JP3971278B2 - 用紙後処理装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙に穿孔する穿孔手段を設けた用紙後処理装置および、この用紙後処理装置と画像形成装置本体とを備えてなる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用紙に穿孔する穿孔手段を備えた用紙処理装置として、例えば(1)特開2001−25995号公報記載の発明が知られている。この発明は、シートに孔をあけるパンチおよびダイと、これらパンチおよびダイがシートに穿孔したときに生じるパンチ屑を搬送するパンチ屑搬送手段と、該手段によって搬送されたパンチ屑を受け止めるパンチ屑箱とを備えていることを特徴としている。この発明では、上記パンチ屑搬送手段としてスクリュー式の搬送装置を採用し、パンチ屑箱を画像形成装置本体(複写機本体)の外側に着脱自在に設け、また、このパンチ屑箱を画像形成装置本体から取り外したときには、パンチ屑搬送手段の駆動は停止させるが画像形成装置本体の画像形成動作は継続させるように構成されている。これにより、パンチ屑が装置外部にゴミとして散乱することがなくなり、また、パンチ屑箱を取り外しても画像形成動作が継続されるので、画像形成の生産性を高めることができる旨、上記公報に記載されている。
【0003】
また、加工したときの屑を収容する手段を備えた用紙処理装置に係る発明が、例えば(2)特開平7−112861号公報や、特開平6−155393号公報にそれぞれ開示されている。
【0004】
上記(2)の発明では、パンチかす受け入れ容器が、画像形成装置本体(複写機本体)の側板に形成された開口部を介して画像形成装置本体に対して着脱できるように構成され、また、上記パンチかす受け入れ容器を透明なプラスチックなどの材料で構成することにより、装置外からパンチかす受け入れ容器を視認できるようになっている。さらにこの公報には、上記パンチかす受け入れ容器を画像形成装置本体の側面に配置し、外部からパンチかすの処理が容易に行えるようにした構成についても開示されている。
【0005】
一方、上記(3)の発明では、複写機本体の側部に設けられた開閉カバーにパンチ機構が取り付けられ、さらに、このパンチ機構でパンチ孔をあける際に発生するパンチ屑を貯蔵する排紙タンクが、上記開閉カバーに着脱自在に設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は、上記従来技術が抱えている種々の問題点のうち、たとえばパンチ屑箱の着脱操作が面倒であるという上記(1)の発明における不具合等を解消した用紙後処理装置に係る発明として、穿孔屑収容手段(パンチ屑箱)を当該用紙後処理装置の前面側に設けたものについて検討中である。
【0007】
ところが、この用紙後処理装置では、穿孔屑を穿孔屑搬送手段で搬送して穿孔屑収容手段に収容する際、穿孔屑収容手段の手前側で穿孔屑の繊維(穿孔により、穿孔屑の外周部にときどき発生する「ひげ」)が関連部材に引っ掛かってしまい、穿孔屑を穿孔屑収容手段に円滑・確実に導入収容することができないという不具合があった。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、その第1の目的は、搬送される用紙に穿孔するとともに、発生した穿孔屑を穿孔屑搬送手段で搬送して穿孔屑収容手段に収容するようにした用紙後処理装置において、上記「ひげ」が残る穿孔屑であっても、これを確実に穿孔屑収容手段に導入することができる用紙後処理装置を提供することにある。
【0009】
本発明の第2の目的は、上記用紙後処理装置と画像形成装置本体とを備えてなる、複写機等の画像形成装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、適宜手段により搬送される用紙に穿孔する穿孔手段と、前記穿孔により発生した穿孔屑を搬送する穿孔屑搬送手段と、該穿孔屑搬送手段により搬送された穿孔屑を収容する穿孔屑収容手段と、前記穿孔屑搬送手段上の穿孔屑を案内して前記穿孔屑収容手段に落下収容するガイド手段とを備えた用紙後処理装置であって、前記穿孔屑搬送手段上の穿孔屑がガイド手段に向けて搬送される向きと逆向きに所定距離だけ搬送されるように、該穿孔屑搬送手段を駆動(以下、逆向き移動という場合がある)することを特徴とする用紙後処理装置である。
【0011】
