JP3965333B2 - 駐車装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車収納棚を多段に有する昇降式駐車装置、特に自動車収納棚列を複数列有する昇降式駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は収納効率を高めることができる3縦列型昇降式駐車装置を特開2002−70352に於いて提案し、具体化している。
【0003】
先ず、特開2002−70352に提案された3縦列型昇降式駐車装置について略述する。
【0004】
図3〜図5中、1は昇降式駐車装置の建屋を示しており、該建屋1はA棟、B棟、C棟を縦方向(自動車の進行方向)に連設した構成を有し、更に、前記A棟、B棟、C棟はそれぞれ自動車収納棚2a,2b,2cを多段に有する自動車収納棚列3a,3b,3cを各2列、該各自動車収納棚列3a,3b,3cの間に設けられた主昇降装置4a,4b,4cを具備している。尚、C棟については、地下迄自動車収納棚2cを具備し、自動車の収納効率を増大させている。
【0005】
図4(c)に示される様に、前記各自動車収納棚列3a,3b,3cにはそれぞれ横行ガイド5a,5b,5c及びパレット6a,6b,6cを具備し、該パレット6a,6b,6cは前記横行ガイド5a,5b,5cそれぞれに横行自在に支持されている。
【0006】
又、前記主昇降装置4a,4b,4cは昇降駆動部7a,7b,7cによって昇降される昇降台8a,8b,8cを具備し、該昇降台8a,8b,8cにはパレット横送り装置9a,9b,9cが設けられている(図5参照)。該パレット横送り装置9a,9b,9cはそれぞれ水平回転する回動アーム11を具備し、該回動アーム11の先端には係合ローラ12が設けられ、該係合ローラ12は前記パレット6の幅端下面に形成された縦溝13に係合離脱可能となっており、前記係合ローラ12が前記縦溝13に係合した状態で、前記回動アーム11が回動されることで、前記パレット6は前記横行ガイド5に沿って横行、即ち前記昇降台8と前記自動車収納棚列3間でパレット6を移載可能となっている。
【0007】
而して、従来例の基本的な自動車格納作動としては、前記主昇降装置4a,4b,4c、例えば主昇降装置4aが、収納が予定された自動車収納棚列3aの自動車収納棚2aにあるパレット6aを前記パレット横送り装置9aにより前記昇降台8aに取込み、前記パレット6aを載置した前記昇降台8aが自動車入車位置迄下降し、自動車を受載した後前記収納が予定された自動車収納棚2a迄上昇し、前記パレット横送り装置9aにより自動車が載置されたパレット6aを前記自動車収納棚2aに戻すものである。
【0008】
前記各主昇降装置4a,4b,4cの昇降台8a,8b,8cに直接自動車が入車、出車できればよいが、スペース的な制限等で従来の駐車装置ではB棟の昇降台8bにのみ直接自動車が入車、出車する構成となっている。而して、従来の駐車装置ではA棟、C棟への自動車の移載を行う為に以下の構成を具備している。
【0009】
図3で示される様に、A棟の一階部分が前面空地14となっており、該前面空地14にはターンテーブル15が設けられている。B棟の主昇降装置4bの一階部分は入出庫スペース16となっており、該入出庫スペース16は入出庫扉17によって開閉される様になっている。又、前記入出庫スペース16の床には前記パレット横送り装置9a,9b,9cと同一構造のパレット横送り装置18が設けられている。
【0010】
更に、図5に見られる様に、B棟の両自動車収納棚列3b,3bの1階と2階とに掛渡って補助昇降装置19,19が設けられている。
【0011】
該補助昇降装置19は1階と2階との間を昇降可能なケージ21を具備し、該ケージ21には上記した各自動車収納棚列3に設けられている横行ガイド5と同等の横行ガイド22が設けられていると共に縦送り装置23bが設けられている(図4(A)(B)参照)。
【0012】
