JP3446626B2 - 多重画像形成装置 - Google Patents

多重画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術など
を利用して画像情報を転写材上に重ね合わせて合成像を
形成する多重画像形成装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、電子写真技術を採用した画像
形成装置においては、像担持体としての電子写真感光体
を帯電器により帯電し、この感光体に画像情報に応じた
光照射を行って潜像を形成し、この潜像を現像器によっ
て現像して顕像化したトナー像をシート材等に転写して
画像を形成することが行われている。 【0003】一方、画像のカラー化に伴って、このよう
な一連の画像形成プロセスが展開される像担持体を複数
備えておき、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、好ま
しくはブラック像の各色像をそれぞれの像担持体に形成
し、各像担持体の転写位置にてシート材に各色像を重ね
合わせて転写することによりフルカラー画像を形成する
タンデム方式の画像形成装置も提案されている。 【0004】このようなタンデム方式の多重画像形成装
置は、各色ごとにそれぞれの画像形成部を有するため、
高速化に有利である。そして、異なる画像形成部で形成
された各画像の位置合わせ(レジストレーション)を如
何に良好に行うかが技術的な問題となっている。 【0005】なぜならば、シート材に転写された4色の
画像形成位置のずれは、最終的には色ずれとして、ある
いは色調の変化として現れるからである。 【0006】ここで、転写画像の位置ずれの種類を図4
に示す。図示するように、転写画像の位置ずれの種類と
しては、転写材9に対して走査線書き込み方向(図中の
矢印A方向)への位置ずれ(トップマージン)(図4
(a))、走査方向(走査線書き込み方向である図中の
矢印A方向と直交する矢印B方向)への位置ずれ(レフ
トマージン)(図4(b))、斜め方向の位置ずれ(図
4(c))、倍率誤差のずれ(図4(d))があり、実
際にはこれら4種類のずれが重畳したものが現れる。 【0007】そして、画像ずれの主原因は、図4(a)
に示すトップマージンの場合は各画像形成ステーション
の画像書き出しタイミングのずれであり、図4(b)に
示すレフトマージンの場合は各画像形成ステーションの
各画像の書き込みタイミング、すなわち1本の走査線に
おける走査開始タイミングのずれである。また、図4
(c)に示す斜め方向の傾きずれの場合は走査光学系の
取り付け角度ずれ、または感光体ドラムの回転軸の角度
ずれであり、図4(d)に示す倍率誤差によるずれの場
合は各画像形成ステーションの走査光学系から感光体ド
ラムまでの光路長の誤差による走査線長さのずれによる
ものである。 【0008】上記のような4種類のずれをなくすために
は、トップマージンとレフトマージンについては各色の
走査タイミングを調整してずれ量を補正する。そして倍
率誤差ずれ、傾きずれに対しては、図5に示す従来の多
重画像形成装置の補正装置において、各画像形成ステー
ションの光路の途中に設置された3枚の折り返しミラー
101,102,105のうち、ミラー面が相互に直角
に保持されて略ハの字型に配置された一対の折り返しミ
ラー101,102を、アクチュエータ103,104
で装置本体に対して矢印M方向および矢印N方向にそれ
ぞれ独立に調整することでずれ量を補正する。なお、こ
のような調整を行うためのアクチュエータ103,10
4としては、段階的に直線移動する駆動源であるステッ
プモータが備えられたリニアステップアクチュエータ等
が用いられる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の多重画像形成装置では、特に傾きずれ補正手段
のための構成が複雑になり部品も多いために、振動が発
生しやすくなる。そのため、感光体上に照射される走査
線の位置がぶれて走査むらとなり、その走査むらが出力
された画像の濃淡となって現れて著しく画質を劣化させ
ていた。 【0010】そして、このような問題は、デジタルカラ
ーの多重画像形成装置において色ずれのない高画質な画
