JP2714472B2 - ロール紙裁断装置 - Google Patents

ロール紙裁断装置

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JP2714472B2
JP2714472B2 JP2062168A JP6216890A JP2714472B2 JP 2714472 B2 JP2714472 B2 JP 2714472B2 JP 2062168 A JP2062168 A JP 2062168A JP 6216890 A JP6216890 A JP 6216890A JP 2714472 B2 JP2714472 B2 JP 2714472B2
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邦弘 大西
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロール紙を裁断し、排出するロール紙裁断
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、複写機等の画像形成装置では、転写紙を画像
形成位置まで給紙する手段として、予め定型サイズに裁
断されたカット紙を、装置内蔵の給紙カセットから給紙
するか、あるいは手差しで1枚ずつ挿入するといった構
造が用いられている。しかし、上記転写紙のサイズが大
きくなると、この転写紙を保管するために膨大なスペー
スが必要となるため、近年は、ロール状に巻かれたロー
ル紙を専用のロール紙裁断装置にセットし、この装置で
所望のサイズに予め裁断した後、この裁断したロール紙
(転写紙)を転写紙挿入口から画像形成装置内に供給す
るといった手段がとられている。
さらに、このようなロール紙裁断装置の中には、即時
カットキー等の即時裁断指令入力手段が設けられたもの
がある。このような装置によれば、ロール紙が搬送され
ている途中でサイズ指定のミスを発見した場合等に、上
記即時カットキーを操作し、搬送途中でロール紙裁断装
置を強制的に裁断することにより、無駄となる紙の量を
最小限に抑えることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記即時カットキー等を備えた装置において、搬送開
始から短時間で即時裁断指令が入力された場合には、カ
ットされた紙片の長さ寸法が十分でないために、この紙
片の先端がロール紙裁断装置の排出口まで到達しない事
態が生じる。この場合には、裁断された紙片を装置外部
から直接取出すことができないので、まずロール紙裁断
装置本体のカバーを開き、中に閉じ込められた紙片を取
出すというジャム処理と同等の作業が必要であり、非常
に面倒である。
また、仮に上記紙片がロール紙裁断装置本体から正常
に排出されても、この紙片の長さ寸法が、画像形成装置
内において配設される複数の搬送ローラ同士の離間距離
よりも小さいと、上記紙片が画像形成装置内に取込まれ
た後の段階で、この画像形成装置内で搬送異常を引起こ
し、結局画像形成装置でジャム処理と同等の操作を行わ
なければならない不都合がある。
本発明は、このような事情に鑑み、即時裁断指令を行
うことができ、しかも、裁断された紙片を面倒な作業を
伴わずに処理することができるロール紙裁断装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はセットされたロール紙を搬送する搬送手段
と、この搬送手段を駆動する駆動手段と、ロール紙を途
中で裁断するカッタとを備え、上記ロール紙を裁断して
排出するように構成されるとともに、搬送途中で強制的
にロール紙を裁断させる旨の指令を入力するための即時
裁断指令入力手段を備えたロール紙裁断装置において、
上記搬送手段によるロール紙の搬送量を検出する搬送量
検出手段と、この検出搬送量がロール紙の先端が装置排
出部に到達する取出し可能搬送量に満たない状態で即時
裁断指令が行われた場合には後に検出搬送量が上記取出
し可能搬送量以上となった時点で裁断を行わせ、上記検
出搬送量が上記取出し可能搬送量以上である状態で速度
裁断指令が行われた場合には即時裁断を行わせる制御手
段とを備えたものである(請求項1)。
また本発明は、セットされたロール紙を搬送する搬送
