JP3958031B2 - 板状物搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、板状物を吸引保持して搬送する板状物搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
板状物を吸引保持して搬送する装置としては、例えば図5に示す板状物搬送装置50がある。この板状物搬送装置50は、板状物を吸引保持する吸着パッド51と、吸着パッド51が先端部に固定される移動アーム52と、吸着パッド51に連結され吸引源に連通する吸引路53とから概ね構成され、吸着パッド51において板状物を吸引保持し、移動アーム52が旋回動及び上下動することによって、保持した板状物を所望の位置に搬送することができる。
【0003】
例えば、板状物が裏面研削後の半導体ウェーハの場合は、研削装置から裏面に残存する凹凸を除去するポリッシング装置に搬送するのに板状物搬送装置50を用いることができる。図6に示すように、研削装置60のチャックテーブル61に研削済みの半導体ウェーハWが保持されている場合は、板状物搬送装置50の吸着パッド51によってこの半導体ウェーハWを吸引保持して移動アーム52が旋回動及び上下動することにより、ポリッシング装置70のチャックテーブル71に凹凸を除去しようとする半導体ウェーハWを自動的に搬送することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようにして自動的に行う半導体ウェーハの搬送は、吸着パッド51、チャックテーブル61、チャックテーブル71の吸着面が互いに平行になっていることを前提としているため、装置の設置状態等によりいずれかに若干の傾きが生じてこれらが平行になっていない場合には、保持した板状物を搬出する際または搬入する際に板状物をチャックテーブル61やチャックテーブル71に衝突させたり、吸着パッド51から板状物に対して過大な負荷をかけたりして損傷させるおそれがある。
【0005】
一方、モーターやギア等を用いて吸着パッド51の角度を調整するようにすることも可能ではあるが、構造が複雑になり部品点数も多くなってコストが高くなる。また、重量が増すために、移動アーム52に負荷がかかるという問題もある。
【0006】
このように、板状物を2点間で搬送する場合においては、搬送元及び搬送先のテーブルと搬送用の吸着パッドとの間の平行状態が保たれていない場合においても、経済的な方法で板状物を安全かつ円滑に搬送することに課題を有している。
【0007】
上記課題を解決するための具体的手段として本発明は、一方の装置から他方の装置に板状物を搬送する板状物搬送装置であって、板状物を保持する吸着パッドと、該吸着パッドを支持する支持手段と、該支持手段を移動させる駆動手段とから構成され、該支持手段は、該吸着パッドを直接支持する第一の支持機構と、該第一の支持機構を介して該吸着パッドを間接的に支持する第二の支持機構と、該第一の支持機構を進退させることにより該吸着パッドを進退させる進退機構とを備え、該第一の支持機構は、該吸着パッドを3点で支持する第一の調整ボルトと、該第一の調整ボルトを遊嵌支持する第一のボルト支持部と、該第一の調整ボルトに螺合し該第一の調整ボルトを進退させる第一の調整ナットと、該第一の調整ボルトに遊嵌して該吸着パッドと該第一のボルト支持部とによって挟持される第一の圧縮バネとから構成され、該第二の支持機構は、該第一のボルト支持部を3点で支持する第二の調整ボルトと、該第二の調整ボルトを遊嵌支持する第二のボルト支持部と、該第二の調整ボルトに螺合し該第二の調整ボルトを進退させる第二の調整ナットと、該第二の調整ボルトに遊嵌して該第一のボルト支持部と該第二のボルト支持部とによって挟持される第二の圧縮バネとから構成され、該第二の調整ボルトの先端にはナットが螺合し、進退機構は、第一のボルト支持部に形成された第一のピストンロッド孔及び第二のボルト支持部に形成された第二のピストンロッド孔に遊嵌し第一のボルト支持部の該吸着パッド側の面側においてネジ止めされるピストンロッドを上下動可能に支持し、第二のボルト支持部に固定されるエアーシリンダーを備え、該ピストンロッドが上がると、該第二の調整ナットが該第二のボルト支持部と接触しないと共に該第二のボルト支持部が該第一のボルト支持部と接触し、該第一の支持機構のみによって該吸着パッドの傾きが決定される状態になり、該状態において該吸着パッドと該一方の装置のテーブルとが平行になるように該第一の調整ナットの締め具合が調整されており、該ピストンロッドが下がると、該第二の調整ナットが該第二のボルト支持部と接触すると共に該第二のボルト支持部が該第一のボルト支持部と接触せず、該第二の支持機構のみによって該吸着パッドの傾きが決定される状態になり、該状態において該吸着パッドと該他方の装置のテーブルとが平行になるように該第二の調整ナットの締め具合が調整されている板状物搬送装置を提供する。
【0008】
