JP2006196064A - 光ビーム出力制御装置及び光ディスク装置 - Google Patents

光ビーム出力制御装置及び光ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、光ビームを安定して出力させるようにする。
【解決手段】
本発明は、光ディスクからデータを再生する際に当該光ディスクに照射する光ビームの出力強度に応じた低域信号SVLrを上限値ULrと比較する上限値比較器27と、低域信号SVLrを上限値ULrよりも小さい下限値LLrと比較する下限値比較器28と、低域信号SVLrが上限値ULrよりも大きい場合にはカウンタ値CTrを直前のカウンタ値CTrよりも減少させ、低域信号SVLrが下限値LLrよりも小さい場合には当該カウンタ値CTrを直前のカウンタ値CTrよりも増加させ、低域信号SVLrが上限値ULr以下かつ下限値LLr以上である場合にはカウンタ値CTrを直前のカウンタ値CTrのまま保持するアップダウンカウンタ29とを設けるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は光ビーム出力制御装置及び光ディスク装置に関し、例えば光ディスクに照射するレーザ光の出力制御を行う光ディスク装置に適用して好適なものである。
従来、ブルーレイディスク(商標)等の光ディスクにデータを記録し、また当該光ディスクからデータを再生するようになされた光ディスク装置が広く普及している。
このような光ディスク装置は、光ディスクにデータを記録する際、及び当該光ディスクからデータを再生する際に、それぞれ所定の出力強度に調整したレーザ光を当該光ディスクに照射することにより安定したデータの記録及び再生を行うことができる。
このため光ディスク装置は、例えばレーザダイオードから出射したレーザ光の一部をモニタ用のフォトディテクタにより受光し、このとき受光したレーザ光の強度に応じて、出射するレーザ光の出力強度をフィードバック制御するようになされており、さらに近年では、アップダウンカウンタを用いてレーザ光の出力強度をディジタル制御するようになされたものも提案されている。
この場合光ディスク装置は、レーザ光の出力強度に比例した強度信号を所定の基準値と比較し、このときの比較結果に応じてアップダウンカウンタの出力値を直前の出力値から増加(アップ)又は減少(ダウン)させ、当該出力値に基づいて当該レーザ光の出力強度を制御するようになされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−339736公報(第8頁、第1図)
しかし、かかる構成の光ディスク装置においては、アップダウンカウンタが直前の出力値を増加又は減少させることにより次の出力値を生成するため、レーザ光の出力強度がほぼ所望の値に調整された適正な状態であっても、当該出力値を必ず増加又は減少させてしまい、この結果当該レーザ光の出力強度をふらつかせてしまう。
このような場合、光ディスク装置は、出力強度をふらつかせたレーザ光を光ディスクに照射することになるため、当該光ディスクへのデータの記録及び当該光ディスクからのデータの再生を安定して行うことができず、記録再生精度を低下させてしまうという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、光ビームを安定して出力させ得る光ビーム出力制御装置及び光ディスクに対するデータの記録再生精度を向上し得る光ディスク装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の光ビーム出力制御装置においては、光ディスクにデータを書き込み又は当該光ディスクからデータを読み出す際に当該光ディスクに照射する光ビームの出力強度を制御する光ビーム出力制御装置であって、光ビームの照射強度に応じた強度信号を所定の上限値と比較する上限値比較手段と、強度信号を上限値よりも小さい所定の下限値と比較する下限値比較手段と、強度信号が上限値よりも大きい場合には光ビームの出力強度を制御するための出力値を直前の出力値よりも減少させ、強度信号が下限値よりも小さい場合には当該出力値を直前の出力値よりも増加させ、強度信号が上限値以下かつ下限値以上である場合には当該出力値を直前の出力値のまま保持する出力値制御手段とを設けるようにした。
これにより、強度信号が上限値以下かつ下限値以上である場合、出力値制御手段によって出力値を保持するため、光ビームの出力強度をふらつかせることなく安定させることができる。
また本発明の光ビーム出力制御方法においては、光ビームの照射強度に応じた強度信号を所定の上限値と比較する上限値比較ステップと、強度信号を上限値よりも小さい所定の下限値と比較する下限値比較ステップと、強度信号が上限値よりも大きい場合には光ビームの出力強度を制御するための出力値を直前の出力値よりも減少させ、強度信号が下限値よりも小さい場合には当該出力値を直前の出力値よりも増加させ、強度信号が上限値以下かつ下限値以上である場合には当該出力値を直前の出力値のまま保持する出力値制御ステップとを設けるようにした。
これにより、強度信号が上限値以下かつ下限値以上である場合、出力値制御手段によって出力値を保持するため、光ビームの出力強度をふらつかせることなく安定させることができる。
さらに本発明の光ビーム出力制御プログラムにおいては、光ディスクにデータを書き込み又は当該光ディスクからデータを読み出す際に当該光ディスクに照射する光ビームの出力強度を制御する光ビーム出力制御装置に実行させる光ビーム出力制御プログラムであって、光ビームの照射強度に応じた強度信号を所定の上限値と比較する上限値比較ステップと、強度信号を上限値よりも小さい所定の下限値と比較する下限値比較ステップと、強度信号が上限値よりも大きい場合には光ビームの出力強度を制御するための出力値を直前の出力値よりも減少させ、強度信号が下限値よりも小さい場合には当該出力値を直前の出力値よりも増加させ、強度信号が上限値以下かつ下限値以上である場合には当該出力値を直前の出力値のまま保持する出力値制御ステップとを設けるようにした。
これにより、強度信号が上限値以下かつ下限値以上である場合、出力値制御手段によって出力値を保持するため、光ビームの出力強度をふらつかせることなく安定させることができる。
さらに本発明の光ディスク装置においては、光ディスクにデータを書き込み又は当該光ディスクからデータを読み出す際に当該光ディスクに照射する光ビームの出力強度を制御する光ディスク装置であって、強度信号を所定の上限値と比較する上限値比較手段と、強度信号を上限値よりも小さい所定の下限値と比較する下限値比較手段と、強度信号が上限値よりも大きい場合には光ビームの出力強度を制御するための出力値を直前の出力値よりも減少させ、強度信号が下限値よりも小さい場合には当該出力値を直前の出力値よりも増加させ、強度信号が上限値以下かつ下限値以上である場合には当該出力値を直前の出力値のまま保持する出力値制御手段と、出力値に基づき出力強度を調整して光ビームを出力する光ビーム出力手段とを設けるようにした。