手段と、この搬送手段を駆動する駆動手段と、ロール紙
を途中で裁断するカッタとを備え、上記ロール紙を裁断
して排出するように構成されるとともに、搬送途中で強
制的にロール紙を裁断させる旨の指令を入力するための
即時裁断指令入力手段を備え、排出した用紙を画像形成
装置内に供給するように同画像形成装置に付設されるロ
ール紙裁断装置において、上記搬送手段によるロール紙
の搬送量を検出する搬送量検出手段と、この検出搬送量
が上記画像形成装置内で搬送可能な搬送可能カット紙送
り寸法に満たない状態で即時裁断指令が行われた場合に
は上記搬送量が上記搬送可能カット紙送り寸法以上とな
った時点で裁断を行わせ、上記検出搬送量が上記搬送可
能カット紙送り寸法以上である状態で即時裁断指令が行
われた場合には即時裁断を行わせる制御手段とを備えた
ものである(請求項2)。
また本発明は、セットされたロール紙を搬送する搬送
手段と、この搬送手段を駆動する駆動手段と、ロール紙
を途中で裁断するカッタとを備え、上記ロール紙を裁断
して排出するように構成されるとともに、搬送途中で強
制的にロール紙を裁断させる旨の指令を入力するための
即時裁断指令入力手段を備え、排出した用紙を画像形成
装置内に供給するように同画像形成装置に付設されるロ
ール紙裁断装置において、上記搬送手段によるロール紙
の搬送量を検出する搬送量検出手段と、この検出搬送量
がロール紙の先端が装置排出部に到達する取出し可能搬
送量に満たない状態で即時裁断指令が行われた場合には
後に検出搬送量が上記取出し可能搬送量以上となった時
点で裁断を行わせ、上記検出搬送量が上記取出し可能搬
送量以上であり、かつロール紙の先端が画像形成装置の
用紙搬入部に到達する到達搬送量に満たない状態で即時
裁断指令が行われた場合には即時裁断を行わせ、上記検
出搬送量が上記到達搬送量以上であり、かつ上記画像形
成装置内で搬送可能な搬送可能カット紙送り寸法に満た
ない状態で即時裁断指令が行われた場合には後に上記搬
送量が上記搬送可能カット紙送り寸法以上となった時点
で裁断を行わせ、上記検出搬送量が上記搬送可能カット
紙送り寸法以上である状態で即時裁断指令が行われた場
合には即時裁断を行わせる制御手段とを備えたものであ
る(請求項3)。
〔作用〕
まず、請求項1記載の装置によれば、ロール紙の先端
が装置排出部に到達しない間に即時裁断指令が行われた
場合には、上記先端が装置排出部に到達してから裁断が
行われるので、裁断された紙片は必ずロール紙裁断装置
から取出し可能となる。
また、請求項2記載の装置によれば、検出搬送量が上
記画像形成装置内で搬送可能な搬送可能カット紙送り寸
法に満たない状態で即時裁断指令が行われた場合には上
記搬送量が上記搬送可能カット紙送り寸法以上となって
から裁断が行われるので、裁断された紙片は、画像形成
装置内に取込まれた後、この画像形成装置内で正常に搬
送され、排出される。
また、請求項3記載の装置によれば、ロール紙の先端
が画像形成装置の用紙搬入部に到達していない時点で即
時裁断指令が行われた場合には、ロール紙の先端がロー
ル紙裁断装置の排出部に到達してから裁断が行われるの
で、裁断された紙片は、必ずロール紙裁断装置から排出
され、しかも画像形成装置の用紙搬入部に入る前で取出
される。これに対し、ロール紙の先端が一旦画像形成装
置の用紙搬入部に到達してしまった後、すなわちロール
紙が画像形成装置内に取込まれてしまった後に即時裁断
指令が行われた場合には、上記搬送量が上記搬送可能カ
ット紙送り寸法以上となってから裁断が行われるので、
裁断された紙片は、画像形成装置内に取込まれた後、同
画像形成装置内で正常に搬送され、排出される。
〔実施例〕
第3図は、本発明の一実施例におけるロール紙裁断装
置12が装着された複写機の全体構成を示したものであ
る。
この複写機の本体10は、複写部14と、この複写部14を
支持する転写紙ストック台16とからなり、後述のよう
に、上記ロール紙裁断装置12で裁断されたカット紙が複
写部14内に取込まれるようになっている。
上記複写部14は、第4図に示されるように、給紙カセ
ット18内の転写紙を、給紙ローラ対20,22およびレジス
トローラ対24を通じて上方の感光体ドラム26へ搬送し、
かつ、正面側(第4図では右側)に設けられた転写紙挿
