JP3984396B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スロットマシン、さらに詳しくは、回転リールの回転速度の変動により、入賞フラグの成立の有無を報知可能に形成したスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スロットマシンにおいて、スタートスイッチを操作すると、遊技中、常に、全ての回転リールが同時に回転を開始するように設定されている。そして、スタートスイッチを操作した後、全ての回転リールが停止状態から通常の回転速度に達する時間を確保するため、ストップボタンの操作不可能な時間(いわゆる、待ち時間)が設定されている。そして、このストップスイッチが操作可能となるまでの待ち時間の間にストップスイッチを操作しても、有効に作動しないように設定されている。
【0003】
一方、従来のスロットマシンにおいて、抽選により入賞フラグが成立すると、入賞フラグが成立していることを、遊技者にランプ等の光やスピーカ等の音により、遊技者に報知するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したように、従来のスロットマシンでは、遊技中、スタートスイッチを操作すると、全ての回転リールが、常に、同時に回転を開始し、一定加速を経て、通常の回転速度で回転するため、スロットマシンの遊技者にとっては、回転リールの回転のスタートの状態が、遊技の状態に応じて、まったく変わらないことがつまらないと感じている場合があった。
【0005】
また、いわゆる待ち時間の間は、遊技は実質的に進展せず、遊技者に何の報知手段も作動していないため、スタートスイッチが操作可能となるまでの間、何の情報を得ることもなく、何もせずに待たなければならなかった。個々の待ち時間は、短い時間であっても、遊技回数が多くなると、遊技者によっては、その時間に、何の情報を得ることもなく、ただ待っているのは、つまらないと感じる場合があった。
【0006】
また、従来のスロットマシンにおいて、入賞フラグが成立したことを、ランプの点滅や点灯により報知するものは、遊技中、集中して回転リールのみを見つめている遊技者にとって、目線を回転リールから外して報知ランプに度々視線を注ぐのは、面倒であると感じる場合があり、報知ランプの点灯を見過ごすこともあった。
【0007】
また、従来のスロットマシンにおいて、入賞フラグが成立したことを、スピーカからの音により報知するものは、騒々しい遊技ホールの中で、スピーカから発生する音を、遊技者が自分の遊技台から発生していることに気が付かないこともあった。
【0008】
上述したように、入賞フラグが成立したことを、ランプの光やスピーカからの音により報知するものは、回転リールに視線を注ぎ、神経を集中して遊技を行っている遊技者にとって、必ずしも有効な報知手段とならない場合があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
【0009】
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、いわゆる待ち時間に飽きさせることなく、遊技のスタート状態に変化をつけることができて、遊技に意外性を付与することができるスロットマシンを提供しようとするものである。
また、請求項1記載の発明は、入賞フラグ成立の有無を、いわゆる待ち時間中の回転リールの回転速度の変動パターンにより、回転リールに神経を集中している遊技者へ確実に報知することができるスロットマシンを提供しようとするものである。
【0010】
更に、回転リールの回転速度の変動パターンを、複数個の回転リールの停止状態から回転を開始する順番の組み合わせにより設定したことにより、いわゆる待ち時間に遊技者を飽きさせることなく、遊技のスタート状態に変化をつけることができて、遊技に意外性を付与することができるスロットマシンを提供しようとするものである。
特に、回転リールの回転速度の変動パターンを、回転リールが停止した状態から低速回転に移行する順番と、回転リールが低速回転から通常回転に移行する順番との組み合わせを複数設け、選択された回転リールの回転速度の変動パターンによって、回転リールに視線及び神経を集中して遊技を行っている遊技者へ、小役入賞又は特別入賞の入賞フラグが成立していることを、確実且つ効果的に報知することができるスロットマシンを提供しようとするものである。
【0011】
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、全ての遊技において、回転リールの回転速度の変動の有無を、抽選により決定することができて、遊技内容に変化を持たせて遊技を興味溢れるものにすることができるスロットマシンを提供しようとするものである。
【0012】
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1または2記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、入賞フラグが成立している場合にのみ、回転リールの回転速度の変動の有無を、抽選により決定することにより、複雑な回転リールの回転速度の変動パターンをそれぞれ区別して正確に記憶する必要がなく、入賞フラグ成立の判断を簡単に行うことができるスロットマシンを提供しようとするものである。
