JP3968238B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、静電潜像を担持するための像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、該静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有する画像形成手段を複数個備え、且つ、該複数個の画像形成手段の各像担持体の表面に順次対向するように表面が無端移動する無端ベルトを備えたに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の画像形成ユニットを有し、それぞれの像担持体上に形成したトナー像を中間転写ベルト上に順次1次転写し、その後、中間転写ベルト上の重ねあったトナー像を2次転写部にて転写材上に一括して2次転写する画像形成装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記画像形成装置では、中間転写ベルトが像担持体としての感光体に接触したまま長時間放置されると、中間転写ベルトに残った残留電荷により感光体の感光層が劣化する場合があり、感光体の電位ムラの発生原因となってしまう。感光体の感光層が劣化してしまうと、露光を繰り返しても元に復帰することは難しい。また、中間転写ベルトの材質によっては、感光体と中間転写ベルトとの長時間接触により、化学反応を起こして感光体が劣化する場合があり、この場合も感光体の電位ムラの発生原因となる。
感光体に電位ムラが生じると、特にハーフトーン画像に対して影響を与え、形成された画像にムラが生じることが多い。感光体の電位ムラの発生原因としては、露光によるものや感光層の塗布ムラ等もあるが、上述したように帯電した無端ベルト等との長時間接触により発生することが多い。
【0004】
なお、特開平10−181927号公報では、転写搬送ベルトで転写材を吸着して搬送しながら、転写材を複数の感光体に順次接触させてトナー像を転写していくタンデム型のカラー画像形成装置が開示されている。このカラー画像形成装置は、転写搬送ベルトを全ての感光体に対して転写材を接触させる位置と、所定色(例えば黒色)の感光体に対してのみ転写材を接触させる位置とを取り得るように構成されており、長期の停止状態にあっても転写搬送ベルトに曲がり癖やへたりが出ないことを目的としている。転写搬送ベルトが、所定色の感光体に対してのみ転写材を接触させる位置では、他色の感光体から転写搬送ベルトが離間しているため、長期の停止状態でも、該他色の感光体は転写搬送ベルトの接触による劣化を防止することができる。しかし、上記所定色の感光体には転写搬送ベルトが常時接触しているため、該所定色の感光体の劣化は防止することはできず、該感光体の電位ムラによる画像ムラを完全には防止することができない。
【0005】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、中間転写ベルトや転写材搬送ベルト等の無端ベルトとの接触による感光体劣化を防いで、該感光体の電位ムラを低減することができる画像形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、静電潜像を担持するための像担持体と、該像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、該静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有する画像形成手段を複数個備え、且つ、該複数個の画像形成手段の各像担持体の表面に順次対向するように表面が無端移動する無端ベルトを備えた画像形成装置において、上記無端ベルトを上記各像担持体に対して接離させるための接離手段を設け、該接離手段を、少なくとも1つの像担持体を残して他の像担持体から上記無端ベルトを接離させるための第1の揺動部材と、該少なくとも1つの像担持体から該無端ベルトを接離させるための第2の揺動部材とを用いて構成し、且つ、該第1の揺動部材の揺動支点を該第2の揺動部材上に設けた構成とし、更に、該接離手段を、該無端ベルトを全ての像担持体に当接する全当接モードと、該無端ベルトを少なくとも1つの像担持体を残して他の像担持体から離間する一部離間モードと、該無端ベルトを全ての像担持体から離間する全離間モードとを取り得るように構成したことを特徴とするものである。
