JP3238939U - 車載用日除けフレーム機構及びキャンピングトレーラ - Google Patents

車載用日除けフレーム機構及びキャンピングトレーラ Download PDF

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Abstract

【課題】不使用時は車体側面から突出なく収納でき、使用時は車体の側方に突出して日除け用のタープを張設可能な車載用日除けフレーム機構及びキャンピングトレーラを提供する。【解決手段】車幅方向に延設されて車体上面2aで前後に互いに間隔を隔てて平行に取付けられる一対のベースレール12,12と、所定長さで車幅方向に延設されて各ベースレール12,12上を車幅方向へスライド可能な一対のスライドバー15,15、及び一対のスライドバー15,15を車幅方向端部の少なくとも一方で前後に連結する連結バー16を有してフレーム状に形成されるスライドフレーム14と、を備え、スライドフレーム14の全体が車体上面2aに収納される収納状態と、スライドフレーム14の少なくとも一部が車体2側方へ突出してタープ20を張設可能な伸長状態との間で切り替え可能である。【選択図】図12

Description

本考案は、車載用日除けフレーム機構及びキャンピングトレーラに関する。
従来、キャンピングカーにおいては、車体の側方に日除けを形成するためにサイドオーニングと称される装備を有するものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。サイドオーニングによれば、日除け用のシートが巻回収納されたケースを車体の上部側面に固定し、使用時にケースからシートを繰り出して展開することで、車体の側方に日除けを形成することができる。
実開昭60-60317号公報
しかしながら、駆動系を備える自走可能なキャンピングカーと比較して車幅の大きいタイプが多いキャンピングトレーラにおいては、従来技術のサイドオーニングを適用した場合、サイドオーニングのケースが車体側面に取付けられることにより車体側方へ10cm程度突出することになる。このため、走行する際に道幅の狭い道路沿いに立設された道路標識等の構造物や木の枝などに接触し易くなるという問題が生じることが想定される。
本考案は、不使用時は車体側面から突出なく収納でき、使用時は車体の側方に突出して日除け用のタープを張設可能な車載用日除けフレーム機構及びキャンピングトレーラを提供することを目的とする。
(1)本考案に係る車載用日除けフレーム機構は、車体に取付けられて日除けを形成するための機構であって、車幅方向に延設されて車体上面で前後に互いに間隔を隔てて平行に取付けられる一対のベースレールと、所定長さで車幅方向に延設されて前記各ベースレール上を車幅方向へスライド可能な一対のスライドバー、及び前記一対のスライドバーを車幅方向端部の少なくとも一方で前後に連結する連結バーを有してフレーム状に形成されるスライドフレームと、を備え、前記スライドフレームの全体が前記車体上面に収納される収納状態と、前記スライドフレームの少なくとも一部が車体側方へ突出してタープを張設可能な伸長状態との間で切り替え可能である。
この構成によれば、車体が走行する際は、スライドフレーム全体が車体上面に収納される収納状態とされ、車体側方へ突出する部分が存在しないので、道幅の狭い道路沿いに立設された道路標識等の構造物や木の枝などに接触し易くなるような状況は生じない。一方、車体をキャンプサイト等の所定位置に設置した際は、一対のスライドバーを一対のベースレール上で車幅方向へスライドさせ、連結バーを含むスライドフレームの少なくとも一部が車体側方へ突出する伸長状態に切り替えて、スライドフレームにタープを張設することで、車体の側方に簡単に日除けを形成することができる。よって、不使用時は車体側方への突出なく収納でき、使用時は車体側方に突出して日除け用のタープを張設可能であるという効果を奏する。
(2)本考案に係る車載用日除けフレーム機構は、前記スライドフレームを前記収納状態に固定する第1ロックと、前記スライドフレームを前記伸張状態に固定する第2ロックと、を備える。
この構成によれば、第1ロックによりスライドフレームを収納状態に固定することで、走行時の車体の振動等によるスライドフレームの移動を確実に防止し、走行時の安全を確保することができる。第2ロックによりスライドフレームを伸張状態に固定することで、タープ使用時に風等によるスライドフレームの移動を確実に防止し、タープ使用時の安全を確保することができる。
(3)本考案に係るキャンピングトレーラは、居室を備える車体と、前記車体に設けられる車輪とを備え、自動車に牽引されることで移動可能なキャンピングトレーラであって、前記車体上面における車幅方向の両端部に配置されて前後方向に延設される一対のルーフレールを備える。