【0013】
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】
(特徴点)
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0016】
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものでない。
【0017】
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、周囲に複数の図柄を表示した複数の回転リール(40)を有するリールユニット(60)と、前記リールユニット(60)の駆動を開始させるためのスタートスイッチ(30)と、前記リールユニット(60)の駆動を停止させるためのストップスイッチ(50)と、前記スタートスイッチ(30)及び前記ストップスイッチ(50)の操作により、前記回転リール(40)の回転及び停止を制御するための遊技制御装置(20)とを備えている。
前記遊技制御装置(20)は、入賞か否かの抽選を行う入賞抽選手段(130)を備えると共に、
入賞には、遊技者に利益を付与する小役入賞と、前記小役入賞よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別入賞とを少なくとも設けてあり、
前記入賞抽選手段(130)による抽選結果が前記入賞である場合に入賞フラグが成立し、前記入賞フラグ成立中に、前記リールユニット(60)の前記回転リール(40)の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の入賞図柄と一致したことを条件に遊技者に利益を付与するように設定してある。
【0018】
そして、本発明に係るスロットマシン(10)は、前記スタートスイッチ(30)の投入後、前記ストップスイッチ(50)が操作可能となるまでの待ち時間内に、前記回転リール(40)の回転速度を所定の変動パターンのいずれかに変動するための回転リール回転制御手段(140)を備えているものである。
また、前記入賞フラグ成立の有無を前記回転リール(40)の回転速度の変動パターンにより遊技者へ報知可能に形成してある。
更に、前記回転リール(40)を、複数個、設け、前記回転リール(40)の回転速度の変動パターンは、複数個の前記回転リール (40) が停止した状態から低速回転に移行する順番と、複数個の前記回転リール (40) が低速回転から通常回転に移行する順番との組み合わせが複数あり、
前記小役入賞の入賞フラグが成立した場合と、前記特別入賞の入賞フラグが成立した場合との違いを、前記複数の変動パターンのいずれを用いたのかということにより報知可能に形成したことを特徴とする。
【0019】
なお、ここで、「入賞」とは、いわゆるビッグボーナス(以下、「BB」という)や、レギュラーボーナス(以下、「RB」という)と呼ばれているものと、いわゆる小役と呼ばれているものとのいずれも含むものである。
また、ここで、「回転リール(40)の回転速度を所定の変動パターンのいずれかに変動する」とは、回転リール(40)の回転速度と、時間との関係を、異なるものに変えることを意味するものであって、具体的には、回転リール(40)の回転速度と、時間との関係が、異なるパターンのものを複数個、予め用意しておき、その異なるパターンの中から、選択するようなものを含むものである。例えば、回転リール(40)の回転速度が、通常回転において、80rpmに設定されているような場合において、変動パターンの一例としては、停止状態から20rpmの低速回転に達し、その20rpmの低速回転を所定時間維持したのち、80rpmに達するような回転速度の変動が、いわゆる待ち時間内に行われるように設定されているものが含まれる。
さらに、回転リール(40)の回転速度の変動パターンには、スタートスイッチ(30)を投入した後、回転リール(40)の回転速度が0rpmの停止状態の時間が、異なるパターンのものも含まれるものである。
また、ここで、回転リール(40)の回転速度の変動パターンとは、具体的には、例えば、表1に示すように、回転リール(40)の回転速度と、時間との関係を変更したものであって、いわゆる待ち時間内における回転リール(40)の回転速度の立ち上がりパターンを種々、変更しているものである。
【0020】
【0021】
なお、ここで、「低速回転」とは、回転リール(40)の通常回転の回転速度よりも、小さい回転速度を意味するものである。また、「低速回転」は、一段階に限定されるものではなく、通常回転の回転速度よりも小さいものであれば、多数の段階を設定しても良いものである。
また、ここで、「回転リール(40)が停止した状態から低速回転に移行する順番と、複数個の前記回転リール(40)が低速回転から通常回転に移行する順番との組み合わせ」とは、具体的には、表1に示すように、停止状態から低速回転へ移行する回転リール(40)の順番のパターンである記号L1〜L14の計14パターンと、停止状態若しくは低速回転から通常回転へ移行する回転リール(40)の順番のパターンである記号H1〜H13の計13パターンとの組み合わせ、すなわち、14パターン×13パターンの計182パターンを含むものである。具体的に、例えば、それらのパターンの組み合わせの一つである「L1×H5」の場合には、記号L1において、左側、中央及び右側の回転リール(40)が停止状態から低速回転へ移行する順番が「1,2,3」であり、記号H5において、三つの回転リール(40)が低速回転に移行した後、左側、中央及び右側の回転リール(40)が低速回転から通常回転へ移行する順番が「3,2,1」であるようなものである。
