JP3975064B2 - 多気筒エンジンのピストン冷却装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多気筒エンジンのピストン冷却装置に関し、特に、クランクシャフトの軸線方向に並ぶ複数のシリンダボアの両側に、クランクシャフトを回転自在に支承する複数のジャーナル壁が配置され、それらのジャーナル壁の1つを除く残余のジャーナル壁に、前記各シリンダボアにそれぞれ摺動自在に嵌合されるピストンに向けてオイルを噴射するオイルジェットがそれぞれ取付けられる多気筒エンジンのピストン冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる装置は、例えば特開平10−169438号公報で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものでは、各シリンダボア間のジャーナル壁と、クランクシャフトの軸線方向に沿う両端のジャーナル壁の一方とに、オイルジェットが取付けられている。
【0004】
一方、各ジャーナル壁の1つにはシリンダヘッド側にオイルを導くオイル通路が設けられるのであるが、上記従来のようにオイルジェットが取付けられるジャーナル壁が設定されていると、オイル通路およびオイルジェットが1つのジャーナル壁に配設されることによるジャーナル壁の剛性低下を回避するには、クランクシャフトの軸線方向に沿う両端のジャーナル壁の他方にオイル通路を設けざるを得ず、その場合、単純に上下方向に延びるオイル通路では、クランクシャフトの軸線に沿ういずれか一方側でシリンダヘッド側にオイルが供給されることになる。しかるにシリンダヘッドにおいて各気筒にオイルを均等に分配するには、クランクシャフトの軸線に沿う中央部により近い位置でシリンダヘッド側にオイルが供給されることが望ましく、上記従来のもので、そのようにオイルを供給するためにはオイル通路の形状が複雑となる。
【0005】
本発明は、少なくとも1つのピストンが下死点側の所定範囲の位置にあるときにはオイルジェットから噴射されるオイルが当該ピストンに下方から直接当たらないようにして、オイル噴射によるエンジンの回転フリクション増加を防止できるようにすることを第1の目的とし、また、オイル通路の形状が複雑になるのを回避しつつ、クランクシャフトの軸方向中央部により近い位置でオイルをシリンダヘッド側に供給し得るようにすることを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、クランクシャフトの軸線方向に並ぶ複数のシリンダボアの両側に、クランクシャフトを回転自在に支承する複数のジャーナル壁が配置され、それらのジャーナル壁の1つを除く残余のジャーナル壁に、前記各シリンダボアにそれぞれ摺動自在に嵌合されるピストンに向けてオイルを噴射するオイルジェットがそれぞれ取付けられる多気筒エンジンのピストン冷却装置において、前記クランクシャフトが備える複数のクランクウエブの少なくとも1つが、当該クランクウエブに対応するピストンが下死点側の所定範囲の位置にある状態では前記少なくと1つのクランクウエブに対応したオイルジェットのオイル噴射軸線を遮るとともに前記ピストンが前記所定範囲を外れた位置にある状態では前記オイル噴射軸線から外れる形状に形成されることを特徴とする。
【0007】
このような請求項1の発明の構成によれば、かかる構成によれば、少なくとも1つのピストンが下死点側の所定範囲の位置にあるときにはオイルジェットから噴射されるオイルが当該ピストンに下方から直接当たらないようにして、オイル噴射によるエンジンの回転フリクション増加を防止することができる。
【0008】
また請求項2の発明は、上記請求項1の発明の構成に加えて、前記各ジャーナル壁のうち隣接する一対のシリンダボア間に対応する位置に配置されるジャーナル壁の1つに、シリンダヘッド側にオイルを導くためのオイル通路が設けられ、該オイル通路が設けられるジャーナル壁を除く他のジャーナル壁に前記オイルジェットがそれぞれ取付けられることを特徴とする。
【0009】
