JP3974565B2 - 電子写真方式画像形成装置の光走査ユニットおよび電子写真方式画像形成装置 - Google Patents

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本発明は,電子写真方式画像形成装置の光走査ユニットおよび電子写真方式画像形成装置に関する。
図1は,従来のカラー電子写真方式画像形成装置の構成を示している。
図1に示すように,従来のカラー電子写真方式画像形成装置は,3個のローラ11,12,13,これらのローラ11,12,13により支持されて循環走行する感光ベルト14,帯電器15,複数の光走査ユニット30,複数の現像器17,転写ローラ21,および定着ローラ22を備えている。このうち,帯電器15,複数の光走査ユニット30,複数の現像器17,転写ローラ21,および定着ローラ22は,感光ベルト14の周囲に配置されている。
このような構成を有する従来のカラー電子写真方式画像形成装置における画像形成工程は次の通りである。まず,帯電器15によって,感光ベルト14の表面を均一な電位に帯電させる。次に,この感光ベルト14の表面に各光走査ユニット30から発せられた光を走査させる。この結果,感光ベルト14の表面において,光が走査された部分とそうでない部分と間に相対的な電位差が生じ,画像情報に対応する静電潜像が形成される。ここで現像器17から感光ベルト14にトナーが供給されると,感光ベルト14の表面には,静電潜像に対応するトナー画像が形成される。感光ベルト14に形成されたトナー画像は,感光ベルト14と接触回転する転写ローラ21に1次転写された後,転写ローラ21とこれを加圧している加圧ローラ22との間に引込まれる用紙Sに2次転写(熱および圧力により固着)される。以上の工程を経て画像印刷が完了する。
図2は,従来の光走査ユニット30の一例を示したものである。
図2に示すように,光走査ユニット30は,光発生器31,回転多面鏡32,モータ36,レンズユニット33を含む。回転多面鏡32は,多数の反射面が形成された多角形状の回転体であって,モータ36の回転軸に結合されて回転する。光発生器31から放出されて回転多面鏡32の反射面に入射された光は,回転多面鏡32が回転するにつれて主走査方向Mに偏向する。ここで偏向した光は,レンズユニット33を経て感光ベルト14に入射する。
画像形成装置がカラー画像を形成するためには,図1に示したように,イエロー(Y:yellow),マゼンタ(M:magenta),シアン(C:cyan),ブラック(K:black)それぞれに対応する画像情報を感光ベルト14に走査する4個の光走査ユニット30が必要となる。また,各光走査ユニット30の走査動作を制御するためには,図2に示したように,感光ベルト14に走査させるビーム(光)の主走査方向Mの同期を検出する同期検出手段34,モータ36の回転を制御するモータドライバ37,および同期検出手段34の検出結果に応じて光発生器31とモータドライバ37の動作を統合的に制御するシステム制御部35が必要となる。
このように,4個の光走査ユニットを具備する場合には画像形成装置が大型化してしまい,装置の軽薄短小化が要求される市場に受け入れられないおそれがある。また,光走査ユニット30毎にレンズユニット33やモータドライバ37等を具備しなければならないために,部品コストや組立てコストが増加する。また,各モータ36の制御に誤差が生じると,カラーレジストレーションエラーが発生するおそれがある。
図1に示した従来のカラー電子写真方式画像形成装置が抱えるこのような問題点を解決するために,図3に示した構成が検討されている。すなわち,多数の光発生器42が発した各光が別個の光路を経由して一つの回転多面鏡41に達するように,また回転多面鏡41で反射した複数の光が別個の光路を経由して感光体44に達してその表面を走査するように,多数の反射ミラー43が配置される。
