JP2003346375A - ピックアップ装置 - Google Patents
ピックアップ装置Info
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- JP2003346375A JP2003346375A JP2002152040A JP2002152040A JP2003346375A JP 2003346375 A JP2003346375 A JP 2003346375A JP 2002152040 A JP2002152040 A JP 2002152040A JP 2002152040 A JP2002152040 A JP 2002152040A JP 2003346375 A JP2003346375 A JP 2003346375A
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- Japan
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- pickup
- control
- pickup device
- signal line
- signal
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/125—Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
- G11B7/126—Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/095—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble
- G11B7/0956—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for discs, e.g. for compensation of eccentricity or wobble to compensate for tilt, skew, warp or inclination of the disc, i.e. maintain the optical axis at right angles to the disc
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 マイコンの負荷やノイズの増大を招くことな
く、高速記録/再生に対応可能なピックアップ装置を提
供する。 【解決手段】 ピックアップ装置は、光源、センサな
ど、電気的な制御を必要とする各種の被制御要素を備え
る。それらは、内部信号線を通じてピックアップ内制御
素子と接続されており、そこから供給される制御信号に
より制御される。ピックアップ内制御素子は、コネクタ
及び外部信号線を通じて外部のマイコンと接続されてお
り、マイコンから制御信号などを受け取る。この構成に
より、各被制御要素は、外部のマイコンではなく、ピッ
クアップ内制御素子により制御される。よって、各被制
御要素への信号線はピックアップ内のみの短い信号線と
することができ、ノイズの影響や信号の遅延などの問題
が軽減され、高速記録時にも各被制御要素を正確に動作
させることが可能となる。また、信号線を短くできるこ
とはピックアップ自体の小型化にも貢献する。
く、高速記録/再生に対応可能なピックアップ装置を提
供する。 【解決手段】 ピックアップ装置は、光源、センサな
ど、電気的な制御を必要とする各種の被制御要素を備え
る。それらは、内部信号線を通じてピックアップ内制御
素子と接続されており、そこから供給される制御信号に
より制御される。ピックアップ内制御素子は、コネクタ
及び外部信号線を通じて外部のマイコンと接続されてお
り、マイコンから制御信号などを受け取る。この構成に
より、各被制御要素は、外部のマイコンではなく、ピッ
クアップ内制御素子により制御される。よって、各被制
御要素への信号線はピックアップ内のみの短い信号線と
することができ、ノイズの影響や信号の遅延などの問題
が軽減され、高速記録時にも各被制御要素を正確に動作
させることが可能となる。また、信号線を短くできるこ
とはピックアップ自体の小型化にも貢献する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに対し
て情報を記録し、又は、光学式記録媒体から情報を再生
するために使用されるピックアップ装置に関する。
て情報を記録し、又は、光学式記録媒体から情報を再生
するために使用されるピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−R(Compact Disc-Recordabl
e)、CD−RW(Compact Disc-ReWritable)、DVD
−R(DVD-Recordable)、DVD−RW(DVD-ReRecord
able)などの光ディスクの記録/再生装置は、記録媒体
にレーザ光などを照射して情報の記録/再生を行うため
のピックアップ装置を備える。一般的に、ピックアップ
装置は、レーザダイオードなどの光源、レーザダイオー
ドを駆動制御するLD(Laser Diode)ドライバ、光源
から出射されるレーザ光を光ディスクに照射するための
対物レンズなどの光学系、光ディスクにより反射された
レーザ光を受光して電気信号に変換する光検出器などを
備えている。
e)、CD−RW(Compact Disc-ReWritable)、DVD
−R(DVD-Recordable)、DVD−RW(DVD-ReRecord
able)などの光ディスクの記録/再生装置は、記録媒体
にレーザ光などを照射して情報の記録/再生を行うため
のピックアップ装置を備える。一般的に、ピックアップ
装置は、レーザダイオードなどの光源、レーザダイオー
ドを駆動制御するLD(Laser Diode)ドライバ、光源
から出射されるレーザ光を光ディスクに照射するための
対物レンズなどの光学系、光ディスクにより反射された
レーザ光を受光して電気信号に変換する光検出器などを
備えている。
【0003】光ディスクに対する情報の記録/再生は、
光ディスクのドライブ装置に内蔵されたマイクロコンピ
ュータ(以下、「マイコン」とも呼ぶ。)により制御さ
れている。即ち、記録/再生のための制御信号はシリア
ルデータラインなどによりマイコンから光ピックアップ
へ供給される。
光ディスクのドライブ装置に内蔵されたマイクロコンピ
ュータ(以下、「マイコン」とも呼ぶ。)により制御さ
れている。即ち、記録/再生のための制御信号はシリア
ルデータラインなどによりマイコンから光ピックアップ
へ供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のピックアップ装
置は、上述のようにレーザ光源や光学系などが主たる構
成要素となっており、特に電気的な制御を必要とする部