このような請求項2の発明の構成によれば、オイル通路が、複数のシリンダボアのうち相互に隣接する一対のシリンダボア間に対応したジャーナル壁の1つに設けられ、当該ジャーナル壁にはオイルジェットが設けられないので、ジャーナル壁の剛性を確保しながら、オイル通路を単純に上下方向に延びる形状としても、クランクシャフトの軸方向中央部により近い位置でシリンダヘッドにオイルを供給することが可能となる。
【0010】
また請求項3の発明は、上記請求項2の発明の構成に加えて、前記クランクシャフトと、変速機の一部を構成してクランクシャフトと平行に延びる変速機軸との間に配置される隔壁に、前記オイル通路が設けられるジャーナル壁が一体に連設され、前記変速機軸を回転自在に支承する支持壁が、前記オイル通路が設けられるジャーナル壁に隣接した位置で前記隔壁に一体に連設されることを特徴とする。
【0011】
このような請求項3の発明の構成によれば、隔壁の剛性、ならびに該隔壁への支持壁の連設部の剛性を高く維持することができる。すなわちオイル通路は、ジャーナル壁の外面に開口しないのでジャーナル壁の剛性にオイル通路が及ぼす影響は小さく、剛性への影響が大きいオイルジェットが設けられないことにより剛性を比較的高く維持したジャーナル壁が隔壁に一体に連なるので、隔壁の剛性を高く維持することができ、また剛性を比較的高く維持したジャーナル壁に隣接した位置で隔壁に支持壁が一体に連なるので、隔壁および支持壁の連設部の剛性を高く維持することができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、上記請求項3の発明の構成に加えて、前記支持壁を貫通した変速機軸の一端部にクラッチが装着され、該クラッチに動力を入力すべく変速機軸に相対回転自在に装着される被動ギヤに、前記クランクシャフトに設けられる駆動ギヤが噛合されることを特徴とし、かかる構成によれば、クラッチが変速機軸を介して支持壁で支持される構造、ならびに駆動および被動ギヤの相互噛合によって変速機軸にラジアル方向の荷重が作用し易い構造にもかかわらず、上記請求項3の発明の構成に起因して支持壁の剛性、ならびに支持壁および隔壁の連設部の剛性を高く維持し得ることを有利に利用して、支持壁および隔壁を厚く形成することを不要として軽量化を図りつつ変速機軸を有効に支承することができる。
【0013】
請求項5の発明は、上記請求項4の発明の構成に加えて、クランクシャフトが備える複数のクランクウエブのうちクランクシャフトの軸線方向に沿う一方端に配置されるクランクウエブに前記駆動ギヤが設けられ、該駆動ギヤよりも外方に配置されるジャーナル壁に、前記オイルジェットが、そのオイル噴射軸線を前記駆動ギヤからずらせて取付けられることを特徴とし、かかる構成によれば、駆動ギヤがオイルジェットのオイル噴射によるピストン冷却を阻害することはなく、しかもオイルジェットから噴射されるオイルの拡散により駆動ギヤおよび被動ギヤの噛合部を良好に潤滑することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものであり、図1はエンジンの一部切欠き縦断側面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1の3−3線断面図、図4は図2の要部拡大図である。
【0016】
先ず図1〜図3において、このエンジンは多気筒たとえば4気筒として自動二輪車に搭載されるものであり、該エンジンのシリンダブロック11は、シリンダ本体部12の下部に上部クランクケース13が一体に設けられて成り、上部クランクケース13と、該上部クランクケース13の下部に締結される下部クランクケース14とでクランクケース15が構成される。
【0017】
シリンダブロック11の上部すなわちシリンダ本体部12の上部にはシリンダヘッド16が締結され、シリンダヘッド16の上部にはヘッドカバー17が締結される。またクランクケース15の下部すなわち下部クランクケース14の下部にはオイルパン18が締結される。
【0018】
シリンダ本体部12には、ピストン19…をそれぞれ摺動させる4つのシリンダボア20…が、各ピストン19…を共通に連結させるクランクシャフト21の軸線に沿う方向に並ぶようにして設けられる。