これにより、強度信号が上限値以下かつ下限値以上である場合、出力値制御手段によって出力値を保持し、光ビームの出力強度をふらつかせることなく安定させることができるので、光ディスクに安定してデータを記録し、また当該光ディスクから安定してデータを再生することができる。
本発明によれば、強度信号が上限値以下かつ下限値以上である場合、出力値制御手段によって出力値を保持するため、光ビームの出力強度をふらつかせることなく安定させることができ、かくして光ビームを安定して出力させ得る光ビーム出力制御装置を実現できる。
また本発明によれば、強度信号が上限値以下かつ下限値以上である場合、出力値制御手段によって出力値を保持し、光ビームの出力強度をふらつかせることなく安定させることができるので、光ディスクに安定してデータを記録し、また当該光ディスクから安定してデータを再生することができ、かくして光ディスクに対するデータの記録再生精度を向上し得る光ディスク装置を実現できる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)光ディスク装置の全体構成
図1において、1は本発明による光ディスク装置の全体構成を示しており、ブルーレイディスク(商標)でなる光ディスク(図示せず)にデータを書き込み、また当該光ディスクからデータを読み出すようになされている。
光ディスク装置1は、制御部2によって全体を統括制御するようになされており、光ディスクからデータを読み出すデータ読出命令を外部機器(図示せず)から受け付けると、当該データ読出命令に応じた制御信号CNTをレーザ駆動制御部5へ供給する。
書込パルス生成回路4は、後述する書込データ信号SDWが供給されていないときには読み出し用のタイミング信号TSrを生成し、これをレーザ駆動制御部5のレーザ出力制御部6へ供給する。
レーザ駆動制御部5は、制御信号CNT及びタイミング信号TSrに基づきレーザ出力制御部6によりレーザ光の出力強度を規定するカウンタ値CTを生成してレーザダイオード駆動部7へ供給する。レーザダイオード駆動部7は、カウンタ値CTを基に駆動信号SDを生成し、これをレーザダイオード8へ供給することにより、当該レーザダイオード8から当該駆動信号SDに基づいた出力強度のレーザ光を出射させる(詳しくは後述する)。
モニタフォトディテクタ9は、レーザダイオード8から出射されたレーザ光をモニタするようになされており、受光したレーザ光の光量に応じた受光信号SIを生成し、これをレーザ出力制御部6へ送出する。レーザ出力制御部6は、モニタフォトディテクタ9から取得した受光信号SIに応じてカウンタ値CTを変更し、これをレーザダイオード駆動部7へ供給する。
レーザダイオード駆動部7は、新たなカウンタ値CTに基づいた駆動信号SDを生成してレーザダイオード8へ供給することにより、フィードバック制御によって出力強度を調整したレーザ光をレーザダイオード8から出射させるようになされている(詳しくは後述する)。
一方フォトディテクタ10は、レーザダイオード8から出射されて光ディスク(図示せず)により反射された反射レーザ光を受光し、これを光電変換することにより再生RF信号SRFを生成してRF復調回路11へ供給する。
RF復調回路11は、再生RF信号SRFに対して所定のRF復調処理を施すことによりアドレス信号SAD及びデータ信号SDTを生成し、それぞれアドレス復号化回路12及びデータ復号化回路13へ供給する。
アドレス復号化回路12は、アドレス信号SADに対して所定の復号化処理を施すことによりアドレス値ADに復号し、これを制御部2へ供給する。またデータ復号化回路13は、データ信号SDTに対して所定の復号化処理を施すことによりデータDTに復号し、これを制御部2へ供給する。
制御部2は、アドレス値AD及びデータDTを基に再生データを生成し、これを外部機器(図示せず)へ送出することにより、当該外部機器からのデータ読出命令に対応するようになされている。
また制御部2は、外部機器からデータ書込命令と書き込むべきデータDWとを受け付けると、当該データ書込命令に応じた制御信号CNTをレーザ駆動制御部5へ供給すると共に、当該書込データDWを符号化回路3へ供給する。
符号化回路3は、書込データDWに対して所定の符号化処理を施すことにより書込データ信号SDWを生成し、これを書込パルス生成回路4へ供給する。
書込パルス生成回路4は、書込データ信号SDWを基に書込データパルスPDWを生成してこれをレーザ駆動制御部5のレーザダイオード駆動部7へ供給し、またRF復調回路11から書込クロック信号WCKが供給されると、上述したタイミング信号TSrに加えて当該書込クロック信号WCKを基に書き込み用のタイミング信号TSwを生成し、当該タイミング信号TSr及びTSwをレーザ出力制御部6へ供給する(詳しくは後述する)。
レーザ出力制御部6は、制御信号CNTに基づきレーザ出力制御部6によりカウンタ値CTを生成してレーザダイオード駆動部7へ供給する。レーザダイオード駆動部7は、カウンタ値CTを基に駆動信号SDを生成し、これを書込クロック信号WCKに合わせたタイミングでレーザダイオード8へ供給することにより、フィードバック制御によって当該レーザダイオード8から当該駆動信号SDに基づいた出力強度のレーザ光を出射させる(詳しくは後述する)。
モニタフォトディテクタ9は、光ディスクからデータを読み出して再生する場合と同様、レーザダイオード8から受光したレーザ光の光量に応じた受光信号SIを生成し、これをレーザ出力制御部6へ送出する。レーザ出力制御部6は、モニタフォトディテクタ9から取得した受光信号SIに応じて新たなカウンタ値CTを生成し、これをレーザダイオード駆動部7へ供給する。これに応じてレーザダイオード駆動部7は、出力強度を調整したレーザ光をレーザダイオード8から出射させる。
またRF復調回路11は、光ディスクにデータを書き込む際、再生RF信号SRFに対して所定のRF復調処理を施すことにより書込クロック信号WCKを生成し、これを書込パルス生成回路4へ供給する。
これに応じて書込パルス生成回路4は、新たなデータパルスPDWを生成すると共に新たなタイミング信号TSr及びTSwを生成するようになされている。
(2)レーザ駆動制御部5の回路構成
次に、レーザ駆動制御部5の回路構成について説明する。このレーザ駆動制御部5は、図2に示すように、大きくレーザ出力制御部6及びレーザダイオード駆動部7に分けられている。
