JP2005056533A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サンプルホールド回路を使用することなく、ウォブル信号を精度よく検出できるウォブル信号検出回路を有する光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 光学ヘッド17は、レーザ制御回路16からの信号に基づいて、レーザパワーレベルのレーザ光を、光記録媒体に照射する。読み込みアンプ12及び書き込みアンプ13は、相互に異なるゲインでRF信号を増幅する。レーザパワーモニタ回路11は、レーザ制御回路16が出力する信号をPM信号によってモニタし、スイッチSW1にCNT信号を入力する。スイッチSW1は、読み込みアンプ12の出力、又は、書き込みアンプ13の出力をCNT信号に基づいて選択し、LPF14に入力する信号を切り替え、LPF14からウォブル検出信号が出力される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスク装置に関し、更に詳しくは、光ディスクに形成されたウォブルを検出する回路を有する光ディスク装置に関する。
一般に、光ディスクには、一定周期のウォブルが形成されており、光ディスク装置は、そのウォブルを検出したウォブル検出信号を使用して、スピンドルモータの制御等を行っている。図4は、ウォブル検出回路を含む、従来の光ディスク装置の一部をブロック図として示している。この光ディスク装置200は、CD-R/RWやDVD−R/RW等のDVD+R/+RW以外の規格の読み書き可能ディスクを読み書きする光ディスク装置として構成される。
図5は、読み込み時及び書き込み時のウォブル検出信号生成の様子を波形図として示している。光ディスクからのデータ読み込み時では、DSP201は、レーザー制御回路202に、Lレベルに固定された読み書き命令信号(R/W信号)を出力し、レーザー制御回路202は、受信したLレベルのR/W信号に基づいて、一定レベルのレーザーパワー制御信号を、光学ヘッド203に入力する。
読み込み時には、光学ヘッド203は、入力する一定レベルのレーザーパワー制御信号に基づいて、読み込みレベルのレーザーパワーのレーザー光を光ディスクに照射し、その反射光を受光する。光学ヘッド203は、光ディスクからの反射光の強度を電気信号に変換して、RF信号を出力する。光学ヘッド203が出力するRF信号には、光ディスクに形成されたマークに対応するマーク信号に、ウォブル信号が重畳されている。図6(a)は、図5の読み込み時のRF信号を拡大して示している。
読み込み時には、サンプルホールド回路204は、DSP201から、Lレベルのサンプルホールド信号(SH信号)を受信し、そのSH信号に基づいて、定常的にサンプリングを行う通常のアンプとして動作する。LPF205は、サンプルホールド回路204を介してRF信号を入力し、RF信号に含まれるマーク信号を減衰させて、ウォブル検出信号を出力する。
光ディスクへのデータ書き込み時では、DSP201は、レーザー制御回路202に、マーク書き込みに対応したHレベル期間を有するパルス状のR/W信号を出力する。レーザー制御回路202は、入力するR/W信号のHレベル期間に対応して値が変動するレーザーパワー制御信号を、光学ヘッド203に入力する。光学ヘッド203は、レーザー制御回路202から入力するレーザーパワー制御信号に基づいて、光ディスクにマークが良好に形成できるように最適化された、形成するマークに対応して変化するレーザーパワーのレーザー光を、光ディスクに照射する。
光学ヘッド203は、書き込み時のマーク形成期間には、マーク形成期間以外の期間に比して、レーザーパワーが高い書き込みレベルのレーザー光を光ディスクに照射する。また、マーク形成期間以外の期間では、読み込み時と同等な読み込みレベルのレーザーパワーのレーザー光を光ディスクに照射する。光学ヘッド203は、書き込み時においても、読み込み時と同様に、光ディスクからの反射光を受光して、RF信号を出力する。図6(b)は、図5の書き込み時のRF信号を拡大して示しており、書き込み時では、マーク形成期間に光学ヘッド203が出力するRF信号には、読み込み時の10倍程度のレベルのマーク信号が、ウォブル信号に重畳している。
