JP3978953B2 - 両面印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
(目次)
発明の属する技術分野
従来の技術(図12〜図15)
発明が解決しようとする課題
課題を解決するための手段
発明の実施の形態
(A)本発明の第1実施形態の説明(図1〜図5)
(B)本発明の第2実施形態の説明(図6〜図9)
(C)その他(図10,図11)
発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電子写真方式による連続記録紙の表裏両面印刷に用いて好適な両面印刷装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
近年、連続記録紙(連続媒体)のプリンタを開発する業界において、各社は多くの両面印刷装置を製品化している。この両面印刷装置とは、電子写真方式によって連続記録紙をその表面と裏面との両面に印刷する装置であって、片面を印刷できるプリンタを連続記録紙を反転させるターンバーを介して2台連結する形のものである。
【0004】
図12は、両面印刷装置の構成図である。この図12に示す両面印刷装置80は、プリンタ80a,80dと、ターンバー80bと、搬送中継手段80cとをそなえて構成されている。そして、プリンタ80aにて連続記録紙100の表面が印刷され、ターンバー80bにて、連続記録紙100は反転され、そして、搬送中継手段80cを介して、プリンタ80dにて、連続記録紙100の裏面が印刷され、プリンタ80a,80dの2台が連結した状態で、連続記録紙100の表面と裏面とが印刷されるようになっている。
【0005】
図13は、プリンタ80dの模式図であり、この図13に示すプリンタ装置80dは、搬送中継手段80cから排出される連続記録紙100の裏面に印刷するものであり、搬送中継手段80cから排出される連続記録紙100が、装着されるようになっている。そして、連続記録紙100は、トラクタベルト95a,95cとトラクタモータ95bとを有するトラクタユニット95に搬送され、このトラユニット95内にある転写帯電器(図示せず)において、感光ドラム90eに付着したトナーを転写されることによって印刷像が形成され、この連続記録紙100は、フラッシュ定着器91において、そのトナーが熱によって定着され、スカッフローラ92b,92aを介して、用紙折り畳み手段94bに格納される。これらのスカッフローラ92b,92aは、それぞれ、同一の速度で回転している。ここで、ピンチローラ93a,93bは、それぞれ、連続記録紙100を搬送するための従動ローラである。
【0006】
また、連続記録紙100を搬送する機構については、この図13に示すトラクタユニット95が、主搬送手段として連続記録紙100を搬送するとともに、スカッフローラ92b,92aが、それぞれ、連続記録紙100を巻き取るようになっている。
さらに、連続記録紙100の紙面上に、トナーが転写される流れは、次のようになる。この図13において、感光ドラム90eは、時計方向に回転しており、まず、前帯電器90cにおいて、感光ドラム90eの表面が一様に帯電され、そして、露光部90dにおいて、露光により印刷すべきデータの静電潜像が形成され、現像器90gによりその静電潜像が現像されてトナー像となり、トラクタユニット95内の転写帯電器において、感光ドラム90e上のトナーが転写される。また、残留トナーは、クリーナ部90bにおいて、除去され、そして、次の転写工程にそなえ、感光ドラム90eの表面が、再度、前帯電器90cによって、一様に帯電される。
【0007】
次に、図14(a),(b)及び図15(a),(b)を用いて、トラクタユニット95内のトラクタモータとスカッフローラ92b,92a内のスカッフモータとの速度変化について説明し、併せて、連続記録紙1の張力を維持するための動作について説明する。なお、以下、トラクタユニット95の搬送速度を主搬送速度といい、また、スカッフローラ92b,92aの搬送速度をスカッフ搬送速度ということとする。さらに、連続記録紙100が印刷されて搬送される方向を正転方向または印刷搬送方向と称し、その逆の方向を逆転方向と称することがある。
【0008】
図14(a)は、印刷開始時のトラクタモータの速度変化図であり、図14(b)は、印刷開始時のスカッフモータの速度変化図である。この図14(a)にある特性は、トラクタユニット95内のトラクタモータ95bの特性であり、また、図14(b)にある特性は、スカッフローラ92a,92bを駆動するスカッフモータ(図示せず)の特性である。
【0009】
そして、この図14(b)に示すAと付した区間では、スカッフローラ92b,92aがトラクタユニット95よりも先に起動し、連続記録紙100の張力を上げる(連続記録紙100をピンと張らせる[stretch] )ようになっている。また、印刷中も同様に、連続記録紙100の張力を上げるために、スカッフ搬送速度は、主搬送速度よりも、約5%から約30%大きい速度に設定されている。
【0010】
また、図15(a)は、印刷停止時のトラクタモータの速度変化図であり、図15(b)は、印刷停止時のスカッフモータの速度変化図である。この図15(a)に示す速度曲線90aは、主搬送速度を表すものであり、最初は速度V1 で正転方向に回転し、速度が0になった後に、速度−V2 で逆回転をしている。ここで、V1 ,V2 はいずれも正の数である。また、逆回転する理由は、次の印刷を開始するときに、連続記録紙100の印刷位置を適切な位置に調整するためである。
【0011】
一方、この図15(b)に示す速度曲線90bは、スカッフ搬送速度を表すものであり、スカッフ搬送速度は、主搬送速度よりも約5%から約30%大きい速度で正転し続けており、トラクタユニット95がバック搬送を開始しても、なお、正転し続け、トラクタユニット95がバック搬送を停止した後に停止する。このため、図15(b)に示すBと付した区間では、スカッフローラ92b,92aが正転するため、連続記録紙100は巻き取られて、所定の張力が得られるのである。
【0012】
これら図14(a),(b)及び図15(a),(b)で説明したように、スカッフローラ92b,92aは、連続記録紙100の張力を上げるように動作している。すなわち、次の▲1▼〜▲3▼のように動作している。
