JPH085567B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH085567B2
JPH085567B2 JP2086144A JP8614490A JPH085567B2 JP H085567 B2 JPH085567 B2 JP H085567B2 JP 2086144 A JP2086144 A JP 2086144A JP 8614490 A JP8614490 A JP 8614490A JP H085567 B2 JPH085567 B2 JP H085567B2
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image forming
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睦 杉浦
昭浩 近藤
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三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、予め定型サイズに裁断されたカット紙等に
画像を形成するための、複写機等の画像形成装置に関す
るものである。
(従来技術) 一般に、複写機等の画像形成装置では、転写紙を画像
形成位置まで給紙する手段として、予め定型サイズに裁
断されたカット紙を装置内蔵のカセットに収納し、この
カセットから1枚ずつ転写紙を繰り出すようにするか、
あるいは装置本体に設けられた転写紙挿入口から手差し
で1枚ずつ上記カット紙を挿入するといった構造が用い
られている。
ところが、このようなカット紙を用いる装置では、用
いる転写紙のサイズが大きくなると、この転写紙を保管
するために膨大なスペースを要する不都合がある。そこ
で従来は、ロール状に巻かれたロール紙を専用のロール
紙裁断装置にセットし、この装置で所望のサイズに予め
裁断した後、この裁断した転写紙を転写紙挿入口から画
像形成装置内に供給するといった手段がとられている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記手段では、一旦ロール紙裁断装置でロール紙を裁
断し、その後に画像形成動作を行わなければならず、作
業が面倒で非能率的である。また、このような不都合を
解消する手段として、画像形成装置の本体内にロール紙
裁断機構を組み込み、画像形成装置の給紙モードとして
ロール紙モードが選択された場合に上記ロール紙裁断装
置から転写紙を供給するといった構造を用いることが可
能であるが、この場合には特殊かつ複雑な構造の画像形
成装置を新たに製造しなければならず、コスト高にな
る。さらに、ロール紙裁断装置を内蔵していない装置を
所有しているユーザーは、新たな装置を購入しなければ
ならない不便がある。
本発明はこのような事情に鑑み、従来用いられている
装置を利用する安価な構造で、しかもその使い勝手を損
なうことなく、ロール紙をも容易に転写紙として利用す
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明の画像形成装置は、転写紙挿入口を有し、この
転写紙挿入口から挿入された転写紙に画像を形成するよ
うに構成された画像形成装置において、ロール紙を内蔵
し、このロール紙を裁断して排出口から外部に排出する
ロール紙裁断装置を、このロール紙裁断装置の排出口が
上記画像形成装置の転写紙挿入口に合致する給紙位置と
上記転写紙挿入口から離れた待機位置との間で移動可能
に上記画像形成装置本体に装着するとともに、画像形成
装置が非正常な状態になったことを検出する非正常状態
検出手段と、この非正常状態検出手段により画像形成装
置が非正常な状態になったことが検出された場合に上記
ロール紙裁断装置を上記待機位置に移動させることを報
知する報知手段とを備えたものである。
ここで、上記非正常状態検出手段は画像形成装置本体
内でのジャム発生を検出するジャム検出手段であり、上
記報知手段はジャム検出手段によりジャム発生が検出さ
れた場合に上記ロール紙裁断装置を上記待機位置に移動
させることを報知するように構成されてもよい。また、
上記画像形成装置は転写紙ストック部を有するととも
に、上記非正常状態検出手段は上記転写紙ストック部内
の転写紙の存在を検出するストック転写紙検出手段であ
り、上記報知手段はストック転写紙検出手段により上記
転写紙ストック内の転写紙がなくなったことが検出され
た場合に上記ロール紙裁断装置を上記待機位置に移動さ
せることを報知するように構成されてもよい。
(作用) 上記構成によれば、ロール紙裁断装置が給紙位置にあ
る状態で、このロール紙裁断装置内で裁断され、排出口