入口(用紙搬入部)28から挿入された転写紙も、上記給
紙ローラ対22を通して複写部14内に供給するように構成
されている。詳しくは、上記転写紙挿入口28の適所に給
紙スイッチ29が設けられ、この給紙スイッチ29に用紙が
到達して同スイッチ29がオンに切換えられた時点で、上
記給紙ローラ対22等が駆動されるようになっている。
上記感光体ドラム26の周囲には、主帯電装置30、現像
装置32、上記レジストローラ対24、転写・分離装置34、
クリーニング装置36等が設けられ、その転写紙搬送方向
下流側には定着部38および排出ローラ対40が設けられて
いる。
複写部14の上面には、原稿供給通路42、露光部44、お
よび原稿反転部材45が設けられ、上記露光部44は、原稿
搬送ローラ46、露光ランプ48、セルホックレンズ50等を
備えている。
この複写部14内には、給紙カセット18についてのペー
パーエンプティスイッチ52および同カセット挿入スイッ
チ54が設けられ、転写紙搬送通路の適所にはジャム検出
スイッチ57〜59が配設されている。
第3図に示されるように、転写紙ストック台16内に
は、正面側に高く傾斜した転写紙ストックトレイ61、転
写紙ガイト板62、およびルミラー等からなる転写紙押え
部材63が配されている。
前記ロール紙裁断装置12は、図略のガイドレールを介
して転写紙ストック台16の正面側側壁に昇降可能に取付
けられ、それ自身のもつ駆動モータ82(後記第2図参
照)の駆動力で上記ガイドレールに沿って昇降するよう
になっている。また、このロール紙裁断装置12の上部に
は、上記排出ローラ対40から排出された転写紙を受ける
転写紙排出トレイ99(第3図)が設けられている。
次に、このロール紙裁断装置12の内部構造を第1図に
基づいて説明する。
このロール紙裁断装置12内には、ロール紙92のロール
軸93が、装置側壁に設けられた長孔94に沿って昇降可能
に取付けられている。また、装置下部には一対の搬送ロ
ーラ95,96が回転可能に設けられるとともに、上記ロー
ル軸93は図外のスプリングで下方に付勢されており、上
記ロール紙92の周面がその巻径に拘らず常に搬送ローラ
95,96に接触するようにロール紙92全体が下方に押付け
られている。また、片側の搬送ローラ95は、図外のギヤ
を介して、第2図にも示されるような第1クラッチ98の
従動側部分に連結されている。
装置正面側(第1図右側)にはカバー100が開閉可能
に取付けられ、このカバー100を開いた状態(第1図二
点鎖線の状態)で内部のロール紙92を手動でセット操作
できるようになっている。
このロール紙92の上方には、ロール紙92に近い側から
順に、押えローラ(前記第3図のみ図示)102、一対の
フィードローラ103,104、一対のカッタ105,106、および
一対の排出ローラ(装置排出部)108,109が設けられ、
その上方にロール紙92の排出口110が設けられている。
上記フィードローラ103,104のうち、一方のフィード
ローラ103は、ギヤ111,112を介して、第2図にも示され
るような第2クラッチ114の従動側部分に連結されてい
る。他方のフィードローラ104は、板ばね116を介して回
動ブラケット118に回転可能に取付けられており、通常
は上記板ばね116の付勢力で上記フィードローラ103に圧
接している。これに対し、上記カバー100を開いた状態
で上記回動ブラケット118を第1図の矢印Bの方向に回
動させることにより、上記圧接を解除できるようになっ
ている。
一方のカッタ105は、円の一部を直線で切欠いた形状
を有し、第2図に示されるカッタソレノイド120に連結
されており、このカッタソレノイド120がオフからオン
に切換えられることにより回転駆動されるようになって
いる。他方のカッタ106は、引出されたロール紙92を挟
んで上記カッタ105の反対側となる位置に設けられ、こ
のカッタ105の回転中、その外周面を構成する円筒面と
平面との交線であるエッジと他方のカッタ106のエッジ
とが擦れ合うことにより、上記ロール紙92が裁断される
ようになっている。
一対の排出ローラ108,109は、互いに圧接しており、
そのうち片側の排出ローラ108は、図外のギヤ列を介し
て上記フィードローラ103に連結され、このフィードロ