画像形成装置では、画像形成動作を行なっていないときに、全離間モードにしておくことにより、装置を長時間停止した場合であっても、無端ベルトが全ての像担持体から離間しているため、該無端ベルトとの長時間接触による該像担持体の劣化を防ぐことが可能となる。また、例えば黒単色で画像形成する場合には、一部離間モードにしておくことにより、無端ベルトが黒色以外の他の像担持体から離間しているため、該他の像担持体に該無端ベルトが当接している場合に比べ、該他の像担持体の劣化をより防ぐことが可能となる。そして、全当接モードではフルカラー画像の形成が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をカラー電子写真複写機に適用した実施形態の一例について説明する。
図1は、この発明の実施形態の一例を示すもので、タンデム型間接転写方式のカラー電子写真複写機の概略構成図である。このカラー電子写真複写機は、複写装置本体100、この複写機本体を載せる給紙テーブル200、複写装置本体上に取り付けるスキャナ300、さらにその上に取り付ける原稿自動搬送装置(ADF)400から主に構成されている。
【0008】
上記複写装置本体100には、中央に、無端ベルト状の中間転写ベルト10を設ける。中間転写ベルト10は、図2に示すように、ベース層11を、例えば伸びの少ないフッ素樹脂や伸びの大きなゴム材料に帆布など伸びにくい材料で構成された基層をつくり、その上に弾性層12を設ける。弾性層12は、例えばフッ素系ゴムやアクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴムなどでつくる。その弾性層12の表面は、例えばフッ素系樹脂をコーティングして平滑性のよいコート層13で被ってなる。
そして、図1の例では、中間転写ベルト10を3つの支持ローラ14,15,16に掛け回して図中時計回りに回転搬送可能としている。
この図示例では、3つの支持ローラ14,15,16のうち第2の支持ローラ15の右に、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する中間転写ベルトクリーニング装置17を設ける。
また、3つの支持ローラ14,15,16のうち第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15間に張り渡した中間転写ベルト10上には、その搬送方向に沿って、シアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの4つの画像形成手段18を横に並べて配置してタンデム画像形成装置20を構成する。そして、このタンデム画像形成装置20の上には、図1に示すように、さらに露光装置21を設ける。
【0009】
一方、中間転写ベルト10を挟んでタンデム画像形成装置20と反対の側には、2次転写装置22を備える。2次転写装置22は、図示例では、2つのローラ23間に、無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡して構成し、中間転写ベルト10を介して第3の支持ローラ16に押し当てて配置し、中間転写ベルト10上の画像をシートに転写する。
また、2次転写装置22の横には、シート上の転写画像を定着する定着装置25を設ける。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成する。
【0010】
上述した2次転写装置22には、画像転写後のシートをこの定着装置25へと搬送するシート搬送機能も備えてなる。もちろん、2次転写装置22として、転写ローラや非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、このシート搬送機能を併せて備えることは難しくなる。
なお、図示例では、このような2次転写装置22および定着装置25の下側に、上述したタンデム画像形成装置20と平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートを反転するシート反転装置28を備える。
【0011】
さて、いまこのカラー電子写真複写機を用いてコピーをとるときは、原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットする。または、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動して後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33および第2走行体34を走行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
【0012】
