JP4587926B2 - 補機が取り付けられるクランクケースを備える動力装置、および該動力装置が搭載される自動二輪車 - Google Patents

補機が取り付けられるクランクケースを備える動力装置、および該動力装置が搭載される自動二輪車 Download PDF

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Description

本発明は、伝動機構により回転駆動される補機と、該伝動機構および補機を収納すると共に補機が取り付けられるクランクケースとを備える内燃機関を備える動力装置、および該動力装置が搭載される自動二輪車に関する。
内燃機関のオイルポンプがクランクケースにより形成される空間に収納されるものは知られている(例えば特許文献1参照)。そして、オイルポンプが、無端チェーンを備える伝動機構により回転駆動される場合、オイルポンプの駆動軸には無端チェーンが巻き掛けられる被動スプロケットが取り付けられる。
特開2004−143952号公報
ところで、被動スプロケットがオイルポンプの駆動軸に取り付けられた状態でオイルポンプがクランクケースに取り付けられる場合、先ず、駆動スプロケットに巻き掛けられている無端チェーンを被動スプロケットに巻き掛け、次いでその状態を維持しつつオイルポンプをクランクケースにボルト等で取り付けなければならないため、オイルポンプの取付作業に手間がかかる。
そこで、オイルポンプの取付作業を容易にするために、オイルポンプがクランクケースに取り付けられた後に、無端チェーンが巻き掛けられた被動スプロケットを、クランクケースに設けられた開口を通じてオイルポンプの駆動軸に取り付けることが考えられる。この場合、クランク軸の軸方向から見たとき、被動スプロケットの全体が開口内で露出しているものでは、駆動軸への被動スプロケットの取付作業は容易になるものの、開口が大型化してクランクケースの剛性が低下する。
さらに、オイルポンプを駆動する無端チェーンがクランク軸に取り付けられる駆動スプロケットに巻き掛けられるものでは、クランク軸とオイルポンプの駆動軸との間で無端チェーンを配置するスペースを確保する必要があるため、クランク軸の周囲でクランクケースが大型化し、さらに開口も大きくなって、クランクケースの剛性の低下を招来する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、請求項1〜3記載の発明は、無端チェーンを備える伝動機構により回転駆動される補機の、クランクケースへの取付の作業性を向上させると共に、クランクケースの側壁に設けられる開口によるクランクケースの剛性の低下を抑制し、しかもクランクケースを小型化することを目的とする。そして、請求項3記載の発明は、さらに、自動二輪車において、開口を形成する開口形成部の形状により、バンク角の増加および車体フレームや排気管の配置の自由度の増加を可能にすることを目的とする。
請求項1記載の発明は、クランク軸と、駆動スプロケットおよび被動スプロケットに掛け渡された無端チェーンを備える伝動機構と、前記伝動機構により回転駆動される補機と、前記伝動機構、前記補機および前記クランク軸を収納すると共に前記補機が取り付けられるクランクケースと、軸方向での前記クランクケースの側壁の一部である開口形成部により形成される開口を覆うべく前記開口形成部の合わせ面に結合されて前記開口を覆うクランクケースカバーとを備える内燃機関と、前記クランク軸の動力が伝達される入力軸を備える変速機と、を備える動力装置において、前記クランクケースは、上クランクケースと下クランクケースからなる上下割クランクケースであり、前記被動スプロケットの取り付けられていない前記補機が、前記下クランクケースのオイルパンとの合わせ面で囲まれるオイルパン取り付け開口部により、下側から同下クランクケースに取り付けられるように構成され、前記駆動スプロケットは前記入力軸に取り付けられ、前記被動スプロケットは、前記下クランクケースに取り付けられた前記補機の駆動軸の取付部に、前記側壁の前記開口から取り付けられ、側面視で、前記開口形成部は前記側壁で前記被動スプロケットの一部が覆われるように前記被動スプロケットと重なる重合部を有する一方、前記取付部の全体および前記被動スプロケットの残部は前記開口内で露出している動力装置である。