品はそれほど多く含まれてはいなかった。このため、そ
のような電気的制御を必要とする部品の制御信号はドラ
イブ装置のマイコンなどからピックアップ装置内の各部
品に直接的に供給されていた。
置は、上述のようにレーザ光源や光学系などが主たる構
成要素となっており、特に電気的な制御を必要とする部
品はそれほど多く含まれてはいなかった。このため、そ
のような電気的制御を必要とする部品の制御信号はドラ
イブ装置のマイコンなどからピックアップ装置内の各部
品に直接的に供給されていた。
【0005】しかし、近年の記録再生速度の高速化によ
り、ピックアップ装置内部でも高速処理が要求されてい
る。また、多種類の光ディスクが登場していること、ピ
ックアップ装置及びドライブ装置の小型化が要求されて
いることなどに起因して、ピックアップ装置自体にも電
気的な制御を必要とする部品が多数搭載される傾向があ
る。よって、従来のように、外部のマイコンから制御信
号などを供給してピックアップ内の要素を電気的に制御
することとすると、記録/再生速度の高速化によってマ
イコンの処理負荷が増大し、マイコンの処理速度が対応
できなかったり、制御信号の周波数が上がることによっ
てノイズが増大したりするという問題が生じる。
り、ピックアップ装置内部でも高速処理が要求されてい
る。また、多種類の光ディスクが登場していること、ピ
ックアップ装置及びドライブ装置の小型化が要求されて
いることなどに起因して、ピックアップ装置自体にも電
気的な制御を必要とする部品が多数搭載される傾向があ
る。よって、従来のように、外部のマイコンから制御信
号などを供給してピックアップ内の要素を電気的に制御
することとすると、記録/再生速度の高速化によってマ
イコンの処理負荷が増大し、マイコンの処理速度が対応
できなかったり、制御信号の周波数が上がることによっ
てノイズが増大したりするという問題が生じる。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、電気的な制御を必要とする構成要素を比較的多
数含む場合でも、マイコンの処理負荷やノイズの増大を
招くことなく、高速記録/再生に対応することが可能な
ピックアップ装置を提供することを課題とする。
であり、電気的な制御を必要とする構成要素を比較的多
数含む場合でも、マイコンの処理負荷やノイズの増大を
招くことなく、高速記録/再生に対応することが可能な
ピックアップ装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点で
は、ピックアップ装置は、電気的な制御の対象となる被
制御要素と、外部信号線を通じて外部のマイクロコンピ
ュータと接続されたコネクタと、内部信号線を通じて前
記被制御要素に接続され、前記内部信号線を通じて制御
信号を伝送して前記被制御要素を制御するピックアップ
内制御素子と、を備える。
は、ピックアップ装置は、電気的な制御の対象となる被
制御要素と、外部信号線を通じて外部のマイクロコンピ
ュータと接続されたコネクタと、内部信号線を通じて前
記被制御要素に接続され、前記内部信号線を通じて制御
信号を伝送して前記被制御要素を制御するピックアップ
内制御素子と、を備える。
【0008】上記のピックアップ装置は、例えば光源、
センサなど、電気的な制御を必要とする各種の被制御要
素を備える。それら被制御要素は、内部信号線を通じて
ピックアップ内制御素子と接続されており、ピックアッ
プ内制御素子から供給される制御信号により制御され
る。一方、ピックアップ内制御素子は、コネクタ及び外
部信号線を通じて外部のマイクロコンピュータと接続さ
れており、マイクロコンピュータから、各種の制御信号
を受け取る。この構成により、基本的に、ピックアップ
装置内の被制御要素は、外部のマイクロコンピュータで
はなく、ピックアップ内制御素子により制御することが
できるようになる。また、各被制御要素へ制御信号を供
給するための信号線はピックアップ内のみの短い信号線
とすることができる。これにより、ノイズの影響や信号
の遅延などの問題が軽減され、高速記録時にも各被制御
要素を正確に動作させることが可能となる。また、信号
線を短くできることはピックアップ自体の小型化にも貢
献する。
センサなど、電気的な制御を必要とする各種の被制御要
素を備える。それら被制御要素は、内部信号線を通じて
ピックアップ内制御素子と接続されており、ピックアッ
プ内制御素子から供給される制御信号により制御され
る。一方、ピックアップ内制御素子は、コネクタ及び外
部信号線を通じて外部のマイクロコンピュータと接続さ
れており、マイクロコンピュータから、各種の制御信号
を受け取る。この構成により、基本的に、ピックアップ
装置内の被制御要素は、外部のマイクロコンピュータで
はなく、ピックアップ内制御素子により制御することが
できるようになる。また、各被制御要素へ制御信号を供
給するための信号線はピックアップ内のみの短い信号線
とすることができる。これにより、ノイズの影響や信号
の遅延などの問題が軽減され、高速記録時にも各被制御
要素を正確に動作させることが可能となる。また、信号
線を短くできることはピックアップ自体の小型化にも貢
献する。
【0009】上記のピックアップ装置の一態様では、前
記被制御要素は、レーザ光を生成するレーザダイオード
を駆動するレーザダイオードドライバを含み、前記ピッ
クアップ内制御素子は、前記コネクタを通じて前記マイ
クロコンピュータから制御信号を受け取り、前記内部信
号線を通じて前記制御信号を前記レーザダイオードドラ
イバに供給する。この態様では、外部のマイクロコンピ
ュータから入力される制御信号は、ピックアップ内制御
素子を介してレーザダイオードドライバに供給される。
よって、外部から入力される制御信号に基づき、ピック
アップ内ではピックアップ内制御素子の管理下でレーザ
ダイオードドライバの制御を行うことができる。
記被制御要素は、レーザ光を生成するレーザダイオード
を駆動するレーザダイオードドライバを含み、前記ピッ
クアップ内制御素子は、前記コネクタを通じて前記マイ
クロコンピュータから制御信号を受け取り、前記内部信
号線を通じて前記制御信号を前記レーザダイオードドラ
イバに供給する。この態様では、外部のマイクロコンピ
ュータから入力される制御信号は、ピックアップ内制御
素子を介してレーザダイオードドライバに供給される。
よって、外部から入力される制御信号に基づき、ピック
アップ内ではピックアップ内制御素子の管理下でレーザ
ダイオードドライバの制御を行うことができる。
【0010】上記のピックアップ装置の他の一態様で
は、前記ピックアップ内制御素子は、最適記録パワー決
定用のテスト記録のための記録パワー設定値情報を、前
記テスト記録の実行前に前記マイクロコンピュータから
受信して記憶し、前記テスト記録時には、前記記憶され
た記録パワー設定値を前記レーザダイオードドライバに
供給してテスト記録を実行する。これにより、テスト記
録のための記録パワー設定値情報を、テスト記録中にリ