この板状物搬送装置では、ピストンロッドが上がると、第二の支持機構は吸着パッドの傾きに影響を与えず、第一の支持機構のみによって吸着パッドの傾きが決定される状態になり、その状態において吸着パッドと一方の装置のテーブルとが平行になるように第一の調整ナットの締め具合が調整されているため、ピストンが上がった状態では、吸着パッドと一方の装置のテーブルとが平行になる。一方、ピストンロッドが下がると、第一の支持機構は吸着パッドの傾きに影響を与えず、第二の支持機構のみによって吸着パッドの傾きが決定される状態になり、その状態において吸着パッドと他方の装置のテーブルとが平行になるように第二の調整ナットの締め具合が調整されているため、ピストンが下がった状態では、吸着パッドと他方のテーブルとが平行になる。
【0009】
したがって、板状物を保持する搬送元及び搬送先のテーブルの間で平行状態に狂いが生じている場合でも、ピストンロッドを上下動させることで、個々のテーブルの状態に対応して吸着パッドの角度が自動的に調整される。
【0010】
また、モーターやギア等も使用しないため重量もあまり重くならない。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例として、図1に示す板状物搬送装置10について説明する。この板状物搬送装置10には、板状物を保持する吸着パッド11と、吸着パッド11を支持する支持手段12とを備えており、これらは移動アーム13の先端に取り付けられる。
【0012】
移動アーム13は、垂直方向に立設された軸部14の上端において旋回動可能に支持され、軸部14は基部15によって上下動可能に支持されている。基部15の内部の送りナット(図示せず)は水平方向に配設されたボールネジ16に螺合しており、ボールネジ16の端部に連結されたパルスモータ17に駆動されてボールネジ16が回動するのに伴い基部15が水平方向に移動し、これによって吸着パッド11も同方向に移動する構成となっている。こうして、移動アーム13,軸部14、基部15、ボールネジ16、パルスモータ17によって駆動手段13aが構成される。
【0013】
支持手段12は、第一の支持機構18と第二の支持機構19と進退機構20とから構成され、第一の支持機構18は吸着パッド11を直接支持し、第二の支持機構19は第一の支持機構18を介して間接的に吸着パッド11を支持する。また、進退機構20は、第一の支持機構18を進退させることにより吸着パッド11を進退させることができる。
【0014】
図2に示すように、吸着パッド11には3つのネジ穴21及び吸引源22に連通する吸引孔23が配設されており、吸引源22から供給される吸引力によってポーラス部材で構成することができる吸着面24において板状物を吸引保持することができる。
【0015】
第一の支持機構18は、3つの第一の調整ボルト25と、3点に形成された第一のボルト孔26において第一の調整ボルト25を遊嵌支持する第一のボルト支持部27と、第一のボルト支持部27の上部において第一の調整ボルト25に螺合して当該第一の調整ボルト25を進退させる規制ナット28aと規制ナット28aを固定する固定ナット28bとからなる第一の調整ナット28と、第一のボルト支持部27と吸着パッド11との間において第一の調整ボルト25に遊嵌する第一の圧縮バネ29とから構成される。
【0016】
一方、第二の支持機構19は、3つの第二の調整ボルト30と、3点に形成された第二のボルト孔31において第二の調整ボルト30を遊嵌支持する第二のボルト支持部32と、第二のボルト支持部32の上部において第二の調整ボルト30に螺合して当該第二の調整ボルト30を進退させる規制ナット33aと規制ナット33aを固定する固定ナット33bとからなる第二の調整ナット33と、第二のボルト支持部32と第一のボルト支持部27との間において第二の調整ボルト30に遊嵌する第二の圧縮バネ34と、第二のボルト支持部32の下面において第一のボルト支持部27を規制する規制部35とから構成される。
【0017】
進退機構20は、エアーの供給により進出または退避するピストンロッド36を上下動可能に支持するエアーシリンダー37と、第一のボルト支持部27とピストンロッド36とを自由度を持たせて連結する連結部38(ナット)とから構成され、エアーシリンダー37の上部は移動アーム13の先端部に固定され、下部は第二のボルト支持部32にボルト37aによって固定される。
【0018】
第一の支持機構18を構成する第一のボルト支持部27には、3つの第一のボルト孔26の他に、ピストンロッド36を貫通させる第一のピストンロッド孔39が中心部に形成され、更にその周囲の3点には第二の調整ボルト30を遊嵌させる第三のボルト孔40が形成されている。また、第二の支持機構19を構成する第二のボルト支持部32には、第二の調整ボルト30を遊嵌させる第二のボルト孔31及びの他に第二のピストンロッド孔41を備えている。
【0019】
