JP3969348B2 - 記録媒体制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体から再生データを読み出す場合に消費電力を抑制して電池動作持続時間の増大を図るための記録媒体制御装置に関し、さらに詳しくは再生データおよび再生データに付随する補助情報の組が一つ以上記録された記録媒体から補助情報を読み出す場合に、消費電力を抑制して電池動作持続時間の増大を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の記録媒体制御装置において電池動作時間の増大を目的としたものとしては、例えば、特許文献1に記載されているものがあった。以下、この特許文献1に記載された内容について説明する。
【0003】
線速度一定で回転駆動されるデイスクからデ−タを光学ヘッドにより読み出し、その出力信号から生成されたエラ−信号に基づいて光学ヘッド及びスピンドルモ−タのサ−ボ制御を行う。光学ヘッドからの出力信号にデコ−ド処理を施してデ−タを一旦メモリに記憶し、デコ−ド部から出力されたデ−タの書き込み速度よりも遅い読み出し速度でデ−タの読み出しを行う。光学ヘッドによりデイスクに記録されたデ−タを読み出してメモリに書き込む第1の期間と、デ−タの読み出しを停止してメモリに記憶されデ−タの読み出しのみを行う第2の期間とを交互に設定してデイスクに記録されたデ−タを間欠的に読みだすように光学ヘッドとメモリをコントロ−ラにより制御し、第2の期間中サ−ボ制御部のサ−ボ制御動作を停止させる。このことにより、記録媒体制御装置は、無駄な電力の消費を抑えることができる。
【0004】
しかし、特許文献1に記載された構成は、再生データのように連続的に記録されたデータのみを扱う場合は、消費電流を削減するために非常に有効であるが、補助情報であるID3タグが再生データであるMP3オーディオデータの末尾に付加されている場合、ID3タグを表示デバイスに表示するために、再生前に補助情報であるID3タグを取得する必要があるため、トラバースモータにより、光ピックアップをいったん曲データの末尾まで移動させ、ID3タグ取得後、再び曲データ先頭に戻すという機械的動作が必ず生じるため、消費電流が増えるという課題が残る。
【0005】
以下、このような補助情報を扱う従来の記録媒体制御装置について、図面を参照しつつ説明する。図10は、従来の光ディスク制御装置の構成を示すブロック図、図6は曲データであるMP3(Mpeg AudioLayer 3)データのデータ構成を示す図、図7は光ディスク上の再生データ記録部の状態および補助情報記録部を読み取る光ピックアップの動作を示す図である。
【0006】
図10に示すように、光ディスク制御装置1000は、スピンドルモータ部111、光ピックアップ部112、トラバースモータ部113、システム制御部114、再生制御部1020、補助情報アクセス制御部C1021、再生データアクセス制御部122を含んで構成される。
【0007】
図6に示すように、曲データであるMP3データ610は、再生データ部であるMP3オーディオデータ611、MP3オーディオデータ611の末尾に付加される補助情報部であるID3タグ612から構成される。補助情報部であるID3タグ612はMP3オーディオデータ611の先頭に付加される場合もあるが、ここでは省略する。また、図10における光ディスク110には、MP3オーディオデータ611およびID3タグ612からなるMP3データ610が複数組記録される。
【0008】
このように構成された光ディスク制御装置1000について、図10、図6、図7を用いて説明する。図10に示すように、光ディスク制御装置1000は、スピンドルモータ部111によって光ディスク110を回転させながら、トラバースモータ部113によって光ピックアップ部112を移動させて光ディスク110上に記録されたデータを読み取り、システム制御部114によって読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する構成である。また、光ディスク110からデータを読み取る際の光ピックアップ部112のフォーカスサーボ制御およびトラッキングサーボ制御と、光ディスク110を安定に回転させるためのスピンドルモータ部111の回転制御と、光ピックアップ112を光ディスク110上の目的アクセス位置に移動させるためのトラバースモータ部113の回転制御についても、システム制御部114により行う構成である。
【0009】
ここで、外部からキー入力があった場合、再生制御部E1020は、キー入力に従って動作する。例えば、停止状態において、PLAYキーのキー入力があった場合、再生制御部E1020は、信号を再生するために再生データアクセス制御部122に対して指示を行い、再生データアクセス制御部122は、システム制御部114に対して再生データアクセスを要求する。システム制御部114は、その再生データアクセス要求により、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の再生データ位置に光ピックアップ112を移動させて目的の再生データを読み取り、読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する。さらに、再生データに補助情報(ID3タグ)が付加されている場合、再生制御部E1020は補助情報(ID3タグ)を取得するために補助情報アクセス制御部C1021に対して指示を行い、補助情報アクセス制御部C1021は、システム制御部114に対して補助情報アクセスを要求する。システム制御部114は、その補助情報アクセス要求により、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の補助情報(ID3タグ)位置に光ピックアップ112を移動させて目的の補助情報(ID3タグ)を読み取り、読み取った補助情報(ID3タグ)を再生制御部E1020により解析して表示出力する。
【0010】
図7は光ディスク110上の再生データ記録部710および補助情報記録部711を読み取るために、光ピックアップ112がトラバースモータ部113によって移動する様子を示す図である。図10において、上記PLAYキーのキー入力があった場合、再生データアクセス制御部122および補助情報アクセス制御部C1021は、システム制御部114に対して再生データアクセスおよび補助情報アクセスを要求するが、再生制御部E1020は、再生を開始する時点で補助情報であるID3タグ(例えばタイトル名など)を表示出力する必要があるため、MP3データを再生する場合は、図7に示すように、いきなり光ピックアップ112を再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータの先頭位置である(1)の位置に移動するのではなく、まず補助情報記録部711に記録されたID3タグを取得するために、補助情報アクセス要求によって、光ピックアップ部112を(3)の位置まで移動し、(3)から(4)の位置まで移動しながらID3タグを読み取る。そして、ID3タグの読み取り完了後、再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータを再生するために、再生データアクセス要求によって、光ピックアップ部112を(1)の位置まで戻し、(1)から(2)の位置まで移動しながらMP3オーディオデータを読み取りながら再生する。
【0011】
【特許文献1】
特開平7−65507号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成のように、補助情報であるID3タグが再生データであるMP3オーディオデータの末尾に付加されている場合、再生前に補助情報であるID3タグを取得する必要があるため、トラバースモータにより、光ピックアップをいったん曲データの末尾まで移動させ、ID3タグ取得後、再び曲データ先頭に戻すという機械的動作が必ず生じるため、この光ディスク制御装置が、電源供給源が有限である電池などにより動作を行う場合、電池寿命に多大な影響を及ぼし、装置の動作持続時間が短くなるという課題を有していた。
【0013】
