JP3998390B2 - 制御システム及び空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御対象機器がコントローラにより制御される制御システム、及び、室外機または室内機がコントローラにより制御される空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、室外機または室内機等の制御対象機器1は、リモートコントローラ2により制御可能に構成されている。
【0003】
つまり、リモートコントローラ2の図示しない操作スイッチが操作されると、リモートコントローラ2のCPU(中央処理装置)6は、操作された操作スイッチに対応する制御対象機器1の動作を判断して決定し、この動作を制御対象機器1に実行させる動作要求情報3を制御対象機器1へ送信する。リモートコントローラ2のCPU6は、制御対象機器1のCPU7が動作要求情報3を受信して確認情報4を送信し、この確認情報4を受信したとき、上記動作に対応した表示画面を選択して、リモートコントローラ2の表示部(不図示)に当該表示画面を表示させる。上記制御対象機器1のCPU7は、確認情報4をリモートコントローラ2へ送信すると同時に、動作要求情報3に基づき、要求された動作を制御対象機器1に実行させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、リモートコントローラ2のCPU6は、操作された操作スイッチに対応した制御対象機器1の動作を判断して決定し、更に、当該動作に対応した表示画面を選択することから、各種の制御対象機器1毎にそれぞれ専用な機能を有するよう構成される必要がある。このため、制御対象機器1毎にリモートコントローラ2を用意しなければならない。
【0005】
上述の事情を考慮し、請求項1に記載の発明の目的は、コントローラを各種の制御対象機器に対し共通して使用できる制御システムを提供することにあり、また、請求項3に記載の発明の目的は、コントローラを各種の室外機、室内機などに対し共通して使用できる空気調和装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、制御要素及び複数のスイッチを備えたコントローラと、このコントローラにより制御可能に構成された複数の制御対象機器と、を有する制御システムにおいて、上記コントローラの上記制御要素は、上記制御対象機器に対し専用な機能を有するよう構成されず、上記スイッチが操作されたとき、上記制御対象機器のいずれを制御する場合も、上記制御対象機器に依存しないスイッチ操作情報であって、かつ、いずれのスイッチが操作されたかに関するスイッチ操作情報を上記制御対象機器へ送信し、これら制御対象機器は、上記コントローラの機能をこのコントローラに接続される制御対象機器に依存して変更されるように上記スイッチ操作情報に対応する動作を判断して決定し、当該制御対象機器に当該動作を実行させる制御要素を備えることを特徴とするものである。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記コントローラが表示部を備え、上記制御対象機器の制御要素は、上記スイッチ操作情報から判断し決定した動作に対応して上記表示部に表示させるべき表示画面を選定し、この表示画面に関する表示情報を上記コントローラへ送信し、このコントローラの制御要素が、上記表示情報に基づき上記表示部に当該表示画面を表示させるよう構成されたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載の発明は、室外機及び室内機を有し、上記室外機、上記室内機がコントローラにより制御可能に構成された空気調和装置において、上記コントローラが制御要素及び複数のスイッチを備え、当該コントローラの上記制御要素は、上記室内機及び室外機に対し専用な機能を有するよう構成されず、上記スイッチが操作されたとき、上記室内機を制御する場合と上記室外機を制御する場合のいずれの場合も、上記室内機及び室外機に依存しないスイッチ操作情報であって、かつ、いずれのスイッチが操作されたかに関するスイッチ操作情報を上記室外機または上記室内機へ送信し、これら室外機または室内機は、上記コントローラの機能をこのコントローラに接続される室内機または室内機に依存して変更されるように上記スイッチ操作情報に対応する動作を判断して決定し、当該室外機または室内機に当該動作を実行させる制御要素を備えることを特徴とするものである。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、上記コントローラが表示部を備え、上記室外機または上記室内機の制御要素は、上記スイッチ操作情報から判断し決定した動作に対応して上記表示部に表示させるべき表示画面を選定し、この表示画面に関する表示情報を上記コントローラへ送信し、このコントローラの制御要素が、上記表示情報に基づき上記表示部に当該表示画面を表示させるよう構成されたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項1に記載の発明には、次の作用がある。
【0011】