書き込み時には、サンプルホールド回路204は、DSP201から、マーク書き込みに対応したHレベル期間を有するパルス状のSH信号を受信している。サンプルホールド回路204は、SH信号のLレベル期間では、サンプリングを行う通常のアンプとして動作し、SH信号のHレベル期間では、ホールド動作を行って、出力信号を、SH信号が立ち上がる前の信号レベルに保持する。サンプルホールド回路204のこのような働きにより、LPF205には、マーク信号が含まれないRF信号が入力される。LPF205は、入力信号に含まれるノイズ成分を除去して、ウォブル検出信号を出力する。
上記したようなサンプルホールド回路204を用いたウォブルの検出は、ウォブル信号の周波数と、マーク信号の周波数とが離れているCD-R/RW、DVD−R/RWなど、DVD+R/+RW以外の規格の光ディスクには有効である。しかし、DVD+R/+RWでは、ウォブル信号の周波数とマーク信号の周波数が近いため、上記したようなサンプルホールド回路204を用いたウォブルの検出を適用すると、ウォブル検出信号が不正なデータとなって、ウォブルを正確に検出することができない。
サンプルホールド回路204を用いることなく、ウォブルを検出できる技術としては、例えば、特許文献1や特許文献2に記載された技術がある。図7は、特許文献1に記載された光ディスク装置の一部を示している。この光ディスク装置200aの可変ゲイン回路206では、R21≠R22に設定され、スイッチSW21には、光ディスクへのマーク書き込みに対応した記録信号が入力されており、可変ゲイン回路206は、スイッチSW1による切り替えによって、マーク形成期間とそれ以外の期間とで、ゲインが異なるアンプとして動作する。
光ディスクからの反射光を受光して生成されたプッシュプル信号は、上記のようにして、高ゲインと低ゲインとの間でゲインが変化する可変ゲイン回路206を介してLPF207に入力される。特許文献1に記載の技術では、可変ゲイン回路206によって、マーク形成期間と、それ以外の期間との間での、LPF207に入力される信号のレベル差を抑制して、サンプルホールド回路を用いることなく、書き込み時のウォブル信号の検出を可能にしている。
特開2001−134943号公報 特開2002−352440号公報
ところで、特許文献1に記載の技術では、同じオペアンプOP2を使用し、抵抗R21と抵抗R23との比、及び、抵抗R22と抵抗R23との比によって、高ゲインアンプと、低ゲインアンプとを実現している。このため、スイッチSW21の切り替え時には、可変ゲイン回路206の負荷が変化して、可変ゲイン回路206の出力信号がひずみ易く、ウォブル信号の検出精度が低下するという問題がある。
本発明は、上記問題点を解消し、サンプルホールド回路を使用することなく、かつ、ウォブル信号を精度よく検出できるウォブル信号検出回路を有する光ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光ディスク装置は、ウォブルを有する記録トラックに変調されたレーザ光を照射して所望のデータを光記録媒体上に記録する光ディスク装置において、光記録媒体からのレーザ光の戻り光を受光して電気信号を発生する受光部と、前記受光部からの電気信号をそれぞれ増幅する第1及び第2の増幅器と、記録マークを形成するマーク用パワーレベルのレーザ光を照射する第1の書込み期間で前記第1の増幅器の出力を選択し、記録マークを形成しないスペース用レーザパワーレベルのレーザ光を照射する第2の書込み期間で前記第2の増幅器の出力を選択する選択部とを備え、該選択部が出力する前記第1の増幅器及び前記第2の増幅器の出力信号からウオブル信号を検出することを特徴とする。
本発明の光ディスク装置では、相互にゲインが異なる第1及び第2の増幅器には、それぞれ受光部からの電気信号が入力される。データ記録時では、選択部は、光記録媒体上でのマーク形成期間に対応する第1の書き込み期間で第1の増幅器の出力を選択し、マークを形成しない期間(スペース形成期間)に対応する第2の書き込み期間で第2の増幅器を選択して、第1の増幅器又は第2の増幅器で増幅された信号を出力する。一般に、マーク形成期間に光記録媒体に照射されるレーザ光のレーザパワーレベル(マーク用パワーレベル)は、スペース形成期間に光記録媒体に照射されるレーザ光のパワーレベル(スペース用パワーレベル)に比して高い値となるため、マーク形成期間に受光部が出力する電気信号の振幅は、スペース形成期間に受光部が出力する電気信号の振幅に比して大きい。この振幅差を小さくするように、第1及び第2の増幅器のゲインをそれぞれ適切な値に設定することで、マーク形成期間に第1の増幅器が出力する信号の振幅と、スペース形成期間に第2の増幅器が出力する信号の振幅とを同じ程度にすることができ、ウォブル信号の周波数とマーク信号の周波数とが離れていない光記録媒体についても、サンプルホールド回路を用いることなくウォブル信号を検出することができる。また、選択部より後段の回路の入力インピーダンスを十分に高く設定する場合には、第1及び第2の増幅器では、選択部の選択状態によらず、負荷が変動しないため、選択部の選択状態の切り替えに伴って発生する信号のひずみを抑制でき、ウォブル信号の検出精度の低下を抑制できる。