本発明は、アクセス手段の移動を極力減らすことにより、アクセス手段の電流消費を抑制し、電池動作持続時間を増大する記録媒体制御装置を実現することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題に対処するために、本発明の記録媒体制御装置は、再生データおよび再生データに付随する補助情報の組が一つ以上記録された記録媒体に対し、再生制御部に従って、再生データアクセス制御部によって前記記録媒体から再生データを再生するための再生データアクセスを行う再生データアクセス制御と補助情報アクセス制御部によって前記記録媒体から補助情報取得を行うための補助情報アクセスを行う補助情報アクセス制御とを行うために、システム制御部によって、前記記録媒体を回転させるスピンドルモータと、前記記録媒体からデータを読み取るためのピックアップと、前記ピックアップを移動させるモータの制御を行う記録媒体制御装置であって、前記記録媒体に記録された再生データに付随する補助情報を格納する補助情報格納部と、次に再生する再生データの補助情報が前記補助情報格納部に存在するか否かに応じてアクセス指示を発生させるかどうかを判定する補助情報アクセス要否判定部とを有し、次に再生する再生データに付随する補助情報が前記補助情報格納部に存在する場合、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、前記補助情報格納部から次に再生する再生データに付随する補助情報を取得するように構成したものである。
【0015】
また、本発明の記録媒体制御装置は、再生データおよび再生データに付随する補助情報の組が一つ以上記録された記録媒体に対し、再生制御部に従って、再生データアクセス制御部によって前記記録媒体から再生データを再生するための再生データアクセスを行う再生データアクセス制御と補助情報アクセス制御部によって前記記録媒体から補助情報取得を行うための補助情報アクセスを行う補助情報アクセス制御とを行うために、システム制御部によって、前記記録媒体を回転させるスピンドルモータと、前記記録媒体からデータを読み取るためのピックアップと、前記ピックアップを移動させるトラバースモータの制御を行う記録媒体制御装置であって、再生データおよび再生データに付随する補助情報の組を記録媒体上で識別可能なユニークID(識別子)である再生IDにより管理する再生ID管理テーブル部と、再生データに付随する補助情報を格納する補助情報格納部と、現在再生している再生データの再生IDである現再生IDを記憶する再生ID記憶部と、次に再生する再生データの再生IDである次再生IDと前記再生ID記憶部に記憶した現再生IDとを比較する再生ID比較部と、前記再生ID比較部の比較結果により補助情報アクセス指示を発生させるかどうかを判定する補助情報アクセス要否判定部とを有し、前記次再生IDと前記再生ID記憶部に記憶した現再生IDとを前記再生ID比較部により比較して等しい場合、次再生IDの再生データを再生する際、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、前記補助情報格納部から次再生IDの再生データに付随する補助情報を取得するように構成したものである。
【0016】
また、本発明の記録媒体制御装置は、現再生データを繰り返し再生する繰り返し再生指示が出ているかどうかを判定する繰り返し再生判定部と、前記繰り返し再生判定部の判定結果により補助情報アクセス指示を発生させるかどうかを判定する補助情報アクセス要否判定部とを有し、前記再生制御部が現再生データを繰り返し再生するよう制御する場合、繰り返し再生のための再生データアクセスによる前記現再生データの再生の際、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、前記補助情報格納部から現再生データに付随する補助情報を取得する構成を有しても良い。
【0017】
また、本発明の記録媒体制御装置は、再生データに付随する補助情報を格納する補助情報格納部と、現再生データの先頭あるいは現再生データの現在の再生位置より前の地点にアクセスして再生を開始する再生データアクセス制御を行う指示が発せられたかどうかを 判定するリバーススキップキー判定部と、前記リバーススキップキー判定部の判定結果により補助情報アクセス指示を発生させるかどうかを判定する補助情報アクセス要否判定部とを有し、前記再生制御部が現再生データの先頭あるいは現再生データの現在の再生位置より前の地点にアクセスして再生を開始する再生データアクセス制御を行う場合、前記補助情報アクセス要否判定部は、補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、補助情報格納部から現再生データに付随する補助情報を取得する構成を有しても良い。
【0018】
また、本発明の記録媒体制御装置は、前記補助情報格納部が、再生データに付随する補助情報を再生IDと対応させて複数格納する補助情報履歴格納部であり、前記再生ID記憶部が過去に再生した再生データの再生IDを複数記憶する再生ID履歴記憶部であり、前記再生ID比較部が次に再生する再生データの再生IDである次再生IDと前記再生ID履歴記憶部に記憶した複数の再生IDとを比較して一致するものがある場合、前記次再生IDの再生データを再生する際、補助情報アクセス要否判定部は補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、再生IDをもとに前記補助情報履歴格納部から前記次再生IDの再生データに付随する補助情報を取得する構成を有しても良い。
【0019】
また、本発明の記録媒体制御装置は、前記補助情報格納部が、再生データに付随する補助情報を再生IDと対応させて複数格納する補助情報履歴格納部であり、前記再生ID記憶部が過去に再生した再生データの再生IDを複数記憶する再生ID履歴記憶部であり、さらに前記再生ID履歴記憶部により記憶した再生IDを監視し、再生頻度の少ない稀再生IDに関しては、前記再生ID履歴記憶部から前記稀再生IDを削除し、同時に、前記補助情報履歴格納部から前記稀再生IDに対応する補助情報を削除する再生頻度判定部を有し、次に再生する再生データの再生IDである次再生IDと前記再生ID履歴記憶部に記憶した複数の再生IDとを前記再生ID比較部により比較して一致するものがある場合、前記次再生IDの再生データを再生する際、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、再生IDをもとに前記補助情報履歴格納部から次再生IDの再生データに付随する補助情報を取得する構成を有しても良い。
【0020】
また、本発明の記録媒体制御装置は、前記再生ID管理テーブル部が、再生データおよび再生データに付随する補助情報の組を記録媒体上で識別可能なユニークIDと、前記記録媒体を複数の記録媒体群の中から識別可能なユニークIDの両者を再生IDとして管理する構成を有しても良い。
【0021】
また、本発明の記録媒体制御装置は、前記補助情報が記録媒体上の再生データへのアクセスに必要な情報とは異なる書誌情報である構成を有しても良い。
【0022】
また、本発明の記録媒体制御装置は、前記再生データとそれに対応する前記補助情報とが前記記録媒体上の連続する領域に記憶されている構成を有しても良い。
【0023】
本発明の記録媒体制御装置は、上記の各構成によって、次回再生するオーディオデータのIDが過去に再生済みである場合、次回再生時、補助情報を記録媒体から取得する制御を抑制することにより、アクセス手段の移動を行わずに補助情報格納手段または補助情報履歴格納手段から補助情報の再利用が可能であるため、アクセス手段の電流消費を抑制し、電池動作持続時間の増大が実現できるとともに、補助情報格納用の内部メモリを最小限に抑制するように作用する。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における、記録媒体制御装置について、図面を参照しつつ説明する。以下の各実施形態では記録媒体に光ディスクを用い、データとしてMP3(Mpeg Audio Layer 3)が記録されているものとして説明する。図1は、本実施の形態1の光ディスク制御装置の構成を示すブロック図、図6は曲データであるMP3データのデータ構成を示す図、図7は光ディスク上の再生データ記録部の状態および補助情報記録部を読み取る光ピックアップの動作を示す図、図8は再生ID管理テーブルの一例を示す図である。
【0025】
図1に示すように、光ディスク制御装置100は、スピンドルモータ部111、光ピックアップ部112、トラバースモータ部113、システム制御部114、再生制御部A120、補助情報アクセス制御部A121、再生データアクセス制御部122、再生ID管理テーブル部124、再生ID記憶部125、再生ID比較部A126、補助情報アクセス要否判定部A127、補助情報格納部A128を含んで構成される。このうち従来の光ディスク制御装置の構成を示す図10と同じ符号のものは、同じ機能を持つものである。
【0026】
図6に示すように、曲データであるMP3データ610は、再生データ部であるMP3オーディオデータ611、MP3オーディオデータ611の末尾に付加される補助情報部であるID3タグ612から構成される。補助情報部であるID3タグ612はMP3オーディオデータ611の先頭に付加される場合もあるが、ここでは省略する。また、図1における光ディスク110には、MP3オーディオデータ611およびID3タグ612からなるMP3データ610が複数組記録される。