さらに、表1の変動パターンの組み合わせである「L1×H5」を詳細に説明する。この「L1×H5」の意味するところは、三個の回転リール(40)が停止した状態から、先ず最初に、左側の回転リール(40)が停止状態から低速回転を開始し、次に、中央の回転リール(40)が停止状態から低速回転を開始し、次に、右側の回転リール(40)が停止状態から低速回転を開始し、三個の回転リール(40)が全部、低速回転に達した後、次に、右側の回転リール(40)が低速回転から、低速回転よりも回転速度が大きい通常回転に移行し、次に、中央の回転リール(40)が低速回転から通常回転に移行し、最後に、左側の回転リール(40)が低速回転から通常回転に移行することを意味するものである。
すなわち、入賞には、遊技者に利益を付与する小役入賞と、前記小役入賞よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別入賞とを少なくとも設けてあり、小役入賞の入賞フラグが成立した場合と、特別入賞の入賞フラグが成立した場合との違いを、前記複数の変動パターンのいずれを用いたのかということにより報知可能に形成したことを特徴とする。
なお、ここで、「特別入賞」とは、いわゆるBBゲームや、RBゲームと呼ばれるものを意味するものであり、「小役入賞」とは、いわゆる小役の入賞を意味するものである。
【0022】
(作用)
本発明は、回転リール回転制御手段(140)が、スタートスイッチ(30)の投入後、ストップスイッチ(50)が操作可能となるまでの時間、いわゆる待ち時間内に、回転リール(40)の回転速度を所定の変動パターンのいずれかに変動している。このため、回転リール(40)の回転のスタート状態が、遊技中、常に同一のものが繰り返し行われるものと比較して、遊技のスタート状態に変化を付けることができて、待ち時間に飽きさせることなく、遊技に意外性を付与することができる。
【0023】
本発明によれば、回転リール(40)の回転速度を、回転速度が0rpmの停止状態と、回転速度がNrpmの通常回転との間の一段階ではなく、それらの間に回転速度が、例えばN/2rpmの低速回転を加えて、計二段階の変更ができるように設定している。このため、停止状態から低速回転に至るまでの、回転リール(40)の回転開始順番と、低速回転から通常回転に移行する回転リール(40)の移行順番との組み合わせにより、変動パターンを形成することができる。これにより、多数の回転リール(40)の回転速度の変動パターンを表現することができて、遊技のスタート状態に変化を付けることができ、いわゆる待ち時間に遊技者を飽きさせることを避けることができ、遊技に意外性を付与することができる。
【0024】
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、前記遊技制御装置(20)は、スタートスイッチ(30)投入時に、前記回転リール(40)の回転速度の変動の有無の抽選の実行を行うための回転変動抽選手段(170)を備え、前記回転変動抽選手段(170)による抽選により前記回転リール(40)の回転速度の変動の有無を決定するようにしたことを特徴とする。
なお、ここで、「スタートスイッチ投入時に、」とあるのは、回転リール(40)の回転速度の変動の有無の抽選を、図2に示すように、スタートスイッチ(30)を投入したときに行うものであって、結果として、回転リール(40)の回転速度の変動の有無の抽選を入賞フラグ成立の有無に関係なく、全ての遊技において行うことを意味するものである。したがって、入賞フラグが成立していない場合であっても、抽選の結果により、回転リール(40)の回転速度の変動を行う場合があるものである。
【0025】
(作用)
本発明は、回転リール(40)の回転速度の変動の有無を、全ての遊技において、回転変動抽選手段(170)による抽選により決定することができる。これにより、回転リール(40)の回転速度を、常に変更する場合と比較して、さらに、遊技内容に変化をつけることができ、遊技を興味溢れるものにすることができる。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【発明の実施の形態】
(図面の説明)
図1乃至図3は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1はスロットマシンのブロック図、図2はスロットマシンの動作の概略のフロー、図3はスロットマシンの外観正面図をそれぞれ示すものである。
(スロットマシン10)
図中、10は、スロットマシンを示すものである。
【0034】
スロットマシン10は、図3に示すように、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。
スロットマシン10の内部には、図示していないが、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を制御するための遊技制御装置20(図1参照)が内蔵されている。
(遊技制御装置20)