請求項2に係る発明は、前記穿孔手段が、入力された画像情報に基づいて画像形成を行う画像形成装置本体から搬送排紙される、画像形成後の用紙に穿孔することを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置である。
【0012】
請求項3に係る発明は、画像形成後の用紙が画像形成装置本体から排紙された後に(すなわち、画像形成装置本体から排紙された用紙のすべてについて穿孔処理を施した直後に)、前記穿孔屑搬送手段の逆向き移動を行うことを特徴とする請求項2に記載の用紙後処理装置である。
【0013】
請求項4に係る発明は、前記穿孔屑搬送手段の駆動開始時に、該穿孔屑搬送手段の逆向き移動を行うことを特徴とする請求項1,2または3に記載の用紙後処理装置である。
【0014】
請求項5の発明に係る用紙後処理装置においては、前記穿孔屑収容手段を、当該用紙後処理装置の操作側(前面側)に配備した。
【0015】
また、請求項5の発明に係る用紙後処理装置においては、当該用紙後処理装置に内部を開放する開閉自在の開閉扉を設けるとともに、前記穿孔屑収容手段を前記開閉扉の内面側に設け、前記穿孔屑搬送手段により穿孔屑を前記開閉扉に直交する向きに搬送することを特徴とする。
【0016】
また、請求項6の発明に係る用紙後処理装置においては、前記穿孔屑収容手段を、前記開閉扉の内面側に着脱自在に設けたことを特徴とする。
【0017】
また、請求項7の発明に係る用紙後処理装置においては、前記開閉扉が支軸を中心に回動自在であって、引き開け式(手前側に引くことで開閉扉が開く)のものであることとする。
【0018】
また、請求項5の発明に係る用紙後処理装置においては、前記開閉扉の開閉時に、前記穿孔屑搬送手段の逆向き移動を行うことを特徴とする。
【0019】
記穿孔手段が、穿孔ポンチを動作させるプレスパンチ方式またはロータリーパンチ方式のものとすることもできる
【0020】
また、本発明の用紙後処理装置においては、前記穿孔屑搬送手段の前記穿孔屑収容手段とは反対側の端部から該反対側の最端部位置にある穿孔手段までの距離をDa、前記穿孔屑搬送手段の逆向き移動距離をDbとするとき、Db<Daとすることを特徴とする。
【0021】
請求項に係る発明は、入力された画像情報に基づいて画像形成を行う画像形成装置本体と、請求項1〜のいずれかに記載の用紙後処理装置とを備えてなり、該用紙後処理装置は前記画像形成装置本体から搬送排紙される、画像形成後の用紙に穿孔することを特徴とする画像形成装置である
【0022】
また、前記画像形成装置においては、前記用紙後処理装置の操作側が、前記画像形成装置本体に所望の入力を行う操作パネル設置側と一致していることとしてもよい
【0023】
発明では、用紙を穿孔して生じた穿孔屑を穿孔屑搬送手段で搬送し、ガイド手段を介して穿孔屑収容手段に収容する用紙後処理装置において、穿孔屑に「ひげ」が残っている場合であっても、これらガイド手段と穿孔屑搬送手段との隙間への「ひげ」の引っ掛かりを解消することで、この「ひげ」付き穿孔屑を円滑に穿孔屑収容手段に収容することができる。
【0024】
また、本発明の画像形成装置では、所定の画像形成装置本体から排紙される画像形成後の用紙を、請求項1〜のいずれかに記載の用紙後処理装置に受け入れ、ここでこの用紙に穿孔処理を施すように構成したので、優れた機能を有する複写機等の画像形成装置を提供することができる。特に、操作側が画像形成装置本体に所望の入力を行う操作パネル設置側と一致しているものとすることにより、穿孔屑収容手段の取り扱い操作の利便性が著しく高まる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
第1の実施の形態
まず図面について説明する。図1は用紙後処理装置と画像形成装置本体とからなる画像形成装置の内部構造を示す正面断面図である。図2は図1のA−A線による概略断面図であって、用紙後処理装置の要部構造を示すものである。図3は図1の用紙後処理装置を構成する穿孔ユニットおよび穿孔屑容器の概略構造を示す正面断面図である。図4は図1の用紙後処理装置を構成する穿孔屑搬送ユニットの詳細構造および、この穿孔屑搬送ユニットと穿孔ユニットと穿孔屑容器との相互位置関係を示す断面図である。図5は開閉自在な前カバーの内面側(用紙後処理装置内部側)に着脱自在に装着された穿孔屑容器を示す断面図である。図6は図5の概略平面図であって、前カバーが閉鎖されている通常の使用状態を示すものである。図7は図5の概略平面図であって、前カバーが開放されている状態を示すものである。