アルタイムでマイクロコンピュータからレーザダイオー
ドドライバに供給する必要がなくなる。記録速度の高速
化に伴い、テスト記録用の記録パワー設定情報の伝送速
度も高速化が必要となるので、これをピックアップ内素
子が行うようにすれば、マイクロコンピュータの負荷を
軽減することができる。また、高速で変化する制御情報
信号を伝送する信号線を短くすることができるので、ノ
イズによる悪影響も軽減することができる。
は、前記ピックアップ内制御素子は、最適記録パワー決
定用のテスト記録のための記録パワー設定値情報を、前
記テスト記録の実行前に前記マイクロコンピュータから
受信して記憶し、前記テスト記録時には、前記記憶され
た記録パワー設定値を前記レーザダイオードドライバに
供給してテスト記録を実行する。これにより、テスト記
録のための記録パワー設定値情報を、テスト記録中にリ
アルタイムでマイクロコンピュータからレーザダイオー
ドドライバに供給する必要がなくなる。記録速度の高速
化に伴い、テスト記録用の記録パワー設定情報の伝送速
度も高速化が必要となるので、これをピックアップ内素
子が行うようにすれば、マイクロコンピュータの負荷を
軽減することができる。また、高速で変化する制御情報
信号を伝送する信号線を短くすることができるので、ノ
イズによる悪影響も軽減することができる。
【0011】また、前記ピックアップ内制御素子は、前
記テスト記録の開始指示信号に応じて前記テスト記録を
開始するようにしてもよい。こうすれば、マイクロコン
ピュータがテスト記録の開始指示を行う構成において
は、マイクロコンピュータは、テスト記録の開始指示の
みをピックアップ内制御素子に供給すれば、その後はテ
スト記録において特に動作する必要が無くなるので、マ
イクロコンピュータの負荷を大幅に軽減することができ
る。
記テスト記録の開始指示信号に応じて前記テスト記録を
開始するようにしてもよい。こうすれば、マイクロコン
ピュータがテスト記録の開始指示を行う構成において
は、マイクロコンピュータは、テスト記録の開始指示の
みをピックアップ内制御素子に供給すれば、その後はテ
スト記録において特に動作する必要が無くなるので、マ
イクロコンピュータの負荷を大幅に軽減することができ
る。
【0012】上記のピックアップ装置のさらに他の一態
様では、前記被制御要素は、前記レーザダイオードに供
給される前記記録信号に高周波電流を重畳するための高
周波重畳回路を含み、前記ピックアップ内制御素子は、
前記内部信号線を通じて前記高周波重畳回路に供給され
る制御信号により、前記高周波電流の重畳のオン/オフ
又は重畳する高周波電流量を制御することができる。レ
ーザダイオードの駆動信号に重畳される高周波信号は、
ノイズ源となる可能性が非常に高いのであるが、この態
様によれば、その制御信号線を短くして、ノイズの発生
を抑制することができる。
様では、前記被制御要素は、前記レーザダイオードに供
給される前記記録信号に高周波電流を重畳するための高
周波重畳回路を含み、前記ピックアップ内制御素子は、
前記内部信号線を通じて前記高周波重畳回路に供給され
る制御信号により、前記高周波電流の重畳のオン/オフ
又は重畳する高周波電流量を制御することができる。レ
ーザダイオードの駆動信号に重畳される高周波信号は、
ノイズ源となる可能性が非常に高いのであるが、この態
様によれば、その制御信号線を短くして、ノイズの発生
を抑制することができる。
【0013】上記のピックアップ装置のさらに他の一態
様では、前記被制御要素は、液晶素子を有する光学的補
正要素を含み、前記ピックアップ内制御素子は、前記内
部信号線を通じて、前記液晶素子を駆動するための駆動
信号を前記液晶素子へ供給する。この態様によれば、例
えばチルト補正などの光学的補正のために液晶駆動信号
を使用する場合、その駆動信号が例えばPWM信号のよ
うな信号レベル変動の大きな信号の場合に、制御線の短
縮によるノイズ軽減などの効果が得られる。
様では、前記被制御要素は、液晶素子を有する光学的補
正要素を含み、前記ピックアップ内制御素子は、前記内
部信号線を通じて、前記液晶素子を駆動するための駆動
信号を前記液晶素子へ供給する。この態様によれば、例
えばチルト補正などの光学的補正のために液晶駆動信号
を使用する場合、その駆動信号が例えばPWM信号のよ
うな信号レベル変動の大きな信号の場合に、制御線の短
縮によるノイズ軽減などの効果が得られる。
【0014】上記のピックアップ装置のさらに他の一態
様では、前記被制御要素は、前記ピックアップ装置の温
度を検出する温度センサを含み、前記ピックアップ内制
御素子は、前記内部信号線を通じて、前記温度センサが
検出した温度データを受け取る。この態様によれば、温
度センサによる温度データを外部のマイクロコンピュー
タに供給する必要が無くなり、その分の制御線を省略す
ることができる。また、温度データを電圧レベルで出力
するアナログタイプの温度センサを使用する場合は、ピ
ックアップ内に配置されたピックアップ内制御素子まで
の短い信号線で温度データを伝送すればよいので、伝送
中にノイズが加わって検出温度値が変動することを防止
することができる。
様では、前記被制御要素は、前記ピックアップ装置の温
度を検出する温度センサを含み、前記ピックアップ内制
御素子は、前記内部信号線を通じて、前記温度センサが
検出した温度データを受け取る。この態様によれば、温
度センサによる温度データを外部のマイクロコンピュー
タに供給する必要が無くなり、その分の制御線を省略す
ることができる。また、温度データを電圧レベルで出力
するアナログタイプの温度センサを使用する場合は、ピ
ックアップ内に配置されたピックアップ内制御素子まで
の短い信号線で温度データを伝送すればよいので、伝送
中にノイズが加わって検出温度値が変動することを防止
することができる。
【0015】上記のピックアップ装置のさらに他の一態
様では、前記被制御要素は、前記レーザ光を受光して対
応する電気信号を出力する光電変換要素を含み、前記ピ
ックアップ内制御素子は、前記内部信号線を通じて、前
記光電変換要素のゲインを変更するための制御信号を前
記光電変換要素へ供給する。光電変換要素は、外部から
のノイズによる影響を受けやすいので、光電変換要素と
ピックアップ内制御素子とを短い信号線で接続すること
により、ノイズの影響を軽減することができる。
様では、前記被制御要素は、前記レーザ光を受光して対
応する電気信号を出力する光電変換要素を含み、前記ピ
ックアップ内制御素子は、前記内部信号線を通じて、前
記光電変換要素のゲインを変更するための制御信号を前
記光電変換要素へ供給する。光電変換要素は、外部から
のノイズによる影響を受けやすいので、光電変換要素と
ピックアップ内制御素子とを短い信号線で接続すること
により、ノイズの影響を軽減することができる。
【0016】上記のピックアップ装置のさらに他の一態
様では、前記被制御要素及び前記ピックアップ内制御素
子は単一のピックアップ用基板上に配置されており、前
