JPH11291747A - 自動車用空気調和装置のエアコンユニット - Google Patents

自動車用空気調和装置のエアコンユニット

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Publication number
JPH11291747A
JPH11291747A JP11623898A JP11623898A JPH11291747A JP H11291747 A JPH11291747 A JP H11291747A JP 11623898 A JP11623898 A JP 11623898A JP 11623898 A JP11623898 A JP 11623898A JP H11291747 A JPH11291747 A JP H11291747A
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JP
Japan
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air
passage
heat exchanger
guide
heating
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11623898A
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English (en)
Inventor
Kimihito Sakakibara
君仁 榊原
Kenji Iijima
健次 飯島
Takahiro Yoshiyama
高広 吉山
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度コントロール性を損なわずに最大暖房時
の通気抵抗を小さくして大きな風量を得ることができる
自動車用空気調和装置のエアコンユニットを提供するこ
とである。 【解決手段】 ガイド通路14の下流側に、エアミック
スドア3に連動する可動ガイド13を設けた。可動ガイ
ド13は最大暖房時ではガイド通路14の通路長を最小
にする位置に移動するので、温風の通気抵抗が小さくな
る。可動ガイド13は最大暖房時以外ではガイド通路1
4の通路長を最大にする位置に移動するので、温風が冷
風通路11の冷風に確実にぶつかり、温風と冷風とが適
度に混じり合う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車用空気調和
装置のエアコンユニットに関し、特に最大暖房時の風量
を増やすことができる自動車用空気調和装置のエアコン
ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の自動車用空気調和装置のエ
アコンユニットの内部構造を示す図である。
【0003】エアコンユニットのユニットケース404
内には、上流側から下流側へ順に、エバポレータ40
1、エアミックスドア403及びヒータコア402が配
置されている。
【0004】ユニットケース404には、図示しないフ
ァンユニットからの空気をユニットケース404内に導
入するための空気導入口405と、ユニットケース40
4内の空気を車室へ吹き出すための吹出口406,40
7と、エバポレータ401を通過した空気を直接吹出口
406,407へ案内する冷風通路411と、ヒータコ
ア402を通過した空気を冷風通路411の下流へ案内
して冷風通路411の空気と合流させるガイド通路41
4とが、それぞれ設けられている。
【0005】エバポレータ401はユニットケース40
4の空気導入口405に設けられ、図示しないファンユ
ニットからの空気を冷却するための熱交換器である。
【0006】エアミックスドア403は、エバポレータ
401を通る空気をヒータコア402を通る空気との割
合を調整するためのドアである。
【0007】ヒータコア402は、エバポレータ401
からの空気を加熱するための熱交換器である。
【0008】エバポレータ401の下流の固定ガイド4
12の冷風通路側端部412aの付近には、シャフト4
13bを中心に回転する回転ドア413が設けられてい
る。回転ドア413とエアミックスドア403とは図示
しないリンクを介して連結され、エアミックスドア40
3と回転ドア413とが連動する。
