JP2006137307A - 車両用ラゲッジルーム - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両の側方からラゲッジルームの下半分が見えてしまうことを防止することのできる車両用ラゲッジルームを提供する。
【解決手段】 車両後方部に形成されたラゲッジルーム10をトノカバーで隠蔽できるようにした車両用ラゲッジルームであって、ラゲッジルーム10の車幅方向に対する両側に一対の巻取可能なトノカバー25,26を配置し、各トノカバー25,26を車幅方向に引き出し可能にした。
【選択図】 図5
【解決手段】 車両後方部に形成されたラゲッジルーム10をトノカバーで隠蔽できるようにした車両用ラゲッジルームであって、ラゲッジルーム10の車幅方向に対する両側に一対の巻取可能なトノカバー25,26を配置し、各トノカバー25,26を車幅方向に引き出し可能にした。
【選択図】 図5
Description
この発明は、車両後方部に形成されたラゲッジルームをトノカバーで隠蔽できるようにした車両用ラゲッジルームに関する。
従来から、トノカバーで隠蔽できるようにした車両用ラゲッジルームが知られている(特許文献1参照)。
かかる車両用ラゲッジルームは、図6に示すように、両サイドに設けたスライドレール1と、このスライドレール1に沿って移動可な引出軸2aと、スライドレール1に沿って移動可能な複数のスライドシャフト2bと、ラゲッジルーム3の前に設けた自動巻取式の巻取軸4と、この巻取軸4に巻き付けられたトノカバー5とを備えている。そして、トノカバー5の先端部は引出軸2aに取り付けられ、トノカバー5の中間部ではスライドシャフト2b間で葛折り状に垂れ下がっている。
そして、図7に示すように、荷物Wの大きさに応じてスライドシャフト2bの位置を決めてトノカバー5を垂れ下げれば、ラゲッジルーム3は各荷物Wの大きさの幅に区分され、荷物Wの収まりがよいものとなる。
特開2002−283920号公報
しかしながら、このようなラゲッジルーム3にあっては、図6の矢印で示すように車両の側方からラゲッジルーム3の下半分が見えてしまうという問題があった。また、幅が小さく背丈の高い荷物は車幅方向へ倒れてしまう問題もあった。
この発明の第1の目的は、車両の側方からラゲッジルームの下半分が見えてしまうことを防止することのできる車両用ラゲッジルームを提供することにある。
また、発明の第2の目的は、背丈の高い荷物であっても倒れてしまうことのない車両用ラゲッジルームを提供することにある。
請求項1の発明は、車両後方部に形成されたラゲッジルームをトノカバーで隠蔽できるようにした車両用ラゲッジルームであって、
前記ラゲッジルームの車幅方向に対する両側に一対の巻取可能なトノカバーを配置し、各トノカバーを車幅方向に引き出し可能にしたことを特徴とする。
前記ラゲッジルームの車幅方向に対する両側に一対の巻取可能なトノカバーを配置し、各トノカバーを車幅方向に引き出し可能にしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、車幅方向に延び且つ前記トノカバーを車両の前後方向から挟む位置に配置された一対のガイドレールと、
この一対のガイドレール間に横架されるとともにこのガイドレールに沿って移動可能な且つ車両の車幅方向に配置された一対のスライドバーとを備え、
各トノカバーの先端部を対向するスライドバーに取り付けたことを特徴とする。
この一対のガイドレール間に横架されるとともにこのガイドレールに沿って移動可能な且つ車両の車幅方向に配置された一対のスライドバーとを備え、
各トノカバーの先端部を対向するスライドバーに取り付けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記一対のスライドバーをガイドレールの任意の位置で固定できるようにしたことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記一対のガイドレールと、前記トノカバーと、前記一対のスライドバーと、前記一対のトノカバーとでトノカバーユニットを構成し、このトノカバーユニットをラゲッジルームに着脱自在に装着したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ラゲッジルームの両側に一対の巻取可能なトノカバーを配置し、各トノカバーを車幅方向に引き出し可能にしたものであるから、車両の側方からラゲッジルームの下半分が見えてしまうことを防止することができる。
請求項2の発明によれば、車幅方向に延び且つ前記トノカバーを車両の前後方向から挟む位置に配置された一対のガイドレールと、この一対のガイドレール間に横架されるとともにこのガイドレールに沿って移動可能な且つ車幅方向に配置された一対のスライドバーとを備え、各トノカバーの先端部を対向したスライドバーに取り付けたものであるから、背丈の高い荷物を一対のスライドバーで挟み込むことにより、この背丈の高い荷物が倒れてしまうことを防止することができる。