上記遊技制御装置20は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)乃至(4)の手段として機能する。
【0035】
(1)通常遊技制御手段80
(2)特別遊技制御手段90
(3)入賞抽選手段130
(4)回転リール回転制御手段140
(5)スピーカ制御手段150
(6)ランプ制御手段160
(7)回転変動抽選手段170
なお、遊技制御装置20としては、上記した(1)〜(7)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。また、CPUは、一個に限定されず、二個以上のCPUで制御するようにしても良い。
(入力段)
上記遊技制御装置20の入力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
【0036】
(1)スタートスイッチ30
(2)ストップスイッチ50
なお、入力段としては、上記した(1)及び(2)のパーツに限定されるものではない。
(出力段)
遊技制御装置20の出力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
【0037】
(1)リールユニット60
(2)ホッパーユニット65
(3)スピーカ70
(4)入賞フラグ成立表示ランプ75
なお、出力段としては、上記した(1)乃至(4)のパーツに限定されるものではない。
(スタートスイッチ30)
上記スタートスイッチ30は、図3に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニット60の駆動を開始させるためのものである。
(ストップスイッチ50)
上記ストップスイッチ50は、リールユニット60の駆動を停止させるためのものである。
【0038】
具体的には、ストップスイッチ50は、図3に示すように、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されているものである。
(リールユニット60)
上記リールユニット60は、図示しないが、複数個、例えば、三個の回転リール40と、各回転リール40を個々に回転させるためのモータとから構成されている。
【0039】
そして、各回転リール40の外周面には、複数種類の図柄が表示されている。
(ホッパーユニット65)
上記ホッパーユニット65は、図示しないが、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い出すためのものである。
(スピーカ70)
上記スピーカ70は、図示しないが、種々の電子音や、電子合成音声等の出力手段として、スロットマシン10の内部に埋め込まれているものである。なお、入賞フラグが成立している場合に、スピーカ制御手段150により、スピーカ70から電子音や電子合成音声等を発生させて、遊技者に入賞フラグ成立中であることを報知することができるように設定されている。
(入賞フラグ成立表示ランプ75)
上記入賞フラグ成立表示ランプ75は、図示しないが、入賞フラグが成立している場合に、ランプ制御手段160により、点灯や点滅させて、遊技者に入賞フラグ成立中であることを光により報知するためのものである。なお、この入賞フラグ成立表示ランプ75は、ランプに限定されるものではなく、光を発生して視覚に訴えることができるものであれば良いものであって、例えば、LEDや、液晶等を使用したものでも良いものである。
(通常遊技制御手段80)
通常遊技制御手段80は、通常遊技を行わせるためのものである。
【0040】
すなわち、メダルの投入を条件に、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停止する。
そして、ストップスイッチ50を三個全て操作すると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。
【0041】
このとき、表示窓12の有効ライン上に、予め設定された図柄が停止すると、ホッパーユニット65を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしても良い。
入賞には、遊技者に利益を付与する小役入賞と、この小役入賞よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別入賞とを備えている。そして、抽選結果が特別入賞である場合に、特別入賞フラグが成立し、この特別入賞フラグ成立中に、リールユニット60の回転リール40の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の特別入賞図柄(例えば、有効ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件に遊技者に有利な特別遊技を行わせるように形成されている。そして、抽選により特別入賞フラグが成立したが、回転リール40の停止図柄の組み合わせが特別入賞図柄と一致していない場合、それ以後の遊技に特別入賞フラグ成立の権利が持ち越されるように形成されている。
【0042】
