JP3973837B2 - 自動車用トノカバー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハッチバック車のような荷室(ラゲージルーム)を有する自動車の荷室上部を覆うように構成された自動車用トノカバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の自動車用トノカバー装置としては、例えば図12乃至図15に示すものが知られている(特開2000-1143号公報)。
【0003】
図12乃至図15によれば、巻取り機構を内蔵したトノカバーケースaとトノカバーケースaから引き出されるトノカバー本体bを含むトノカバーユニットcとを備え、荷室fの両側部である車体内壁gに設けられて各々が車体の前後方向(図12の矢視方向)に延び且つ前後に位置が異なる係止部hを有する一対のガイド部材dと、トノカバーケースaの両端部に設けられ且つトノカバーケースaをガイド部材dに対し前後方向にスライド自在に支持するサポート部eと、トノカバーケースaの両端部に設けられ且つガイド部材dの係止部hに対して係合するロック位置及び係合が外れるロック解除位置に亘って移動可能なロック部材iと、ロック部材iをロック位置からロック解除位置に亘って操作可能な操作部材jとを具備して構成している。
【0004】
一対のガイド部材dは、荷室fの車体内壁gに互いに平行に設けられ、荷室fの前後方向すなわちトノカバー本体dの引き出す方向に沿って延びており、前後方向の複数箇所に所定間隙で溝状の係止部hが形成されている。
【0005】
トノカバーケースaの両端部には、ガイド部材dに向かって突出するサポート部eが設けられている。ガイド部材dの上面にサポート部eを載せることにより、トノカバーケースaがガイド部材dの長手方向(荷室fの前後方向)にスライド自在に支持されている。
【0006】
トノカバーケースaの両端部に、ガイド部材dの係止部hに対して係脱可能なロック部材iが設けられている。ロック部材iは、トノカバーケースaの長手方向すなわちトノカバー本体bの幅方向に移動でき、リターンばねkの弾力によって、トノカバーケースaの端面からガイド部材dに向かって突出する方向に付勢されている。ロック部材iの先端部は、ガイド部材dの係止部hに嵌合することができるラッチ形状となっている。
【0007】
ロック部材iは、図14に示すようにガイド部材dの係止部hに嵌合するロック位置と、図15に示すように係止部hから外れるロック解除位置とに亘って移動することができる。
【0008】
ロック部材iには、操作部材jが設けられている。操作部材jはトノカバーケースaの端部に対して図14中の矢印F方向と矢印R方向とに往復移動することができ、リターンばねkの弾力に抗して操作部材jを矢印F方向に操作したときに、ロック部材iをガイド部材dの係止部hから外す位置(図15のロック解除位置)まで移動させることができる。
【0009】
上記のように構成する場合、図14に示すようにロック部材iがガイド部材dの係止部hに係合しているとき、トノカバーケースaはロック部材iを介してガイド部材dに固定されている。この状態で、トノカバー本体bの手掛け部mに手を掛けて、トノカバー本体bをリヤーゲートnの方向に引出し、トノカバー本体bの引掛け部oを受け部pに係止させ、トノカバー本体bが荷室f内に展開され、荷室fを覆うことができる。
【0010】
図13に示すリヤシートqのリクライニングによってリヤシートqのリクライニング角を変化させた場合(二点鎖線視状態)、リヤシートqの一部やヘッドレストrがトノカバーケースaに当ってしまうことがある。この場合には、操作部材jを操作することによってロック部材iをロック解除位置に移動させ、図15に示すようにロック部材iとガイド部材dの係止部hとの係合を外す。
【0011】
この結果、トノカバーケースaはガイド部材dに沿って荷室fの前後方向にスライドできる状態となっているから、リヤシートqのリクライニング角に応じて、リヤシートqやヘッドレストrがトノカバーケースaと干渉しない位置までトノカバーケースaを移動させることができる。
【0012】