コントローラの制御要素は、制御対象機器に対し専用な機能を有するよう構成されず、当該コントローラのスイッチが操作されたとき、複数の制御対象機器のいずれを制御する場合も、上記制御対象機器に依存しないスイッチ操作情報であって、かつ、いずれのスイッチが操作されたかに関するスイッチ操作情報を制御対象機器へ送信し、これら制御対象機器は、上記コントローラの機能をこのコントローラに接続される制御対象機器に依存して変更されるように上記スイッチ操作情報に対応する動作を判断して決定し、当該制御対象機器に当該動作を実行させる制御要素を備えるので、コントローラの制御要素は、操作されたスイッチに対応した制御対象機器の動作を判断して決定する必要がない。このため、コントローラの制御要素は、各種の制御対象機器に対しそれぞれ専用な機能を有するよう構成される必要がないので、コントローラを各種の制御対象機器に対し共通して使用することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明には、次の作用がある。
【0013】
制御対象機器の制御要素は、スイッチ操作情報から判断し決定した動作に対応して表示部に表示させるべき表示画面を選定し、この表示画面に関する表示情報を上記コントローラへ送信し、このコントローラの制御要素が、上記表示情報に基づき上記表示部に当該表示画面を表示させるよう構成されたことから、コントローラの制御要素は、表示部に表示させるべき表示画面を自ら選択する必要がない。このため、コントローラの制御要素は、各種の制御対象機器に対しそれぞれ専用な機能を有するよう構成される必要がないので、コントローラを各種の制御対象機器に対し共通して使用することができる。
【0014】
請求項3に記載の発明には、次の作用がある。
【0015】
コントローラの制御要素は、室内機及び室外機に対し専用な機能を有するよう構成されず、当該コントローラのスイッチが操作されたとき、室内機を制御する場合と室外機を制御する場合のいずれの場合も、上記室内機及び室外機に依存しないスイッチ操作情報であって、かつ、いずれのスイッチが操作されたかに関するスイッチ操作情報を上記室外機または上記室内機へ送信し、これら室外機または室内機は、上記コントローラの機能をこのコントローラに接続される室内機または室内機に依存して変更されるように上記スイッチ操作情報に対応する動作を判断して決定し、当該室外機または室内機に当該動作を実行させる制御要素を備えるので、コントローラの制御要素は、操作されたスイッチに対応した室外機または室内機の動作を判断して決定する必要がない。このため、コントローラの制御要素は、各種の室外機または室内機等に対しそれぞれ専用な機能を有するよう構成される必要がないので、コントローラを各種の室外機または室内機等に対し共通して使用することができる。
【0016】
請求項4に記載の発明には、次の作用がある。
【0017】
室外機または室内機の制御要素は、スイッチ操作情報から判断し決定した動作に対応して、コントローラの表示部に表示させるべき表示画面を選定し、この表示画面に関する表示情報を上記コントローラへ送信し、このコントローラの制御要素が、上記表示情報に基づき上記表示部に当該表示画面を表示させるよう構成されたことから、コントローラの制御要素は、表示部に表示させるべき表示画面を自ら選択する必要がない。このため、コントローラの制御要素は、各種の室外機または室内機等に対しそれぞれ専用な機能を有するよう構成される必要がないので、コントローラを各種の室外機または室内機等に対し共通して使用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0019】
図1は、本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示す系統図である。
【0020】
この図1に示す空気調和システム10は、複数台、例えば三台の第1空気調和装置11、第2空気調和装置12及び第3空気調和装置13を有し、第2空気調和装置12及び第3空気調和装置13が一台の室外機14と複数台(例えば三台)の室内機15を備える。また、第1空気調和装置11は、複数台(例えば二台)の室外機14と複数台(例えば三台)の室内機15を備える。これらの第1空気調和装置11、第2空気調和装置12及び第3空気調和装置13は、共に、冷房または暖房運転が実施可能な空気調和装置である。
【0021】
第1空気調和装置11の室外機14及び室内機15は冷媒配管16により接続され、第2空気調和装置12の室外機14及び室内機15は冷媒配管17により接続され、第3空気調和装置13の室外機14及び室内機15は冷媒配管18により接続される。
【0022】
第1空気調和装置11、第2空気調和装置12及び第3空気調和装置13の室外機14及び室内機15は、2線方式の通信線19により相互に接続されている。
【0023】
また、第1空気調和装置11の室内機15は、通信線20を用いてリモートコントローラ21に接続される。このリモートコントローラ21は、第1空気調和装置11の室内機15に一斉に同様な制御(グループ制御)を実行させるものである。同様に、第2空気調和装置12、第3空気調和装置13のそれぞれの室内機15は、通信線22、24をそれぞれ用いて、リモートコントローラ23、25にそれぞれ接続される。リモートコントローラ23は第2空気調和装置12の室内機15に、また、リモートコントローラ25は第3空気調和装置13の室内機15に、それぞれ一斉に同様な制御(グループ制御)を実行させる。
