JP6568661B2 - 車両用トノカバー - Google Patents

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Description

本発明は、荷室を覆い隠し、車外からの見栄えを良くするための車両用トノカバーに関する。
ステーションワゴンやミニバン等の車両に対して、車外からの車室内の見栄えを良くするために、荷室空間を目隠しする車両用トノカバーを設置することが、従来から行われている。
たとえば、最後部座席の背もたれ背面に車幅方向に沿って巻取手段を配置して、車両後方にカバー本体を展開する構成の車両用トノカバーの場合には、最後部座席の背もたれを折り畳んで、荷室を拡げる際に、巻取手段が邪魔になってしまう。
そこで、特許文献1では、車両用トノカバーを構成する巻取手段を一方の車室側壁に沿って配置して、布状のカバー本体を車幅方向に展開し、対向する他方の車室側壁に引っ掛ける構成を提案している。
このような構成とすることで、最後部座席の背もたれを折り畳んだ際に、巻取手段が邪魔になることがない。また、最後部座席からカバー本体の展開と巻取りを行うことができる。
特開平6−1182号公報
ところで、特許文献1の車両用トノカバーでは、巻取手段が一方の車室側壁に固定されているため、巻取手段が荷室の幅を狭めてしまい、荷室いっぱいに荷物を積むことができない。また、荷物を上げ下ろす際の邪魔になり、カバー本体を展開する方向が限定されてしまうという問題を抱えている。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、利便性を向上することができる車両用トノカバーを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、可撓性を有するシート状のカバー本体と、該カバー本体の一端を支持しつつ、該カバー本体を巻き取る巻取装置と、該カバー本体の他端に配置され、該カバー本体を該巻取装置から引き出す際の取手となる取手手段と、を備えた車両用トノカバーにおいて、前記巻取装置は、車両の荷室を形成する壁面として対向配置された一対の壁部のどちらにも着脱可能に構成され、前記取手手段は、該巻取装置が取付けられた一方の壁部と対向する他方の壁部に係脱可能に係止されることを特徴とする。
本発明によれば、利便性を向上することができる車両用トノカバーを提供することができる。
本実施形態に係る車両用トノカバーが設置される車体を示す後方斜視図である。 車体の壁部に取付けられた状態を示す装置本体の斜視図である。 車体の壁部に係止された状態を示す取手手段の斜視図である。 係止構造の構成を示す要部断面斜視図である。 取付構造の構成を示す装置本体の断面斜視図である。 本実施形態で装置本体が取付けられる壁部を示す斜視図である。 本実施形態で取手手段が取付けられる壁部を示す斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、本実施形態の車両用トノカバー1が設置される車両Cについて説明する。
車両Cは、図1に示すように、テールゲートC1の開閉によって、車両後方から車室内へのアクセスが可能なワゴン車やミニバン等のような車体形状を備えている。そして、車両Cは、車室内における最も後方に位置する座席である最後部座席C2の後方に、荷室C3が区画されている。
荷室C3は、前後方向に最後部座席C2の背もたれC4、テールゲートC1、および左右の側壁C5によって、四方が仕切られ、区画されている。
車両用トノカバー1は、このような荷室C3に荷物を積んだ際に、荷物を覆い隠すことで、テールゲートC1等から車内を見た際の見栄えを良くするものである。
本実施形態の車両用トノカバー1は、図1に示すように、装置本体10、取付構造ST1、および係止構造ST2で構成されている。
そして、装置本体10は、取付構造ST1を介して、車体に着脱可能に取付けられる。また、装置本体10は、図1、図2に示すように、カバー本体11、巻取装置12、取手手段13、および本体側取付手段14を備えている。
なお、本体側取付手段14と巻取装置12とは、本体ケース15に収容されている。これによって、本体側取付手段14と巻取装置12とを1部品として扱うことができる。
カバー本体11は、布のように巻取可能な可撓性を有するシート状の部材からなる。また、カバー本体11は、巻取方向Xの基端部分が巻取装置12に支持され、巻取装置12内から自在に引き出せる状態で巻取られている。そして、カバー本体11は、巻取方向Xの先端部分に取手手段13が配置されている。
