JP3988071B2 - 逆台形水路の起伏ゲート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水路の底に設けた回転中心によって鋼製の扉体を自在に起立または倒伏させることにより、水路の流水を堰上げたり、放流したりする目的で使用する鋼製の起伏ゲートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鋼製起伏ゲートは、水路の底に設けた水平な回転軸によって自在に起立または倒伏する鋼製の扉体の頭部にワイヤロープやチェーンを取り付けて、これを陸上の巻上機で巻き取りまたは巻き戻すことで起伏操作をする形式のものや、同様の鋼製扉体を下流側に設けた油圧ジャッキで押し上げて起立させ、逆に油圧ジャッキを縮めて倒伏させる形式のものなどが種々開発され、使用されてきた。
【0003】
また最近は、水路の底に固定したゴム引布で繋留した鋼板製の扉体を、下流側の根元に設置した筒状の空気袋で支持し、空気袋を膨張させて扉体を起立させ、逆に空気袋を収縮させて扉体を倒伏させるものも使用されるようになった。
この形式の鋼製起伏ゲートにおいては、機構としての回転軸と軸受は設けないが、扉体の下端付近を回転中心として扉体が回転運動を行なう結果、起立または倒伏するものである。
これらの鋼製起伏ゲートの扉体は水路の底に水平な回転中心を有する回転運動を行なって起立または倒伏するものであり、扉体の側端部は鉛直な面に沿って移動する。したがって、鋼製起伏ゲートを設置する水路の断面形は長方形であり、水路の側壁は鉛直面である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし河川等では逆台形の断面が多く、水路の側壁は傾斜しているところが多いのである。
このような断面が逆台形の河川や水路に鋼製起伏ゲートを設置する場合には、起伏ゲートの設置箇所の断面を長方形として、その上流ならびに下流には長方形から逆台形に緩やかに変化する複雑な断面形状を使用する。
【0005】
そのため工事は困難度を増し、工事費が多額となる。また洪水時には、この断面形状の変化する部分で水流が激しく乱れて護岸などに被害を及ぼす危険も増大する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の起伏ゲートは、以上のように多種多様な形式が開発され、優れた性能を有する鋼製起伏ゲートの設置可能な水路の断面形状が長方形に限られるという技術上の問題を解決し、断面形状が逆台形の水路においても使用が可能な鋼製起伏ゲートを提供しようとするものである。
【0007】
すなわち、断面が逆台形の水路の中央部の深さが一定の部分には、水路底を横断する水平な回転中心線を有する長方形の鋼製の扉体と空気を排出したときに平らな長方形に縮小する空気袋を有する主起伏ゲートを設置し、その両側の護岸の傾斜面には、この傾斜面に平行な回転中心線を有するほぼ3角形の形状のゴム引布製の止水板を先端のリンクチェーンと縦方向の鋼棒で補強した幅方向に柔軟な扉体と、空気を排出したとき平らなほぼ3角形の形状に縮小する空気袋を有する副起伏ゲートを設置する。
【0008】
さらに、この主起伏ゲートの回転中心線と副起伏ゲートの回転中心線は、護岸の法尻付近において交叉するようにする。
この断面が逆台形の水路に一体に据付けた主起伏ゲートと副起伏ゲートにおいて、副起伏ゲートのゴム引布製の3角形の止水板の先端を補強するリンクチェーンは主起伏ゲートの鋼製の扉体の先端の側端部と護岸の傾斜面の適当な位置に設置したアンカー金物を連結するのであるが、この2点間を結ぶ線の長さは主起伏ゲートの鋼製の扉体の起伏姿勢の変化によって変化する。
【0009】