【0009】最大冷房時、エアミックスドア403が図
7の実線の位置にあり、回転ドア413は図7の実線の
位置にある。エバポレータ401を通過した空気は冷風
通路411へ送られる。
【0010】デフドア409及びベントドア410が閉
じているときフット吹出用ダクト接続口408へ送ら
れ、図示しないフット吹出用ダクトを通じて車室へ冷風
が吹き出される。
【0011】最大暖房時、エアミックスドア403が図
7の2点鎖線の位置に移動すると、エアミックスドア4
03に連動して回転ドア413が図7の2点鎖線の位置
に移動する。
【0012】エアミックスドア403によって冷風通路
411が閉鎖されるので、エバポレータ401を通過し
た空気はヒータコア402を通過する。ヒータコア40
2を通過した空気は固定ガイド412及び回転ドア41
3によって形成されるガイド通路411を通って冷風通
路411の下流へ送られた後、ほぼ180°方向を変え
て各吹出口406,407へ進む。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最大暖房
時、前述のように回転ドア413が図7の2点鎖線の位
置に移動するためガイド通路414の通路長が長くなる
ので、通気抵抗が大きく、騒音が大きいとともに、大き
な風量を得られないという問題があった。
【0014】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は温度コントロール性を損なわずに
最大暖房時の通気抵抗を小さくして大きな風量を得るこ
とができる自動車用空気調和装置のエアコンユニットを
提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の自動車用空気調和装置のエアコ
ンユニットは、空気を冷却するための冷却用熱交換器
と、この冷却用熱交換器を通過した空気を加熱するため
の加熱用熱交換器と、前記冷却用熱交換器及び前記加熱
用熱交換器を収容するエアコンユニットケースと、この
エアコンユニットケース内に形成され、前記冷却用熱交
換器を通過した空気を直接前記エアコンユニットケース
の吹出口へ送る冷風通路と、前記エアコンユニットケー
ス内に収容され、前記冷風通路を通る空気と前記加熱用
熱交換器を通る空気との割合を調整するエアミックスド
アと、前記加熱用熱交換器の下流に形成され、前記加熱
用熱交換器を通過した空気を前記冷風通路の下流へ案内
して前記冷風通路の空気と合流させるガイド通路とを備
えた自動車用空気調和装置のエアコンユニットにおい
て、前記エアミックスドアに連動して、最大暖房時では
前記ガイド通路の通路長を最小にする位置に移動し、最
大暖房時以外では前記ガイド通路の通路長を最大にする
位置に移動する可動ガイドを備えていることを特徴とす
る。
【0016】加熱用熱交換器を通過した空気は冷風通路
の下流へ案内されて冷風通路の空気と合流するが、最大
暖房時ではエアミックスドアに連動して可動ガイドがガ
イド通路の通路長を最小にする位置に移動するので、温
風の通気抵抗が小さくなる。
【0017】最大暖房以外ではエアミックスドアに連動
して可動ガイドがガイド通路の通路長を最大にする位置
に移動するので、冷風通路の冷風に確実にぶつかり、温
風と冷風とが適度に混じり合う。
【0018】請求項2記載の発明の自動車用空気調和装
置のエアコンユニットは、請求項1記載の発明の自動車
用空気調和装置のエアコンユニットにおいて、前記可動
ガイドが、可動ドアと、この可動ドアに固定され、前記
エアコンユニットケース内に回転可能に設けられた回転
軸とで構成されていることを特徴とする。
【0019】エアミックスドアに連動して可動ドアが回
転軸を中心として回転移動し、ガイド通路の通路長が変
わる。
【0020】請求項3記載の発明の自動車用空気調和装
置のエアコンユニットは、請求項1又は2記載の発明の
自動車用空気調和装置のエアコンユニットにおいて、前
記可動ドアを円弧状にして、最大暖房時以外では前記ガ
イド通路の空気を前記冷風通路の上流へ向けて送り出す
ことを特徴とする可動ドアを円弧状にしたので、ガイド
通路の温風と冷風通路の冷風とをほぼカウンタフローに
することができ、温風と冷風とがより効果的に混じり合
う。
【0021】請求項4記載の発明の自動車用空気調和装
置のエアコンユニットは、空気を冷却するための冷却用