から排出された転写紙がそのまま転写紙挿入口から画像
形成装置内に給送される。また、画像形成装置が非正常
な状態になったときには、上記ロール紙裁断装置を待機
位置に移動させなければならないという報知が行われる
ことにより、保守点検などにあたってロール紙裁断装置
の待機位置への移動忘れを未然に防止することができ
る。
(実施例) 以下、本発明の画像形成装置の一実施例を添付図面に
従って説明する。第1図は、本発明の一実施例における
複写機(画像形成装置)の全体構成を示したものであ
る。
この複写機は、本体10と、ロール紙裁断装置12とを有
し、上記本体10は、複写部14と、この複写部14を支持す
る転写紙ストック台16とを備えている。
第2図は、上記複写部14の内部構造を示したものであ
る。この複写部14の下部には、大型の給紙カセット18が
引き出し可能に装着され、この給紙カセット18内の転写
紙が給紙ローラ対20,22およびレジストローラ対24を通
じて上方の感光体ドラム26へ搬送されるようになってい
る。また、複写部14の正面側(第2図では右側)で給紙
カセット18の上方の位置には転写紙挿入口28が設けら
れ、この転写紙挿入口28から挿入された転写紙も上記給
紙ローラ対22を通って複写部14内に供給されるようにな
っている。上記感光体ドラム26の周囲には、その回転方
向に順次、主帯電装置30、現像装置32、上記レジストロ
ーラ対24、転写・分離装置34、クリーニング装置36等が
設けられ、この感光体ドラム26の転写紙搬送方向下流
側、すなわち正面側の位置には定着部38および排出ロー
ラ対40が設けられている。
一方、複写部14の上面には、原稿供給通路42、露光部
44、および原稿反転部材45が順に設けられ、上記露光部
44は、原稿搬送用の複数のローラ46、露光ランプ48、セ
ルフォックレンズ50等を備えている。
また、この複写部14内には、給紙カセット18内に転写
紙が存在するか否かを検出するペーパーエンプティスイ
ッチ52、および上記給紙カセット18が完全に装着された
か否かを検出する給紙カセット挿入スイッチ54が設けら
れている。
さらに、給紙ローラ対20の転写紙搬送方向上流側の2
つの位置、感光体ドラム26の転写紙搬送方向下流側の位
置、および排出ローラ対40の下流側の位置には、ジャム
検出スイッチ56〜59が各々配設されている。これらのス
イッチ56〜59は、各位置を通過する転写紙を検出するも
のであり、転写紙の給送が行われてから所定時間経過後
に各スイッチ56〜59で転写紙が検出されない場合に、ジ
ャムが発生したと判断するようになっている。
また、上記原稿供給通路42、転写・分離装置34、定着
部38、排出ローラ対40等は、共通のユニットハウジング
60に組み込まれ、単一のユニットとして構成されてお
り、ジャム時にこのユニットごと正面側へ引き出せるよ
うになっている。
転写紙ストック台16内には、第1図に示されるよう
に、正面側に高く傾斜した転写紙ストックトレイ61が配
設され、その入口側部分、すなわち正面側部分には転写
紙ガイド板62が設けられている。この転写紙ガイド板62
は、転写紙ストック台16の正面壁に沿う位置(第1図実
線の位置)と、上記正面側から前方へ突出する位置(同
図二点鎖線の位置)との間で回動可能に構成され、前方
へ突出する位置で、上記複写部14の排出ローラ対40から
排出された転写紙を転写紙ストックトレイ61へ案内する
ようになっている。また、上記転写紙ストックトレイ61
の上方には、ルミラー等からなる転写紙押え部材63が配
されている。前記ロール紙裁断装置12は、この転写紙ス
トック台16の正面側側壁に昇降可能に取付けられてい
る。(第1図の実線および二点鎖線参照)また、このロ
ール紙裁断装置12の上部には斜め上方に開口する転写紙
排出トレイ99(第1図参照)が設けられ、ロール紙裁断
装置12が上限位置(第1図実線の位置)にある状態で、
上記排出ローラ対40から排出された転写紙が上記転写紙
排出トレイ99にストックされるようになっている。
次に、このロール紙裁断装置12の内部構造を第4図に
基づいて説明する。
このロール紙裁断装置12内には、ロール紙92のロール
軸93が、装置側壁に設けられた長孔94に沿って昇降可能
に取りつけられている。また、装置下部には一対の搬送
ローラ95、96が回転可能に設けられるとともに、上記ロ
ール軸93は図外のスプリングが下方に付勢されており、
上記ロール紙92の周面がその巻径に係わらず常に搬送ロ
ーラ95、96に接触するようにロール紙92全体が下方に押
しつけられている。また、片側の搬送ローラ95は、図外
のギヤを介して、第3図にも示されるような第1クラッ
チ98の従動側部分に連結されている。
装置正面側(第4図右側)にはカバー100が開閉可能
