JP3450999B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3450999B2 JP26637697A JP26637697A JP3450999B2 JP 3450999 B2 JP3450999 B2 JP 3450999B2 JP 26637697 A JP26637697 A JP 26637697A JP 26637697 A JP26637697 A JP 26637697A JP 3450999 B2 JP3450999 B2 JP 3450999B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービーム等
の光ビームがポリゴンミラーにより偏向走査させて感光
体へ照射する画像形成装置に係わり、特に感光体に走査
する走査線の微小な傾きズレを調整することができる画
像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、異なる二つの光源により露光
された感光体の画像を転写体に転写して記録媒体に多色
画像を形成する方法は知られている(特開平2−122
73)。これらの方法は、感光体に複数の色に対応して
データを変調したレーザー光源により、感光体を露光,
現像した後に転写体に転写する工程を複数回繰り返して
色重ねにより多色画像を形成している。従って、これら
が転写体の同じ位置に転写されなければ画像の再現性が
低下するとともに、コントラストが悪くぼやけた画像が
形成される。 【0003】異なる複数の光源による画像を重ねた場合
に転写体の同じ位置に転写されない原因は、二つの光源
の発光位置が異なるために感光体の露光位置がずれるこ
と、また、光学系の露光タイミングの誤差、光学系の倍
率誤差、走査線の傾き、これらの機構部品の製作・組立
誤差による。 【0004】特に微小な走査線の微小な傾きズレは、感
光体同志が平行に取り付けられていないこと又は感光体
同志が平行に取り付けられていても光学系の組立誤差等
で2本の感光体が平行に走査されない場合等が考えられ
る。 【0005】前記露光タイミングは電気的に適宜タイム
ラグを設けて、感光体の同じ位置に画像が転写されるよ
うに調整することができる。また、光学系の倍率ズレ
(焦点位置が変わるズレ)及び走査線の微小な傾きズレ
等は極力同じ光学系を共用したり、同一部品を使う等で
最小に抑えることができる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
対策を講じたとしても感光体の走査する走査線の微小な
傾きズレは、光ビームを反射する反射ミラー等の取付位
置を個々に調整することで微小調整されるが、二個同時
に微小調整を行うのは難しく、細かな作業になり作業性
も低下するものである。 【0007】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、組立作業に影響されることなく簡単な構成で走
査線の傾きズレが調整される画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。 【0008】 【課題を解決する手段】上述の課題を解決するために本
発明は、画像信号により変調された光ビームを発生させ
る光ビーム発生手段と、該光ビームを繰り返し偏向させ
る偏向手段とを有し、該偏向手段に向けて二方向から前
記光ビームを照射させるとともに、前記偏向手段から異
なる二方向に向けて反射された各々の光ビームが一又は
複数の反射ミラーによりさらに反射されて異なる二方向
から感光体軸方向に走査するよう構成された画像形成装
置において、前記光ビーム発生手段,前記偏向手段及び
前記反射ミラーを一つのユニット内に配置するととも
に、前記異なる二方向から前記感光体に走査される二本
の走査線について、各々の走査線の中心点を通る線を前
記ユニットが回転する回転中心軸とし、該回転中心軸に
より前記ユニットを回転させるように構成した。 【0009】つまり、図3に示すように、この二つの感
光体を走査した走査線アの中心点Mを結ぶ線aを回転軸
の中心として光学ユニット7を微小に回転させると、中
心点Mを中心に走査線アが微小に走査線イの様に微小に
傾くことができ、転写体上で、走査線が一致する位置を
この回転させることで見出すことができる。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。本発明の画像形成装置は、図1に示すよう
に、1A,1Bは画像信号が変調された光ビームを発生
するレーザー光源(光ビーム発生手段)であり、2はそ
のレーザ光を繰り返し偏向するポリゴンミラーであり、
その両側には各々走査用の集光レンズ3A,3B、反射
ミラー6A,6Bが配置されている。このレーザ光源1
A,1B、ポリゴンミラー2,集光レンズ3A,3B、
反射ミラー6A,6Bは一つのユニット内で配置されて