【0027】
このように構成された光ディスク制御装置100について、図を用いて説明する。図1に示すように、光ディスク制御装置100は、スピンドルモータ部111によって光ディスク110を回転させながら、トラバースモータ部113によって光ピックアップ部112を移動させて光ディスク110上に記録されたデータを読み取り、システム制御部114によって読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する。また、光ディスク110からデータを読み取る際の光ピックアップ部112のフォーカスサーボ制御およびトラッキングサーボ制御と、光ディスク110を安定に回転させるためのスピンドルモータ部111の回転制御と、光ピックアップ112を光ディスク110上の目的アクセス位置に移動させるためのトラバースモータ部113の移動制御についても、システム制御部114により行う。
【0028】
ここで、外部からキー入力があった場合、再生制御部A120は、キー入力に従って動作する。例えば、停止状態において、PLAYキーのキー入力があった場合、再生制御部A120は、信号を再生するために再生データアクセス制御部122に対して指示を行い、再生データアクセス制御部122は、システム制御部114に対して再生データアクセスを要求する。システム制御部114は、その再生データアクセス要求により、アクセス手段として、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の再生データ位置に光ピックアップ112を移動させて目的の再生データを読み取り、読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する。
【0029】
さらに、再生データに補助情報(ID3タグ)が付加されている場合、再生制御部A120は、補助情報(ID3タグ)を取得するために補助情報アクセス制御部A121に対して指示を行い、補助情報アクセス制御部A121は、システム制御部114に対して補助情報アクセスを要求する。システム制御部114は、その補助情報アクセス要求により、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の補助情報(ID3タグ)位置に光ピックアップ112を移動させて目的の補助情報(ID3タグ)を読み取り、読み取った補助情報(ID3タグ)を再生制御部A120により解析して表示出力する。
【0030】
図7において、スピンドルモータ部111で回転駆動される光ディスク110上における、内周に再生データ記録部710が、その外周には補助情報記録部711が配置されている状態を示し、光ピックアップ部112がトラバースモータ部113によって矢印のように左右に移動する様子を示す。上記PLAYキーのキー入力があった場合、図1において、再生データアクセス制御部122および補助情報アクセス制御部A121は、システム制御部114に対して再生データアクセスおよび補助情報アクセスを要求するが、再生制御部A120は、再生を開始する時点で補助情報であるID3タグ(例えばタイトル名など)を、たとえばLCDなどの表示媒体を用いて表示出力する必要があるため、MP3データを再生する場合は、図7に示すように、いきなり光ピックアップ112を再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータの先頭位置である(1)の位置に移動するのではなく、まず補助情報記録部711に記録されたID3タグを取得するために、補助情報アクセス要求によって、光ピックアップ部112を(3)の位置まで移動し、(3)から(4)の位置まで移動しながらID3タグを読み取る。そして、ID3タグの読み取り完了後、再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータを再生するために、再生データアクセス要求によって、光ピックアップ部112を(1)の位置まで戻し、(1)から(2)の位置まで移動しながらMP3オーディオデータを読み取りながら再生する。
【0031】
ここで、補助情報アクセス制御部A121がシステム制御部114に対して補助情報アクセス要求を行う動作についてさらに詳しく説明する。再生制御部A120は、再生ID管理テーブル部124を管理する。図8に再生ID管理テーブル124の一例である再生ID管理テーブルA824を示す。再生ID管理テーブルA824は、光ディスク110に記録された複数のMP3オーディオデータそれぞれについて、光ディスク110上でユニークな再生ID(1〜N)を付与し、それぞれ光ディスク上の絶対記録位置を対応付けたものである。ただし、再生IDについては、特に自然数の連続番号に制限したものである必要はなく、また、絶対記録位置については、必ずしも必要ではない。再生制御部A120は、このような再生ID管理テーブルA824を参照し、再生動作中、再生ID記憶部125に、現在再生しているMP3オーディオデータの再生IDを一時記憶しておく。
【0032】
また、同時に、補助情報格納部A128に、現在再生しているMP3オーディオデータに付加された補助情報(ID3タグ)を記憶しておく。そして、現在再生しているMP3オーディオデータの再生が終わった際、次のMP3オーディオデータの再生を行う処理に移行するが、この時、再生ID比較部A126により、次に再生するMP3オーディオデータの再生IDと、さきほど再生ID記憶部125に一時記憶しておいた前回再生したMP3オーディオデータの再生IDを比較し、もし同一IDであれば、補助情報アクセス要否判定部A127により、補助情報アクセス制御部A121に対して補助情報アクセスの指示を行わず、補助情報再利用の指示を行うことにより、補助情報アクセス制御部A121は、システム制御部114に対して光ディスク110から補助情報を再取得するためのアクセス要求を行わず、補助情報格納部A128に対して、記憶しておいた補助情報(ID3タグ)を取得するための要求を行って補助情報(ID3タグ)の再利用を実現する。
【0033】
(実施の形態2)
以下本発明の実施の形態2における記録媒体制御装置について、図面を参照しつつ説明する。図2は、本実施の形態2の光ディスク制御装置の構成を示すブロック図であり、前出の図6および図7を併用して説明する。
【0034】
図2に示すように、光ディスク制御装置200は、スピンドルモータ部111、光ピックアップ部112、トラバースモータ部113、システム制御部114、再生制御部B220、補助情報アクセス制御部A121、再生データアクセス制御部122、1曲リピート比較部226、補助情報アクセス要否判定部A127、補助情報格納部B228を含んで構成される。実施の形態1と同じ機能の部分には同じ符号を付けている。
【0035】
図2における光ディスク110には、図6に示すMP3オーディオデータ611およびID3タグ612からなるMP3データ610が複数組記録される。
【0036】
このように構成された光ディスク制御装置200について、図を用いて説明する。図2に示すように、光ディスク制御装置200は、スピンドルモータ部111によって光ディスク110を回転させながら、トラバースモータ部113によって光ピックアップ部112を移動させて光ディスク110上に記録されたデータを読み取り、システム制御部114によって読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する。また、光ディスク110からデータを読み取る際の光ピックアップ部112のフォーカスサーボ制御およびトラッキングサーボ制御と、光ディスク110を安定に回転させるためのスピンドルモータ部111の回転制御と、光ピックアップ112を光ディスク110上の目的アクセス位置に移動させるためのトラバースモータ部113の回転制御についても、システム制御部114により行う。
【0037】
ここで、外部からキー入力があった場合、再生制御部B220は、キー入力に従って動作する。例えば、停止状態において、PLAYキーのキー入力があった場合、再生制御部B220は、信号を再生するために再生データアクセス制御部122に対して指示を行い、再生データアクセス制御部122は、システム制御部114に対して再生データアクセスを要求する。システム制御部114は、その再生データアクセス要求により、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の再生データ位置に光ピックアップ112を移動させて目的の再生データを読み取り、読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する。