像を形成する上で非常に大きなものになっている。 【0011】そこで、本発明は、走査線の傾きずれによ
る走査むらに起因する画質劣化を防止することのできる
多重画像形成装置を提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明による多重画像形成装置は、現像される各色
トナー像に対応して設けられた複数の感光体と、それぞ
れの感光体について設けられ、感光体の表面を一様に帯
電させる複数の帯電手段と、特定色の画像データに対応
した走査線を照射して感光体に形成される潜像ラインが
感光体の回転軸に対して所定の傾きを持つように配置さ
れ、感光体上に静電潜像を形成する露光手段と、それぞ
れの感光体について設けられ、感光体上に形成された静
電潜像を顕像化する複数の現像手段と、それぞれの感光
体について設けられ、感光体上に形成された各色の単色
画像を中間転写体上に順次重ね転写する複数の転写手段
とを有し、少なくともイエローのトナー像を除いたトナ
ー像の中間転写体における傾きが同じになるようにそれ
ぞれの感光体の周速を制御するようにしたものである。 【0013】これにより、露光手段による光走査画像を
重ね合わせた場合の各画素のずれがなくなるので、走査
線の傾きずれによる走査むらに起因する画像劣化のない
高品位な画像が得られる。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、現像される各色トナー像に対応して設けられた複数
の感光体と、それぞれの感光体について設けられ、感光
体の表面を一様に帯電させる複数の帯電手段と、特定色
の画像データに対応した走査線を照射して感光体に形成
される潜像ラインが感光体の回転軸に対して所定の傾き
を持つように配置され、感光体上に静電潜像を形成する
露光手段と、それぞれの感光体について設けられ、感光
体上に形成された静電潜像を顕像化する複数の現像手段
と、それぞれの感光体について設けられ、感光体上に形
成された各色の単色画像を中間転写体上に順次重ね転写
する複数の転写手段とを有し、少なくともイエローのト
ナー像を除いたトナー像の中間転写体における傾きが同
じになるようにそれぞれの感光体の周速を制御する多重
画像形成装置であり、露光手段による光走査画像を重ね
合わせた場合の各画素のずれがなくなるので、走査線の
傾きずれによる走査むらに起因する画像劣化のない高品
位な画像を得ることが可能になるという作用を有する。 【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。 【0016】図1は本発明の一実施の形態である多重画
像形成装置の構成を示す説明図、図2は図1の多重画像
形成装置における露光手段と感光体ドラムとの関係を示
す説明図、図3は図1の多重画像形成装置における感光
体ドラムと中間転写ベルトとの関係を示す説明図であ
る。 【0017】図1に示すように、本実施の形態の多重画
像形成装置には4つの画像形成ステーションPa,P
b,Pc,Pdが配置されている。そして、各画像形成
ステーションPa,Pb,Pc,Pdは像担持体として
の感光体ドラム(感光体)1a,1b,1c,1dを有
している。 【0018】感光体ドラム1a,1b,1c,1dの周
囲には、各感光体ドラム1a,1b,1c,1dの表面
を一様に所定の電位に帯電させる帯電手段2a,2b,
2c,2d、帯電された感光体ドラム1a,1b,1
c,1d上に特定色の画像データに対応したレーザビー
ムの走査線3K,3C,3M,3Yを照射して静電潜像
を形成する露光手段3、感光体ドラム1a,1b,1
c,1d上に形成された静電潜像を顕像化する現像手段
4a,4b,4c,4d、感光体ドラム1a,1b,1
c,1d上に顕像化されたトナー像を無端状の中間転写
ベルト(中間転写体)7に転写する転写手段5a,5
b,5c,5d、感光体ドラム1a,1b,1c,1d
から中間転写ベルト7にトナー像を転写した後に感光体
ドラム1a,1b,1c,1dに残っている残留トナー
を除去するクリーニング手段6a,6b,6c,6dが
それぞれ配置されている。 【0019】ここで、露光手段3は、感光体ドラム1
a,1b,1c,1dに対して所定の傾きをもって配置
されている。また、中間転写ベルト7は、図示する場合