レーザ出力制御部6は、ほぼ同等の回路構成でなるデータ読出用のレーザ出力制御部6rとデータ書込用のレーザ出力制御部6wとに分けられており、またダイオード駆動部7は、データ読出用のダイオード駆動部7rとデータ書込用のダイオード駆動部7wとに分けられている。
光ディスク装置1(図1)が光ディスク(図示せず)からデータを読み出す場合、レーザダイオード8は前段のダイオード駆動部7から供給される駆動信号SDに基づいてレーザ光を出射し、モニタフォトディテクタ9はこのときのレーザ光の一部を受光して光電変換を行うことにより受光強度を電流の大きさで表した受光信号SIを生成し、これをレーザ出力制御回路6の電流電圧変換回路21へ供給する。
電流電圧変換回路21は、受光信号SIの電流値を電圧値に変換した強度信号SVを生成し、これをレーザ出力制御部6rのサンプルホールド付ローパスフィルタ22及びレーザ出力制御部6wのサンプルホールド付ローパスフィルタ42へ供給する。
ところで光ディスク装置1は、ブルーレイディスク(商標)でなる光ディスクに対して標準規格の2倍速以上の高速記録・再生を行うべく、強度信号SVの帯域を100[MHz]程度としている。
しかしながらレーザ出力制御部6rにおいては、フィードバック制御に必要な信号帯域は1[MHz]以下の低域成分のみであり、この帯域以外の信号成分は不要である。
またレーザダイオード8は、駆動信号SDに基づいて変調されたレーザ光を出射するものの、当該レーザ光には量子化ノイズ等のノイズ成分が含まれてしまう。モニタフォトディテクタ9により生成される受光信号SIには、レーザダイオード8が実際に出射しているレーザ光以外にノイズ成分が含まれてしまう。さらにレーザ出力制御部6を構成する各回路においても、強度信号SV等の各信号に対してそれぞれ僅かずつノイズを重畳してしまう。
このように強度信号SVにノイズが含まれる場合、当該強度信号SVは、レーザダイオード8から出射された実際のレーザ光の出力強度からかけ離れた値となってしまうため、以降のフィードバック処理を正しく行えなくなる可能性がある。
ここでサンプルホールド付ローパスフィルタ22は、図3に示すような回路構成を有しており、タイミング信号TSrに基づいてスイッチ61を接続状態または切断状態に切り換えることにより強度信号SVを所定期間のみ通過させ、抵抗62及びコンデンサ63をローパスフィルタとして機能させることにより当該強度信号SVの低域成分のみを抽出した中間低域信号SVMを生成してバッファ64に一時的に蓄積(サンプルホールド)し、さらにローパスフィルタ65により当該中間低域信号SVMのうち所定のカットオフ周波数(1MHz)以下の低域成分のみを抽出することにより低域信号SVLrを生成して次段へ送出する。
すなわちサンプルホールド付ローパスフィルタ22は、前段から入力された強度信号SVをタイミング信号TSrに基づいてサンプルホールドすると共に、低域成分のみを抽出して低域信号SVLrを生成するようになされている。
ちなみにサンプルホールド付ローパスフィルタ22は、抵抗62及びコンデンサ63により構成されるローパスフィルタとローパスフィルタ65とにより2段階で低域成分を抽出することにより、確実に低域成分を抽出するようになされている。
この結果サンプルホールド付ローパスフィルタ22は、100[MHz]程度の帯域を有する強度信号SVから1[MHz]以上の信号成分及びノイズ成分を全て取り除くため、同時に低域信号SVLrにおけるノイズ成分のパワーを当該強度信号SVよりも格段に低減することができる。
レーザ出力制御回路6r(図2)においてサンプルホールド付ローパスフィルタ22は、このようにして生成した低域信号SVLrを上限値比較器27及び下限値比較器28へ供給する。
基準値供給端子23には、光ディスク装置1が光ディスクからデータを読み出す際にレーザダイオード8から出射すべきレーザ光の強度に相当する基準値REFrが制御部2(図1)からアナログ値として供給されており、当該基準値REFrは加算器25及び26へ供給される。
許容差供給端子24(図2)には、制御部2(図1)から、光ディスク装置1が光ディスクからデータを読み出す際にレーザダイオード8から出射すべきレーザ光の強度における許容誤差を表す許容差AEがアナログ値として供給されており、当該許容差AEは加算器25及び26へ供給される。
ちなみに許容差AEは、レーザダイオード8から出射すべきレーザ光の強度における実際の許容誤差よりもやや小さい値に設定されている。
加算器25は、次式
ULr=REFr+AE ……(1)
に従って基準値REFrに許容差AEを加算することによりレーザ光の強度における上限値ULrを生成し、これを上限値比較器27へ供給する。
加算器26は、次式
LLr=REFr−AE ……(2)
に従って基準値REFrから許容差AEを減算することによりレーザ光の強度における下限値LLrを生成し、これを下限値比較器28へ供給する。
ここで基準値REFr、上限値ULr及び下限値LLrと低域信号SVLrとの関係を図4(A)に示す。この図4において公差TLは、許容差AEの2倍の大きさでなり、基準値REFrを中心として上限値ULrと下限値LLrとに挟まれた範囲を表している。すなわち、仮に低域信号SVLrがこの公差TLの範囲内に収まっていれば、このことはレーザダイオード8(図2)から出射すべきレーザ光の強度が許容誤差の範囲内に確実に収まっており、光ディスク(図示せず)からデータを安定して高精度に読み出し得ることを意味している。
実際上低域信号SVLrは、図4(A)に示したように駆動信号SD(図中一点鎖線で示す)に応じて変化するものの、各種ノイズ等の影響による微細な変動を有している。
ちなみに低域信号SVLrは、強度信号SVに含まれていたノイズ成分の多くがサンプルホールド付ローパスフィルタ22(図2)により除去されているため、上述した微細変動の振幅が許容差AEの大きさと比較して十分に小さくなっている。
上限値比較器27(図2)は、サンプルホールド付ローパスフィルタ22から供給された低域信号SVLrと加算器25から供給された上限値ULrとを比較し、図4(B)に示すように、当該低域信号SVLrが当該上限値ULrよりも大きければ「H」を、また当該低域信号SVLrが当該上限値ULr以下であれば「L」を、それぞれカウンタ値減少信号CDrとしてアップダウンカウンタ29へ供給する。
下限値比較器28(図2)は、サンプルホールド付ローパスフィルタ22から供給された低域信号SVLrと加算器26から供給された下限値LLrとを比較し、図4(C)に示すように、当該低域信号SVLrが当該下限値LLrよりも小さければ「H」を、また当該低域信号SVLrが当該下限値LLr以上であれば「L」を、それぞれカウンタ値増加信号CUrとしてアップダウンカウンタ29へ供給する。