この変化量を、副起伏ゲートのゴム引布製の止水板を縦方向に補強し、護岸の傾斜面に固定した空気を排出したとき平らなほぼ3角形の形状に縮小する空気袋に圧縮空気を送入することにより押し起こされる鋼棒群の起立角が各々異なる状態となってリンクチェーンが曲線を描くことにより吸収する。その結果いかなる起立姿勢においてもリンクチェーンには適度な張力が作用し、護岸の傾斜面上において作用する水圧に耐える副起伏ゲートの機能が確保されるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下この発明の逆台形水路の起伏ゲートの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12ならびに図13はこの発明の逆台形水路の起伏ゲートの一実施例を示すものであり、図1は逆台形水路の起伏ゲートの平面図、図2は背面図、図3は主起伏ゲートの断面図、図4は副起伏ゲートの断面図でともに起立状態を示し、図5は逆台形水路の起伏ゲートの平面図、図6は背面図、図7は主起伏ゲートの断面図、図8は副起伏ゲートの断面図でともに倒伏状態を示し、図9は主起伏ゲートの扉体の説明図、図10は主起伏ゲートの空気袋の説明図、図11は副起伏ゲートの骨組を倒伏時の状態で示した説明図、図12は副起伏ゲートの空気袋の説明図、図13は副起伏ゲートのゴム引布製の止水板の説明図である。
【0011】
図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7ならびに図8において、断面が逆台形の水路の中央部の深さが一定の部分の水路底1を横断して1列に並べて設置したアンカーボルト2と固定台兼用押え板3によって、空気を排出したとき平らな長方形に縮小する3辺が閉じ一辺が開いた空気袋4の開いた辺を水路底1に押え付けることによって空気袋4の開いた辺を密閉すると同時に水路底1に固定する。
【0012】
この固定台兼用押え板3の上面にボルト5と押え板6によって一辺を固定したゴム引布製の十分な強度と柔軟性を有する繋ぎ板7の他辺をボルト8と押え板9によって鋼板製の扉体10の上流面の下縁に固定することにより、扉体10を固定台兼用押え板3の下流側面に沿う位置を回転中心として起伏自在であるようにして、水路底1に繋留すると同時に固定台兼用押え板3と扉体10の間の漏水を防止する。
【0013】
加えて、水路底1の空気袋4より下流の適当な位置に設けたアンカーボルト11と押え板12で一端を水路底1に固定した十分な強度を有するゴム引布製の帯13の他端を扉体10の下流面の空気袋4が接触する位置より上の適当な位置にボルト14と押え板15で固定することにより、扉体10が所定の姿勢まで起立した時にはこの帯13に作用する張力によって扉体10が停止するようにする。
【0014】
その上で空気袋4の水路底1に接触する適当な位置を選んで空気管を接続し、陸上の空気操作装置に連結して、空気袋4に空気を圧入すれば空気袋4が膨張して扉体10を押し起し、逆に空気袋4から圧力を有する空気を排出すれば空気袋4が平らに縮小して扉体10が倒伏するように構成して主起伏ゲートとする。
なお、河川の状況に応じて、幅の大きい主起伏ゲートを複数のゲート幅の小さい主起伏ゲートに分割することもできる。(請求項2)
【0015】
このように構成した主起伏ゲートのアンカーボルト2の列の中心線が護岸の法尻線と交る点16と護岸の傾斜面17の主起伏ゲートの有効高より高い適当な位置に設置したアンカー金物18近くの適当な点19とを結ぶ護岸の傾斜面17上の線に従って1列に並べて設置したアンカーボルト20と、下流側面に鋼棒21を支持する凹部22を有する凹部付固定台兼用押え板23とによって、空気を排出したとき平らな3角形に近い形状に縮小する2辺が閉じ一辺が開いた空気袋24の開いた辺を、護岸の傾斜面17に押さえ付けることによって空気袋24の開いた辺を密閉すると同時に護岸の傾斜面17に固定する。
【0016】
また、このアンカー金物18と主起伏ゲートの扉体10の先端の側端部25の間を、倒伏時の扉体10の先端の側端部25とアンカー金物18を結ぶ線の長さに等しい長さのリンクチェーン26で連結し、このリンクチェーン26の1リンク置きのリンクに一端を溶接取り付けし他端を半球面に加工して凹部付固定台兼用押え板23の凹部22に納めた鋼棒21の群が、主起伏ゲートが倒伏したとき、主起伏ゲートの扉体10の側端部27と凹部付固定台兼用押え板23とリンクチェーン26とが、護岸の傾斜面17の上に描く3角形に納まる長さを有すると同時に、扉体10の側端部27にそれぞれ平行であるようにする。