【0026】
図8は図1の用紙後処理装置を構成する穿孔ユニットの一例に係るもので、プレスパンチ方式による穿孔ユニットの構造を示す説明図である。図9は図8の穿孔ユニットの動作説明図である。図10は図1の用紙後処理装置を構成する穿孔ユニットの別例に係るもので、ロータリーパンチ方式による穿孔ユニットの構造を示す説明図である。図11は図10の穿孔ユニットの動作説明図である。図12は図1の用紙後処理装置における穿孔屑排除動作を示す説明図であり、図13は図12の穿孔屑排除動作に係るフローチャートである。
【0027】
図1に示すように画像形成装置(複写機)100は、本発明に係る特異構造の用紙後処理装置101と、基本構造が従来広く知られている画像形成装置本体102とからなる。
【0028】
画像形成装置本体102は複写機能を有し、画像読み取り部61と、画像書き込み部62と、給紙部63と、原稿給送部64とから基本的に構成されている。画像読み取り部61は、いわゆるスキャナによって主走査方向の走査を行うとともに副走査方向に移動させて原稿を読み取る公知のものである。原稿は自動原稿給送装置(ADF)とも称される原稿給送部64によってコンタクトガラス上に給送され、光学的に読み取られる、画像書き込み部62は、レーザダイオード、ポリゴンミラー、fθレンズなどを使用した公知の光学系から構成され、この光学系によって感光体表面に光書き込みを行い、光書き込みによって形成された潜像をトナー現像して顕像化し、用紙に転写することにより画像が形成される。形成された画像は定着部で定着された後、排紙ローラ65によって用紙後処理装置101側に排出される。給紙部63は4段設けられ、この給紙部からの用紙は、搬送路66を介して、画像書き込み部62に供給される。
【0029】
用紙後処理装置101には、画像形成装置本体102から画像形成済みの用紙(複写物すなわち、原稿画像が複写されたもの)が矢印Mの向きに搬入される。用紙後処理装置101には、画像形成装置本体102から搬送されてくる(画像形成済みの)用紙に穿孔するための穿孔ユニット4が、入口ローラ1の用紙搬送方向下流側であって搬送ローラ6の上流側に設けられている。
【0030】
図1〜図4に示すように、穿孔ユニット4の下方には、穿孔で生じる穿孔屑23を搬送する搬送ユニット5が、用紙搬送方向に直交する方向(図1において、排紙方向Mに直交する方向)に設けられている。そして、穿孔屑23は搬送ユニット5によって、図2に示すように用紙後処理装置101の背面側から操作側(開閉自在の前カバー14側)に向かって搬送される(図2の穿孔屑搬送方向Q)。上記操作側は、ユーザが前カバー側14を開放してトナー交換、用紙のジャム処理などの操作を行う側であるとともに、この操作側には、用紙後処理装置101および画像形成装置本体102用の操作パネル等が配備されている。また、穿孔屑搬送ユニット5の穿孔屑排出端の下方であって、上記前カバー側14の内面直近には、この搬送ユニットから落下するこの穿孔屑を受け入れる穿孔屑容器(穿孔屑収容ホッパ)3が、適宜の手段により着脱自在に取り付けられている。また、前カバー14には、穿孔屑容器3の内部、特にその入り口(上部開口)が覗けるようにガラス等からなる透明な窓(図略)が設けられている。なお、上記搬送ユニット5および穿孔屑容器3についての詳細は後述する。
【0031】
穿孔ユニット4によって穿孔された用紙は、搬送ローラ6の下流側に配置された分岐爪27,28で各搬送経路に分岐搬送され、仕分けまたはスティプル(ホッチキス綴じ)等の後処理部を通過して排紙トレイ9上に積載される。この場合、単純排出のときには、上側の搬送路を通ってプルーフトレイ29上に排紙され、積載される。また、仕分けのときには、分岐爪27によって搬送ローラ対7側の搬送路を開放し、分岐爪28によって搬送ローラ対10側の搬送路を閉鎖することによってシフト機能を有する排紙トレイ9側に、排紙ローラ対8を介して排紙される。このシフト機能は、排紙トレイ9を用紙搬送方向に直交する方向に部毎に移動させて、用紙を1部毎に仕分ける機能である。
【0032】
スティプルの場合には、分岐爪27によって搬送ローラ対7側の搬送路を開放し、分岐爪28によって搬送ローラ対10側の搬送路を開放し、スティプル排紙ローラ11からスティプルトレイ12に用紙を排紙する。スティプルトレイ12では、1枚毎に叩きコロによって後端フェンス側に用紙を叩き落とし、排紙方向と直交する方向の用紙端部をジョガーフェンスで揃え、1部分集積されると、ステイプラ13で用紙端部(ここでは後端)を綴じ、放出ベルトによって排紙ローラ対8側に綴じた用紙束を押し上げて、排紙トレイ9に排紙する。