アップダウンカウンタ29は、図5に示すように、カウンタ値減少信号CDr及びカウンタ値増加信号CUrに応じた読出カウンタ値CTrを生成して出力するようになされている。
すなわちアップダウンカウンタ29に供給されたカウンタ値減少信号CDrが「H」かつカウンタ値増加信号CUrが「L」の場合、このことは図4(A)においてこのときの低域信号SVLrが公差TLの範囲を逸脱し上限値ULrよりも大きいこと、すなわち駆動信号SDrの信号レベルが大きすぎることを表している。
このときアップダウンカウンタ29は、当該図4(A)において駆動信号SDrの信号レベルを減少させることにより当該低域信号SVLの信号レベルも減少させて公差TLの範囲に収めるべく、VCO(Voltage Controlled Oscillator)30から供給されたクロック信号CLKのタイミングに合わせて、直前のカウント値CTrよりも「1」だけ減少させたカウント値CTrを生成してレーザダイオード駆動部7rの読出用DAC(Digital Analog Converter)31へ供給する。
またアップダウンカウンタ29に供給されたカウンタ値減少信号CDrが「L」かつカウンタ値増加信号CUrが「H」の場合、このことは図4(A)においてこのときの低域信号SVLrが公差TLの範囲を逸脱し下限値LLrよりも小さいこと、すなわち駆動信号SDrの信号レベルが低すぎることを表している。
このときアップダウンカウンタ29は、当該図4(A)において駆動信号SDrの信号レベルを増加させることにより当該低域信号SVLrの信号レベルも増加させて公差TLの範囲に収めるべく、クロック信号CLKのタイミングに合わせて、直前のカウント値CTrよりも「1」だけ増加させたカウント値CTrを生成して読出用DAC31へ供給する。
さらにアップダウンカウンタ29に供給されたカウンタ値減少信号CDが「L」かつカウンタ値増加信号CUが「L」の場合、このことは図4(A)においてこのときの低域信号SVLrが公差TLの範囲に含まれていることを表している。
このときアップダウンカウンタ29は、当該図4(A)において駆動信号SDrの信号レベルを敢えて変化させないことにより当該低域信号SVLrの信号レベルも変化させずに公差TLの範囲に収めた状態を維持させるべく、クロック信号CLKのタイミングに合わせて、直前のカウント値CTrのまま保持したカウント値CTrを読出用DAC31へ供給する。
ちなみにアップダウンカウンタ29は、カウンタ値減少信号CDrが「H」かつカウンタ値増加信号CUrが「H」となることは原理的に無いものの、ノイズや各種エラー等の影響により一時的にこのような値が入力される可能性を考慮し、この場合にも直前のカウント値CTrのまま保持したカウント値CTrを読出用DAC31へ供給することにより誤動作を未然に防止するようになされている。
読出用DAC31は、アップダウンカウンタ29から供給されたカウンタ値CTrに対してディジタルアナログ変換を施すことにより駆動信号SDr0を生成し、これを加算器32へ供給する。
ちなみに読出用DAC31は、カウント値CTrの「1」に相当する駆動信号SDrの1ステップが許容差AE(図4)の約1/8以下と十分に小さくなるようになされており、これにより当該カウント値CTrを「1」だけ変更した場合に低域信号SVLrが公差TLの範囲を飛び越えてしまうことがないようになされている。
加算器32は、駆動信号SDr0に高周波オシレータ32から供給される高周波信号HFを重畳することにより駆動信号SDrを生成し、これをレーザダイオード8へ供給する。レーザダイオード8は当該駆動信号SDrに基づいた出力強度のレーザ光を出射するようになされている。
これに応じてレーザ駆動制御部5は、再度レーザ光を受光して低域信号SVLrを基にカウント値CTrを生成して駆動信号SDrをレーザダイオード8に供給するといった一連の動作を繰り返す。
このようにレーザ駆動制御部5は、光ディスク装置1(図1)が光ディスク(図示せず)からデータを読み出す場合、駆動信号SDrをフィードバック制御することにより、レーザダイオード8から出射するレーザ光の出力強度に相当する低域信号SVLrを公差TL(図4)の範囲内に収めるようになされている。
また光ディスク装置1(図1)が光ディスク(図示せず)にデータを書き込む場合、レーザダイオード8は前段のダイオード駆動部7wから供給される駆動信号SDwに基づいてレーザ光を出射し、モニタフォトディテクタ9は受光信号SIを生成してレーザ出力制御回路6の電流電圧変換回路21へ供給する。電流電圧変換回路21は、受光信号SIの電流値を電圧値に変換した強度信号SVを生成し、これをサンプルホールド付ローパスフィルタ22及び42へ供給する。
ところで光ディスク装置1は、図6に示すようないわゆるライトストラテジに基づいた駆動信号SDwをレーザダイオード8に供給している。このため電流電圧変換回路21は、当該ライトストラテジに応じた波形でなる強度信号SVを生成する。
レーザ出力制御部6wは、上述したレーザ出力制御部6rと同様の構成を有している。サンプルホールド付ローパスフィルタ42は、サンプルホールド付ローパスフィルタ22と同様に、図3に示した回路構成を有しているが、スイッチ61にはレーザダイオード8に供給される駆動信号SDwと同期したタイミング信号TSw及びタイミング信号TSrが書き込みパルス生成回路4(図1)から供給されている。
サンプルホールド付ローパスフィルタ42は、タイミング信号TSwに基づき、図6に示したライトストラテジにおいてピークパワーとなる時刻t3及びt4の間のみスイッチ61(図3)を接続状態としてサンプルホールドを行い、さらに抵抗62、コンデンサ63及びローパスフィルタ65により低域成分のみを抽出した低域信号SVLwを生成し、これを上限値比較器47及び下限値比較器48へ供給する。
これによりサンプルホールド付ローパスフィルタ42は、ライトストラテジに基づき信号レベルが様々に変化する強度信号SVのうち、ほぼ一定の信号レベルとなるピークパワー時に相当する強度信号SVを基に、信号レベルが安定した低域信号SVLwを生成することができる。
一方サンプルホールド付ローパスフィルタ22は、この書き込み時において、タイミング信号TSrに基づき、図6に示したライトストラテジにおいてリードパワーとなる時刻t1及びt2の間のみスイッチ61(図3)を接続状態としてサンプルホールドを行い、さらに抵抗62、コンデンサ63及びローパスフィルタ65により低域成分のみを抽出した低域信号SVLrを生成し、これを上限値比較器27及び下限値比較器28へ供給する。
これによりサンプルホールド付ローパスフィルタ22は、ライトストラテジに基づき信号レベルが様々に変化する強度信号SVのうち、ほぼ一定の信号レベルとなるリードパワー時に相当する強度信号SVを基に、信号レベルが安定した低域信号SVLrを生成することができる。