記ピックアップ用基板は、前記コネクタ及び前記外部信
号線を通じて、前記マイクロコンピュータが配置された
外部基板と接続される。この態様によれば、ピックアッ
プ内の被制御要素とピックアップ内制御素子を同一基板
上に配置するので、被制御要素の制御をその基板内で、
外部の基板などとは独立して行うことができる。また、
電源系統などもマイクロコンピュータが配置された外部
基板と独立として、ノイズの導入などを容易に防止する
ことができる。
様では、前記被制御要素及び前記ピックアップ内制御素
子は単一のピックアップ用基板上に配置されており、前
記ピックアップ用基板は、前記コネクタ及び前記外部信
号線を通じて、前記マイクロコンピュータが配置された
外部基板と接続される。この態様によれば、ピックアッ
プ内の被制御要素とピックアップ内制御素子を同一基板
上に配置するので、被制御要素の制御をその基板内で、
外部の基板などとは独立して行うことができる。また、
電源系統などもマイクロコンピュータが配置された外部
基板と独立として、ノイズの導入などを容易に防止する
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面を参照して説明する。図1は、本発明によるピック
アップを備えるドライブ装置の一部の構成を概略的に示
すブロック図である。ドライブ装置1は、DVD−R、
DVD−RWなどの各種の光ディスクに情報を記録し、
また、記録した情報を再生する装置である。ここで、図
1においては、ドライブ装置1のうち、ピックアップ1
0、及び、ピックアップ10と電気的に接続されるメイ
ン基板20の一部のみを示している。
図面を参照して説明する。図1は、本発明によるピック
アップを備えるドライブ装置の一部の構成を概略的に示
すブロック図である。ドライブ装置1は、DVD−R、
DVD−RWなどの各種の光ディスクに情報を記録し、
また、記録した情報を再生する装置である。ここで、図
1においては、ドライブ装置1のうち、ピックアップ1
0、及び、ピックアップ10と電気的に接続されるメイ
ン基板20の一部のみを示している。
【0018】ピックアップ10は、対物レンズなどを含
む光学系部品12と、レーザダイオード(LD)ドライ
バなどを含む電気的部品13と、制御素子40とを備え
る。このうち、電気的部品13及び制御素子40はフレ
キシブル基板14上に配置されている。フレキシブル基
板14の端部にはコネクタ16が取り付けられている。
む光学系部品12と、レーザダイオード(LD)ドライ
バなどを含む電気的部品13と、制御素子40とを備え
る。このうち、電気的部品13及び制御素子40はフレ
キシブル基板14上に配置されている。フレキシブル基
板14の端部にはコネクタ16が取り付けられている。
【0019】一方、メイン基板20には、ドライブ装置
1の全体動作を制御するためのマイコン25と、光ディ
スクに記録すべきデータを生成する記録信号生成部26
が配置されている。メイン基板20のマイコン25と、
ピックアップ10のコネクタ16とは、信号線30によ
り電気的に接続されている。信号線30は、シリアルデ
ータ線及びいくつかの制御信号線を含む。また、記録信
号生成部26が生成した記録データは、信号線30とは
別個の信号線31を通じてピックアップ10へ送られ
る。その場合、記録データは制御素子40を経由してL
Dドライバへ供給することもできるし、制御素子40を
介さずに直接的にLDドライバへ供給することもでき
る。なお、信号線30及び31を1つの信号線として構
成することもできる。
1の全体動作を制御するためのマイコン25と、光ディ
スクに記録すべきデータを生成する記録信号生成部26
が配置されている。メイン基板20のマイコン25と、
ピックアップ10のコネクタ16とは、信号線30によ
り電気的に接続されている。信号線30は、シリアルデ
ータ線及びいくつかの制御信号線を含む。また、記録信
号生成部26が生成した記録データは、信号線30とは
別個の信号線31を通じてピックアップ10へ送られ
る。その場合、記録データは制御素子40を経由してL
Dドライバへ供給することもできるし、制御素子40を
介さずに直接的にLDドライバへ供給することもでき
る。なお、信号線30及び31を1つの信号線として構
成することもできる。
【0020】このように、ドライブ装置1のメイン基板
20とピックアップ10とは、信号線30を介して電気
的に接続される。よって、ピックアップ10内の電気的
部品をメイン基板側のマイコン25からの制御信号で制
御することとすると、メイン基板20側のマイコン25
とピックアップ10側のフレキシブル基板14とを接続
するために多数の信号線30が要求される。
20とピックアップ10とは、信号線30を介して電気
的に接続される。よって、ピックアップ10内の電気的
部品をメイン基板側のマイコン25からの制御信号で制
御することとすると、メイン基板20側のマイコン25
とピックアップ10側のフレキシブル基板14とを接続
するために多数の信号線30が要求される。
【0021】そこで、本発明では、ピックアップ10側
に制御素子40を設け、ピックアップ10内に配置され
る電気的部品の制御をできる限り制御素子40が行うこ
ととして、メイン基板20側のマイコン25との通信機
会を減少させることとした。
に制御素子40を設け、ピックアップ10内に配置され
る電気的部品の制御をできる限り制御素子40が行うこ
ととして、メイン基板20側のマイコン25との通信機
会を減少させることとした。
【0022】図2にピックアップ10内の部品の概略ブ
ロック図を示す。図示のように、ピックアップ10は、
DVD記録再生用のレーザダイオード(LD)31と、
CD記録再生用のレーザダイオード(LD)32と、L
Dドライバ33と、チルトなどを調整するための光学的
補正用の液晶素子34と、ピックアップの温度を検出す
るためのデジタルタイプの温度センサ35と、DVD再
生用のレーザダイオード31に高周波重畳電流を注入す
るための高周波重畳IC36と、CD再生用のレーザダ
イオード32に高周波重畳電流を注入するための高周波
重畳IC37と、ディスクからの戻りレーザ光を検出し
てRF信号を出力する光電変換IC38と、レーザ光源
の近傍に配置されてレーザ光源からの出力レーザパワー
を検出するための光電変換IC39と、ピックアップ1
0内の全体を制御するためのピックアップ内制御素子
(以下、「PU制御素子」と呼ぶ)。)40と、を備え
る。
ロック図を示す。図示のように、ピックアップ10は、
DVD記録再生用のレーザダイオード(LD)31と、
CD記録再生用のレーザダイオード(LD)32と、L
Dドライバ33と、チルトなどを調整するための光学的
補正用の液晶素子34と、ピックアップの温度を検出す
るためのデジタルタイプの温度センサ35と、DVD再
生用のレーザダイオード31に高周波重畳電流を注入す
るための高周波重畳IC36と、CD再生用のレーザダ
イオード32に高周波重畳電流を注入するための高周波