【0033】
このように、穿孔ユニット4と穿孔屑容器3は、各後処理工程の最上流側に配置されているため、基本的にはどの用紙に対しても穿孔することが可能であり、穿孔された用紙をそのままプルーフトレイ29もしくは排紙トレイ9に排紙して仕分けするか、または、穿孔された用紙を綴じて排紙トレイ9に排紙することができる。なお、図1において符号2は入り口センサ、符号45は前側板(いずれも後記)である。
【0034】
図3において矢印方向に搬送されてきた用紙に、穿孔ユニット4の穿孔刃15で穿孔(パンチング)する。穿孔ユニット4の穿孔機構としては、用紙を所定の位置に停止させ、この状態で用紙の搬送方向に垂直な方向に穿孔刃15を動作(上下動作)させて穿孔するプレスパンチ方式(図9)でも良いし、用紙を搬送させながら用紙の搬送速度と同期させるように穿孔刃15を同転させて穿孔するロータリーパンチ方式(図11)でも良く、孔明け方式は問わない。いずれの穿孔機構においても、穿孔された用紙から切り離され、落下した穿孔屑23は、用紙ガイド15a(図4)の下方に設けられた穿孔屑搬送ユニット5によって穿孔屑容器3の内に落下し、収容される。
【0035】
上記プレスパンチ方式を採用した図4の構造では、用紙ガイド15aに案内されて穿孔刃15位置まで搬送されてきた用紙は、穿孔位置で一旦停止し、ここで穿孔刃15を用紙側に下降させることにより穿孔される。発生した穿孔屑23は、用紙ガイド15aの下方に設けられた穿孔屑搬送ユニット5の穿孔屑搬送ベルト18上に落下する。この穿孔屑搬送ベルト18は循環走行する無端状ベルトであって、従動側のタイミングプーリ17と駆動側のタイミングプーリ19間に張架されている。穿孔屑搬送ベルト18のうち、穿孔屑23が落下した側は図4の矢印方向(穿孔屑搬送方向)、すなわち図1,3の紙面に垂直方向、かつ手前側に移動する。これに伴って、穿孔屑23は操作側(前カバー14側)に搬送される。
【0036】
穿孔屑搬送ベルト18は、駆動側のタイミングプーリ19と一体化されたウォームホイール19aがウォーム20と噛み合い、ウォーム20の回転によって図面反時計方向に回転することにより循環走行する。上記ウォーム20は、ステッピングモータ22により、タイミングベルト21を介して回転駆動される。操作側に搬送されてきた上記穿孔屑23は穿孔屑ガイド16で案内され、穿孔屑容器3内に落下する。
【0037】
この穿孔屑ガイド16は、内面が断面円弧状の筒状ガイド16aと、穿孔屑容器3の入り口に向かって傾斜する傾斜面を有するスロープガイド16bとからなり、このスロープガイドの上端部は、穿孔屑搬送ベルト18のうちタイミングプーリ17に掛け渡された部分、つまり穿孔屑搬送ベルト18上の穿孔屑23が該ベルトから落下しようとする部分に位置している。
【0038】
図5〜図7に示す用紙後処理装置では穿孔屑容器3が、支軸26を中心に回動して開閉する前カバー14の内面14dに着脱自在に取り付けられており、したがってこの穿孔屑容器3は、この用紙後処理装置の内部側にあり、前カバー14が開いた状態になると穿孔屑容器3が一体的に開き、前カバー14が閉じると穿孔屑容器3が一体的に閉じる。このため、前カバー14を穿孔屑容器3と一体で開くことにより、(用紙の)ジャム処理等を行うための充分な操作スペースを確保することができる。なお、この用紙後処理装置における、その他の部分の構造は図4の用紙後処理装置と基本的に同一である。
【0039】
穿孔屑容器3の側壁にマグネット25が装着され、前カバー14の内面14dに貼付または埋め込まれたブラケット24に磁力で吸着して保持されている。この場合、前カバー14と穿孔屑容器3との相対的位置決めのために、ガイドとして上記内面14dに位置決めピン14a,14bを設けるとともに、穿孔屑容器3の側壁3aには、これら位置決めピンに対応する部位に位置決め孔を形成する。そして、位置決めピン14a,14bを上記位置決め孔に挿入し、マグネット25とブラケット24との吸着によって穿孔屑容器3を保持する。なお、前カバー14はジャム処理やトナー交換の際にも開閉されるが、その際、堆積した穿孔屑23の山が崩れ、ならされるため、満杯になるまでの収容量が多くなる。また、前カバー14には透明な材料からなる窓(図略)が設けられ、この窓を介して穿孔屑容器3の入り口を装置外から覗くことができるようになっている。