なお、上記リンクチェーンの代わりに、倒伏時の扉体先端の側端部とアンカー金物を結ぶ線の長さに等しい長さのワイヤロープで、アンカー金物と主起伏ゲートの扉体の先端の側端部とを連結し、このワイヤロープにほぼ等間隔で一端を取り付けし他端を半球面に加工して凹部付固定台兼用押え板の凹部に納めた鋼棒群が主起伏ゲートが倒伏したとき、主起伏ゲートの扉体の側端部と凹部付固定台兼用押え板とワイヤロープとが護岸の傾斜面上に描く3角形に納まる長さを有すると同時に扉体の側端部にそれぞれ平行であるようにしてもよい。(請求項6)
【0017】
さらに、この凹部付固定台兼用押え板23の上面にボルト28と押え板29によって一辺を固定すると同時に、他の一辺を主起伏ゲートの扉体10の側端部27にボルト30と押え板31によって固定したゴム引布製の十分な強度と柔軟性を有する3角形の止水板32の残る一辺が、前記リンクチェーン26に沿っている形状であるようにし、加えて、主起伏ゲートが倒伏して止水板32、鋼棒21、ならびにリンクチェーン26が護岸の傾斜面17に沿った姿勢となった時にボルト33と押え板34によって止水板32を鋼棒21に押え付けることによって、止水板32、鋼棒21の群およびリンクチェーン26を一体とし、鋼棒21に直角な堰幅の方向に柔軟な扉体として機能するようにする。
【0018】
このとき主起伏ゲートの固定台兼用押え板3の下流側面56と護岸の傾斜面17上の凹部付固定台兼用押え板23の凹部22の上流端の円弧部に接する線55とが護岸の法尻で交るようにすれば、扉体10の起伏運動における回転中心線と鋼棒21の群の起伏運動における回転中心線が護岸の法尻付近で交るから、起立から倒伏に至る全姿勢において主起伏ゲートの扉体10の側端部27に取り付けたゴム引布製の止水板32の部分に無理な変形が生じない。
【0019】
その上で護岸の傾斜面17上に固定した空気袋24に空気管を接続し陸上の空気操作装置に連結して空気袋24に空気を圧入すれば、空気袋24が膨張して鋼棒21の群を押し上げるから止水板32、鋼棒21の群、リンクチェーン26が一体となった柔軟な扉体が起立し、逆に空気袋24から圧力を有する空気を排出すれば、空気袋24が平らな3角形に縮小して柔軟な扉体が倒伏するように構成して副起伏ゲートとする。
【0020】
このとき、リンクチェーン26は扉体10の先端の側端部25に取付けられ、ゴム引布製の止水板32は扉体10の側端部27にボルト30と押え板31によって固定されているから副起伏ゲートは主起伏ゲートと一緒でないと正常に起立または倒伏を行うことはできない。
【0021】
このように断面が逆台形の水路に一体に設置した主起伏ゲートと副起伏ゲートにおいて、陸上の空気操作装置の空気圧縮機35を起動し流量調整弁36、開いた開閉弁37、空気管38を通して、口金39から主起伏ゲートの空気袋4の内部に空気を圧入すると同時に口金40から副起伏ゲートの空気袋24の内部に空気を圧入すれば、空気袋4と空気袋24が膨張して両起伏ゲートが一緒に起立するのであるが、空気袋4に対し空気袋24を適度に大きく製作してあるので、空気袋24の膨張が先行し鋼棒21の群の起立が扉体10の起立より先行するためリンクチェーン26に発生する張力が扉体10の先端の側端部25を常に引き上げるように作用する。
やがて主起伏ゲートの扉体10が所定の姿勢まで起立するとゴム引布製の帯13にも張力が発生して主起伏ゲートが停止する。
【0022】
その結果、主起伏ゲートの扉体10の先端の側端部25とアンカー金物18とを連結するリンクチェーン26に追加の張力が作用して副起伏ゲートの鋼棒21の群も停止する。すなわち、主起伏ゲートの扉体10と副起伏ゲートの止水板32、鋼棒21の群、リンクチェーン26による柔軟な扉体が停止して、逆台形水路の起伏ゲート全体としての完全起立時の姿勢が確定する。