また、不図示のスタートスイッチを押すと、不図示の駆動モータで支持ローラ14,15,16の1つを回転駆動して他の2つの支持ローラを従動回転し、中間転写ベルト10を回転搬送する。同時に、個々の画像形成手段18でその感光体40を回転して各感光体40上にそれぞれ、シアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの単色画像を形成する。そして、中間転写ベルト10の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写ベルト10上に合成カラー画像を形成する。
【0013】
一方、不図示のスタートスイッチを押すと、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つを選択回転し、ペーパーバンク43に多段に備える給紙カセット44の1つからシートを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送して複写機本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止める。
または、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
【0014】
そして、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルト10と2次転写装置22との間にシートを送り込み、2次転写装置22で転写してシート上にカラー画像を記録する。
画像転写後のシートは、2次転写装置22で搬送して定着装置25へと送り込み、定着装置25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着して後、切換爪55で切り換えて排出ローラ56で排出し、排紙トレイ57上にスタックする。または、切換爪55で切り換えてシート反転装置28に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。
【0015】
一方、画像転写後の中間転写ベルト10は、中間転写ベルトクリーニング装置17で、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成装置20による再度の画像形成に備える。
【0016】
ここで、レジストローラ49は一般的には接地されて使用されることが多いが、シートの紙粉除去のためにバイアスを印加することも可能である。一般的に中間転写方式は紙粉が感光体にまで移動しづらいため、紙粉転写を考慮する必要が少なくアースになっていても良い。また、印加電圧として、DCバイアスが印加されているが、これはシートをより均一帯電させるためDCオフセット成分を持ったAC電圧でも良い。
このようにバイアスを印加したレジストローラ49を通過した後の紙表面は、若干マイナス側に帯電している。よって、中間転写ベルト10からシートへの転写では、レジストローラ49に電圧を印加しなかった場合に比べて転写条件が変わり転写条件を変更する場合がある。
【0017】
さて、上述したタンデム画像形成装置20において、個々の画像形成手段18は、詳しくは、例えば図3に示すように、ドラム状の感光体40のまわりに、帯電装置60、現像装置61、1次転写装置62、感光体クリーニング装置63、除電装置64などを備えてなる。
【0018】
上記構成のカラー電子写真複写機において、中間転写ベルト10が各感光体40に常時接触している構成であると、前述したように、中間転写ベルト10上に残った残留電荷が感光体40に接触したまま長時間放置された場合に、感光体40の感光層が劣化し、感光体40の電位ムラによる画像ムラが生じてしまう場合がある。また、化学反応により感光体が劣化して電位ムラによる画像ムラが生じてしまう場合もある。
また、黒単色の画像を形成する場合であっても、中間転写ベルト10が他色の感光体(シアン,マゼンタ,イエロー)と接触しているため、これら他色の画像形成手段18も動作させておく必要が生じる。これは、黒単色の画像を形成する場合に、他色の感光体を回転させないとすると、中間転写ベルト10との摩擦により損傷してしまうからである。従って、黒単色の画像を形成する場合にも、他色の画像形成手段18も動作させておくため、動作を停止させておく場合に比べ、これら他色の画像形成手段18の寿命が短くなってしまう。
また、中間転写ベルトにカール癖や永久ひずみが生じる場合がある。特に、近年では画像形成装置の小型化がより望まれており、これに伴ってユニットの小型化を図る必要から、支持ローラを小径化することにより、ベルトの張架部にカール癖や永久ひずみがより発生しやすくなっている。中間転写ベルトにカール癖や永久ひずみが生じると、1次転写部および2次転写部にて均一な転写ができず、転写ムラ等の異常画像となる場合が多い。この対策としては、ベルト停止位置を毎回変更すること(特願平11−212426号公報)や、ベルト回転時以外にはベルトテンションを解除すること(特願平10−181927号公報)等がある。
