JP5934766B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
このような渦流が形成されることによって、現像器のケースの内部から漏れ出ようとするトナーが渦流に補足され、トナーが飛散することを抑制することができる。
図1は、プリンターPの概略構成図である。このプリンターPは、上部から下部にかけて順に、排出部a、トナーカートリッジ収納部b、画像形成部c、用紙部dを備えている。また、プリンターPは、下部に位置する用紙部dから上部に位置する排出部aにかけて用紙搬送部eが設けられている。
なお、モノクロ印刷の場合は、感光体ドラム1aの1次転写ローラー5aのみがバイアス印加され、他の1次転写ローラー5b〜5dは解除され、つまり3色解除されて印刷が行われる。
以下、図2(a),(b)を用いて現像器c21について説明する。この現像器c21は、上述のように各色(BK,Y,C,M)に対応した4つ設けられているが、各々は同一構成であるので、ここではブラックトナー(BK)に係る現像器c21を例にして説明する。
そして、この現像ローラー8の回転軸心O1は、感光体ドラム1aの回転軸心O2と同方向で、かつ、平行に伸びるように構成されている。
そして、この現像ローラー8は、図示しない駆動源により感光体ドラム1aの回転方向と逆方向に回転できるように構成されている。図示の例では、感光体ドラム1aの回転方向は中間転写ベルト2の搬送方向(図1の矢印(a)参照)に合わせて時計方向に回転され、現像ローラー8の回転方向は、感光体ドラム1aの回転方向と逆の反時計方向に回転されるように決められている。
そして、この磁気ローラー9の回転軸心O3は、現像ローラー8の回転軸心O1と同方向で、かつ、平行に伸びるように構成されている。
そして、この磁気ローラー9は、図示しない駆動源により現像ローラー8の回転方向と同方向に回転できるように構成されている。
すなわち、中間転写ベルト2と渦流形成板11との間には上下で向きが反対になる2層からなる層流が生成される。
上述のような渦流が生成されると、ケース7の開口からトナーが漏れ出そうとしても、その渦流内に補足されて中間転写ベルト2側に流れ込まなくなり、装置内にトナーが拡散されるのを効果的に抑制することができる。
また、渦流内に取り込まれたトナーは、最終的に回転する現像ローラー8に捕捉されて再利用される。
なお、この渦流形成板11を装着することによるトナーの拡散抑制効果については、実装置で確認されている。
図3(a)は、比較例を示したもので、同図(b)はその空気の流れを示している。ここでは、渦流形成板11の形状を先端部側が下向きとなるように折り返している。この場合も、上述と同様に、渦流形成板11の下面、中間転写ベルト2の周面の一部及び現像ローラー8側の一部に囲まれた空間には、中間転写ベルト2の回転に伴って矢印(d)で示されるような渦流が生成され、トナーの拡散抑制効果が得られる。
ただし、渦流形成板11の上面及び中間転写ベルト2の周面の一部に囲まれた空間にも矢印(e)で示される渦流が発生し、この渦流に含まれるトナーが矢印(c)に同伴されて装置内に僅かに拡散されてしまう。
したがって、渦流形成板11は、中間転写ベルト2と平行に延在して設けられていることが好ましい。
上記図2(a)に示される渦流形成板11の長さを略半分にして実験を行った。すなわち、渦流形成板11の先端部の位置が、ケース7の開口から僅かに突出させて実験を行った。この場合も、渦流形成板11の下面、中間転写ベルト2の周面の一部及び現像ローラー8側の一部に囲まれた空間には、中間転写ベルト2の回転に伴って矢印(d)で示されるような渦流が生成され、トナーの拡散抑制効果が得られる。
ただし、渦流形成板11によって形成される渦流が小さく、トナーが矢印(c)に同伴されて僅かに拡散されてしまう。
したがって、渦流形成板11の長さは、中間転写ベルト2側から見て、先端が現像ローラーと感光体ドラム1aとの最接近位置よりも感光体ドラム1a側に位置するように設定されていることが好ましい。
また、上述の例では、中間転写ベルト2は、感光体ドラム1aの上面に接しているが、感光体ドラム1a及び現像ローラー8等が中間転写ベルト2の上方に位置し、中間転写ベルト2が感光体ドラム1aの下面に接する形式の画像形成装置であってもよい。
また、例えば渦流形成板11に対して、渦流の成長を促進するためのガイド等を設置しても良い。
また、上述の例では、簡易な構成とするために、本発明の渦流形成手段として、扁平な板材である渦流形成手段を用いたが、これに限られず、渦流形成手段として、他の形状の部材を用いることも可能である。
さらに、上述の例では、画像形成装置をプリンターとしたが、複写機、ファクシミリ装置又はこれらの機能を備えた複合機とすることもできる。
Claims (2)
- 内部にトナーを収容すると共に感光体ドラムに向く開口を有するケースと、当該ケースの開口に配置されて前記感光体ドラムに対向配置されると共に前記感光体ドラムと反対方向に回転する現像ローラーとを有する現像器を備える画像形成装置であって、
前記感光体ドラム及び前記現像ローラーの上方に前記感光体ドラムと接触すると共に前記感光体ドラムの回転方向に合わせて回転駆動される中間転写ベルトが配置され、
前記中間転写ベルトの移動方向にて前記中間転写ベルトと平行に延在して配置されると共に前記ケースに固定される扁平な板材からなり、前記ケースの開口と前記感光体ドラムとの間の空間に渦流を形成する渦流形成手段を備える
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記扁平な板材からなる渦流形成手段の先端が、前記中間転写ベルトと垂直に交わる前記感光体ドラムの接線より前記感光体ドラム側に位置し、
前記渦流形成手段は、前記ケースの開口と前記感光体ドラムとの間の空間にて平板である
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014201074A JP5934766B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014201074A JP5934766B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 画像形成装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011073952A Division JP5628076B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014240992A JP2014240992A (ja) | 2014-12-25 |
JP5934766B2 true JP5934766B2 (ja) | 2016-06-15 |
Family
ID=52140236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014201074A Active JP5934766B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5934766B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006276092A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
2014
- 2014-09-30 JP JP2014201074A patent/JP5934766B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2014240992A (ja) | 2014-12-25 |
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