【0040】
さらに、本実施の形態では、穿孔屑ガイド16の下端部に、光反射型の光センサ43が配備されている。この光センサ43は、穿孔屑容器3内が穿孔屑23で満杯になっているかどうかを検知するための手段である。符号48は、スロープガイド16bの上方部を形成するブレードである。このブレード48の上端部は穿孔屑搬送ベルト18の穿孔屑ガイド16側の端部直近に位置しており、搬送されてきた穿孔屑23を案内して落下させるためのものである。
【0041】
つぎに、上記プレスパンチ方式の穿孔ユニットおよび、ロータリーパンチ方式の穿孔ユニットの構造・作用について説明する。
(1)プレスパンチ方式
図8に示すように、軸31に係合しているカム30がこの軸31と一体で回転することにより、このカム30の外周面がホルダ32の内周面を用紙側に押し下げる。この押し下げられたホルダ32が、これに係合している穿孔刃15を用紙側に押し下げることで穿孔が行われる。軸31にはプーリ33が装着されており、ステッピングモータ34により、タイミングベルト35を介して、この軸31が回転する。プーリ33から軸31への回転動力の伝達では、プーリ33を常にタイミングベルト35を介してステッピングモータ34で回転させて、必要なときに1回転クラッチで軸31に伝達しても良いし、ステッピングモータ34の停止・駆動を繰り返して軸31に伝達しても良い。
【0042】
図9(a)〜図9(e)は、上記穿孔刃15の動作シミュレーションを示したものである。図9(a)は初期状態、同図(b)は穿孔開始時の状態、同図(c)は穿孔時の状態、同図(d)は穿孔終了直後の状態、同図(e)は初期状態に戻ったときの状態をそれぞれ示す。穿孔刃15は軸31を中心に回転するカム30によって、搬送用紙に対して垂直方向に動作し、図9(c)の状態で穿孔を行う。この穿孔は、用紙後端が図1の入ロセンサ2を通過してからある一定時間経過後または一定パルス後に、それぞれ用紙を停止させた状態で行う。
【0043】
(2)ロータリーパンチ方式
ロータリーパンチ方式の穿孔刃15の駆動系を図10に示す。穿孔刃15とダイ38は、それぞれ搬送されてきた用紙を挟んで対になっている回転体に装着されており、それぞれの回転体は軸36と軸37を中心に回転する。これらの回転体にはそれぞれギヤ39,40が装着されており、双方のギヤの噛み合いによって回転動力が伝達するようになっている。ギヤ39にはステッピングモータ41から駆動が、タイミングベルト42を介して伝達される。
【0044】
図11は、ロータリーパンチ方式のものを採用した場合の穿孔動作を示す動作説明図であり、図11(a)は初期状態、同図(b)は穿孔を開始した状態、同図(c)は穿孔時の状態、同図(d)は穿孔を終了した直後の状態、同図(e)は穿孔時から90°回転した状態をそれぞれ示す。穿孔刃15は軸36を中心に回転し、穿孔刃15と対になる位置にダイ38が設けられ、ダイ38は軸37を中心に回転する。搬送されてきた用紙は、図1の入ロセンサ2を用紙後端が通過してからある一定パルス後の用紙の動作に合わせて、穿孔刃15とダイ38が回転を開始し、図11(c)の状態で用紙に穿孔する。このロータリーパンチ方式の穿孔ユニット4では、用紙を停止させることなく穿孔作業を行うことができるので、画像形成装置本体の画像形成速度を考慮する必要がなく、また、用紙の搬送を停止させる必要がないので、制御が簡単になる。
【0045】
つぎに、本実施の形態に係る用紙後処理装置の要部構成(請求項1)を、図12(a),(b)を参照して説明する。上記したように、図4、図5の装置おいて穿孔屑23は、穿孔屑搬送ユニット5の穿孔屑搬送ベルト18上に載った状態で前側板45を通過し、穿孔屑ガイド16に向かって搬送される。ところが、ブレード48の機能達成のため、その上端部が穿孔屑搬送ベルト18のガイド16側の端部直近に位置していること、および、穿孔屑23には穿孔時に生じる繊維状の「ひげ」が残る場合があることから、図4,5に示す構造のままでは、図12(a)に示すように、穿孔屑23の「ひげ」が穿孔屑搬送ベルト18とブレード48の隙間に引っ掛かっり、後続する穿孔屑がブレード48の上端部で停止してしまい、ブレード48の傾斜面に沿って円滑に落下しなくなる不具合が生じることがあった。
【0046】