基準値供給端子43には、制御部2(図1)により、光ディスク装置1(図1)が光ディスクにデータを書き込む際の、レーザダイオード8から出射すべきレーザ光の強度に相当する基準値REFwがアナログ値として供給されており、当該基準値REFwは加算器45及び46へ供給されている。
許容差値供給端子44(図2)には、許容差値供給端子24と同様に許容差AEがアナログ値として供給されており、当該許容差AEは加算器45及び46へ供給されている。
加算器45は、加算器25と同様に、次式
ULw=REFw+AE ……(3)
に従って基準値REFwに許容差AEを加算することにより上限値ULwを生成し、これを上限値比較器47へ供給する。
加算器46は、加算器26と同様に、次式
LLw=REFw−AE ……(4)
に従って基準値REFwから許容差AEを減算することにより下限値LLwを生成し、これを下限値比較器48へ供給する。
上限値比較器47は、上限値比較器27と同様に低域信号SVLwと上限値ULwとを比較し、図4(B)に示したように、当該低域信号SVLwが当該上限値ULwよりも大きければ「H」を、また当該低域信号SVLwが当該上限値ULw以下であれば「L」を、それぞれカウンタ値減少信号CDwとしてアップダウンカウンタ49へ供給する。
下限値比較器48は、下限値比較器28と同様に低域信号SVLwと下限値LLwとを比較し、図4(C)に示したように、当該低域信号SVLwが当該下限値LLwよりも小さければ「H」を、また当該低域信号SVLwが当該下限値LLw以上であれば「L」を、それぞれカウンタ値増加信号CUwとしてアップダウンカウンタ49へ供給する。
アップダウンカウンタ49は、アップダウンカウンタ29と同様、図5に示したようにカウンタ値減少信号CDw及びカウンタ値増加信号CUwに応じて読出カウンタ値CTwを増加、減少または保持させてレーザダイオード駆動部7wのPmaxDAC50へ供給する。
PmaxDAC50は、アップダウンカウンタ49から供給されたカウンタ値CTwに対してディジタルアナログ変換を施すことにより、書込用DAC52から出力する駆動信号SDwの最大振幅を規定するスケール信号SCLを生成し、これを書込用DAC52へ供給する。
ストラテジ生成回路51は、書き込みパルス生成回路4(図1)から供給される書き込みパルス信号PDWに応じてストラテジデータDSTを生成し、これを書込用DAC52へ供給する。
ちなみにストラテジ生成回路51は、制御信号CNTに基づき、書き換え型や追記型といった光ディスクの種類に応じたストラテジデータDSTを生成するようになされている。
書込用DAC52は、ストラテジ生成回路51から供給されるストラテジデータDSTを基に、スケール信号SCLに応じたスケールのアナログ信号でなる駆動信号SDwを生成し、これをレーザダイオード8へ供給する。これに応じてレーザダイオード8は当該駆動信号SDwに応じたレーザ光を出射するようになされている。
これに応じてレーザ駆動制御部5は、再度レーザ光を受光して低域信号SVLwを基にカウント値CTwを生成して駆動信号SDwをレーザダイオード8に供給するといった一連の動作を繰り返す。
このようにレーザ駆動制御部5は、光ディスク装置1(図1)が光ディスク(図示せず)にデータを書き込む場合、光ディスクからデータを読み出す場合と同様に、駆動信号SDwをフィードバック制御することにより、レーザダイオード8から出射するレーザ光の出力強度に相当する低域信号SVLwを公差TL(図4)の範囲内に収めるようになされている。
(3)レーザ出力制御処理手順
ここで、レーザ駆動制御部5においてレーザダイオード8から出射するレーザ光の出力強度を制御するレーザ出力制御処理手順について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
レーザ駆動制御部5は、外部機器からのデータ読出命令に応じた制御信号CNT(図1)を光ディスク装置1の制御部2から受け付けると、レーザ出力制御処理手順RT1を開始してステップSP1へ移る。
ステップSP1においてレーザ駆動制御部5は、レーザダイオード8から直前に出射したレーザ光の一部をモニタフォトディテクタ9により受光して電流電圧変換器21により強度信号SVを生成し、これをレーザ出力制御部6rのサンプルホールド付ローパスフィルタ22へ供給して次のステップSP2へ移る。
ステップSP2においてレーザ駆動制御部5は、サンプルホールド付ローパスフィルタ22により強度信号SVの低域成分を抽出して低域信号SLVrを生成し、これを上限値比較器27及び下限値比較器28へ供給して次のステップSP3へ移る。
ステップSP3においてレーザ駆動制御部5は、加算器25により基準値REFrに許容差AEを加算して上限値ULrを生成し、これを上限値比較器27へ供給すると共に、加算器26により基準値REFrから許容差AEを減算することにより下限値LLrを生成し、これを下限値比較器28へ供給して次のステップSP4へ移る。
ステップSP4においてレーザ駆動制御部5は、上限値比較器27により低域信号SVLrと上限値ULrとを比較し、その比較結果に応じて図4(B)に示したようなカウンタ値減少信号CDrを生成して、これをアップダウンカウンタ29へ供給して次のステップSP5へ移る。
ステップSP5においてレーザ駆動制御部5は、下限値比較器28により低域信号SVLrと下限値LLrとを比較し、その比較結果に応じて図4(C)に示したようなカウンタ値増加信号CUrを生成して、これをアップダウンカウンタ29へ供給して次のステップSP6へ移る。
ステップSP6においてレーザ駆動制御部5は、アップダウンカウンタ29により、カウンタ値減少信号CDrが「H」であったか、すなわち低域信号SVLrが上限値ULrよりも大きかったか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは低域信号SVLrが上限値ULrよりも大きく、直前にレーザダイオード8から出射したレーザ光の出力強度が大きすぎたことを表しており、このときレーザ駆動制御部5は次のステップSP7へ移る。
ステップSP7においてレーザ駆動制御部5は、アップダウンカウンタ29により、直前のカウンタ値CTrから1を減算したカウンタ値CTrを生成し、次のステップSP8へ移る。
一方ステップSP6において否定結果が得られると、レーザ駆動制御部5は、カウンタ値CTrを変更せずに次のステップSP8へ移る。