しかし,図3に示した構成によれば,多数の反射ミラーをそれぞれ正確に所定の位置に配置する必要がある。例えば,一の反射ミラーは,他の光発生器から出射された光の光路を遮らないように配置されなければならない。このように,装置筐体内の狭い空間に多数の反射ミラーをいくつかの条件を満たしつつ配置することには限界がある。したがって,装置の小型化が困難であった。また,反射ミラーの設置角度にずれが生じた場合,これによる光路の誤差はその2倍になって,結果的にカラーレジストレーションエラーを引き起こすことになる。したがって,各反射ミラーを精密に組立てる必要があるが,そのためには組立て工程や調整工程に長時間を要することになり,組立てコストの上昇を招くおそれがある。
本発明は,このような問題に鑑みてなされたものであり,その目的は,小型化が可能であって,高精度な画像を形成することが可能な新規かつ改良された電子写真方式画像形成装置の光走査ユニットおよび電子写真方式画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明の第1の観点によれば,光(平行光)を出射する複数の光発生器と,光発生器から出射された光を主走査方向に所定角度範囲で偏向させて,副走査方向に変位する感光体に偏向させた光を走査させるものであって,複数の光発生器一つずつに対応するように駆動手段(例えば,駆動モータ)の回転軸に積層結合されて回転する副走査方向に積層された形態の複数の回転多面鏡と,各光発生器と各回転多面鏡との間の光路上に設置され,副走査方向に光を集束させる複数の第1レンズと,各回転多面鏡によって偏向された光を感光体に集束させる複数の第2レンズとを含み,各回転多面鏡の反射面は,副走査方向に傾いて,傾斜角度がそれぞれ異なるように形成され,複数の光は,副走査方向に傾いた反射面によって,副走査方向に傾いて偏向され,第1レンズは,一体に形成されていることを特徴とする電子写真方式画像形成装置の光走査ユニットが提供される。かかる構成によれば,一の駆動手段によって複数の回転多面鏡を回転させることが可能となるため,光走査ユニットの小型化が実現する。また,一の駆動手段に複数の回転多面鏡が積層結合するため,各回転多面鏡の回転制御も容易となり,感光体に走査させる光の光軸のずれを抑えることも可能となる。この結果,高精度なカラー画像が得られる。さらに,感光体に走査させる光の走査状態や感光体の動きを検出する検出手段も一つ備えるだけでよい。したがって,部品コストや組み立てコストの削減が実現する。
ここで,第2レンズを一体に形成すれば,光走査ユニットのより一層の小型化が実現する。また,各回転多面鏡の反射面は,入射される光の光軸に対して副走査方向に傾いて形成されることが好ましい。
また,上記課題を解決するために,本発明の第2の観点によれば,感光体と,感光体に光を走査させて静電潜像を形成する光走査ユニットと,静電潜像にトナーを供給してトナー画像を形成する現像器と,トナー画像を用紙に転写する転写器と,トナー画像を用紙に固着させる定着器とを含む電子写真方式画像形成装置が提供される。そして,この電子写真方式画像形成装置が備える光走査ユニットは,光を出射する複数の光発生器と,光発生器から出射された光を主走査方向に所定角度範囲で偏向させて,副走査方向に変位する感光体に偏向させた光を走査させるものであって,複数の光発生器一つずつに対応するように駆動手段の回転軸に積層結合されて回転する副走査方向に積層された形態の複数の回転多面鏡と,各光発生器と各回転多面鏡との間の光路上に設置され,副走査方向に光を集束させる複数の第1レンズと,各回転多面鏡によって偏向された光を感光体に集束させる複数の第2レンズとを含み,各回転多面鏡の反射面は,副走査方向に傾いて,傾斜角度がそれぞれ異なるように形成され,複数の光は,副走査方向に傾いた反射面によって,副走査方向に傾いて偏向され,第1レンズは,一体に形成されていることを特徴としている。かかる構成によれば,一の駆動手段によって複数の回転多面鏡を回転させることが可能となるため,光走査ユニットの小型化が実現し,これを備える電子写真方式画像形成装置の小型化も実現する。しかも,高精度なカラー画像の形成が可能となる。
複数の光発生器と同数の感光ドラム,または,無限軌道を走行する感光ベルトから感光体を構成することが可能である。感光体を複数の感光ドラムから構成する場合,各感光ドラムに走査させる光の副走査方向の間隔は,各感光ドラムの円周長の整数倍,または,副走査方向の解像度の整数倍であることが好ましい。感光体を感光ベルトから構成する場合,感光ベルトに走査させる光の副走査方向の間隔は,副走査方向の解像度の整数倍であることが好ましい。