そこで、本実施の形態では、図12(b)に示すように穿孔屑搬送ベルト18を逆転させ(ベルトの走行の向きを、穿孔屑搬送時とは逆向きにする)、上記ベルト18上の穿孔屑を適宜距離だけ後退させる(逆向き移動させる)ように構成した。こうすることにより、穿孔屑23の繊維がベルト18とブレード48の隙間から離れ、この穿孔屑23は前側板45と前カバー14の間に装備されている穿孔屑容器3の中へ確実に落下し積載される(請求項1)。この穿孔屑排除動作を行うための手段としては、下記第1および第2の構成が挙げられる。
【0047】
<第1の穿孔屑排除手段>
穿孔屑排除動作を行うための手段の構成すなわち、本実施の形態に係る用紙後処理装置では、その排紙トレイ9またはプルーフトレイ29に画像形成済の用紙が排紙されると、画像形成装置本体102に停止信号を送る。この停止信号を送るタイミングをトリガとし、該トリガと同時に、穿孔屑搬送ベルト18を循環走行させるためのステッピングモータ22を一定時間、穿孔屑搬送の向きと逆向きに回転させる。ついで、穿孔屑搬送ベルト18を通常の向きに走行させる。これにより、穿孔屑搬送ベルト18とブレード48の隙間に引っ掛かっていた穿孔屑23が的確にブレード48の傾斜面上に落下する。すなわち、穿孔屑23の繊維がブレード48から剥離し、穿孔屑23は前側板45と前カバー14の間に装備されている穿孔屑容器3の中へ、確実に落下し積載される。図13は、上記穿孔屑排除動作に係るフローチャートである(請求項3)。
【0048】
<第2の穿孔屑排除手段>
第2の実施の形態
画像形成装置100の電源投入時および、用紙後処理装置101の前カバー14の開閉時に、ステッピングモータ22を一定時間、穿孔屑搬送の向きと逆向きに回転させる。これにより、穿孔屑搬送ベルト18上の穿孔屑は、前側板45と前カバー14の間に装備されている穿孔屑容器3に確実に落下収容される。このような構成によれば、たとえ画像形成装置100の電源が落ち、または用紙ジャムが発生したことに起因して穿孔屑を取り除くことができなかった場合においても、穿孔屑容器の手前で引っ掛かった穿孔屑を取り除くことができる。図14は、上記穿孔屑排除動作に係るフローチャートである(請求項4)。
【0049】
第3の実施の形態
本実施の形態に係る用紙後処理装置の基本的構造は、第1の実施の形態と同様で、図1〜図11に示すとおりである。この第3の実施の形態の構成のうち、第1、第2の実施の形態と相違する点は、「ひげ」が穿孔屑搬送ベルト18とブレード48の隙間に引っ掛かった穿孔屑23を的確にブレード48の傾斜面上に落下させるための手段(穿孔屑排除手段)の構成である。
【0050】
すなわち、ステッピングモータ22を一定時間、穿孔屑搬送のときと逆向きに回転させる場合には、この逆転させる距離(穿孔屑搬送ベルト18を、穿孔屑搬送の向きと逆向きに走行させる距離)を、図15に示すように穿孔屑搬送ベルト18の端部、つまりタイミングプーリ19側の端部から、これに最寄りの穿孔刃15bの距離よりも短い、必要最短距離(穿孔屑の繊維がブレード48から剥離するのに必要な最低限の距離)、例えばパンチ穴径の3倍の距離にすることで、(1)穿孔屑23を的確にブレード48の傾斜面上に落下させることができるとともに、(2)画像形成装置の電源投入時または前カバー14の開閉時に、搬送ベルト18上の穿孔屑が穿孔屑容器3と逆側に落下するのを防止することができる。
【0051】
穿孔屑搬送ベルト18を必要最短距離だけ走行させるには、例えば、ステッピングモータ22に入力するパルス数を決定すれば良く、穿孔屑搬送ベルト18を上記距離だけ、確実に移動させることができる。図16は、この場合のフローチャートである。
【0052】
また図17に示すように、ウォーム20の現在位置をセンサ49により検知することで、穿孔屑搬送ベルト18を任意の位置に逆向き移動させる(所定距離だけ逆向き移動)ことができる。図18は、この場合のフローチャートである。
【0053】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明の用紙後処理装置では、穿孔屑搬送手段の逆転駆動により、穿孔屑搬送手段上の穿孔屑をガイド手段に向けて搬送する向きと逆向きに所定距離だけ搬送するように構成したので、ガイド手段と穿孔屑搬送手段との隙間への「ひげ」の引っ掛かりが生じることがあっても、この引っ掛かりを確実に解消することで、この「ひげ」付き穿孔屑を円滑に穿孔屑収容手段に収容することができる。
【0054】
特に請求項3の用紙後処理装置では、穿孔屑搬送手段として例えば循環走行する搬送ベルトを設けるとともに、この搬送ベルトを穿孔屑搬送時と逆向きに走行させる(搬送ベルトの逆向き移動)ように構成したので、上記「ひげ」の引っ掛かっりを、簡単な構成、かつ簡便な操作で解消することができる。