そして、荷室fを完全に開放して大型荷物や多くの荷物を荷室fに積載しようとする場合には、トノカバーケースaの両端部にある一対の操作部材jをそれぞれ操作して、ロック部材iをロック解除状態に保持したまま、トノカバーケースaをガイド部材dから取外し、トノカバー本体dと共に車室外に取出すことによって行うことになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成する従来構造においては、ロック部材iが、トノカバーケースaに対して、幅方向(車体の幅方向)に移動することによって、ガイド部材dの係止部hに係合離脱するように構成されているために、トノカバーケースaの形状を大型化してしまい、この結果として、トノカバー本体bの車体幅方向寸法を犠牲にして、トノカバー本体bによる荷室fの多い面積を小さくしてしまうことになる。
【0014】
また、ロック部材iによる係止部hとのロック操作やロック解除操作を行うには、トノカバーケースaの両端に設けた操作部材jを操作する必要がある。このようなロック操作やロック解除操作は、ほぼ車幅いっぱいに占有しているトノカバーケースaの両端部に配された一対の操作部材jを個別に操作して、これに対応するロック部材iをロック操作及びロック解除操作することになって、操作者に面倒な作業を強いることになる。
【0015】
しかも、操作部材jはリターンばねkによって付勢されていることから、一方の操作部材jを操作することによってロック部材iをロック解除状態にした後に、他方の操作部材jを操作する過程で、操作者がトノカバーケースaに当接したりすると、折角ロック解除状態にしておいた一方のロック部材iがガイド部材dの係止部hに再び係合してしまうことも考えられ、この点からも操作者に効率悪い面倒な作業を強いることになる。
【0016】
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、トノカバーケースの幅方向の寸法を小さくすると共に、操作部材を用いずにロック部材のロック及びその解除操作を行うことを可能とした自動車用トノカバー装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決しようとする手段】
上記目的を達成するために本発明は、巻取り機構を内蔵したトノカバーケースとこのトノカバーケースから引き出されるトノカバー本体を含むトノカバーユニットとを備え、荷室の両側部に設けられて各々が車体の前後方向に延び且つ前後に位置が異なる係止部を有するガイド部材と、トノカバーケースの両端部に設けられ且つトノカバーケースをガイド部材に対し前後方向にスライド自在に支持するサポート部と、トノカバーケースの両端部に設けられ且つガイド部材の係止部に対して係合するロック位置及び係合が外れるロック解除位置に亘って移動可能なロック部材とを具備しており、ロック部材は、車体の上下方向に移動可能にサポート部に設けられて、該サポート部に収容されたウイング状板ばねから構成するリターンばねにより常時ガイド部材側に付勢されており、且つ、ロック部材が嵌合する係止部を、ガイド部材の下面側に形成して構成したことを特徴とするものである。
【0018】
本発明によれば、ロック部材が車体の上下方向に移動することによってガイド部材の係止部との係合離脱を行うことができ、トリムカバーケースの車幅方向の大型化を防ぐことができる。
【0019】
また、ロック部材はウイング状板ばねから構成するリターンばねにより車体の上方向に付勢されていることから、トリムカバーケースをガイド部材に沿って車体前後方向に力を加えれば、ロック部材がガイド部材に対してリターンばねに抗して車体の上下方向移動を行って、係止部との係合離脱を可能となることから、従来のようなロック部材を操作する操作部材を必要とせず、ロック部材の係止部への係合離脱を簡単に行えることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態について、図1乃至図11を用いて説明する。
【0021】