また,上記課題を解決するために,本発明の第3の観点によれば,副走査方向に並んだ複数の光路に光を出射するように副走査方向に配列された複数の光発生器と,共通の軸を中心に回転するように副走査方向に配置され,各光発生器から出射された各光を主走査方向に偏向させる複数の回転多面鏡とを含むことを特徴とする,電子写真方式画像形成装置の光走査ユニットが提供される。
また,上記課題を解決するために,本発明の第4の観点によれば,感光体と,感光体に光を走査させて静電潜像を形成する光走査ユニットと,静電潜像にトナーを供給してトナー画像を形成する現像器と,トナー画像を用紙に転写する転写器と,トナー画像を用紙に定着させる定着器とを含む電子写真方式画像形成装置が提供される。そして,この電子写真方式画像形成装置が備える光走査ユニットは,副走査方向に並んだ複数の光路に光を出射するように副走査方向に配列された複数の光発生器と,共通の軸を中心に回転するように副走査方向に配置され,各光発生器から出射された各光を主走査方向に偏向させる複数の回転多面鏡とを含むことを特徴としている。
複数の光発生器は,副走査方向に配列され,各回転多面鏡は,複数の光発生器に各々対応することが好ましい。また,各回転多面鏡は,副走査方向に所定角度傾いて形成された複数の反射面を具備することが好ましい。この反射面の傾斜角度については,各回転多面鏡と感光体との位置関係に応じて設定される。例えば,複数の回転多面鏡のうち,第1回転多面鏡の反射面と第2回転多面鏡の反射面が正の副走査方向に同じ傾斜角度で傾き,第3回転多面鏡の反射面と第4回転多面鏡の反射面が負の副走査方向に同じ傾斜角度で傾くようにしてもよい。また,各回転多面鏡の反射面の傾斜角度が相異なるようにしてもよい。複数の回転多面鏡は一体に形成されることが好ましい。
光走査ユニットは,各光発生器と各回転多面鏡との間の光路に位置して光を副走査方向に集束させる多数の第1レンズと,各回転多面鏡と走査対象面(感光体)との間に位置して光を走査対象面に集束させて走査線を形成する多数の第2レンズとをさらに具備することが好ましい。そして,多数の第1レンズと多数の第2レンズについては,各々一体に形成することが可能である。
また,上記課題を解決するために,本発明の第5の観点によれば,感光体と,光を出射する複数の光源と,各光源から出射された各光を主走査方向に偏向させて感光体に与える複数の回転多面鏡と,複数の光源と複数の回転多面鏡との間の光路上に位置して,各光源から出射された各光が通過する部分は円柱レンズ形状を有する複数の第1レンズと,複数の回転多面鏡と感光体との間に位置して,各回転多面鏡において偏向した各光が通過する部分はf−θレンズ形状を有する複数の第2レンズとを含むことを特徴とする,電子写真方式画像形成装置が提供される。
以上のように,本発明によれば,光走査ユニットおよび画像形成装置の小型化が実現する。また,高精度な画像,特にカラー画像を形成することが可能となる。さらに,部品コストや製造コストの低減も実現する。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。なお,本実施の形態の説明では,カラー画像を形成するためにイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各色相の画像情報に対応する4本の光を出射する光走査ユニットを一例として用いる。
(第1の実施の形態)
図4は,本発明の第1の実施の形態にかかる電子写真方式画像形成装置(以下,「画像形成装置」という)の構成を示している。
図4に示したように,本実施の形態にかかる画像形成装置は,一定の電位に帯電した4個の感光ドラム220に光を走査させて静電潜像を形成する光走査ユニット210と,静電潜像をイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの4色相のトナーで現像してトナー画像を形成する4個の現像器230と,各感光ドラム220に形成された4色相のトナー画像が順次重畳転写され,その後,用紙Sに転写する転写ベルト240を含む転写器と,トナー画像が転写された用紙Sを加熱圧着して画像を定着させる定着器150とを備える。用紙Sを供給する給紙カセット250は,例えば,画像形成装置本体に出し入れ自在に設置される。