巻取装置12は、周知のように、本体ケース15に軸支される巻取棒(図示せず)に、カバー本体11の基端部分が支持されている。そして、巻取棒を巻取方向Xに付勢することで、巻取装置12は、カバー本体11を巻取棒の周囲に巻き付けつつ、収容する。
取手手段13は、図3、図4に示すように、巻取装置12内に巻取られたカバー本体11を引出し、展開する際の取手として機能する。取手手段13は、取手ベース131、取手132、および取手側係止部133を備えている。
取手ベース131は、幅広部131aと幅狭部131bとで、略凸字形状を備えている。
幅広部131aは、その幅寸法が、カバー本体11の先端部分に設置され、カバー本体11の幅寸法と同等の長さに設定されている。また、幅広部131aは、カバー本体11の幅全体に亘って、カバー本体11の先端部分を間に挟むように支持している。
幅狭部131bは、その幅寸法が、幅広部131aよりも狭く設定されている。また、幅狭部131bには、その上面に取手132が配置され、その両端部に取手側係止部133が設けられている。
取手132は、幅狭部131bの前端部と後端部とから上方に立設された一対の取手脚部132aとこれら取手脚部132aの上端部分を取手ベース131と平行に連結する把持部132bとを備えている。そして、取手132は、これら取手脚部132aと把持部132bとで、枠状の略台形形状を形成している。
取手側係止部133は、係止構造ST2を構成し、幅狭部131bの両端から取手ベース131の長手方向に沿って突設される略円柱形状の突起で構成されている。
本体側取付手段14は、図2、図5に示すように、車体側取付部20とともに取付構造ST1を構成し、装置本体10を車体(車体側取付部20)へ着脱可能に取付ける。また、本体側取付手段14は、操作レバー141、スライダ142、リンク143、およびねじりコイルバネ144(リンク付勢手段)を備えている。
操作レバー141は、本体ケース15の天板15a上をスライド可能に配置されている。また、操作レバー141は、操作部141a、およびレバー脚部141bを備えている。
操作部141aは、作業者が装置本体10を車体(車体側取付部20)から取り外す際に操作する部位で、略四角錐台形状を備えている。
レバー脚部141bは、操作部141aの下面から下方に向かって立設された、弾性を有する板状部材で、先端に三角突起141cを備えている。また、レバー脚部141bは、本体ケース15の天板15aに開口し、本体ケース15の長手方向に沿った長孔からなるレバー孔15bに挿嵌されている。
レバー孔15bにレバー脚部141bを挿入する際に、レバー脚部141bが撓み、三角突起141cがレバー孔15bの孔縁を乗り越えつつ、レバー孔15bを貫通する。そして、貫通した三角突起141cは、レバー脚部141bが弾性復帰することで、レバー孔15bの孔縁に係合する。これによって、レバー孔15bからの操作レバー141の離脱が阻止されるとともに、レバー孔15b内における操作レバー141の長手方向への移動が可能となっている。
スライダ142は、直動スライダ142Dと従動スライダ142Fとで構成されている。直動スライダ142Dと従動スライダ142Fとは、それぞれがスライダ係合部142a、リンク突起142b、およびガイド長孔142cを備えている。
スライダ係合部142aは、両スライダ142の先端部に形成されている。また、スライダ係合部142aは、組付方向(鉛直方向)に対して斜めに傾斜する傾斜面142aaと、組付方向に対して直交する係合面142abとで鋭角な先細形状に形成されている。
リンク突起142bは、両スライダ142の基端部に形成され、リンク143と連係可能な円柱状の突起で構成されている。
ガイド長孔142cは、後述するガイド手段16で説明する。
なお、直動スライダ142Dは、図示しない連係構造を介して操作レバー141と連係しており、操作レバー141に対するスライド操作と連動して、係合位置と解除位置との間を変位する。
係合位置は、本体ケース15から突出したスライダ係合部142aと、後述するレバー受穴20aとの係合が可能な位置である。
解除位置は、スライダ係合部142aが、本体ケース15内部に収容され、レバー受穴20aとの係合が不可能な位置である。
リンク143は、リンク本体143a、リンク軸143b、およびリンク孔143cを備えている。