▲1▼印刷中は、連続記録紙100の弛み(buffer)を防止する目的で、スカッフ速度を主搬送速度よりも約5%から約30%上げた過送り状態にしておき、連続記録紙100が所定の張力を得られるように設定されている。このため、フラッシュ定着器91において、連続記録紙100の良好な搬送性・定着安定性が得られる。
【0013】
▲2▼連続記録紙100の搬送を開始する時に、スカッフローラ92b,92aを、印刷を開始する時よりも、例えば3秒以上前に起動させて空転させることにより、連続記録紙100が弛まないようにして、起動時の連続記録紙100の搬送性・定着安定性が得られる。
▲3▼連続記録紙プリンタ特有の動作として、印刷停止時には、連続記録紙100は、1〜4インチ程度バック搬送されてから停止する。このバック搬送をしている間も、スカッフローラ92b,92aは正転して、フラッシュ定着器91において、連続記録紙100が所定の張力を得られるようにして、次の印刷にそなえる。
【0014】
この方式は、その起動及び停止のタイミングと、回転数とを制御するだけでよいので、スカッフモータを使用できて安価であり、かつ、連続記録紙100の搬送性・定着安定性を実現している。
また、片面印刷を行なう場合は、次の▲4▼〜▲6▼に示すように、いずれの場合でも印刷面のこすれは、生じない。すなわち、
▲4▼印刷中は、スカッフ搬送速度を約5%から約30%程度上げているが、印刷面側に用いられるピンチローラ93a,93b(図13参照)は、それぞれ、従動ローラであって、連続記録紙100が搬送される速度と同一速度で回転するため、印刷面のこすれによる印字乱れは発生しない。
【0015】
▲5▼起動時も同様であって、急なタイミングでスカッフローラ92b,92aを起動してもピンチローラ93a,93bは回転しないので、印刷面のこすれによる印字乱れは発生しない。この急なタイミングとは、急に速度が上昇することを意味する。
▲6▼連続記録紙100の印刷を停止する時のバック搬送を行なう場合や、連続記録紙100を逆転方向に搬送させる場合は、それぞれ、ピンチローラ93a,93bは連続記録紙100に連動して回転するので、やはり、印刷面のこすれによる印字乱れは発生しない。
【0016】
このため、片面印刷の場合は、スカッフローラ92b,92aを用いて搬送を行なっても、印字乱れは生じない。また、両面印刷の場合において、上記▲1▼の印刷中は、スカッフローラ92b,92a速度が搬送速度よりも約5%から約30%程度であるので、速度差が小さく、印字乱れは生じない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、両面印刷を行なう場合は、このスカッフローラ92b,92aを用いて、連続記録紙100が搬送されるので、1台目のプリンタ80aにて印刷された面が、2台目のプリンタ80bのスカッフローラ92b,92aと向かい会い、そのため、1台目のプリンタ80aにて印刷された面に、スカッフローラ92b,92aのピンチ圧と呼ばれる圧力が加わって、トナーが剥離して印字乱れが発生する。
【0018】
すなわち、上記の▲2▼のようなスカッフローラ92b,92aの空転状態では、速度差が約105%から約130%となるので、ピンチ圧力が大きくなって印字乱れが発生する。また、上記の▲3▼のように連続記録紙100がバック搬送されている間もスカッフローラ92b,92aは正転しているので、速度差が約205%から約235%となり、印字乱れが発生する。
【0019】
従って、両面印刷の場合は、印刷された面が、スカッフローラ92b,92aがある面と向かい会い、スカッフ搬送速度と主搬送速度とが速度差があるために、印刷面がこすられて、結果的に印刷された画質の劣化が引き起こされるという課題がある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、トラクタユニットとフラッシュ定着器とスカッフローラとを用いた電子写真方式のプリンタを2台連結する形の両面印刷装置において、トラクタユニットとスカッフローラとの定加速度制御を行なうとともに連続記録紙に所定の張力を与えることにより、印刷された面がスカッフローラと接触しても印字乱れを生じないような、両面印刷装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明の両面印刷装置は、連続媒体の表面に印刷して連続媒体を印刷搬送方向に搬送する表面印刷手段と、表面印刷手段の印刷搬送方向側に設けられ連続媒体の表面と裏面とを反転させて印刷搬送方向に搬送する用紙反転手段と、用紙反転手段の印刷搬送方向側に設けられ連続媒体の裏面に印刷して印刷搬送方向に搬送する裏面印刷手段とをそなえてなる両面印刷装置であって、裏面印刷手段が、連続媒体の裏面に印刷像を形成して印刷搬送方向および印刷搬送方向とは逆方向に搬送可能な主搬送手段と、主搬送手段の印刷搬送方向側に設けられ連続媒体に形成された印刷像を定着させる定着手段と、該定着手段の該印刷搬送方向側に設けられ該連続媒体を該印刷搬送方向および印刷搬送方向とは逆方向に搬送可能なスカッフ搬送手段と、主搬送手段の搬送速度とスカッフ搬送手段の搬送速度とを、それぞれ一定の加速度で制御しうる定加速度制御手段と、連続媒体が所定の張力を有するように、主搬送手段及びスカッフ搬送手段を制御しうる張力制御手段と、印刷停止時において、主搬送手段とスカッフ搬送手段とにより連続媒体を該印刷搬送方向とは逆の方向にバック搬送することにより連続媒体の位置合わせを行なう位置合わせ手段とをそなえ、印刷停止時において、張力制御手段が、スカッフ搬送手段を搬送手段よりも先に停止させて連続媒体に所定の弛み量を生成させるとともに、位置合わせ手段が、弛み量が生成された状態で、主搬送手段とスカッフ搬送手段とを同一加速度であり且つ同一速度で、連続媒体をバック搬送することを特徴としている(請求項1)。
【0021】
また、その張力制御手段が、スカッフ搬送手段を起動させてから所定の時間後に主搬送手段を起動させるように構成されてもよい(請求項2)
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(A)本発明の第1実施形態の説明
図1は、本発明を適用される両面印刷装置の構成図である。この図1に示す両面印刷装置8は、連続記録紙(連続媒体)1の両面に電子写真方式の印刷を行なうものであって、表面印刷手段9aと、ターンバー9bと、搬送中継手段9cと、裏面印刷手段11とをそなえて構成されている。