前記変調されたレーザ光のレーザパワーの変動をモニタするモニタ回路を更に備え、前記選択部は該モニタ回路の出力に基づいて、前記第1の増幅器の出力及び前記第2の増幅器の出力を選択する構成を採用することができる。この場合、モニタ回路が、光記録媒体に照射されるレーザ光のレーザパワーの変動をモニタすることで、データ記録時の、マーク形成期間とスペース形成期間とを判断し、選択部による、第1の増幅器の出力、又は、第2の増幅器の出力の選択を切り替えることで、光ディスク装置は、ウォブル信号の周波数とマーク信号の周波数とが離れていない光記録媒体についても、書き込み時において、サンプルホールド回路を用いることなくウォブル信号を検出することができる。
本発明の光ディスク装置は、第1の書き込み期間では、選択部から、第1の増幅器によって増幅された受光部からの電気信号が出力され、第2の書き込み期間では、選択部から、第2の増幅器によって増幅された受光部からの電気信号が出力されるため、ウォブル信号の周波数とマーク信号の周波数とが離れていない光記録媒体についても、書き込み時において、サンプルホールド回路を用いることなくウォブル信号を検出することができる。また、選択部より後段の回路の入力インピーダンスを十分に高く設定する場合には、選択部の選択状態の切り替えに伴って発生する信号のひずみを抑制でき、ウォブル信号の検出精度の低下を抑制できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態例に基づいて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態例のウォブル信号検出回路を含む光ディスク装置の一部をブロック図として示している。光ディスク装置100は、DSP15、レーザー制御回路16、及び、光学ヘッド17と、ウォブル信号検出回路を構成する、レーザーパワーモニタ回路11、読み込みアンプ12、書き込みアンプ13、及び、低域通過フィルタ(LPF)14とを備える。
DSP15は、書き込みデータ、及び、読み書き命令信号(R/W信号)をレーザー制御回路16に入力する。レーザー制御回路16は、レーザーパワー制御信号を光学ヘッド17に入力し、レーザーパワー制御信号の変動をレーザーパワーモニタ信号(PM信号)として、レーザーパワーモニタ回路11に入力する。光学ヘッド17は、光ディスクにレーザー光を照射し、その反射光を受光して電気信号に変換し、RF信号を出力する。光学ヘッド17が出力するレーザー光のレーザーパワーは、レーザー制御回路16から入力するレーザーパワー制御信号に基づいて制御される。
レーザーパワーモニタ回路11は、レーザー制御回路16から入力するPM信号によって、光学ヘッド17が出力するレーザー光のレーザーパワーの変動を検知して、切り替え制御信号(CNT信号)を生成する。レーザーパワーモニタ回路11は、生成したCNT信号をスイッチSW1に入力する。スイッチSW1には、レーザーパワーモニタ回路11から、光ディスクにマークを形成する期間では、HレベルのCNT信号が入力され、それ以外の期間では、LレベルのCNT信号が入力される。
図2は、読み込みアンプ12、及び、書き込みアンプ13の具体的構成例を示している。読み込みアンプ12、及び、書き込みアンプ13は、それぞれ、所定のゲインで光学ヘッド17から入力するRF信号を増幅するアンプとして構成される。読み込みアンプ12は、増幅器51と、抵抗R1、R2とを有し、光学ヘッド17が出力するRF信号を入力して、そのRF信号を、抵抗R1とR2とに基づいて定まるゲインGRで増幅する。書き込みアンプ13は、増幅器52と、抵抗R3、R4とを有し、光学ヘッド17が出力するRF信号を入力して、そのRF信号を、抵抗R3とR4とに基づいて定まるゲインGWで増幅する。読み込みアンプ12のゲインGRと、書き込みアンプ13のゲインをGWとを比較すると、GR>GWである。