なお、特別入賞フラグが成立中に、特別入賞図柄を有効ライン上に揃えることができるか否かは、ストップスイッチ50のタイミングによるものである。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、190ms以内に回転リール40が停止するように設定されているため、ストップスイッチ50を操作した後、190ms以内に停止可能な回転リール40の円周上の引き込み可能図柄、例えば5個の引き込み可能図柄の中に、特別入賞図柄が含まれているような場合には、回転リール40は有効ライン上に特別入賞図柄を引き込んで停止する。一方、かかる5個の引き込み可能図柄の中に、特別入賞図柄が含まれていないような場合には、有効ライン上に特別入賞図柄を引き込んで停止することができず、特別入賞フラグ成立の権利が次の遊技に持ち越されることになる。なお、上記引き込み可能図柄の個数は、図柄寸法形状や、ストップスイッチ50操作後の回転リール40の停止時間により、決定されるものであって、上記5個に限定されるものではなく、他の個数でも良いものである。
(特別遊技制御手段90)
特別遊技制御手段90は、抽選手段の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。
【0043】
上記特別遊技としては、大別すると、次のゲームがある。
(1)BBゲーム(特定導入遊技)
(2)RBゲーム(特定遊技)
なお、RBゲームは、BBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中で無い場合にも単独で行われるものである。そして、BBゲーム中は、RBゲームの抽選確率を、BBゲーム中で無い場合のRBゲームの抽選確率と比較して高くした状態で通常遊技を行うものである。
【0044】
また、特別遊技としては、上記した(1)及び(2)のゲームに限定されるものではない。
通常遊技において、図示しないが、例えば「7」等の図柄が有効ライン上に三個揃うと、ホッパーユニット65を介して、例えば15枚のメダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始される。
【0045】
具体的には、特別遊技制御手段90は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)BBゲーム制御手段100(特定導入遊技制御手段101)
(2)RBゲーム制御手段110(特定遊技制御手段111)
(BBゲーム制御手段100)
BBゲーム制御手段100は、BBゲームを制御するためのものである。
【0046】
具体的には、BBゲームに移行すると、BBゲーム中のRBゲームが最大三回か、或いはBBゲーム中の通常遊技が最大30回、行える。
すなわち、かかるスロットマシンでは、RBゲームが最大3回、BBゲーム中の通常遊技が最大30回等の制限回数が設けてあり、いずれかの制限回数に達した時点でBBゲームが終了するように設定されているものである。なお、このスロットマシンで、メダルを多く獲得するためには、RBゲームの3回目が終了する前までに、通常遊技を30回以内で多くの回数を行うことがポイントとなるものである。
(RBゲーム制御手段110)
RBゲーム制御手段110は、RBゲームを制御するためのものである。
【0047】
具体的には、RBゲームに移行すると、メダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄が表示窓12のセンターライン上に揃った場合に入賞となるものである。そして、RBゲームでは、最大8回入賞するか、或いは最大12回の遊技が行える。
(入賞抽選手段130)
上記抽選手段は、図1に示すように、予め定めた抽選確率に基づいて入賞か否かの入賞判定の抽選を行うものである。そして、入賞抽選手段130による抽選結果が入賞である場合に入賞フラグが成立する。そして、上述したように、入賞フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるものである。
(回転リール回転制御手段140)
上記回転リール回転制御手段140は、図1に示すように、スタートスイッチ30の投入後、ストップスイッチ50が操作可能となるまでの待ち時間内に、回転リール40の回転速度を所定の変動パターンのいずれかに変動するためのものである。
【0048】
表1に回転リール40の回転速度の変動パターンを示す。
回転リール40の回転速度の変動パターンは、具体的には、表1に示すように、回転リール40が停止した状態から低速回転に移行する順番と、回転リール40が低速回転から通常回転に移行する順番との組み合わせからなるものである。表1に示す変動パターンの組み合わせには、停止状態から低速回転へ移行する回転リール40の順番のパターンである記号L1〜L14の計14パターンと、停止状態若しくは低速回転から通常回転へ移行する回転リール40の順番のパターンである記号H1〜H13の計13パターンとの組み合わせ、すなわち、14パターン×13パターンの計182パターンからなるものである。
【0049】
そして、上記変動パターンのそれぞれに、遊技者に報知すべき演出内容の意味づけを行うようにして、遊技者に報知するようにしても良いものである。
例えば、表1の「L14×(H1〜H6)」に示すように、スタートスイッチ30を操作した後、左側、中央若しくは右側のいずれかの回転リール40が停止状態から一個ずつ通常回転に移行するような回転速度の変動パターンを設定する。かかる変動パターンには、最後に回転する回転リール40の停止図柄が、内部当たり中である意味合いを持たせるようにしても良いものである。