【0025】
ここで、表面印刷手段9aは、連続記録紙1の表面に印刷して連続記録紙1を印刷搬送方向に搬送するものであり、連続記録紙1を供給しておくための用紙折り畳み手段9dを有する。また、ターンバー9bは、表面印刷手段9aの印刷搬送方向側に設けられ連続記録紙1の表面と裏面とを反転させるものであり、搬送中継手段9cは、ターンバー9bからの連続記録紙1を印刷搬送方向に搬送するものであって、これらのターンバー9bと搬送中継手段9cとが協働して用紙反転手段として機能している。そして、裏面印刷手段11は、搬送中継手段9cの印刷搬送方向側に設けられ連続記録紙1の裏面に印刷して印刷搬送方向に搬送するものであり、印刷された連続記録紙1を格納しておくための用紙折り畳み手段11iを有する。
【0026】
これにより、連続記録紙1は、表面を表面印刷手段9aにより印刷されてから排出され、そして、ターンバー9b,搬送中継手段9cを介して、裏面印刷手段11に装着されて裏面を印刷されるようなっている。
また、以下の説明で、印刷搬送方向を正転方向と称し、また、その逆の方向を逆転方向と称することがある。さらに、この逆転方向に連続記録紙1を搬送することをバック搬送と称することがある。さらに、この両面印刷装置8は、後述する第2実施形態においても、同一構成をとる。
【0027】
図2は、本発明の第1実施形態に係る裏面印刷手段11の模式図である。この図2に示す裏面印刷手段11は、搬送中継手段9cの正転方向側に設けられ連続記録紙1の裏面に印刷して正転方向に搬送するものであって、感光ドラム11aと、トラクタユニット16と、フラッシュ定着器11cと、スカッフローラ11d,11eと、ピンチローラ11f,11gと、用紙折り畳み手段11iと、張力制御手段12とをそなえて構成されている。
【0028】
この感光ドラム11aは、連続記録紙1にトナーを転写するものである。なお、電子写真方式の印刷を行なうためのその他の部品については、その説明を、省略する。
また、トラクタユニット16は、連続記録紙1の裏面に印刷像を形成して正転方向に搬送するものであって、連続記録紙1を搬送するトラクタベルト16a,16cと、これらのトラクタベルト16a,16cを駆動させるトラクタモータ16bとをそなえて構成されており、主搬送手段として機能している。そして、このトラクタユニット16は、内部にある転写帯電器(図示せず)により、感光ドラム11a上のトナーを転写させるとともに、その転写された連続記録紙1をトラクタベルト16a,16cとトラクタモータ16cとにより、この図2に示す正転方向に搬送するようになっている。
【0029】
さらに、フラッシュ定着器11cは、トラクタユニット16の正転方向側に設けられ連続記録紙1に形成された印刷像を定着させるものであって、定着手段として機能している。なお、このフラッシュ定着器11cは、連続記録紙1をバック搬送させるときは、動作しないようになっている。
そして、また、スカッフローラ11d,11eは、それぞれ、フラッシュ定着器11cの正転方向側に設けられ連続記録紙1を正転方向に搬送するとともに搬送量情報を外部に出力しうるものであって、スカッフ搬送手段として機能している。具体的には、このスカッフローラ11d,11eは、それぞれ、スカッフモータ(第2実施形態で後述するスカッフモータ11d′)によって駆動されるようになっている。なお、搬送量情報とは、モータの回転数及びモータの回転速度を意味する。
【0030】
加えて、ピンチローラ11f,11gは、それぞれ、連続記録紙1を搬送するための従動ローラであり、用紙折り畳み手段11iは、連続記録紙1を折り畳んで保管しておくものである。
これにより、搬送中継手段9cから排出された連続記録紙1は、トラクタユニット16において、その裏面に印刷像を形成されて正転方向に搬送され、フラッシュ定着器11cにおいて、印刷像が定着され、さらに、スカッフローラ11d,11eにおいて、それぞれ、連続記録紙1は正転方向に搬送され、用紙折り畳み手段11i内に格納される。
【0031】
さらに、張力制御手段12は、連続記録紙1の印刷を開始する時に、連続記録紙1が所定の張力を有するように、トラクタユニット16及びスカッフローラ11d,11eを制御しうるものであって、定加速度制御手段12aをそなえて構成されている。この定加速度制御手段12aは、トラクタユニット16の搬送速度とスカッフローラ11d,11eの搬送速度とを一定の加速度で制御しうるものである。
【0032】
具体的には、この張力制御手段12は、スカッフローラ11d,11eを起動させてから所定の時間後にトラクタユニット16を起動させ、トラクタユニット16が搬送を開始する時に、連続記録紙1が所定の張力を得るようにしている。すなわち、搬送を開始する時に、トラクタユニット16とスカッフローラ11d,11eとの間で、連続記録紙1が所定の張力がある状態にして、印字乱れを防止し、かつ、フラッシュ定着器11cでの定着安定性を確保するようになっている。また、印刷開始時に連続記録紙1が所定の張力を得るためには、次の(i)〜(iii)の3種類の態様がある。
(i)スカッフローラ11d,11eをトラクタユニット16よりも先に起動させる。
(ii)正転方向に搬送中に停止する場合で、連続記録紙1に弛みがあるときはその弛みを巻き取る。
(iii)バック搬送中に停止する場合で、連続記録紙1に弛みがあるときはその弛みを巻き取る。
【0033】
(i)について
張力制御手段12は、スカッフローラ11d,11eを起動させてから所定時間後に、トラクタユニット16を起動させて、連続記録紙1が所定の張力を得るようにする。また、スカッフローラ11d,11eを先に起動させたときに、連続記録紙1の面にピンチ圧力による印字乱れが発生しないようにしている。
【0034】
図3は、本発明の第1実施形態に係るピンチ圧力を説明するための図である。このピンチ圧力とは、連続記録紙1の紙面上にかかるスカッフローラ11d,11eによるものであって、スカッフローラ11d,11eの空転速度が上昇するに従い大きくなる。この空転速度とは、スカッフローラ11d,11eが停止から回転を開始し、一定の空転時間が経過したときの速度であって、この空転速度に達したスカッフローラ11d,11eが、連続記録紙1と接触したときに、連続記録紙1には、ピンチ圧力がかかる。そして、大きい回転速度を有するスカッフローラ11d,11eが紙面に接触すると、印字乱れが生ずる。この図3の横軸は、スカッフローラ11d,11eの空転時間(ms)を示し、また、縦軸は、印字乱れ量を表し(無名数)、にじみ許容量を表す境界線が示されている。この縦軸の境界線は、連続記録紙1に印刷された240μmの線分が290μmの線分になるという条件を表す線である。