【0038】
さらに、再生データに補助情報(ID3タグ)が付加されている場合、再生制御部B220は、補助情報(ID3タグ)を取得するために補助情報アクセス制御部A121に対して指示を行い、補助情報アクセス制御部A121は、システム制御部114に対して補助情報アクセスを要求する。システム制御部114は、その補助情報アクセス要求により、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の補助情報(ID3タグ)位置に光ピックアップ112を移動させて目的の補助情報(ID3タグ)を読み取り、読み取った補助情報(ID3タグ)を再生制御部B220により解析して表示出力する。
【0039】
上記PLAYキーのキー入力があった場合、図2において、再生データアクセス制御部122および補助情報アクセス制御部A121は、システム制御部114に対して再生データアクセスおよび補助情報アクセスを要求するが、再生制御部B220は、再生を開始する時点で補助情報であるID3タグ(例えばタイトル名など)を表示出力する必要があるため、MP3データを再生する場合は、図7に示すように、いきなり光ピックアップ112を再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータの先頭位置である(1)の位置に移動するのではなく、まず補助情報記録部711に記録されたID3タグを取得するために、補助情報アクセス要求によって、光ピックアップ部112を(3)の位置まで移動し、(3)から(4)の位置まで移動しながらID3タグを読み取る。そして、ID3タグの読み取り完了後、再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータを再生するために、再生データアクセス要求によって、光ピックアップ部112を(1)の位置まで戻し、(1)から(2)の位置まで移動しながらMP3オーディオデータを読み取りながら再生する。
【0040】
ここで、補助情報アクセス制御部A121がシステム制御部114に対して補助情報アクセス要求を行う動作についてさらに詳しく説明する。再生制御部B220は、キー入力あるいはその他の手段により再生データの再生順序(再生モード)を制御可能である。ここで言う再生モードとは、例えば、そのMP3オーディオデータ1曲のみ繰り返し再生する「1曲リピート」、光ディスク110に記録されたすべてのMP3オーディオデータを繰り返し再生する「全曲リピート」、光ディスク110に記録されたすべてのMP3オーディオデータをランダム順に再生する「ランダム」、光ディスク110に記録されたすべてのMP3オーディオデータをランダム順に繰り返し再生する「ランダムリピート」等を示す。再生制御部B220は、このような再生モードに従い動作する。再生動作中、補助情報格納部B228に、現在再生しているMP3オーディオデータに付加された補助情報(ID3タグ)を記憶しておく。そして、現在再生しているMP3オーディオデータの再生が終わった際、次のMP3オーディオデータの再生を行う処理に移行するが、この時、1曲リピート比較部226により、現在の再生モードが現に再生しているデータを繰り返し再生する1曲リピートであるかどうかを比較し、もし1曲リピートであれば、補助情報アクセス要否判定部A127により、補助情報アクセス制御部A121に対して補助情報アクセスの指示を行わず、補助情報再利用の指示を行うことにより、補助情報アクセス制御部A121は、システム制御部114に対して光ディスク110から補助情報を再取得するためのアクセス要求を行わず、補助情報格納部B228に対して、記憶しておいた補助情報(ID3タグ)を取得するための要求を行って補助情報(ID3タグ)の再利用を実現する。
【0041】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3における、記録媒体制御装置について、図面を参照しつつ説明する。図3は、本実施の形態3の光ディスク制御装置の構成を示すブロック図であり、前出の図6および図7を併用して説明する。
【0042】
図3に示すように、光ディスク制御装置300は、スピンドルモータ部111、光ピックアップ部112、トラバースモータ部113、システム制御部114、再生制御部C320、補助情報アクセス制御部A121、再生データアクセス制御部122、リバースSKIPキー比較部326、補助情報アクセス要否判定部A127、補助情報格納部B228を含んで構成される。上記各実施の形態と同じ機能の部分には同じ符号を付けている。
【0043】
図3における光ディスク110には、図6に示すMP3オーディオデータ611およびID3タグ612からなるMP3データ610が複数組記録される。
【0044】
このように構成された光ディスク制御装置300について、図を用いて説明する。図3に示すように、光ディスク制御装置300は、スピンドルモータ部111によって光ディスク110を回転させながら、トラバースモータ部113によって光ピックアップ部112を移動させて光ディスク110上に記録されたデータを読み取り、システム制御部114によって読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する。また、光ディスク110からデータを読み取る際の光ピックアップ部112のフォーカスサーボ制御およびトラッキングサーボ制御と、光ディスク110を安定に回転させるためのスピンドルモータ部111の回転制御と、光ピックアップ112を光ディスク110上の目的アクセス位置に移動させるためのトラバースモータ部113の回転制御についても、システム制御部114により行う。
【0045】
ここで、外部からキー入力があった場合、再生制御部C320は、キー入力に従って動作する。例えば、停止状態において、PLAYキーのキー入力があった場合、再生制御部C320は、信号を再生するために再生データアクセス制御部122に対して指示を行い、再生データアクセス制御部122は、システム制御部114に対して再生データアクセスを要求する。システム制御部114は、その再生データアクセス要求により、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の再生データ位置に光ピックアップ112を移動させて目的の再生データを読み取り、読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する。
【0046】
さらに、再生データに補助情報(ID3タグ)が付加されている場合、再生制御部C320は、補助情報(ID3タグ)を取得するために補助情報アクセス制御部A121に対して指示を行い、補助情報アクセス制御部A121は、システム制御部114に対して補助情報アクセスを要求する。システム制御部114は、その補助情報アクセス要求により、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の補助情報(ID3タグ)位置に光ピックアップ112を移動させて目的の補助情報(ID3タグ)を読み取り、読み取った補助情報(ID3タグ)を再生制御部C320により解析して表示出力する。
【0047】
上記PLAYキーのキー入力があった場合、図3において、再生データアクセス制御部122および補助情報アクセス制御部A121は、システム制御部114に対して再生データアクセスおよび補助情報アクセスを要求するが、再生制御部C320は、再生を開始する時点で補助情報であるID3タグ(例えばタイトル名など)を表示出力する必要があるため、MP3データを再生する場合は、図7に示すように、いきなり光ピックアップ112を再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータの先頭位置である(1)の位置に移動するのではなく、まず補助情報記録部711に記録されたID3タグを取得するために、補助情報アクセス要求によって、光ピックアップ部112を(3)の位置まで移動し、(3)から(4)の位置まで移動しながらID3タグを読み取る。そして、ID3タグを読み取り完了後、再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータを再生するために、再生データアクセス要求によって、光ピックアップ部112を(1)の位置まで戻し、(1)から(2)の位置まで移動しながらMP3オーディオデータを読み取りながら再生する。
【0048】