該縦送り装置23bは縦方向に縦送り用レール24と、該縦送り用レール24に取付けられた回転駆動される鍔付ローラ25を有し、前記縦送り用レール24は昇降可能となっている。該縦送り用レール24を上昇させると、前記鍔付ローラ25上にパレット6が載るのと同時に該パレット6の車輪が前記横行ガイド22から外れて、前記鍔付ローラ25の回転により前記パレット6を縦方向に移動させることができる。逆に前記縦送り用レール24を下降させると、前記鍔付ローラ25がパレット6から離れるのと同時に該パレット6の車輪が前記横行ガイド22に案内され前記パレット横送り装置9bにより前記パレット6を横方向に移動可能となる。
【0013】
前記A棟、C棟の2階の自動車収納棚2a,2cには上記した横行ガイド5a,5cの他に更に、縦送り装置23a,23cを具備している。該縦送り装置23a,23cは前記縦送り装置23bと同一構造である(図4(B)参照)。
【0014】
以下、前記補助昇降装置19を用いた自動車の入出庫作動について図3乃至図5を参照して説明する。尚、前記補助昇降装置19の一方は1階で待機しているものとする。
【0015】
前記前面空地14に入車した自動車は前記ターンテーブル15により前後方向が方向変換され、前記入出庫スペース16に入車され、前記パレット6上に載置される。
【0016】
前記パレット横送り装置18により自動車が載置されたパレット6(以下実パレット)が、待機している前記補助昇降装置19のケージ21に移載される。前記補助昇降装置19、前記2階の自動車収納棚2a,2cにはそれぞれ前記縦送り装置23a,23b,23cを具備しているので、前記実パレット6を前記A棟、B棟、C棟のいずれの棟にも移動することができ、例えば前記A棟に自動車27を収納する場合は、前記縦送り装置23aと縦送り装置23bとの協働により前記実パレット6をB棟からA棟に縦送りし、更に前記主昇降装置4aのパレット横送り装置9aにより昇降台8aに実パレット6を移載し、所要の階迄上昇し、前記パレット横送り装置9aにより、前記自動車収納棚2aに移載する。
【0017】
又、他方の前記補助昇降装置19は一方の前記補助昇降装置19が入庫作動を開始すると同時に降下し、他の自動車を移載する為に待機する様にすれば待ち時間なく、入出庫作動が行える。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、地下空間も利用でき、収納効率を増大させると共に入出庫作業の円滑化を向上させている。上記従来の駐車装置ではC棟が地下迄自動車収納棚を具備しており、C棟については他のA棟、B棟に比べ主昇降装置の昇降距離が大きく、入出庫に時間が掛る場合があった。
【0019】
本発明は斯かる実情に鑑み、地下空間に自動車収納棚を具備する駐車装置に於いて、入出庫作動を更に円滑化しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、パレットを介して自動車を収納する自動車収納棚が多段に設けられた自動車収納棚列を複数列に具備し、少なくとも1列の自動車収納棚列はFLより下方に自動車収納棚を有し、少なくとも1列の自動車収納棚列に前記FLより入出庫可能とすると共に少なくとも1列の自動車収納棚列に前記FLより下方の入出庫口から入出庫可能とした駐車装置に係り、又前記FLは一階の床面であり、前記少なくとも1列の自動車収納棚列は地下に自動車収納棚を有し、前記少なくとも1列の自動車収納棚列には地下の入出庫口から入出庫可能とした駐車装置に係り、又自動車収納棚列の各列に臨接し前記パレットを載置して昇降する主昇降装置が設けられ、該主昇降装置には自動車収納棚列にパレットの移載が可能な第1のパレット送り装置が設けられ、1つの自動車収納棚列のFL入出庫階と臨接階との間に補助昇降装置が設けられ、該補助昇降装置のFL入出庫階に臨接して入出庫スペースが設けられ、該入出庫スペースには前記補助昇降装置に対してパレットを移載可能な自動車搬送装置が設けられ、前記補助昇降装置が設けられた自動車収納棚列及び該自動車収