図1は、本発明における実施の形態である自動車用トノカバー装置と自動車の後部荷室付近を描画した斜視図、図2は同じく平面図、図3は図1におけるトノカバーケースを分解して描画した斜視図、図4は図3におけるB矢視から一部分を切欠いて描画した図、図5は図4のC-C断面図、図6は図1におけるA部の拡大図、図7は図6のD−D矢視から描画した動作説明図、図8は図6のE−E矢視から描画した動作説明図、図9はロック部材におけるロック状態を示す図7のF-F断面図、図10はロック部材におけるロック解除状態を示す図7のG-G断面図、図11はトノカバーケースを車外の取出すべくガイド部材の車体後端部まで移動させた状態を示す図8のH−H断面図である。
【0022】
図1乃至11において、巻取り機構を内蔵したトノカバーケース1とトノカバーケース1から引き出されるトノカバー本体2を含むトノカバーユニット3とを備え、荷室4の両側部である車体内壁5に設けられて各々が車体の前後方向(図2の実線矢視方向)に延び且つ車体前および後に位置が異なる複数個の係止部6(特に図7参照)を有する一対のガイド部材7と、トノカバーケース1の両端部に設けられ且つトノカバーケース1をガイド部材7に対し前後方向にスライド自在に支持するサポート部8と、トノカバーケース1の両端部に設けられ且つガイド部材7の係止部6に対して係合するロック位置及び係合が外れるロック解除位置に亘って移動可能なロック部材9(特に図3参照)とを具備して構成している。
【0023】
一対のガイド部材7は、荷室4の車体内壁5に設けられ、荷室4の前後方向すなわちトノカバー本体2の引き出す方向(図1の二点鎖線視矢印方向)に沿って延びており、前後方向下面の複数箇所に所定間隙で溝状の係止部6が形成されている。
【0024】
トノカバーケース1の両端部には、ガイド部材7に向かって突出するサポート部8が設けられている。ガイド部材7の上面にサポート部8を載せることにより、トノカバーケース1がガイド部材7の長手方向(荷室4の前後方向)にスライド自在に支持されている。
【0025】
トノカバーケース1の両端部に、ガイド部材7の係止部6に対して係脱可能なロック部材9が設けられている。ロック部材9は、トノカバーケース1の上下方向すなわち車体の上下方向に移動でき、リターンばね11の弾力によって、トノカバーケース1の端面からガイド部材7に向かって突出する方向すなわち車体上方向に付勢されている。ロック部材9の先端部は、ガイド部材7の係止部6に嵌合することができるラッチ形状となっている。
【0026】
ロック部材9は、図7に示すように、ガイド部材7の係止部6に嵌合するロック位置と、係止部6から外れるロック解除位置とに亘って移動することができる。
【0027】
ロック部材9は、その内側に一対の支軸9aが突設され、支軸9aはサポート部8の車体内壁5側の側壁に形成した一対の長孔1aに遊嵌されている。長孔1aは車体の上下方向に延在しており、支軸9aを介してロック部材9を車体上下方向に移動可能に支承している。
【0028】
トノカバーケース1に設けられるサポート部材8の底壁には、車体前後方向にアーチ状に形成されたばね座8aが突設されており、ばね座8aには、ウイング状板ばねから構成するリターンばね11が車体前後方向に延在するようにリターンばね11の中央部11aが載置されている。
【0029】
リターンばね11の両端は、中央部より一旦上向きに折曲された後アーチ状に湾曲11bし、更に上向きに折曲11cされており、両端湾曲部11bが支軸9aを囲繞弾接して、ロック部材9を車体上方向に付勢している。
【0030】
更にリターンばね11は、ロック部材9とばね抑えプレート17との間に挟合され、ばね抑えプレート17をねじ18を取付け孔17aを挿通させた後に支軸9aに螺合することによって保持されている。
【0031】
ガイド部材7は、平面視略コ字状を呈して形成されており、中央部に位置して複数の係止部6を有し且つ車体内壁5に対してほぼ平行に形成されたガイド部7aと、ガイド部7aの両端をほぼ直角に折曲して形成した車体内壁5への取付け部7bとから構成している。
【0032】
更に、ガイド部7aの車体後部側に存する後端部が、車体内壁5側に徐々に傾斜するように折曲された後再び車体内壁5に対して平行となるよう形成されて、ロック部材9の係合が離脱する係合離脱部7cに形成されている。