ステップSP8においてレーザ駆動制御部5は、アップダウンカウンタ29により、カウンタ値増加信号CUrが「H」であったか、すなわち低域信号SVLrが下限値LLrよりも小さかったか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは低域信号SVLrが下限値LLrよりも小さく、直前にレーザダイオード8から出射したレーザ光の出力強度が小さすぎたことを表しており、このときレーザ駆動制御部5は次のステップSP9へ移る。
ステップSP9においてレーザ駆動制御部5は、アップダウンカウンタ29により直前のカウンタ値CTrに1を加算したカウンタ値CTrを生成し、次のステップSP10へ移る。
これに対してステップSP8において否定結果が得られると、このことはカウンタ値増加信号CUrが「L」であることを表しており、このときレーザ駆動制御部5は、カウンタ値CTrを変更せずに次のステップSP10へ移る。
ここでカウンタ値減少信号CDr及びカウンタ値増加信号CUrがいずれも「L」である場合、このことは低域信号SVLrが上限値ULrと下限値LLrとの間にあり、直前にレーザダイオード8から出射したレーザ光の出力強度が公差TLの範囲内に収まっていることを意味しており、カウンタ値CTrを敢えて変更する必要が無いことを表している。
またカウンタ値減少信号CDr及びカウンタ値増加信号CUrがいずれも「H」である場合、エラー発生等の可能性が高いためカウンタ値CTrを敢えて変更しないことが望ましい。このためレーザ駆動制御部5は、ステップSP7において直前のカウンタ値CTrから1を減算し、さらにステップSP9において直前のカウンタ値CTrに1を加算することにより、結果的にカウンタ値CTrを保持したまま変更せずに次のステップSP10へ移る。
ステップSP10においてレーザ駆動制御部5は、カウンタ値CTrをレーザダイオード駆動部7rの読出用DAC31へ供給し、当該読出用DAC31及び高周波オシレータ32等により駆動信号SDrを生成して、これをレーザダイオード8へ供給して次のステップSP12へ移る。
ステップSP11においてレーザ駆動制御部5は、駆動信号SDrに基づいてレーザダイオード8からレーザ光を出射させ、再度ステップSP1に戻る。
ちなみにレーザ駆動制御部5は、外部機器からのデータ書込命令に応じた制御信号CNTを光ディスク装置1の制御部2から受け付けた場合にも、同様にレーザ出力制御処理手順RT1に従ってレーザ光の出力強度を制御するようになされている。
(4)動作及び効果
以上の構成において、光ディスク装置1のレーザ駆動制御部5は、光ディスク(図示せず)からデータを読み出す際、レーザダイオード8から出射されたレーザ光を受光したときの強度信号SVを基にサンプルホールド付ローパスフィルタ22により低域成分のみを抽出して低域信号SVLrを生成し、これを上限値比較器27及び下限値比較器28によりそれぞれ上限値ULr及び下限値LLrと比較し、比較結果としてそれぞれカウンタ値減少信号CDr及びカウンタ値増加信号CUrを生成する(図4)。
さらにレーザ駆動制御部5は、アップダウンカウンタ29により、カウンタ値減少信号CDrが「H」であった場合には直前のカウンタ値CTrから「1」減少させ、カウンタ値増加信号CUrが「H」であった場合には直前のカウンタ値CTrから「1」増加させ、カウンタ値減少信号CDr及びカウンタ値増加信号CUrがいずれも「L」であった場合には直前のカウンタ値CTrを保持したまま変更せずにカウンタ値CTrを出力し、これに応じた駆動信号SDrを生成してレーザダイオード8からレーザ光を出射させる。
従ってレーザ駆動制御部5は、カウンタ値減少信号CDr及びカウンタ値増加信号CUrがいずれも「L」であった場合、直前のレーザ光の出力強度に相当する低域信号SVLrが公差TLの範囲に含まれた適正な状態であると見なし(図4(A))、この状態を維持するべくアップダウンカウンタ29から直前のカウント値CTrを保持したまま変化させずに当該カウント値CTrを出力することができる(図5)。
特にこの場合レーザ駆動制御部5は、上限値比較器27及び下限値比較器28といった2つの比較器により低域信号SVLrを上限値ULr及び下限値LLrの両方と比較し、当該低域信号SVLrが公差TLの範囲内にあるか否かを判断するため、仮に比較器を1つのみ用いて低域信号SVLrを基準値REFと比較させた場合における、駆動信号SDrの増加及び減少を交互に繰り返すことにより当該基準値REFを挟んで当該駆動信号SDrをふらつかせることを未然に防止することができる。
これに応じてレーザ駆動制御部5は、直前の値が保持されたカウント値CTrを読出用DAC31へ供給することにより直前と同レベルの駆動信号SDrを生成することができるので、低域信号SVLrの信号レベルが公差TLの範囲内に収まった状態を保ち、且つふらつくこと無く安定した出力強度のレーザ光をレーザダイオード8から照射させることができる。
この結果、光ディスク装置1は、出力強度が安定したレーザ光を光ディスクに照射することができるので、当該光ディスクからデータを安定して高精度に読み出すことができる。
またレーザ駆動制御部5は、サンプルホールド付ローパスフィルタ22によって強度信号SVの低域成分のみを抽出することにより、低域以外に含まれる信号成分と共にノイズ成分を全て除去することができるので、低域信号SVLrにおけるノイズ成分のパワーを相対的に削減することができる。
特にレーザ駆動制御部5は、ノイズ成分の信号レベルを公差TL(図4)よりも格段に小さく抑えることができるため、上限値比較器27及び下限値比較器28において上限値ULr及び下限値LLrと低域信号SVLrとを正しく比較することができ、アップダウンカウンタ29において当該低域信号SVLrが公差TLの範囲内に入っているか否かを正しく判断することができる。
さらにレーザ駆動制御部5は、光ディスクにデータを書き込む際にも、レーザ出力制御部6w及びレーザダイオード駆動部7wにより、当該光ディスクからデータを読み出す場合と同様にレーザ光の出力強度を制御することができる。
そのうえレーザ駆動制御部5は、光ディスクにデータを書き込む際、サンプルホールド付ローパスフィルタ22のサンプルホールド機能を用い、タイミング信号TSwに基づいて駆動信号SDwのライトストラテジ(図6)のうちピークパワーとなる部分に相当する強度信号SVのみをサンプルホールドすることにより、他のオーバードライブパワーやリードパワーとなったタイミングにおける強度信号SVの影響を受けることなく、ピークパワーとなったタイミングの強度信号SVのみから低域信号SVLwを生成することができる。
以上の構成によれば、レーザ駆動制御部5は、レーザ光を受光したときの強度信号SVの低域成分のみを抽出して低域信号SVLを生成し、当該低域信号SVLを上限値UL及び下限値LLと比較して当該低域信号SVLが公差TLの範囲内に収まっている場合、直前のカウンタ値CTから変更せず保持したままのカウンタ値CTを出力し、これに応じた駆動信号SDを生成してレーザダイオード8からレーザ光を出射させることにより、当該低域信号SVLが公差TLの範囲内に収まった状態を保つと共に駆動信号SDをふらつかせることなく安定させることができ、これにより光ディスク装置1はデータの記録再生精度を向上することができる。