これによれば、クランクケースに取り付けられた補機に対して、無端チェーンが巻き掛けられた被動スプロケットを開口を通じて補機の駆動軸に取り付けることができる。また、開口形成部は、側面視で、被動スプロケットの一部が側壁により覆われるように重合部を有するので、被動スプロケットの全体が開口内で露出するように開口が設けられるものに比べて、開口を小さくすることができる。さらに、無端チェーンはクランク軸を囲んで配置されないので、クランク軸と補機の駆動軸との間で無端チェーンやチェーンガイドを配置するためのスペースを確保する必要がない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の動力装置において、前記開口形成部のうち、側面視で、シリンダ軸線に対して前記入力軸とは反対側に位置する前記開口形成部の部分の全体またはほぼ全体は、前記開口内に位置する前記クランク軸の回転中心線と前記被動スプロケットとの間の距離よりも前記回転中心線に近い位置にあるものである。
これによれば、側面視で、シリンダ軸線に対して入力軸の反対側において、開口形成部がクランク軸の周囲に径方向で近接して配置されるうえ、開口も小さくすることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の動力装置が搭載される自動二輪車において、前記入力軸は前記クランク軸の回転中心線よりも上方に配置され、前記補機は前記回転中心線よりも下方に配置され、前記重合部は前記開口形成部の最下部を構成し、前記クランクケースカバーは車幅方向から前記開口を覆うものである。
これによれば、重合部が開口形成部の最低部を構成するので、自動二輪車の車幅方向に配置されるクランクケースカバーの最低位置を、被動スプロケットの全体を囲んで開口形成部が設けられるものに比べて、上方に位置させることができる。
請求項1記載の発明によれば、次の効果が奏される。すなわち、補機がクランクケースに取り付けられた後に、開口を通じて被動スプロケットを駆動軸に取り付けることができるので、クランクケースへの補機の取付の作業性が向上する。そのうえ、開口形成部には重合部が設けられるので、側壁に設けられる開口が小さくなり、クランクケースの剛性の低下が抑制され、しかも無端チェーンがクランク軸を囲んで配置されないので、クランク軸の周囲でクランクケースが小型化される。
請求項2記載の発明によれば、引用された請求項記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、シリンダ軸線に対して入力軸とは反対側の開口形成部の全体またはほぼ全体がクランク軸の周囲に径方向で近接して配置されるので、クランクケースが小型化されるうえ、開口を小さくできて、クランクケースの剛性の低下が抑制される。
請求項3記載の発明によれば、引用された請求項記載の発明の効果に加えて、次の効果が奏される。すなわち、自動二輪車の車幅方向に配置されるクランクケースカバーの最低位置を上方に位置させることができるので、自動二輪車のバンク角を増加させることが可能になり、またクランクケースカバーの下方空間が増加するので、この下方空間を利用して車体フレームは排気管の配置の自由度を増加させることが可能になる。
以下、本発明の実施形態を図1ないし図4を参照して説明する。
図1,図2を参照すると、本発明が適用された動力装置Pは、車両としての自動二輪車に搭載されるものであり、水冷式の多気筒4ストローク内燃機関Eと、該内燃機関Eが発生する動力を駆動輪としての後輪に伝達する動力伝達装置とを備え、該動力伝達装置はクラッチとしての多板摩擦式クラッチCおよび変速機としての常時噛合い式歯車変速機Mを備える。
クランク軸8の回転中心線L1が左右方向を指向する横置き配置で自動二輪車に搭載される内燃機関Eは、4つのシリンダ1aが直列に配列されて一体成形されたシリンダブロック1と、シリンダブロック1の上端部に結合されるシリンダヘッド2と、シリンダヘッド2の上端部に結合されるヘッドカバー3と、シリンダブロック1の下端部に結合される下クランクケース21と、下クランクケース21の下端部に結合されるオイルパン5とから構成される機関本体を備える。