においては、矢印A方向へ回動する。なお、画像形成ス
テーションPa,Pb,Pc,Pdでは、それぞれブラ
ック画像、シアン画像、マゼンタ画像、イエロー画像が
形成される。そして、感光体ドラム1a,1b,1c,
1dに形成された各色の単色画像が中間転写ベルト7上
に順次重ね転写されてフルカラー画像が形成される。 【0020】装置の下部には、印字用紙などのシート材
9が収納された給紙カセット10が設けられている。そ
して、シート材9は、給紙ローラ8により給紙カセット
10から1枚ずつ用紙搬送路に送り出される。 【0021】用紙搬送路上には、中間転写ベルト7の外
周面と所定量にわたって接触し、この中間転写ベルト7
上に形成されたカラー画像をシート材9に転写するシー
ト材転写ローラ11、シート材9上に転写されたカラー
画像をローラの狭持回転に伴う圧力と熱とによってシー
ト材9に定着する定着器12が配置されている。 【0022】このような構成の多重画像形成装置におい
て、まず画像形成ステーションPaの帯電手段2aおよ
び露光手段3により感光体ドラム1a上に画像情報のブ
ラック成分色の潜像が形成される。この潜像は現像手段
4aでブラックトナーを有する現像手段4aによりブラ
ックトナー像として可視像化され、転写手段5aにより
中間転写ベルト7上にブラックトナー像として転写され
る。 【0023】一方、ブラックトナー像が中間転写ベルト
7に転写されている間に、画像形成ステーションPbで
はシアン成分色の潜像が形成され、続いて現像手段4b
でシアントナーによるシアントナー像が顕像化される。
そして、先の画像ステーションPaでブラックトナー像
の転写が終了した中間転写ベルト7にシアントナー像が
画像ステーションPbの転写手段5bにて転写され、ブ
ラックトナー像と重ね合わされる。 【0024】以下、マゼンタトナー像、イエロートナー
像についても同様な方法で画像形成が行われ、中間転写
ベルト7に4色のトナー像の重ね合わせが終了すると、
給紙ローラ8により給紙カセット10から給紙されたシ
ート材9上にシート材転写ローラ11によって4色のト
ナー像が一括転写される。そして、転写されたトナー像
は定着器12でシート材9に加熱定着され、このシート
材9上にフルカラー画像が形成される。 【0025】なお、転写が終了したそれぞれの感光体ド
ラム1a,1b,1c,1dはクリーニング手段6a,
6b,6c,6dで残留トナーが除去され、引き続き行
われる次の像形成に備えられる。 【0026】このように、複数の画像形成ステーション
Pa,Pb,Pc,Pdを有する装置においては、露光
手段3から照射されたレーザビームの走査線3K,3
C,3M,3Yによって図中の矢印C方向に回転する感
光体ドラム1a,1b,1c,1d上に像情報が露光さ
れ、続いてそれぞれ現像手段4a,4b,4c,4dに
よって可視像化され、図中の矢印A方向へ周回動する共
通の中間転写ベルト7の同一面に順次重ね転写される。 【0027】そして、各画像形成ステーションPa,P
b,Pc,Pdにおける転写画像位置が理想位置からず
れると、例えば多色画像の場合には異なる色の画像間隔
のずれ、あるいは重なりとなる。また、カラー画像の場
合には、色味の違い、さらに程度がひどくなると色ずれ
となって現れ、画像の品質を著しく劣化させる。 【0028】そこで、本実施の形態では、図4において
説明した色ずれ原因となる4種類の転写画像の位置ずれ
をなくすために、次のような補正が行われる。 【0029】すなわち、トップマージンとレフトマージ
ンに対しては、走査線3K,3C,3M,3Yの走査タ
イミングを電気的に調整してずれ量を補正する。 【0030】また、倍率誤差ずれに対しては、走査線3
K,3C,3M,3Yのビデオクロックレートを電気的
に変調してずれ量を補正する。 【0031】そして、斜め方向の位置ずれ、つまり傾き
ずれ(スキュー)に対しては、以下に説明するようにし
てずれ量を補正する。なお、以下においては走査線3K
を例にとって説明しているが、走査線3C,3M,3Y
についても同様にして行われる。 【0032】すなわち、画像ステーションPaの感光体
ドラム1aは、図2に示すように、駆動モータ13によ
り矢印C方向に回転駆動されている。そして、中間転写
ベルト7の搬送速度(移送速度)と同一の周速(移送速