【0019】
クランクシャフト21は、クランクケース15が備える複数たとえば5つのジャーナル壁22A,22B,22C,22D,22Eで回転自在に支承されており、ジャーナル壁22B,22C,22Dは各シリンダボア20…相互間に配置される。
【0020】
各ジャーナル壁22A〜22Eは、シリンダブロック11の上部クランクケース13に一体に設けられてクランクシャフト21の上半部を支承する上壁部23…と、クランクシャフト21の残余の下半部を支承して上壁部23…に締結される下壁部24…とでそれぞれ構成されるものであり、下壁部24…は下部クランクケース14に設けられる。
【0021】
クランクシャフト21の軸線方向に沿う内方側の2つのシリンダボア20,20に対応する部分でクランクシャフト21には、クランクピン25と、クランクピン25の両端に連なる一対のクランクウエブ26,26とがそれぞれ設けられており、前記両シリンダボア20,20に摺動自在に嵌合されたピストン19…に連なるコネクティングロッド27…の大端部がクランクピン25…に連結される。
【0022】
またクランクシャフト21の軸線方向に沿う両外方に配置される2つのシリンダボア20,20に対応する部分でクランクシャフト21には、クランクピン25と、前記各クランクウエブ26と同一形状を有してクランクピン25の内端に連なるクランクウエブ26と、クランクシャフト21の軸線からの張出し量を前記クランクウエブ26よりも小さくしてクランクピン25の外端に連なるクランクウエブ26′とがそれぞれ設けられており、両外方のシリンダボア20,20に摺動自在に嵌合されたピストン19…に連なるコネクティングロッド27…の大端部がクランクピン25…に連結される。
【0023】
シリンダブロック11のシリンダ本体部12およびシリンダヘッド16間には、各ピストン19…の頂部を臨ませる燃焼室28…が形成されており、シリンダヘッド16には、各燃焼室28…に対応して1つずつの吸気ポート29…がシリンダヘッド16の一側面に開口するようにして設けられるとともに、各燃焼室28…に対応して1つずつの排気ポート30…がシリンダヘッド16の他側面に開口するようにして設けられる。
【0024】
各吸気ポート29…から燃焼室28…への吸気は各燃焼室28…毎に一対ずつの吸気弁31…により制御され、各燃焼室28…から各排気ポート30…への排気は各燃焼室28…毎に一対ずつの排気弁32…により制御されるものであり、吸気弁31…および排気弁32…は開閉作動可能としてシリンダヘッド16に配設される。
【0025】
シリンダヘッド16およびヘッドカバー17間には動弁室33が形成されており、各吸気弁31…を開閉駆動する吸気側動弁装置34と、各排気弁32…を開閉駆動する排気側動弁装置35とが動弁室33に収容される。
【0026】
吸気側動弁装置34は、クランクシャフト21と平行なカムシャフト36と、該カムシャフト36および各吸気弁31…間に介在するようにしてシリンダヘッド16に摺動可能に支承されるバルブリフタ37…とを備えるものであり、1つの燃焼室28に対応した一対の吸気弁31…の開弁リフト量が相互に異なるように構成される。
【0027】
また排気側動弁装置35は、クランクシャフト21と平行なカムシャフト38と、該カムシャフト38および各排気弁32…間に介在するようにしてシリンダヘッド16に摺動可能に支承されるバルブリフタ39…とを備えるものであり、1つの燃焼室28に対応した一対の排気弁32…の開弁リフト量が相互に異なるように構成される。
【0028】
吸気側動弁装置34のカムシャフト36は、シリンダヘッド16と、該シリンダヘッド16に締結される複数のホルダ40…とで回転自在に支承され、排気側動弁装置35のカムシャフト38は、シリンダヘッド16と、該シリンダヘッド16に締結される複数のホルダ41…とで回転自在に支承されており、両カムシャフト38には、クランクシャフト21からの回転動力が調時伝動手段42を介して伝達される。
【0029】