なお、明細書または特許請求の範囲において、軸方向は、クランク軸の回転中心線に平行な方向を意味し、側面視とは、軸方向から見ることを意味する。また、実施形態において、前後、上下および左右は、動力装置Pが車両に搭載された状態での前後、上下および左右をそれぞれ意味し、右側は、軸方向での一方側および他方側の一方であり、左側は、軸方向での一方側および他方側の他方である。
各シリンダ1aに往復動可能に嵌合するピストン6は、コンロッド7を介してクランク軸8に連結される。クランク軸8は、シリンダブロック1の一部である下部により構成される第1クランクケースとしての上クランクケース11と第2クランクケースとしての下クランクケース21とで構成されるクランクケース4により形成されるクランク室10内に収納されて、上クランクケース11および下クランクケース21に挟持される主軸受9を介してクランクケース4に回転可能に支持され、上クランクケース11と下クランクケース21との分割面H上に回転中心線L1を有する。
シリンダヘッド2には、シリンダ1a毎に、シリンダ軸線Lcが延びる方向でピストン6に対向して形成される燃焼室30と、燃焼室30に開口して1対の吸気弁33により開閉される吸気ポート31および1対の排気弁34により開閉される排気ポート32とが形成され、さらに燃焼室30に臨む点火栓35が装着される。各吸気弁33および各排気弁34は、シリンダヘッド2に回転可能に支持される吸気カム軸36および排気カム軸37を備えるDOHC型の動弁装置によりクランク軸8の回転に同期して開閉される。そのために、各カム軸36,37は、クランク軸8の右側の軸端部8aに設けられる駆動スプロケット38aと、各カム軸36,37の右側の軸端部に設けられるカムスプロケット38b,38cと、それらスプロケット38a,38b,38cに掛け渡されるタイミングチェーン38dとから構成される動弁用の伝動機構38により、クランク軸8の1/2の回転速度で回転駆動される。
吸気装置からの吸入空気と燃料との混合気は、吸気ポート31を通って各吸気弁33の開弁時に各燃焼室30に流入し、点火栓35により点火されて燃焼する。燃焼室30内の燃焼ガスの圧力により駆動されて往復運動するピストン6がクランク軸8を回転駆動する。燃焼ガスは、排気ガスとして排気弁34の開弁時に排気ポート32に流出し、排気ポート32に接続される排気管を備える排気装置を通じて外部に排出される。
クランク室10から軸方向(車幅方向または左右方向に一致する。)に突出する軸端部8aには、クランク室10寄りから順に、駆動スプロケット38aと、始動電動機により駆動される始動用被動ギヤ39の回転をクランク軸8に伝達する一方向クラッチ40とが設けられる。そして、上クランクケース11および下クランクケース21の右側の側壁12,22のそれぞれの一部であって軸方向に突出して形成された突出壁112 ,122 は、該突出壁112 ,122 に囲まれる開口130 を形成する開口形成部であると共に被動ギヤ39およびクラッチCを囲む周壁を構成する。そして、突出壁112 ,122 の軸方向での端面である合わせ面113 ,123 には、右側に開放する開口130 を右側から覆う右側のクランクケースカバー45が多数のボルトB1により結合され、該クランクケースカバー45および側壁12,22により、軸端部8a、駆動スプロケット38a、被動ギヤ39、クラッチC、駆動スプロケット101 および被動ギヤ50bが収納される共にクランク室10に開放する収納室28が形成される。
一方、クランク室10から軸方向に突出するクランク軸8の左側の軸端部8bには、交流発電機41のロータ41aが設けられる。そして、上クランクケース11および下クランクケース21の左側の側壁13,23において軸方向に突出する突出壁13a,23aは、交流発電機41を囲む周壁を構成し、突出壁13a,23aの軸方向での端面である合わせ面13b,23bには左側のクランクケースカバーとしての発電機カバー46が多数のボルトB2により結合され、該発電機カバー46および側壁13,23により軸端部8bおよび交流発電機41が収納される収納室29が形成される。
図3を併せて参照すると、クランク軸8の動力は、1次減速機構50を介してクラッチCに伝達され、さらにクラッチCから歯車変速機Mに伝達される。1次減速機構50は、クランク軸8に一体成形された駆動ギヤ50aと、該駆動ギヤ50aに噛合すると共にクラッチCの入力側部材としてのクラッチアウタ51に一体回転するように設けられる被動ギヤ50bとから構成される。