【0035】
そして、この図3には、実験により得られた3通りのピンチ圧力について、ピンチ圧力特性についての曲線50a,50b,50cが示されている。この曲線50aは、厚紙を印刷する際に設定されるピンチ圧力でスカッフローラ11d,11eを空転させた場合であり、起動時間差が約500ms以内の場合は、にじみ許容量以内であるが、それよりも起動時間差が長くなると、スカッフローラ11d,11eによる連続記録紙1上にかかるピンチ圧力が大きくなって、トナーが剥離して、にじむ量が大きくなり、印字乱れが発生する。同様に、曲線50bは、普通紙を印刷する際に設定されるピンチ圧力でスカッフローラ11d,11eを空転させた場合であり、約1200ms以内なら、にじみ許容内である。さらに、曲線50cは、極薄紙を印刷する際に設定されるピンチ圧力でスカッフローラ11d,11eを空転させた場合であり、約2100ms以内なら、にじみ許容内である。
【0036】
従って、これらの実験値により、最も小さい空転時間を必要とする厚紙に、印刷の条件を適合させるようにしており、3種類の紙質について、空転時間は、約500ms以下として印刷させている。
なお、印刷中の連続記録紙1の弛みを防止するために、スカッフローラ11d,11eの速度は、トラクタユニット16の搬送速度に対して、約5%から約30%だけ高い速度で搬送するようにしている。また、この図3に示すピンチ圧力の特性は、後述する第2実施形態においても、同様である。
(ii)について
連続記録紙1の裏面に印刷して正転方向へ搬送中に、その搬送を停止させるときは、連続記録紙1の弛み量を巻き取ってからにする。すなわち、正転方向に搬送中に弛みが生じたまま、搬送を停止する場合は、印刷再開時に印字乱れが発生するので、それを防止するのである。
(iii)について
次の印刷が開始されたときのために、連続記録紙1の位置合わせを正確に行なうために、連続記録紙1をバック搬送させる。そして、このバック搬送を行なっているときも、弛みが生じたままバック搬送を停止すると、やはり、印刷再開時に印字乱れが発生するので、バック搬送停止の直前に、その弛みを巻き取るようにしている。
【0037】
また、連続記録紙1に弛みを生じたまま、バック搬送を行なう場合は、例えば、連続記録紙1の弛みが他の部品に引っ掛からないようにして行なわれなければならない。図4は、本発明の第1実施形態に係る弛み量の限界値を説明するための図である。この図4に示すフラッシュ定着器11cの下面は、ガラス面11jになっている。そして、フラッシュ定着器11cと、トラクタモータ16b及びスカッフローラ11dとの間には、連続記録紙1と連続記録紙1′とが表示されている。さらに、トラクタモータ16bとスカッフローラ11dとの距離は、約500mm〜約1000mm程度であり、この間にフラッシュ定着器11cがある。なお、トラクタモータ16bは、説明の便宜上円形で表示してある。
【0038】
ここで、連続記録紙1は、トラクタモータ16bとスカッフローラ11dとの間で、所定の張力が得られた状態のものである。一方、連続記録紙1′は、トラクタモータ16bとスカッフローラ11dとの間で、弛んだ状態のものであって、その弛み量が限界の場合を示す想像線によって表されている。そして、ガラス面11jに連続記録紙1′が接触する時が限界であり、この時の連続記録紙1′の用紙パス長は、印刷搬送中に所定の張力をもって張られたときの連続記録紙1の用紙パス長に比べて+5mm〜+10mm程度長い。ここで、用紙パス長とは、トラクタモータ16bとスカッフローラ11dとの間に連続記録紙1′が描く円弧に相当する距離を意味する。
【0039】
また、上記の弛みを解消するのに必要な時間Tは、次の式(1)のように計算されて、T=140msが得られる。
T=LBUF /(VT ×0.05)=140ms …(1)
ここで、LBUF は用紙の弛み量であり、VT はトラクタユニット16(トラクタモータ16b)の搬送速度であり、具体的には、このVT は20000LPM(1400mm/s)である。なお、LPMとは、line per minute の略であり、1インチ当たり6行印刷する速度を表す。そして、0.05はトラクタユニット16の速度とスカッフローラ11d,11eの速度との速度差が約5%であることを表す。
【0040】
従って、この140msという値は、印字乱れが発生する限界の空転時間500msよりも小さいので、印字乱れを生ずることなく、連続記録紙1′をバック搬送する時に、連続記録紙1′が弛んだ状態で搬送可能となる。換言すれば、予めスカッフローラ11d,11eをトラクタユニット16の起動に対して140ms〜500msに設定することで、連続記録紙1′が、このガラス面11jに接触しないで、弛んだ状態でも、正転搬送あるいはバック搬送が可能となるのである。
【0041】
また、この両面印刷装置8の両面印刷方法は、次のようになる。すなわち、まず、図1に示す表面印刷手段9aにおいて、印刷すべきデータが連続記録紙1の表面に印刷されて正転方向に搬送され、用紙反転手段(ターンバー9b,搬送中継手段9c)にて、連続記録紙1の表面と裏面とが反転されて正転方向に搬送される(用紙入力ステップ)。続けて、裏面に印刷像を定着させた連続記録紙1が巻き取られるべく正転方向に連続記録紙1が一定の加速度で搬送される(スカッフ搬送ステップ)。
【0042】
次に、このスカッフ搬送ステップが開始されてから所定の時間後に連続記録紙1の裏面に印刷像が形成されて、この連続記録紙1が一定の加速度で正転方向に搬送される(主搬送ステップ)。そして、主搬送ステップで搬送している連続記録紙1を停止させる前に連続記録紙1の弛み量が検出される(検出ステップ)。さらに、正転方向への搬送を停止するときは主搬送を停止させた後検出ステップにて検出された弛み量を無くしてからスカッフ搬送を停止させるとともに、正転方向とは逆方向への搬送を停止するときはスカッフ搬送を停止させた後検出ステップにて検出された弛み量を無くしてから主搬送が停止される(用紙張力保持ステップ)。
【0043】
これにより、スカッフローラ11d,11eがトラクタユニット16よりも、先に停止するので、その時間差に相当する分が、連続記録紙1に弛みとして発生するので、連続記録紙1の搬送停止時のスカッフローラ11d,11eと連続記録紙1とのこすれが無くなり、印字乱れを防止できるようになる。
次に、この状態で、トラクタユニット16とスカッフローラ11d,11eとを同時か、あるいは、わずかにスカッフローラ11d,11eを先にバック搬送を開始させる。これにより、連続記録紙1が弛んだ状態で、バック搬送されるので、やはり、こすれを防止できるようになる。
【0044】
また、次の印刷起動を開始するときには、スカッフローラ11d,11eを時間的に先に起動するので、弛みが解消され(弛みが無くなり)、印字乱れのない印刷が可能となる。
そして、このような構成によって、2種類のスカッフローラ11d,11eとトラクタユニット16との起動時間に差をもたせて、印字乱れを生じさせないで、連続記録紙1の両面が印刷されて搬送が行なわれる。
【0045】
図5(a)は、本発明の第1実施形態に係るトラクタモータ16bの速度制御方法の説明図であり、図5(b)は、本発明の第1実施形態に係るスカッフモータ11d′の速度制御方法の説明図である。これらの図5(a),(b)には、それぞれ、トラクタモータ16bの速度変化曲線20aと、スカッフモータ11d′の速度変化曲線20bとが表示されている。そして、この図5(b)に示す▲1▼と付された区間において、スカッフモータ11d′が先に起動されてから、約140ms〜約500ms後に、トラクタモータ16bが起動される。そして、トラクタモータ16bが速度V1 の一定の速度で動作し、スカッフモータ11d′が速度1.05V1 の一定の速度で動作する。なお、V1 は正の数を表す。
【0046】
さらに、この図5(b)に示す▲2▼と付された区間において、先に、スカッフモータ11d′がトラクタモータ16bよりも先に停止し、連続記録紙1に弛みが発生する。そして、トラクタモータ16bとスカッフモータ11d′との両方ともが、停止状態となる。さらに、▲3▼と付した時刻に、同時に起動するか、あるいは、わずかにスカッフモータ11d′を先に起動させて、連続記録紙1のバック搬送が一定の加速度で開始される。
【0047】
このように、▲1▼において、起動時間差が約140ms〜約500msあるので、印字こすれが無くなり、また、連続記録紙1が所定の張力を得る状態になるので、印字乱れが発生しない。なお、▲1▼から▲2▼の区間においては、スカッフローラ11d,11eを先に起動させておけば、トラクタユニット16の速度よりも小さい速度で搬送することができる。
【0048】
また、このように、▲2▼において、連続記録紙1に弛みを発生させた後に、▲3▼において、両方を同時か、あるいは、わずかにスカッフモータ11d′を先に起動させるので、連続記録紙1は、弛んだ状態のまま、バック搬送されるので、こすれを防止できる。
このようにして、片面印刷装置を2台連結してスカッフ速度と主搬送速度とが速度差がある状態で両面印刷を行なって、連続記録紙1の印刷された面が、スカッフローラ11dと接触しても印字乱れが生じないので、良質の印刷像を得ることができる。
【0049】
(B)本発明の第2実施形態の説明
印刷開始時に、連続記録紙1が所定の張力を得る状態にしておくには、連続記録紙1に弛みがあるままバック搬送を行ない、バック搬送を停止させた後に、その弛んだ量を消化させるようにもできる。
図6は、本発明の第2実施形態に係る裏面印刷手段21の模式図である。この図6に示す裏面印刷手段21は、搬送中継手段9c(図1参照)の正転方向側に設けられ連続記録紙1の裏面に印刷して正転方向に搬送するものであって、感光ドラム11aと、トラクタユニット16と、フラッシュ定着器11cと、スカッフローラ11d,11eと、ピンチローラ11f,11gと、用紙折り畳み手段11iと、張力制御手段12′とをそなえて構成されている。
【0050】
なお、第2実施形態においても、両面印刷装置8は、第1実施形態において使用したものと同一構成である。
ここで、トラクタユニット(主搬送手段)16は、連続記録紙1の裏面に印刷像を形成して正転方向に搬送するものであり、連続記録紙1を搬送するトラクタベルト16a,16cと、これらのトラクタベルト16a,16cを駆動させるトラクタモータ16bとをそなえて構成されている。そして、フラッシュ定着器(定着手段)11cは、トラクタユニット16の正転方向側に設けられ連続記録紙1に形成された印刷像を定着させるものであり、スカッフローラ11d,11eは、それぞれ、フラッシュ定着器11cの正転方向側に設けられ連続記録紙1を正転方向に搬送するものである。
【0051】
また、張力制御手段12′は、スカッフローラ11d,11eをトラクタユニット16よりも先に停止させて連続記録紙1に所定の弛み量を生成させるとともに、スカッフローラ11d,11eとトラクタユニット16とを同時タイミングで起動させて連続記録紙1を正転方向とは逆の方向に所定の距離だけ搬送させて上記の生成させた弛み量を無くすものであって、具体的には、モータ制御回路により、その機能が実現される。
【0052】
図7は、本発明の第2実施形態に係る張力制御手段12′の構成図である。この図7に示す張力制御手段12′は、モータ制御回路として機能するものであって、定加速度制御手段12aのほかに、送り量管理制御手段13,弛み量検出手段14,センサ検出回路15a,MPU15b,スカッフモータ回路15cをそなえて構成されている。また、この張力制御手段12′の出力側には、スカッフローラ11d,11eを駆動するスカッフモータ11d′が設けられている。この定加速度制御手段12aは、上述したものと同一のものなので、更なる説明を省略する。なお、送り量管理制御手段13については、後述する。
【0053】
そして、弛み量検出手段14は、上記の所定の距離を、主搬送手段とスカッフ搬送手段との間にある連続媒体の弛み量を検出することにより得るものであって、レーザ検出センサからなり、連続記録紙1の弛み量をレーザにより計測し、所定の弛み量を検出した場合は、センサON信号が弛み量情報として出力される。なお、この弛み量検出手段14は、後述するようにマイクロスイッチフォトセンサを用いても実現させることができる。
【0054】
また、センサ検出回路15aは、弛み量検出手段14からの弛み量情報を入力されるものであり、弛み量検出手段14からの弛み量情報に基づき連続記録紙1に生じた弛みを解消すべく、所定の距離に関する情報を出力するようになっている。ここで、所定の距離とは、連続記録紙1を巻き取るべき距離を意味する。
さらに、MPU15bは、このセンサ検出回路15aからの検出信号を処理して外部に通知するものであり、スカッフモータ回路15cは、MPU15bから出力される信号に基づきスカッフモータ11d′に対して、その起動・停止を制御する制御信号を送出するものである。
【0055】
これにより、弛み量検出手段14において、弛み量情報が検出され、この弛み量情報は、センサ検出回路15aに入力され、そして、MPU15bにおいて、このセンサ検出回路15aからの検出信号により、処理がなされてから通知され、スカッフモータ回路15cにおいて、MPU15bから出力される信号に基づきスカッフモータ11d′に対してモータの起動・停止を制御する制御信号が送出される。また、これにより、バック搬送時に、連続記録紙1に弛みがあっても、その大きさを検出でき、フラッシュ定着器11cに接触することを防止できる。
【0056】
図8は、本発明の第2実施形態に係る定加速度制御手段を説明するための図である。この図8に示すように、フラッシュ定着器11cの下に、連続記録紙1が装着されており、スカッフローラ11d内のスカッフモータ11d′は、張力制御手段12′内の送り量管理制御手段13により、制御されている。なお、この図8に示す張力制御手段12′内のその他のものの表示は省略している。
【0057】
この送り量管理制御手段13は、所定の距離を、スカッフローラ11d,11eから出力される搬送量情報により得るものであって、具体的には、送り量管理制御手段13は、連続記録紙1を巻き取るべき所定の距離をスカッフモータ11d′のエンコーダ出力から得ている。また、送り量管理制御手段13は、スカッフモータ11d′のエンコーダ出力を利用して送り量を管理することにより、その機能が実現される。そして、張力制御手段12′がトラクタユニット16内のトラクタモータ16bとスカッフモータ11d′との送り量の差を予め規定して、その規定量と同じ量だけ、スカッフモータ11d′を規定量だけ回転させるのである。
【0058】
このように、張力制御手段12′は、送り量管理制御手段13,弛み量検出手段14の2種類の方法を用いることにより、連続記録紙1の弛み量を管理し、巻き取る量を制御できるのである。
これにより、図1に示すように、表面印刷手段9aにおいて、連続記録紙1の表面が印刷され連続記録紙1は正転方向に搬送され、そして、用紙反転手段(ターンバー9b,搬送中継手段9c)において、連続記録紙1の表面と裏面とが反転して正転方向に搬送され、裏面印刷手段11において、連続記録紙1の裏面に印刷して正転方向に搬送される。
【0059】
また、裏面印刷手段11は、トラクタユニット16とスカッフローラ11d,11eとの間の連続記録紙1の弛み量を検出する送り量管理制御手段14をそなえ、張力制御手段12′が、連続記録紙1の搬送を停止させる前に弛み量検出手段14にて検出された弛み量を無くすようになっている。
また、この裏面印刷手段11の両面印刷方法は、次のようになる。すなわち、まず、印刷すべきデータが連続記録紙1の表面に印刷されて正転方向に搬送され、連続記録紙1の表面と裏面とが反転されて正転方向に搬送される(用紙入力ステップ)。そして、連続記録紙1の裏面に印刷像が形成されて正転方向に連続記録紙1が一定の加速度で搬送されて(スカッフ搬送ステップ)、スカッフ搬送が開始され、このスカッフ搬送ステップと同時に裏面に印刷像が定着された連続記録紙1が正転方向へ一定の加速度で搬送される(主搬送ステップ)。
【0060】
ここで、スカッフローラ11d,11eは、一定の加速度で回転するようになっており、起動時間に差を保持させるようになっている。
続けて、スカッフ搬送が停止した後に連続記録紙1の主搬送が停止されて連続記録紙1に弛み量が発生し(弛み発生ステップ)、連続記録紙1が正転方向とは逆方向にスカッフ搬送されると同時に連続記録紙1が正転方向とは逆方向に主搬送される(逆搬送ステップ)。
【0061】
このような構成によって、定加速度制御により、印字乱れを生じさせないで、連続記録紙1の両面に印刷して搬送するとともに、バック搬送を弛みを保持させたまま行ない、バック搬送を停止させた後に、その弛み量を解消させて、印刷開始時のこすれを防止する。
図9(a)は、本発明の第2実施形態に係るトラクタモータ16bの定加速度制御方法の説明図であり、図9(b)は、本発明の第2実施形態に係るスカッフモータ11d′の定加速度制御方法の説明図である。これらの図9(a),(b)には、それぞれ、トラクタモータ16bの速度変化曲線40aと、スカッフモータ11d′の速度変化曲線40bとが表示されている。そして、この図9(b)に示す▲1▼と付された区間において、スカッフモータ11d′の起動と同時にトラクタモータ16bが起動されてから、トラクタモータ16bが速度V1 の一定の速度で動作し、また、スカッフモータ11d′が速度1.05V1 の一定の速度で動作する。なお、このV1 は、正の数である。
【0062】
さらに、この図9(b)に示す▲2▼と付された区間において、スカッフモータ11d′がトラクタモータ16bよりも先に減速して停止することによって、連続記録紙1に弛みが発生する。そして、トラクタモータ16bとスカッフモータ11d′との両方ともに、停止状態となる。
また、▲3▼と付した時刻に、トラクタモータ16bとスカッフモータ11d′との両方が同時にか、あるいは、わずかにスカッフモータ11d′を先に起動させて、連続記録紙1のバック搬送が開始される。
【0063】
そして、▲4▼と付した区間において、次の印刷開始のために、スカッフモータ11d′が弛み量だけ回転することによって、連続記録紙1の弛みが解消されるのである。
このように、▲1▼において、連続記録紙1に弛みのない状態で、トラクタモータ16bとスカッフモータ11d′とが同時に起動するので、印字こすれが無くなり、また、連続記録紙1が所定の張力が得られるので、印字乱れを生じない。そして、印刷の起動直後から安定した搬送を実現できる。
【0064】
また、このように、▲2▼において、先にスカッフモータ11d′を減速させるので、連続記録紙1には、弛みが発生し、▲3▼において、連続記録紙1が弛んだ状態のままバック搬送されるので、スカッフローラ11と連続記録紙1との間に滑りが生じないため、連続記録紙1のこすれを防止できる。さらに、▲4▼において、弛みが回転により除去されるので、次の印刷を開始する時に印字乱れが生じない。
【0065】
このようにして、スカッフローラ11dをトラクタユニット16より先に停止させて弛みを作っておき、かつ、スカッフローラ11dとトラクタユニット16とが同時にバック搬送するので、印字乱れが発生しない。
また、このようにして、片面の印刷装置を2台連結して両面印刷を行なう場合に、スカッフ搬送速度と主搬送速度とが速度差があって印刷された面がスカッフローラ11dと接触しても、印字乱れが発生せずに、良質の印刷像を得ることができる。
【0066】
(C)その他
上記の第2実施形態において、弛み量検出手段14は、マイクロスイッチフォトセンサを用いても実現できる。
図10は、本発明の一実施形態に係るマイクロスイッチフォトセンサを用いた弛み量検出手段30の構成図である。この図10に示す弛み量検出手段30は、フロート30aと、レバー30bと、マイクロスイッチフォトセンサ30cと、引張バネ30dとをそなえて構成されている。また、連続記録紙1は、印刷中の用紙パスを示し、連続記録紙1′は、弛んだ状態の用紙パスを示す想像線である。
【0067】
そして、連続記録紙1′の示す用紙パスのように弛んだ状態では、フロート30aが引張バネ30dによりこの図10の上方に持ち上げられて、そして、支点Aを中心に、レバー30bが回転し、レバー30bがマイクロスイッチフォトセンサ30cと接触して、弛みが検知されるのである。
さらに、スカッフモータ11d′について、図11を用いて説明する。図11は、本発明の一実施形態に係るスカッフモータ11d′の速度の特性図である。この図11に示すように、スカッフモータ11d′の立ち上がりは、速度変動があり、連続記録紙1の送りが不安定になる。例えば、スカッフローラ11dの速度をトラクタユニット16の速度よりも約5%上昇させて行なうと、立ち上がり時のある瞬間に、スカッフローラ11dが約10%以上遅い場合もあるので、トラクタユニット16の搬送速度よりも遅くなることがあり、弛みが発生して動作が不安定となる。
【0068】
従って、スカッフモータ11d′をトラクタモータ16bよりも先に立ち上げることによって、モータ立ち上がり時の変動を吸収し、安定な速度制御が可能となる。
また、本発明は上述した第1実施態様及び第2実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
【0069】
例えば、上記の説明で、連続記録紙1の表面と裏面との定義は、便宜上のものであって、連続記録紙1のどちら側を表面か裏面かにするかは、選択できる。
また、図3において、空転時間は、起動時間差に相当する。
【0070】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の両面印刷装置によれば、裏面印刷手段が、連続媒体の裏面に印刷像を形成して印刷搬送方向およびこの印刷搬送方向とは逆方向に搬送可能な主搬送手段と、主搬送手段の印刷搬送方向側に設けられ連続媒体に形成された印刷像を定着させる定着手段と、定着手段の印刷搬送方向側に設けられ連続媒体を印刷搬送方向およびこの印刷搬送方向とは逆方向に搬送可能なスカッフ搬送手段と、主搬送手段の搬送速度とスカッフ搬送手段の搬送速度とを、それぞれ一定の加速度で制御しうる定加速度制御手段と、連続媒体が所定の張力を有するように、主搬送手段及びスカッフ搬送手段を制御しうる張力制御手段とをそなえ、印刷停止時において、主搬送手段とスカッフ搬送手段とにより連続媒体を印刷搬送方向とは逆の方向にバック搬送することにより連続媒体の位置合わせを行なう位置合わせ手段とをそなえ、印刷停止時において、張力制御手段が、スカッフ搬送手段を搬送手段よりも先に停止させて連続媒体に所定の弛み量を生成させるとともに、位置合わせ手段が、弛み量が生成された状態で、主搬送手段とスカッフ搬送手段とを同一加速度であり且つ同一速度で、連続媒体をバック搬送するように構成されているので、印字こすれが無くなり、また、連続記録紙が所定の張力を得る状態になるので、印字乱れが発生しない利点がある。
【0071】
また、その張力制御手段が、スカッフ搬送手段を起動させてから所定の時間後に主搬送手段を起動させるように構成されたり、さらに、その張力制御手段は、バック搬送の停止時に、スカッフ搬送手段を主搬送手段よりも先に停止させることにより、上記の生成させた弛み量を無くすように構成されてもよく、又、スカッフ搬送手段が、このスカッフ搬送手段にそなえられたスカッフモータの回転数及び回転速度を搬送量情報として外部に出力可能に構成され、弛み量を無くすために連続媒体を搬送すべき所定の距離を、スカッフ搬送手段から出力される搬送量情報により得る送り量管理制御手段をそなえて構成されたり、弛み量を無くすために連続媒体を搬送すべき所定の距離を、主搬送手段とスカッフ搬送手段との間にある連続媒体の弛み量を検出することにより得る弛み量検出手段をそなえて構成されてもよく、このようにすれば、連続媒体は、弛んだ状態のまま、バック搬送されるので、こすれを防止できる利点がある。
【0072】
また、本発明の関連技術は、裏面に印刷像を定着させた連続媒体を印刷搬送方向に一定の加速度で連続媒体を搬送しうるスカッフ搬送ステップと、スカッフ搬送ステップが開始されてから所定の時間後に連続媒体の裏面に印刷像を形成する印刷像形成ステップと、印刷像形成ステップにおいて印刷像が形成された連続媒体を一定の加速度で印刷搬送方向に搬送する主搬送ステップと、印刷停止時において、張力制御手段が、スカッフ搬送手段を搬送手段よりも先に停止させて連続媒体に所定の弛み量を生成させる弛み量生成ステップと、弛み量生成ステップにおいて弛み量が生成された状態で、主搬送手段とスカッフ搬送手段とを同一加速度であり且つ同一速度で、主搬送手段とスカッフ搬送手段とにより連続媒体を印刷搬送方向とは逆の方向にバック搬送することにより連続媒体の位置合わせを行なう位置合わせステップと、連続媒体の弛み量を検出する検出ステップと、印刷搬送方向への搬送を停止するときは主搬送を停止させた後検出ステップにて検出された弛み量を無くしてからスカッフ搬送を停止させるとともに、印刷搬送方向とは逆方向への搬送を停止するときはスカッフ搬送を停止させた後検出ステップにて検出された弛み量を無くしてから主搬送を停止させる用紙張力保持ステップとをそなえて構成されているので、プリンタ装置を2台連結してスカッフ搬送速度と主搬送速度とが速度差がある状態で両面印刷を行なって印刷された面が、スカッフローラと接触しても印字乱れを発生させずに、良質の印刷像を得ることができる利点がある。
【0073】
さらに、本発明の関連技術は、連続媒体の裏面に印刷像を形成する印刷像形成ステップと、印刷像形成ステップにおいて印刷像が形成された連続媒体を印刷搬送方向に一定の加速度で搬送するスカッフ搬送を開始するスカッフ搬送ステップと、印刷像形成ステップにおいて前記連続媒体の裏面に形成された印刷像を定着させる定着ステップと、スカッフ搬送ステップと同時に裏面に印刷像を定着させた連続媒体を印刷搬送方向へ一定の加速度で搬送する主搬送ステップと、スカッフ搬送を停止させた後に連続媒体の搬送を停止させて連続媒体に弛み量を発生させる弛み発生ステップと、連続媒体を印刷搬送方向とは逆方向にスカッフ搬送すると同時タイミングで連続媒体を印刷搬送方向とは逆方向に搬送する逆搬送ステップとをそなえて構成されているので、印刷起動直後から安定して搬送することが実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用される両面印刷装置の構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る裏面印刷手段の模式図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るピンチ圧力を説明するための図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る弛み量の限界値を説明するための図である。
【図5】(a)は本発明の第1実施形態に係るトラクタモータの速度制御方法の説明図であり、(b)は本発明の第1実施形態に係るスカッフモータの速度制御方法の説明図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る裏面印刷手段の模式図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る張力制御手段の構成図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る定加速度制御手段を説明するための図である。
【図9】(a)は本発明の第2実施形態に係るトラクタモータの定加速度制御方法の説明図であり、(b)は本発明の第2実施形態に係るスカッフモータの定加速度制御方法の説明図である。
【図10】本発明の一実施形態に係るマイクロスイッチフォトセンサを用いた弛み量検出手段の構成図である。
【図11】本発明の一実施形態に係るスカッフモータの速度の特性図である。
【図12】両面印刷装置の構成図である。
【図13】プリンタの模式図である。
【図14】(a)は印刷開始時のトラクタモータの速度変化図であり、(b)は印刷開始時のスカッフモータの速度変化図である。
【図15】(a)は印刷停止時のトラクタモータの速度変化図であり、(b)は印刷停止時のスカッフモータの速度変化図である。
【符号の説明】
1,1′ 連続記録紙
8 両面印刷装置
9a 表面印刷手段
9b ターンバー
9c 搬送中継手段
9d,11i 用紙折り畳み手段
11,21 裏面印刷手段
11a 感光ドラム
11c フラッシュ定着器
11d,11e スカッフローラ
11f,11g ピンチローラ
11j ガラス面
11d′ スカッフモータ
12,12′ 張力制御手段
12a 定加速度制御手段
13 送り量管理制御手段
14,30 弛み量検出手段
15a センサ検出回路
15b MPU
15c スカッフモータ回路
16 トラクタユニット
16a,16c トラクタベルト
16b トラクタモータ
20a,20b,40a,40b 速度変化曲線
30a フロート
30b レバー
30c マイクロスイッチフォトセンサ
30d 引張バネ
50a,50b,50c ピンチ圧力特性曲線

Claims (2)

  1. 連続媒体の表面に印刷して該連続媒体を印刷搬送方向に搬送する表面印刷手段と、該表面印刷手段の該印刷搬送方向側に設けられ該連続媒体の表面と裏面とを反転させて該印刷搬送方向に搬送する用紙反転手段と、該用紙反転手段の該印刷搬送方向側に設けられ該連続媒体の裏面に印刷して該印刷搬送方向に搬送する裏面印刷手段とをそなえてなる両面印刷装置であって、
    該裏面印刷手段が、
    該連続媒体の裏面に印刷像を形成して該印刷搬送方向および当該印刷搬送方向とは逆方向に搬送可能な主搬送手段と、
    該主搬送手段の該印刷搬送方向側に設けられ該連続媒体に形成された該印刷像を定着させる定着手段と、
    該定着手段の該印刷搬送方向側に設けられ、該連続媒体を該印刷搬送方向および当該印刷搬送方向とは逆方向に搬送可能なスカッフ搬送手段と、
    該主搬送手段の搬送速度と該スカッフ搬送手段の搬送速度とを、それぞれ一定の加速度で制御しうる定加速度制御手段と、
    該連続媒体が所定の張力を有するように、該主搬送手段及び該スカッフ搬送手段を制御しうる張力制御手段と、
    印刷停止時において、該主搬送手段と該スカッフ搬送手段とにより該連続媒体を該印刷搬送方向とは逆の方向にバック搬送することにより該連続媒体の位置合わせを行なう位置合わせ手段とをそなえ、
    印刷停止時において、
    該張力制御手段が、該スカッフ搬送手段を該搬送手段よりも先に停止させて該連続媒体に所定の弛み量を生成させるとともに、該位置合わせ手段が、当該弛み量が生成された状態で、該主搬送手段と該スカッフ搬送手段とを同一加速度であり且つ同一速度で、該連続媒体を該バック搬送することを特徴とする、両面印刷装置。
  2. 該張力制御手段が、
    該スカッフ搬送手段を起動させてから所定の時間後に該主搬送手段を起動させるように構成されたことを特徴とする、請求項1記載の両面印刷装置。
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