このとき、主起伏ゲートの扉体の上流側の面に細長い鋼板を当該面に直角の姿勢で水の流れに平行な方向に溶接により取り付けることで主起伏ゲートの扉体の高さ方向の曲げ剛性を強化することが出来る。また、副起伏ゲートのゴム引布製の止水板を挟んで鋼棒と一体にボルトで組立てる押え板の断面形状をU字形、T字形またはL字形等とすることで鋼棒の曲げ剛性を補うことも可能である。(請求項4)
【0023】
このとき、主起伏ゲートの扉体10の先端の側端部25と護岸の傾斜面17に設置したアンカー金物18とを結ぶ線の長さが、主起伏ゲートの扉体10が倒伏した時のそれより短くなる。このために生ずるリンクチェーン26とゴム引布製の止水板32の緩みは、副起伏ゲートの鋼棒21の群の起立角が各々異なることにより、リンクチェーン26は曲線を描き、止水板32は曲面の状態となることにより吸収している。
なお、本願発明に係る逆台形水路の起伏ゲートにおいて副起伏ゲートの起立高を主起伏ゲ ートの起立高より適当量高くすることで、越流する水や流芥が主起伏ゲートの部分に集中するようにすることも可能である。(請求項3)
この状態の平面図が図1であり、背面図(視点下流側)が図2であり、主起伏ゲートの断面図が図3であり、副起伏ゲートの断面図が図4である。
【0024】
扉体10の頭部の折曲げ部41が越流する水を下流側に誘導して空気袋4や帯13を直接打たぬように保護している。
また、扉体10の先端の側端部25は扉体10の先端の他の部分より充分に高くしてあるので、リンクチェーン26は完全起立姿勢においては起伏ゲートの堰上げる水面より上に位置することができる。
すなわち、完全起立姿勢では通常時には副起伏ゲートの先端を水が越流しないようにして、流芥が副起伏ゲートの起伏運動に障害とならないように配慮している。
【0025】
この状態において、空気圧縮機35を停止し開閉弁37を閉じ、開閉弁42を開いて空気袋4と空気袋24から圧力を有する空気を流量調整弁43で制御しつつ空気放出部44より大気中に放出すると、空気袋4は平らな長方形に縮小しようとし、空気袋24は平らな3角形に縮小しようとして主起伏ゲートの扉体10と副起伏ゲートの柔軟な扉体が一緒に倒伏するのであるが、空気袋4に対し空気袋24を適度に大きく製作してあるので空気袋4の縮小が先行し、空気袋24の縮小が遅れて進行する。すなわち、主起伏ゲートの扉体10の倒伏が先行するので、扉体10がリンクチェーン26に張力を発生させて遅れて進行する副起伏ゲートの柔軟な扉体の倒伏を促進しつつ両起伏ゲートが一緒に倒伏運動することになる。
【0026】
このため、倒伏操作の途中においても、扉体10の先端の高さがリンクチェーン26の高さより十分に低い位置にあり、起伏ゲートを越流する水や流芥が主起伏ゲートの部分に集中するから、越流してきた流芥が護岸の傾斜面17上に残存して副起伏ゲートの倒伏運動に障害となることがない。
このようにして、両起伏ゲートがともに完全倒伏状態に至った状態の平面図が図5であり、背面図(視点下流側)が図6であり、主起伏ゲートの断面図が図7であり、副起伏ゲートの断面図が図8である。
【0027】
主起伏ゲートにあっては、扉体10の先端の折曲げ部41が支持台45に支持されて水路底1と扉体10の間に適当な大きさの空間を作り、空気袋4や帯13が扉体10に押し潰されないよう保護すると同時に、流下する土石や流木に対し保護している。
【0028】
また副起伏ゲートにあっては鋼棒21の先端の突起46が支持台47に支持されて、護岸の傾斜面17と鋼棒21の群との間に適度な大きさの空間を作り空気袋24が鋼棒21に押し潰されないよう保護している。
またこのとき、鋼棒21の群は倒伏した扉体10の側端部27に平行な護岸の傾斜面17に沿った姿勢であるから、水が逆台形水路を流下するのに抵抗の少ない状態である。
さらに押え板29、押え板31、押え板34並びにリンクチェーン26が適当な密度でゴム引布製の止水板32の上に分布し流下する土砂や流木に対して止水板32を保護している。
【0029】
図9に主起伏ゲートの扉体10の説明図を示す。