【0050】
【表1】
Figure 0003984396
【0051】
また、表1の「(L1〜L6)×H13」に示すように、スタートスイッチ30を操作した後、左側、中央若しくは右側のいずれかの回転リール40が停止状態から一個ずつ低速回転に移行し、その後、全部の回転リール40が同時に通常回転に移行するような回転速度の変動パターンを設定する。かかる変動パターンには、最後に低速回転に移行する回転リール40の最終的な停止図柄が、内部当たり中である意味合いを持たせるようにしても良いものである。
【0052】
さらに、表1の「L13×H13」に示すように、スタートスイッチ30を操作した後、全部の回転リール40において、特別入賞図柄が揃いながら回転し、停止状態から同時に低速回転に移行し、その後、全部の回転リール40が低速回転から同時に通常回転に移行するような回転速度の変動パターンを設定する。かかる回転速度の変動パターンには、BB若しくはRBの特別入賞の入賞フラグが成立中である意味合いを持たせるようにしても良いものである。
【0053】
さらに、また、表1の「L13×(H1〜H6)」に示すように、スタートスイッチ30を操作した後、全部の回転リール40が停止状態から同時に低速回転に移行し、その後、左側、中央若しくは右側のいずれかの回転リール40が低速回転から一個ずつ通常回転に移行するような回転速度の変動パターンを設定する。かかる変動パターンには、BB若しくはRBの特別入賞の入賞フラグが成立しておらず、その他の小役入賞の入賞フラグが成立中であるか、若しくは外れであるかの意味合いを持たせるようにしても良いものである。
【0054】
また、表1の「(L1〜L6)×H13」に示すように、スタートスイッチ30を操作した後、左側、中央若しくは右側のいずれかの回転リール40が一個ずつ停止状態から低速回転に移行し、その後、全部の回転リール40が同時に低速回転から通常回転に移行するような回転速度の変動パターンを設定する。かかる変動パターンには、BB若しくはRBの特別入賞の入賞フラグが成立中である意味合いを持たせる。さらに、表1の「(L7〜L12)×H13」に示すように、スタートスイッチ30を操作した後、左側、中央若しくは右側のいずれかの回転リール40が二個、同時に停止状態から低速回転に移行するものを含み、その後、全部の回転リール40が同時に低速回転から通常回転に移行するような回転速度の変動パターンを設定する。かかる変動パターンには、小役入賞の入賞フラグが成立中である意味合いを持たせる。これにより、遊技者は、入賞フラグが成立していることを回転リール40の回転速度の変動により知ることができるが、さらに、回転リール40の変動パターンによって、成立している入賞フラグの内容が、特別入賞であるか、小役入賞であるかの区別まで知ることができるものである。
【0055】
なお、上記表1の回転リール40の回転速度の変動パターンにおいて、回転速度は、停止状態と、低速回転と、通常回転との三段階に設定しているが、特にこれに限定されるものではなく、さらに、低速回転のみを、二段階以上に設定するようにして、回転速度を全部で四段階以上に設定しても良いものである。
(スピーカ制御手段150)
上記スピーカ制御手段150は、図1に示すように、入賞フラグが成立している場合に、スピーカ70から電子音や電子合成音声を発生させて、遊技者に入賞フラグ成立中であることを報知するためのものである。
(ランプ制御手段160)
上記ランプ制御手段160は、図1に示すように、入賞フラグが成立している場合に、入賞フラグ成立表示ランプ75を発光させて、点滅や点灯等を行って、遊技者に入賞フラグ成立中であることを報知するためのものである。
(回転変動抽選手段170)
上記回転変動抽選手段170は、図1に示すように、スタートスイッチ30投入時に、回転リール40の回転速度の変動の有無の抽選の実行を行うためのものである。
【0056】
なお、上述したように、スタートスイッチ30投入時に回転リール40の回転速度の変動の有無の抽選を行うようにして、全ての遊技において、回転リール40の回転速度の変動の有無の抽選を行っているが、特に、これに限定されるものではなく、入賞フラグが成立した際に、回転リール40の回転速度の変動の有無の抽選を行うようにして、入賞フラグ成立中にのみ、回転リール40の回転速度の変動の有無の抽選を行うようにしても良いものである。これにより、回転リール40の回転速度の変動が行われたときには、必ず入賞フラグが成立中であることになり、入賞フラグ成立中であることを遊技者は、簡単且つ確実に知ることができる。
(スロットマシン10の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシの動作の概略について、図2に示したフローを用いて説明する。
【0057】
先ず、ステップ100において、遊技者によるメダル投入によって、スタートスイッチ30が操作可能な状態となる。そして、図示しないが、遊技制御装置20において、スタートスイッチ30のオン・オフが監視され、スタートスイッチ30が操作されたか否かが判定される。そして、ステップ101に進む。
ステップ101において、遊技者により、スタートスイッチ30がオンに操作される。そして、次のステップ102に進む。
【0058】
