A (ja) Midiカラオケにおける歌唱力採点装置
KR0147185B1 (ko) 영상가요재생시스템의 점수산정제어장치
JPH05165398A (ja) カラオケ装置
JP2931113B2 (ja) カラオケ装置
KR20090016277A (ko) 세미 가라오케 오디오 기기에서의 점수 계산 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees