JP3975377B2 - 自動車用空気調和装置のエアコンユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は自動車用空気調和装置のエアコンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は従来の自動車用空気調和装置のエアコンユニットを示す図である。
【0003】
エアコンユニットのエアコンユニットケース404内には、上流側から下流側へ順に、エバポレータ401、エアミックスドア403及びヒータコア402が配置されている。
【0004】
エアコンユニットケース404には、図示しないファンユニットからの空気をユニットケース404内に導入するための空気導入口(図示せず)と、ユニットケース404内の空気を車室へ吹き出すための吹出口406,407と、エバポレータ401を通過した空気を直接吹出口406,407へ案内する冷風通路411と、ヒータコア402を通過した空気を冷風通路411へ案内して冷風通路411の空気と合流させる温風通路414とが、それぞれ設けられている。
【0005】
エバポレータ401はエアコンユニットケース404の空気導入口に設けられ、ファンユニットからの空気を冷却するための熱交換器である。
【0006】
エアミックスドア3は、エバポレータ401を通過する空気とヒータコア402を通過する空気との割合を調整するためのドアである。
【0007】
ヒータコア402は、エバポレータ401からの空気を加熱するための熱交換器である。
【0008】
エアミックスドア403が図11の実線の位置にあるとき、エバポレータ401を通過した空気はヒータコア402を通過せず、冷風通路411を通って直接各吹出口406,407側へ進む。デフドア409及びベントドア410が図13の実線の位置にあるとき、吹出口406から冷風が吹き出される。
【0009】
これに対し、エアミックスドア403が図11の2点鎖線の位置にあるとき、冷風通路411が閉鎖されるので、エバポレータ402を通過した空気はヒータコア402へ送られる。ヒータコア402を通過した空気は温風通路414を通って冷風通路411の下流へ送られ、吹出口406側へ進む。空気はヒータコア402を通過するときに温められ、吹出口406から温風が吹き出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、エアミックスドア403は最大暖房位置(図11の2点鎖線の位置)と最大冷房位置(図11の実線の位置)との間を回転移動するので、エバポレータ402とヒータコア401との間にエアミックスドア403が回転できるだけの十分なスペースが必要であり、エアコンユニットの車両上下方向の寸法が大きくなるという問題があった。
【0011】
また、エアミックスドア403が最大暖房位置と最大冷房位置との中間位置から最大暖房位置側又は最大冷房位置側へずれた位置にあるとき、エアミックスドア403の片側では空気がスムースに流れるが、エアミックスドア403の反対側(通路面積が小さい側)では空気の流れが乱れ、温度調整が困難になり、十分な風量が得られないという問題があった。
【0012】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はエアコンユニットケースを小さくすることができるとともに、適切な温度調整ができ、十分な風量が得られるエアコンユニットを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この請求項1の発明に係る自動車用空気調和装置のエアコンユニットは、冷却用熱交換器と、この冷却用熱交換器を通過した空気を加熱するための加熱用熱交換器と、この加熱用熱交換器を収容するエアコンユニットケースと、このエアコンユニットケース内に形成され、前記冷却用熱交換器を通過した空気を前記エアコンユニットケースの吹出口へ送る冷風通路と、前記エアコンユニットケース内に設けられ、前記冷風通路を通る空気と前記加熱用熱交換器を通る空気との割合を調整するエアミックスドアとを備えた自動車用空気調和装置のエアコンユニットにおいて、前記エアミックスドアは、L字形に折り曲げられたL字形のドア部材と平板状のドア部材とが、折り曲げ自在に接続されると共に、前記平板状のドア部材が前記加熱用熱交換器の上流側に設けられ、且つ前記加熱用熱交換器の正面と平行に形成のガイド溝に摺動可能に係合し、また、前記L字形のドア部材が、その反平板状のドア部材側にシャフトが設けられ、このシャフトが前記加熱用熱交換器の冷風通路側端部で前記ガイド溝より下流に取付られており、前記エアミックスドアが前記加熱要熱交換器の上流側を全閉時に前記冷房通路が全開し、それから、前記加熱用熱交換器の上流側を徐々に開放するように折り畳まれると、前記冷風通路が徐々に閉じられ、前記加熱用熱交換器が完全に開かれると、前記冷風通路が全閉されることを特徴とする。
【0014】
前述のようにエアミックスドアは2つに折りたたみ可能であるので、エアミックスドアを折り曲げたり展開したりすることによって加熱用熱交換器の開口面積を調節することができ、エアミックスドアの動作スペース(特に加熱用熱交換器と冷却用熱交換器との距離)を小さくできる。
【0015】
また、冷風と温風とを混合させる温度調節モード時、冷却用熱交換器からの空気の流れは折れ曲がったエアミックスドアによって2つに分割され、一部の空気は冷風通路へ、残りの空気は加熱用熱交換器へそれぞれ案内されるので、空気の流れが乱れない。
【0016】
エアミックスドアの一端部が回転するとエアミックスドアの他端部がガイド溝に沿って摺動し、エアミックスドアが2つに折れ曲がったり展開したりして加熱用熱交換器の開口面積が調節される。
【0017】
温度調節モード時における冷風と温風との混合性が向上し、例えばベント吹出口から吹き出される空気の温度とフット吹出口から吹き出される空気の温度との差を適宜調節することができる。
【0018】
請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の発明の自動車用空気調和装置のエアコンユニットにおいて、前記エアミックスドアは、L字形のドア部材と、平板状のドア部材と、これら両者を連結するヒンジとからなることを特徴とする。また、請求項3記載の発明は、前記請求項2記載の発明の自動車用空気調和装置のエアコンユニットにおいて、前記エアミックスドアには、両ドア部材を連結する前記ヒンジを覆うカバーを備えたことを特徴とする。これにより、冷風が加熱用熱交換器側へ漏れない。
【0019】
さらに、請求項4記載の発明は、前記請求項1,2又は3記載の発明の自動車用空気調和装置のエアコンユニットにおいて、前記冷風通路側の、前記エアミックスドアのL字形のドア部材とエアコンユニットケースとの少なくとも一方に冷風エアガイドを設けたことを特徴とする。これにより、温度調節モード時における冷風と温風との混合性が向上し、バイレベルモード時にベント吹出口7から吹き出される空気の温度とフット吹出口(図示せず)から吹き出される空気の温度との差を前記凸部により適宜調節し、理想的な「頭寒足熱」の状態を実現できる。また、最大暖房への移行に際し、吹出口からの空気の温度上昇の応答性が向上した。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1はこの発明の第1実施形態に係る自動車用空気調和装置のエアコンユニットの内部構造を示す図である。
【0022】
このエアコンユニットは、図示しない送風ファンからの空気を冷却するためのエバポレータ(冷却用熱交換器)1と、エバポレータ1を通過した空気を加熱するためのヒータコア(加熱用熱交換器)2と、エバポレータ1を通る空気とヒータコア2を通る空気との割合を調整するエアミックスドア3と、エバポレータ1、ヒータコア2及びエアミックスドア3を収容するエアコンユニットケース4とを備えている。
【0023】
エアコンユニットケース4には、図示しないファンユニットからの空気を導入するための空気導入口5が設けられているとともに、デフ吹出口6、ベント吹出口7及びフット吹出用ダクト接続口8が設けられている。デフ吹出口6、ベント吹出口7はデフドア9、ベントドア10によって開閉される。フット吹出用ダクト接続口8には図示しないフット吹出用ダクトが接続される。
【0024】
エアコンユニットケース4内には、ヒータコア2を通過した空気を直接、デフ吹出口6、ベント吹出口7及びフット吹出用ダクト接続口8へ送るための冷風通路11が形成されている。エアコンユニットケース4内のヒータコア2の下流には、ヒータコア2を通過した空気を冷風通路11の下流へ案内して冷風通路11の空気と合流させる温風通路14が設けられている。
【0025】
図2はエアミックスドア3を示す斜視図、図3はエアミックスドアを示し、図3(a)はエアミックスドアの展開状態を示す図、図3(b)はエアミックスドアの折曲げ状態を示す図である。
【0026】
エアミックスドア3は、L字形のドア部材15と、平板状のドア部材16と、両ドア部材15,16を連結するヒンジ17とで構成されている。ドア部材15の端部には1つのシャフト18が固定され、ドア部材16の端部には一対のピン19aが固定されている。ドア部材16の前面にはエアミックスドア3が図3(a)のように展開したときにヒンジ17を覆うJ字形のカバー20が設けられている。ドア部材15の前面には最大暖房モード時に冷風通路11の入口を密閉するためのライニング21が貼着されている。
【0027】
エアコンユニットケース4には、エアミックスドア3のシャフト18の両端部を回転可能に挿入するための互いに対向する一対のシャフト挿入孔22と、ドア部材16の一対のピン19aを摺動可能に係合させるための互いに対向する一対のガイド溝23とが、設けられている。シャフト挿入孔22はヒータコア2の冷風通路側端部2bの付近に位置している。ガイド溝23はヒータコア2の上流に位置し、ヒータコア2の前面2aとほぼ平行である。
【0028】
図4は最大冷房モード時の状態を示す図、図5は温度調整モード時の状態を示す図、図6は最大暖房モード時の状態を示す図である。
【0029】
図示しないエアコンスイッチを最大冷房モードに設定すると、エアミックスドア3が図4に示す位置に移動する。
【0030】
ファンユニットケース4の空気導入口5から導入された空気はエバポレータ1を通過した後、冷風通路11を通って、デフ吹出口6、ベント吹出口7及びフット吹出用ダクト接続口8へと進む。空気はエバポレータ1を通過するときに冷やされる。
【0031】
デフ及びベントドア9,10が図4の実線の位置にあるとき、デフ及びベント吹出口6,7は閉じているので、空気はフット吹出用ダクト接続口8から図示しないフット吹出しダクトを通じて車室内へ吹き出される。
【0032】
エアコンスイッチを温度調整モードに設定すると、エアミックスドア3のドア部材15がシャフト18を中心にして回転する。ドア部材15とドア部材15とはヒンジ17で連結されているので、ドア部材15が回転するとドア部材16のピン19aがガイド溝23内を冷風通路11側へ摺動し、ガイド溝23のほぼ中間位置で止まる。このようにしてエアミックスドア3は2つに折れ曲がる。
【0033】
エバポレータ1からの空気の流れは2つに折れ曲まがったエアミックスドア3ドアによって分割され、一部の空気はドア部材15に案内されて冷風通路11へ送られ、残りの空気はドア部材16に案内されてヒータコア2へ送られる。 冷風通路11を通過した空気はデフ吹出口6側へ進む。エバポレータ1を通過した空気はヒータコア2を通過するときに温められ、ガイド通路14を通って冷風通路11側へ案内される。ガイド通路14によって案内された温かい空気は冷風通路11を通る冷たい空気と混合され、デフ吹出口6側へ進む。
【0034】
図示しないエアコンスイッチを最大暖房モードに設定すると、エアミックスドア3のドア部材15が回転し、ドア部材16のピン19aがガイド溝23内の冷風通路側端部へ摺動する。このときエアミックスドア3が最も大きく折れ曲がり、エアミックスドア3のドア部材15がガイド通路14の内壁面に接触し、冷風通路11が閉鎖される。ドア部材15の表面にはライニング21が貼着されているので、冷風通路11の入口は密閉される。エバポレータ1を通過した空気は全てヒータコア2へ送られ、ヒータコア2を通過した後、温風通路14を通ってデフ吹出口6側へ進む。
【0035】
この第1実施形態によれば、エアミックスドア3を折り曲げたり展開したりすることによってヒータコア2の開口面積を調節するようにしたので、従来例に較べエアミックスドア3の車両上下方向の動作スペースを小さくでき、ひいてはエアコンユニットの車両上下方向の寸法を小さくすることができる。
【0036】
また、冷風と温風とを混合させる温度調節モード時、エバポレータ1からの空気の流れは折れ曲がったエアミックスドア3ドアによって2つに分割され、一部の空気はドア部材15に案内されて冷風通路11へ送られ、残りの空気はドア部材16に案内されてヒータコア2へ送られるので、空気の流れが乱れず、適切な温度調整が可能になるとともに、十分な風量が得られる。
【0037】
更に、最大冷房時にカバー20がヒンジ17を覆うので、冷風がヒータコア2側へ漏れない。
【0038】
また、L字形のドア部材15を採用し、シャフト18をガイド溝23よりも冷風通路11の下流側へ配置することができるので、エアミックスドア4の車両上下方向の動作スペースを小さくすることができる。
【0039】
図7はこの発明の第1実施形態の変形例に係る自動車用空気調和装置のエアコンユニットのエアミックスドア103を示し、図7(a)はエアミックスドア103の展開状態を示す図、図7(b)はエアミックスドア103の折曲げ状態を示す図である。
【0040】
前述の第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。 この変形例では、図7(a)に示すように可撓性の1枚の板115のほぼ中間部分に1つの溝124を設け、図7(b)に示すようにその溝124で可撓性の板115(エアミックスドア103)を2つに折り曲げることができるようにした。
【0041】
この変形例によれば、ヒンジ17やカバー20が不要になるので、部品点数が減る。
【0042】
図8はこの発明の第1実施形態の変形例に係る自動車用空気調和装置のエアコンユニットのエアミックスドア203を示し、図8(a)はエアミックスドア203の展開状態を示す図、図8(b)はエアミックスドア203の折曲げ状態を示す図である。
【0043】
前述の第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0044】
前述の第1実施形態では、ドア部材16の前面にJ字形のカバー20を設け、エアミックスドア3が展開したときにヒンジ17を覆うようにした場合について述べたが、この変形例では、図8(a)に示すようにドア部材15からドア部材16へ弾性材料でできたカバー220を架け渡し、常時ヒンジ17を覆うようにした。
【0045】
エアミックスドア3が図8(a)に示すように展開したときにカバー220は撓み、エアミックスドア3が図8(b)に示すように折れ曲がったときカバー220は伸びる。
【0046】
この変形例によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0047】
図9はこの発明の第2実施形態に係る自動車用空気調和装置のエアコンユニットのエアミックスドアを示す図、図10はベント吹出口から吹き出される空気の温度とフット吹出口から吹き出される空気の温度との関係を示す曲線図である。
【0048】
前述の第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0049】
この第2実施形態では、ドア部材15の表面に、エバポレータ1を通過した冷風を案内するエアガイドとしてなだらかな山形の凸部325を設け、冷風通路311の下流に、冷風通路311の空気を温風通路314を通過した空気へ向けてぶつけるエアガイドとしての凸部326を設けた。
【0050】
この第2実施形態によれば、温度調節モード時における冷風と温風との混合性が向上し、バイレベルモード時にベント吹出口7から吹き出される空気の温度とフット吹出口(図示せず)から吹き出される空気の温度との差を前記凸部により適宜調節し、理想的な「頭寒足熱」の状態を実現できる。また、最大暖房への移行に際し、吹出口からの空気の温度上昇の応答性が向上した。
【0051】
また、凸部325をなだらかな山形にしたので、大きな通気抵抗にならず、風量ほとんど低下しない。
【0052】
なお、前述の各実施形態ではガイド溝23をヒータコア2の正面に平行でしかも近くに設けた場合について述べたが、ガイド溝23の一端部を円弧状にして、エアミックスドアとヒータコア2との隙間幅を大きくし、ヒータコア2を通過する風量を変えるようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明の自動車用空気調和装置のエアコンユニットによれば、エアミックスドアを折り曲げたり展開したりすることによって加熱用熱交換器の開口面積を調節することができ、エアミックスドアの動作スペースを小さくでき、ひいてはエアコンユニットの寸法を小さくすることができる。
【0054】
また、冷風と温風とを混合させる温度調節モード時、空気の流れが乱れず、適切な温度調整が可能になるとともに、十分な風量が得られる。
【0055】
更に、請求項4と相俟って、温度調節モード時における冷風と温風の混合性が向上し、ベント吹出口から吹き出される空気の温度とフット吹出口から吹き出される空気の温度を前記凸部により適宜調節し、理想的な「頭寒足熱」の状態を実現できる。まら、最大暖房への移行に際し、吹出口からの空気の温度上昇の応答性が向上した。
【0056】
請求項3記載の発明の自動車用空気調和装置のエアコンユニットによれば、カバーがヒンジを覆うので、冷風が加熱用熱交換器側へ漏れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る自動車用空気調和装置のエアコンユニットの内部構造を示す図である。
【図2】図2はエアミックスドアを示す斜視図である。
【図3】図3はエアミックスドアを示し、図3(a)はエアミックスドアの展開状態を示す図、図3(b)はエアミックスドアの折曲げ状態を示す図である。
【図4】図4は最大冷房モード時の状態を示す図である。
【図5】図5は温度調整モード時の状態を示す図である。
【図6】図6は最大暖房モード時の状態を示す図である。
【図7】図7はこの発明の第1実施形態の変形例に係る自動車用空気調和装置のエアコンユニットのエアミックスドアを示し、図7(a)はエアミックスドアの展開状態を示す図、図7(b)はエアミックスドアの折曲げ状態を示す図である。
【図8】図8はこの発明の第1実施形態の変形例に係る自動車用空気調和装置のエアコンユニットのエアミックスドアを示し、図8(a)はエアミックスドアの展開状態を示す図、図8(b)はエアミックスドアの折曲げ状態を示す図である。
【図9】図9はこの発明の第2実施形態に係る自動車用空気調和装置のエアコンユニットのエアミックスドアを示す図である。
【図10】図10はベント吹出口から吹き出される空気の温度とフット吹出口から吹き出される空気の温度との関係を示す曲線図である。
【図11】図11は従来の自動車用空気調和装置のエアコンユニットを示す図である。
【符号の説明】
1 エバポレータ
2 ヒータコア
3,102,203,303 エアミックスドア
4 エアコンユニットケース
5 空気導入口
6 デフ吹出口、
7 ベント吹出口
11 冷風通路
14 温風通路
14,16 ドア部材
17 ヒンジ
18 シャフト
19a ピン
20,220 カバー
21 ライニング
22 シャフト挿入孔
23 ガイド溝
325,326 凸部
Claims (4)
- 冷却用熱交換器と、この冷却用熱交換器を通過した空気を加熱するための加熱用熱交換器と、この加熱用熱交換器を収容するエアコンユニットケースと、このエアコンユニットケース内に形成され、前記冷却用熱交換器を通過した空気を前記エアコンユニットケースの吹出口へ送る冷風通路と、前記エアコンユニットケース内に設けられ、前記冷風通路を通る空気と前記加熱用熱交換器を通る空気との割合を調整するエアミックスドアとを備えた自動車用空気調和装置のエアコンユニットにおいて、前記エアミックスドアは、L字形に折り曲げられたL字形のドア部材と平板状のドア部材とが、折り曲げ自在に接続されると共に、前記平板状のドア部材が前記加熱用熱交換器の上流側に設けられ、且つ前記加熱用熱交換器の正面と平行に形成のガイド溝に摺動可能に係合し、また、前記L字形のドア部材が、その反平板状のドア部材側にシャフトが設けられ、このシャフトが前記加熱用熱交換器の冷風通路側端部で前記ガイド溝より下流に取付られており、前記エアミックスドアが前記加熱用熱交換器の上流側を全閉時に前記冷房通路が全開し、それから、前記加熱用熱交換器の上流側を徐々に開放するように折り畳まれると、前記冷風通路が徐々に閉じられ、前記加熱用熱交換器が完全に開かれると、前記冷風通路が全閉されることを特徴とする自動車用空気調和装置のエアコンユニット。
- 前記エアミクッスドアは、L字形のドア部材と、平板状のドア部材と、これら両者を連結するヒンジとからなることを特徴とする請求項1記載の自動車用空気調和装置のエアコンユニット。
- 前記エアミクッスドアには、両ドア部材を連結する前記ヒンジを覆うカバーを備えたことを特徴とする請求項2記載の自動車用空気調和装置のエアコンユニット。
- 前記冷風通路側の、前記エアミックスドアのL字形のドア部材とエアコンユニットケースとの少なくとも一方に冷風エアガイドを設けたことを特徴とする請求項1,2又3記載の自動車用空気調和装置のエアコンユニット。
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