このように構成された本実施の形態にかかる画像形成装置において,画像形成工程は次のように進行する。まず,感光ドラム220を帯電器(図示せず)により一定の電位に帯電させる。次に,光走査ユニット210が光を走査して,第1の色相で現像する画像の静電潜像を感光ドラム220に形成する。例えば,イエロー色相を第1に現像するならば,イエロー色相の現像器230Yが感光ドラム220Yに形成された静電潜像をイエロー色トナーで現像してイエロー画像を形成する。このように現像されたイエロー画像は,転写ベルト240に転写される。
次いで,第2の色相用の静電潜像を形成する。第2の色相がマゼンタであれば,感光ドラム220Mを帯電させ,露光することによって,感光ドラム220Mに静電潜像を形成する。そして,マゼンタ色相の現像器230Mが感光ドラム220Mに形成された静電潜像をマゼンタ色トナーで現像してマゼンタ画像を形成する。このように現像されたマゼンタ画像は,既にイエロー画像が転写されている転写ベルト240上に重畳転写される。このとき,イエロー画像とマゼンタ画像を転写ベルト240に正確に重畳転写するために,光走査ユニット210の露光開始タイミング,感光ドラム220の回転開始タイミング,および転写ベルト240の移動速度(変位速度)を精密に制御する。
同様に,第3のシアン色相と第4のブラック色相の画像を連続的に現像/転写すれば,“A”の位置では転写ベルト240上に完全なカラーの画像が作られる。このように転写ベルト240上に形成されたカラー画像は,給紙カセット250から転写ベルト240と転写バックアップローラ241間に供給される用紙Sに転写される。その後,用紙Sが定着器260を通過することによって,カラー画像が用紙Sに加熱圧着されて完全に定着する。
本実施の形態にかかる画像形成装置は,感光体として4個の感光ドラム220Y,220M,220C,220Kを備え,転写器として転写ベルト240を備えているが,図5に示したように,感光体として無限軌道を走行する感光ベルト270を採用し,転写器として転写ローラ280を採用することもできる。図5に示した構成を有する画像形成装置の画像印刷工程は次の通りである。まず,現像器230から感光ベルト270に対して,例えばイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各色相が順に連続重畳され,感光ベルト270に4色相のカラートナー画像が形成される。そして,感光ベルト270に形成されたカラートナー画像が,感光ベルト270と転写ローラ280間に供給される用紙Sに転写された後,定着器260において用紙Sに定着する。このようにして,画像印刷が完了する。
本実施の形態にかかる画像形成装置は,4個の光走査ユニットを各々具備する従来の画像形成装置とは異なり,以下説明するように,多数の回転多面鏡が一つの駆動手段により回転するように構成された一つの光走査ユニットを具備することを特徴とする。また,多数の回転多面鏡が共通の回転中心を有するように構成されることを特徴とする。以下,駆動手段が一つの回転軸を有する駆動モータ150である場合に即して,本発明の実施の形態にかかる光走査ユニットを説明する。
図6は,図4,図5に示した画像形成装置に備えられた光走査ユニットの構成を示している。また,図7および図8は,図6に示した光走査ユニットによる主走査方向および副走査方向の結像状態を各々示している。
図6に示すように,本実施の形態にかかる光走査ユニットは,例えば4本の平行光を出射する光発生器110と,光発生器110から出射された4本の光をそれぞれ副走査方向に集束させる4個の第1レンズ120と,各第1レンズ120を通過した光をそれぞれ主走査方向に偏向させる4個の回転多面鏡130と,各回転多面鏡130により偏向された光を走査対象面の感光体面に集束させる4個の第2レンズ140を備えている。4個の第1レンズ,4個の回転多面鏡,および4個の第2レンズ140はそれぞれ,イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの4色相に対応しており,各々副走査方向に配列されている。なお,本実施の形態では,感光体として感光ドラム220が用いられている。