リンク本体143aは、長方形の板状部材で構成されている。
リンク軸143bは、リンク本体143aの中央部分に板面に対して垂直に立設する円柱状の軸材からなり、本体ケース15に軸支されている。
リンク孔143cは、リンク軸143bを挟んで、リンク本体143aの長手方向に沿って板面を貫通する一対の長孔からなり、各リンク孔143cには、両スライダ142のリンク突起142bが挿通される。
そして、リンク143は、リンク孔143cとリンク突起142bの連係によって、リンク軸143bを中心とするリンク143の回転運動を、スライダ142の直線運動に変換する。
ねじりコイルバネ144は、線形のバネ材が円筒状に巻かれたコイル部144aと、コイル部144aの両端から延設される一対の腕部144bとを備えている。
コイル部144aは、リンク143を支持するリンク軸143bの周囲に巻き掛けられる。
一対の腕部144bは、一方がリンク本体143aの周壁に係合し、他方が本体ケース15に係合している。
ねじりコイルバネ144は、リンク143が解除位置側から係合位置側(図5における時計回り)へ回転するように付勢保持する。そして、リンク143が、操作レバー141、および両スライダ142を解除位置側から係合位置側へ付勢する。つまり、ねじりコイルばね144は、両スライダ142を本体ケース15から突出する方向に付勢する。
ガイド手段16は、スライダ142が係合位置と解除位置との間を引っ掛からずに、滑らかにスライドするようにガイドするための構成である。また、ガイド手段16は、ガイドピン161、ガイド長孔142c、およびガイド壁162を備えている。
ガイド長孔142cは、スライダ142の板面を貫通する長孔からなり、スライダ142の移動範囲(ストローク)を規定している。
ガイドピン161は、スライド方向に対して直交しつつ、ガイド長孔142cを貫通するように、本体ケース15に立設されている。
ガイド壁162は、スライダ142の上縁と下縁とに当接しつつ、スライド方向に沿って対向配置されている。
本体ケース15は、外側底面にクッション材15cを備えている。クッション材15cは、車両走行中の振動によって、本体ケース15がガタ付かないように、振動を吸収する。
車体側取付部20は、図6、図7に示すように、本体側取付手段14を受ける車体側の部位で、壁段部21に形成されている。
壁段部21は、荷室C3の両側壁C5における、最後部座席C2の背もたれの高さに、車両前後方向に沿って延設される段部で構成されている。そして、各壁段部21の中央部には、段部天面21aと段部側面21bとの角部に対して凹む壁段凹部22が形成されている。また、各壁段凹部22の底部中央には、下方に凹む中央凹部23が形成されている。
車体側取付部20は、レバー受穴20aと中央段角部20bとを備えている。
レバー受穴20aは、各中央凹部23の縦壁を構成する前壁23aと後壁23bとに開口している。そして、レバー受穴20aは、その穴形状が、スライダ係合部142aと同様の形状に形成されている。
中央段角部20bは、各中央凹部23の縦壁(前壁23a、後壁23b)と壁段凹部22の底面22aとの角部である。
各壁段凹部22の底部前端部分と底部後端部分とには、係止構造ST2を構成する車体側係止部30が形成されている。つまり、車体側係止部30と前述の取手側係止部133とによって、係止構造ST2は構成されている。
そして、車体側係止部30は、係止基部31、および係止腕部32を備えている。
係止基部31は、壁段凹部22の底面22aから車両上方へ立設する突起で構成されている。
係止腕部32は、係止基部31の先端部に、車幅方向の内側から外側に向かって延びる片持ち梁状の突起で構成されている。
つまり、車体側係止部30は、これら係止基部31と係止腕部32とで略逆L字形状を備えている。そして、L字形状の内側に、取手手段13の取手側係止部133が係止される。
また、係止腕部32の天面には、受面33が設定されている。受面33は、装置本体10を壁段凹部22に組付けた際に、本体ケース15を支えるように構成されている。
つまり、車体側取付部20は、巻取装置12に当接しつつ、支持する受面33を備え、車体側係止部30は、受面33の裏側に形成されている。
また、車体側係止部30は、車体側取付部20が配置される部位(壁段凹部22)に形成されている。
なお、本実施形態では、図1〜図5に示すように、本体ケース15を車両Cの右側壁に本体ケース15を設置し、カバー本体11を車両Cの右側壁から左側壁に向かって展開する配置のみが図示されている。