ここで、補助情報アクセス制御部A121がシステム制御部114に対して補助情報アクセス要求を行う動作についてさらに詳しく説明する。再生制御部C320は、キー入力あるいはその他の手段により再生データの再生位置を制御可能である。ここで言う再生位置は、光ディスク制御装置300をある再生データの先頭位置から再生開始させる"PLAYキー"、現在再生しているMP3オーディオデータから次のMP3オーディオデータの再生動作へ移行させる「フォワードSKIPキー」、現在再生しているMP3オーディオデータの先頭位置(または途中)から再生再開する動作へ移行させる「リバースSKIPキー」等のキー入力あるいはその他の手段により決定される。再生制御部C320は、再生位置を決定するキー入力あるいはその他の手段に従い動作する。再生動作中、補助情報格納部B228に、現在再生しているMP3オーディオデータに付加された補助情報(ID3タグ)を記憶しておく。そして、例えば、何らかのキー入力(あるいはその他の手段)が生じた場合、再生制御部C320は、そのキー入力(あるいはその他の手段)に従って動作状態を変化させるが、この時、リバースSKIPキー比較部326により、入力されたキー入力(あるいはその他の手段)の指示の種別が、現在の再生データの先頭あるいは現在の再生データの現在の再生位置より前の地点から再生再開するリバースSKIPキーかどうかを比較し、もしリバースSKIPキーであれば、補助情報アクセス要否判定部A127により、補助情報アクセス制御部A121に対して補助情報アクセスの指示を行わず、補助情報再利用の指示を行うことにより、補助情報アクセス制御部A121は、システム制御部114に対して光ディスク110から補助情報を再取得するためのアクセス要求を行わず、補助情報格納部B228に対して、記憶しておいた補助情報(ID3タグ)を取得するための要求を行って補助情報(ID3タグ)の再利用を実現する。
【0049】
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4における、記録媒体制御装置について、図面を参照しつつ説明する。図4は、本実施の形態4の光ディスク制御装置の構成を示すブロック図、、図9は再生ID管理テーブルの一例を示す図であり、前出の図6、図7および図8を併用して説明する。
【0050】
図4に示すように、光ディスク制御装置400は、スピンドルモータ部111、光ピックアップ部112、トラバースモータ部113、システム制御部114、再生制御部D420、補助情報アクセス制御部B421、再生データアクセス制御部122、再生ID管理テーブル部124、再生ID履歴記憶部A425、再生ID比較部B426、補助情報アクセス要否判定部B427、補助情報履歴格納部A428を含んで構成される。上記各実施の形態と同じ機能の部分には同じ符号を付けている。図4における光ディスク110には、図6に示すMP3オーディオデータ611およびID3タグ612からなるMP3データ610が複数組記録される。
【0051】
このように構成された光ディスク制御装置400について、図を用いて説明する。図4に示すように、光ディスク制御装置400は、スピンドルモータ部111によって光ディスク110を回転させながら、トラバースモータ部113によって光ピックアップ部112を移動させて光ディスク110上に記録されたデータを読み取り、システム制御部114によって読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する。また、光ディスク110からデータを読み取る際の光ピックアップ部112のフォーカスサーボ制御およびトラッキングサーボ制御と、光ディスク110を安定に回転させるためのスピンドルモータ部111の回転制御と、光ピックアップ112を光ディスク110上の目的アクセス位置に移動させるためのトラバースモータ部113の回転制御についても、システム制御部114により行う。
【0052】
ここで、外部からキー入力があった場合、再生制御部D420は、キー入力に従って動作する。例えば、停止状態において、PLAYキーのキー入力があった場合、再生制御部D420は、信号を再生するために再生データアクセス制御部122に対して指示を行い、再生データアクセス制御部122は、システム制御部114に対して再生データアクセスを要求する。システム制御部114は、その再生データアクセス要求により、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の再生データ位置に光ピックアップ112を移動させて目的の再生データを読み取り、読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する。
【0053】
さらに、再生データに補助情報(ID3タグ)が付加されている場合、再生制御部D420は、補助情報(ID3タグ)を取得するために補助情報アクセス制御部B421に対して指示を行い、補助情報アクセス制御部B421は、システム制御部114に対して補助情報アクセスを要求する。システム制御部114は、その補助情報アクセス要求により、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の補助情報(ID3タグ)位置に光ピックアップ112を移動させて目的の補助情報(ID3タグ)を読み取り、読み取った補助情報(ID3タグ)を再生制御部D420により解析して表示出力する。
【0054】
上記PLAYキーのキー入力があった場合、図4において、再生データアクセス制御部122および補助情報アクセス制御部B421は、システム制御部114に対して再生データアクセスおよび補助情報アクセスを要求するが、再生制御部D420は、再生を開始する時点で補助情報であるID3タグ(例えばタイトル名など)を表示出力する必要があるため、MP3データを再生する場合は、図7に示すように、いきなり光ピックアップ112を再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータの先頭位置である(1)の位置に移動するのではなく、まず補助情報記録部711に記録されたID3タグを取得するために、補助情報アクセス要求によって、光ピックアップ部112を(3)の位置まで移動し、(3)から(4)の位置まで移動しながらID3タグを読み取る。そして、ID3タグを読み取り完了後、再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータを再生するために、再生データアクセス要求によって、光ピックアップ部112を(1)の位置まで戻し、(1)から(2)の位置まで移動しながらMP3オーディオデータを読み取りながら再生する。
【0055】
ここで、補助情報アクセス制御部B421がシステム制御部114に対して補助情報アクセス要求を行う動作についてさらに詳しく説明する。再生制御部D420は、再生ID管理テーブル部124を管理する。図8に示す再生ID管理テーブル124の一例である再生ID管理テーブルA824は、光ディスク110に記録された複数のMP3オーディオデータそれぞれについて、光ディスク110上でユニークな再生ID(1〜N)を付与し、それぞれ光ディスク上の絶対記録位置を対応付けたものである。ただし、再生IDについては、特に自然数の連続番号に制限したものである必要はなく、また、絶対記録位置については、必ずしも必要ではない。再生制御部D420は、このような再生ID管理テーブルA824を参照し、再生動作中、再生ID履歴記憶部A425に、これまでに再生したすべての(あるいは有限個の)MP3オーディオデータの再生IDを一時記憶しておく。また、同時に、補助情報履歴格納部A428に、これまでに再生したすべての(あるいは有限個の)MP3オーディオデータに付加された補助情報(ID3タグ)を再生IDと対応させて記憶しておく。そして、現在再生しているMP3オーディオデータの再生が終わった際、次のMP3オーディオデータの再生を行う処理に移行するが、この時、再生ID比較部B426により、次に再生するMP3オーディオデータの再生IDと、これまでに再生ID履歴記憶部A425に一時記憶しておいたこれまで再生したすべての(あるいは有限個の)MP3オーディオデータの再生IDを比較し、もし同一IDが存在すれば、補助情報アクセス要否判定部B427により、補助情報アクセス制御部B421に対して補助情報アクセスの指示を行わず、再生IDとともに補助情報再利用の指示を行うことにより、補助情報アクセス制御部B421は、システム制御部114に対して光ディスク110から補助情報を再取得するためのアクセス要求を行わず、補助情報履歴格納部A428に対して、記憶しておいた補助情報(ID3タグ)の中から指定した再生IDに対応する補助情報(ID3タグ)を取得するための要求を行って補助情報(ID3タグ)の再利用を実現する。
【0056】