重畳IC37と、ディスクからの戻りレーザ光を検出し
てRF信号を出力する光電変換IC38と、レーザ光源
の近傍に配置されてレーザ光源からの出力レーザパワー
を検出するための光電変換IC39と、ピックアップ1
0内の全体を制御するためのピックアップ内制御素子
(以下、「PU制御素子」と呼ぶ)。)40と、を備え
る。
【0023】次に、主に図1を参照して、本発明のピッ
クアップ10の各構成要素の動作を順に説明する。本発
明においては、ピックアップ10内にPU制御素子40
を設け、これがピックアップ10内の主要な制御処理を
実行することに特徴を有する。これにより、ピックアッ
プ10がメイン基板20側のマイコン25と通信する機
会を減少させることができ、マイコン25からピックア
ップ10内の構成要素を電気的に制御する場合に生じう
る各種の不具合を抑制することを可能とする。以下、各
構成要素について順に説明する。
クアップ10の各構成要素の動作を順に説明する。本発
明においては、ピックアップ10内にPU制御素子40
を設け、これがピックアップ10内の主要な制御処理を
実行することに特徴を有する。これにより、ピックアッ
プ10がメイン基板20側のマイコン25と通信する機
会を減少させることができ、マイコン25からピックア
ップ10内の構成要素を電気的に制御する場合に生じう
る各種の不具合を抑制することを可能とする。以下、各
構成要素について順に説明する。
【0024】(1)記録パワーのキャリブレーション処
理 DVD−Rなどのディスクでは、実際に情報の記録を行
う前に、記録用レーザパワー(ライトパワー)のキャリ
ブレーション処理を行う。この処理は、OPC(Optimu
m Power Control)と呼ばれる。OPCの際には、ライ
トパワーを変更しつつディスク上にテスト記録を行い、
テスト記録情報を再生及び評価して最適なライトパワー
を決定するが、この際、高速記録を行う場合には高速で
LDドライバを制御する必要がある。今、例えば、通常
の4倍速でテスト記録を行うとし、ディスクのテスト記
録エリア内に2フレーム毎にライトパワーを変更しつつ
テスト記録を行うと仮定する。この場合には、ライトパ
ワーを変更する処理を約27μsec以内に完了させる必
要がある。このライトパワーの変更処理は、LDドライ
バ33に供給するシリアルデータS3を変更することに
より行われるが、これをピックアップ10外部のマイコ
ン25から行うとすると、マイコン25とLDドライバ
33との間の通信負荷が増えるとともに、その高速シリ
アル通信のための信号線も長くなる。高速信号を伝送す
る信号線はノイズ源となりやすいとともに、外部ノイズ
の影響も受けやすい。
理 DVD−Rなどのディスクでは、実際に情報の記録を行
う前に、記録用レーザパワー(ライトパワー)のキャリ
ブレーション処理を行う。この処理は、OPC(Optimu
m Power Control)と呼ばれる。OPCの際には、ライ
トパワーを変更しつつディスク上にテスト記録を行い、
テスト記録情報を再生及び評価して最適なライトパワー
を決定するが、この際、高速記録を行う場合には高速で
LDドライバを制御する必要がある。今、例えば、通常
の4倍速でテスト記録を行うとし、ディスクのテスト記
録エリア内に2フレーム毎にライトパワーを変更しつつ
テスト記録を行うと仮定する。この場合には、ライトパ
ワーを変更する処理を約27μsec以内に完了させる必
要がある。このライトパワーの変更処理は、LDドライ
バ33に供給するシリアルデータS3を変更することに
より行われるが、これをピックアップ10外部のマイコ
ン25から行うとすると、マイコン25とLDドライバ
33との間の通信負荷が増えるとともに、その高速シリ
アル通信のための信号線も長くなる。高速信号を伝送す
る信号線はノイズ源となりやすいとともに、外部ノイズ
の影響も受けやすい。
【0025】この点、本発明のピックアップ10では、
OPCの際のライトパワー設定処理は、PU制御素子4
0により行われる。よって、高速シリアル通信のための
信号線を2〜3cm程度以下に短くすることができ、ノ
イズ源となること、外部ノイズを受けることを抑制する
ことができる。また、OPC中の処理をPU制御素子4
0が行うので、マイコン25はOPC開始前に予めライ
トパワーの設定値を通常速度の通信によりPU制御素子
40内に供給し、PU制御素子内のメモリなどに記憶し
ておくことができる。この場合、マイコン25はOPC
の開始指示のみをPU制御素子40に供給すれば、その
後のライトパワーの変更処理は全てPU制御素子40の
みで行うことができるようになる。その結果、LDドラ
イバ33はマイコン25と通信する必要が無くなり、マ
イコン25の通信負荷も軽減することができる。また、
今後さらに記録速度が高速化する場合や、テスト記録に
より記録パワー以外の記録条件を決定するためにテスト
記録における各種のパラメータを変更する必要が生じた
場合などには、同様にテスト記録用のパラメータ設定値
を予めPU制御素子40に記憶しておけば、マイコン2
5との通信負荷の減少及び信号線の短縮による利益はさ
らに大きくなる。
OPCの際のライトパワー設定処理は、PU制御素子4
0により行われる。よって、高速シリアル通信のための
信号線を2〜3cm程度以下に短くすることができ、ノ
イズ源となること、外部ノイズを受けることを抑制する
ことができる。また、OPC中の処理をPU制御素子4
0が行うので、マイコン25はOPC開始前に予めライ
トパワーの設定値を通常速度の通信によりPU制御素子
40内に供給し、PU制御素子内のメモリなどに記憶し
ておくことができる。この場合、マイコン25はOPC
の開始指示のみをPU制御素子40に供給すれば、その
後のライトパワーの変更処理は全てPU制御素子40の
みで行うことができるようになる。その結果、LDドラ
イバ33はマイコン25と通信する必要が無くなり、マ
イコン25の通信負荷も軽減することができる。また、
今後さらに記録速度が高速化する場合や、テスト記録に
より記録パワー以外の記録条件を決定するためにテスト
記録における各種のパラメータを変更する必要が生じた
場合などには、同様にテスト記録用のパラメータ設定値
を予めPU制御素子40に記憶しておけば、マイコン2
5との通信負荷の減少及び信号線の短縮による利益はさ
らに大きくなる。
【0026】(2)光学的補正用液晶素子の制御
図2に示す、光学的補正用液晶素子の一例であるチルト
補正用液晶素子34は、ディスクの半径方向及び接線方
向に並べて配置された液晶素子によりレーザ光源からの
レーザ光の透過率を調整して、光ディスクに対するピッ
クアップ10のチルト補正を行う。この際、例えば図3
に例示するような素子をディスク半径方向用と接線方向
用にそれぞれ1枚ずつ使用すると、合計6個の液晶領域
に、例えば制御信号S5として6つの制御電圧が必要と
なり、これらはしばしばPWM(Pulse Width Modulati
on)信号として供給される場合がある。よって、この制