扉体10は逆台形水路の中央の深さが一定の部分の幅に等しい幅方向の寸法と起立時に必要な起立高を確保するために必要な長さを有するものであり、先端には曲げ加工部41が形成され、その側端部は上方に突出して起立時に起立高より高くなり、副起伏ゲートのリンクチェーン26の一端を固定する先端の側端部25となっている。
【0030】
また、扉体10の下端には固定台兼用押え板3の厚さとほぼ等しい直径の丸棒鋼48を溶接取付けして、扉体10が起伏運動を行うに際して扉体10の下端が空気袋4の上面を滑りやすくし、さらに倒伏時扉体10の下部が空気袋4の一部を強く押し潰すことがないようにする。
【0031】
また、扉体10の下端の丸棒鋼48に沿う部分には繋ぎ板7を固定するボルト8に合わせた雌ねじ49が、側端部27には副起伏ゲートの止水板32を固定するボルト30に合わせた雌ねじ50が、側端部27より適当に内側に寄った上方には、帯13を固定するボルト14に合わせた孔51がある。
【0032】
図10に示すように、空気を排出したときには平らな長方形に縮小するように製造された空気袋4の開いた辺の長さは、扉体10の幅寸法と同一であり、これと直角の方向には、膨張したとき扉体10を押し起こすのに十分な寸法を有している。
【0033】
そして固定台兼用押え板3で押えるべき開いた辺以外の3辺ではゴム引布が連続して折れ曲り閉じている。また開いた辺では相対する2枚のゴム引布の縁の端部に樹脂製のロッド52によって補強繊維の折曲半径が過小とならないよう保護した補強繊維の折返し部53がある。
【0034】
さらに、この折返し部53に平行してアンカーボルト2が貫通する孔54が2枚のゴム引布を貫いている。また、空気袋4の下側に来るゴム引布の中央で折返し部53に適当に近い位置に口金39が取り付けられている。
【0035】
図11では副起伏ゲートの骨組みである、凹部付固定台兼用押え板23、アンカー金物18、リンクチェーン26、鋼棒21の群の組立てた状態を、完全倒伏の状態において主起伏ゲートの扉体10の側端部27、先端の側端部25、固定台兼用押え板3との関係も含めて説明した。
【0036】
主起伏ゲートの扉体10が完全に倒伏した状態を示す図11においては扉体10の先端の側端部25に一端を取付け、他端を護岸の傾斜面の扉体10の起立時の有効高より高い適当位置に設置したアンカー金物18に取付けたリンクチェーン26の長さが、ちょうど2点間の距離に等しいようにすると同時に、主起伏ゲートのアンカーボルト2の列の中心線が法尻と交る点16からアンカー金物18の近くの適当な点19を結ぶ護岸の傾斜面17上の線に従って並べて設置したアンカーボルト20によって、護岸の傾斜面17に固定した凹部付固定台兼用押え板23の下流側面の凹部22の上流端の円弧部に接する線55が固定台兼用押え板3の下流側面56と護岸の法尻において交るようにした上で、リンクチェーン26の1リンク置きのリンクに一端を溶接取り付けし他端を半球面に仕上げて凹部付固定台兼用押え板23の凹部22に納めた鋼棒21の群の各々が扉体10の側端部27に平行であるようにしてある。
【0037】
したがって空気袋4の膨張と縮小によって扉体10が起伏し、これと一緒に空気袋24の膨張と縮小によって鋼棒21の群が起伏するとき、両者の連結部である扉体10の側端部27と鋼棒21の群の起立角の相対変化は緩やかでゴム引布製の止水32に無理な変形がなく破損の心配がない。
【0038】
凹部付固定台兼用押え板23にはアンカーボルト20に合わせた座堀付の孔57、止水板32を固定するボルト30に合わせた雌ねじ58、並びに鋼棒21の群を納めるための凹部22が設けてある。
上記鋼棒21には止水板32を固定するためのボルト33に合わせた雌ねじ59が設けてある。
また、固定台兼用押え板3にはアンカーボルト2に合わせた座堀付の孔60と繋ぎ板7を固定するボルト6に合わせた雌ねじ61が設けてある。
【0039】
図12に示すように副起伏ゲートの空気袋24の必要な形状は3角形であるが、凹部付固定台兼用押え板23によって護岸の傾斜面17に押え付けられる部分が増加しており、3角形に近い台形の形状をしている。