なお、図9に再生ID管理テーブル124の一例である再生ID管理テーブルB924を示す。再生ID管理テーブルB924は、光ディスク110を特定するために光ディスクごとにユニークな光ディスクID(1〜M)を付与し、さらに、光ディスク110に記録された複数のMP3オーディオデータそれぞれについて、光ディスク110上でユニークな再生ID(1〜N)を付与し、それぞれ光ディスク上の絶対記録位置を対応付けたものである。ただし、光ディスクID、再生IDについては、特に自然数の連続番号に制限したものである必要はなく、また、絶対記録位置については、必ずしも必要ではない。このように、再生IDだけでなく、同時に光ディスクIDも管理し、再生ID履歴記憶部A425、再生ID比較部B426、補助情報履歴格納部A428において、光ディスクIDと再生IDのペアを再生IDとして同様に処理することにより、複数の光ディスクにまたがって上記処理を実現することも可能である。
【0057】
(実施の形態5)
以下、本発明の実施の形態5における、記録媒体制御装置について、図面を参照しつつ説明する。図5は、本実施の形態5の光ディスク制御装置の構成を示すブロック図であり、前出の図6、図7および図8を併用して説明する。
【0058】
図5に示すように、光ディスク制御装置500は、スピンドルモータ部111、光ピックアップ部112、トラバースモータ部113、システム制御部114、再生制御部D420、補助情報アクセス制御部B421、再生データアクセス制御部122、再生ID管理テーブル部124、再生ID履歴記憶部B525、再生ID比較部B426、補助情報アクセス要否判定部B427、補助情報履歴格納部B528、再生頻度判定部529を含んで構成される。
【0059】
図5における光ディスク110には、図6に示すMP3オーディオデータ611およびID3タグ612からなるMP3データ610が複数組記録される。
【0060】
このように構成された光ディスク制御装置500について、図を用いて説明する。図5に示すように、光ディスク制御装置500は、スピンドルモータ部111によって光ディスク110を回転させながら、トラバースモータ部113によって光ピックアップ部112を移動させて光ディスク110上に記録されたデータを読み取り、システム制御部114によって読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する。また、光ディスク110からデータを読み取る際の光ピックアップ部112のフォーカスサーボ制御およびトラッキングサーボ制御と、光ディスク110を安定に回転させるためのスピンドルモータ部111の回転制御と、光ピックアップ112を光ディスク110上の目的アクセス位置に移動させるためのトラバースモータ部113の回転制御についても、システム制御部114により行う。
【0061】
ここで、外部からキー入力があった場合、再生制御部D420は、キー入力に従って動作する。例えば、停止状態において、PLAYキーのキー入力があった場合、再生制御部D420は、信号を再生するために再生データアクセス制御部122に対して指示を行い、再生データアクセス制御部122は、システム制御部114に対して再生データアクセスを要求する。システム制御部114は、その再生データアクセス要求により、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の再生データ位置に光ピックアップ112を移動させて目的の再生データを読み取り、読み取ったデータを信号処理し、再生信号としてL信号、R信号を出力する。さらに、再生データに補助情報(ID3タグ)が付加されている場合、再生制御部D420は、補助情報(ID3タグ)を取得するために補助情報アクセス制御部B421に対して指示を行い、補助情報アクセス制御部B421は、システム制御部114に対して補助情報アクセスを要求する。システム制御部114は、その補助情報アクセス要求により、スピンドルモータ部111、トラバースモータ部113を制御し、光ディスク110上の目的の補助情報(ID3タグ)位置に光ピックアップ112を移動させて目的の補助情報(ID3タグ)を読み取り、読み取った補助情報(ID3タグ)を再生制御部D420により解析して表示出力する。
【0062】
上記PLAYキーのキー入力があった場合、図5において、再生データアクセス制御部122および補助情報アクセス制御部B421は、システム制御部114に対して再生データアクセスおよび補助情報アクセスを要求するが、再生制御部D420は、再生を開始する時点で補助情報であるID3タグ(例えばタイトル名など)を表示出力する必要があるため、MP3データを再生する場合は、図7に示すように、いきなり光ピックアップ112を再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータの先頭位置である(1)の位置に移動するのではなく、まず補助情報記録部711に記録されたID3タグを取得するために、補助情報アクセス要求によって、光ピックアップ部112を(3)の位置まで移動し、(3)から(4)の位置まで移動しながらID3タグを読み取る。そして、ID3タグの読み取り完了後、再生データ記録部710に記録されたMP3オーディオデータを再生するために、再生データアクセス要求によって、光ピックアップ部112を(1)の位置まで戻し、(1)から(2)の位置まで移動しながらMP3オーディオデータを読み取りながら再生する。
【0063】
ここで、補助情報アクセス制御部B421がシステム制御部114に対して補助情報アクセス要求を行う動作についてさらに詳しく説明する。再生制御部D420は、再生ID管理テーブル部124を管理する。図8に示す再生ID管理テーブル124の一例である再生ID管理テーブルA824は、光ディスク110に記録された複数のMP3オーディオデータそれぞれについて、光ディスク110上でユニークな再生ID(1〜N)を付与し、それぞれ光ディスク上の絶対記録位置を対応付けたものである。ただし、再生IDについては、特に自然数の連続番号に制限したものである必要はなく、また、絶対記録位置については、必ずしも必要ではない。再生制御部D420は、このような再生ID管理テーブルA824を参照し、再生動作中、再生ID履歴記憶部B525に、これまでに再生したすべての(あるいは有限個の)MP3オーディオデータの再生IDを一時記憶しておく。また、同時に、補助情報履歴格納部B528に、これまでに再生したすべての(あるいは有限個の)MP3オーディオデータに付加された補助情報(ID3タグ)を再生IDと対応させて記憶しておく。そして、現在再生しているMP3オーディオデータの再生が終わった際、次のMP3オーディオデータの再生を行う処理に移行するが、この時、再生ID比較部B426により、次に再生するMP3オーディオデータの再生IDと、これまでに再生ID履歴記憶部B525に一時記憶しておいたこれまで再生したすべての(あるいは有限個の)MP3オーディオデータの再生IDを比較し、もし同一IDが存在すれば、補助情報アクセス要否判定部B427により、補助情報アクセス制御部B421に対して補助情報アクセスの指示を行わず、再生IDとともに補助情報再利用の指示を行うことにより、補助情報アクセス制御部B421は、システム制御部114に対して光ディスク110から補助情報を再取得するためのアクセス要求を行わず、補助情報履歴格納部B528に対して、記憶しておいた補助情報(ID3タグ)の中から指定した再生IDに対応する補助情報(ID3タグ)を取得するための要求を行って補助情報(ID3タグ)の再利用を実現する。さらに、再生ID履歴記憶部B525および補助情報履歴格納部B528に、これまで再生したすべての(あるいは有限個の)再生IDや補助情報(ID3タグ)を覚えておくためには、巨大なメモリが必要となるため、再生頻度判定部529により、再生される再生IDを常時監視し続け、再生頻度の低い再生IDについては、再生ID履歴記憶部B525および補助情報履歴格納部B528に対して、削除命令を指示することにより、記憶する再生IDと補助情報(ID3タグ)を最小限に抑制し、再生頻度の高い再生IDのみに対する補助情報(ID3タグ)の再利用をより効率的に実現する。
【0064】
なお、図9に示す再生ID管理テーブル124の一例である再生ID管理テーブルB924は、実施の形態4で述べたように、光ディスク110を特定するために光ディスクごとにユニークな光ディスクID(1〜M)を付与し、さらに、光ディスク110に記録された複数のMP3オーディオデータそれぞれについて、光ディスク110上でユニークな再生ID(1〜N)を付与し、それぞれ光ディスク上の絶対記録位置を対応付けたものである。このように、再生IDだけでなく、同時に光ディスクIDも管理し、再生ID履歴記憶部B525、再生ID比較部B426、補助情報履歴格納部B528、再生頻度判定部529において、光ディスクIDと再生IDのペアを再生IDとして同様に処理することにより、複数の光ディスクにまたがって上記処理を実現することも可能である。