この構成によれば、キャンピングトレーラが車体上面における車幅方向の両端部に配置されて前後方向に延設される一対のルーフレールを備えているので、車体上面に各種装備を取付けることができる。すなわち、キャンピングトレーラが一対のルーフレールを備えることで、一対のベースレールを含む本考案に係る車載用日除けフレーム機構を取り付けることができる。
(4)本考案に係るキャンピングトレーラは、さらに、前記車載用日除けフレーム機構を備え、前記一対のベースレールは、各々の長手方向両端が前後に互いに間隔を隔てて前記一対のルーフレールに対して固定される。
この構成によれば、一対のベースレールは、各々の長手方向両端が前後に互いに間隔を隔てて一対のルーフレールに対して固定されることで車体に取付けられるので、車体に取付け用の加工を直接施すことなく、簡単且つ確実に車載用日除けフレーム機構を搭載することができる。
本考案の実施形態に係るルーフレールを備えたキャンピングトレーラを示す斜視図である。 図1のキャンピングトレーラを示す平面図である。 本考案の実施形態に係る車載用日除けフレーム機構を搭載したキャンピングトレーラを示す斜視図である。 図3のキャンピングトレーラを示す平面図である。 図4において車載用日除けフレーム機構周辺をV-V線矢視にて示す断面図である。 図5の車載用日除けフレーム機構の一部を拡大して示す部分拡大断面図である。 図5の車載用日除けフレーム機構において第1ロックを係合した状態を示す部分拡大図である。 図5の車載用日除けフレーム機構において第1ロックを解除した状態を示す部分拡大図である。 図4のキャンピングトレーラにおいてスライドフレームを伸張した状態を示す平面図である。 図9において車載用日除けフレーム機構周辺をX-X線矢視にて示す断面図である。 図10の車載用日除けフレーム機構において第2ロックを係合する様子を示す説明図ある。 図9のキャンピングトレーラにおいてスライドフレームにタープを張設した状態を示す斜視図である。 図12のキャンピングトレーラを示す平面図である。 図13において車載用日除けフレーム機構周辺をXIV-XIV線矢視にて示す断面図である。 図14の車載用日除けフレーム機構においてスライドフレームにタープを張設した状態を拡大して示す断面図である。
以下、本考案を適用した車載用日除けフレーム機構及びキャンピングトレーラの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
<1.キャンピングトレーラ1の全体構成>
まず、本実施形態に係るキャンピングトレーラ1の全体構成(車載用日除けフレーム機構10搭載前)について、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1はキャンピングトレーラ1の全体構成を示す斜視図、図2は平面図である。
キャンピングトレーラ1は、図1等に示すように、車体2と、シャーシ3と、連結バー材4と、主車輪5と、補助車輪6と、ルーフレール7とを備え、自動車に牽引されることで移動可能な車両である。車体2は、車体上面2aと、車体側面2bとを備え、内部に居室2cを形成する筐体となる部分であって、板金により構成されている。また、シャーシ3は、車体2を支持するための構造であり、鋼材により構成されている。
連結バー材4は、シャーシ3を牽引自動車(図示せず)に対して解除可能に連結させる部材である。主車輪5は、牽引時に路面に接触するものであり、左右二つの車輪によって構成されている。補助車輪6は、連結バー材4に取付けられ、牽引自動車により牽引されていない非連結時のキャンピングトレーラ1を水平に保持すると共に、牽引自動車で牽引することなく人力で押したり引いたりして移動可能とするための車輪である。従って、牽引自動車非連結時においても、車体2内の居室2cを安全に利用できると共に、キャンピングトレーラ1の設置位置を調整することができる。
ルーフレール7は、車体上面2aにおいて車幅方向両端に一対設けられ、車体2の前後方向に延びている。ルーフレール7は、具体的には、ルーフレール本体7aと、ブラケット7bとを備えて構成される。ルーフレール本体7aは、アルミ合金やステンレス等に金属からなる長尺状部材であって、前後方向の3カ所にブラケット7bが取付けられ、ブラケット7bを介してボルト等の締結具により車体上面2aに固定される。
<2.車載用日除けフレーム機構10の構成>