さらに、装置のメンテナンス時においては、感光体に接触したまま中間転写ベルトを取り外すと傷が発生するため、解除して離間させることが多い。この場合、中間転写ベルトを感光体より離間する動作が必要となり、この動作のために解除レバー等の複雑な機構を備える必要があるため、コストアップにつながる。
【0019】
〔実施例1〕
そこで、本実施形態に係るカラー電子写真複写機では、各感光体40に対して、中間転写ベルト10を接離させるための接離手段を設けた。なお、以下の説明では、シアン,マゼンタ,イエロー,黒用の各部材には、それぞれC,M,Y,Bkを符号に付記している。
図4は、中間転写ベルト10の張架構造の説明図であり、中間転写ベルト10が全ての感光体40C,M,Y,Bkに当接した全当接モードを示している。上記接離手段は、図4において、中間転写ベルト10をシアン、マゼンタ、イエローの各感光体40C,M,Yに対して同時に接離させるための第1揺動アーム70及び第1接離カム71と、中間転写ベルト10を黒感光体40Bkに対して接離させるための第2揺動アーム80及び第2接離カム81とから主に構成されている。上記第1接離カム71は、駆動制御部73からの制御信号で駆動制御される第1駆動モータ74により回転駆動される。また、上記第2接離カム81は、駆動制御部85からの制御信号で駆動制御される第2駆動モータ86により回転駆動される。
【0020】
上記第1揺動アーム70は、その一端側が、第2揺動アーム80の長手方向中間位置よりも黒用一次転写ローラ62Bk側の揺動支点72で揺動可能に支持される。ここで、第2揺動アーム80が揺動するので、この揺動支点72自体も揺動することになる。第1揺動アーム70の他端側には中間転写ベルト10を張架する支持ローラ15が設けられている。そして、第1揺動アーム70の長手方向において、揺動支点72と支持ローラ15との間には、シアン用、マゼンタ用、イエロー用の3つの一次転写ローラ62C,M,Yが、各加圧スプリング63C,M,Yにより、各感光体40C,M,Y側に付勢された状態で回転可能に支持されている。第1揺動アーム70は、その長手方向中間位置よりも支持ローラ15側であって、3つの一次転写ローラ62C,M,Yの配設位置と反対側に第1接離カム71が当接しており、この第1接離カム71が回転することにより、第1揺動アーム70が揺動支点72を中心として揺動する。この結果、3つの一次転写ローラ62C,M,Yが3つの感光体40C,M,Yに対して接離動作を行い、中間転写ベルト10を3つの感光体40C,M,Yに対して一体で接離動作させることができる。
【0021】
上記第2揺動アーム80はその一端側の揺動支点82を中心として中間転写ユニットフレーム(不図示)に揺動可能に支持されており、他端側には黒用一次転写ローラ62Bkが設けられている。この黒用一次転写ローラ62Bkは加圧スプリング63Bkにより黒感光体40Bk側に付勢された状態で回転可能に支持される。第2揺動アーム80は、その長手方向中間位置よりも黒用一次転写ローラ62Bk側であって、黒感光体40Bkの配設位置と反対側に第2接離カム81が当接しており、この第2接離カム81が回転することにより、第2揺動アーム80が揺動支点82を中心として揺動する。この結果、黒感光体40Bkに対して黒用一次転写ローラ62Bkが接離動作を行い、中間転写ベルト10が黒感光体40Bkに対して接離動作することができる。
【0022】
図5は、4つの感光体40C,M,Y,Bkのうち黒感光体40Bkを残して、他の3つの感光体40C,M,Yから中間転写ベルト10を離間させた一部離間モードを示す図である。
図4の状態から第1接離カム71を半回転させることにより、第1揺動アーム70が揺動支点72を中心として図中下側に揺動し、シアン用,マゼンタ用,イエロー用の3つの一次転写ローラ62C,M,Yがこれらに対応した3つの感光体40C,M,Yから離れていき、中間転写ベルト10がこれら3つの感光体40C,M,Yから離間する。この結果、図5に示す一部離間モードとなり、黒単色画像を形成することができる。
この一部離間モードでは、中間転写ベルト10が黒感光体40Bkのみに当接し、これ以外の他の3つの感光体40C,M,Yから離間しているため、これら3つの感光体40C,M,Yでは中間転写ベルト10との接触による感光体劣化を防止することができる。また、黒感光体40Bk以外の他の3つの感光体40C,M,Yの動作を停止しておくことができるので、これらの感光体40C,M,Yだけでなく、これらの画像形成手段18の帯電装置60、現像装置61、クリーニング装置63等(図3参照)の寿命を延ばすことができる。