【0024】
上記リモートコントローラ21、23及び25は同一物であり、図2及び図3に示すように表示部26と、操作要素としての複数の操作スイッチ(後述)と、制御要素としてのCPU(中央処理装置)34とを有する。
【0025】
これらのリモートコントローラ21、23及び25は、上述のように制御対象機器としての室内機15に接続されて、この室内機15を制御する場合には、室内機15と共に制御システムを構成する。この場合例えば、リモートコントローラ21、23及び25の運転・停止スイッチ27は、室内機15を運転または停止させ、また運転切換スイッチ28は、室内機15の冷房または暖房運転モード等を切り換え、更に設定温度上昇スイッチ29、設定温度下降スイッチ30は、室内機15の設定温度をそれぞれ上昇、下降させる。
【0026】
リモートコントローラ21、23及び25が上述と同様に室内機15を制御しているときには、これらリモートコントローラ21、23及び25の表示部26に、室内機15の運転状態等が表示される。例えば、表示部26の第1表示エリア31に室内機15の設定温度が、第2表示エリア32にタイマー設定時間が、第3表示エリア33に室内機15のアドレスコード、つまりユニットナンバー(No)がそれぞれ表示される。
【0027】
一方、リモートコントローラ21、23及び25は、制御対象機器としての室外機14に接続されて、例えば第1空気調和装置11、第2空気調和装置12、第3空気調和装置13のメンテナンス時に、室内機15と室外機14の少なくとも一方の運転を制御する場合には、これら室外機14、室内機15と制御システムを構成する。この場合、例えば、設定温度上昇スイッチ29及び設定温度下降スイッチ30が、メンテナンス時の検査項目の項目コードを切り換える。また、同様の場合に、第1表示エリア31に上記項目コードが表示され、第2表示エリア32及び第3表示エリア33にメンテナンス時の検査結果が表示される。
【0028】
各検査項目コードとその内容は、例えば、図4に示すように対応づけられている。項目コード「01」は、室内機15の接続台数を検査する項目である。また、項目コード「03」は、室内機15の運転状態を検査して表示する項目である。更に、項目コード「07」、「08」、「09」は、例えば第1空気調和装置11の室外機14における複数台の圧縮機のそれぞれの運転積算時間を検査する項目である。
【0029】
また、第2表示エリア32及び第3表示エリア33において検査結果を表示する場合には、例えば項目コード「01」、「07」、「08」、「09」については、合計8桁の数字37A、37B、37C、37D、37E、37F、37G及び37Hによって表示される。
【0030】
更に、例えば項目コード「02」〜「06」については、その前提として、図5にも示すように、各数字37A〜37Hを形成する7つのセグメント(第1セグメント41、第2セグメント42、第3セグメント43、第4セグメント44、第5セグメント45、第6セグメント46、第7セグメント47)のうち、第1セグメント41、第3セグメント43、第5セグメント45及び第7セグメント47を用い、数字37Aの第1セグメント41、第3セグメント43、第5セグメント45、第7セグメント47に室外機14または室内機15の1号機、2号機、3号機、4号機をそれぞれ対応させ、数字37Bの第1セグメント41、第3セグメント43、第5セグメント45、第7セグメント47に室外機14または室内機15の5号機、6号機、7号機、8号機をそれぞれ対応させる。以下同様に、各数字37C〜37Hの第1セグメント41、第3セグメント43、第5セグメント45、第7セグメント47と室外機14または室内機15の号数とを対応させる。
【0031】
そして、例えば項目コード「03」について、室内機15の1号機、2号機、3号機、4号機、9号機、10号機がそれぞれ運転状態にあるときには、第2表示エリア32及び第3表示エリア33における数字37Aの第1セグメント41、第3セグメント43、第5セグメント45及び第7セグメント47、並びに37Cの第1セグメント41及び第3セグメント43がそれぞれ点灯される。
【0032】
さて、図3に示すように、リモートコントローラ21、23及び25における前記CPU34は、運転・停止スイッチ27、運転切換スイッチ28、設定温度上昇スイッチ29及び設定温度下降スイッチ30等の操作スイッチが操作されたとき、いずれの操作スイッチが操作されたかに関するスイッチ操作情報Pを室外機14、室内機15等の制御対象機器へ送信する。
【0033】
室外機14、室内機15等の制御対象機器のCPU35は、上記スイッチ操作情報Pに対応する動作、つまり操作された操作スイッチに対応して自らが実行すべき動作を判断して決定し、室外機14、室内機15等の制御対象機器に当該動作を実行させる。
【0034】
更に、この室外機14、室内機15等の制御対象機器のCPU35は、スイッチ操作情報Pから自らが判断し決定した動作に対応して、リモートコントローラ21、23及び25の表示部26に表示させるべき表示画面を選択し、この表示画面に関する表示情報Qをリモートコントローラ21、23及び25のCPU34へ送信する。