【0065】
また、上記各実施の形態では、記録媒体制御装置が制御する記録媒体が光ディスクであるとして、スピンドルモータ、トラバースモータ、光ピックアップを組み合わせて記録媒体からデータを読み取る構成として説明したが、記録媒体としては、光ディスクに限らず、磁気ディスクなど、これ以外の記録媒体を用いることも可能であり、従って記録媒体からのピックアップ手段としては、光ピックアップに限らずこれ以外の読み取り構成も適用可能であるため、それらを除外するものではない。
【0066】
また、上記各実施の形態では、光ディスクに記録された再生データがMP3オーディオデータであり、MP3オーディオデータの末尾に補助情報(ID3タグ)が付加されている場合として説明したが、これに限らず、MP3オーディオデータの先頭に補助情報(ID3タグ)が付加されている場合や、MPEGビデオデータ、WMA(Windows(R) Media Audio)データなど、補助情報を含んだ様々なデータについても適用可能であるため、それらを除外するものではない。
【0067】
さらに、上記各実施の形態では、光ピックアップの移動をトラバースモータにより実現する構成として説明したが、アーム式(ある支点を基準に円弧上に移動する方式)の場合など、ピックアップ手段を駆動するピックアップ駆動手段にはこれ以外の構成も適用可能であるため、それらを除外するものではない。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の記録媒体制御装置によれば、たとえば光ディスクなどの記録媒体に記録された、たとえばMP3オーディオデータなどの再生データを再生しながら、それに付随するたとえばID3タグなどの補助情報をLCDなどの表示媒体に表示するような記録媒体制御装置を電池で動作させる場合において、 (1)現在再生しているオーディオデータのIDと次回再生するオーディオデータのIDが等しい場合、次回再生時、IDタグなどの補助情報を記録媒体から取得する制御を抑制することにより、アクセス手段、すなわち光ピックアップのトラバースモータによる移動などを行わずに内部メモリからID3タグなどの補助情報の再利用が可能であるため、アクセス手段の電流消費を抑制し、電池動作持続時間の増大が実現できる。
【0069】
(2)現在再生している再生モードが1曲リピートモードである場合、繰り返し2回目以降は、補助情報を記録媒体から取得する制御を抑制することにより、アクセス手段による移動を行わずに内部メモリから補助情報の再利用が可能であるため、トラバースモータの電流消費を抑制し、電池動作持続時間の増大が実現できる。
【0070】
(3)オーディオデータ再生中、キー入力などにより、そのオーディオデータの先頭または途中に戻って再生再開する場合、再生再開時、補助情報を光ディスクから取得する制御を抑制することにより、アクセス手段による移動を行わずに内部メモリから補助情報の再利用が可能であるため、アクセス手段の電流消費を抑制し、電池動作持続時間の増大が実現できる。
【0071】
(4)これまでに再生したオーディオデータのIDを記憶しておき、次回再生するオーディオデータのIDが過去に再生済みである場合、次回再生時、補助情報を記録媒体から取得する制御を抑制することにより、アクセス手段による移動を行わずに内部メモリから補助情報の再利用が可能であるため、アクセス手段の電流消費を抑制し、電池動作持続時間の増大が実現できる。
【0072】
(5)これまでに再生したオーディオデータのIDを再生頻度に応じて最小限に記憶しておき、次回再生するオーディオデータのIDが過去に再生済みである場合、次回再生時、補助情報を記録媒体から取得する制御を抑制することにより、アクセス手段の移動を行わずに内部メモリから補助情報の再利用が可能であるため、アクセス手段の電流消費を抑制し、電池動作持続時間の増大が実現できるとともに、補助情報格納用の内部メモリを最小限に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における記録媒体制御装置(光ディスク制御装置)の構成を示すブロック図
【図2】 本発明の実施の形態2における記録媒体制御装置の構成を示すブロック図
【図3】 本発明の実施の形態3における記録媒体制御装置の構成を示すブロック図
【図4】 本発明の実施の形態4における記録媒体制御装置の構成を示すブロック図
【図5】 本発明の実施の形態5における記録媒体制御装置の構成を示すブロック図
【図6】 本発明の各実施の形態における、曲データであるMP3データのデータ構成を示す図
【図7】 本発明の各実施の形態における光ディスク上の再生データ記録部の状態および補助情報記録部を読み取る光ピックアップの動作を示す図
【図8】 本発明の各実施の形態における再生ID管理テーブルの一例を示す図
【図9】 本発明の各実施の形態における再生ID管理テーブルの一例を示す図
【図10】 従来の記録媒体制御装置(光ディスク制御装置)の構成を示すブロック図
【符号の説明】
100 光ディスク制御装置
110 光ディスク
111 スピンドルモータ部
112 光ピックアップ部
113 トラバースモータ部
114 システム制御部
120 再生制御部A
121 補助情報アクセス制御部A
122 再生データアクセス制御部
124 再生ID管理テーブル部
125 再生ID記憶部
126 再生ID比較部A
127 補助情報アクセス要否判定部A
128 補助情報格納部A
200 光ディスク制御装置
220 再生制御部B
226 1曲リピート比較部
228 補助情報格納部B
300 光ディスク制御装置
320 再生制御部C
326 リバースSKIPキー比較部
400 光ディスク制御装置
420 再生制御部D
421 補助情報アクセス制御部B
425 再生ID履歴記憶部A
426 再生ID比較部B
427 補助情報アクセス要否判定部B
428 補助情報履歴格納部A
500 光ディスク制御装置
525 再生ID履歴記憶部B
528 補助情報履歴格納部B
529 再生頻度判定部
Claims (9)
- 再生データおよび再生データに付随する補助情報の組を一つ以上有し、前記補助情報が前記再生データの末尾に連続して記録された記録媒体に対し、
再生制御部に従って、再生データアクセス制御部によって前記記録媒体から再生データを再生するための再生データアクセスを行う再生データアクセス制御と、補助情報アクセス制御部によって前記記録媒体から補助情報取得を行うための補助情報アクセスを行う補助情報アクセス制御と、を行うために、
システム制御部によって、前記記録媒体を回転させるスピンドルモータと、前記記録媒体からデータを読み取るためのピックアップと、前記ピックアップを移動させるトラバースモータの制御を行う記録媒体制御装置であって、
前記記録媒体に記録された再生データに付随する補助情報を格納する補助情報格納部と、
次に再生する再生データである次再生データの補助情報が前記補助情報格納部に存在するか否かに応じてアクセス指示を発生させるかどうかを判定する補助情報アクセス要否判定部とを有し、
前記次再生データを再生する際、
前記次再生データに付随する補助情報が前記補助情報格納部に存在しない場合、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生し、前記補助情報アクセス制御部は、前記システム制御部によってトラバースモータが当該次再生データを通過して当該次再生データの末尾まで移動するよう制御を行って前記記録媒体から当該次再生データの末尾に連続して記録された当該次再生データに付随する補助情報を取得し、
前記次再生データに付随する補助情報が前記補助情報格納部に存在する場合、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、前記補助情報格納部から当該次再生データに付随する補助情報を取得することを特徴とする記録媒体制御装置。 - 再生データおよび再生データに付随する補助情報の組を一つ以上有し、前記補助情報が前記再生データの末尾に連続して記録された記録媒体に対し、
再生制御部に従って、再生データアクセス制御部によって前記記録媒体から再生データを再生するための再生データアクセスを行う再生データアクセス制御と、補助情報アクセス制御部によって前記記録媒体から補助情報取得を行うための補助情報アクセスを行う補助情報アクセス制御と、を行うために、
システム制御部によって、前記記録媒体を回転させるスピンドルモータと、前記記録媒体からデータを読み取るためのピックアップと、前記ピックアップを移動させるトラバースモータの制御を行う記録媒体制御装置であって、