【0023】
図6は、中間転写ベルト10を黒感光体40Bkからも離間させ、全ての感光体40C,M,Y,Bkから中間転写ベルト10を離間させた全離間モードを示す図である。作像時以外もしくは作像後一定時間経過してから、全ての感光体40C,M,Y,Bkから中間転写ベルト10を離間させる。
図5の状態から第2接離カム81を半回転させると、第2揺動アーム80が揺動支点82を中心として図中右回り方向に揺動し、黒用一次転写ローラ62Bkが下側に下がって黒感光体40Bkから離れていき、中間転写ベルト10が黒感光体40Bkから離間する。これにより、中間転写ベルト10は全ての感光体40C,M,Y,Bkから離間することになる。
また、このとき、一端を第2揺動アーム80により支持された第1揺動アーム70は揺動支点72側が図中下側に下がるため、第1揺動アーム70は図4の状態から略平行に下に移動することになる。仮に、第1揺動アーム70の揺動支点72が第2揺動アーム80に接続していなければ、第1揺動アーム70は図中左下側に傾斜した状態となり、イエロー用一次転写ローラ62Yがイエロー感光体40Yに最も接近しており、中間転写ベルト10とイエロー感光体40Yとの離間量が他の2つの感光体40C,Mに比べて小さくなってしまう。また、中間転写ベルト10の張力の減少量が小さく、張力を弱めてカール癖を防止する効果が十分に得られなくなってしまう。本実施例では、中間転写ベルト10を全ての感光体40C,M,Y,Bkから離間させたときには、第1揺動アーム70が略平行に下側に移動するので、第1揺動アーム70の一端側だけが揺動する構成に比べ、中間転写ベルト10と各感光体40C,M,Yとの離間量を略一定とすることができる。また、全当接モードに比べ、中間転写ベルト10のベルト張力を小さくすることができる。
【0024】
さらに、黒用一次転写ローラ62Bkを黒感光体40Bkから離間させるための第2揺動アーム80の揺動に伴って、第1揺動アーム70全体が図中右側に移動するため、第1揺動アーム70の揺動支点72と反対側の端部に配設された支持ローラ15が右側に移動し、中間転写ベルト10の張力が弱められる。中間転写ベルト10はテンションローラ83で張力が掛かった状態となっているが、テンションスプリング84が伸びてテンションローラ83による付勢力が弱まるため、ベルト張力を弱めることができる。よって、中間転写ベルト10が全ての感光体40C,M,Y,Bkから離間した状態では、中間転写ベルト10の張力が弱まり、ベルトにカール癖や永久ひずみが発生することを防止できる。
【0025】
ここで、中間転写ベルト10を全ての感光体40C,M,Y,Bkから離間させたときに、ベルト張力が0(ゼロ)になると、中間転写ベルト10が3つの支持ローラ14,15,16に完全には密着していない状態となる。すると、支持ローラ14,15,16と中間転写ベルト10との間に静摩擦力が働かず、中間転写ベルト10が支持ローラ14,15,16の軸方向へ位置ずれしやすくなってしまう。
図7に基づいてより具体的に説明する。図7(a)は中間転写ベルト10の支持ローラ14への張架状態の説明図であり、(b)〜(d)はA部拡大図である。中間転写ベルト10に張力がかかった状態では、図7(b)に示すように、中間転写ベルト端部の寄り止め10aが支持ローラ端面14aに突き当たることにより、中間転写ベルト10が支持ローラ14の軸方向に位置ずれしないようにしている。ところが、図7(c)に示すように、中間転写ベルト10のベルト張力が0になると、中間転写ベルト10が支持ローラ14の軸方向に位置ずれしやすくなり、中間転写ベルト10の寄り止め10aが支持ローラ14の端面14aから離間して、隙間Sが生じやすくなってしまう。中間転写ベルト10が支持ローラ14の軸方向に位置ずれした状態で再び中間転写ベルト10に張力をかけると、中間転写ベルト10の寄り止め10aと支持ローラ14の端面14aとが離間して隙間Sが生じた状態で密接する。この隙間Sが生じた状態で支持ローラ14を回転駆動して中間転写ベルト10を回転させると、図7(d)に示すように、中間転写ベルト10は回転しながら寄り止め10aが支持ローラ端面14aに突き当たるまでローラの軸方向(矢印B方向)に移動して寄っていく。この移動の間に各感光体40C,M,Y,Bk上に形成されたトナー像を中間転写ベルト10上に重ね合わせると、軸方向で色ずれが生じてしまう。
【0026】
なお、中間転写ベルトの軸方向への寄りを防止するために、ベルト端部の位置をセンサで検知してベルト寄り制御を行なう方式がある。この方式を用いた場合でも、中間転写ベルトの張力が0となって支持ローラの軸方向に位置ずれした場合には、中間転写ベルトが回転を開始してから、所定の軸方向位置で安定して回転するまでに時間がかかり、画像形成により時間を要してしまう。