請求項3の発明によれば、一対のスライドバーをガイドレールの任意の位置で固定することができるものであるから、背丈の高い荷物が倒れてしまうことをより確実に防止することができる。
請求項4の発明によれば、トノカバーユニットが取り外しできるので、ラゲッジルームの使用勝手がよいものとなる。
以下、この発明に係る車両用ラゲッジルームの実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
図1は車両の後部に設けた車両用ラゲッジルーム10を示した斜視図であり、この車両用ラゲッジルーム10の車幅方向の相対向する両側壁部11には一対のフック12,12(左側方のフックは図示せず)がそれぞれ設けられている。フック12,12は、互いに前後方向に対して所定間隔を隔てて配置されている。
これらフック12,12には、トノカバーユニット20が着脱自在に装着できるようになっている。
トノカバーユニット20は、車両の前後方向に配置された一対のガイドレール21,22と、このガイドレール21,22の両端部に取り付けられた一対のカバーケース23,24と、このカバーケース23,24内にそれぞれ設けたトノカバー25,26と、ガイドレール21,22に沿って移動する一対のスライドバー27,28等とを備えている。ガイドレール21,22は、車両の前後方向からトノカバー25,26を挟む位置に配置されている。
ガイドレール21は、図2に示すように断面がほぼC字形を呈しており、このガイドレール21内にスライダー30A,31A(図1参照)がガイドレール21に沿って摺動自在に配置されている。
ガイドレール22もガイドレール21と同様に断面がほぼC字形を呈しており、このガイドレール21内にスライダー30B,31Bがガイドレール22に沿って摺動自在に配置されている。
スライドバー27は、パイプ27Aと、このパイプ27Aの左端部(図2において)の内周面に形成した雌ネジ(図示せず)に螺合した軸27Bとを有している。軸27Bの左端部はスライダ30Aに回動自在に保持されている。また、軸27Bにはダイヤル27Cが一体に設けられ、軸27Bの右端部にはパイプ27Aの雌ネジに螺合した雄ネジ27dが形成されている。このダイヤル27Cを軸27Bとともに回動させると、図2および図3に示すように軸27Bがパイプ27Aから左右方向に進退する。
軸27Bが左方向へ進出することにより、スライダー30Aがガイドレール21に圧接してスライドバー27をガイドレール21,22間に固定するようになっている。そして、軸27Bとダイヤル27Cと雄ネジ27dとパイプ27Aの雌ネジなどでスライドバー27をガイドレール21,22間の任意の位置に固定する固定手段が構成される。
スライドバー28もスライドバー27と同様な構成となっているので、その説明は省略する。
一方、スライドバー27,28のパイプ27A,28Aの右端部はスライダー30B,31Bに固定されている。また、図1に示すようにパイプ27Aには左方向へ突出した一対のフックF1,F1が設けられており、パイプ28Aには右方向へ突出した一対のフックF2,F2が設けられている。
カバーケース23内には、図4に示すように巻取軸25Aが回動自在に設けられており、この巻取軸25Aはガイドレール21,22間に配置されるとともにトノカバー25を巻き付けていてそのトノカバー25を自動式に巻き取っていくようになっている。また、トノカバー25は任意の長さだけ引き出し可能となっている。同様に、カバーケース24内には、巻取軸26A(図示せず)が回動自在に設けられており、この巻取軸26Aはトノカバー26を巻き付けていて自動式に巻き取っていくようになっている。また、トノカバー26は任意の長さだけ引き出し可能となっている。
トノカバー25,26の先端部には、図1に示すように係止孔25a,25a,26a,26aが設けられており、この係止孔25a,25a,26a,26aには図5に示すようにスライドバー27,28のフックF1,F1,F2,F2がそれぞれ係止されている。
また、カバーケース23,24には、車両用ラゲッジルーム10のフック12…に着脱自在に係合されるピンP1…が設けられており、これらピンP1…をそのフック12…に係合させることにより、トノカバーユニット20が車両用ラゲッジルーム10に装着される。
[作 用]
次に、上記のように構成される車両用ラゲッジルーム10の作用について説明する。
[作 用]
次に、上記のように構成される車両用ラゲッジルーム10の作用について説明する。
背丈の高い荷物Nを車両用ラゲッジルーム10に収納する場合には、先ず図5に示すように荷物Nを所定位置に置く。次に、荷物Nを挟み込む位置までスライドバー27,28を移動させる。このスライドバー27,28の移動とともにトノカバー25,26が引き出され、図5に示すように車両用ラゲッジルーム10の下半分を覆う。