【0035】
リモートコントローラ21、23及び25のCPU34は、上記表示情報Qに基づき、室外機14、室内機15等の制御対象機器のCPU35が選択した表示画面を表示部26に表示させる。
【0036】
上述の如く、リモートコントローラ21、23及び25のCPU34は、操作された操作スイッチに対応して室外機14、室内機15等の制御対象機器に実行させるべき動作に関する動作要求情報を室外機14、室内機15等の制御対象機器へ送信するように構成されていない。更に、CPU34は、室外機14、室内機15等の制御対象機器の動作に対応して表示部26に表示させるべき表示画面を自ら選択するよう構成されていない。これらは全て、室外機14、室内機15等の制御対象機器のCPU35が実行する。この結果、リモートコントローラ21、23及び25の機能は、これらリモートコントローラ21、23及び25が接続される制御対象機器(室外機14または室内機15等)に依存して変更されることになる。
【0037】
以上のことから、上記実施の形態によれば、次の効果▲1▼〜▲4▼を奏する。
【0038】
▲1▼リモートコントローラ21、23及び25のCPU34は、当該リモートコントローラ21、23及び25の操作スイッチ(運転・停止スイッチ27、運転切換スイッチ28、設定温度上昇スイッチ29、設定温度下降スイッチ30等)が操作されたとき、いずれの操作スイッチが操作されたかに関するスイッチ操作情報Pを室外機14または室内機15へ送信し、この室外機14または室内機15のCPU35が、上記スイッチ操作情報Pに対応する動作を判断して決定し、当該室外機14または室内機15に当該動作を実行させるよう構成されたことから、リモートコントローラ21、23及び25のCPU34は、操作された操作スイッチに対応した、室外機14または室内機15の動作を判断して決定する必要がない。このため、リモートコントローラ21、23及び25のCPU34は、各種の室外機14または室内機15等の制御対象機器に対しそれぞれ専用な機能を有するよう構成される必要がないので、リモートコントローラ21、23及び25を、各種の室外機14または室内機15等の制御対象機器に対し共通して使用することができる。
【0039】
▲2▼室外機14または室内機15のCPU35は、スイッチ操作情報Pから判断した自らの動作に対応して、リモートコントローラ21、23及び25の表示部26に表示させるべき表示画面を選定し、この表示画面に関する表示情報Qをリモートコントローラ21、23及び25へ送信し、このリモートコントローラ21、23及び25のCPU34が、上記表示情報Qに基づき上記表示部26に上記表示画面を表示させるよう構成させたことから、リモートコントローラ21、23及び25のCPU34は、表示部26に表示させるべき表示画面を自ら選択する必要がない。このため、リモートコントローラ21、23及び25のCPU34は、各種の室外機14または室内機15等の制御対象機器に対しそれぞれ専用な機能を有するよう構成される必要がないので、リモートコントローラ21、23及び25を、各種の室外機14または室内機15等の制御対象機器に対し共通して使用することができる。
【0040】
▲3▼室外機14に接続可能なリモートコントローラ21、23及び25の操作により、メンテナンス時における室外機14と室内機15の少なくとも一方の運転が制御されるよう構成されたことから、室外機14の回路基板(不図示)に、メンテナンス時に使用されるスイッチや表示器具等の機器が不用となり、これらを削除できる。このため、室外機14の回路基板の面積を縮小でき、第1空気調和装置11、第2空気調和装置12及び第3空気調和装置13のコストを低減できる。
【0041】
▲4▼リモートコントローラ21、23及び25を用いてメンテナンス時の操作を実施できるので、室外機14の回路基板上の機器による操作に比べ、操作性を向上させることができる。
【0042】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0043】
例えば、コントローラがリモートコントローラ21、23、25の場合を述べたが、室外機14及び室内機15を集中制御する集中制御装置に本発明を適用してもよい。その他、ショーケースと、このショーケースを制御するコントローラに本発明を適用しても良い。
【0044】
また、メンテナンス時にのみ使用されるメンテナンス専用のコントローラとして、操作された操作スイッチに対応して室外機14に実行させるべき動作に関する動作要求情報を室外機14へ送信し、この動作に対応する表示画面を自ら選択してコントローラの表示部に表示させるコントローラを使用しても良い。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明に係る制御システムによれば、コントローラの制御要素は、制御対象機器に対し専用な機能を有するよう構成されず、そのコントローラのスイッチが操作されたとき、複数の制御対象機器のいずれを制御する場合も、上記制御対象機器に依存しないスイッチ操作情報であって、かつ、いずれのスイッチが操作されたかに関するスイッチ操作情報を制御対象機器へ送信し、これら制御対象機器は、上記コントローラの機能をこのコントローラに接続される制御対象機器に依存して変更されるように上記スイッチ操作情報に対応する動作を判断して決定し、当該制御対象機器に当該動作を実行させる制御要素を備えるので、コントローラを各種の制御対象機器に対し共通して使用できる。