に取付けられ、このカバー100を開いた状態(第4図二
点鎖線の状態)で内部のロール紙92を手動でセット操作
できるようになっている。
このロール紙92の上方には、ロール紙92に近い側から
順に、押えローラ(前記第1図のみ図示)102、一対の
フィードローラ103,104、一対のカッタ105,106、および
一対の排出ローラ108,109が設けられ、その上方にロー
ル紙92の排出口110が設けられている。上記フィードロ
ーラ103,104のうち、一方のフィードローラ103は、ギヤ
111,112を介して、第3図に示されるような第2クラッ
チ114の従動側部分に連結されている。他方のフィード
ローラ104は板ばね116を介して回動ブラケット118に回
転可能に取付けられており、通常は上記板ばね116の付
勢力で上記フィードローラ103に圧接しているが、上記
カバー100を開いた状態で上記回動ブラケット118を第4
図の矢印Bの方向に回動させることにより、上記圧接を
解除できるようになっている。
一方のカッタ105は、円の一部を直線で切り欠いた形
状を有し、第3図に示されるカッタソレノイド120に連
結されており、このカッタソレノイド120がオフからオ
ンに切り換えられることにより回転駆動されるようにな
っている。他方のカッタ106は、引き出されたロール紙9
2を挟んで上記カッタ105の反対側となる位置に設けら
れ、このカッタ105の回転中、その外周面を構成する円
筒面と平面との交線であるエッジと他方のカッタ106の
エッジとが擦れ合うことにより、上記ロール紙92が裁断
されるようになっている。
一対の排出ローラ対108,109は、互いに圧接してお
り、そのうち片側の排出ローラ108は、図外のギヤ列を
介して上記フィードローラ103とともに連動駆動さるよ
うになっている。
このロール紙裁断装置12は、以上で説明した各ローラ
の駆動源であるメインモータ122を内蔵し、このメイン
モータ122は、モータ制御盤123(第3図)に接続されて
いる。このメインモータ122の駆動軸には原動ローラ124
が固定され、この原動ローラ124と、上記第1クラッチ9
8および上記第2クラッチ114の各原動側部分とにベルト
126が掛けられている。
従って、上記第1クラッチ98がオンの状態で、原動ロ
ーラ124の回転力が搬送ローラ95に伝達されるととも
に、第2クラッチ114がオンの状態で、フィードローラ1
03が空転状態から駆動状態に切り換えられ、原動ローラ
124の回転力がフィードローラ103に伝達されるようにな
っている。また、この実施例では、フィードローラ103
の駆動回転速度が搬送ローラ95の駆動回転速度の2倍に
なるように各ギヤ比が設定されている。
なお、第4図において、128,129は上記ベルト126のテ
ンションローラである。
このロール紙裁断装置12の外面適所には、第3図に示
されるような操作部130が設けられている。この操作部1
30は、図に示されるテンキー132、ストップ/クリアキ
ー134、スタートキー136の他、ロール紙の裁断サイズを
入力するためのサイズ指定キーや、ロール紙裁断装置12
の移動を開始させるための移動スタートキー等を備えて
いる。そして、この操作部130のテンキー132を用いるこ
とにより、所望のロール紙カット寸法およびロール紙搬
送速度を上記制御装置90に設定入力できるようになって
いる。
また、装置内には、上記カバー100の開閉を検出する
第1スイッチ138が設けられ、上記カッタ105,106よりも
上流側の位置、および排出ローラ108,109よりも下流側
の位置には、ロール紙92を検出するための第2スイッチ
139および第3スイッチ140が各々配設されている。さら
に、上記搬送ローラ95およびフィードローラ103が固定
された軸に各々パルス板97,142が固定されるとともに、
各パルス板97,142のスリットに対応する位置に、発光素
子および受光素子を備えた光センサからなる回転検出器
143,144(第3図)が各々配設されており、これら回転
検出器143,144および上記各スイッチ138〜140の検出信
号が、上記制御装置90に入力されるようになっている。
この制御装置90は、CPU146、ROM148、およびRAM150を
備え、主として次のような制御動作を行う。
(a)操作部130において、テンキー132により入力され
る搬送速度の信号に基づき、RAM150に上記搬送速度に関
するデータを書き込み、このデータに対応するモータク
ロック信号をモータ制御基盤123に出力することによ
り、メインモータ122の回転速度制御を行う。具体的に
は、上記モータクロック信号の周波数またはデューティ
比を変えることによって上記モータ回転数の制御が実行
される。
