JP5492816B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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このような不都合を解決するために、モノクロモード選択時にイエロー、マゼンダ及びシアンに係るカラー用の転写ローラーの押圧力を解除する、いわゆる3色解除機構を備えた画像形成装置が提案されている(特許文献2参照)。
図1は、プリンターPの概略構成図である。このプリンターPは、上部から下部にかけて順に、排出部a、トナーカートリッジ収納部b、画像形成部c、用紙部dを備えている。また、プリンターPは、下部に位置する用紙部dから上部に位置する排出部aにかけて用紙搬送部eが設けられている。
なお、モノクロ印刷の場合は、感光体ドラム1aの1次転写ローラー5aのみがバイアス印加され、他の1次転写ローラー5b〜5dは解除され、つまり3色解除されて印刷が行われる。
以下、中間転写ベルトユニットc3について図2及び図3を用いて説明する。図2は、プリンターPの現像ユニットc2の一部及び中間転写ベルトユニットc3の部分の詳細図で、カラー印刷時の状態を示し、図3は、モノクロ印刷時の状態を示している。
すなわち、1次転写ローラー5aの感光体ドラム1aへの図示しない押圧機構による押圧力の方向(図2,図3の太線矢印参照)は、1次転写ローラー5aの回転中心位置O1及び感光体ドラム1aの回転中心位置O2を結ぶ線方向ではなく、中間転写ベルト2の移動方向の下流側に(L)で示される距離だけオフセットした位置に向けられている。
このオフセットの具体的な距離は実験により求められるが、数mmの範囲である。
すなわち、1次転写ローラー5a以外の3本の転写ローラー5b〜5dの押圧力の方向は、直上に位置している。
なお、図2及び図3に鎖線で示される1次転写ローラー(5a)は、従来装置における1次転写ローラーを示している。この従来の1次転写ローラー(5a)の感光体ドラム1aに対する押圧力の方向は、1次転写ローラー5b〜5dと同様に直上に位置している。
次に、カラー用の3本の転写ローラー5b〜5dを装着しているハウジング(図示せず)について説明する。
このハウジングは、駆動ローラー3及びテンションローラー4間に張設されている無端状の中間転写ベルト2の内側に設けられていると共に、このハウジングの中間転写ベルト2の移動方向の一端側(図示の例では右端側)は、中間転写ベルトユニットc3の図示しないフレームに回転自在に軸支されている。
表1は、1次転写ローラー5a及び感光体ドラム1aによって形成されるニップ領域における単位面積あたりの荷重を計測した結果を示している。なお、表1の結果を取得する際における感光体ドラム1aは直径30mmであり、長さが約330mmである。表1において、「F」は軸心方向の手前位置(図2及び図3において紙面側の位置)、「C」は軸心方向の中央位置、「R」は軸心方向の奥の位置を示し、「改善前」は、図2及び図3に鎖線で示される他の転写ローラー5b〜5dと共通の従来の1次転写ローラー(5a)であり、外径が16mmでローラー部の長さが320mmである。直径φ8の金属軸に、硬度40°±5°(Ascer−C)のEPDM発砲体のローラー部が形成されている。「改善前ローラクラウン」は、上記の従来の1次転写ローラー(5a)を、中央部の外径が両端部付近の外径よりも200μm程度大きいクラウンローラーとしたときを示す。「改善後」は、本発明に係る1次転写ローラー5aの場合で、上記の従来の1次転写ローラーよりもローラー部の直径を4mm大きくした大径で、かつ、中央部の外径が両端部付近の外径よりも200μm程度大きいクラウンローラーで、オフセットの距離を1.5mmとしたときを示している。
また、上述の例では、中間転写ベルトユニットc3が感光体ドラム1a〜1dの上方に位置しているが、中間転写ベルトユニットc3が感光体ドラム1a〜1dの下方に位置している形式のプリンターであってもよい。
さらに、上述の例では、画像形成装置をプリンターPとしたが、複写機、ファクシミリ装置又はこれらの機能を備えた複合機とすることもできる。
Claims (2)
- 中間転写ベルトを挟んで配置されるブラック用の感光体ドラム及びブラック用の転写ローラーと、前記中間転写ベルトを挟んで配置される複数のカラー用の感光体ドラムとカラー用の転写ローラーとを備える画像形成装置であって、
前記中間転写ベルトは、ベルト基体に対して弾性層が積層された積層ベルトであり、
複数の前記カラー用の転写ローラーは、直径が同一であり、かつ、中間転写ベルトの進行方向において前記カラー用の感光体ドラムと同位置に配置され、さらに、移動可能に構成された共通の支持フレームに保持され、複数の前記カラー用の感光体ドラムの軸心に向けて前記中間転写ベルトを押圧する状態と、前記中間転写ベルトから離間する状態に移動可能であり、
前記ブラック用の転写ローラーは、前記カラー用の転写ローラーよりも大径で、かつ、中間転写ベルトの進行方向において前記ブラック用の感光体ドラムよりも下流側に所定距離オフセット配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記ブラック用の転写ローラーは、当該ブラック用の転写ローラーの回転軸心方向において中心部分が両側より径が大きいクラウンローラーからなることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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JP2011077155A JP5492816B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 画像形成装置 |
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JP2011077155A JP5492816B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 画像形成装置 |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2011077155A Active JP5492816B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 画像形成装置 |
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- 2011-03-31 JP JP2011077155A patent/JP5492816B2/ja active Active
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