【0046】
また、請求項3に記載の発明に係る空気調和装置によれば、室外機、室内機を制御するコントローラが制御要素及びスイッチを備え、コントローラの制御要素は、上記室内機及び室外機に対し専用な機能を有するよう構成されず、上記スイッチが操作されたとき、室内機を制御する場合と室外機を制御する場合のいずれの場合も、上記室内機及び室外機に依存しないスイッチ操作情報であって、かつ、いずれのスイッチが操作されたかに関するスイッチ操作情報を上記室外機または上記室内機へ送信し、これら室外機または室内機は、上記コントローラの機能をこのコントローラに接続される室内機または室内機に依存して変更されるように上記スイッチ操作情報に対応する動作を判断して決定し、当該室外機または室内機に当該動作を実行させる制御要素を備えるので、コントローラを各種の室外機、室内機等に対し共通して使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示す系統図である。
【図2】図1のリモートコントローラを示す正面図である。
【図3】図1のリモートコントローラと制御対象機器としての室外機、室内機との関係を示すブロック図である。
【図4】図2のリモートコントローラが室外機に接続されたときの表示画面等を示す図である。
【図5】図2のリモートコントローラにおける表示部の一部を示す図である。
【図6】従来のリモートコントローラと制御対象機器としての室外機、室内機との関係を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 第1空気調和装置
12 第2空気調和装置
13 第3空気調和装置
14 室外機
15 室内機
21、23、25 リモートコントローラ
26 表示部
27 運転・停止スイッチ
28 運転切換スイッチ
29 設定温度上昇スイッチ
30 設定温度下降スイッチ
34 CPU
35 CPU
P スイッチ操作情報
Q 表示情報

Claims (4)

  1. 制御要素及び複数のスイッチを備えたコントローラと、このコントローラにより制御可能に構成された複数の制御対象機器と、を有する制御システムにおいて、
    上記コントローラの上記制御要素は、上記制御対象機器に対し専用な機能を有するよう構成されず、上記スイッチが操作されたとき、上記制御対象機器のいずれを制御する場合も、上記制御対象機器に依存しないスイッチ操作情報であって、かつ、いずれのスイッチが操作されたかに関するスイッチ操作情報を上記制御対象機器へ送信し、
    これら制御対象機器は、上記コントローラの機能をこのコントローラに接続される制御対象機器に依存して変更されるように上記スイッチ操作情報に対応する動作を判断して決定し、当該制御対象機器に当該動作を実行させる制御要素を備えることを特徴とする制御システム。
  2. 上記コントローラが表示部を備え、
    上記制御対象機器の制御要素は、上記スイッチ操作情報から判断し決定した動作に対応して上記表示部に表示させるべき表示画面を選定し、この表示画面に関する表示情報を上記コントローラへ送信し、
    このコントローラの制御要素が、上記表示情報に基づき上記表示部に当該表示画面を表示させるよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 室外機及び室内機を有し、上記室外機、上記室内機がコントローラにより制御可能に構成された空気調和装置において、
    上記コントローラが制御要素及び複数のスイッチを備え、
    当該コントローラの上記制御要素は、上記室内機及び室外機に対し専用な機能を有するよう構成されず、上記スイッチが操作されたとき、上記室内機を制御する場合と上記室外機を制御する場合のいずれの場合も、上記室内機及び室外機に依存しないスイッチ操作情報であって、かつ、いずれのスイッチが操作されたかに関するスイッチ操作情報を上記室外機または上記室内機へ送信し、
    これら室外機または室内機は、上記コントローラの機能をこのコントローラに接続される室内機または室内機に依存して変更されるように上記スイッチ操作情報に対応する動作を判断して決定し、当該室外機または室内機に当該動作を実行させる制御要素を備えることを特徴とする空気調和装置。
  4. 上記コントローラが表示部を備え、
    上記室外機または上記室内機の制御要素は、上記スイッチ操作情報から判断し決定した動作に対応して上記表示部に表示させるべき表示画面を選定し、この表示画面に関する表示情報を上記コントローラへ送信し、
    このコントローラの制御要素が、上記表示情報に基づき上記表示部に当該表示画面を表示させるよう構成されたことを特徴とする請求項3に記載の空気調和装置。
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