ーラ103とともに連動駆動されるようになっている。
このロール紙裁断装置12は、以上記した各ローラの駆
動源であるメインモータ122を内蔵し、このメインモー
タ122は、モータ制御基盤123(後記第2図)に接続され
ている。このメインモータ122の駆動軸には原動ローラ1
24が固定され、この原動ローラ124と、上記第1クラッ
チ98および上記第2クラッチ114の各原動側部分とにベ
ルト126が掛けられている。
従って、上記第1クラッチ98がオフからオンに切換え
られることにより、搬送ローラ95が空転状態から駆動状
態に切換えられ、原動ローラ124に回転力が搬送ローラ9
5に伝達されるとともに、第2クラッチ114がオフからオ
ンに切換えられることにより、フィードローラ103が空
転状態から駆動状態に切換えられ、原動ローラ124の回
転力がフィードローラ103に伝達されるようになってい
る。この実施例では、通常の搬送はフィードローラ103
の駆動により行われるようになっている。
なお、第1図において128,129は上記ベルト126のテン
ションローラである。
このロール紙裁断装置12の外面適所には、第2図に示
されるような操作部(即時裁断指令入力手段)130が設
けられている。この操作部130は、図に示されるテンキ
ー132、即時カットキー134、スタートキー136の他、ロ
ール紙の裁断サイズを入力するためのサイズ指定キー
や、ロール紙裁断装置12の移動を開始させるための移動
スタートキー等を備えている。
上記テンキー132は、その操作によって、所望のロー
ル紙カット寸法等が上記制御装置90に設定入力されるも
のである。また、上記即時カットキー134は、その操作
によって搬送途中でもロール紙92を強制的に裁断する指
令が与えられるものである。
装置内において、上記カバー100を閉じた際に該カバ
ー100と当接する位置には、第1スイッチ138が設けら
れ、上記カッタ105,106よりも上流側の位置、および排
出ローラ108,109よりも下流側の位置には、各位置を通
過するロール紙92によりオンオフされる第2スイッチ13
9および第3スイッチ(ロール紙検出手段)140が各々配
設されている。さらに、上記フィードローラ103が固定
された軸にはパルス板142が固定されるとともに、この
パルス板142のスリットに対応する位置に、発光素子お
よび受光素子を備えた光センサからなる回転検出器(搬
送量検出手段)144(第2図)が配設され、この回転検
出器144および上記各スイッチ138〜140の検出信号が、
第2図に示されるような、装置内蔵の制御装置(制御手
段)90に入力されるようになっている。
この制御装置90は、CPU146、ROM148、およびRAM150を
備え、主として次のような制御動作を行う。
(a)操作部130の移動スタートキーがオンされるに伴
い、駆動モータ82を適宜作動させ、ロール紙裁断装置12
を上限位置と下限位置との間で適宜往復駆動する。
(b)第1スイッチ138、第3スイッチ140、および回転
検出器144の検出信号に基づいて、所定のタイミングで
モータ制御基盤123にモータオンオフ信号およびモータ
クロック信号を出力するとともに、各クラッチ98,114お
よびカッタソレノイド120のオンオフ切換を行う。
(c)上記即時カットキー134が操作された場合には、
基本的に、ロール紙92の搬送途中であっても即座にカッ
タソレノイド120に制御信号を出力し、強制的にロール
紙92の緊急裁断を行わせる。ただし、これについては例
外があり、第5図のフローチャートに基づいて後に詳述
する。
(d)第2スイッチ139がオンに切換えられることによ
り、操作部130近傍に設けられた表示ランプ152を点灯さ
せる。
次に、このロール紙裁断装置12により行われる動作を
説明する。
まず、複写機本体10においては、給紙モードを手差し
モード、すなわち転写紙挿入口28から転写紙を供給する
モードに切換える。ロール紙裁断装置12については、こ
のロール紙裁断装置12が上限位置、すなわちロール紙裁
断装置12の排出口110が上記転写紙挿入口28に合致する
位置にある場合にはそのままにしておき、下限位置にあ
る場合には、操作部130の移動スタートキーをオンして