調時伝動手段42は、クランクシャフト21の一端部に固定される駆動スプロケット43と、吸気側動弁装置34におけるカムシャフト36の一端に設けられる被動スプロケット(図示せず)と、排気側動弁装置35におけるカムシャフト38の一端部に固定される被動スプロケット44と、各スプロケット43,44に巻掛けられる無端状のチェーン45とで構成されるものであり、クランクシャフト21の回転動力は、調時伝動手段42で1/2に減速されて各カムシャフト36,38に伝達される。
【0030】
クランクシャフト21の他端には発電機46が連結され、該発電機46に軸方向内方側で近接した被動ギヤ47がクランクシャフト21に固定され、クランクケース15の側面に支持される始動モータ48の回転動力が、前記被動ギヤ47を含むギヤ列49を介してクランクシャフト21に伝達される。
【0031】
クランクケース15内は、クランクシャフト21を収容するクランク室50と、クランクシャフト21からの動力を多段階に変速するための変速機52を収容する変速機室51とが形成されるものであり、変速機52の一部を構成してクランクシャフト21と平行に配置される変速機軸53と、クランクシャフト21との間には隔壁54が配置される。
【0032】
該隔壁54は、上部クランクケース13および下部クランクケース14が締結されてクランクケース15を構成する際に、上部クランクケース13および下部クランクケース14にそれぞれ一体に設けられる壁部が締結されることで構成されるものである。
【0033】
而して隔壁54には、複数のジャーナル壁22A〜22Eのうちジャーナル壁22B,22Cが連設される。而してジャーナル壁22B,22Cの上壁部23…は上部クランクケース13と一体であり、ジャーナル壁22B,22Cの下壁部24…は下部クランクケース14と一体であるので、ジャーナル壁22B,22Cは隔壁54に一体に連設されることになる。
【0034】
変速機軸53の一端はクランクケース15の側壁に回転自在に支承されており、前記ジャーナル壁22Bに隣接した位置で隔壁54に一体に連なるようにしてクランクケース15に設けられる支持壁55に、変速機軸53の一端寄りの部分がボールベアリング56を介して回転自在に支承される。
【0035】
支持壁55を貫通した変速機軸53の一端部には、多板クラッチであるクラッチ57が装着される。またクラッチ57に動力を入力するための被動ギヤ58が変速機軸53に相対回転自在に装着されており、この被動ギヤ58に噛合する駆動ギヤ59がクランクシャフト21に設けられる。
【0036】
しかも前記駆動ギヤ59は、クランクシャフト21が備える複数のクランクウエブ26…,26′…のうちクランクシャフト21の軸線方向に沿う一方端に配置されるクランクウエブ26′に設けられている。
【0037】
またクランクシャフト21には、駆動ギヤ59との相対回転を可能とするとともに軸方向相対移動を不能として駆動ギヤ59に隣接する位置で被動ギヤ58に噛合する補助ギヤ60が装着されており、この補助ギヤ60および駆動ギヤ59間には、両ギヤ59,60を周方向に相対回転させる方向のばね力を発揮するばね61が設けられる。これによりアイドル運転時に駆動ギヤ59および被動ギヤ58の噛合部でバックラッシによる異音が生じるのが防止される。
【0038】
図4を併せて参照して、クランクシャフト21を回転自在に支承してクランクケース15に設けられている複数のジャーナル壁22A〜22Eのうち隣接する一対のシリンダボア20,20間に対応する位置に配置されるジャーナル壁22B,22C,22Dの1つ22Bに、シリンダヘッド16側にオイルを導くためのオイル通路65が設けられ、該オイル通路65が設けられるジャーナル壁22Bを除く他のジャーナル壁22A,22C,22D,22Eに、各シリンダボア20…にそれぞれ摺動自在に嵌合されるピストン19…に向けてオイルを噴射するオイルジェット64…がそれぞれ取付けられる。
【0039】
而して前記オイル通路65が設けられるジャーナル壁22Bは、クランクシャフト21および変速機軸53間の隔壁54に一体に連設されるものであり、変速機軸53の一端寄りの部分を回転自在に支承する支持壁55は、オイル通路65が設けられるジャーナル壁22Bに隣接した位置で隔壁54に一体に連設される。
【0040】