そしてこの押え付けられる部分の一辺だけが開いており、他の辺ではゴム引布が連続して折れ曲り閉じている。また、開いた辺では相対する2枚のゴム引布の縁の端部に樹脂製のロッド62によって補強繊維の折曲げ半径が過小とならないよう保護した補強繊維の折曲げ部63がある。さらにこの折曲げ部63に平行してアンカーボルト20が貫通する孔64が2枚のゴム引布を貫いている。
また、空気袋24の下側にくるゴム引布の適当位置には口金40が取付けられている。
【0040】
図13に示すように、副起伏ゲートのゴム引布製の止水板32の必要な形状は、完全倒伏時において、リンクチェーン26、扉体10の側端部27、凹部付固定台兼用押え板23が護岸の傾斜面17の上に描く3角形であるが、押え板31で扉体10の側端部27に押え付ける部分と、押え板29で凹部付固定台兼用押え板23に押え付ける部分が増えており、3角形に近い台形の形状であり、リンクチェーン26に沿う部分ではワイヤロープ65で補強した補強繊維の折り返し部66がある。
【0041】
そして扉体10の側端部27に押え付けられる部分にはボルト30に合わせた孔67が、凹部付固定台兼用押え板23に押え付けられる部分にはボルト28に合わせた孔68が、鋼棒21の群に押え付けられる部分にはボルト33に合わせた孔69が設けられている。
【0042】
【発明の効果】
この発明の逆台形水路の起伏ゲートによれば、従来、長方形断面の水路にのみ設置可能であった鋼製扉体を有する起伏ゲートを、逆台形断面の水路にも設置することが可能となった。
その結果、起伏ゲートを据付ける場合のコンクリート基礎工が逆台形断面から長方形断面に変化させる部分を省略した小型で簡単な形状となり、工事費を著しく軽減することができる。
また、起伏ゲートの水密ゴムは、水路底または護岸の傾斜面に一辺を固定し他辺を鋼製扉体に固定しており、側面において鋼板面を摺動する必要がないから、水密効果も良好で劣化の心配もない。
以上のように、この発明の逆台形水路の起伏ゲートによれば、逆台形断面の水路に非常に安価で耐久性の良好な鋼製扉体を有する起伏ゲートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の逆台形水路の起伏ゲートの一実施例を示し、起伏ゲートが起立した状態の平面図である。
【図2】起伏ゲートが起立した状態の背面図である。
【図3】主起伏ゲートが起立した状態の断面図である。
【図4】副起伏ゲートが起立した状態の断面図である。
【図5】起伏ゲートが倒伏した状態の平面図である。
【図6】起伏ゲートが倒伏した状態の背面図である。
【図7】主起伏ゲートが倒伏した状態の断面図である。
【図8】副起伏ゲートが倒伏した状態の断面図である。
【図9】主起伏ゲートの扉体の説明図である。
【図10】主起伏ゲートの空気袋の説明図である。
【図11】副起伏ゲートの骨組を倒伏時の状態で示した説明図である。
【図12】副起伏ゲートの空気袋の説明図である。
【図13】副起伏ゲートのゴム引布製の止水板の説明図である。
【符号の説明】
1 水路底
2 アンカーボルト
3 固定台兼用押え板
4 空気袋
5 ボルト
6 押え板
7 繋ぎ板
8 ボルト
9 押え板
10 鋼板製の扉体
11 アンカーボルト
12 押え板
13 帯
14 ボルト
15 押え板
16 交る点
17 傾斜面
18 アンカー金物
19 点
20 アンカーボルト
21 鋼棒
22 凹部
23 凹部付固定台兼用押え板
24 空気袋
25 側端部
26 リンクチェーン
27 側端部
28 ボルト
29 押え板
30 ボルト
31 押え板
32 止水板
33 ボルト
34 押え板
35 空気圧縮機
36 流量調整弁
37 開閉弁
38 空気管
39 口金
40 口金
41 折曲げ部
42 開閉弁
43 流量調整弁
44 空気放出部
45 支持台
46 突起
47 支持台
48 丸棒鋼
49 雌ねじ
50 雌ねじ
51 孔
52 樹脂製のロッド
53 折返し部