歯車変速機Mは、クラッチCの出力側部材としてのクラッチインナ52にスプライン結合により一体回転するように連結されると共にメイン側変速ギヤ群55が装着される入力軸としてのメイン軸53と、変速ギヤ群55を構成する複数の変速ギヤ55aとそれぞれ噛合する複数の変速ギヤ56aから構成されるカウンタ側変速ギヤ群56および出力部材としての出力スプロケット59が装着される出力軸としてのカウンタ軸54と、変速レバーにより駆動されるシフトスピンドル57により操作されて回動するシフトドラム58を有する変速操作機構と、を備える。
前記変速操作機構は、メイン軸53またはカウンタ軸54と一体に回転すると共に一部の変速ギヤ55aおよび変速ギヤ56aにより構成されるシフタ55a1,56a1を有し、該シフタ55a1,56a1は、前記変速レバーの操作に応動するシフトドラム58により駆動されるシフトフォーク(図示されず)を介して軸方向に移動させられ、所望の変速比を確立するために、互いに噛合する変速ギヤ55aおよび変速ギヤ56aをそれぞれメイン軸53およびカウンタ軸54と一体回転するように連結する。
そして、歯車変速機Mにより変速された後のクランク軸8の動力は、出力スプロケット59と後輪の被動スプロケットとに掛け渡された伝動チェーン60とを備える2次減速機構を介して後輪に伝達される。
メイン軸53、カウンタ軸54および両変速ギヤ群55,56は、上クランクケース11の一部である後部により構成される第1ミッションケースとしての上ミッションケース14と、下クランクケース21の一部である後部により構成される第2ミッションケースとしての下ミッションケース24とから構成されるミッションケースにより形成されるミッション室20に収納される。クランク室10の後方に位置するミッション室20は、上ミッションケース14および下ミッションケース24の第1隔壁18および第2隔壁19により、クランク室10および収納室28から隔てられていると共に、クランク室10および収納室28と同様に下方に向かってオイルパン5に開放している。ここで、第1隔壁18は、上ミッションケース14および下ミッションケース24の、クランクケース4内での突出壁15,25により構成され、第2隔壁19は、上ミッションケース14および下ミッションケース24の、軸方向での側壁16,26(側壁12,22の一部である後部により構成される。)により構成される。
それゆえ、側壁12は、クランク室10の側壁を構成する第1側壁12aと、第1隔壁12aよりも左側に位置する第2側壁16とから構成され、同様に、側壁22は、クランク室10の側壁22a1を含む第1側壁22aと、第1側壁22aよりも左側に位置する第2側壁26とから構成される。
軸方向にほぼ平行に延びる第1隔壁18は、軸方向に直交する方向(以下、「直交方向」という。)でクランク室10からミッション室20を仕切り、直交方向にほぼ平行に延びる第2隔壁19は、軸方向でクランク室10および収納室28からミッション室20を仕切る。
メイン軸53は、第2隔壁19と、軸方向で第2隔壁19に対向する上ミッションケース14の左側の側壁17(上クランクケース11の後部の左側の側壁13の一部である。)とに、それぞれ1対の軸受61,62を介して回転可能に支持される。カウンタ軸54は、第2隔壁19と、軸方向で第2隔壁19に対向する上ミッションケース14の側壁17および下ミッションケース24の側壁27(下クランクケース21の後部の左側の側壁23の一部である。)とに、それぞれ1対の軸受63,64を介して回転可能に支持される。また、メイン軸53およびカウンタ軸54は、互いに平行に配置され、回転中心線L1に平行な回転中心線L2,L3をそれぞれ有する。そして、カウンタ軸54の回転中心線L3は分割面H上に位置し、メイン軸53は、回転中心線L1、軸端部8a,8bおよびカウンタ軸54よりも上方に配置される。
ミッション室20から右側に突出して収納室28内で延びるメイン軸53の軸端部53aには、ミッション室20側から順に、駆動スプロケット101 と、被動ギヤ50bと、メイン軸53に対するクランク軸8から動力の伝達および遮断を行うクラッチCが同軸に取り付けられる。クラッチアウタ51に一体回転するように結合される被動ギヤ50bは、軸端部53aに相対回転可能に支持されるカラー65と、カラー65の外周に設けられるニードル軸受からなる軸受66を介して、メイン軸53に回転可能に支持される。