【0033】
なお、19はトノカバー本体2の巻取り軸(不図示)を支持部であり、サポート部材8に形成されている。
【0034】
上記のように構成する場合、ロック部材9がガイド部材7の前側の係止部6に係合しているとき(図7の(イ)の状態)、トノカバーケース1はロック部材9を介してガイド部材7に固定されている。この状態で、トノカバー本体2の手掛け部2aに手を掛けて、トノカバー本体2をリヤーゲート12の方向に引出し、トノカバー本体2の引掛け部13を受け部14に係止させ、トノカバー本体2が荷室4内に展開され、荷室4を覆うことができる。
【0035】
図13に示すリヤシートqのリクライニングによってリヤシートqのリクライニング角を変化させた場合、リヤシートqの一部やヘッドレストrがトノカバーケース1に当ってしまうことがある。
【0036】
この場合には、トノカバーケース1をガイド部材7に沿って車体後方に移動させるような力を加え、ロック部材9の先端に形成したロック片部9bが車体前方の係止部6から離脱しようとして乗越えさせて、トノカバーケース1をガイド部材7に沿って移動させる (図6及び図7の(ロ)の状態)。更に、この状態より、トノカバーケース1をガイド部材7に沿って車体後方に移動させると、ロック部材9のロック片部9bがリターンばね11の付勢力によって車体後部側の係止部6に係合して、トノカバーケース1を固定させて(図6及び図7の(ハ)の状態)。
【0037】
この結果、リヤシートqのリクライニング角に応じて、リヤシートqやヘッドレストrがトノカバーケース1と干渉しない位置までトノカバーケース1を移動させることができる。
【0038】
そして、荷室4を完全に開放して大型荷物や多くの荷物を荷室4に積載しようとする場合には、トノカバーケース1を、図6および図7(ロ)(或いは図8の(イ)態)の状態から、更に車体後方にガイド部材7に沿って移動させることになる。
【0039】
すなわち、トノカバーケース1を車体後方に移動させることによって、ガイド部材7の車体後方側の係止部6に係合していたロック部材9bをリターンばね11に抗して引っ込めながら、ロック片部9bを係止部6から乗越えさせる。
【0040】
更にトノカバーケース1を車体後部側に引き寄せることによって、ロック部材9がガイド部材7の係合離脱部7Cに対向することになって、ロック片部9b後部側の係止部6をリターンばね11の抗力に抗して乗越えさせる(図8(イ)の鎖線視状態)。
【0041】
この状態から更にトノカバーケース1を車体後部に引き寄せると、最初のうちはロック部材9はガイド部材7上を摺動しているが、更に引き寄せが進むと、ロック部材9が係合離脱部7cに対向することになって(図8の (ロ)の状態又は図6の(二)の状態))、ロック部材9がリターンばね11の付勢力によってトノカバーケース1から突出したとしても、係合離脱部7Cがロック部材9から車体内壁5側に逃げていることから、ロック部材9の上方には、ガイド部材7の存在がなく、トノカバーケース1を、図11の二点鎖線視のように、上に持ち上げれば、簡単にガイド部材7から取外すことができる。
【0042】
したがって、トノカバーケース1をガイド部材7から取外す際に、従来の操作部材jを操作してロック部材9の係止部6からのロック解除操作を必要としないことになって、操作者に面倒な作業を強いることもなく、効率のよい取外し作業を可能としている。
【0043】
一旦取外したトノカバーケース1を再びガイド部材7に装着するには、取外しの場合と同様に、従来のような操作部材jの操作を行わずに、ロック部材9をロック状態にしたままで、サポート部8をガイド部材7上に載せた後、トノカバーケース1を車体前部方向に移動すれば、再び、ロック部材9がガイド部材7の係止部6に嵌合させることになる。
【0044】
また、ガイド部材7の後端部をそれぞれ車体内壁5側すなわち荷室4の側部側に折曲することにより、係合離脱部7cを形成したことから、ガイド部材7の一部折曲のみで、係合離脱部7cを形成することができる。
【0045】