度)を持った感光体ドラム1aの表面上では、走査線3
Kにより、走査開始点Dより矢印H方向へ走査終点Eま
で、感光体ドラム1aの回転方向と直交する方向に対し
て、つまり感光体ドラム1aの回転軸に対して所定の傾
きを有する画像情報であるブラック成分色の潜像ライン
eが形成される。 【0033】ここで、駆動モータ13の回転速度をアッ
プして感光体ドラム1aの周速を中間転写ベルト7の搬
送速度(つまり、感光体ドラム1aの基準速度)より速
くすると、走査開始点Dより矢印H方向へ走査終点Fの
位置まで移動して、感光体ドラム1aの回転軸に対して
前述した潜像ラインeよりも小さな傾斜角を有する潜像
ラインfが形成される。 【0034】次に、このような潜像ラインfは現像手段
4aによって可視像化され、転写手段5aによって中間
転写ベルト7へ転写される。 【0035】ここで、感光体ドラム1aの周速は中間転
写ベルト7の搬送速度より速くなっていると、図2に示
す潜像ラインfを可視像化したラインは、図3に示すよ
うに、中間転写ベルト7上では、感光ドラム1aの周速
と中間転写ベルト7の搬送速度が同じ場合の転写ライン
f’よりも感光体ドラム1aの回転軸に対して傾斜角の
小さな転写ラインgとなる。また、感光体ドラム1aの
周速を中間転写ベルト7の搬送速度より遅くしていけ
ば、逆に、潜像ライン及び転写ラインにおける感光体ド
ラム1aの回転軸に対する傾斜角は拡大していく。 【0036】ところで、本実施の形態では、図2に示す
ように、露光手段3は、この露光手段3から照射される
走査線3Kにより感光体ドラム1aに形成される潜像ラ
インeが感光体ドラム1aの回転軸に対して所定の傾き
を持つように配置されているが、これは感光体ドラム1
aの周速の変化に対する中間転写ベルト7上での転写ラ
インgの傾きの変動率を大きくするためである。 【0037】ここで、傾きの変動率が大きくなるのは次
のような理由による。すなわち、潜像ラインfを感光体
ドラム1aの回転軸と平行に形成した場合には、感光体
ドラム1aの周速が変化しても転写ラインgは感光体ド
ラム1aの回転軸とほぼ平行なままになる。これに対し
て、潜像ラインfを感光体ドラム1aの回転軸に対して
傾きを持たせて形成した場合には、感光体ドラム1aの
周速が変化すると転写ラインgの傾きが変化する。した
がって、潜像ラインfの感光体ドラム1aの回転軸に対
する傾きが大きくなればなるほど、感光体ドラム1aの
周速の変化に対する中間転写ベルト7上での転写ライン
gの傾きが大きくなることになるからである。 【0038】そして、潜像ラインeを感光体ドラム1a
の回転軸に対して傾きを持たせて形成したことにより、
感光体ドラム1aの周速の変化に対する中間転写ベルト
7上での転写ラインgの傾きの変動率が大きくなる。し
たがって、感光体ドラム1aの周速を制御することで、
転写ラインgの傾きずれの調整を低コストのもとで容易
に行うことが可能になる。 【0039】なお、本実施の形態のように、潜像ライン
eを感光体ドラム1a表面上に走査開始点Dより矢印H
方向へ走査終点Fまで順に形成し、このときの走査終点
Fが走査開始点Dに対し感光体ドラム1aの回転方向よ
りも下流側になると、感光体ドラム1aの基準速度に対
する感光体ドラム1aの周速は、それが遅い方が速い方
に比べて感光体ドラム1aの周速の変化に対する中間転
写ベルト7上の走査線3Kの傾きの変動率が大きくな
る。 【0040】これは、図2に示したように、感光体ドラ
ム1aの基準速度に対して感光体ドラム1aの周速が速
いと感光体ドラム1aの回転軸に対する潜像ラインeの
傾きが小さくなり、感光体ドラム1aの基準速度に対し
て感光体ドラム1aの周速が遅いと感光体ドラム1aの
回転軸に対する潜像ラインeの傾きが大きくなることか
ら分かる。 【0041】以下、シアン像およびマゼンタ像について
も同様にして転写ラインの傾きを変えて画像形成を行
い、中間転写ベルト7に4色のトナー像を形成する。但
し、イエロー像については、人の目からはそのずれ量が
わかりにくいので、感光体ドラム1dの周速を制御して
転写ラインの傾きを変更することなく画像形成を行う。
なお、形成される画像によってはイエロー像以外の他の
一色の色像についてもずれ量がわかりにくいことがあ