光発生器110は,光源111およびコリメートレンズ112を含む。光源111としては,例えば,単色光を出射するレーザーダイオードを使用することが好ましい。光源111から出射された光が発散光である場合,コリメートレンズ112を通過させて平行光を得る。各第1レンズ120は,図7および図8に示したように,光発生器110から出射された平行光を副走査方向に集束し,回転多面鏡130に入射させるものである。各第1レンズ120としては,例えば,円柱レンズを使用することが好ましい。
4個の回転多面鏡130は,副走査方向に積層を成すように,駆動モータ150の回転軸に取り付けられている。駆動モータ150が回転すると,4個の回転多面鏡130が同時に回転する。各回転多面鏡130には少なくとも一つの反射面が形成されている。本実施の形態においては各回転多面鏡130には6個の反射面が形成されている。回転多面鏡130の回転に伴い,光発生器110から出射され各第1レンズ120を経由して各回転多面鏡130に入射された各光と,各回転多面鏡130の反射面とが成す角度が連続的に変わり,各反射面で反射した光はそれぞれ,主走査方向に偏向されて各感光ドラム220に向かう。このように,本実施の形態にかかる光走査ユニットによれば,4個の回転多面鏡130が一つの駆動モータ150により回転するため,一つのモータドライバ(図示せず)を備えるだけでよい。したがって,4個の駆動モータを駆動させるために4個のモータドライバを各々具備する必要がある従来の光走査ユニットと比較して,装置の小型化が可能となる。
また,本実施の形態にかかる光走査ユニットにおいて,各感光ドラム220と各回転多面鏡130間には,4個の第2レンズ140が設置される。各第2レンズ140としては,非球面レンズ,例えばf−θレンズが用いられる。回転多面鏡130により偏向された光は,第2レンズ140を通過することによって,図7と図8に示したように,感光ドラム220面に集束する。そして,第2レンズ140を通過した光は,偏向角度θに関係なく,焦点距離fに配置された感光ドラム220面に結像する。
同期検出手段160は,各感光ドラム220を主走査方向に走査する各光の同期を検出して,各光の走査開始タイミングを決定する。すなわち,同期検出手段160が光を検出し,一定の時間経過後,画像情報に対応する光を走査し始めれば,光の走査が開始されたとき,光は正確に走査される。光走査ユニットに4個の同期検出手段160を備えるようにしてもよいが,多数の回転多面鏡130の反射面が副走査方向に正確に互いに一致するように組立てられるならば,同期検出手段160を一つだけにすることも可能である。
(第2の実施の形態)
図9は,本発明の第2の実施の形態にかかる光走査ユニットの構成を示している。
図9に示したように,本実施の形態にかかる光走査ユニットは,図6に示した第1の実施の形態にかかる光走査ユニットに対して,4個の第1レンズ120と4個の第2レンズ140がそれぞれ,一体に成形された第1レンズ120‘と第2レンズ140’に置き換えられた構成を有する。近年,光学機器の製造技術が発達し,これに伴い,レンズの製造に関しても,ガラスなどの光学材料を切削加工する従来の方式に代えて,透明プラスチック等の光学材料を用いて射出成形により製作する方式が採用されるケースが多くなった。この製造方法を採用することによって,副走査方向に配置された各4個の第1レンズ120と第2レンズ140を各々一体に成形することも可能となる。一体成型された第1レンズ120‘については,光が透過する部分のみを円柱レンズ形状とすることが好ましい。また,一体成型された第2レンズ140‘についても同様に,光が透過する部分のみをf−θレンズ形状とすることが好ましい。このように第1レンズ120‘と第2レンズ140‘を構成することによって,4個の第1レンズ120と4個の第2レンズ140をそれぞれ個別に製造する場合に比べて,部品コストおよび組立てコストの大幅な節減が可能となる。
図6に示した第1の実施の形態にかかる光走査ユニットおよび図9に示した第2の実施の形態にかかる光走査ユニットによれば,光発生器110から出射された平行光は,第1レンズ120,120‘において副走査方向に集束し,回転多面鏡130に入射する。回転多面鏡130の反射面で反射した光は,回転多面鏡130の回転に伴い,主走査方向に偏向(偏向角度範囲θ)する。そして,偏向された光は,第2レンズ140,140’によって,副走査方向と主走査方向に集束し,感光ドラム220面を走査する。