次に、車載用日除けフレーム機構10の構成について、図3乃至図11を参照しつつ説明する。図3は車載用日除けフレーム機構10を搭載したキャンピングトレーラ1を示す斜視図、図4は平面図である。図5は図4において車載用日除けフレーム機構10周辺をV-V線矢視にて示す断面図、図6はその一部を拡大して示す部分拡大断面図である。図7は図5の車載用日除けフレーム機構10において第1ロックL1を係合した状態を示す部分拡大図、図8は第1ロックL1を解除した状態を示す部分拡大図である。図9は図4のキャンピングトレーラ1においてスライドフレーム14を伸張した状態を示す平面図、図10は車載用日除けフレーム機構10周辺をX-X線矢視にて示す断面図である。図11は図10の車載用日除けフレーム機構10において第2ロックL2を係合する様子を示す説明図である。尚、車載用日除けフレーム機構10以外の構成については、<1.キャンピングトレーラ1の全体構成>で既に説明した通りであるので、説明を省略する。
キャンピングトレーラ1は、図3等に示すように、車体上面2aに車載用日除けフレーム機構10を備える。車載用日除けフレーム機構10は、車体2に取付けられて車体2の側方に日除けを形成するための機構であって、一対のベースレール12,12と、車幅方向にスライド移動可能なスライドフレーム14とを備えて構成される。
一対のベースレール12,12は、車幅方向に延設されるレール部材であって、車体上面2aに前後に互いに間隔を隔てて平行に配置され、各々の長手方向両端が一対のルーフレール7,7(具体的には各ルーフレール本体7a)に対して締結具を介して固定される。各ベースレール12は、角パイプ状部材からなる本体12aと、本体12a上に固定されるレール体12bとからなり、レール体12bの上面には長手方向に延びるスライド溝12cが開口している。
スライドフレーム14は、角パイプ状部材を主体としてなり、一対のスライドバー15,15と連結バー16とを有して平面視コ字状を呈するフレーム状に形成される。一対のスライドバー15,15は、一対のベースレール12,12に対応する長さで車幅方向に延設されて各ベースレール12上で車幅方向へスライド可能となっている。各スライドバー15は、下面の複数箇所にスライド突起15aが設けられている。各スライド突起15aは、一対のベースレール12,12の各スライド溝12cに対して車幅方向へ移動可能に係合している。一対のスライドバー15,15の連結バー16とは反対側端部寄りの所定位置には、上下に貫通するボルト挿通孔15b,15bが形成されている。ボルト挿通孔15b,15bは、後述するアイボルト17,17を螺合するための雌ネジ孔である。
連結バー16は、長手方向両端の近傍で一対のスライドバー15,15の車幅方向端部に締結具を介して接続され、両部材を前後に連結している。これによれば、一対のスライドバー15,15と連結バー16を介して一体化してなるスライドフレーム14は、一対のベースレール12,12の各スライド溝12cと一対のスライドバー15,15の各スライド突起15aとが係合することで、車幅方向にスライド移動することができる。
連結バー16は、長手方向の中央側面にハンドル16aを備えている。ハンドル16aは、矩形リング状を呈し、使用者が開口に手を差し込んで掴むことができる部材である。使用者は、ハンドル16aを掴んで側方へ引っ張ることにより、スライドフレーム14を車体2側方へ伸張させることができる。
連結バー16は、さらに、長手方向の両端近傍に係合片16b,16bを備えている。係合片16bは、連結バー16に水平姿勢と下向き姿勢との間で回動可能に設けられる。係合片16bは、図7に示すように、下向き姿勢では、ルーフレール本体7aの対応位置に設けられた爪部材7cに係合することで、スライドフレーム14がスライド移動不可となり、スライドフレーム14を収縮させて車体上面2aに収容した収容姿勢でロックされる。一方、係合片16bは、図8に示すように、下向き姿勢から水平姿勢へ回動させると、爪部材7cとの係合が解除されることで、スライドフレーム14をスライド移動可能となる。尚、係合片16b及び爪部材7cが、第1ロックL1を構成する。
また、連結バー16の長手方向両端部と一対のスライドバー15,15との接続部分の内角部にはリング状の掛止部16c,16cが設けられている。掛止部16c,16cには、後述するタープ20のフック22,22が掛止される。
スライドフレーム14は、係合片16bを下向き姿勢から水平姿勢へ回動させて爪部材7cとの係合を解除した状態で、使用者がハンドル16aを掴んで車幅方向側方へ引っ張ることによって車体2側方(右側)へ伸長される。
そして、スライドフレーム14を所定位置まで伸長した状態で、アイボルト17,17をボルト挿通孔15b,15bに差し込んで螺合する。これにより、スライドフレーム14は、車幅方向にスライド移動させようとすると、アイボルト17,17の足部が車体側面2bに当接することでスライド移動が規制され、スライドフレーム14を車体上面2aから車体2の側方へ伸長した伸長状態にロックされる。尚、アイボルト17及びボルト挿通孔15bが、第2ロックL2を構成する。