また、図6、図7に示すように、車体側取付部20と車体側係止部30とは左右の壁部C5a、C5bにおいて、同様の構成を備えている。そして、本体側取付手段14が、左右どちらの車体側取付部20にも着脱可能であるとともに、取手手段13が左右どちらの車体側係止部30にも係脱可能となっている。
つまり、図示を省略するが、左側壁に本体ケース15を設置し、カバー本体11を右側壁に向かって展開することも可能である。
次に、取付構造ST1の作用について説明する。
<取付状態>
図5に示すように、本体ケース15が車体に取付けられた状態では、ねじりコイルバネ144の付勢力によって、リンク143は、図5における時計回りに回転する方向へ付勢されている。そして、リンク143に掛かる付勢力は、リンク突起142bを介して両スライダ142に作用する。また、両スライダ142は、付勢力によって、解除位置側から係合位置へ付勢保持される。
これによって、両スライダ142のスライダ係合部142aは、本体ケース15から突出した状態が保持される。そして、突出するスライダ係合部142aは、レバー受穴20aに挿嵌され、装置本体10が壁段凹部22に収容された状態で、固定される。
<本体ケース15を取外す場合>
ねじりコイルバネ144の付勢力に抗して、操作レバー141をスライドすると、直動スライダ142Dが操作レバー141と共にスライドする。そして、直動スライダ142Dがスライドすると、直動スライダ142Dのスライダ係合部142aである直動係合部142aDが、レバー受穴20aから離脱し、直動係合部142aDとレバー受穴20aとの係合が解除される。
また、直動スライダ142Dがスライドすると、直動リンク突起142bDとリンク孔143cの連係によって、リンク143が回転する。そして、リンク143が回転すると、リンク孔143cと従動リンク突起142bFの連係によって、従動スライダ142Fがスライドする。
さらに、従動スライダ142Fがスライドすると、従動スライダ142Fのスライダ係合部142aである従動係合部142aFがレバー受穴20aから離脱し、係合が解除される。そして、直動係合部142aDと従動係合部142aFとが、レバー受穴20aから離脱し、従動係合部142aFとレバー受穴20aとの係合が解除されることで、本体ケース15の固定が解除され、取外し可能となる。
また、操作レバー141から手を離すと、ねじりコイルバネ144の付勢力によって、リンク143が回転し、操作レバー141は、スライダ142とともに、操作開始前の位置(係合位置)へ移動し、付勢保持される。
<本体ケース15を組付ける場合>
装置本体10を左右どちらかの壁段凹部22に位置合わせし、嵌め込み動作を始めると、本体ケース15から突出するスライダ係合部142aの傾斜面142aaが中央段角部20bに当接する。
ここでさらに装置本体10を壁段凹部22に押込むと、押込む力がねじりコイルバネ144の付勢力に勝り、傾斜面142aaによる両スライダ142のスライド方向への分力によって、両スライダ係合部142aが本体ケース15内部に引っ込み、解除位置側へ移動する。スライダ係合部142aが本体ケース15内部に引っ込むと、嵌め込みを妨げるものが無くなり、装置本体10を壁段凹部22内に挿入可能な状態になる。
また、このような状態では、スライダ係合部142aは本体ケース15内に引っ込みつつも、ねじりコイルバネ144の付勢力によって、スライダ係合部142aの先端が、縦壁(前壁23a、後壁23b)に押付けられている。
そして、さらに装置本体10の嵌め込みが進み、装置本体10が壁段凹部22の底まで到達すると、縦壁(前壁23a、後壁23b)にはレバー受穴20aが開口し、スライダ係合部142aと縦壁(前壁23a、後壁23b)との当接が解消される。そこで、スライダ142は、ねじりコイルバネ144の付勢力によって、本体ケース15から飛び出して、係合位置側へ移動し、スライダ係合部142aがレバー受穴20aに挿入される。そして、スライダ係合部142aの係合面142abが、レバー受穴20aに対して脱落方向に係合し、装置本体10が車体側取付部20に固定される。
次に、本実施形態に係る車両用トノカバー1の作用効果について説明する。
本実施形態の車両用トノカバー1は、荷室C3を形成する壁面として対向配置された左右の両側壁C5(一対の壁部)に車体側取付部20と車体側係止部30が配置されている。