納棚列に臨接する少なくとも1つの自動車収納棚列の前記臨接階の自動車収納棚には、臨接する自動車収納棚列方向にパレットを移動させる第2のパレット送り装置が設けられた駐車装置に係り、又前記自動車搬送装置はパレットを回転させるターンテーブル機能を具備する駐車装置に係り、又前記パレットを載置して昇降する主昇降装置が自動車収納棚列に臨接して設けられ、前記主昇降装置のFL入出庫階の境界に入出庫扉が設けられ、該入出庫扉を通って奥側の主昇降装置に入出庫可能な駐車装置に係り、更に又前記主昇降装置は臨接する自動車収納棚列にパレットを移載可能な自動車搬送装置を具備する駐車装置に係るものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0022】
図1は第1の実施の形態を示しており、図1中、図3中で示したものと同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。又、図中FLは1階床面、BFは地下床面を示している。
【0023】
第1の実施の形態では、従来例に於ける前面空地14に設けられたターンテーブル15が省略されている。
【0024】
第1の実施の形態に於いても、建屋1がA棟、B棟、C棟を縦方向(自動車の進行方向)に連設した構成を有し、更に、前記A棟、B棟、C棟はそれぞれ自動車収納棚2a,2b,2cを多段に有する自動車収納棚列3a,3b,3cを各2列、該各自動車収納棚列3a,3b,3cの間に設けられた主昇降装置4a,4b,4cを具備している。又、C棟は、地下所要階迄自動車収納棚2cを具備している等の基本的な構成は従来と同様である。
【0025】
B棟には両側の自動車収納棚列3b,3bの1階と2階とに掛渡って補助昇降装置19,19が設けられ、該補助昇降装置19はパレット6を横行可能とする横行ガイド22を具備している。2階の自動車収納棚2a,2b,2cは従来と同様に縦送り装置23a,23b,23cが設けられている。
【0026】
前記1階の該補助昇降装置19,19との間は入出庫スペース16となっており、該入出庫スペース16には、横行ガイド22及びパレット横送り装置とターンテーブルを一体化した自動車搬送装置31が設けられている。
【0027】
該自動車搬送装置31を略述すると、該自動車搬送装置31はジャッキ等の所要の昇降手段により昇降可能に設けられた昇降台32と、該昇降台32に設けられ、モータ等所要の駆動源により回転可能とされた回転台33と、該回転台33の上面に設けられたパレット座34と、上下動により前記パレット6の縦溝13(図5参照)に嵌脱可能な係合ローラ35を具備している。
【0028】
又、前記C棟の地下所要階の自動車収納棚2cに通じる地下道36を設け、又該地下道36は主昇降装置4cに突当る様になっている。前記地下道36と前記主昇降装置4cとの境界には地下入出庫扉37が設けられる。図では地下2階を示しているが、前記自動車搬送装置31が干渉しなければ地下1階でもよい。
【0029】
入出庫作動について説明する。
【0030】
入出庫時には、前記補助昇降装置19の一方が降下し、待機状態となっていると共に前記パレット6が前記入出庫スペース16に移動されている。
【0031】
前記入出庫扉17が開かれ、自動車が前記前面空地14を通過し、前記入出庫スペース16迄前進で進入し、前記パレット6上に載置される。
【0032】
前記昇降台32が上昇され、前記回転台33に設けられた前記パレット座34が実パレット6を受載する。前記昇降台32は前記実パレット6を受載後更に上昇され、前記実パレット6は横行ガイド22から切離される。前記回転台33が回転され、前記実パレット6が180°回転される。この時、前記係合ローラ35は前記縦溝13から離脱している。尚、自動車の方向変換は出庫時に行ってもよい。
【0033】