熱交換器と、この冷却用熱交換器を通過した空気を加熱
するための加熱用熱交換器と、前記冷却用熱交換器及び
前記加熱用熱交換器を収容するエアコンユニットケース
と、このエアコンユニットケース内に形成され、前記冷
却用熱交換器を通過した空気を直接前記エアコンユニッ
トケースの吹出口へ送る冷風通路と、前記エアコンユニ
ットケース内に収容され、前記冷風通路を通る空気と前
記加熱用熱交換器を通る空気との割合を調整するエアミ
ックスドアと、前記加熱用熱交換器の下流に形成され、
前記加熱用熱交換器を通過した空気を前記冷風通路の下
流へ案内して前記冷風通路の空気と合流させるガイド通
路とを備えた自動車用空気調和装置のエアコンユニット
において、前記エアミックスドアに連動して、最大暖房
時では収縮して前記ガイド通路の通路長を最小にし、最
大暖房時以外では伸長して前記ガイド通路の通路長を最
大にする可動ガイドを備えていることを特徴とする。
【0022】加熱用熱交換器を通過した空気は冷風通路
の下流へ案内されて冷風通路の空気と合流するが、最大
暖房時ではエアミックスドアに連動して可動ガイドが収
縮し、ガイド通路の通路長を最小なるので、通気抵抗が
小さくなる。
【0023】最大暖房以外ではエアミックスドアに連動
して可動ガイドが伸長し、ガイド通路の通路長を最大に
なるので、温風が冷風通路の冷風に確実にぶつかり、温
風と冷風とが適度に混じり合う。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0025】図1はこの発明の第1実施形態に係る自動
車用空気調和装置のエアコンユニットの内部構造を示す
図、図2はエアコンユニットの可動ガイドの動作を説明
するための図であって、同図(a)は最大暖房時以外で
の可動ガイドの位置を示す図、同図(b)は最大暖房時
での可動ガイドの位置を示す図である。
【0026】このエアコンユニットは、図示しない送風
ファンからの空気を冷却するためのエバポレータ(冷却
用熱交換器)1と、エバポレータ1を通過した空気を加
熱するためのヒータコア(加熱用熱交換器)2と、エバ
ポレータ1を通る空気とヒータコア2を通る空気との割
合を調整するエアミックスドア3と、エバポレータ1、
ヒータコア2及びエアミックスドア3を収容するエアコ
ンユニットケース4とを備えている。
【0027】ユニットケース4には、図示しないファン
ユニットからの空気を導入するための空気導入口5が設
けられているとともに、デフ吹出口6、ベント吹出口7
及びフット吹出用ダクト接続口8が設けられている。デ
フ吹出口6、ベント吹出口7はデフドア9、ベントドア
10によって開閉される。フット吹出用ダクト接続口8
には図示しないフット吹出用ダクトが接続される。
【0028】ユニットケース4内には、ヒータコア2を
通過した空気を直接、デフ吹出口6、ベント吹出口7及
びフット吹出用ダクト接続口8へ送るための冷風通路1
1が形成されている。エアコンユニットケース4内のヒ
ータコア2の下流には、ヒータコア2を通過した空気を
冷風通路11の下流へ案内して冷風通路11の空気と合
流させるガイド通路14が設けられている。
【0029】固定ガイド12の冷風通路側端部12aの
近傍には、可動ガイド13が回転可能に設けられてい
る。可動ガイド13の回転軸13aは、固定ガイド12
の冷風通路側端部12aの延長線上に位置する。可動ガ
イド13は、エアミックスドアに連動して、図1の2点
鎖線の位置(暖房風量増加位置)と図1の実線の位置と
の間を移動する。すなわち、エアミックスドアが最大暖
房位置(図1の2点鎖線の位置)に移動すると、可動ガ
イド13は図1の2点鎖線の位置に移動するが、エアミ
ックスドアが図1の2点鎖線の位置にないときには、可
動ガイド13は図1の実線の位置に止まる。
【0030】図示しないエアコンスイッチをフルコール
ドモードに設定すると、エアミックスドア3が図1の実
線の位置に移動する。このとき可動ガイド13はエアミ
ックスドア3に連動して図1の実線の位置に移動する。
【0031】ファンユニットケース4の空気導入口5か
ら導入された空気はエバポレータ1を通過した後、冷風
通路11を通って、デフ吹出口6、ベント吹出口7及び
フット吹出用ダクト接続口8へと進む。空気はエバポレ
ータ1を通過するときに冷やされる。
【0032】デフ及びベントドア9,10が図1に示す