ステップ102において、特別入賞フラグが既に成立しているか否かが判定される。これは、今回以前の遊技において、特別入賞フラグが成立したが、回転リール40の停止図柄の組み合わせが、予め定められた特別入賞の図柄と一致しなかった場合、いわゆる特別入賞の図柄を引き込めなかった場合に、前回遊技の特別入賞フラグ成立の権利が今回の遊技に持ち越されているか否かを判定するものである。そして、特別入賞フラグが成立していない、すなわち、特別入賞フラグ成立の権利が持ち越されていないと判断した場合、次のステップ103に進む。
【0059】
ステップ103において、所定の入賞確率に基づいて入賞抽選手段130による抽選が行われる。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、回転変動抽選手段170によって、回転リール40の回転速度の変動の有無の抽選を行う。そして、次のステップ105に進む。
ステップ105において、入賞抽選手段130による抽選の結果、入賞フラグが成立しているか否かが判定される。そして、入賞抽選手段130による抽選の結果、入賞フラグが成立していると判定した場合、次のステップ106に進む。
【0060】
ステップ106において、ステップ104における回転変動抽選手段170による抽選の結果、回転リール40の回転速度の変動を行うか否かの判定を行う。そして、回転変動抽選手段170による抽選の結果が、回転リール40の回転速度の変動を行うものであると判定した場合は、次のステップ107に進む。
ステップ107において、表1に示す変動パターンにより、回転リール40の回転変動を伴う回転が開始される。それと同時に、図示していないが、スピーカ制御手段150によりスピーカ70から入賞フラグが成立中である意味合いの電子音等が流され、そして、ランプ制御手段160により入賞フラグが成立中である意味合いの入賞フラグ成立表示ランプ75が点灯する。そして、次のステップ108に進む。
【0061】
ステップ108において、回転リール40の回転速度が通常の回転速度に維持される。そして、次のステップ109に進む。
ステップ109において、いわゆる待ち時間が経過し、ストップスイッチ50が操作可能状態となる。そして、次のステップ110に進む。
ステップ110において、遊技者により、ストップスイッチ50が操作され、所定の遊技が実行された後、遊技が終了する。
【0062】
前記ステップ102において、特別入賞フラグが前回遊技で成立している、すなわち、前回の特別入賞フラグ成立の権利が今回遊技に持ち越されていると判断した場合、ステップ103の抽選処理を飛び越して、次のステップ104に進む。
前記ステップ105において、入賞抽選手段130による抽選の結果、入賞フラグが成立していないと判定した場合、次のステップ111に進む。
【0063】
ステップ111においては、回転リール40の回転変動を伴わない通常の回転が開始される。そして、次のステップ108に進む。
前記ステップ106において、回転変動抽選手段170による抽選の結果が、回転リール40の回転速度の変動を行わないものであると判定した場合は、次のステップ111に進む。
【0064】
なお、上記フローにおけるステップ103の入賞抽選手段130による抽選処理と、ステップ104における回転変動抽選手段170による回転リール40の回転速度の変動の有無の抽選とを別個、独立に設定しているが、特にこれに限定されるものではなく、両者を一回の抽選処理によって行うようにしても良いものである。すなわち、BBゲームに入賞する場合でも、回転速度の変動を行うBBゲーム入賞と、回転速度の変動を行わないBBゲーム入賞とのように、BBゲームの入賞領域をさらに細分化しておくことにより、一回の抽選により、ステップ103とステップ104とを、一つのステップで行うことができる。
【0065】
また、上記フローにおいて、ステップ104における回転リール40の回転速度の変動の有無の抽選処理は、スタートスイッチ30を操作した後、全ての遊技において、行っているが、特にこれに限定されるものではなく、ステップ103の抽選処理の後、入賞フラグが成立したときのみ、回転リール40の回転速度の変動の有無の抽選処理を行うようにしても良いものである。これにより、回転リール40の回転速度の変動が発生したときには、必ず入賞フラグが成立していることになり、遊技者は、回転リール40の回転速度の変動を期待感をもって、待ち望むことになり、遊技を興味溢れるものにすることができる。
【0066】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0067】
すなわち、請求項1記載の発明によれば、いわゆる待ち時間に飽きさせることなく、遊技のスタート状態に変化をつけることができて、遊技に意外性を付与することができるスロットマシンを提供することができる。
更に、請求項1記載の発明によれば、入賞フラグ成立の有無を、いわゆる待ち時間中の回転リールの回転速度の変動パターンにより、回転リールに神経を集中している遊技者へ確実に報知することができるスロットマシンを提供することができる。
【0068】
更に、回転リールの回転速度の変動パターンを、回転リールが停止した状態から低速回転に移行する順番と、回転リールが低速回転から通常回転に移行する順番との組み合わせにより、設定したことにより、いわゆる待ち時間に遊技者を飽きさせることなく、遊技のスタート状態に変化をつけることができて、遊技に意外性を付与することができるスロットマシンを提供することができる。