駆動モータ82によりロール紙裁断装置12全体を上限位置
まで移動させる。
その後、このロール紙裁断装置12における操作部130
を操作することにより、所望のカットサイズを指定す
る。
次に、給紙準備動作に入る。まず、ロール紙裁断装置
12のカバー100を開き、回動ブラケット118を第1図の矢
印B方向に回動させ、フィードローラ103,104同士の圧
接を解除するとともに、ロール軸93に巻かれたロール紙
92の先端を、上記フィードローラ103,104の間に手動で
挿入する。そして、上記先端が第2スイッチ139まで到
達すると、同スイッチ139をオンに切換えることによ
り、ロール紙裁断装置12の表示ランプ152が点灯する。
この時点で操作者は、ロール紙92のセット動作を止め、
回動ブラケット118を戻してフィードローラ103,104同士
を再び圧接させる。
その後、カバー100を閉じることにより、第1スイッ
チ138がオンに切換えられ、その検出信号が制御装置90
に入力される。この信号によって、ロール紙のセット動
作が行われたことが制御装置90によって確認される。
次に、この状態から行われる給紙動作を説明する。
まず、操作部130のスタートキー136が操作されること
により、制御装置90からモータ制御基盤123に信号が出
力され、メインモータ122が駆動されるとともに、搬送
クラッチ(ここでは第2クラッチ114)がオンに切換え
られる。そして、回転検出器144により検出されたロー
ル紙92の搬送量が、指定されたサイズの寸法に対応する
量となった時点で上記搬送クラッチ(第2クラッチ11
4)がオフに切換えられるとともに、カッタソレノイド1
20がオンに切換えられ、ロール紙92が裁断される。裁断
されたカット紙は、再び搬送されて排出口110から搬出
され、さらに転写紙挿入口28から複写部14内に搬入さ
れ、この複写部14内で複写画像が形成される。
これに対し、搬送途中で即時カットキー134が操作さ
れた場合には、上記指定サイズとは関係なく、所定のタ
イミングで緊急裁断が行われる。その動作を第5図およ
び第6図のフローチャートに基づいて説明する。
第6図のフローチャートは、上記タイミングを設定す
るにあたり、ロール紙92の搬送量を検出するための制御
フローを示したものである。この実施例装置では、ロー
ル紙92の先端が第3スイッチ140に到達した時点を基準
にして搬送量の検出が行われるようになっている。
すなわち、上記スタートキー132が操作されることに
より(ステップCS1でYES)、回転検出器144の出力する
パルス信号のパルス数のカウントが開始されるが(ステ
ップCS2)、途中、ロール紙92の先端が第3スイッチ140
に到達して同スイッチ140がオンに切換えられた時点
(ステップCS3でYES)でカウントがリセットされ(ステ
ップCS4)、この時点からの搬送量の検出が開始され
る。その後、カッタソレノイド120がオンに切換えられ
て(ステップCS5でYES)裁断が行われた時点でカウント
が停止される(ステップCS6)。
第5図は、即時カットキーが行われた時の制御フロー
を示したものである。同図において、各長さ量l,L1〜L3
の内容は次に示す通りである。
l:搬送開始点(すなわちカッタ105,106による裁断地
点)を始点として、回転検出器144により実際に検出さ
れたロール紙92の搬送量(検出搬送量)。
L1:上記搬送開始点を始点として、第3スイッチ140に
よるロール紙検出位置から下流側30mmの地点(すなわち
排出口110)に至るまでの道のり(取出し可能搬送
量)。
L2:上記搬送開始点を始点として、複写部14の複写紙挿
入口28に設けられた給紙スイッチ29による検出位置に至
るまでの道のり(到達搬送量)。
L3:上記複写部14内に設けられた搬送ローラ同士の離間
距離のうち最も大きな距離(この実施例では搬送ローラ
対24と定着装置38との間の距離)。すなわち、複写部14
内において搬送可能なカット紙の最低長さ(搬送可能カ
ット紙送り寸法)。
また、この制御フローは、上記搬送可能カット紙送り
寸法L3が到達搬送量L2よりも長いことを前提として作成
されている。
内容の説明に入る。まず、即時カットキー134が操作
されると(ステップS1でYES)、この操作された時点で