そして、係合離脱部7cの形成により、トノカバーユニット3を車室外に取出す場合に、トノカバーケース1をガイド部材7上を車体後方に移動させることによって、ロック部材9がガイド部材7上から離脱させ、従来のような操作部材の操作を必要とせずにトノカバーユニット3の車外への取出し或いは荷室内への装着が可能となって、操作者に面倒な作業を強いることもなくなり、効率のよい取外し作業が可能となる
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ロック部材が車体の上下方向に移動することことによりガイド部材の係止部との係合離脱を行うことができ、トリムカバーケースの車幅方向の大型化を防ぐことができる。
【0047】
また、ロック部材はウイング状板ばねから構成するリターンばねにより車体の上方向に付勢されていることから、トリムカバーケースをガイド部材に沿って車体前後方向に力を加えれば、ロック部材がガイド部材に対してリターンばねに抗して車体の上下方向移動を行って、係止部との係合離脱を可能となることから、従来のようなロック部材を操作する操作部材を必要とせず、ロック部材の係止部への係合離脱を簡単に行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態である自動車用トノカバー装置と自動車の後部荷室付近を描画した斜視図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】図1におけるトノカバーケースを分解して描画した斜視図である。
【図4】図3におけるB矢視から一部分を切欠いて描画した図である。
【図5】図4のC-C断面図である。
【図6】図1におけるA部の拡大図である。
【図7】図6のD−D矢視から描画した動作説明図である。
【図8】図6のE-E矢視から描画した動作説明図である。
【図9】ロック部材におけるロック状態を示す図7のF-F断面図である。
【図10】ロック部材におけるロック解除状態を示す図7のG-G断面図である。
【図11】トノカバーケースを車外の取出すべくガイド部材の車体後端部まで移動させた状態を示す図8のH−H断面図である。
【図12】従来の自動車用トノカバー装置を描画した平面図である。
【図13】図12に示されたトノカバー装置とリヤーシートの一部を示す側面図である。
【図14】図12に示されたトノカバー装置を一部切り欠いて描画したロック状態の背面図である。
【図15】図12に示されたトノカバー装置を一部切り欠いて描画したロック解除状態の背面図である。
【符号の説明】
1 トノカバーケース
2 トノカバー本体
3 トノカバーユニット
4 荷室
5 車体内壁
6 係止部
7 ガイド部材
7c 係合離脱部
8 サポート部
9 ロック部材
11 リターンばね
Claims (1)
- 巻取り機構を内蔵したトノカバーケース( 1 )とこのトノカバーケース( 1 )から引き出されるトノカバー本体( 2 )を含むトノカバーユニット( 3 )とを備え、荷室( 4 )の両側部に設けられて各々が車体の前後方向に延び且つ前後に位置が異なる係止部( 6 )を有するガイド部材( 7 )と、前記トノカバーケース( 1 )の両端部に設けられ且つ前記トノカバーケース( 1 )を前記ガイド部材( 7 )に対し前後方向にスライド自在に支持するサポート部(8)と、前記トノカバーケース( 1 )の両端部に設けられ且つ前記ガイド部材( 7 )の前記係止部( 6)に対して係合するロック位置及び係合が外れるロック解除位置に亘って移動可能なロック部材( 9 )とを具備して構成する自動車用トノカバー装置であって、
前記ロック部材( 9 )は、前記車体の上下方向に移動可能に前記サポート部( 8)に設けられて、該サポート部( 8 )に収容されたウイング状板ばねから構成するリターンばね( 11 )により常時前記ガイド部材( 7 )側に付勢されており、且つ、前記ロック部材( 9 )が嵌合する係止部( 6 )を、前記ガイド部材( 7 )の下面側に形成して構成したことを特徴とする自動車用トノカバー装置。
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