クランクシャフト21が備える複数のクランクウエブ26…,26′…のうちクランクシャフト21の軸線方向に沿う一方端に配置されるクランクウエブ26′、に設けられる駆動ギヤ59に対応して、該駆動ギヤ59よりも外方に配置されるジャーナル壁22Aにオイルジェット63が取付けられているが、そのオイルジェット64は、そのオイル噴射軸線Lが駆動ギヤ59からずれるようにしてジャーナル壁22Aに取付けられる。
【0041】
またクランクシャフト21が備える複数のクランクウエブ26…,26′…の少なくとも1つ、この実施例では、ジャーナル壁22C,22Dに対向するクランクウエブ26,26は、当該クランクウエブ26,26に対応するピストン19,19が下死点側の所定範囲の位置にある状態(図4で示す状態)では該クランクウエブ26,26に対応したオイルジェット64,64のオイル噴射軸線Lを遮るとともに、前記各ピストン19,19が前記所定範囲を外れた位置にある状態ではオイル噴射軸線Lから外れる形状に形成されている。
【0042】
ところで、クランクケース15内において変速機軸53よりも下方には、変速機軸53と平行な回転軸線を有するオイルポンプ66が配設されており、このオイルポンプ66には、被動ギヤ58とともに回転する駆動スプロケット67と、オイルポンプ66の入力軸に設けられる被動スプロケット68(図3参照)と、両スプロケット67,68に巻掛けられる無端状のチェーン69とで動力が伝達される。
【0043】
オイルパン18内のオイルは、オイルストレーナ70を介してオイルポンプ66により汲上げられる。このオイルポンプ66から吐出されるオイルは、クランクケース15内の通路71から水冷オイルクーラ72およびオイルフィルタ73を経てクランクケース15内の通路74に導かれ、さらにクランクシャフト21の軸線と平行に延びるようにしてクランクケース15内に形成されるメインギャラリー75に前記通路74から導かれる。而して前記通路74およびオイルパン18間に介在するようにしてリリーフ弁76がクランクケース15に配設される。
【0044】
各ジャーナル壁22A〜22Eには、前記メインギャラリー75に通じる通路77…が設けられており、それらの通路77…により、各ジャーナル壁22A〜22Eによるクランクシャフト21の軸支部にオイルが供給される。而してオイル通路65が設けられたジャーナル壁22Bを除く他のジャーナル壁22A,22C〜22Eでは、一部のオイルがオイルジェット64…に供給され、残余のオイルがクランクシャフト21に設けられた給油路78…を経てクランクピン25…およびコネクティングロッド27…の大端部間に給油される。
【0045】
さらにオイル通路65が設けられたジャーナル壁22Bでは、ジャーナル壁22Bによるクランクシャフト21の軸支部に通路77から供給されるオイルの大部分がオイル通路65へと流れ、このオイル通路65に通じるようにしてシリンダブロック11に設けられる通路79(図1参照)を経てシリンダヘッド16側に給油される。
【0046】
次にこの実施例の作用について説明すると、クランクシャフト21は複数(この実施例では5つ)のジャーナル壁22A〜22Eで回転自在に支承されるのであるが、それらのジャーナル壁22A〜22Eのうち隣接する一対のシリンダボア20,20間に対応する位置に配置されるジャーナル壁22B,22C,22Dの1つであるジャーナル壁22Bに、シリンダヘッド16側にオイルを導くためのオイル通路65が設けられ、該オイル通路65が設けられるジャーナル壁22Bを除く他のジャーナル壁22A,22C,22D,22Eに、各シリンダボア20…にそれぞれ摺動自在に嵌合されるピストン19…に向けてオイルを噴射するオイルジェット64…がそれぞれ取付けられる。
【0047】
すなわち、オイル通路34が相互に隣接する一対のシリンダボア20,20間に対応したジャーナル壁22B〜22Dの1つ22Bに設けられ、当該ジャーナル壁22Bにはオイルジェット34が設けられないので、ジャーナル壁22Bの剛性を確保しながら、オイル通路35を単純に上下方向に延びる形状としても、クランクシャフト21の軸方向中央部により近い位置でシリンダヘッド16側にオイルを供給することが可能となる。
【0048】