(b)操作部130において、移動スタートキーがオンさ
れるに伴い、駆動モータ82を作動させるとともに、この
駆動モータ82が作動してから上記回転量検出器88により
所定パルス数が検出された時点で駆動モータ82を停止さ
せる。上記所定パルス数は、ロール紙裁断装置12の上限
位置(給紙位置;第1図実線位置)から下限位置(待機
位置;同図二点鎖線位置)までの距離に対応するパルス
数が設定され、上記上限位置はロール紙裁断装置12の排
出口110が複写部14の転写紙挿入口28に合致するような
位置に設定されている。
(c)第1スイッチ138、第3スイッチ140および回転検
出器143、144の検出信号に基づいて、所定のタイミング
でモータ制御基盤123にモータオンオフ信号およびモー
タクロック信号を出力するとともに、各クラッチ98、11
4およびカッタソレノイド120のオンオフ切り換えを行
う。
(d)第2スイッチ139がオンに切り換えられることに
より、操作部130近傍に設けられた表示ランプ152を点灯
させ、操作者にロール紙92のセット状況を知らせる。
一方、複写機本体10には、第5図に示されるような本
体制御装置160が内蔵され、ロール紙裁断装置12の駆動
制御を行うようにしている。また、複写機本体10の外面
適所には本体操作部162が設けられ、この本体操作部162
を通じて、給紙モードとして、手差しモード、カセット
給紙モードに加え、ロール紙給紙モードが別個選択でき
るように構成されている。
上記本体制御装置160には、上記本体操作部162からの
指令信号の他、上述のペーパエンプティスイッチ52、給
紙カセット挿入スイッチ54および各ジャム検出スイッチ
56〜59の検出信号が入力され、各信号に基づき制御が行
われるようになっている。具体的には、下記のいずれか
の場合に制御装置90に制御信号を出力し、この制御装置
90の制御の下でロール紙裁断装置12を上限位置から下限
位置まで下降させなければならない事を表示部164を通
じて外部に警告を行うように構成されている。
本体操作部162において手差しモードが選択された
場合。
ペーパエンプティスイッチ52により、給紙カセット
18の転写紙がなくなったことが検出された場合。
各ジャム検出スイッチ56〜59により、ジャム発生が
検出された場合。
次に、この装置の作用を説明する。まず、本体操作部
においてカセット給紙モードあるいはロール紙給紙モー
ドが選択されている場合には、ロール紙裁断装置12は上
限位置に保持されるのに対し、手差しモードが選択され
た場合には、本体制御装置160から表示部164に「ロール
紙裁断装置12を待機位置に移動させて下さい。」という
警告が表示される。そして、上記ロール紙給紙モードで
は、ロール紙裁断装置12の排出口110から転写紙挿入口2
8を通して、裁断されたロール紙すなわち転写紙が複写
機本体10内に供給される。
しかも、このロール紙裁断装置12では、カセット給紙
モードが選択された状態で、ペーパーエンプティスイッ
チ54により給紙カセット18内の転写紙がなくなったこと
が検出されると、その検出に基づいて本体制御装置160
から表示部164に「ロール紙裁断装置12を待機位置に移
動させて下さい。」という警告が表示される。そして、
ロール紙裁断装置12を下降させることにより、給紙カセ
ット18を引き出し転写紙の補充を行うことができる。こ
の転写紙の補充が終わった後は、ロール紙裁断装置12を
再び上限位置まで移動させればよい。
さらに、このロール紙裁断装置12では、ロール紙裁断
装置12が上限位置にある状態での複写動作中、すなわ
ち、カセット給紙あるいはロール紙給紙による複写動作
中に、いずれかのジャム検出手段スイッチ56〜59により
複写機本体10内でジャムが発生したことが検出される
と、その検出に基づいて本体制御装置160から表示部164
に「ロール紙裁断装置12を上記待機位置に移動させて下
さい。」とい警告が表示される。そして、ロール紙裁断
装置12を下降させ、ユニットハウジング60を引き出して
ジャム処理を行う。このジャム処理が終了した後には、
ロール紙裁断装置12を再び上限位置まで移動させればよ
い。
なお、この実施例において、上記ロール紙給紙モード
で行われる給紙動作は第6図のフローチャートに示され
る通りである。この動作を以下に説明する。
まず、ロール紙裁断装置12内にロール紙92をセット
し、このロール紙92の先端を、手動で、あるいは自動的
な調節により、カッタ105、106による裁断位置に合致さ
せる。
このような給紙準備動作(ステップS1)が終了した
後、操作部130のスタートキー136をオンすることにより
(ステップS2)、制御装置90からモータ制御基盤123に
モータオンオフ信号およびモータクロック信号が出力さ