また、回転リールの回転速度の変動パターンによって、回転リールに視線及び神経を集中して遊技を行っている遊技者へ、小役入賞又は特別入賞の入賞フラグが成立していることを、確実且つ効果的に報知することができるスロットマシンを提供することができる。
【0069】
(請求項2)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、全ての遊技において、回転リールの回転速度の変動の有無を、抽選により決定することができて、遊技内容に変化を持たせて遊技を興味溢れるものにすることができるスロットマシンを提供することができる。
【0070】
(請求項3)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項1または2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明によれば、入賞フラグが成立している場合にのみ、回転リールの回転速度の変動の有無を、抽選により決定することにより、複雑な回転リールの回転速度の変動パターンをそれぞれ区別して正確に記憶する必要がなく、入賞フラグ成立の判断を簡単に行うことができるスロットマシンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態であって、スロットマシンのブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作の概略を示すフローである。
【図3】 本発明の実施の形態であって、スロットマシンを示す外観正面図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン 11 筐体
12 表示窓 20 遊技制御装置
30 スタートスイッチ 40 回転リール
50 ストップスイッチ 60 リールユニット
65 ホッパーユニット 70 スピーカ
75 入賞フラグ成立表示ランプ 80 通常遊技制御手段
90 特別遊技制御手段 100 BBゲーム制御手段
101 特定導入遊技制御手段 110 RBゲーム制御手段
111 特定遊技制御手段 130 入賞抽選手段
140 回転リール回転制御手段 150 スピーカ制御手段
160 ランプ制御手段 170 回転変動抽選手段

Claims (3)

  1. 周囲に複数の図柄を表示した複数の回転リールを有するリールユニットと、
    前記リールユニットの駆動を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記リールユニットの駆動を停止させるためのストップスイッチと、
    前記スタートスイッチ及び前記ストップスイッチの操作により、前記回転リールの回転及び停止を制御するための遊技制御装置とを備えるようにしたスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御装置は、入賞か否かの抽選を行う入賞抽選手段を備えると共に、
    入賞には、遊技者に利益を付与する小役入賞と、前記小役入賞よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別入賞とを少なくとも設けてあり、
    前記入賞抽選手段による抽選結果が前記入賞である場合に入賞フラグが成立し、前記入賞フラグ成立中に、前記リールユニットの前記回転リールの停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の入賞図柄と一致したことを条件に遊技者に利益を付与するように設定し、
    前記スタートスイッチの投入後、前記ストップスイッチが操作可能となるまでの待ち時間内に、前記回転リールの回転速度を所定の変動パターンのいずれかに変動するための回転リール回転制御手段を備え、
    前記入賞フラグ成立の有無を前記回転リールの回転速度の変動パターンにより遊技者へ報知可能に形成し、
    前記変動パターンは、複数個の前記回転リールが停止した状態から低速回転に移行する順番と、複数個の前記回転リールが低速回転から通常回転に移行する順番との組み合わせが複数あり、
    前記小役入賞の入賞フラグが成立した場合と、前記特別入賞の入賞フラグが成立した場合との違いを、前記複数の変動パターンのいずれを用いたのかということにより報知可能に形成したことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記遊技制御装置は、スタートスイッチ投入時に、前記回転リールの回転速度の変動の有無の抽選の実行を行うための回転変動抽選手段を備え、
    前記回転変動抽選手段による抽選により回転リールの回転速度の変動の有無を決定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記回転変動抽選手段を、入賞フラグが成立した際に、前記回転リールの回転速度の変動の有無の抽選の実行を行うように設定し、
    前記回転変動抽選手段による抽選により前記回転リールの回転速度の変動の有無を決定するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスロットマシン。
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