実線の位置にあるとき、デフ及びベント吹出口6,7は
閉じているので、エバポレータ1で冷やされた空気はフ
ット吹出用ダクト接続口8から図示しないフット吹出し
ダクトを通じて車室内へ吹き出される。
【0033】エアコンスイッチを中間モードに設定する
と、エアミックスドア3が図1の2点鎖線と実線との中
間位置に移動する。このとき可動ガイド13は図1の実
線の位置に止まっている。
【0034】エバポレータ1を通過した空気の一部は冷
風通路11を通ってデフ吹出口6へ進む。エバポレータ
1を通過した空気の一部はヒータコア2を通過する。こ
のとき空気は温められる。
【0035】ヒータコア2を通過した空気はガイド通路
14を通って冷風通路11側へ案内される。ガイド通路
14によって案内された温かい空気は冷風通路11を通
る冷たい空気と混合され、デフ吹出口6側へ進む(図2
(a)参照)。
【0036】可動ガイド13は図1の実線の位置(固定
ガイド12の延長線上の位置)にあるので、ガイド通路
14が固定ガイド12と可動ガイド13とで形成される
ことになり、ガイド通路14の通路長が長くなり、冷風
と温風とがむらなく混合される。
【0037】図示しないエアコンスイッチをフルホット
モードに設定すると、エアミックスドア3が図1の実線
の位置から2点鎖線の位置に移動する。このとき可動ガ
イド13も図1の2点鎖線の位置に移動する。
【0038】エアミックスドア3が冷風通路11の入口
を塞ぐので、エバポレータ1を通過した空気はヒータコ
ア2へ送られる。
【0039】ヒータコア2を通過した空気はガイド通路
14を通って冷風通路11側へ案内されるが、可動ガイ
ド13が図1の2点鎖線の位置にあるので、固定ガイド
12の冷風通路側端部12aを達した時点でデフ吹出口
6へ進む(図2(b)参照)。すなわち温風は可動ガイ
ド13に阻まれるため冷風通路11側へは進むことがで
きず、温風は可動ガイド13によってデフ吹出口6側へ
案内される。ガイド通路14の固定ガイド12だけで構
成され、温風の通路長が短くなるので、通気抵抗が小さ
くなり、最大暖房時の騒音が小さくなるとともに、車室
内へ供給される暖房風量が増加する。
【0040】この第1実施形態によれば、温度コントロ
ール性を損なわずに最大暖房時の通気抵抗を小さくして
大きな風量を得ることができ、騒音も抑制できる。
【0041】図3はこの発明の第1実施形態の変形例に
係る自動車用空気調和装置のエアコンユニットの可動ガ
イドの動作を説明するための図であって、同図(a)は
最大暖房時以外での可動ガイドの位置を示す図、同図
(b)は最大暖房時での可動ガイドの位置を示す図であ
る。
【0042】前述第1実施形態と共通する部分には同一
符号を付して説明を省略する。第1実施形態では、可動
ガイド13の回転軸13aが固定ガイド12の冷風通路
側端部12aの延長線上に位置するが、この変形例で
は、図3に示すように、延長ガイド板113の回転軸1
13aがガイド板112の冷風通路側端部12aの延長
線上から外れている。
【0043】この変形例によれば、レイアウトの自由度
が高くなる。
【0044】図4はこの発明の第1実施形態の変形例に
係る自動車用空気調和装置のエアコンユニットの可動ガ
イドの動作を説明するための図であって、同図(a)は
最大暖房時以外での可動ガイドの位置を示す図、同図
(b)は最大暖房時での可動ガイドの位置を示す図であ
る。
【0045】前述の第1実施形態と共通する部分には同
一符号を付して説明を省略する。この変形例では可動ガ
イド213を円弧状にした。固定ガイド112の冷風通
路側端部12aは、可動ガイド213の形状に対応させ
て円弧状に形成されている。
【0046】最大暖房時では図4(b)に示す位置にあ
って通気抵抗を減らし、最大暖房時以外では図4(a)
に示す位置にあってガイド板213に案内された空気を
冷風通路11の上流へ向けて送り出す。
【0047】この変形例によれば、ガイド板213に案
内された温風と冷風通路11を通過する冷風とがほぼカ
ウウンタフローとなるので、温風と冷風とが適度に混じ
り合い、温度コントロール性が向上する。
【0048】図5は他の可動ガイド214,215を示
す斜視図である。
【0049】図5(a)の可動ガイド214は、円弧状
のガイド板214aと、ガイド板214a一体に設けら
れたクランク状のアーム部214bとで構成されてい