ところで,カラー画像を形成する場合,4色相の画像を正確に重畳させる画像位置制御技術(カラーレジストレーション技術)が必要となる。このカラーレジストレーションを容易化するためには,感光体(例えば,感光ドラム220)に入射する複数の光の間隔を画像の解像度の整数倍にすることが望ましい。具体的には,図4と図5に示した各感光ドラム220または感光ベルト270に形成される主走査線の間隔L1を副走査方向の解像度の整数倍に設定する。このようにすれば,画像形成装置に備えられた各駆動要素を解像度の整数倍単位で制御することが可能となり,その制御が単純化する。この結果,高精度なカラーレジストレーションが実現する。
また,図4に示した画像形成装置のように,感光体として複数の感光ドラム220を使用する場合,各感光ドラム220に入射する光の間隔を感光ドラム220の円周長の整数倍に設定すれば,カラーレジストレーションが容易となる。例えば,感光ドラム220Yに光を走査して感光ドラム220Yが1回転する時間が経過したときに感光ドラム220Mに光を走査し始めれば,イエロー色相のトナー画像とマゼンタ色相のトナー画像が正確に重畳されて転写ベルト240に転写される。したがって,イエロー色相とマゼンタ色相のカラーレジストレーションが正確に一致する。
図6,図9に示した光走査ユニットを採用して,感光ドラム220を小さく,例えば直径20mm以下とし,さらに,図4と図5に示したように,光走査ユニット210から出射された光が多数の現像器230の間を通って感光体に入射するように構成すれば,非常にコンパクトな画像形成装置が具現できる。
(第3の実施の形態)
図10は,本発明の第3の実施の形態にかかる光走査ユニットが備える4個の回転多面鏡130‘の構成を示している。
図10に示したように,4個の回転多面鏡130‘の各反射面131,132,133,134は,入射する光の光軸の方向(図面水平方向)に対して,副走査方向(図面上下方向)に傾いて形成されている。各反射面131,132,133,134の傾斜角度A1〜A4および傾斜方向については,多様な設定が可能である。例えば,各各傾斜角度A1,A2,A3,A4が全て異なるようにしてもよい。また,傾斜角度A1と傾斜角度A3が一致し,傾斜角度A2と傾斜角度A4が一致するようにしてもよい。さらに,図10に示したように,反射面131と反射面132の傾斜方向を正の副走査方向(図面上方向)とし,反射面133と反射面134の傾斜方向を負の副走査方向(図面下方向)としてもよい。このような回転多面鏡130‘によれば,各反射面131,132,133,134において反射した各光は,主走査方向に偏向するだけでなく,副走査方向にもそれぞれ傾斜角度A1,A2,A3,A4の2倍偏向する。したがって,傾斜角度A1,A2,A3,A4を調整することによって,感光体(感光ドラム220,感光ベルト270)に形成される主走査線の間隔が一定に保ちつつ,駆動モータ150に設置された4個の回転多面鏡130’の全高L2を低くすることができる。この結果,回転多面鏡130‘の回転がより安定する。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,各実施の形態にかかる光走査ユニットが備える4個の回転多面鏡130,130‘をそれぞれ一体に形成することも可能である。
本発明は,電子写真方式により画像を印刷する画像形成装置,例えば,プリンタ,複写装置,ファクシミリ等に適用可能である。
従来のカラー電子写真方式画像形成装置の構成図である。 従来の光走査ユニットの一例を示す斜視図である。 従来の光走査ユニットの他の例を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる電子写真方式画像形成装置の構成図である。 図4の電子写真方式画像形成装置の変形例を示す構成図である。 図4の画像形成装置または図5の画像形成装置に備えられた光走査ユニットの構成を示す斜視図である。 図6の光走査ユニットにおける主走査方向の結像状態を示す説明図である。 図6の光走査ユニットにおける副走査方向の結像状態を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる光走査ユニットの構成を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態にかかる光走査ユニットの構成を示す斜視図である。