内燃機関Eに備えられるオイルポンプ80および水ポンプ90を回転駆動する伝動機構Tを構成する駆動スプロケット101 は、軸方向で側壁16(上ミッションケース14を構成する第2隔壁19でもある。)とクラッチCとの間に配置されて、カラー67を介して軸端部53aに回転可能に支持され、さらに被動ギヤ50bと一体回転するように、一体成形された突起が被動ギヤ50bの孔に嵌合して被動ギヤ50bに結合される。
図1,図3,図4を参照すると、内燃機関Eおよび歯車変速機Mの潤滑系統は、オイルパン5と、オイルパン5からストレーナ68および吸入導管69を経て吸入した潤滑油を吐出するオイルポンプ80と、オイルポンプ80から吐出された潤滑油を清浄にするオイルフィルタ70と、オイルフィルタ70を流通した後の潤滑油を冷却する水冷式のオイルクーラ71と、内燃機関Eおよび歯車変速機Mの各潤滑箇所をはじめ所要の箇所に潤滑油を導く多数の油路と、から構成される。
内燃機関Eの補機であるオイルポンプ80は、クランク軸8の動力により回転駆動されると共にトロコイドポンプから構成され、回転中心線L1に平行な回転中心線L4を有する駆動軸81と、吸入ポートおよび吐出ポートが設けられたポンプボディ82と、駆動軸81により回転駆動されるロータ84を収容すると共にポンプボディ82にボルトB3により結合されるポンプカバー83とを備える。ポンプカバー83が下クランクケース21に複数のボルトB4で結合されることにより、オイルポンプ80が下クランクケース21に取り付けられる。
そして、オイルストレーナ68および吸入導管69を経てオイルパン5から汲み上げられた潤滑油は、オイルポンプ80から吐出され、次いで吐出導管72を経て下クランクケース21に設けられた油路73を通ってオイルフィルタ70に流入する。オイルフィルタ70を通過した潤滑油は、油路74を通ってオイルクーラ71に導かれ、オイルクーラ71を通過した後にメインギャラリ75に流入する。その後、メインギャラリ75の潤滑油が、下クランクケース21、シリンダブロック1およびシリンダヘッド2に設けられた各油路を経て、内燃機関Eおよび歯車変速機Mの各潤滑箇所に供給される。そして、各潤滑箇所を潤滑した後の潤滑油は、クランク室10、収納室28およびミッション室20内を落下または流下してオイルパン5に戻る。
また、内燃機関Eの冷却系統は、下クランクケース21の側壁27に装着されて冷却水を圧送する水ポンプ90を備える。内燃機関Eの補機としての水ポンプ90は、オイルポンプ80の駆動軸81と同軸に設けられて一体に回転する駆動軸91と、側壁27に嵌合して保持されると共に駆動軸91を回転可能に支持するポンプボディ92と、ポンプボディ92に結合されるポンプカバー93と、駆動軸91により回転駆動されるインペラ94と、を備える。
ポンプボディ92およびポンプカバー93により形成されてインペラ94が収納されるポンプ室95には、ラジエータで放熱して低温となった冷却水がポンプカバー93の入口ポート93aから流入し、インペラ94により圧送された冷却水がポンプカバー93に設けられた出口ポートから流出して、導管を通ってシリンダブロック1やシリンダヘッド2に設けられた冷却水通路に供給される。
オイルポンプ80および水ポンプ90は、ミッション室20の真下で、オイルパン5の上方に配置され、オイルポンプ80および水ポンプ90、さらに両駆動軸81,91は、回転中心線L1、クランク室10およびミッション室20よりも下方に配置される。そして、両回転中心線L1,L3を含む平面である分割面Hに対して、一方側である上側にメイン軸53(したがって回転中心線L2)が配置され、他方側である下側にオイルポンプ80および水ポンプ90が配置される。
図1,図3,図4を参照すると、オイルポンプ80の駆動軸81および水ポンプ90の駆動軸91を回転駆動するための補機用の伝動機構Tは、駆動スプロケット101 と、駆動軸81に一体回転可能に取り付けられる被動スプロケット102 と、両スプロケット101 ,102 に掛け渡される無端伝動帯としての無端チェーン103 と、無端チェーン103 の外周側に接触して無端チェーン103 を案内することにより無端チェーン103 の振れを抑制する1対のチェーンガイド104 ,105 とを備える。
