JPH1178113A - レーザ走査光学ユニットおよびレーザ光の走査方法 - Google Patents

レーザ走査光学ユニットおよびレーザ光の走査方法

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Publication number
JPH1178113A
JPH1178113A JP24706797A JP24706797A JPH1178113A JP H1178113 A JPH1178113 A JP H1178113A JP 24706797 A JP24706797 A JP 24706797A JP 24706797 A JP24706797 A JP 24706797A JP H1178113 A JPH1178113 A JP H1178113A
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JP
Japan
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laser light
laser
scanning
light sources
light source
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Pending
Application number
JP24706797A
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English (en)
Inventor
Taku Katsuragawa
卓 桂川
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Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1178113A publication Critical patent/JPH1178113A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複雑な制御系なしに電子写真装置の印字濃度を
変化させることができるレーザ光学走査ユニットの提
供。 【解決手段】波長により光感度の異なる感光ドラム9に
波長の異なる2つのレーザ光源1、2のレーザ光を切り
替えて走査させることにより、印字濃度を変化させ、印
字濃度を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ走査光学ユ
ニットおよびレーザ光の走査方法に関し、特に電子写真
装置で使用するレーザ走査光学ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置では、レーザ光を感光ドラ
ム上に走査し、この感光ドラム上に静電潜像を生成し、
この静電潜像を現像したものを媒体に転写して可視像を
形成(印字)していた。感光ドラムは、光導電体の膜厚
や製造条件の違いにより感度がばらつき、電子写真の印
字濃度がばらついていた。このため、レーザ光源の光量
を変えたりレーザ光源の点灯時間を変えたりする電気的
な方法または感光体の現像プロセスを変えるなどの方法
により印字濃度を調節していた。
【0003】また、特開昭60−91368号公報には
レーザ光の波長を変えて印字濃度を調節する情報記録装
置が記載されている。すなわち、感光ドラムの光感度が
レーザ光の波長により変化し、また半導体レーザはその
温度を変えることで発振波長を変化させることができる
ので、半導体レーザの温度を電気的に変えてレーザ光の
波長を変え印字濃度を調節していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術での印字濃
度の調節方法であるレーザ光の波長を変化させる方法や
レーザ光の点灯時間を変化させる方法は、レーザ光源を
電気的に制御する必要があるため、レーザ光源を制御す
る制御系が複雑になってしまうという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ走査光学
ユニットは、波長により光感度が異なる感光体と、それ
ぞれが波長の異なるレーザ光を出射する複数のレーザ光
源(図1の1、2)と、これら複数のレーザ光源からの
レーザ光を受けて同一光軸上のレーザ光とする光路切り
替え素子と、この光路切り替え素子からのレーザ光を受
けて前記感光体上に走査させる走査手段とを備え、前記
光路切り替え素子と前記走査手段の間にトロイダルレン
ズ(図1の4)を設け、前記走査手段と前記感光体の間
にfθレンズ(図1の8)を設けることが望ましく、前
記走査手段としては、例えばポリゴンミラー(図1の
5)を、前記感光体としては、例えば感光ドラム(図1
の9)を用いることができる。
【0006】また、前記複数のレーザ光源それぞれと前
記光路切り替え手段との間にシャッターを設けたり、前
記光路切り替え素子としてハーフミラーを用い、前記複
数のレーザ光源を切り替えて発光させるようにしたり、
前記光路切り替え素子として前記複数のレーザ光源それ
ぞれに対応して向きを切り替えて前記複数のレーザ光源
からのレーザ光を切り替えて前記走査手段に向け反射さ
せる反射鏡を用いるようにすることもできる。
【0007】本発明のレーザ光の走査方法は、波長によ
り光感度が異なる感光体(図1の9)と、それぞれが波
長の異なるレーザ光を出射する複数のレーザ光源(図1
の1、2)とを備え、前記複数のレーザ光源のいずれか
のレーザ光を切り替えて前記感光体に走査させることを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の実施の形態のレーザ走査光
学ユニットの構成を示す平面図である。
【0010】シャーシ7にレーザ光源(コリメータレン
ズを含む)1および2、トロイダルレンズ4、ポリゴン
モータ6並びにfθレンズ8が固定され、fθレンズ8
に対向して感光ドラム9が設けられている。感光ドラム
9には、現像装置その他が付帯して設けられているが、
これらは図示を省略してある。
【0011】レーザ光源1から出射されたレーザ光はハ
ーフミラー3を透過してトロイダルレンズ4に入射さ
れ、レーザ光源2から出射されたレーザ光はハーフミラ
ー3で反射され、この反射後はレーザ光源1からのレー
ザ光と同一光軸上を通ってトロイダルレンズ4に入射さ
れる。
【0012】レーザ光源1および2からのレーザ光は、
トロイダルレンズ4で上下方向にし収束され、ポリゴン
モータ6により回転させられているポリゴンミラー5で