これによって、巻取装置12が、左右のどちらの側壁C5にも着脱可能に構成されるとともに、取手132(取手手段13)を巻取装置12が取付けられた一方の壁部C5aと対向する他方の壁部C5bに係脱可能に係止することができる。
そして、左右のどちらの側壁C5からもカバー本体11を引き出し、展開することができるため、利便性を向上することができる。
また、本実施形態の車両用トノカバー1では、車体側係止部30が、車体側取付部20が配置される部位である壁段凹部22に形成されている。
これによって、より小さな設置スペースで、利便性に優れた車両用トノカバー1を設置することができる。
さらに、本実施形態の車両用トノカバー1では、車体側取付部20は、巻取装置12を含む装置本体10に当接しつつ、支持する受面33を備えており、車体側係止部30は、受面33の裏側に形成されている。
これによって、設置スペースを拡げることなく、利便性に優れた車両用トノカバー1を安定して設置することができる。
なお、本実施形態の車両用トノカバー1では、操作レバー141がリンク143を回転させて、両スライダ142をスライドさせる構成としているが、このような構成に限定されるものではない。
たとえば、リンク143を介在させずに、ねじりコイルバネ144の両腕部144bを両スライダ142のそれぞれに連係し、ねじりコイルバネ144の付勢力をスライダ142に直接作用させる構成とすることも可能である。
また、本実施形態の車両用トノカバー1では、本体ケース15に操作部141a、スライダ142、リンク143を配置し、車体側のレバー受穴20aにスライダ係合部142aを挿嵌させる構成としているが、このような構成に限定されるものではない。
たとえば、本体ケースにレバー受穴を設け、車体側(壁段凹部)に操作レバー、スライダ、リンクを配置する構成とすることも可能である。
つまり、本体ケース15を車体に対して、着脱可能に設置できる構成であれば、いかなる構成も採用することが可能である。
また、本実施形態の車両用トノカバー1では、円柱状の取手側係止部133を逆L字形状の車体側係止部30に引っ掛けることで、係止する構成としているが、このような構成に限定されるものではない。
たとえば、取手側係止部133を鉤爪形状とし、車体側係止部30としての突起や窪みに引っ掛けることで係止する構成とすることも可能である。
つまり、取手132を車体に対して、係脱可能に係止できる構成であれば、いかなる構成も採用することが可能である。
1 車両用トノカバー
11 カバー本体
12 巻取装置
13 取手手段
20 車体側取付部
30 車体側係止部
33 受面
C3 荷室
C5 一対の壁部
C5a 一方の壁部
C5b 他方の壁部

Claims (3)

  1. 可撓性を有するシート状のカバー本体と、
    該カバー本体の一端を支持しつつ、該カバー本体を巻き取る巻取装置と、
    該カバー本体の他端に配置され、該カバー本体を該巻取装置から引き出す際の取手となる取手手段と、
    を備えた車両用トノカバーにおいて、
    前記巻取装置は、
    車両の荷室を形成する壁面として対向配置された一対の壁部のどちらにも着脱可能に構成され、
    前記取手手段は、
    該巻取装置が取付けられた一方の壁部と対向する他方の壁部に係脱可能に係止される
    ことを特徴とする車両用トノカバー。
  2. 前記巻取装置は、
    前記一対の壁部のそれぞれに配置される車体側取付部のどちらにも着脱可能に取付けられ、
    前記取手手段は、
    該一対の壁部のそれぞれの部位に形成される車体側係止部のどちらにも係脱可能に係止され、
    該車体側係止部は、
    該車体側取付部が配置される部位に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用トノカバー。
  3. 前記車体側取付部は、
    前記巻取装置に当接しつつ、支持する受面を備え、
    前記車体側係止部は、
    該受面の裏側に形成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用トノカバー。
JP2018540909A 2016-09-23 2017-08-09 車両用トノカバー Active JP6568661B2 (ja)

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