読み込みアンプ12では、増幅器51の非反転入力端子には、基準電圧Vrefが接続され、反転入力端子には、抵抗R1を介して、RF信号を入力する入力端子T1が接続される。また、増幅器51の出力は、抵抗R2を介して、反転入力端子にフィードバックされる。書き込みアンプ13では、増幅器52の非反転入力端子には、基準電圧Vrefが接続され、反転入力端子には、抵抗R3を介して、RF信号を入力する入力端子T1が接続される。また、増幅器52の出力は、抵抗R4を介して、反転入力端子にフィードバックされる。
スイッチSW1は、2入力1出力の切り替えスイッチとして構成される。スイッチSW1の一方の入力端子には、増幅器51の出力に接続する読み込みアンプ12の出力端子T2が接続され、他方の入力端子には、増幅器52の出力に接続する書き込みアンプ13の出力端子T3が接続される。また、スイッチSW1の出力端子には、LPF14が接続される。スイッチSW1は、CNT信号に基づいて、LPF14と、読み込みアンプ12の出力端子T2、又は、書き込みアンプ13の出力端子T3とを切り替えて接続する。スイッチSW1のスイッチングにより、LPF14は、光学ヘッド17が出力するRF信号を、読み込みアンプ12、又は、書き込みアンプ13を介して入力する。LPF14は、入力信号に含まれる、ウォブル検出信号の周波数帯域よりも高い周波数帯の信号を減衰して、ウォブル検出信号を出力する。
図3は、読み込み時及び書き込み時のウォブル検出信号生成の様子を波形図で示している。以下、光ディスク装置100における、光ディスクからのデータ読み込み時、及び、データ書き込み時のウォブル信号の検出について説明する。
読み込み時では、DSP15は、LレベルのR/W信号を出力しており、レーザー制御回路16は、一定レベルのレーザーパワー制御信号を、光学ヘッド17に入力する。光学ヘッド17は、入力するレーザーパワー制御信号に基づいて、読み込みレベルのレーザーパワーのレーザー光を光ディスクに照射する。光学ヘッド17は、光ディスクからの反射光を受光し、その反射光を電気信号に変換して、RF信号を出力する。このRF信号には、光ディスクに形成されたウォブルによるウォブル信号に、形成されたマークによるマーク信号が重畳されている。
読み込み時に、レーザーパワーモニタ回路11に入力されるPM信号は、一定レベルの信号であり、レーザーパワーモニタ回路11は、入力する一定レベルのPM信号に基づいて、LレベルのCNT信号を出力する。スイッチSW1は、LレベルのCNT信号に基づいて、読み込みアンプ12と、LPF14とを接続する。これにより、読み込み時には、光学ヘッド17が出力するRF信号は、読み込みアンプ12及びスイッチSW1を介してLPF14に入力される。LPF14は、RF信号に重畳している、ウォブル信号よりも周波数が高いマーク信号を減衰して、ウォブル検出信号を出力する。
一方、光ディスクへのデータ書き込み時では、DSP15は、LレベルとHレベルとの間で信号レベルが交互に変化するR/W信号を出力する。このR/W信号のHレベル期間は、光ディスクへのマーク形成期間に対応している。レーザー制御回路16は、R/W信号のHレベル期間に対応して、光学ヘッド17に入力するレーザーパワー制御信号の信号レベルを引き上げ、光学ヘッド17は、読み込み時、及び、書き込み時のマーク形成期間以外の期間(スペース形成期間)に光ディスクに照射されるレーザパワーよりもレーザーパワーが高い、書き込みレベルのレーザーパワーのレーザー光を、光ディスクに照射する。なお、この書き込みレベルのレーザーパワーは、形成するマークに応じて最適化されている。
書き込み時では、レーザーパワーモニタ回路11には、レーザー制御回路16から出力されるレーザーパワー制御信号の変動に伴って変動するPM信号が入力される。レーザーパワーモニタ回路11は、変動するPM信号に基づいて、LレベルとHレベルとの間で信号レベルが交互に変化するCNT信号を、スイッチSW1に入力する。このCNT信号のHレベル期間は、PM信号の信号レベルが、読み込み時のPM信号の信号レベルよりも大きくなる期間、つまり、マーク形成期間に対応する。スイッチSW1は、CNT信号がLレベルの期間は、読み込みアンプ12とLPF14とを接続し、CNT信号がHレベルの期間は、書き込みアンプ13とLPF14とを接続する。
光学ヘッド17は、光ディスク装置100の上記のような動作により、マーク形成期間では、読み込み時、及び、書き込み時のマーク形成期間以外の期間に比して高いレーザーパワーのレーザー光を光ディスクに照射して、その反射光を受光する。光学ヘッド17が、マーク形成期間に出力するRF信号の振幅は、読み込み時のRF信号の振幅に比して、10倍程度の振幅となる。書き込み時では、マーク形成期間のRF信号は、書き込みアンプ13及びスイッチSW1を介してLPF14に入力され、マーク形成期間以外の期間のRF信号は、書き込みアンプ13とはゲインが異なる読み込みアンプ12及びスイッチSW1を介してLPF14に入力される。