御信号をマイコン25からチルト補正用液晶素子34に
供給するとすれば、長い信号線によりPWM信号を供給
する必要が生じるので、ノイズ源となったり、外部ノイ
ズの影響を受けやすくなる。また、制御信号の周波数が
高くなるほど、よりノイズの影響が大きくなる。これに
対し、本発明のようにPU制御素子40によりチルト補
正用液晶素子の制御を行えば、6本の信号線をマイコン
25からチルト補正用液晶素子34へ供給する場合と比
べると、ピックアップ10内でのみ信号線を引き回せば
すむので、省スペース化が可能となり、ピックアップの
小型化の要請に適合しやすくなる。
補正用液晶素子34は、ディスクの半径方向及び接線方
向に並べて配置された液晶素子によりレーザ光源からの
レーザ光の透過率を調整して、光ディスクに対するピッ
クアップ10のチルト補正を行う。この際、例えば図3
に例示するような素子をディスク半径方向用と接線方向
用にそれぞれ1枚ずつ使用すると、合計6個の液晶領域
に、例えば制御信号S5として6つの制御電圧が必要と
なり、これらはしばしばPWM(Pulse Width Modulati
on)信号として供給される場合がある。よって、この制
御信号をマイコン25からチルト補正用液晶素子34に
供給するとすれば、長い信号線によりPWM信号を供給
する必要が生じるので、ノイズ源となったり、外部ノイ
ズの影響を受けやすくなる。また、制御信号の周波数が
高くなるほど、よりノイズの影響が大きくなる。これに
対し、本発明のようにPU制御素子40によりチルト補
正用液晶素子の制御を行えば、6本の信号線をマイコン
25からチルト補正用液晶素子34へ供給する場合と比
べると、ピックアップ10内でのみ信号線を引き回せば
すむので、省スペース化が可能となり、ピックアップの
小型化の要請に適合しやすくなる。
【0027】(3)温度センサの制御
図2に示すように、ピックアップ10には、ピックアッ
プの温度を検出するための温度センサ35が設けられて
いる。デジタルタイプの温度センサの場合、温度センサ
35からはデジタルの温度データS6が出力される。本
発明では、この温度データS6をPU制御素子40に供
給すればよく、マイコン25へ供給する必要はないの
で、その分の信号線が不要となる。一方、アナログタイ
プの温度センサの場合、温度センサ35は温度データS
6として、温度値に対応するDC電圧を出力する。この
DC電圧はPU制御素子40内に設けられたA/D変換
器によりデジタルの温度データに変換することができ
る。この場合は、温度センサ35からの温度データS6
としてDC電圧が信号線を経由して伝送されるので、L
Dの駆動電流などが共通のGND線に流れることでピッ
クアップ10内部のGND電位がメイン基板20のGN
D電位に対して変化したり、外部からのノイズによって
DC電圧が変化したりすると、それがそのまま検出され
た温度値に変換されるため温度値の誤差を生じさせる。
このDC電圧を信号線を経由してマイコン25に供給す
る場合に比べ、本発明ではピックアップ10内のPU制
御素子40まで短い信号線で伝送すればよいので、上述
のようなノイズによる検出温度の誤差という問題を回避
することもできる。
プの温度を検出するための温度センサ35が設けられて
いる。デジタルタイプの温度センサの場合、温度センサ
35からはデジタルの温度データS6が出力される。本
発明では、この温度データS6をPU制御素子40に供
給すればよく、マイコン25へ供給する必要はないの
で、その分の信号線が不要となる。一方、アナログタイ
プの温度センサの場合、温度センサ35は温度データS
6として、温度値に対応するDC電圧を出力する。この
DC電圧はPU制御素子40内に設けられたA/D変換
器によりデジタルの温度データに変換することができ
る。この場合は、温度センサ35からの温度データS6
としてDC電圧が信号線を経由して伝送されるので、L
Dの駆動電流などが共通のGND線に流れることでピッ
クアップ10内部のGND電位がメイン基板20のGN
D電位に対して変化したり、外部からのノイズによって
DC電圧が変化したりすると、それがそのまま検出され
た温度値に変換されるため温度値の誤差を生じさせる。
このDC電圧を信号線を経由してマイコン25に供給す
る場合に比べ、本発明ではピックアップ10内のPU制
御素子40まで短い信号線で伝送すればよいので、上述
のようなノイズによる検出温度の誤差という問題を回避
することもできる。
【0028】(4)光検出素子の制御
ピックアップ10は、ディスクに照射したレーザ光を検
出してRF信号を出力するための光電変換IC38と、
レーザ光源のフロントモニタ用の光電変換IC39とを
備えている。本発明では、これらの制御もピックアップ
10内のPU制御素子40により行うことができる。即
ち、PU制御素子40からの短い制御信号線S7、S8
により、光電変換IC38及び39を制御することがで
きる。光電変化ICの制御としては、例えばPU制御素
子40からの制御信号により、光電変換ICのゲイン切
換などを行うことができる。光電変換ICのような、外
部からのノイズの影響を特に受けやすいデバイスの制御
線を短くすることは検出精度などの面で非常に有効であ
る。
出してRF信号を出力するための光電変換IC38と、
レーザ光源のフロントモニタ用の光電変換IC39とを
備えている。本発明では、これらの制御もピックアップ
10内のPU制御素子40により行うことができる。即
ち、PU制御素子40からの短い制御信号線S7、S8
により、光電変換IC38及び39を制御することがで
きる。光電変化ICの制御としては、例えばPU制御素
子40からの制御信号により、光電変換ICのゲイン切
換などを行うことができる。光電変換ICのような、外
部からのノイズの影響を特に受けやすいデバイスの制御
線を短くすることは検出精度などの面で非常に有効であ
る。
【0029】(5)高周波重畳ICの制御
前述のように、DVD記録再生用LD31及びCD記録
再生用LD32には、それぞれ高周波重畳IC36及び
37から高周波信号が重畳される。この高周波信号は数
百MHzのオーダーであり、直接あるいは制御線を介し
てノイズ源となりうる。本発明では、これら高周波重畳
ICの制御を、外部のマイコン25ではなく、ピックア
ップ10内部のPU制御素子40によりオン/オフ制
御、又は電流量の制御を行うこととしているので、PU
制御素子40から各高周波重畳ICへの制御線S9、S
10を短くすることができ、制御線を介しての不要輻射
量の抑制という面で非常に有利である。
再生用LD32には、それぞれ高周波重畳IC36及び
37から高周波信号が重畳される。この高周波信号は数
百MHzのオーダーであり、直接あるいは制御線を介し
てノイズ源となりうる。本発明では、これら高周波重畳
ICの制御を、外部のマイコン25ではなく、ピックア
ップ10内部のPU制御素子40によりオン/オフ制
御、又は電流量の制御を行うこととしているので、PU
制御素子40から各高周波重畳ICへの制御線S9、S