回転後前記回転台33が降下され、前記実パレット6が前記横行ガイド22に支持される。次に、前記係合ローラ35が上方に突出され、該係合ローラ35が前記縦溝13に嵌合する。前記回転台33が回転されることで前記係合ローラ35が回転し、該係合ローラ35が前記縦溝13内を移動することで、前記実パレット6は待機している前記補助昇降装置19のケージ21に移載される。該ケージ21が2階迄上昇し、前記縦送り装置23a,23b,23cの協働により前記実パレット6の収納予定の棟に移動され、収納予定の棟の前記主昇降装置4のパレット横送り装置9により予定の昇降台8に前記実パレット6が移載され、更に前記主昇降装置4により所要階の自動車収納棚2に前記実パレット6が収納される。
【0034】
前記補助昇降装置19,19を交互に作動させることで、入庫作動が待ち時間なく円滑に行われる。
【0035】
出庫作動については、入庫作動の逆の手順で行われる。
【0036】
上記した作動により、前記A棟、B棟、C棟の全ての自動車収納棚2に自動車を収納できるが、前記C棟については地下の前記地下道36から直接前記自動車収納棚2cに自動車を収納することができる。
【0037】
前記主昇降装置4cの昇降駆動部7c、パレット横送り装置9cの協働により前記C棟の収納予定位置のパレット6cを昇降台8cに移載し、該昇降台8cを前記BFレベル迄降下させておく。
【0038】
前記地下道36を通って地下の入出庫口迄自動車が進入し、前記地下入出庫扉37が開かれる。自動車は待機している前記昇降台8cに載置され、前記昇降駆動部7cの駆動により所要階迄上昇され、前記パレット横送り装置9cにより予定の位置の自動車収納棚2cに移載される。
【0039】
地下に入出庫手段を設けたことで、入出庫作動の円滑性が一層向上する。
【0040】
更に、駐車装置がマンション等に付随して設けられ、マンションの住人以外の者も利用する様な状況では、住人に対しては地下の入出庫口から自動車の入車、出車を行う様にすれば、住人と外来者との区別化ができる。又、前記C棟に入庫された自動車は前記入出庫スペース16を経て出庫することも可能である。
【0041】
尚、上記第1の実施の形態では、前記C棟には地下の入出庫口から自動車の入車、出車が可能であるので、C棟の2階の自動車収納棚2cについては縦送り装置23cを省略することも可能である。
【0042】
図2は第2の実施の形態を示している。該第2の実施の形態は前記補助昇降装置19を具備しない場合である。
【0043】
A棟、B棟、C棟と主昇降装置4a,4b,4c、該主昇降装置4a,4b,4cがパレット横送り装置9a,9b,9cを具備していること等、基本的な構成は上記第1の実施の形態と同様である。
【0044】
該第2の実施の形態では、1階のB棟の自動車収納棚列3bと自動車収納棚列3b間は入出庫スペース16となっており、該入出庫スペース16には昇降台8bのパレット横送り装置9bが収納されるピット38が設けられ、該ピット38に昇降可能な昇降床39が設けられている。又、1階の前記B棟とC棟の主昇降装置4bと主昇降装置4cと境にはC棟入出庫扉41が設けられている。
【0045】
前記A棟、B棟、C棟の各自動車収納棚2には横行ガイド22が設けられ、更にの2階の自動車収納棚2a,2bには従来と同様に縦送り装置23a,23bが設けられている。
【0046】
又、前記C棟の地下所要階の自動車収納棚2cに通じる地下道36を設け、前記地下道36と前記主昇降装置4cとの境界には地下入出庫扉37が設けられる。図では地下2階を示しているが、前記ピット38が干渉しなければ地下1階でもよい。
【0047】
入出庫作動について説明する。
【0048】
例えば、C棟に入庫する場合を説明する。
【0049】
前記主昇降装置4cが前記パレット6cを載置した状態の前記昇降台8cを降下させ、前記パレット6cがBFのレベルで自動車を載置可能としておく。又、前記昇降床39は上昇し、FLと面一となっている。
【0050】
前記入出庫扉17、C棟入出庫扉41が開かれ、自動車が前記前面空地14、前記入出庫スペース16を通過し、前記主昇降装置4cが保持する前記パレット6c上迄前進で進入し、該パレット6cに載置される。