第一の調整ボルト25は、第一のボルト孔26に遊嵌し、第一のボルト孔26の下部において第一の圧縮バネ29が遊嵌すると共にその先端が吸着パッド11のネジ穴21に螺合し固定する。このとき、第一の調整ナット28は第一のボルト支持部27の上に位置して第一のボルト支持部27と吸着パッド11との間隔を規制する。
【0020】
また、第二の調整ボルト30は、第二のボルト孔31及び第三のボルト孔40を貫通し、その先端にはナット42が螺合し、更に第一のボルト支持部27と第二のボルト支持部32との間において第二の圧縮バネ34が遊嵌する。このとき、第二の調整ボルト30に螺合する第二の調整ナット33は、第二のボルト支持部32と第一の調整ボルト27との間隔を規制する。
【0021】
ピストンロッド36は、第二のボルト支持部32の中心部に形成された第二のピストンロッド孔41及び第一のボルト支持部27の中心部に形成された第一のピストンロッド孔39に遊嵌し、第一のボルト支持部27の裏面側において連結部38によってネジ止めにより自由度を持って固定される。エアーシリンダー37にはエアー注入口43a、43bが形成されており、エアー注入口43aにエアーを供給するとピストンロッド36が進出し、エアー注入口43bにエアーを供給するとピストンロッド36が退避する。こうしてピストンロッド36を上下動させることができる。
【0022】
このようにして吸着パッド11と第一の支持機構18と第二の支持機構19と進退機構20とが一体となった板状物搬送装置10は、図3(A)、(B)のように構成される。
【0023】
上述のように、エアーシリンダー37と第二のボルト支持部32とはボルト37aによって固定されているため、図3(A)に示すように、ピストンロッド36が上方に上がって退避状態となった場合は、第二の調整ナット33の規制ナット33aは第二のボルト支持部32を規制しない状態となる。従ってこの場合は、第二のボルト支持部32は第二の調整ナット33によっては規制されず、第二の支持機構19は、吸着パッド11の傾きの調整に影響を与えない。
【0024】
一方、吸着パッド11は第一の調整ボルト25によってその上下方向の位置が予め決められている。従って、この場合の吸着パッド11の角度は、専ら第一の支持機構18によってのみ決定されることになる。こうして第一の支持機構18のみによって定められた吸着パッド11の吸着面24により形成される面を第一の平面という。
【0025】
逆に、図3(B)に示すように、ピストンロッド36が下方に下がって進出状態となった場合は、第二のボルト支持部32の上面が第二の調整ナット33の規制ナット33aの下面と接触し、第二の調整ナット33とナット42とによって第二のボルト支持部32と第一のボルト支持部27との間隔が規制される。即ち、第一のボルト支持部27は第一の調整ボルト25を介して第二のボルト支持部32に規制されるため、吸着パッド11の傾きは第二の支持機構19によって決定されることになる。こうして第二の支持機構19によって定められた吸着パッド11の吸着面24により形成される面を第二の平面という。
【0026】
このように、進退機構20によってピストンロッド36を上下動させることにより第一の支持機構18は吸着パッド11を第一の平面に位置付けることができ、第二の支持機構19は吸着パッド11を第二の平面に位置付けることができる。即ち、第一の平面と第二の平面とに選択的に位置付けることができ、2段階の調節が可能となる。
【0027】
例えば図4において誇張して示すように、研削装置46のチャックテーブル47とポリッシング装置44のチャックテーブル45とが平行になっていないときには、ピストンロッド36が上がった場合に研削装置46のチャックテーブル47と吸着パッド11とが平行になるように予め第一の支持機構18を構成する第一の調整ナット28の締め具合を調節しておくと共に、ピストンロッド36が下がった場合にポリッシング装置44のチャックテーブル45と吸着パッド11とが平行になるように予め第二の支持機構19を構成する第二の調整ナット33の締め具合を調節しておく。
【0028】
このように予め調節しておくことで、実際の搬送時におけるエアーシリンダー37に対するエアーの供給でピストンロッド36を上下動させ、研削装置46のチャックテーブル47に対する板状物の搬出入の際には吸着パッド11を第一の平面に位置付けることができ、ポリッシング装置44のチャックテーブル45に対する板状物の搬出入の際には吸着パッド11を第二の平面に位置付けることができる。即ち、この場合の第一の平面は、チャックテーブル47と平行な面であり、第二の平面は、チャックテーブル45と平行な面である。
【0029】
そして、吸着パッド11を第一の平面と第二の平面とにそれぞれ位置付けた状態で搬出及び搬入を行うと、板状物を衝突させたり過大な負荷をかけたりすることがないため、破損させることなく安全に搬送することができる。
【0030】