の検出搬送量lが取出し可能搬送量L1未満であるか否か
が判断される(ステップS2)。取出し可能搬送量L1未満
である場合には(ステップS2でNO)、この時点で即時裁
断すると、裁断された紙片が排出口110まで到達せず、
装置外部からの取出しが不可能となるので、即時裁断は
保留され、上記検出搬送量lが上記取出し可能搬送量L1
に到達するまでロール紙92が搬送された時点(ステップ
S3でYES)で、搬送クラッチ(ここでは第2クラッチ11
4)がオフに切換えられ、かつカッタソレノイド120がオ
ンに切換えられてロール紙92が裁断される(ステップ
S6)。そして、所定時間が経過した後に(ステップS7
YES)、カッタソレノイド120がオフに切換えられる(ス
テップS8)。この時点でカットされた紙片の先端は排出
口110から装置外部に露出しているので、この先端を把
持して紙片を容易に引出すことができる。このとき、上
記紙片の後端が第3スイッチ140を通過して同スイッチ1
40がオフに切換えられた時点で(ステップS9でYES)、
メインモータ122がオフに切換えられる(ステップ
S10)。
一方、上記ステップS2において、検出搬送量lが取出
し可能搬送量L1以上である場合には、この検出搬送量が
到達搬送量L2未満であるか否かが判断される(ステップ
S4)。到達搬送量L2未満である場合、すなわちロール紙
92の先端が未だ給紙スイッチ29に到達せず、複写部14内
に搬入されていない場合には(ステップS4でNO)、即時
裁断を行う(ステップS6)が、到達搬送量L2以上である
場合、すなわちロール紙92の先端が既に複写部14内に取
込まれている場合には(ステップS4でYES)、搬送可能
カット紙送り寸法L3、すなわち複写部14内において搬送
可能なカット紙の最低長さが即時裁断の判断基準となる
(ステップS5)。
すなわち、上記検出搬送量lが搬送可能カット紙送り
寸法L3未満の場合には(ステップS5でNO)、後に同検出
搬送量lが搬送可能カット紙送り寸法L3に到達するまで
ロール紙92が搬送された時点で(ステップS5でYES)裁
断が行われ(ステップS6)、既に検出搬送量が搬送可能
カット紙送り寸法L3以上である場合(ステップS5でYE
S)には即時裁断される(ステップS6)。このため、複
写部14内に取込まれた紙片は必ず最低長さを有している
ことになり、同紙片は複写部14内で正常に搬送され、ジ
ャムを生じることなく排出ローラ対40から無事排出され
る。
以上のように、この装置では、ロール紙92の搬送量l
を常時検出する一方、ロール紙92が複写部14に取込まれ
る前の状態で即時裁断指令が行われた場合には、検出搬
送量lが取出し可能搬送量L1以上となった時点で裁断を
行うようにしているので、従来装置のようにカット寸法
が小さくて紙片がロール紙裁断装置12から排出されない
といった不都合は生じない。
これに対し、ロール紙92が既に複写部14に取込まれた
後の状態で即時裁断指令が行われた場合には、検出搬送
量lが搬送可能カット紙送り寸法L3以上となった時点で
裁断を行うようにしているので、裁断された紙片は、複
写部14内に取込まれた後、搬送異常を生じることなく複
写部14から無事排出され、取出される。
次に、第2実施例を第7図のフローチャートに基づい
て説明する。
ここに示される制御内容は、上記取出し可能搬送量L1
が搬送可能カット紙送り寸法L3よりも大きいことを前提
として作成されている。この条件下では、裁断された紙
片の長さが上記取出し可能搬送量L1以上であれば、同紙
片がロール紙裁断装置12から容易に取出し可能であり、
また、複写部14内に取込まれた場合にも正常に搬送され
ることになる。
従って、この実施例では取出し可能搬送量L1のみが即
裁断を行うか否かの判断基準となっている。具体的に、
即時裁断指令が入力された時の検出搬送量lが上記取出
し可能搬送量L1以上である場合には(ステップS2でYE
S)、即時裁断が行われ(ステップS6)、検出搬送量l
が上記取出し可能搬送量L1未満である場合には(ステッ
プS2でNO)、後に同検出搬送量lが取出し可能搬送量L1
に達した時点で(ステップS3でYES)、裁断が行われる
(ステップS6)。
なお、この実施例の適用は、上記取出し可能搬送量L1