る。このような場合には、当該色像についても転写ライ
ンの傾きを変更することなく画像形成を行うことができ
る。 【0042】このように、本実施の形態の多重画像形成
装置によれば、前述のように露光手段3を配置してイエ
ロー像以外の各色像の転写ラインの傾きが同じになるよ
うに感光体ドラム1a,1b,1cの周速をそれぞれ制
御して傾きずれを補正しているので、露光手段3による
光走査画像を重ね合わせた場合の各画素のずれがなくな
り、走査線3K,3C,3M,3Yの傾きずれによる走
査むらに起因する画像劣化のない高品位な画像を得るこ
とが可能になる。 【0043】そして、イエロー像以外の各色像の転写ラ
インの傾きが同じになるよう傾きずれを補正しているの
で、全色のトナー像についての傾きずれ補正をする必要
がなくなり、速やかに傾きずれ補正を行うことが可能に
なる。 【0044】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、露光手
段による光走査画像を重ね合わせた場合の各画素のずれ
がなくなるので、走査線の傾きずれによる走査むらに起
因する画像劣化のない高品位な画像を得ることが可能に
なるという有効な効果が得られる。 【0045】また、本発明によれば、全色のトナー像に
ついての傾きずれ補正をする必要がないので、速やかに
傾きずれ補正を行うことが可能になるという有効な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態である多重画像形成装置
の構成を示す説明図 【図2】図1の多重画像形成装置における露光手段と感
光体ドラムとの関係を示す説明図 【図3】図1の多重画像形成装置における感光体ドラム
と中間転写ベルトとの関係を示す説明図 【図4】転写画像の位置ずれの種類を示す説明図 【図5】従来の多重画像形成装置の補正装置を示す斜視
図 【符号の説明】 1a 感光体ドラム(感光体) 1b 感光体ドラム(感光体) 1c 感光体ドラム(感光体) 1d 感光体ドラム(感光体) 2a 帯電手段 2b 帯電手段 2c 帯電手段 2d 帯電手段 3 露光手段 3K 走査線 3C 走査線 3M 走査線 3Y 走査線 4a 現像手段 4b 現像手段 4c 現像手段 4d 現像手段 5a 転写手段 5b 転写手段 5c 転写手段 5d 転写手段 7 中間転写ベルト(中間転写体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 雅也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−304211(JP,A) 特開 平8−272937(JP,A) 特開 平10−73980(JP,A) 特開 平2−297574(JP,A) 特開 平10−247000(JP,A) 特開 平1−142678(JP,A) 特開 平10−31338(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/01 - 15/01 117 B41J 2/44

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】現像される各色トナー像に対応して設けら
    れた複数の感光体と、 それぞれの前記感光体について設けられ、前記感光体の
    表面を一様に帯電させる複数の帯電手段と、 特定色の画像データに対応した走査線を照射して前記感
    光体に形成される潜像ラインが前記感光体の回転軸に対
    して所定の傾きを持つように配置され、前記感光体上に
    静電潜像を形成する露光手段と、 それぞれの前記感光体について設けられ、前記感光体上
    に形成された前記静電潜像を顕像化する複数の現像手段
    と、 それぞれの前記感光体について設けられ、前記感光体上
    に形成された各色の単色画像を中間転写体上に順次重ね
    転写する複数の転写手段とを有し、 少なくともイエローの前記トナー像を除いた前記トナー
    像の前記中間転写体における傾きが同じになるようにそ
    れぞれの前記感光体の周速を制御することを特徴とする
    多重画像形成装置。
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