54 孔
55 円弧部に接する線
56 下流側面
57 座堀付の孔
58 雌ねじ
59 雌ねじ
60 座堀付の孔
61 雌ねじ
62 樹脂製のロッド
63 折曲げ部
64 孔
65 ワイヤロープ
66 補強繊維の折り返し部
67 孔
68 孔
69 孔

Claims (6)

  1. 断面が逆台形の水路の中央部の深さが一定の部分の水路底を横断して並べて設置したアンカーボルトと固定台兼用押え板によって、空気を排出したとき平らな長方形に縮小する3辺が閉じ一辺が開いた空気袋の開いた辺を水路底に押え付けることによって空気袋の開いた辺を密閉すると同時に水路底に固定する。
    この固定台兼用押え板の上面にボルトと押え板によって一辺を固定したゴム引布製の十分な強度と柔軟性を有する繋ぎ板の他辺をボルトと押え板によって鋼板製の扉体の上流面の下縁に固定することにより、扉体を固定台兼用押え板の下流側面に沿う位置を回転中心として起伏自在であるようにして水路底に繋留すると同時に、固定台兼用押え板と扉体の間の漏水を防止する。
    加えて、水路底の空気袋より下流の適当な位置に設けたアンカーボルトと押え板で一端を水路底に固定した十分な強度を有するゴム引布製の帯の他端を、扉体の下流面の空気袋が接触する位置より上の適当な位置にボルトと押え板によって固定することにより、扉体が所定の姿勢まで起立した時にはこの帯に作用する張力によって扉体が停止するようにする。
    その上で空気袋の水路底に接する適当な位置を選んで空気管を接続し、陸上の空気操作装置に連結して、空気袋に空気を圧入すれば空気袋が膨張して扉体を押し起し、逆に空気袋から圧力を有する空気を排出すれば、空気袋が平らに縮小して扉体が倒伏するように構成して主起伏ゲートとする。
    このように構成した主起伏ゲートのアンカーボルトの中心線が護岸の法尻線と交る点と護岸の傾斜面の主起伏ゲートの有効高より高い適当な位置に設置したアンカー金物の近くの適当な点とを結ぶ護岸の傾斜面上の線に従って並べて設置したアンカーボルトと、下流側面に鋼棒を支持する凹部を有する凹部付固定台兼用押え板とによって、空気を排出したとき平らな3角形に縮小する2辺が閉じ一辺が開いた空気袋の開いた辺を護岸の傾斜面に押さえ付けることによって、空気袋の開いた辺を密閉すると同時に護岸の傾斜面に固定する。
    また、このアンカー金物と主起伏ゲートの扉体先端の側端部の間を、倒伏時の扉体先端の側端部とアンカー金物を結ぶ線の長さに等しい長さのリンクチェーンで連結し、このリンクチェーンの1リンク置きのリンクに一端を溶接取付し他端を半球面に加工して凹部付固定台兼用押え板の凹部に納めた鋼棒群が主起伏ゲートが倒伏したとき、主起伏ゲートの扉体の側端部と凹部付固定台兼用押え板とリンクチェーンとが護岸の傾斜面上に描く3角形に納まる長さを有すると同時に、扉体の側端部にそれぞれ平行であるようにする。
    さらにこの凹部付固定台兼用押え板の上面にボルトと押え板によって一辺を固定すると同時に、他の一辺を主起伏ゲートの扉体の側端部にボルトと押え板によって固定した、ゴム引布製の十分な強度と柔軟性を有する3角形の止水板の残る一辺が、前記リンクチェーンに沿う形状であるようにし、加えて、主起伏ゲートが倒伏して止水板、鋼棒ならびにリンクチェーンが護岸の傾斜面に沿う状態となった時にボルトと押え板によって止水板を鋼棒に押え付けることによって、止水板、鋼棒ならびにリンクチェーンを一体とし鋼棒に直角な堰幅の方向に柔軟な扉体として機能するようにする。
    このとき、主起伏ゲートの固定台兼用押え板の下流側面と護岸の傾斜面上の凹部付固定台兼用押え板の下流側面の凹部の上流端の円弧部に接する線とは護岸の法尻にて交るようにして、起立から倒伏に至る全姿勢において主起伏ゲートの扉体の側端部に取付けたゴム引布製の止水板に無理な変形がないようにする。
    その上で護岸の傾斜面上に固定した空気袋に空気管を接続し陸上の空気操作装置に連結して、空気袋に空気を圧入すれば空気袋が膨張して柔軟な扉体を押し起し、逆に空気袋から圧力を有する空気を排出すれば空気袋が平らな3角形に縮小して柔軟な扉体が倒伏するように構成して副起伏ゲートとする。