が搬送可能カット紙送り寸法L3よりも長い場合に限定さ
れるものではなく、複写機等の画像形成装置本体側での
搬送をあまり考慮に入れる必要のない場合、例えば、ロ
ール紙裁断装置12を複写機等と切離して単独で用いる場
合や、複写機等で仮にジャムが発生してもその処理が極
めて簡単な場合等には有効に適用できる。
次に、第3実施例を第8図のフローチャートに基づい
て説明する。
ここでは、即時裁断を行うか否かの判断が搬送可能カ
ット紙送り寸法L3のみを基準にして判断されている。す
なわち、即時裁断指令入力時の検出搬送量lが搬送可能
カット紙送り寸法L3以上である場合には(ステップS5
YES)即時裁断が行われる(ステップS6)が、上記検出
搬送量lが搬送可能カット紙送り寸法L3に満たない場合
には(ステップS5でNO)、後に同検出搬送量lが搬送可
能カット紙送り寸法L3に到達した時点(ステップS5′で
YES)で裁断が行われる(ステップS6)。
このような装置によれば、裁断された紙片が複写部14
内で搬送異常を起こすおそれはない。
なお、この装置は、搬送可能カット紙送り寸法L3が取
出し可能搬送量L1よりも大きい場合に特に有効である。
また、本発明はこのような実施例に限定されるもので
なく、例として次のような態様をとることも可能であ
る。
(1)本発明において即時裁断の判断基準となるロール
紙裁断装置の装置排出部の位置や画像形成装置の用紙搬
入部の位置は、各装置の構造に応じて適宜設定すればよ
く、上記実施例に示されるような、第3スイッチ140の
直下流側の位置や、給紙スイッチ29の検出位置等に限定
されない。
(2)上記各実施例では、所定のタイミングで緊急裁断
が行われた後、ロール紙裁断装置12に残った紙片を排出
口110から手動で引出すようにしているが、これに代
え、裁断が行われた後、ロール紙裁断装置12を複写機等
の用紙搬入部から離れた位置まで自動的に移動させ、そ
の後上記排出ローラ対108,109等を駆動して紙片を自動
的に排出する構成にしてもよい。この場合には、本発明
における装置排出部として、最も下流側の搬送手段であ
る排出ローラ対108,109によるニップ位置を設定すれば
よい。
(3)上記実施例では、ロール紙裁断装置12を複写機本
体10に対して昇降可能に装着しているが、本願の請求項
1に記載の装置については、この装置を複写機本体10と
は別個に使用し、この装置で予め裁断したロール紙を複
写機本体10に使うようにしてもよい。また、複写機本体
10に付設する場合も、その取付構造は上記構造に限定さ
れない。また、裁断されたロール紙の用途も複写に限ら
ず、種々のものに適用可能である。
(4)上記実施例では、ロール紙92の搬送量を検出する
手段として、フィードローラ103の回転量を検出してい
るが、ロール紙92の搬送速度が常に一定に保たれる装置
では、搬送時間から間接的に搬送距離を検出することも
可能である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、ロール紙の搬送量を検出する
一方、即時裁断指令が入力された場合に、その時の検出
搬送量に基づいて裁断のタイミングを設定するようにし
たものであるので、即時裁断のタイミングが早過ぎるこ
とによってロール紙裁断装置内に裁断された紙片が取出
し不可能状態で残留し、あるいは裁断された紙片が画像
形成装置内で搬送異常を引起こすといった不都合を未然
に防ぐことができ、常に、裁断された紙片を容易に処理
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるロール紙裁断装置の
内部構造図、第2図は同ロール紙裁断装置に備えられた
制御装置の入出力関係を示すブロック図、第3図は同ロ
ール紙裁断装置が装着される画像形成装置の全体構成
図、第4図は同画像形成装置における複写部の内部構造
図、第5図および第6図は上記ロール紙裁断装置の制御
装置による制御動作を示すフローチャート、第7図は第
2実施例におけるロール紙裁断装置の制御装置による制
御動作を示すフローチャート、第8図は第3実施例にお
けるロール紙裁断装置の制御装置による制御動作を示す
フローチャートである。 10……複写機本体、12……ロール紙裁断装置、14……複
写部、28……転写紙挿入口(用紙搬入部)、29……給紙