しかもクランクシャフト21と、変速機52の一部を構成してクランクシャフト21と平行に延びる変速機軸53との間に配置されるようにしてクランクケース15に隔壁54が設けられており、オイル通路65が設けられるジャーナル壁22Bを含む2つのジャーナル壁22B,22Cが隔壁54一体に連設され、変速機軸53を回転自在に支承する支持壁55が、オイル通路65を有するジャーナル壁22Bに隣接した位置で隔壁54に一体に連設されるので、隔壁54の剛性、ならびに該隔壁54への支持壁55の連設部の剛性を高く維持することができる。
【0049】
すなわちオイル通路65は、ジャーナル壁22Bの外面に開口しないのでジャーナル壁22Bの剛性にオイル通路65が及ぼす影響は小さく、剛性への影響が大きいオイルジェット64が設けられないことにより剛性を比較的高く維持したジャーナル壁22Bが隔壁54に一体に連なるので、隔壁54の剛性を高く維持することができる。しかも剛性を比較的高く維持したジャーナル壁22Bに隣接した位置で隔壁54に支持壁55が一体に連なるので、隔壁54および支持壁55の連設部の剛性を高く維持することができるのである。
【0050】
また支持壁55を貫通した変速機軸53の一端部にクラッチ57が装着され、該クラッチ57に動力を入力すべく変速機軸53に相対回転自在に装着される被動ギヤ58に、クランクシャフト21に設けられる駆動ギヤ59が噛合されている。このため、クラッチ57が変速機軸53を介して支持壁55で支持される構造、ならびに駆動および被動ギヤ59,58の相互噛合によって変速機軸53にラジアル方向の荷重が作用し易い構造にもかかわらず、上述のように支持壁55の剛性、ならびに支持壁55および隔壁54の連設部の剛性を高く維持し得ることを有利に利用して、支持壁55および隔壁55を厚く形成することを不要として軽量化を図りつつ、変速機軸53を有効に支承することができる。
【0051】
さらにクランクシャフト21が備える複数のクランクウエブ26…,26′…のうちクランクシャフト21の軸線方向に沿う一方端に配置されるクランクウエブ26に駆動ギヤ59が設けられ、該駆動ギヤ59よりも外方に配置されるジャーナル壁22Aに、オイルジェット64が、そのオイル噴射軸線Lを駆動ギヤ59からずらせて取付けられているので、駆動ギヤ59がオイルジェット64のオイル噴射によるピストン冷却を阻害することはなく、しかもオイルジェット64から噴射されるオイルの拡散により駆動ギヤ59および被動ギヤ58の噛合部を良好に潤滑することができる。
【0052】
しかも複数のクランクウエブ26…,26′…の少なくとも1つ、この実施例では、ジャーナル壁22C,22Dに対向するクランクウエブ26,26は、当該クランクウエブ26,26に対応するピストン19,19が下死点側の所定範囲の位置にある状態(図4で示す状態)では該クランクウエブ26,26に対応したオイルジェット64,64のオイル噴射軸線Lを遮るとともに、各ピストン19,19が前記所定範囲を外れた位置にある状態ではオイル噴射軸線Lから外れる形状に形成されている。
【0053】
したがって2つのピストン19,19が下死点側の所定範囲の位置にあるときにはオイルジェット64,64から噴射されるオイルが当該ピストン19,19に下方から直接当たらないようにして、オイル噴射によるエンジンの回転フリクション増加を防止することができる。
【0054】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0055】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明によれば、オイル噴射によるエンジンの回転フリクション増加を防止することができる。
【0056】
また請求項2の発明によれば、オイル通路を単純に上下方向に延びる形状としても、クランクシャフトの軸方向中央部により近い位置でシリンダヘッドにオイルを供給することが可能となる。
【0057】
また請求項3の発明によれば、隔壁の剛性、ならびに該隔壁への支持壁の連設部の剛性を高く維持することができる。
【0058】