10を短くすることができ、制御線を介しての不要輻射
量の抑制という面で非常に有利である。
【0030】(6)その他
上述のように、ピックアップ10とメイン基板20との
間の配線数を減らすことができるので、信号線(多くの
場合はフレキシブル基板に設けられる)の可塑性が向上
し、信号線の引き回しが容易になる。また、ピックアッ
プ10側から見た機械的抵抗が減少するので、ピックア
ップの駆動装置が小型化でき、情報の記録/再生時の高
速アクセスが可能となるという利点がある。
間の配線数を減らすことができるので、信号線(多くの
場合はフレキシブル基板に設けられる)の可塑性が向上
し、信号線の引き回しが容易になる。また、ピックアッ
プ10側から見た機械的抵抗が減少するので、ピックア
ップの駆動装置が小型化でき、情報の記録/再生時の高
速アクセスが可能となるという利点がある。
【0031】また、ピックアップ10上に設けられた電
気的部品を基本的にピックアップ10内のPU制御素子
40により制御するので、各制御信号線を短くすること
ができ、ノイズの影響や高速制御における遅延の問題な
どを効果的に抑制することができるようになる。
気的部品を基本的にピックアップ10内のPU制御素子
40により制御するので、各制御信号線を短くすること
ができ、ノイズの影響や高速制御における遅延の問題な
どを効果的に抑制することができるようになる。
【0032】また、図1に示すように、ピックアップ1
0側の電気的部品と、メイン基板20側のマイコン25
との間は、コネクタ16を介して接続されることになる
ので、両基板間を接続する信号線の数はできる限り少な
いことが好ましい。この点からも、ピックアップ10内
で必要な各種の制御をピックアップ10内部のPU制御
素子40により行うことは有益である。また、これによ
り、ピックアップ10側の電気回路とメイン基板20側
の電気回路の接地(GND)レベルを独立させることが
できるので、ピックアップ側でメイン基板とは独立に電
源管理を行うことができ、また、メイン基板側で生じる
ノイズなどがピックアップ10側の制御に与える影響を
軽減することができる。
0側の電気的部品と、メイン基板20側のマイコン25
との間は、コネクタ16を介して接続されることになる
ので、両基板間を接続する信号線の数はできる限り少な
いことが好ましい。この点からも、ピックアップ10内
で必要な各種の制御をピックアップ10内部のPU制御
素子40により行うことは有益である。また、これによ
り、ピックアップ10側の電気回路とメイン基板20側
の電気回路の接地(GND)レベルを独立させることが
できるので、ピックアップ側でメイン基板とは独立に電
源管理を行うことができ、また、メイン基板側で生じる
ノイズなどがピックアップ10側の制御に与える影響を
軽減することができる。
【0033】また、PU制御素子40をピックアップ1
0内に設けるので、PU制御素子40から各電気的部品
への信号線を短くすることができ、全体としてピックア
ップの小型化が容易になるという利点もある。
0内に設けるので、PU制御素子40から各電気的部品
への信号線を短くすることができ、全体としてピックア
ップの小型化が容易になるという利点もある。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ピックアップ内に設けられた電気的部品の制御を、外部
のマイコンにより行うのではなく、ピックアップ内に設
けた制御素子により行うこととしたので、各電気的部品
と制御素子との間の信号線を短縮することができ、ノイ
ズの影響を抑制することができる。また、信号線の短縮
により、ピックアップ全体を小型化することができると
ともに、ピックアップ側独立で電源管理などを行うこと
ができるようになる。
ピックアップ内に設けられた電気的部品の制御を、外部
のマイコンにより行うのではなく、ピックアップ内に設
けた制御素子により行うこととしたので、各電気的部品
と制御素子との間の信号線を短縮することができ、ノイ
ズの影響を抑制することができる。また、信号線の短縮
により、ピックアップ全体を小型化することができると
ともに、ピックアップ側独立で電源管理などを行うこと
ができるようになる。
【図1】本発明によるピックアップを備えるドライブ装
置の一部の構成を概略的に示すブロック図である。
置の一部の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1に示すピックアップ内の電気的部品の概略
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】図2に示すチルト補正用液晶素子の例を概略的
に示す図である。
に示す図である。
1 ドライブ装置
10 ピックアップ
12 光学系部品
14 フレキシブル基板
16 コネクタ
20 メイン基板
25 マイクロコンピュータ
30 信号線
31 DVD記録再生用LD
32 CD記録再生用LD
33 LDドライバ
34 光学的補正用液晶素子
35 温度センサ
36、37 高周波重畳IC
38、39 光電変換IC
40 PU制御素子
フロントページの続き
(72)発明者 足立 藝暁
埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ
ニア株式会社所沢工場内
(72)発明者 中川 秀紀
埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ
ニア株式会社所沢工場内
(72)発明者 内海 聡
埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ
ニア株式会社所沢工場内
Fターム(参考) 5D119 AA01 AA10 AA23 AA24 AA41
BA01 BB02 BB04 DA01 DA05
EC04 EC45 EC47 FA05 FA08
FA33 HA13 HA17 HA19 HA28
HA30 HA41 HA45 HA68 JA09
KA43
5D789 AA01 AA10 AA23 AA24 AA41
BA01 BB02 BB04 DA01 DA05
EC04 EC45 EC47 FA05 FA08
FA33 HA13 HA17 HA19 HA28
HA30 HA41 HA45 HA68 JA09
KA43
Claims (9)
- 【請求項1】 電気的な制御の対象となる被制御要素
と、 外部信号線を通じて外部のマイクロコンピュータと接続
されたコネクタと、 内部信号線を通じて前記被制御要素に接続され、前記内
部信号線を通じて制御信号を伝送して前記被制御要素を
制御するピックアップ内制御素子と、を備えることを特
徴とするピックアップ装置。 - 【請求項2】 前記被制御要素は、レーザ光を生成する
レーザダイオードを駆動するレーザダイオードドライバ
を含み、 前記ピックアップ内制御素子は、前記コネクタを通じて
前記マイクロコンピュータから制御信号を受け取り、前