収納室28の下部に配置される被動スプロケット102 は、駆動軸81における取付部としての右側の軸端部81aに軸方向にねじ込まれるボルトB5で結合されることにより、該軸端部81aに取り付けられる。また、被動スプロケット102 は複数の貫通孔102bが周方向に間隔をおいて設けられたウェブ102aを有する。
図1に示されるように、右側からの側面視で、突出壁122 および合わせ面123 は、被動スプロケット102の一部が側壁22で覆われるように、被動スプロケット12と重なる重合部122a,123aを有する一方、クランク軸8の軸端部8aの全体、駆動軸81の軸端部81aの全体、メイン軸53の軸端部53aの全体および被動スプロケット102 の残部は、開口130 内または突出壁122 および合わせ面123 の内側で露出している。
より具体的には、側面視で、被動スプロケット102 において、重合部122a,123aを境にして、重合部122a,123aよりも下方の部分全体または回転中心線L4を中心としたときの開口130 の外側の全体が、第1側壁22aにより右側から覆われている。そして、各重合部122a,123aは、被動スプロケット102 においてオイルパン5寄りまたは下部に位置し、突出壁122 および合わせ面123 においてそれぞれの最下部を構成する。また、第1側壁22aおよび突出壁122 と軸端部81aとの間には、駆動スプロケット101 に巻き掛けられた無端チェーン103 が巻き掛けられた状態の被動スプロケット102 を開口130 を通じて挿入可能な軸方向での隙間Gが形成されている。
ウェブ102aの各貫通孔102bは、側面視で、突出壁122 または合わせ面123 と交差可能な位置にある。そして、ボルトB5をねじ込むことにより被動スプロケット102が軸端部81aに締結される際に、係合部としての任意の貫通孔102bに、棒状の部材または工具(例えばドライバ)からなる係止部材を突出壁122 の内面または合わせ面123 の内縁に当接可能に軸方向に挿入することにより、被動スプロケット102 に対して回止めされて相対回転不能に嵌合する駆動軸81は、ボルトB5と共に回転することが防止される。これにより、軸端部81aへの被動スプロケット102 の取付の作業性が向上する。
そして、オイルポンプ80の、下クランクケース21への取付および駆動軸81への被動スプロケット102 の取付は、概ね以下のようにして行われる。
まず、オイルポンプ80は、駆動軸81に被動スプロケット102 が取り付けられていない状態で、オイルパン5との合わせ面124 により囲まれる開口140 を利用して、合わせ面124 寄りから下クランクケース21内に挿入され、ボルトB6により下クランクケース21の取付座21b(図3参照)に結合される。次いで、クランクケースカバー45が合わせ面112 ,122 に結合される前に、開口130 を通じて下クランクケース21内に挿入された被動スプロケット102 に、既にメイン軸53に取り付けられた状態の駆動スプロケット101 に巻き掛けられている無端チェーン103 が巻き掛けられる。その後、隙間Gに無端チェーン103 が巻き掛けられた被動スプロケット102 が挿入され、貫通孔102bに挿入されて係合する前記係止部材を突出壁122 の内面または合わせ面123 の縁部に当接させた状態で、ボルトB5が軸端部81aにねじ込まれて、被動スプロケット102 が軸端部81aに締結される。
図1を参照すると、突出壁112 ,122 および合わせ面113 ,123 のうち、側面視で、シリンダ軸線Lcに対してメイン軸53および駆動軸81とは反対側に位置する突出壁部分112b,122bおよび合わせ面部分113b,123bの全体またはほぼ全体は、開口130 内に位置するクランク軸8の回転中心線L1と被動スプロケット102 との間の距離Rよりも回転中心線L1に近い位置にある(図1には、距離Rを半径として、回転中心線L1を中心とする円弧Aが二点鎖線で示されている。)。これにより、回転中心線L1を中心とする所定角度範囲θに渡って、軸端部8aの周囲で、突出壁112 ,122 および合わせ面113 ,123 の径方向での大きさを小さくできる。ここで、所定角度範囲θは、側面視で、メイン軸53および駆動軸81の両回転中心線L2,L4を通る直線に平行であって回転中心線L1から延びる半直線と、回転中心線L1からオイルポンプ80が位置する側とは反対側(シリンダヘッド2側)に延びるシリンダ軸線Lcの半直線とで挟まれる角度により決まる範囲である。