【0027】
そこで、本実施形態に係るカラー電子写真複写機では、中間転写ベルト10を全ての感光体40C,M,Y,Bkから離間させた場合に、中間転写ベルト10の張力を0よりも大きくしている(図6参照)。このため、中間転写ベルト10を全ての感光体40C,M,Y,Bkから離間させた場合でも、テンションスプリング84がテンションローラ83を中間転写ベルト側に付勢し、中間転写ベルト10に張力がかかるように構成している。これにより、中間転写ベルト10を全ての感光体40C,M,Y,Bkから離間させた後に再び当接させて画像を形成した場合であっても、中間転写ベルトが軸方向へ移動して寄っていくことによる重ね合わせトナー像の色ずれを防止することができる。また、ベルト寄り制御を行なう方式を用いた場合に、ベルト寄り制御に時間を要するという問題を防止することができる。
【0028】
次に、上記各モードの切替えについて説明する。図8は上記各モードの切替えの一例を示すフローチャートである。
カラー電子写真複写機の電源投入直後の初期設定では全離間モードとなるように設定している(S1)。そして、フルカラー画像選択ボタンがONされたか否かを判断し(S2)、ONされるとフルカラー画像を形成し、ONされなければ黒画像を形成することになる。フルカラー画像選択ボタンがONされなかった場合には、黒画像形成のためのコピーボタンがONされたか否かを判断する(S3)。コピーボタンがONされた場合には第2駆動モータ86(図4参照)を回転駆動して一部離間モードとし(S4)、黒画像を形成する(S5)。そして、画像形成終了か否かを判断する(S6)。同様に、上記ステップ3(S3)でコピーボタンがONされない場合にも、画像形成終了か否かを判断する(S6)。画像形成を継続する場合には、直前の画像形成から所定時間経過したか否かを判断し(S7)、所定時間経過していなければ、再びステップ2(S2)に戻って画像形成を続行する。一方、所定時間経過した場合には、初期設定(S1)に戻って全離間モードとなる。なお、上記ステップ6(S6)で画像形成終了の場合には、全離間モードにした(S8)後に終了する。
上記ステップ2(S2)でフルカラー画像選択ボタンがONされた場合には、フルカラー画像形成のためのコピーボタンがONされたか否かを判断する(S9)。コピーボタンがONされた場合には、第1駆動モータ74及び第2駆動モータ86(図4参照)を回転駆動して、全当接モードとし(S10)、フルカラー画像を形成する(S11)。そして、画像形成終了か否かを判断する(S12)。同様に、上記ステップ9(S9)でコピーボタンがONされない場合にも、画像形成終了か否かを判断する(S12)。画像形成を続行する場合には、直前の画像形成から所定時間が経過したか否かを判断し(S13)、所定時間経過していなければ黒画像選択ボタンがONされたか否かを判断し(S14)、ONされていなければステップ9(S9)に戻る。一方、所定時間が経過した場合には、初期設定(S1)に戻って全離間モードとなる。上記ステップ14(S14)で黒画像選択ボタンがONされた場合には、黒画像を形成すべくステップ3(S3)に移行する。なお、上記ステップ12(S12)で画像形成終了の場合には、全離間モードにした(S8)後に終了する。
【0029】
〔実施例2〕
上記実施例1では、中間転写ベルトを備えた画像形成装置で、中間転写ベルトを複数の感光体から接離させて感光体の劣化を防ぐ構成について説明したが、複数の像担持体から転写材搬送ベルト上の転写材に順次転写していく構成の画像形成装置で、転写材搬送ベルトを複数の感光体から接離させて感光体の劣化を防ぐ構成とすることもできる。
【0030】
図9は、転写材搬送ベルトを用いたカラー電子写真複写機の転写材搬送ベルト90の張架構造の説明図であり、転写材搬送ベルト90が全ての感光体40C,M,Y,Bkに当接した全当接モードを示している。
図9において、転写材搬送ベルト90をシアン感光体40Cとマゼンタ感光体40Mとイエロー感光体40Yとに対して同時に接離させるために、第1揺動アーム91と第1接離カム92とが設けられている。また、転写材搬送ベルト90を黒感光体40Bkに対して接離させるために、第2揺動アーム93と第2接離カム94とが設けられている。そして、第1揺動アーム91の揺動支点95が第2揺動アーム93上で支持され、第2揺動アーム93の揺動支点96が転写ユニットフレーム(不図示)に支持されている。
また、黒感光体40Bkと黒用転写ローラ97Bkとの転写部よりも転写紙Pの搬送方向上流側に転写材ガイド98と転写材搬送ローラ対99が設けられており、また、シアン感光体40Cとシアン用転写ローラ97Cとの転写部の転写紙搬送方向下流側に図示しない定着装置が設けられている。