記内部信号線を通じて前記制御信号を前記レーザダイオ
ードドライバに供給することを特徴とする請求項1に記
載のピックアップ装置。 - 【請求項3】 前記ピックアップ内制御素子は、最適記
録パワー決定用のテスト記録のための記録パワー設定値
情報を、前記テスト記録の実行前に前記マイクロコンピ
ュータから受信して記憶し、前記テスト記録時には、前
記記憶された記録パワー設定値を前記レーザダイオード
ドライバに供給してテスト記録を実行することを特徴と
する請求項2に記載のピックアップ装置。 - 【請求項4】 前記ピックアップ内制御素子は、前記テ
スト記録の開始指示信号に応じて前記テスト記録を開始
することを特徴とする請求項3に記載のピックアップ装
置。 - 【請求項5】 前記被制御要素は、前記レーザダイオー
ドに供給される前記記録信号に高周波電流を重畳するた
めの高周波重畳回路を含み、 前記ピックアップ内制御素子は、前記内部信号線を通じ
て前記高周波重畳回路に供給される制御信号により、前
記高周波電流の重畳のオン/オフ又は重畳する高周波電
流量を制御することを特徴とする請求項2乃至4のいず
れか一項に記載のピックアップ装置。 - 【請求項6】 前記被制御要素は、液晶素子を有する光
学的補正要素を含み、 前記ピックアップ内制御素子は、前記内部信号線を通じ
て、前記液晶素子を駆動するための駆動信号を前記液晶
素子へ供給することを特徴とする請求項1乃至5のいず
れか一項に記載のピックアップ装置。 - 【請求項7】 前記被制御要素は、前記ピックアップ装
置の温度を検出する温度センサを含み、 前記ピックアップ内制御素子は、前記内部信号線を通じ
て、前記温度センサが検出した温度データを受け取るこ
とを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
ピックアップ装置。 - 【請求項8】 前記被制御要素は、前記レーザ光を受光
して対応する電気信号を出力する光電変換要素を含み、 前記ピックアップ内制御素子は、前記内部信号線を通じ
て、前記光電変換要素のゲインを変更するための制御信
号を前記光電変換要素へ供給することを特徴とする請求
項1乃至7のいずれか一項に記載のピックアップ装置。 - 【請求項9】 前記被制御要素及び前記ピックアップ内
制御素子は単一のピックアップ用基板上に配置されてお
り、 前記ピックアップ用基板は、前記コネクタ及び前記外部
信号線を通じて、前記マイクロコンピュータが配置され
た外部基板と接続されていることを特徴とする請求項1
乃至8のいずれか一項に記載のピックアップ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002152040A JP2003346375A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | ピックアップ装置 |
EP03253209A EP1367574A3 (en) | 2002-05-27 | 2003-05-22 | Pickup device |
US10/444,980 US20040037191A1 (en) | 2002-05-27 | 2003-05-27 | Pickup device |
CN03138162A CN1462029A (zh) | 2002-05-27 | 2003-05-27 | 拾取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002152040A JP2003346375A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | ピックアップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003346375A true JP2003346375A (ja) | 2003-12-05 |
Family
ID=29417139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002152040A Abandoned JP2003346375A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | ピックアップ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040037191A1 (ja) |
EP (1) | EP1367574A3 (ja) |
JP (1) | JP2003346375A (ja) |
CN (1) | CN1462029A (ja) |
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JP2007213696A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Citizen Holdings Co Ltd | 収差補正装置及びそれを用いた光ピックアップ装置 |
US8111594B2 (en) | 2004-11-25 | 2012-02-07 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Optical disk drive and optical pickup having aberration correction means |
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US20060092642A1 (en) * | 2004-10-29 | 2006-05-04 | Hideki Nakata | Light emitting module, optical head, and optical disc recording and reproducing apparatus |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3050336B2 (ja) * | 1991-07-05 | 2000-06-12 | パイオニア株式会社 | 追記型光ディスクへの記録方法及び光ディスク記録装置 |
JP3035034B2 (ja) * | 1991-11-19 | 2000-04-17 | パイオニア株式会社 | レーザダイオードの放射パワー制御装置 |
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JP3564291B2 (ja) * | 1998-03-05 | 2004-09-08 | 松下電器産業株式会社 | 光ディスク記録装置 |
JP3718082B2 (ja) * | 1998-10-26 | 2005-11-16 | 株式会社リコー | 光ディスク記録装置 |
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