【0055】
請求項4の用紙後処理装置では、たとえ画像形成装置本体の電源が落ちたことに起因して穿孔屑を取り除くことができなかった場合においても、穿孔屑収納手段の手前で引っ掛かった穿孔屑を確実に取り除くことができる。
【0056】
請求項5の用紙後処理装置では、穿孔屑収容手段が当該用紙後処理装置の操作側(前面側)に配備されているため、穿孔屑収容手段の取り扱い操作を簡便に行うことができる。
【0057】
また、請求項5の用紙後処理装置においては、穿孔屑収容手段を開閉自在の開閉扉の内面側に設けたので、小型化・省スペース化を達成することができるうえ、操作性に優れ、操作部側だけで穿孔屑の処理が可能な用紙後処理装置を提供することができる。
【0058】
また、請求項6の用紙後処理装置では、穿孔屑収容手段を開閉扉の内面側に着脱自在に設けたため、穿孔屑収容手段の取り扱い操作が著しく簡便になる。
【0059】
また、請求項7の用紙後処理装置では、開閉扉が支軸を中心に回動自在な引き開け式のものであるため、その開閉操作の利便性が高まる。
【0060】
また、請求項5の用紙後処理装置では、開閉扉の開閉時に穿孔屑搬送手段の逆向き移動を行うように構成したので、たとえ画像形成装置本体に用紙ジャムが発生したことに起因して穿孔屑を取り除くことができなかった場合においても、穿孔屑収容手段の手前で引っ掛かった穿孔屑を確実に取り除くことができる。
【0061】
本発明の用紙後処理装置では、所定の関係:Db<Daを維持するようにしたので、画像形成装置本体の電源投入時または、開閉自在の開閉扉の開閉時に穿孔屑が、穿孔屑搬送手段の最上流側部位から落下するのを防止することができる。すなわち、穿孔屑搬送手段を必要以上に穿孔屑収容手段側と逆の側に移動しないように構成したことで、穿孔屑が収容手段と逆の側に落下することがなくなる。また、必要最低限の移動により節電効果も得られる。
【0062】
本発明の画像形成装置では、所定の画像形成装置本体から排紙される画像形成後の用紙を、請求項1〜のいずれかに記載の用紙後処理装置に受け入れ、ここでこの用紙に穿孔処理を施すように構成したので、優れた機能を有する複写機等の画像形成装置を提供することができる。特に、操作側が画像形成装置本体に所望の入力を行う操作パネル設置側と一致するようにしたことにより、穿孔屑収容手段の取り扱い操作の利便性が著しく高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るもので、用紙後処理装置と画像形成装置本体とからなる画像形成装置の内部構造を示す正面断面図である。
【図2】図1のA−A線による概略断面図であって、用紙後処理装置の要部構造を示すものである。
【図3】図1の用紙後処理装置を構成する穿孔ユニットおよび穿孔屑容器の概略構造を示す正面断面図である。
【図4】図1の用紙後処理装置に配備された穿孔屑搬送ユニットの詳細構造および、この穿孔屑搬送ユニットと穿孔ユニットと穿孔屑容器との相互位置関係を示す断面図である。
【図5】開閉自在な前カバーの内面側(用紙後処理装置内部側)に着脱自在に装着された穿孔屑容器を示す断面図である。
【図6】図5の概略平面図であって、前カバーが閉鎖されている通常の使用状態を示すものである。
【図7】図5の概略平面図であって、前カバーが開放されている状態を示すものである。
【図8】図1の用紙後処理装置を構成する穿孔ユニットの一例に係るもので、プレスパンチ方式による穿孔ユニットの構造を示す説明図である。
【図9】図8の穿孔ユニットの動作説明図である。
【図10】図1の用紙後処理装置を構成する穿孔ユニットの別例に係るもので、ロータリーパンチ方式による穿孔ユニットの構造を示す説明図である。
【図11】図10の穿孔ユニットの動作説明図である。
【図12】図1の用紙後処理装置における穿孔屑排除動作を示す説明図である。
【図13】図12の穿孔屑排除動作に係るフローチャートである。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係る用紙後処理装置における穿孔屑排除動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係る用紙後処理装置の要部構造を示す正面断面図である。
【図16】図15の用紙後処理装置おける穿孔屑排除動作の一例を示すフローチャートである。