そして、スライドバー27のダイヤル27Cを回し、スライドバー27のパイプ27Aから軸27Bを進出させてスライドバー27をガイドレール21,22間に固定する。同様に、スライドバー28のダイヤル28Cを回してスライドバー28をガイドレール21,22間に固定する。
このように、スライドバー27,28をガイドレール21,22間に固定することにより、荷物Nはスライドバー27,28に支えられるため車幅方向へ倒れてしまうことが防止される。また、荷物Nは、スライドバー27,28によって挟持された状態となるので、車両の前後方向へ倒れてしまうことも防止される。
また、図5に示すようにトノカバー25,26が車幅方向に引き出されているので、矢印Rで示す車両の側方からラゲッジルーム10の下半分が見えてしまうことが防止される。
この実施例では、トノカバーユニット20は車両用ラゲッジルーム10から簡単に取り外せるので、車両用ラゲッジルーム10は使用勝手のよいものとなる。
10 ラゲッジルーム
21 ガイドレール
22 ガイドレール
25 トノカバー
26 トノカバー
27 スライドバー
28 スライドバー
21 ガイドレール
22 ガイドレール
25 トノカバー
26 トノカバー
27 スライドバー
28 スライドバー
Claims (4)
- 車両後方部に形成されたラゲッジルームをトノカバーで隠蔽できるようにした車両用ラゲッジルームであって、
前記ラゲッジルームの車幅方向に対する両側に一対の巻取可能なトノカバーを配置し、各トノカバーを車幅方向に引き出し可能にしたことを特徴とする車両用ラゲッジルーム。 - 車幅方向に延び且つ前記トノカバーを車両の前後方向から挟む位置に配置された一対のガイドレールと、
この一対のガイドレール間に横架されるとともにこのガイドレールに沿って移動可能な且つ車両の車幅方向に配置された一対のスライドバーとを備え、
各トノカバーの先端部を対向するスライドバーに取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ラゲッジルーム。 - 前記一対のスライドバーをガイドレールの任意の位置で固定できるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の車両用ラゲッジルーム。
- 前記一対のガイドレールと、前記トノカバーと、前記一対のスライドバーと、前記一対のトノカバーとでトノカバーユニットを構成し、このトノカバーユニットをラゲッジルームに着脱自在に装着したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用ラゲッジルーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004328860A JP2006137307A (ja) | 2004-11-12 | 2004-11-12 | 車両用ラゲッジルーム |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=36618391
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2006137307A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012157630A1 (ja) | 2011-05-17 | 2012-11-22 | 綜研化学株式会社 | 光学部材用粘着剤組成物およびその加工製品 |
WO2018055942A1 (ja) * | 2016-09-23 | 2018-03-29 | 本田技研工業株式会社 | 車両用トノカバー |
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2004
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012157630A1 (ja) | 2011-05-17 | 2012-11-22 | 綜研化学株式会社 | 光学部材用粘着剤組成物およびその加工製品 |
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JPWO2018055942A1 (ja) * | 2016-09-23 | 2019-04-18 | 本田技研工業株式会社 | 車両用トノカバー |
EP3517366A4 (en) * | 2016-09-23 | 2019-07-31 | Honda Motor Co., Ltd. | PASSENGER ROOM COVERS FOR VEHICLE |
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