<3.タープ20の張設手順>
次に、車載用日除けフレーム機構10にタープ20を張設する手順について図面を参照しつつ説明する。図12は図9のキャンピングトレーラ1においてスライドフレーム14にタープ20を張設した状態を示す斜視図、図13は平面図である。図14は図13において車載用日除けフレーム機構10周辺をXIV-XIV線矢視にて示す断面図、図15はスライドフレーム14にタープ20を張設した状態を拡大して示す断面図である。
最初に、タープ20の構成について説明する。タープ20は、図12及び図13に示すように、タープ本体21と、4個のフック22とを備えて構成される。タープ本体21は、ポリエステル製、ポリ塩化ビニール製、ポリエチレン製などのシート状部材からなり、折り畳み及び展開可能なものが用いられる。タープ本体21は、スライドフレーム14の内周寸法よりも一回り小さい長方形状を呈している。
各フック22は、金属製又は樹脂製のリング状部材からなり、タープ本体21の四隅に取付けられている。各フック22は、リングの一部を開閉することで、掛止対象の部材に対して掛止したり解除したりできるようになっている。
次に、スライドフレーム14が車体上面2aに収容された初期状態(図4参照)からタープ20の張設が完了した状態(図12、図13参照)とするまでの手順について説明する。
まず、使用者は、2カ所の係合片16bを下向き姿勢から水平姿勢へ回動させて爪部材7cとの係合を解除する。続いて、使用者は、ハンドル16aを掴んで側方へ引っ張り、スライドフレーム14を車体2側方へスライド移動させて所定位置まで伸張する。
次に、アイボルト17,17をボルト挿通孔15b,15bに差し込んで螺合し、スライドフレーム14を伸長姿勢でロックする。
続いて、タープ20のタープ本体21を広げてスライドフレーム14の内周側に配置する。次に、タープ本体21の四隅にある各フック22を2つの掛止部16c,16c及び2つのアイボルト17,17のリング状頭部にそれぞれ掛止する。以上で、タープ20の張設が完了し、車体2の側方に日除けが形成される。
尚、タープ20張設状態から牽引走行可能な元のフレーム収容状態へ戻すには、上述した各作業とは逆の各作業を上記手順とは逆の順番で実行すればよい。
<4.実施形態のまとめ>
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態に係る車載用日除けフレーム機構10は、車体2に取付けられて日除けを形成するための機構であって、車幅方向に延設されて車体上面2aで前後に互いに間隔を隔てて平行に取付けられる一対のベースレール12,12と、所定長さで車幅方向に延設されて各ベースレール12,12上を車幅方向へスライド可能な一対のスライドバー15,15、及び一対のスライドバー15,15を車幅方向端部の一方(右側)で前後に連結する連結バー16を有してフレーム状に形成されるスライドフレーム14と、を備え、スライドフレーム14の全体が車体2上に位置する収納状態と、スライドフレーム14の少なくとも一部が車体2側方へ突出してタープ20を張設可能な伸長状態との間で切り替え可能である。
この構成によれば、車体2の走行時等は、スライドフレーム14全体が車体2上に位置する収納状態とされ、車体側面2bから側方へ突出する部分が存在しないので、道幅の狭い道路沿いに立設された道路標識等の構造物や木の枝などに接触し易くなるような状況は生じない。一方、車体2のキャンプサイト等への設置時等は、一対のスライドバー15,15を一対のベースレール12,12上で車幅方向へスライドさせ、連結バー16を含むスライドフレーム14の少なくとも一部が車体2側方へ突出する伸長状態に切り替えて、スライドフレーム14にタープ20を張設することで、車体2の側方に簡単に日除けを形成することができる。よって、不使用時は車体側面2bから突出なく収納でき、使用時は車体の側方に突出して日除け用のタープ20を張設可能であるという効果を奏する。
また、車載用日除けフレーム機構10は、スライドフレーム14を収納状態に固定する第1ロックL1と、スライドフレーム14を伸長状態に固定する第2ロックL2と、を備える。
この構成によれば、第1ロックL1によりスライドフレーム14を収納状態に固定することで、走行時の車体の振動等によるスライドフレーム14の移動を確実に防止し、走行時等の安全を確保することができる。第2ロックL2によりスライドフレーム14を伸長状態に固定することで、タープ20使用時に風等によるスライドフレーム14の移動を確実に防止し、タープ20使用時等の安全を確保することができる。