る。アーム部214aの一端部に回転軸となる図示しな
いシャフトが設けられる。
【0050】図5(b)の可動ガイド215は、円弧状
のガイド板215aと扇形のアーム部215bとで構成
されている。可動ガイド215は1枚のプレートを折曲
げ形成してなる。アーム部215bの一端部には回転軸
となる図示しないシャフトが設けられる。
【0051】これらの可動ガイド214,215によれ
ば、図4の変形例と同様の効果を得ることができる。
【0052】図6はこの発明の第2実施形態に係る自動
車用空気調和装置のエアコンユニットの可動ガイドの動
作を説明するための図であって、同図(a)は最大暖房
時以外での可動ガイドの位置を示す図、同図(b)は最
大暖房時での可動ガイドの位置を示す図である。
【0053】前述の第1実施形態と共通する部分には同
一符号を付して説明を省略する。この実施形態では可動
ガイド313を、固定ガイド12の冷風通路側端部12
aの延長線上に伸縮可能な蛇腹状のガイド部313a
と、ガイド部313aの一端部に連結されたアーム部3
13bとで構成した。アーム部313bの一端部には回
転軸となるシャフト313cが設けられている。
【0054】最大暖房時ではアーム部313bが固定ガ
イド12側へ回転してガイド部313aが収縮し(図6
(b)参照)、通気抵抗を減らし、最大暖房時以外では
アーム部313bが冷風通路11側へ回転してガイド部
313aが伸長し(図6(a)参照)、固定ガイド板1
3に案内された空気を冷風通路11へ送り出す。
【0055】この実施形態によれば、第1実施形態と同
様の効果を得ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1又は4記載
の発明の自動車用空気調和装置のエアコンユニットによ
れば、最大暖房時ではガイド通路の通路長が最小にな
り、通気抵抗が小さくなるため、騒音が小さくなるとと
もに、車室内へ供給される暖房風量が増加し、最大暖房
以外ではガイド通路の通路長が最大になり、温風が冷風
通路の冷風に確実にぶつかり、温風と冷風とが適度に混
じり合い、温度コントロール性が向上する。
【0057】請求項2記載の発明の自動車用空気調和装
置のエアコンユニットによれば、可動ガイドの構成が簡
単になる。
【0058】請求項3記載の発明の自動車用空気調和装
置のエアコンユニットによれば、ガイド通路の温風と冷
風通路の冷風とをほぼカウウンタフローにすることがで
きるので、温風と冷風とが適度に混じり合い、温度コン
トロール性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る自動車用
空気調和装置のエアコンユニットの内部構造を示す図で
ある。
【図2】図2はエアコンユニットの可動ガイドの動作を
説明するための図であって、同図(a)は最大暖房時以
外での可動ガイドの位置を示す図、同図(b)は最大暖
房時での可動ガイドの位置を示す図である。
【図3】図3はこの発明の第1実施形態の変形例に係る
自動車用空気調和装置のエアコンユニットの可動ガイド
の動作を説明するための図であって、同図(a)は最大
暖房時以外での可動ガイドの位置を示す図、同図(b)
は最大暖房時での可動ガイドの位置を示す図である。
【図4】図4はこの発明の第1実施形態の変形例に係る
自動車用空気調和装置のエアコンユニットの可動ガイド
の動作を説明するための図であって、同図(a)は最大
暖房時以外での可動ガイドの位置を示す図、同図(b)
は最大暖房時での可動ガイドの位置を示す図である。
【図5】図5は他の可動ガイドを示す斜視図である。
【図6】図6はこの発明の第2実施形態に係る自動車用
空気調和装置のエアコンユニットの可動ガイドの動作を
説明するための図であって、同図(a)は最大暖房時以
外での可動ガイドの位置を示す図、同図(b)は最大暖
房時での可動ガイドの位置を示す図である。
【図7】図7は従来の自動車用空気調和装置のエアコン
ユニットの内部構造を示す図である。
【符号の説明】
1 エバポレータ 2 ヒータコア 3 エアミックスドア 4 エアコンユニットケース 5 空気導入口 6 デフ吹出口、 7 ベント吹出口 11 冷風通路 12 固定ガイド 13,113,213,214,215,313 可動
ガイド 14 ガイド通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を冷却するための冷却用熱交換器