なお、第一の圧縮バネ29、第二の圧縮バネ34は、吸着パッド11が板状物に接触する際の緩衝機能を有する。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る板状物搬送装置では、支持手段によって吸着パッドを第一の平面と第二の平面とに選択的に位置付けることができるため、板状物を保持する搬送元及び搬送先のテーブルの間で平行状態に狂いが生じている場合でも、個々のテーブルの状態に対応して吸着パッドの角度が選択的に調整される。従って、搬出時及び搬入時に板状物を衝突させたり、吸着パッドから板状物に対して過大な負荷をかけたりして損傷させるおそれがなくなる。
【0032】
また、モーターやギア等も使用しないため、重量もあまり重くならず、移動アームに過大な負荷がかかることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板状物搬送装置の実施の形態の一例を示す斜視図である。
【図2】同板状物搬送装置を構成する吸着パッド、支持手段、移動アームの構成を示す分解斜視図である。
【図3】同板状物搬送装置において、(A)は吸着パッドを第一の平面に位置付けた状態を示す断面図であり、(B)は同吸着パッドを第二の平面に位置付けた状態を示す断面図である。
【図4】同板状物搬送装置における第一の平面及び第二の平面を示す正面図である。
【図5】従来の板状物搬送装置を示す斜視図である。
【図6】従来の板状物搬送装置を用いて半導体ウェーハを搬送する様子を示す正面図である。
【符号の説明】
10…板状物搬送装置 11…吸着パッド
12…支持手段 13…移動アーム
13a…駆動手段 14…軸部 15…基部
16…ボールネジ 17…パルスモータ
18…第一の支持機構 19…第二の支持機構
20…進退機構 21…ネジ穴 22…吸引源
23…吸引孔 24…吸着面
25…第一の調整ボルト 26…ボルト孔
27…第一のボルト支持部 28…第一の調整ナット
29…第一の圧縮バネ 30…第二の調整ボルト
31…第二のボルト孔 32…第二のボルト支持部
33…第二の調整ナット 34…第二の圧縮バネ
35…規制部 36…ピストンロッド
37…エアーシリンダー 38…連結部
39…第一のピストンロッド孔
40…第三のボルト孔
41…第二のピストンロッド孔 42…ナット
43…エアー注入口 44…ポリッシング装置
45…チャックテーブル 46…研削装置
47…チャックテーブル
50…板状物搬送装置 51…吸着パッド
52…移動アーム 53…吸引路
60…研削装置 61…チャックテーブル
70…ポリッシング装置 71…チャックテーブル

Claims (1)

  1. 一方の装置から他方の装置に板状物を搬送する板状物搬送装置であって、
    板状物を保持する吸着パッドと、該吸着パッドを支持する支持手段と、該支持手段を移動させる駆動手段とから構成され、
    該支持手段は、該吸着パッドを直接支持する第一の支持機構と、該第一の支持機構を介して該吸着パッドを間接的に支持する第二の支持機構と、該第一の支持機構を進退させることにより該吸着パッドを進退させる進退機構とを備え、
    該第一の支持機構は、該吸着パッドを3点で支持する第一の調整ボルトと、該第一の調整ボルトを遊嵌支持する第一のボルト支持部と、該第一の調整ボルトに螺合し該第一の調整ボルトを進退させる第一の調整ナットと、該第一の調整ボルトに遊嵌して該吸着パッドと該第一のボルト支持部とによって挟持される第一の圧縮バネとから構成され、
    該第二の支持機構は、該第一のボルト支持部を3点で支持する第二の調整ボルトと、該第二の調整ボルトを遊嵌支持する第二のボルト支持部と、該第二の調整ボルトに螺合し該第二の調整ボルトを進退させる第二の調整ナットと、該第二の調整ボルトに遊嵌して該第一のボルト支持部と該第二のボルト支持部とによって挟持される第二の圧縮バネとから構成され、該第二の調整ボルトの先端にはナットが螺合し、
    該進退機構は、該第一のボルト支持部に形成された第一のピストンロッド孔及び該第二のボルト支持部に形成された第二のピストンロッド孔に遊嵌し該第一のボルト支持部の該吸着パッド側の面側においてネジ止めされるピストンロッドを上下動可能に支持し、該第二のボルト支持部に固定されるエアーシリンダーを備え、
    該ピストンロッドが上がると、該第二の調整ナットが該第二のボルト支持部と接触しないと共に該第二のボルト支持部が該第一のボルト支持部と接触し、該第一の支持機構のみによって該吸着パッドの傾きが決定される状態になり、該状態において該吸着パッドと該一方の装置のテーブルとが平行になるように該第一の調整ナットの締め具合が調整されており、
    該ピストンロッドが下がると、該第二の調整ナットが該第二のボルト支持部と接触すると共に該第二のボルト支持部が該第一のボルト支持部と接触せず、該第二の支持機構のみによって該吸着パッドの傾きが決定される状態になり、該状態において該吸着パッドと該他方の装置のテーブルとが平行になるように該第二の調整ナットの締め具合が調整されている板状物搬送装置。
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