【0051】
前記主昇降装置4cが所要階の自動車収納棚2c迄上昇し、前記パレット横送り装置9cにより実パレット6cを予定された前記自動車収納棚2cに移載する。出庫する場合は、前記パレット横送り装置9cにより前記実パレット6cを収納されていた自動車収納棚2cから移載し、FL迄降下し、前記入出庫スペース16、前面空地14を経て出庫される。
【0052】
前記B棟に入庫する場合は、前記昇降床39が降下状態にあり、パレット6bを受載した前記昇降台8bが1階迄降下する。パレット横送り装置9b等の機構部は前記ピット38に収納される。前記入出庫扉17が開かれ、自動車が前記前面空地14を経て、前記入出庫スペース16迄前進で進入し、前記主昇降装置4bが保持する前記パレット6b上に載置される。
【0053】
前記主昇降装置4bが所要階の自動車収納棚2b迄上昇し、前記パレット横送り装置9bにより実パレット6bを予定された前記自動車収納棚2bに移載する。出庫は、入庫の逆の作動により行われる。
【0054】
前記A棟に入庫する場合は、前記B棟の主昇降装置4bを介して入庫される。
【0055】
前記A棟の予定した自動車収納棚2aのパレット6aが、予めパレット横送り装置9aと縦送り装置23a,23bとの協働により前記昇降台8bに移載されている。前記昇降床39が降下状態にあり、前記パレット6aを受載した前記昇降台8bが1階迄降下する。降下した状態では、前記パレット横送り装置9b等の機構部は前記ピット38に収納される。前記入出庫扉17が開かれ、自動車が前記前面空地14を経て、前記入出庫スペース16迄前進で進入し、前記主昇降装置4bが保持する前記パレット6a上に載置される。
【0056】
前記主昇降装置4bは前記昇降台8bを2階迄上昇し、一端前記パレット横送り装置9bにより自動車収納棚列3bの2階自動車収納棚2bに実パレット6aが移載され、2階自動車収納棚2bの縦送り装置23bと2階自動車収納棚2aの縦送り装置23aとの協働により前記実パレット6aは前記A棟に移動される。
【0057】
主昇降装置4aの前記パレット横送り装置9aにより前記昇降台8aに実パレット6aが移載され、前記主昇降装置4aは収納予定階の自動車収納棚2a迄上昇し、前記パレット横送り装置9aにより、予定された前記自動車収納棚2aに前記実パレット6aを移載する。
【0058】
出庫については、上記した入庫作動の逆の手順により行われる。
【0059】
上記した作動により、前記C棟については前記C棟入出庫扉41からも入庫できるが、地下の地下道36からも直接前記自動車収納棚2cに自動車を収納することができる。
【0060】
前記主昇降装置4cの昇降駆動部7c、パレット横送り装置9cの協働により前記C棟の収納予定位置のパレット6cを昇降台8cに移載し、該昇降台8cを前記BFレベル迄降下させておく。
【0061】
前記地下道36を通って地下の入出庫口迄自動車が進入し、前記地下入出庫扉37が開かれる。自動車は待機している前記昇降台8cに載置され、前記昇降駆動部7cの駆動により所要階迄上昇され、前記パレット横送り装置9cにより予定の位置の自動車収納棚2cに移載される。
【0062】
第2の実施の形態に於いても、地下に入出庫手段を設けたことで、入出庫作動の円滑性が一層向上する。
【0063】
更に、第1の実施の形態と同様、駐車装置がマンション等に付随して設けられ、マンションの住人以外の者も利用する様な状況では、住人に対しては地下の入出庫口から自動車の入車、出車を行う様にすれば、住人と外来者との区別化ができる。
【0064】
尚、前記昇降台8a,8b,8cに、前記パレット横送り装置9a,9b,9cの代りに第1の実施の形態で示した自動車搬送装置31を設け、前記昇降台8a,8b,8cでパレットの横行と回転を行う様にしてもよい。前記自動車搬送装置31を設けることで、入出庫者に方向変換、或はバックでの入出庫作業の負担が無くなる。
【0065】