    と、この冷却用熱交換器を通過した空気を加熱するため
    の加熱用熱交換器と、前記冷却用熱交換器及び前記加熱
    用熱交換器を収容するエアコンユニットケースと、この
    エアコンユニットケース内に形成され、前記冷却用熱交
    換器を通過した空気を直接前記エアコンユニットケース
    の吹出口へ送る冷風通路と、前記エアコンユニットケー
    ス内に収容され、前記冷風通路を通る空気と前記加熱用
    熱交換器を通る空気との割合を調整するエアミックスド
    アと、前記加熱用熱交換器の下流に形成され、前記加熱
    用熱交換器を通過した空気を前記冷風通路の下流へ案内
    して前記冷風通路の空気と合流させるガイド通路とを備
    えた自動車用空気調和装置のエアコンユニットにおい
    て、 前記エアミックスドアに連動して、最大暖房時では前記
    ガイド通路の通路長を最小にする位置に移動し、最大暖
    房時以外では前記ガイド通路の通路長を最大にする位置
    に移動する可動ガイドを備えていることを特徴とする自
    動車用空気調和装置のエアコンユニット。
  2. 【請求項2】 前記可動ガイドが、ガイド板と、このガ
    イド板に固定され、前記エアコンユニットケース内に回
    転可能に設けられた回転軸とで構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の自動車用空気調和装置のエアコ
    ンユニット。
  3. 【請求項3】 前記ガイド板を円弧状にして、最大暖房
    時以外では前記ガイド通路の空気を前記冷風通路の上流
    へ向けて送り出すことを特徴とする請求項1又は2記載
    の自動車用空気調和装置のエアコンユニット。
  4. 【請求項4】 空気を冷却するための冷却用熱交換器
    と、この冷却用熱交換器を通過した空気を加熱するため
    の加熱用熱交換器と、前記冷却用熱交換器及び前記加熱
    用熱交換器を収容するエアコンユニットケースと、この
    エアコンユニットケース内に形成され、前記冷却用熱交
    換器を通過した空気を直接前記エアコンユニットケース
    の吹出口へ送る冷風通路と、前記エアコンユニットケー
    ス内に収容され、前記冷風通路を通る空気と前記加熱用
    熱交換器を通る空気との割合を調整するエアミックスド
    アと、前記加熱用熱交換器の下流に形成され、前記加熱
    用熱交換器を通過した空気を前記冷風通路の下流へ案内
    して前記冷風通路の空気と合流させるガイド通路とを備
    えた自動車用空気調和装置のエアコンユニットにおい
    て、 前記エアミックスドアに連動して、最大暖房時では収縮
    して前記ガイド通路の通路長を最小にし、最大暖房時以
    外では伸長して前記ガイド通路の通路長を最大にする可
    動ガイドを備えていることを特徴とする自動車用空気調
    和装置のエアコンユニット。
JP11623898A 1998-04-10 1998-04-10 自動車用空気調和装置のエアコンユニット Withdrawn JPH11291747A (ja)

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JP11623898A Withdrawn JPH11291747A (ja) 1998-04-10 1998-04-10 自動車用空気調和装置のエアコンユニット

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JP (1) JPH11291747A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006027377A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Denso Corp 車両用空調装置
JP2006168609A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Japan Climate Systems Corp 車両用空調装置

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