れ、メインモータ122が正転駆動される(ステップS
3)。この速度は、上記テンキー132で入力されたロール
紙搬送速度に対応する速度であり、それに応じたモータ
クロック信号がモータ制御基盤123に出力される。これ
により、仮に第1クラッチ98がオンに切り換えられた場
合には搬送ローラ95が複写部14での複写搬送速度と等し
い速度で回転し、仮に第2クラッチ114がオンに切り換
えられた場合にはフィードローラ103が上記搬送ローラ9
5の2倍の速度で回転する状態となる。
この状態で、制御装置90は、まず第2クラッチ114を
オンに切り換える(ステップS4)。これにより、フィー
ドローラ103が第4図の反時計回り方向に回転駆動さ
れ、ロール紙92は排出口110から複写部14の転写紙挿入
口28に向けて搬出される。
このとき、フィードローラ103の回転はパルス板142お
よび回転検出器144によって検出されるが、その検出信
号のパルス数が所定パルス数M1に達した時点で(ステッ
プS5でYES)、第2クラッチ114がオフに切り換えられ
(ステップS6)、ロール紙92の搬送が停止される。この
ステップS4〜S6までの動作により、ロール紙92はその先
端が複写部14の給紙ローラ対22に到達する位置まで搬出
される。
次に、第1クラッチ98がオンに切り換えられる(ステ
ップS7)ことにより搬送ローラ95が回転駆動され、この
回転が回転検出器143で検出されるが、この検出信号の
パルス数が所定パルス数M2に達した時点で(ステップS8
でYES)第1クラッチ98がオフに切り換えられ(ステッ
プS9)、搬送ローラ95の回転駆動が停止される。これら
ステップS7〜S9の動作により、搬送ローラ95のみの回転
駆動が行われ、フィードローラ103,104の手前側の部分
で撓みが形成される。この時点で、各ローラはいずれも
空転状態となり、複写機本体10での給紙開始を待機する
態勢となる。
その後、複写機本体10で給紙ローラ対22が作動し、ロ
ール紙92の給紙動作が開始されると、ロール紙裁断装置
12内のロール紙92が上方に引っ張られ、このロール紙92
と接触するフィードローラ103が回転する。
この回転が回転検出器144で検出されると、(ステッ
プS10でYES)、制御装置90は第1クラッチ98をオンに切
り換え(ステップS11)、搬送ローラ95を回転駆動する
とともに、回転検出器143の検出信号のパルス数が所定
パルス数M3に達した時点で(ステップS12でYES)、第1
クラッチ98をオフに切り換える。ここで、上記パルス数
M3は、上記操作部130で設定されたロール紙92の寸法サ
イズに対応するパルス数Mから一定のパルス数mを引い
たパルス数(M−m)に設定されている。従って、これ
らステップS11〜S13の動作により、ロール紙裁断装置12
内でロール紙92が複写機本体10での搬送速度と等しい速
度で上記パルス数M3(=M−m)に対応する距離だけ搬
送される。
これに続き、制御装置90は、第2クラッチ114をオン
に切り換え(ステップS14)、フィードローラ103を回転
駆動するとともに、回転検出器144の検出信号のパルス
数が所定パルス数M4に達した時点で(ステップS15でYE
S)、第2クラッチ114をオフに切り換える(ステップS1
6)。ここで、上記パルス数M4は、上記パルス数mに設
定されており、従って、これらステップS14〜S16の動作
により、ロール紙裁断装置12内でロール紙92が複写機本
体10での搬送速度の2倍の速度で上記パルス数M4(=
m)に対応する距離だけ搬送される。これによって、ロ
ール紙92は差引してパルス数m/2に対応する距離だけ余
分に搬送され、カッタ105,106の手前の部分に、その裁
断のタイミングをとるための撓みが形成される。
次に、制御装置90は、カッタソレノイド120を所定時
間だけオンに切り換え(ステップS17)、カッタ105を1
回転させてロール紙92を裁断させる。その後、裁断され
たロール紙92の後端が第3スイッチ140を通過して、同
スイッチ140がオンからオフに切り換えられた時点で
(ステップS18)、メインモータ122をオフに切り換え
(ステップS19)、給紙動作を終了する。なお、本発明
はこのような実施例に限定されず、例として次のような
事態を取ることも可能である。すなわち、上記実施例で
は、ロール紙裁断装置12を複写機本体10に対して昇降可
能に装着しているが、本発明では、ロール紙裁断装置12
が、給紙位置とユニットハウジング60から離れた待機位
置とに移動可能であればよく、その条件を満たす範囲で
例えばロール紙裁断装置12を水平方向に移動可能に装着
してもよい。
さらに、本実施例の画像形成装置においては、非正常
状態検出手段として、画像形成装置本体内でのジャム発