なお、転写材搬送ベルト90を各感光体40C,M,Y,Bkに対して接離動作させて一部離間モードや全離間モードとする構成は、上記実施例1で説明した構成と同様なので詳しい説明は省略する。
【0031】
本実施例のカラー電子写真複写機では、黒単色画像を形成する場合には、黒感光体40Bk以外の3つの感光体40C,M,Yから転写材搬送ベルト90を離間させ、さらに作像時以外もしくは作像後一定時間経過してから全ての感光体40C,M,Y,Bkから転写材搬送ベルト90を離間させる。これにより、カラー電子写真複写機を長時間停止した場合であっても、感光体劣化を防止でき電位ムラに起因する画像ムラを防ぐことができる。また、転写材搬送ベルト90のカール癖や永久ひずみを防ぐことができ、カール癖や永久ひずみに起因する画像ムラを防ぐことができる。さらに、全ての感光体から転写材搬送ベルトを離間させてベルト張力を緩めた場合でも、ベルト張力は0よりも大きくしておくので、支持ローラとの位置ずれに起因する重ね合わせトナー像の色ずれを防ぐことができる。
【0032】
以上説明したように、本実施形態によれば、全離間モードでは、無端ベルトとしての中間転写ベルト10のベルト張力を、全当接モード及び一部離間モードよりも小さくするように構成した。よって、全離間モードのベルト張力が、全当接モード及び一部離間モードと同じ場合に比べ、該中間転写ベルトのカール癖や永久ひずみを低減することができ、該カール癖や永久ひずみによる画像ムラを低減することができる。
また、全離間モードでは、無端ベルトとしての中間転写ベルト10のベルト張力を0(ゼロ)よりも大きくするように構成した。よって、全離間モードで中間転写ベルト10のベルト張力を小さくしても若干張力がかかっているため、中間転写ベルト10が支持ローラ14,15,16の軸方向に位置ずれし難い。従って、再び全当接モードにして画像形成を行なうときに、中間転写ベルト10の回転駆動直後に生じる軸方向への寄りを防いで、中間転写ベルト10上での重ね合わせトナー像の色ずれを防止することができる。
また、上記接離手段を、少なくとも1つの像担持体として黒感光体40Bkを残して他の像担持体としてシアン、マゼンタ、イエロー感光体40C,M,Yから中間転写ベルト10を接離させるための第1の揺動部材として第1揺動部材70と、該少なくとも1つの像担持体としての黒感光体40Bkから該中間転写ベルト10を接離させるための第2の揺動部材としての第2揺動部材80を用いて構成し、且つ、該第1の揺動部材としての第1揺動アーム70の揺動支点72を該第2の揺動部材としての第2揺動アーム80上に設けた。よって、第2揺動アーム80を揺動させることにより、第1揺動アーム70は第2揺動アーム80上の揺動支点72自体が揺動するため、第1揺動部材70を略平行に移動させることが可能となる。従って、第1揺動アーム70の揺動支点72自体が揺動しない場合に比べ、該揺動支点72に近い位置に配設されたイエロー用1次転写ローラ62Yの離間量が不足することはなく、シアン、マゼンタ、イエロー感光体40C,M,Yから中間転写ベルト10を略均等に離間させることができる。また、全当接モードに比べ、中間転写ベルト10のベルト張力を小さくすることができる。
また、無端ベルトが中間転写ベルト10であり、像担持体としての感光体40C,M,Y,Bk上のトナー像を該中間転写ベルト10表面に1次転写するための1次転写手段62C,M,Y,Bkと、該中間転写ベルト10上に転写されたトナー像を転写材上に2次転写する2次転写手段としての2次転写装置22とを有する。よって、中間転写ベルト10との当接による各感光体40C,M,Y,Bkの劣化を防いで電位ムラを防止することができる。
また、無端ベルトが転写材を担持して搬送する転写材搬送ベルト90であり、像担持体としての感光体40C,M,Y,Bk上のトナー像を該転写材搬送ベルト90に担持された転写材としての転写紙P表面に転写するための転写手段としての転写ローラ97C,M,Y,Bkを有する。よって、転写材搬送ベルト90との当接による各感光体40C,M,Y,Bkの劣化を防いで電位ムラを防止することができる。
【0033】
【発明の効果】
発明によれば、無端ベルトとの長時間接触による像担持体の劣化を防ぐことが可能となる。よって、像担持体の劣化による電位ムラに起因する画像ムラを防いで、高品質な画像を形成することが可能となる。また、例えば黒単色で画像形成する場合には、一部離間モードにしておくことにより、無端ベルトが黒色以外の他の像担持体から離間しているため、該他の像担持体を有する画像形成手段を停止しておくことができ、停止しておかない場合に比べ、該他の像担持体を有する画像形成手段の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るカラー電子写真複写機の要部の概略構成図。