書き込みアンプ13のゲインは、マーク形成期間のRF信号を書き込みアンプ13で増幅した信号のレベルが、マーク形成期間以外の期間のRF信号を読み込みアンプ12で増幅した信号のレベルと同じ程度になるような値に設定される。これにより、LPF14には、書き込み時において、マーク形成期間とそれ以外の期間とで、信号の振幅差が抑制された信号が入力される。LPF14は、入力信号の高周波数成分を減衰させ、ウォブル検出信号を出力する。
本実施形態例では、互いに独立した、読み込みアンプ12と、書き込みアンプ13とを、レーザーパワーモニタ回路11からのCNT信号に基づいて動作するスイッチSW1によって切り替えて使用する。書き込みアンプ13のゲインは、読み込みアンプ12のゲインよりも低く設定されているため、書き込み時において、マーク形成期間と、それ以外の期間とでのLPF14の入力信号の振幅差が抑制される。これにより、光ディスク装置100では、ウォブル信号の検出を、サンプルホールド回路(図4)を用いることなく行うことができ、ウォブル信号とマーク信号の周波数が近いDVD+R/+RW規格についても、ウォブル信号を正しく検出することができる。
特許文献1に記載の従来の光ディスク装置200a(図7)では、同じオペアンプを使用して可変ゲイン回路を実現しているため、スイッチSW21の切り替え時に、可変ゲイン回路206の負荷が変化して、可変ゲイン回路206が出力する信号がひずみ易い。本実施形態例では、読み込みアンプ12の増幅器51(図2)、及び、書き込みアンプ13の増幅器52の負荷は一定であるため、LPF14の入力がハイインピーダンスであれば、スイッチSW1の切り換わり時のLPF14の入力信号のひずみは低く抑えられる。このため、従来の光ディスク装置200aに比して、ウォブル信号を精度よく検出することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明の光ディスク装置は、上記実施形態例にのみ限定されるものではなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の一実施形態例のウォブル信号検出回路を含む光ディスク装置の一部示すブロック図。 読み込みアンプ12、及び、書き込みアンプ13の具体的構成例を示す回路図。 読み込み時及び書き込み時のウォブル検出信号生成の様子を示す波形図。 ウォブル検出回路を含む、従来の光ディスク装置の一部を示すブロック図。 読み込み時及び書き込み時のウォブル検出信号生成の様子を示す波形図。 図6(a)は、図5の読み込み時のRF信号を拡大して示す波形図、図6(b)は、図5の書き込み時のRF信号を拡大して示す波形図。 特許文献1に記載された従来の光ディスク装置の一部を示すブロック図。
符号の説明
11:レーザーパワーモニタ回路
12:読み込みアンプ
13:書き込みアンプ
14:LPF
15:DSP
16:レーザー制御回路
17:光学ヘッド
204:サンプルホールド回路
SW1:スイッチ
51、52:増幅器
R1〜R4:抵抗

Claims (2)

  1. ウォブルを有する記録トラックに変調されたレーザ光を照射して所望のデータを光記録媒体上に記録する光ディスク装置において、
    光記録媒体からのレーザ光の戻り光を受光して電気信号を発生する受光部と、
    前記受光部からの電気信号をそれぞれ増幅する第1及び第2の増幅器と、
    記録マークを形成するマーク用パワーレベルのレーザ光を照射する第1の書込み期間で前記第1の増幅器の出力を選択し、記録マークを形成しないスペース用レーザパワーレベルのレーザ光を照射する第2の書込み期間で前記第2の増幅器の出力を選択する選択部とを備え、
    前記選択部が出力する前記第1の増幅器及び前記第2の増幅器の出力信号からウォブル信号を検出することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記変調されたレーザ光のレーザパワーの変動をモニタするモニタ回路を更に備え、前記選択部は該モニタ回路の出力に基づいて、前記第1の増幅器の出力及び前記第2の増幅器の出力を選択する、請求項1に記載の光ディスク装置。
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