反射され、照射方向を左右に振れさせられ、さらにfθ
レンズ8を通り横方向に収束させられ感光ドラム9上に
焦点を結んで感光ドラム9上を走査する。
【0013】図2は感光体9の光感度の波長特性を示す
図で、横軸は照射されるレーザ光の波長を表し、縦軸は
光感度を表している。図2は、レーザ光の波長が長いほ
ど感光体の光感度が高くなることを表している。レーザ
光源1は、長波長のレーザ光を出射するもので、レーザ
光源2は、短波長のレーザ光を出射するものである。
【0014】図1のレーザ走査光学ユニットを用いて電
子写真装置の印字を濃くしたい場合は、長波長のレーザ
光源1を発光させ、レーザ光源2を消灯させることによ
り、感光体9に光感度が高い状態で静電潜像が成生さ
れ、濃い印字が成される。また、印字を薄くしたい場合
は、短波長のレーザ光源2を発光させ、レーザ光源1を
消灯させることにより、感光体9に光感度が低い状態で
静電潜像が生成され、薄い印字が成される。
【0015】また、一つの画像を印字するのにレーザ光
源1および2の両方を用いることにより、一つの画像に
おいて微妙に濃淡を表現することも可能になる。例え
ば、一画像において薄い印字部分にはレーザ光源2を用
い、濃い印字部分にはレーザ光源を用い、これらの中間
の濃度の印字部分には画素ごとにレーザ光源1または2
を交互に用いるように細かに濃淡を変化させることがで
きる。
【0016】なお、ハーフミラー3とレーザ光源1およ
び2それぞれとの間にレーザ光を遮断または通過させる
シャッターを設け、レーザ光源1、2を発光、消灯させ
る代わりにそれぞれのシャッターを開閉させてレーザ光
源1、2からのレーザ光を切り替えてハーフミラー3に
入射させるようにしてもよい。
【0017】また、本発明は、レーザ光源を3つ以上設
けて、より多くの段階の濃度の印字を得ることもでき
る。例えば、図1においてレーザ光源1とトロイダルレ
ンズ4との間に、レーザ光源1からのレーザ光はそのま
ま透過させ、レーザ光源1、2以外のレーザ光源からの
レーザ光をハーフミラー3に向けて反射する別のハーフ
ミラーを加えることでレーザ光源を増やすことができ
る。
【0018】また、複数のレーザ光源からレーザ光が1
つの反射鏡に集中するように出射させ、この反射鏡の向
きを切り替えてこれらレーザ光のいずれかがトロイダル
レンズ、ポリゴンミラーに向けて反射鏡から反射される
ようにすることもできる。
【0019】また、光路切り替え素子としては、ハーフ
ミラーまたは、向きを切り替えることができる反射鏡の
ほかに、プリズムや部分透過ミラーなども用いることが
できる。
【0020】また、感光体は、感光ドラムに限られず、
例えばベルト状の感光体でもよく、さらに走査手段は、
ポリゴンミラーに限られず、例えば反射鏡を振動させる
ものでもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の効果は、波長により光感度が異
なる感光体を用い、それぞれが波長の異なるレーザ光を
出射する複数のレーザ光源からのレーザ光を切り替えて
感光体上に走査させることにより、複雑な制御系を備え
ることなく印字濃度を変化させ、印字濃度を調節するこ
とができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のレーザ走査光学ユニット
の構成を示す平面図である。
【図2】図1中の感光ドラムの光感度特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 レーザ光源 2 レーザ光源 3 ハーフミラー 4 トロイダルレンズ 5 ポリゴンミラー 6 ポリゴンモータ 7 シャーシ 8 fθレンズ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長により光感度が異なる感光体と、そ
    れぞれが波長の異なるレーザ光を出射する複数のレーザ
    光源と、これら複数のレーザ光源からのレーザ光を受け
    て同一光軸上のレーザ光とする光路切り替え素子と、こ
    の光路切り替え素子からのレーザ光を受けて前記感光体
    上に走査させる走査手段とを含むことを特徴とするレー
    ザ走査光学ユニット。
  2. 【請求項2】 前記光路切り替え素子と前記走査手段の
    間にトロイダルレンズを設け、前記走査手段と前記感光
    体の間にfθレンズを設けたことを特徴とする請求項1
    記載のレーザ走査光学ユニット。
  3. 【請求項3】 前記走査手段は、ポリゴンミラーである
    ことを特徴とする請求項1または2記載のレーザ走査光
    学ユニット。
  4. 【請求項4】 前記感光体は、感光ドラムであることを
    特徴とする請求項1、2または3記載のレーザ走査光学
    ユニット。
  5. 【請求項5】 前記複数のレーザ光源それぞれと前記光
    路切り替え手段との間にシャッターを設けたことを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載のレーザ走査光学
    ユニット。
  6. 【請求項6】 前記光路切り替え素子は、ハーフミラー
    であり、前記複数のレーザ光源を切り替えて発光させる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のレー
    ザ走査光学ユニット。
  7. 【請求項7】 前記光路切り替え素子は、前記複数のレ
    ーザ光源それぞれに対応して向きを切り替えて前記複数
    のレーザ光源からのレーザ光を切り替えて前記走査手段
    に向け反射させる反射鏡である請求項1〜4のいずれか
    に記載のレーザ走査光学ユニット。
  8. 【請求項8】 波長により光感度が異なる感光体と、そ
    れぞれが波長の異なるレーザ光を出射する複数のレーザ
    光源とを備え、前記複数のレーザ光源のいずれかのレー
    ザ光を切り替えて前記感光体に走査させることを特徴と
    するレーザ光の走査方法。
JP24706797A 1997-09-11 1997-09-11 レーザ走査光学ユニットおよびレーザ光の走査方法 Pending JPH1178113A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1300646C (zh) * 2002-09-16 2007-02-14 三星电子株式会社 激光扫描单元及采用其的电子照相成像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990406