【図2】中間転写ベルトの断面図。
【図3】画像形成手段の部分拡大図。
【図4】中間転写ベルトが全ての感光体と当接している全当接モードの説明図。
【図5】中間転写ベルトが黒感光体を残して他の感光体から離間している一部離間モードの説明図。
【図6】中間転写ベルトが全ての感光体から離間している全離間モードの説明図。
【図7】(a)は、中間転写ベルトが支持ローラに張架されている状態の説明図。
(b)は、中間転写ベルトにテンションがかかった状態で、寄り止めとローラ端部とが突き当たっている状態の説明図。
(c)は、中間転写ベルトのテンションが0になった状態で、ベルトとローラとが密着していない状態の説明図。
(d)は、中間転写ベルトのテンションが0になって軸方向に位置ずれした状態で、再びテンションをかけて回転を開始したときにベルト寄りが生じる状態の説明図。
【図8】各モードの切替えの一例を説明するためのフローチャート。
【図9】転写材搬送ベルトが全ての感光体と当接している全当接モードの説明図。
【符号の説明】
10 中間転写ベルト
17 ベルトクリーニング装置
18Bk、18Y、18M、18C 画像形成ユニット
20 タンデム画像形成装置
22 2次転写装置
40Bk、40Y、40M、40C 感光体ドラム
61 現像ユニット
62Bk、62Y、62M、62C 一次転写ローラ
70、91 第1揺動アーム
71,92 第1接離カム
72、95 第1揺動アームの揺動支点
74 第1駆動モータ
80、93 第2揺動アーム
81、94 第2接離カム
82,96 第2揺動アームの揺動支点
86 第2駆動モータ
97Bk、97Y、97M、97C 転写ローラ
100 複写装置本体
200 給紙テーブル
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置

Claims (5)

  1. 静電潜像を担持するための像担持体と、
    該像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、
    該静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有する画像形成手段を複数個備え、
    且つ、該複数個の画像形成手段の各像担持体の表面に順次対向するように表面が無端移動する無端ベルトを備えた画像形成装置において、
    上記無端ベルトを上記各像担持体に対して接離させるための接離手段を設け、
    該接離手段を、少なくとも1つの像担持体を残して他の像担持体から上記無端ベルトを接離させるための第1の揺動部材と、該少なくとも1つの像担持体から該無端ベルトを接離させるための第2の揺動部材とを用いて構成し、且つ、該第1の揺動部材の揺動支点を該第2の揺動部材上に設けた構成とし、
    更に、該接離手段を、該無端ベルトを全ての像担持体に当接する全当接モードと、該無端ベルトを少なくとも1つの像担持体を残して他の像担持体から離間する一部離間モードと、該無端ベルトを全ての像担持体から離間する全離間モードとを取り得るように構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記全離間モードでは、上記無端ベルトのベルト張力を、上記全当接モード及び一部離間モードよりも小さくするように構成したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、
    上記全離間モードでは、上記無端ベルトのベルト張力を0(ゼロ)よりも大きくするように構成したことを特徴とする画像形成装置
  4. 求項1、2又の画像形成装置において、
    上記無端ベルトが中間転写ベルトであり、
    上記像担持体上のトナー像を該中間転写ベルト表面に1次転写するための1次転写手段と、
    該中間転写ベルト上に転写されたトナー像を転写材上に2次転写する2次転写手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1、2又の画像形成装置において、
    上記無端ベルトが転写材を担持して搬送する転写材搬送ベルトであり、
    上記像担持体上のトナー像を該転写材搬送ベルトに担持された該転写材表面に転写するための転写手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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