符号の説明
110 光発生器
111 光源
112 コリメートレンズ
120,120‘ 第1レンズ
130,130‘ 回転多面鏡
131〜134 反射面
140,140‘ 第2レンズ
150 駆動モータ
160 同期検出手段
210 光走査ユニット
220 感光ドラム
230 現像器
240 転写ベルト
241 転写バックアップローラ
250 給紙カセット
260 定着器
270 感光ベルト
280 転写ローラ
S 用紙

Claims (9)

  1. 光を出射する複数の光発生器と,
    前記光発生器から出射された光を主走査方向に所定角度範囲で偏向させて,副走査方向に変位する感光体に前記偏向させた光を走査させるものであって,副走査方向に積層された形態の複数の回転多面鏡と,
    前記各光発生器と前記各回転多面鏡との間の光路上に設置され,副走査方向に光を集束させる複数の第1レンズと,
    前記各回転多面鏡によって偏向された光を前記感光体に集束させる複数の第2レンズと,
    を含み,
    前記各回転多面鏡の反射面は,副走査方向に傾いて,傾斜角度がそれぞれ異なるように形成され,
    前記複数の光は,前記副走査方向に傾いた反射面によって,副走査方向に傾いて偏向され,
    前記第1レンズは,一体に形成されていることを特徴とする,電子写真方式画像形成装置の光走査ユニット。
  2. 前記第2レンズは,一体に形成されていることを特徴とする,請求項1に記載の電子写真方式画像形成装置の光走査ユニット。
  3. 感光体と,
    前記感光体に光を走査させて静電潜像を形成する光走査ユニットと,
    前記静電潜像にトナーを供給してトナー画像を形成する現像器と,
    前記トナー画像を用紙に転写する転写器と,
    前記トナー画像を前記用紙に固着させる定着器と,
    を含み,
    前記光走査ユニットは,
    光を出射する複数の光発生器と,
    前記光発生器から出射された光を主走査方向に所定角度範囲で偏向させて,副走査方向に変位する感光体に前記偏向させた光を走査させるものであって,副走査方向に積層された形態の複数の回転多面鏡と,
    前記各光発生器と前記各回転多面鏡との間の光路上に設置され,副走査方向に光を集束させる複数の第1レンズと,
    前記各回転多面鏡によって偏向された光を前記感光体に集束させる複数の第2レンズと,
    を含み,
    前記各回転多面鏡の反射面は,副走査方向に傾いて,傾斜角度がそれぞれ異なるように形成され,
    前記複数の光は,前記副走査方向に傾いた反射面によって,副走査方向に傾いて偏向され,
    前記第1レンズは,一体に形成されていることを特徴とする,電子写真方式画像形成装置。
  4. 前記第2レンズは,一体に形成されていることを特徴とする,請求項3に記載の電子写真方式画像形成装置。
  5. 前記感光体は,前記複数の光発生器と同数の複数の感光ドラムを含むことを特徴とする,請求項3または4に記載の電子写真方式画像形成装置。
  6. 前記各感光ドラムに走査させる光の副走査方向の間隔は,前記各感光ドラムの円周長の整数倍であることを特徴とする,請求項に記載の電子写真方式画像形成装置。
  7. 前記各感光ドラムに走査させる光の副走査方向の間隔は,副走査方向の解像度の整数倍であることを特徴とする,請求項に記載の電子写真方式画像形成装置。
  8. 前記感光体は,無限軌道を走行する感光ベルトを含むことを特徴とする,請求項3または4に記載の電子写真方式画像形成装置。
  9. 前記感光ベルトに走査させる光の副走査方向の間隔は,副走査方向の解像度の整数倍であることを特徴とする,請求項に記載の電子写真方式画像形成装置。
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