尚、上記実施の形態は対となる自動車収納棚列が3列の縦列に設けられた場合を示したが、自動車収納棚列は2列であってもよく、或は4列以上であってもよく、更に自動車収納棚列は横列に設けられてもよい。更に、駐車装置が陸橋等に隣接して建設された場合は、FLが2階又は3階等となり、入出庫口は2階又は3階等の地上階に設けられてもよい。
【0066】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、パレットを介して自動車を収納する自動車収納棚が多段に設けられた自動車収納棚列を複数列に具備し、少なくとも1列の自動車収納棚列はFLより下方に自動車収納棚を有し、少なくとも1列の自動車収納棚列に前記FLより入出庫可能とすると共に少なくとも1列の自動車収納棚列に前記FLより下方の入出庫口から入出庫可能としたので、入出庫口が増え、入出庫作動の円滑性が向上する。
【0067】
又、入出庫口毎に利用者の区別化が図れ、利便性が向上する等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す側面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す側面図である。
【図3】従来例の側面図である。
【図4】(A)は図3のA矢視図であり、(B)は図3のB矢視図であり、(C)は図3のC矢視図である。
【図5】図3のD矢視図である。
【符号の説明】
1 建屋
2 自動車収納棚
3 自動車収納棚列
4 主昇降装置
6 パレット
8 昇降台
9 パレット横送り装置
14 前面空地
16 入出庫スペース
19 補助昇降装置
22 横行ガイド
23 縦送り装置
27 自動車
31 自動車搬送装置
33 回転台
36 地下道
37 地下入出庫扉
39 昇降床

Claims (4)

  1. パレットを介して自動車を収納する自動車収納棚が多段に設けられた自動車収納棚列を入出庫方向に沿って縦列に少なくとも3列具備し、3列目以降の少なくとも1列の自動車収納棚列はFLより下方に自動車収納棚を有し、主昇降装置が前記自動車収納棚列の各列にそれぞれに臨接して設けられ、前記主昇降装置は前記パレットを載置して昇降可能であり、前記主昇降装置は隣接する前記自動車収納棚列との間で前記パレットを受渡す第1のパレット横送り装置を有し、入出庫口側の少なくとも1列の自動車収納棚列間の前記FL階部分に入出庫スペースが形成され、該入出庫スペースを介して前記FLより入出庫可能とすると共に3列目以降の少なくとも1列の自動車収納棚列に前記FLより下階の入出庫口から前記FLでの入出庫と同方向から入出庫可能とし、前記入出庫スペースに隣接する自動車収納棚列の下部には前記FLとその上の階との間で前記パレットを昇降させる補助昇降装置が設けられ、前記入出庫スペースには前記補助昇降装置と前記入出庫スペース間で前記パレットを受渡す第2のパレット横送り装置を具備する自動車搬送装置が設けられ、各自動車収納棚列の各自動車収納棚、及び前記補助昇降装置は自動車収納棚列方向にパレットを移動させるパレット縦送り装置が設けられ、前記3列目以降の少なくとも1列の自動車収納棚列に臨接する前記主昇降装置に前記下階の入出庫口から自動車を載置し、前記主昇降装置により前記3列目以降の自動車収納棚列に対して入出庫可能としたことを特徴とする駐車装置。
  2. 前記FLは一階の床面であり、前記3列目以降の少なくとも1列の自動車収納棚列は地下に自動車収納棚を有し、前記3列目以降の少なくとも1列の自動車収納棚列には地下の入出庫口から入出庫可能とした請求項1の駐車装置。
  3. 前記自動車搬送装置はパレットを回転させるターンテーブル機能を具備する請求項1の駐車装置。
  4. 前記入出庫スペースと該入出庫スペースの奥側の主昇降装置の境界に入出庫扉が設けられ、該入出庫扉を開放することで、前記FLより前記入出庫扉を通って奥側の主昇降装置に入出庫可能な請求項1の駐車装置。
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