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、上限値比較器27及び下限値比較器28においてアナログの低域信号SVLrをアナログの上限値ULr及び下限値LLrと比較するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばディジタル値を比較し得る上限値比較器及び下限値比較器を用いて、ディジタル化した低域信号SVLrをディジタルの上限値ULr及び下限値LLrと比較するようにしても良い。
またこの場合、サンプルホールド付ローパスフィルタ22の前にアナログディジタル変換器を接続して当該サンプルホールド付ローパスフィルタ22がディジタル信号を処理するようにしても良い。
さらにこの場合、例えばレーザ出力制御部6rのサンプルホールド付ローパスフィルタ22、上限値比較器27、下限値比較器28及びアップダウンカウンタ29を全て1つのDSP(Digital Signal Processor)に置き換え、当該DSPが図7に示したステップSP2〜ステップSP10までの処理を全てレーザ出力制御プログラムに従って実行するようにしても良い。
このレーザ出力制御プログラムは、光ディスク装置1に搭載されたROM(Read Only Memory)等に予め格納されていても良く、または外部から当該光ディスク装置1の不揮発性メモリにインストールするようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、データ書込用のレーザダイオード駆動部7wにおいて、アップダウンカウンタ49から出力したカウンタ値CTwにより書込用DAC52のスケール値SCLを変更するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば当該カウンタ値CTwに基づいて書込用DAC52から出力する駆動信号SDwを直接変更するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、制御部2(図1)から供給された基準値REFr、REFwと許容差AEとの加算及び減算により上限値ULr、ULw及び下限値LLr、LLwをそれぞれ生成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば当該制御部2から上限値ULr、ULw及び下限値LLr、LLwが直接供給されるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、サンプルホールド付ローパスフィルタ22及び42により低域成分のみを抽出すると同時にノイズ成分のパワーを削減するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばノイズ成分が少ない場合に、当該サンプルホールド付ローパスフィルタ22及び42に代えて単純なサンプルホールド回路を用いるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、光ディスク装置1が光ディスクに対してデータの書き込み及び読み出しの両方を行い得るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば光ディスクに対してデータの書き込みまたは読み出しのいずれか一方のみを行い得る光ディスク装置に適用するようにしても良い。この場合、レーザ駆動制御部5は、レーザ出力制御部6wまたはレーザ出力制御部6rのいずれか一方と、これに対応したレーザダイオード駆動部7wまたはレーザダイオード駆動部7rのいずれか一方とを有していれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、本発明をブルーレイディスク(商標)でなる光ディスクに対してデータの記録または再生を行い得る光ディスク装置1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等の種々の光ディスクに対してデータの記録または再生を行い得る種々の光ディスク装置に適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、強度信号としての低域信号SVLrと上限値ULrとを比較する上限値比較手段としての上限値比較器27と、低域信号SVLrと下限値LLrとを比較する下限値比較手段としての下限値比較器28と、出力値としてのカウンタ値CTrを出力する出力値制御手段としてのアップダウンカウンタ29とによって光ビーム出力制御装置としてのレーザ出力制御部6rを構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなる上限値比較手段と、下限値比較手段と、出力値制御手段とによって光ビーム出力制御装置を構成するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、受光手段としてのモニタフォトダイオード9及び電流電圧変換器21と、上限値比較手段としての上限値比較器27と、下限値比較手段としての下限値比較器28と、出力値制御手段としてのアップダウンカウンタ29と、光ビーム出力手段としてのレーザダイオード駆動部7及びレーザダイオード8とによって光ディスク装置1を構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなる受光手段と、上限値比較手段と、下限値比較手段と、出力値制御手段と、光ビーム出力手段とによって光ディスク装置を構成するようにしても良い。
本発明は、レーザダイオードから出射するレーザ光の出力強度を制御する種々の光ディスク装置でも利用できる。
本発明による光ディスク装置の回路構成を示すブロック図である。 本発明によるレーザ駆動制御部の回路構成を示すブロック図である。 サンプルホールド付ローパスフィルタの構成を示す略線的回路図である。 低域信号とコンパレータの出力値との関係を示した略線図である。 アップダウンカウンタの出力値を示す略線図である。 ライトストラテジの例を示す略線的信号波形図である。 レーザ出力制御処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1……光ディスク装置、2……制御部、5……レーザ駆動制御部、6、6r、6w……レーザ出力制御部。7、7r、7w……レーザダイオード駆動部、8……レーザダイオード、9……モニタフォトディテクタ、22、42……サンプルホールド付ローパスフィルタ、23、43……基準値供給端子、24、44……許容差供給端子、27、47……上限値比較器、28、48……下限値比較器、29、49……アップダウンカウンタ、31……読出用DAC、50……PmaxDAC、52……書込用DAC。