    このように、断面が逆台形の水路に一体に設置した主起伏ゲートと副起伏ゲートにおいて、陸上の空気操作装置から連結した空気管を通して両起伏ゲートの空気袋に空気を圧入すれば、各空気袋が膨張して両起伏ゲートが一緒に起立するのであるが、主起伏ゲートの扉体が所定の姿勢まで起立するとゴム引布製の帯に作用する張力によって主起伏ゲートが停止する。その結果主起伏ゲートの扉体の先端の側端部と護岸の傾斜面に設置したアンカー金物とを連結するリンクチェーンにも張力が作用して副起伏ゲートの柔軟な扉体も停止するから逆台形水路の起伏ゲート全体としての完全起立時の姿勢が確定する。
    このとき、主起伏ゲートの扉体の先端の側端部と護岸の傾斜面に設置したアンカー金物とを結ぶ線の長さが、主起伏ゲートの扉体が倒伏したときのそれより短くなるために生ずるリンクチェーンの緩みは、副起伏ゲートの鋼棒群の起立角が各々異なることによりリンクチェーンが曲線を描く状態になることで吸収することになる。
    逆に両起伏ゲートの空気袋から圧力を有する空気を排出すれば空気袋は各々平らな長方形と3角形に縮小して両起伏ゲートが倒伏するのであるが、副起伏ゲートの空気袋を適当に大きくすることにより、主起伏ゲートの空気袋の縮小が先行し、主起伏ゲートの扉体が副起伏ゲートのリンクチェーンに張力を発生させつつ副起伏ゲートの倒伏が遅れて進行するので、倒伏操作の途中においては、越流する水や流芥が、主起伏ゲートの部分に集中するように構成したことを特徴とする逆台形水路の起伏ゲート。
  2. 請求項1の逆台形水路の起伏ゲートにおいて幅の大きい主起伏ゲートを複数のゲート幅の小さい主起伏ゲートに分割したことを特徴とする逆台形水路の起伏ゲート。
  3. 請求項1または2の逆台形水路の起伏ゲートにおいて副起伏ゲートの起立高を主起伏ゲートの起立高より適当量高くすることにより、越流する水や流芥が主起伏ゲートの部分に集中するようにしたことを特徴とする逆台形水路の起伏ゲート。
  4. 請求項1のいずれかに記載の逆台形水路の起伏ゲートにおいて主起伏ゲートの扉体の高さ方向の曲げ剛性を強化する目的で、扉体の上流側の面に細長い鋼板を当該面に直角の姿勢で水の流れに平行な方向に溶接により取り付けし、さらに副起伏ゲートの鋼棒の曲げ剛性を補う目的でゴム引布製の止水板を挟んで鋼棒と一体にボルトで組立てる押え板の断面形状をU字形、T字形またはL字形等としたことを特徴とする逆台形水路の起伏ゲート。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の逆台形水路の起伏ゲートにおいて、副起伏ゲートのリンクチェーンの奇数リンク置きのリンクに一端を溶接取り付けし、他端を半球面に加工して凹部付固定台兼用押え板の凹部に納めた鋼棒群が主起伏ゲートが倒伏したとき、主起伏ゲートの扉体の側端部と凹部付固定台兼用押え板とリンクチェーンとが、護岸の傾斜面上に描く3角形に納まる長さを有すると同時に、扉体の側端部にそれぞれ平行であるようにしたことを特徴とする逆台形水路の起伏ゲート。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の逆台形水路の起伏ゲートにおいて、副起伏ゲートのリンクチェーンの代わりに、倒伏時の扉体先端の側端部とアンカー金物を結ぶ線の長さに等しい長さのワイヤロープで、アンカー金物と主起伏ゲートの扉体の先端の側端部とを連結し、このワイヤロープにほぼ等間隔で一端を取り付けし他端を半球面に加工して凹部付固定台兼用押え板の凹部に納めた鋼棒群が主起伏ゲートが倒伏したとき、主起伏ゲートの扉体の側端部と凹部付固定台兼用押え板とワイヤロープとが護岸の傾斜面上に描く3角形に納まる長さを有すると同時に扉体の側端部にそれぞれ平行であるようにしたことを特徴とする逆台形水路の起伏ゲート。
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