また、本実施形態に係るキャンピングトレーラ1は、居室2cを備える車体2と、車体2に設けられる主車輪5,5とを備え、自動車に牽引されることで移動可能なキャンピングトレーラであって、車体上面2aにおける車幅方向の両端部に配置されて前後方向に延設される一対のルーフレール7,7を備える。
この構成によれば、キャンピングトレーラ1が車体上面2aにおける車幅方向の両端部に配置されて前後方向に延設される一対のルーフレール7,7を備えているので、車体2に取付け用の加工を直接施すことなく、車体上面2aに各種装備を簡単に取付けることができる。すなわち、キャンピングトレーラ1が一対のルーフレール7,7を備えることで、一対のベースレール12,12を含む本実施形態に係る車載用日除けフレーム機構10を取り付けることができる。
また、キャンピングトレーラ1は、さらに、車載用日除けフレーム機構10を備え、一対のベースレール12,12は、各々の長手方向両端が前後に互いに間隔を隔てて一対のルーフレール7,7に対して固定される。
この構成によれば、一対のベースレール12,12は、各々の長手方向両端が前後に互いに間隔を隔てて一対のルーフレール7,7に対して固定されることで車体2に取付けられるので、車体2に取付け用の加工を直接施すことなく、簡単且つ確実に車載用日除けフレーム機構10を搭載することができる。
<変形例>
本考案は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の主旨を逸脱しない範囲で種々に変更を施すことが可能である。例えば、上記実施形態では第1ロックL1を係合片16b及び爪部材7cにより構成したが、これには限られず、第1ロックL1はスライドフレーム14を収納状態に解除可能に固定できる構成であれば構わない。また、第2ロックL2をアイボルト17及びボルト挿通孔15bにより構成したが、これには限られず、第2ロックL2はスライドフレーム14を伸張状態に解除可能に固定できる構成であれば構わない。
また、上記実施形態において、スライドフレーム14は、一対のスライドバー15,15を車幅方向端部の一方(図4,図9等の右側)のみで連結バー16によって前後に連結して平面視コ字状のフレーム状に形成し、車幅方向の一方(図4,図9等の右方向)にのみ車体2から側方へ突出してスライド移動可能とする構成としたが、これには限られない。スライドフレーム14は、連結バー16をさらに1本設けて、一対のスライドバー15,15を車幅方向端部の両方を一対の連結バー16,16によって前後に連結して平面視ロ字状のフレーム状に形成し、車幅方向の両方(図4,図9等の左右両側方向)に車体2から側方へはみ出してスライド移動可能とする構成としてもよい。その場合、上述した実施形態では車体2の車幅方向一方(右側のみ)に設けられた第1ロックL1及び第2ロックL2を、車体2の車幅方向他方(左側)にも設ける構成とすることが好ましい。
1 キャンピングトレーラ
2 車体
2a 車体上面
2c 居室
7 ルーフレール
10 車載用日除けフレーム機構
12 ベースレール
14 スライドフレーム
15 スライドバー
16 連結バー
L1 第1ロック
L2 第2ロック

Claims (4)

  1. 車体に取付けられて日除けを形成するための機構であって、
    車幅方向に延設されて車体上面で前後に互いに間隔を隔てて平行に取付けられる一対のベースレールと、
    所定長さで車幅方向に延設されて前記各ベースレール上で車幅方向へスライド可能な一対のスライドバー、及び前記一対のスライドバーを車幅方向端部の少なくとも一方で前後に連結する連結バーを有してフレーム状に形成されるスライドフレームと、
    を備え、
    前記スライドフレームの全体が前記車体上面に収納される収納状態と、前記スライドフレームの少なくとも一部が車体側方へ突出してタープを張設可能な伸張状態との間で切り替え可能である、車載用日除けフレーム機構。
  2. 前記スライドフレームを前記収納状態に固定する第1ロックと、
    前記スライドフレームを前記伸張状態に固定する第2ロックと、
    を備える、請求項1に記載の車載用日除けフレーム機構。
  3. 居室を備える車体と、前記車体に設けられる車輪とを備え、自動車に牽引されることで移動可能なキャンピングトレーラであって、
    車体上面における車幅方向の両端部に配置されて前後方向に延設される一対のルーフレールを備える、キャンピングトレーラ。
  4. 前記キャンピングトレーラは、さらに、請求項1又は2に記載の前記車載用日除けフレーム機構を備え、
    前記一対のベースレールは、各々の長手方向両端が前後に互いに間隔を隔てて前記一対のルーフレールに対して固定される、請求項3に記載のキャンピングトレーラ。
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