Claims (13)

  1. 光ディスクにデータを書き込み又は当該光ディスクからデータを読み出す際に当該光ディスクに照射する光ビームの出力強度を制御する光ビーム出力制御装置であって、
    上記光ビームの照射強度に応じた強度信号を所定の上限値と比較する上限値比較手段と、
    上記強度信号を上記上限値よりも小さい所定の下限値と比較する下限値比較手段と、
    上記強度信号が上記上限値よりも大きい場合には上記光ビームの出力強度を制御するための出力値を直前の出力値よりも減少させ、上記強度信号が上記下限値よりも小さい場合には当該出力値を直前の出力値よりも増加させ、上記強度信号が上記上限値以下かつ上記下限値以上である場合には当該出力値を直前の出力値のまま保持する出力値制御手段と
    を具えることを特徴とする光ビーム出力制御装置。
  2. 上記上限値と上記下限値との差分は、上記光ビーム出力制御装置に要求される上記光ビームの照射強度に対する許容誤差よりも小さく、かつ上記強度信号に含まれるノイズ成分よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ビーム出力制御装置。
  3. 上記出力値制御手段は、
    上記上限値と上記下限値との差分に相当する光量よりも小さい最小調整単位で上記出力値を調整することにより上記光ビームの出力強度を調整させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ビーム出力制御装置。
  4. 上記上限値は、所定の基準値に所定の許容差を加算してなり、上記下限値は当該基準値から当該許容差を減算してなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ビーム出力制御装置。
  5. 光ディスクにデータを書き込み又は当該光ディスクからデータを読み出す際に当該光ディスクに照射する光ビームの出力強度を制御する光ビーム出力制御方法であって、
    上記光ビームの照射強度に応じた強度信号を所定の上限値と比較する上限値比較ステップと、
    上記強度信号を上記上限値よりも小さい所定の下限値と比較する下限値比較ステップと、
    上記強度信号が上記上限値よりも大きい場合には上記光ビームの出力強度を制御するための出力値を直前の出力値よりも減少させ、上記強度信号が上記下限値よりも小さい場合には当該出力値を直前の出力値よりも増加させ、上記強度信号が上記上限値以下かつ上記下限値以上である場合には当該出力値を直前の出力値のまま保持する出力値制御ステップと
    を具えることを特徴とする光ビーム出力制御方法。
  6. 光ディスクにデータを書き込み又は当該光ディスクからデータを読み出す際に当該光ディスクに照射する光ビームの出力強度を制御する光ビーム出力制御装置に対して、
    上記光ビームの照射強度に応じた強度信号を所定の上限値と比較する上限値比較ステップと、
    上記強度信号を上記上限値よりも小さい所定の下限値と比較する下限値比較ステップと、
    上記強度信号が上記上限値よりも大きい場合には上記光ビームの出力強度を制御するための出力値を直前の出力値よりも減少させ、上記強度信号が上記下限値よりも小さい場合には当該出力値を直前の出力値よりも増加させ、上記強度信号が上記上限値以下かつ上記下限値以上である場合には当該出力値を直前の出力値のまま保持する出力値制御ステップと
    を実行させることを特徴とする光ビーム出力制御プログラム。
  7. 光ディスクにデータを書き込み又は当該光ディスクからデータを読み出す際に当該光ディスクに照射する光ビームの出力強度を制御する光ディスク装置であって、
    上記光ビームを受光して当該光ビームの強度に応じた強度信号を生成する受光手段と、
    上記強度信号を所定の上限値と比較する上限値比較手段と、
    上記強度信号を上記上限値よりも小さい所定の下限値と比較する下限値比較手段と、
    上記強度信号が上記上限値よりも大きい場合には上記光ビームの出力強度を制御するための出力値を直前の出力値よりも減少させ、上記強度信号が上記下限値よりも小さい場合には当該出力値を直前の出力値よりも増加させ、上記強度信号が上記上限値以下かつ上記下限値以上である場合には当該出力値を直前の出力値のまま保持する出力値制御手段と、
    上記出力値に基づき上記出力強度を調整して上記光ビームを出力する光ビーム出力手段と
    を具えることを特徴とする光ディスク装置。
  8. 上記上限値と上記下限値との差分は、上記光ビーム出力制御装置に要求される上記光ビームの照射強度に対する許容誤差よりも小さく、かつ上記強度信号に含まれるノイズ成分よりも大きい
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  9. 上記出力値制御手段は、
    上記上限値と上記下限値との差分に相当する光量よりも小さい最小調整単位で上記出力値を調整することにより上記光ビームの出力強度を調整させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  10. 上記上限値は、所定の基準値に所定の許容差を加算してなり、上記下限値は当該基準値から当該許容差を減算してなる
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  11. 上記受光手段は、
    上記光ビームを受光して生成した受光信号の低域成分のみを抽出することにより上記強度信号を生成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  12. 上記受光手段は、
    所定の強度パターンでなる上記光ビームを受光して生成した受光信号のうち、当該強度パターンの所定部分に相当する一部の当該受光信号のみを取り出して上記強度信号を生成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  13. 上記光ビーム出力手段は、
    上記許容差に相当する光量よりも小さい最小調整単位で上記出力強度を調整する
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
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