また請求項4の発明によれば、クラッチが変速機軸を介して支持壁で支持される構造、ならびに駆動および被動ギヤの相互噛合によって変速機軸にラジアル方向の荷重が作用し易い構造にもかかわらず、支持壁および隔壁を厚く形成することを不要として軽量化を図りつつ変速機軸を有効に支承することができる。
【0059】
さらに請求項5の発明によれば、駆動ギヤがオイルジェットのオイル噴射によるピストン冷却を阻害することはなく、駆動ギヤおよび被動ギヤの噛合部を良好に潤滑することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エンジンの一部切欠き縦断側面図である。
【図2】 図1の2−2線断面図である。
【図3】 図1の3−3線断面図である。
【図4】 図2の要部拡大図である。
【符号の説明】
19・・・ピストン
20・・・シリンダボア
21・・・クランクシャフト
22A〜22E・・・ジャーナル壁
26,26′・・・クランクウエブ
52・・・変速機
53・・・変速機軸
54・・・隔壁
55・・・支持壁
57・・・クラッチ
58・・・被動ギヤ
59・・・駆動ギヤ
64・・・オイルジェット
65・・・オイル通路
L・・・オイル噴射軸線
Claims (5)
- クランクシャフト(21)の軸線方向に並ぶ複数のシリンダボア(20)の両側に、クランクシャフト(21)を回転自在に支承する複数のジャーナル壁(22A〜22E)が配置され、それらのジャーナル壁(22A〜22E)の1つを除く残余のジャーナル壁に、前記各シリンダボア(20)にそれぞれ摺動自在に嵌合されるピストン(19)に向けてオイルを噴射するオイルジェット(64)がそれぞれ取付けられる多気筒エンジンのピストン冷却装置において、
前記クランクシャフト(21)が備える複数のクランクウエブ(26,26′)の少なくとも1つ(26)が、当該クランクウエブ(26)に対応するピストン(19)が下死点側の所定範囲の位置にある状態では前記少なくと1つのクランクウエブ(26)に対応したオイルジェット(64)のオイル噴射軸線(L)を遮るとともに前記ピストン(19)が前記所定範囲を外れた位置にある状態では前記オイル噴射軸線(L)から外れる形状に形成されることを特徴とする、多気筒エンジンのピストン冷却装置。 - 前記各ジャーナル壁(22A〜22E)のうち隣接する一対のシリンダボア(20)間に対応する位置に配置されるジャーナル壁(22B,22C,22D)の1つに、シリンダヘッド(16)側にオイルを導くためのオイル通路(65)が設けられ、該オイル通路(65)が設けられるジャーナル壁を除く他のジャーナル壁に前記オイルジェット(64)がそれぞれ取付けられることを特徴とする、請求項1に記載の多気筒エンジンのピストン冷却装置。
- 前記クランクシャフト(21)と、変速機(52)の一部を構成してクランクシャフト(21)と平行に延びる変速機軸(53)との間に配置される隔壁(54)に、前記オイル通路(65)が設けられるジャーナル壁(22B)が一体に連設され、前記変速機軸(53)を回転自在に支承する支持壁(55)が、前記オイル通路(65)が設けられるジャーナル壁(22B)に隣接した位置で前記隔壁(54)に一体に連設されることを特徴とする、請求項2記載の多気筒エンジンのピストン冷却装置。
- 前記支持壁(55)を貫通した変速機軸(53)の一端部にクラッチ(57)が装着され、該クラッチ(57)に動力を入力すべく変速機軸(53)に相対回転自在に装着される被動ギヤ(58)に、前記クランクシャフト(21)に設けられる駆動ギヤ(59)が噛合されることを特徴とする、請求項3記載の多気筒エンジンのピストン冷却装置。
- クランクシャフト(21)が備える複数のクランクウエブ(26,26′)のうちクランクシャフト(21)の軸線方向に沿う一方端に配置されるクランクウエブ(26′)に前記駆動ギヤ(59)が設けられ、該駆動ギヤ(59)よりも外方に配置されるジャーナル壁(22A)に、前記オイルジェット(64)が、そのオイル噴射軸線(L)を前記駆動ギヤ(59)からずらせて取付けられることを特徴とする、請求項4記載の多気筒エンジンのピストン冷却装置。
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