スイッチ、90……制御装置(制御手段)、92……ロール
紙、103……フィードローラ(搬送手段)、105,106……
カッタ、110……排出口(装置排出部)、122……メイン
モータ(駆動手段)、144……回転検出器(搬送量検出
手段)、l……検出搬送量、L1……取出し可能搬送量、
L2……到達搬送量、L3……搬送可能カット紙送り寸法。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セットされたロール紙を搬送する搬送手段
    と、この搬送手段を駆動する駆動手段と、ロール紙を途
    中で裁断するカッタとを備え、上記ロール紙を裁断して
    排出するように構成されるとともに、搬送途中で強制的
    にロール紙を裁断させる旨の指令を入力するための即時
    裁断指令入力手段を備えたロール紙裁断装置において、
    上記搬送手段によるロール紙の搬送量を検出する搬送量
    検出手段と、この検出搬送量がロール紙の先端が装置排
    出部に到達する取出し可能搬送量に満たない状態で即時
    裁断指令が行われた場合には後に検出搬送量が上記取出
    し可能搬送量以上となった時点で裁断を行わせ、上記検
    出搬送量が上記取出し可能搬送量以上である状態で即時
    裁断指令が行われた場合には即時裁断を行わせる制御手
    段とを備えたことを特徴とするロール紙裁断装置。
  2. 【請求項2】セットされたロール紙を搬送する搬送手段
    と、この搬送手段を駆動する駆動手段と、ロール紙を途
    中で裁断するカッタとを備え、上記ロール紙を裁断して
    排出するように構成されるとともに、搬送途中で強制的
    にロール紙を裁断させる旨の指令を入力するための即時
    裁断指令入力手段を備え、排出した用紙を画像形成装置
    内に供給するように同画像形成装置に付設されるロール
    紙裁断装置において、上記搬送手段によるロール紙の搬
    送量を検出する搬送量検出手段と、この検出搬送量が上
    記画像形成装置内で搬送可能な搬送可能カット紙送り寸
    法に満たない状態で即時裁断指令が行われた場合には上
    記搬送量が上記搬送可能カット紙送り寸法以上となった
    時点で裁断を行わせ、上記検出搬送量が上記搬送可能カ
    ット紙送り寸法以上である状態で即時裁断指令が行われ
    た場合には即時裁断を行わせる制御手段とを備えたこと
    を特徴とするロール紙裁断装置。
  3. 【請求項3】セットされたロール紙を搬送する搬送手段
    と、この搬送手段を駆動する駆動手段と、ロール紙を途
    中で裁断するカッタとを備え、上記ロール紙を裁断して
    排出するように構成されるとともに、搬送途中で強制的
    にロール紙を裁断させる旨の指令を入力するための即時
    裁断指令入力手段を備え、排出した用紙を画像形成装置
    内に供給するように同画像形成装置に付設されるロール
    紙裁断装置において、上記搬送手段によるロール紙の搬
    送量を検出する搬送量検出手段と、この検出搬送量がロ
    ール紙の先端が装置排出部に到達する取出し可能搬送量
    に満たない状態で即時裁断指令が行われた場合には後に
    検出搬送量が上記取出し可能搬送量以上となった時点で
    裁断を行わせ、上記検出搬送量が上記取出し可能搬送量
    以上であり、かつロール紙の先端が画像形成装置の用紙
    搬入部に到達する到達搬送量に満たない状態で即時裁断
    指令が行われた場合には即時裁断を行わせ、上記検出搬
    送量が上記到達搬送量以上であり、かつ上記画像形成装
    置内で搬送可能な搬送可能カット紙送り寸法に満たない
    状態で即時裁断指令が行われた場合には後に上記搬送量
    が上記搬送可能カット紙送り寸法以上となった時点で裁
    断を行わせ、上記検出搬送量が上記搬送可能カット紙送
    り寸法以上である状態で即時裁断指令が行われた場合に
    は即時裁断を行わせる制御手段とを備えたことを特徴と
    するロール紙裁断装置。
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