生を検出するジャム検出手段(ジャム検出スイッチ56〜
59)および転写紙ストック部内の転写紙の存在を検出す
るストック転写紙検出手段(ペーパーエンプティスイッ
チ52)を適用していたが、何らこれらに限定されるもの
ではなく、例えば現像装置32内部の現像剤量が少なくな
ったことを報知するトナーエンプティ信号を適用しても
よく、要するに画像形成装置が非正常な状態になったこ
とを検出できる手段であればよい。
(発明の効果) 以上のように本発明は、転写紙挿入口を有する画像形
成装置本体に対し、ロール紙裁断装置を、このロール紙
裁断装置の排出口が上記画像形成装置の転写紙挿入口に
合致する給紙位置と前記転写紙挿入口から離れた待機位
置とに移動可能に装着するとともに、画像形成装置が非
正常な状態になった時点でロール紙裁断装置を給紙位置
から待機位置まで移動させることを報知する報知手段と
を備えたものであるので、上記ロール紙裁断装置が給紙
位置にある状態で、画像形成装置本体内にその転写紙挿
入口からロール紙裁断装置を利用してロール紙の給紙を
自動的に行うことができるとともに、画像形成装置が非
正常な状態になった時点で、上記ロール紙裁断装置を待
機位置まで移動させなければならないという報知が行わ
れることにより、保守点検時の作業性が向上、既存の装
置を利用してロール紙をも転写紙として容易に使用する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における画像形成装置の全体
構成図、第2図は同画像形成装置における複写部の内部
構造図、第3図は上記ロール紙裁断装置に備えられた制
御装置の入出力関係を示すプロック図、第4図は同ロー
ル紙裁断装置の内部構造図、第5図は上記画像形成装置
の主要部を示すブロック図、第6図は同ロール紙裁断装
置の制御装置による制御動作を示すフローチャートであ
る。 10……複写機(画像形成装置)本体、12……ロール紙裁
断装置、28……転写紙挿入口、52……ペーパーエンプテ
ィスイッチ(ストック転写紙検出手段)、56〜59……ジ
ャム検出スイッチ(ジャム検出手段)、60……ユニット
ハウジング、92……ロール紙、110……搬出口、164……
表示部(報知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 43/04 G03G 15/00 514 522

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写紙挿入口を有し、この転写紙挿入口か
    ら挿入された転写紙に画像を形成するように構成された
    画像形成装置において、ロール紙を内蔵し、このロール
    紙を裁断して排出口から外部に排出するロール紙裁断装
    置を、このロール紙裁断装置の排出口が上記画像形成装
    置の転写紙挿入口に合致する給紙位置と上記転写紙挿入
    口から離れた待機位置との間で移動可能に上記画像形成
    装置本体に装着するとともに、画像形成装置が非正常な
    状態になったことを検出する非正常状態検出手段と、こ
    の非正常状態検出手段により画像形成装置が非正常な状
    態になったことが検出された場合に上記ロール紙裁断装
    置を上記待機位置に移動させることを報知する報知手段
    とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記非正常状態検出手段は画像形成装置本
    体内でのジャム発生を検出するジャム検出手段であり、
    上記報知手段はジャム検出手段によりジャム発生が検出
    された場合に上記ロール紙裁断装置を上記待機位置に移
    動させることを報知するように構成されることを特徴と
    する請求項(1)記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記画像形成装置は転写紙ストック部を有
    するとともに、上記非正常状態検出手段は上記転写紙ス
    トック部内の転写紙の存在を検出するストック転写紙検
    出手段であり、上記報知手段はストック転写紙検出手段
    により上記転写紙ストック部内の転写紙がなくなったこ
    とが検出された場合に上記ロール紙裁断装置を上記待機
    位置に移動させることを報知するように構成されること
    を特徴とする請求項(1)記載の画像形成装置。
JP2086144A 1990-03-30 1990-03-30 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH085567B2 (ja)

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