【図17】図15の用紙後処理装置おける穿孔屑排除動作の別例に係るもので、穿孔屑搬送ベルトを所定位置に逆向き移動(所定距離だけ逆向き移動)させるためのベルト移動距離制御機構の要部構造を示す説明図である。
【図18】図17のベルト移動距離制御機構による制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:入口ローラ
2:入口センサ
3:穿孔屑容器
3a:側壁
4:穿孔ユニット
5:穿孔屑搬送ユニット
6:搬送ローラ
7:搬送ローラ対
8:排紙ローラ対
9:排紙トレイ
10:搬送ローラ対
11:ステイプル排紙ローラ
12:ステイプルトレイ
13:ステイプラ
14:前カバー
14a:位置決めピン
14b:位置決めピン
14d:内面
15:穿孔刃
15a:用紙ガイド
15b:穿孔刃
16:穿孔屑ガイド
16a:筒状ガイド
16b:スロープガイド
17:タイミングプーリ
18:穿孔屑搬送ベルト
19:タイミングプーリ
19a:ウォームホイール
20:ウォーム
21:タイミングベルト
22:ステッピングモータ
23:穿孔屑
24:ブラケット
25:マグネット
26:支軸
27:分岐爪
28:分岐爪
29:プルーフトレイ
30:カム
31:軸
32:ホルダ
33:プーリ
34:ステッピングモータ
35:タイミングベルト
36:軸
37:軸
38:ダイ
39:ギヤ
40:ギヤ
41:ステッピングモータ
42:タイミングベルト
43:光センサ
45:前側板
48:ブレード
49:センサ
61:画像読み取り部
62:画像書き込み部
63:給紙部
64:原稿給送部
65:排紙ローラ
66:搬送路
100:画像形成装置(複写機)
101:用紙後処理装置
102:画像形成装置本体

Claims (8)

  1. 適宜手段により搬送される用紙に穿孔する穿孔手段と、
    前記穿孔により発生した穿孔屑を搬送する穿孔屑搬送手段と、
    該穿孔屑搬送手段により搬送された穿孔屑を収容する穿孔屑収容手段と、
    前記穿孔屑搬送手段上の穿孔屑を案内して前記穿孔屑収容手段に落下収容するガイド手段とを備えた用紙後処理装置であって、
    前記穿孔屑搬送手段上の穿孔屑がガイド手段に向けて搬送される向きと逆向きに所定距離だけ搬送されるように、該穿孔屑搬送手段を駆動(以下、逆向き移動)するようになされており、
    前記穿孔屑搬送手段の前記穿孔屑収容手段とは反対側の端部から該反対側の最端部位置にある穿孔手段までの距離をDa、前記穿孔屑搬送手段の逆向き移動距離をDbとするとき、Db<Daであることを特徴とする用紙後処理装置
  2. 前記穿孔手段は、入力された画像情報に基づいて画像形成を行う画像形成装置本体から搬送排紙される、画像形成後の用紙に穿孔することを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 画像形成後の用紙が画像形成装置本体から排紙された後に、前記穿孔屑搬送手段の逆向き移動を行うことを特徴とする請求項2に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記穿孔屑搬送手段の駆動開始時に、該穿孔屑搬送手段の逆向き移動を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  5. 前記穿孔屑収容手段を、当該用紙後処理装置の操作側に配備し、
    当該用紙後処理装置に内部を開放する開閉自在の開閉扉を設け、前記穿孔屑収容手段を前記開閉扉の内面側に設け、前記穿孔屑搬送手段により穿孔屑を前記開閉扉に直交する向きに搬送するようにし、
    前記開閉扉の開閉時に、前記穿孔屑搬送手段の逆向き移動を行うようになされていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の用紙後処理装置
  6. 前記穿孔屑収容手段を、前記開閉扉の内面側に着脱自在に設けたことを特徴とする請求項に記載の用紙後処理装置。
  7. 前記開閉扉は支軸を中心に回動自在であって、引き開け式のものであることを特徴とする請求項またはに記載の用紙後処理装置。
  8. 入力された画像情報に基づいて画像形成を行う画像形成装置本体と、請求項1〜のいずれかに記載の用紙後処理装置とを備え、
    該用紙後処理装置は前記画像形成装置本体から搬送排紙される、画像形成後の用紙に穿孔することを特徴とする画像形成装置。
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