また、クランク軸8の径方向外方でのクランクケース4の前面を構成する外面にはオイルフィルタ70が取り付けられる取付面4bが設けられ、開口130 全体は取付面4bの延長平面4cよりも回転中心線L1寄りに位置する。これにより、側面視で、クランク軸8よりも取付面4b寄りにおいて、取付面4bに直交する方向または前方への突出壁112 ,122 および合わせ面113 ,123 の突出量が小さくなる。
次に、前述のように構成された実施形態の作用および効果について説明する。
動力装置Pに備えられる伝動機構Tにおいて、駆動スプロケット101 はメイン軸53に取り付けられ、被動スプロケット 101 はオイルポンプ80の駆動軸81の軸端部81aに取り付けられ、側面視で、前記開口形成部を構成する突出壁112 ,122 およびその合わせ面113 ,123 は、側壁22で被動スプロケット102 の一部が覆われるように被動スプロケット102 と重なる重合部122a,123aを有する一方、軸端部81aの全体および被動スプロケット102 の残部は開口130 内で露出していることにより、クランクケース4に取り付けられた後のオイルポンプ80に対して、無端チェーン103が巻き掛けられた被動スプロケット102を開口130 を通じてオイルポンプ80の駆動軸81に取り付けることができるので、クランクケース4へのオイルポンプ80の取付の作業性が向上する。また、突出壁112 ,122 および合わせ面113 ,123 は、側面視で、被動スプロケット102の一部が側壁22aにより覆われるように重合部122a,123aを有することから、被動スプロケット102の全体が開口内で露出するように開口が設けられるものに比べて、開口130 を小さくすることができるので、側壁12,22に設けられる開口130 が小さくなり、クランクケース4の剛性の低下が抑制される。さらに、無端チェーン103はクランク軸8を囲んで配置されないので、クランク軸8と駆動軸81との間で無端チェーンやチェーンガイドを配置するためのスペースを確保する必要がないことから、クランク軸8の軸端部8aの周囲でクランクケース4が小型化される。
側面視で、シリンダ軸線Lcに対してメイン軸53および駆動軸81、または両回転中心線L2,L4とは反対側に位置する突出壁部分112b,122bおよび合わせ面部分113b,123bの全体またはほぼ全体は、開口130 内に位置するクランク軸8の回転中心線L1と被動スプロケット102との間の距離Rよりも回転中心線L1に近い位置にあることにより、シリンダ軸線Lcに対してメイン軸53または駆動軸81の反対側において、突出壁部分112b,122bおよび合わせ面部分113b,123bが軸端部8aの周囲に径方向で近接して配置されるうえ、開口130 も小さくすることができる。この結果、クランクケース4が小型化されるうえ、開口130 を小さくできるのでクランクケース4の剛性の低下が抑制される。
さらに、所定角度範囲θに渡って、軸端部8aの周囲で、突出壁部分112b,122bおよび合わせ面部分113b,123bの径方向での大きさを小さくできて、クランクケース4が小型化される。
また、クランク軸8の径方向外方でのクランクケース4の前面を構成する外面4aにはオイルフィルタ70が取り付けられる取付面4bが設けられ、開口130 全体は取付面4bの延長平面4cよりも回転中心線L1寄りに位置する。これにより、取付面4bに直交する方向または前方への突出壁部分112b,122bおよび合わせ面部分113b,123bの突出量が小さくなり、クランクケース4が小型化される。