再生データおよび再生データに付随する補助情報の組を記録媒体上で識別可能なユニークIDである再生IDにより管理する再生ID管理テーブル部と、
再生データに付随する補助情報を格納する補助情報格納部と、
現在再生している再生データの再生IDである現再生IDを記憶する再生ID記憶部と、
次に再生する再生データの再生IDである次再生IDと前記再生ID記憶部に記憶した前記現再生IDとを比較する再生ID比較部と、
前記再生ID比較部の比較結果により補助情報アクセス指示を発生させるかどうかを判定する補助情報アクセス要否判定部とを有し、
前記次再生IDに対応する再生データを再生する際、
前記次再生IDと前記再生ID記憶部に記憶した前記現再生IDとを前記再生ID比較部により比較して等しくない場合、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生し、前記補助情報アクセス制御部は、前 記システム制御部によってトラバースモータが当該次再生IDに対応する再生データを通過して当該次再生IDに対応する再生データの末尾まで移動するよう制御を行って前記記録媒体から当該次再生IDに対応する再生データの末尾に連続して記録された当該次再生IDに対応する再生データに付随する補助情報を取得し、
前記次再生IDと前記再生ID記憶部に記憶した前記現再生IDとを前記再生ID比較部により比較して等しい場合、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、前記補助情報格納部から当該次再生IDに対応する再生データに付随する補助情報を取得することを特徴とする記録媒体制御装置。 - 再生データおよび再生データに付随する補助情報の組を一つ以上有し、前記補助情報が前記再生データの末尾に連続して記録された記録媒体に対し、
再生制御部に従って、再生データアクセス制御部によって前記記録媒体から再生データを再生するための再生データアクセスを行う再生データアクセス制御と、補助情報アクセス制御部によって前記記録媒体から補助情報取得を行うための補助情報アクセスを行う補助情報アクセス制御と、を行うために、
システム制御部によって、前記記録媒体を回転させるスピンドルモータと、前記記録媒体からデータを読み取るためのピックアップと、前記ピックアップを移動させるトラバースモータの制御を行う記録媒体制御装置であって、
再生データに付随する補助情報を格納する補助情報格納部と、
現在再生している再生データである現再生データを繰り返し再生する繰り返し再生指示が出ているかどうかを判定する繰り返し再生判定部と、
前記繰り返し再生判定部の判定結果により補助情報アクセス指示を発生させるかどうかを判定する補助情報アクセス要否判定部とを有し、
次に再生する再生データである次再生データを再生する際、
前記再生制御部が前記現再生データを繰り返し再生するよう制御しない場合、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生し、前記補助情報アクセス制御部は、システム制御部によってトラバースモータが当該次再生データを通過して当該次再生データの末尾まで移動するよう制御を行って前記記録媒体から当該次再生データの末尾に連続して記録された当該次再生データに付随する補助情報を取得し、
前記再生制御部が前記現再生データを繰り返し再生するよう制御する場合、繰り返し再生のための再生データアクセスによる前記現再生データの再生の際、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、前記補助情報格納部から前記現再生データに付随する補助情報を取得することを特徴とする記録媒体制御装置。 - 再生データおよび再生データに付随する補助情報の組を一つ以上有し、前記補助情報が前記再生データの末尾に連続して記録された記録媒体に対し、
再生制御部に従って、再生データアクセス制御部によって前記記録媒体から再生データを再生するための再生データアクセスを行う再生データアクセス制御と、補助情報アクセス制御部によって前記記録媒体から補助情報取得を行うための補助情報アクセスを行う補助情報アクセス制御と、を行うために、
システム制御部によって、前記記録媒体を回転させるスピンドルモータと、前記記録媒体からデータを読み取るためのピックアップと、前記ピックアップを移動させるトラバースモータの制御を行う記録媒体制御装置であって、
再生データに付随する補助情報を格納する補助情報格納部と、
現在再生している再生データである現再生データの先頭あるいは現再生データの現在の再生位置より前の地点にアクセスして再生を開始する再生データアクセス制御を行う指示が発せられたかどうかを判定するリバーススキップキー判定部と、
前記リバーススキップキー判定部の判定結果により補助情報アクセス指示を発生させるかどうかを判定する補助情報アクセス要否判定部とを有し、
次に再生する再生データである次再生データを再生する際、
前記再生制御部が前記現再生データの先頭あるいは前記現再生データの現在の再生位置より前の地点にアクセスして再生を開始する再生データアクセス制御を行わない場合、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生し、前記補助情報アクセス制御部は、システム制御部によってトラバースモータが当該次再生データを通過して当該次再生データの末尾まで移動するよう制御を行って前記記録媒体から当該次再生データの末尾に連続して記録された当該次再生データに付随する補助情報を取得し、
前記再生制御部が前記現再生データの先頭あるいは前記現再生データの現在の再生位置より前の地点にアクセスして再生を開始する再生データアクセス制御を行う場合、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、前記補助情報格納部から前記現再生データに付随する補助情報を取得することを特徴とする記録媒体制御装置。 - 前記補助情報格納部が再生データに付随する補助情報を再生IDと対応させて複数格納する補助情報履歴格納部であり、前記再生ID記憶部が過去に再生した再生データの再生IDを複数記憶する再生ID履歴記憶部であり、次に再生する再生データの再生IDである次再生IDと前記再生ID比較部が前記再生ID履歴記憶部に記憶した複数の再生IDとを比較して一致するものがある場合、前記次再生IDの再生データを再生する際、補助情報アクセス要否判定部は補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、再生IDをもとに前記補助情報履歴格納部から前記次再生IDの再生データに付随する補助情報を取得すること特徴とする請求項2に記載の記録媒体制御装置。
- 前記補助情報格納部が、再生データに付随する補助情報を再生IDと対応させて複数格納する補助情報履歴格納部であり、前記再生ID記憶部が過去に再生した再生データの再生IDを複数記憶する再生ID履歴記憶部であり、さらに前記再生ID履歴記憶部により記憶した再生IDを監視し、再生頻度の少ない稀再生IDに関しては、前記再生ID履歴記憶部から前記稀再生IDを削除し、同時に、前記補助情報履歴格納部から前記稀再生IDに対応する補助情報を削除する再生頻度判定部を有し、次に再生する再生データの再生IDである次再生IDと前記再生ID履歴記憶部に記憶した複数の再生IDとを前記再生ID比較部により比較して一致するものがある場合、前記次再生IDの再生データを再生する際、前記補助情報アクセス要否判定部は前記補助情報アクセス制御部に対して補助情報アクセス指示を発生せず、前記補助情報アクセス制御部は、再生IDをもとに前記補助情報履歴格納部から次再生IDの再生データに付随する補助情報を取得することを特徴とする請求項2に記載の記録媒体制御装置。
- 前記再生ID管理テーブル部が、再生データおよび再生データに付随する補助情報の組を記録媒体上で識別可能なユニークIDと、前記記録媒体を複数の記録媒体群の中から識別可能なユニークIDの両者を再生IDとして管理することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の記録媒体制御装置。
- 前記補助情報が前記記録媒体上の前記再生データへのアクセスに必要な情報とは異なる書誌情報であることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体制御装置。
- 前記再生データとそれに対応する前記補助情報とが前記記録媒体上の連続する領域に記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体制御装置。
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