おり、後述のように、このユニット自体が回転すること
で光路長を調整可能に構成されている。 【0011】4A,4Bは感光体ドラムであり、反射ミ
ラー6A,6Bからの走査光を照射させて潜像を形成す
る。この感光体ドラムには図示してないが、感光体ドラ
ム表面を帯電するチャージャ、ブラック,マゼンタ,イ
エロー,シアンの複数のトナー収容器が配置された複数
の現像器、残留トナーを除去するクリーニング装置等が
付設されている。 【0012】つまり、感光体ドラム4Aには、ブラック
及びマゼンタが入った現像器が配置され、感光体ドラム
4Bにはイエロー及びシアンが入った現像器が配置され
ている。そして、この感光体ドラム4A,4Bが一回転
毎に各現像器から順次一色ずつ現像され中間転写体5に
転写される。これらを繰り返して4色が中間転写体5に
色重ねされると、不図示の転写ローラにて用紙上に転写
され、定着装置により永久定着される。 【0013】次に本発明の構成を具体的に説明する。図
2に示すように7は光学ユニットであり、図には不図示
であるが、図1に示したポリゴンミラー2、集光レンズ
3A,3B、反射ミラー6A,6Bが内挿されている。
7Aは回転軸の回転軸支である。中心線aは光学ユニッ
ト7から感光体ドラム4A,4B上に走査された走査線
アの中心点Mを結んだ直線であり、不図示であるが、中
心線aに沿って中心軸が中心軸受け7Bに挿入され、中
心軸は装置の外装に設置されている。光学ユニット7は
図の中心線aを中心にして矢印の方向に回転可能に構成
されている。 【0014】このような構成の基で、本発明は、図3に
示すように、中心線aを基に光学ユニット7を矢印の様
に微小回転させることで、その回転に伴って感光体ドラ
ム4A,Bに走査する走査線アの位置が点Mを中心に走
査線イのように、感光体ドラムA,Bに描く走査線が微
小に移動する。このとき、転写体上で走査線を重ねて転
写した際に一致する位置(印字サンプルで見る)で光学
ユニット7の微小回転を止める様にする。 【0015】本発明の装置では、様々な要因で起きる走
査線の微小な傾きを一つの回転によって解決することが
できる。つまり、感光体同志が平行に取り付けられてい
ない場合に起こる走査線の傾きであっても、光学系の組
立誤差等で2本の感光体が平行に走査されない場合であ
っても、この調整で転写体上(中間転写体5、又は転写
紙)で走査線が一致しているのを確認するだけで良いた
め、個々の部品で調整することはない。但し、この場
合、図には示していないが、感光体ドラム4A,4Bに
導く最後の光路が平行でないことが必要である。つまり
光路bが平行であるなら、光学ユニット7を回転させた
としても走査線も図3のように変化することがないた
め、調整が不可能でだからである。 【0016】 【発明の効果】本発明の構成によれば、ユニットの回転
だけで二方向から感光体へ走査する走査線の傾きズレを
簡単に調整することが可能となり、組立性、量産性が向
上するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の画像形成装置の概要を示す図 【図2】本発明の光学ユニットの回転位置の説明をする
図 【図3】光学ユニットの回転後の走査線軌跡を説明する
図 【符号の説明】 1A,B:レーザー光源(光ビーム発生手段) 2:ポリゴンミラー(偏向手段) 3A,B:集光レンズ 4A,B:感光体 5:中間転写体 6A,B:反射ミラー 7:光学ユニット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−179054(JP,A) 特開 平4−313776(JP,A) 特開 平3−142412(JP,A) 特開 平2−12273(JP,A) 特開 平6−14158(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】画像信号により変調された光ビームを発生
    させる光ビーム発生手段と、該光ビームを繰り返し偏向
    させる偏向手段とを有し、該偏向手段に向けて二方向か
    ら前記光ビームを照射させるとともに、前記偏向手段か
    ら異なる二方向に向けて反射された各々の光ビームが一
    又は複数の反射ミラーによりさらに反射されて異なる二
    方向から感光体軸方向に走査するよう構成された画像形
    成装置において、 前記光ビーム発生手段,前記偏向手段及び前記反射ミラ
    ーを一つのユニット内に配置するとともに、 前記異なる二方向から前記感光体に走査される二本の走
    査線について、各々の走査線の中心を結ぶ直線を前記ユ
    ニットが回転する回転中心軸とし、該回転中心軸により
    前記ユニットを回転させるよう構成したことを特徴とす
    る画像形成装置。
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