自動二輪車において、メイン軸53はクランク軸8の回転中心線L1よりも上方に配置され、オイルポンプ80は回転中心線L1よりも下方に配置され、重合部122a,123aは突出壁112 ,122 および合わせ面113 ,123 の最下部を構成し、クランクケースカバー45は車幅方向から開口130 を覆うことにより、重合部122a,123aが合わせ面113 ,123 の最低部を構成するので、自動二輪車の車幅方向に配置されるクランクケースカバー45の最低位置を、被動スプロケット102 の全体が開口内に位置するように被動スプロケット102 全体を囲んで突出壁および合わせ面が設けられるものに比べて、上方に位置させることができるので、車幅方向に配置されるクランクケースカバー45の最低位置を上方に位置させることができることから、自動二輪車のバンク角を増加させることが可能になり、またクランクケースカバー45の下方空間が増加するので、この下方空間を利用して車体フレームは排気管の配置の自由度を増加させることが可能になる。
さらに、被動スプロケット102 において、重合部122a,123aは下部またはオイルパン5寄りにあることにより、その分、オイルパン5をオイルポンプ80に近づけて配置することが可能になって、内燃機関Eを上下方向で小型化することができる。
以下、前述した実施形態の一部の構成を変更した実施形態について、変更した構成に関して説明する。
変速機は、常時噛合い式以外の歯車変速機でもよく、歯車変速機以外の変速機であってもよい。
伝動機構Tは、オイルポンプおよび水ポンプのいずれか1つを駆動するものであってもよい。内燃機関の補機は、オイルポンプおよび水ポンプ以外のものであってもよい。
本発明が適用された伝動機構を備える内燃機関および変速機を備える動力装置において、ケースカバーを外した状態で、一部が図2における概ねI−I線での断面で示される右側面図である。 図1の概ねII−II線断面図である。 図1の概ねIII−III線断面図である。 図1のIV−IV線矢視図である。
符号の説明
1…シリンダブロック、2…シリンダヘッド、4…クランクケース、8…クランク軸、12,22…側壁、45…クランクケースカバー、53…メイン軸、80…オイルポンプ、81…駆動軸、102 …被動スプロケット、112 ,122 …突出壁、122a,123a…重合部、113 ,123 …合わせ面、130…開口、P…動力装置、E…内燃機関、M…歯車変速機。

Claims (3)

  1. クランク軸と、駆動スプロケットおよび被動スプロケットに掛け渡された無端チェーンを備える伝動機構と、前記伝動機構により回転駆動される補機と、前記伝動機構、前記補機および前記クランク軸を収納すると共に前記補機が取り付けられるクランクケースと、軸方向での前記クランクケースの側壁の一部である開口形成部により形成される開口を覆うべく前記開口形成部の合わせ面に結合されて前記開口を覆うクランクケースカバーとを備える内燃機関と、
    前記クランク軸の動力が伝達される入力軸を備える変速機と、
    を備える動力装置において、
    前記クランクケースは、上クランクケースと下クランクケースからなる上下割クランクケースであり、
    前記被動スプロケットの取り付けられていない前記補機が、前記下クランクケースのオイルパンとの合わせ面で囲まれるオイルパン取り付け開口部により、下側から同下クランクケースに取り付けられるように構成され、
    前記駆動スプロケットは前記入力軸に取り付けられ、前記被動スプロケットは、前記下クランクケースに取り付けられた前記補機の駆動軸の取付部に、前記側壁の前記開口から取り付けられ、
    側面視で、前記開口形成部は前記側壁で前記被動スプロケットの一部が覆われるように前記被動スプロケットと重なる重合部を有する一方、前記取付部の全体および前記被動スプロケットの残部は前記開口内で露出していることを特徴とする動力装置。
  2. 前記開口形成部のうち、側面視で、シリンダ軸線に対して前記入力軸とは反対側に位置する前記開口形成部の部分の全体またはほぼ全体は、前記開口内に位置する前記クランク軸の回転中心線と前記被動スプロケットとの間の距離よりも前記回転中心線に近い位置にあることを特徴とする請求項1記載の動力装置。
  3. 前記入力軸は前記クランク軸の回転中心線よりも上方に配置され、前記補機は前記回転中心線よりも下方に配置され、前記重合部は前記開口形成部の最下部を構成し、前記クランクケースカバーは車幅方向から前記開口を覆うことを特徴とする請求項1または2記載の動力装置が搭載される自動二輪車。
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