JP3957650B2 - 即湯機能付給湯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、給湯個所で水栓を開いて給湯が使用されたとき、即時に温水が供給されるようにした即湯機能付給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の即湯機能付給湯装置は、加熱源を有する熱交換器を有し、この熱交換器には、上水を供給する給水管と給湯個所に通じる出湯管とが接続されている。この給水管と出湯管とは、循環ポンプを設けた戻り管で接続され、循環路が形成されている。そして、水栓が閉じられて給湯が使用されない(以下「給湯停止」という)時、加熱源及び循環ポンプを作動してこの循環路で所定温度の温水を循環させる循環保温運転を行い、水栓が開かれて給湯が使用された(以下「給湯使用」という)時、給湯個所に即時に温水が供給されるようにしている。この場合、無駄な電力が消費されるのを防止すると共に循環ポンプの耐久性を高めるには、給湯使用時にその使用量の多少に関わらずこれを確実に検出して循環ポンプを停止し、循環保温運転を停止するのが好ましい。
【0003】
ここで、給水管の熱交換器の入口寄りの個所に温度センサを設け、この温度センサによって水温の変化を検出し、水温の低下を検出した場合には、給湯使用開始のため上水が流入し、循環中の温水温度より検出温度が低下したと判断して、循環保温運転中の給湯使用開始を判断し、循環ポンプの作動を停止することが知られている(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−159501号公報(例えば、請求項6の記載)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このものでは、循環保温運転中に給湯使用を開始した場合、温度センサは、給水管からの上水と循環路からの温水とが混合された後の水温を検出するため、その水温の変化量が少なく、特に給湯使用量が少ないとき水温の変化量は僅かになって確実に給湯使用を判断できない場合がある。また、水温の変化速度が遅くなり、給湯使用を判断するのに時間がかかって迅速に給湯使用を判断できない。
【0006】
そこで、本発明は、上記点に鑑み、給湯個所での給湯使用量の多少に関わらず、迅速かつ確実に給湯使用を判断できるようにした即湯機能付給湯装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、請求項1記載の即湯機能付給湯装置は、加熱源を有する熱交換器を備え、この熱交換器に、上水を供給する給水管と給湯個所に通じる出湯管とを接続すると共に、この給水管と出湯管とを戻り管で接続して循環路を形成し、この循環路内で温水を循環させる循環ポンプを設けた即湯機能付給湯装置において、
前記戻り管内の温水と給水管内の上水とが合流する合流個所に一個の温度検出手段を配置し、この温度検出手段での検出温度に基いて給湯使用の開始を検知し前記循環ポンプの作動を制御するようにしたことを特徴とする。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、循環ポンプの作動を制御する温度検出手段を、戻り管内の温水と給水管内の上水とが合流する合流個所に設けたので、循環保温運転中、温度検出手段は、戻り管からの温水が周囲に流れて加熱され、その温水の温度を検出する。次に、給湯使用が開始され、合流個所に上水が流入すると、温度検出手段は、循環路からの温水と混合される前の上水の流れの中にあり、その温度を感知するため、検出温度が急速に大きく下降する。これにより、循環保温運転中の給湯個所での給湯使用量の多少に関わらず、水温の変化速度が速く、水温の変化量も大きいため、迅速かつ確実に給湯使用を判断できる。
【0009】
請求項2記載の即湯機能付給湯装置は、加熱源を有する熱交換器を備え、この熱交換器に、上水を供給する給水管と熱交換器で加熱された温水を案内する出湯管とを接続して構成した給湯器を複数台連結し、各給湯器の給水管及び出湯管を、水源に接続された元水管と給湯個所に通じる合流出湯管にそれぞれ接続すると共に、この元水管と合流出湯管とを戻り管で接続して循環路を形成し、この循環路内で温水を循環させる循環ポンプを設けた即湯機能付給湯装置において、
前記戻り管内の温水と元水管内の上水とが合流する合流個所に一個の温度検出手段を配置し、この温度検出手段での検出温度に基いて給湯使用の開始を検知し前記循環ポンプの作動を制御するようにしたことを特徴とする。
【0010】
ところで、請求項1または請求項2記載の即湯機能付給湯装置において、前記制御は、前記温度検出手段での検出温度が単位時間当たりに所定温度低下した場合に、給湯個所で給湯使用が開始されたと判断し、前記循環ポンプの作動を停止するものとすればよい。
【0011】
また、循環保温運転中に給湯使用されたとき、合流個所内での上水の流れを確実に感知するため、前記合流個所へ流れる上水が前記温度検出手段の周囲に導かれるように、合流個所内で温水の流れと上水の流れとを分離する分離板を設けてもよい。
【0012】
尚、前記戻り管と前記給水管の合流個所の下流側とに、管内の流量を検出する流量検出手段をそれぞれ設け、前記温度検出手段による検出温度に加えて各流量検出手段での流量差を検出し、少なくとも一方の検出結果に基いて前記制御を行うようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、1は、第1実施の形態にかかる即湯機能付給湯装置である。この給湯装置1には、加熱源であるガスバーナー21を有する熱交換器2と、この給湯装置1の作動を制御し、リモコンRで遠隔操作できる制御手段3が設けられている。熱交換器2には、上水を供給する給水管4と、給湯個所Sに通じる出湯管5とがそれぞれ接続され、ガスバーナー21には、燃焼に必要な燃料ガスを供給するガス供給管6が接続されている。
【0014】
この場合、ガス供給管6には、電磁弁61と比例制御弁62とが設けられ、この電磁弁61と比例制御弁62とは、ガスバーナ21への燃料ガスの供給を制御するのに使用される。給水管4には第1流量センサ41が設けられ、この第1流量センサ41は、例えば給湯個所Sで水栓S1が開かれたとき、ガスバーナ21を作動させる制御に使用される。出湯管5には、この出湯管5内の水温を検出する第1温度センサ51が設けられ、第1温度センサ51は、その検出温度とリモコンRを介して設定された設定温度とが一致するように比例制御弁62を制御してガスバーナ21の加熱量を調節するのに使用される。
【0015】
また、給水管4と出湯管5とには、循環ポンプ71を設けた戻り管7が接続され、この戻り管7と、戻り管7内の温水と給水管4内の上水とが合流する合流個所8の下流側の給水管部4aと、出湯管5とで循環路が形成されている。そして、給湯箇所Sの水栓S1が閉じられ給湯が使用されない給湯停止時に、ガスバーナ21及び循環ポンプ71を作動してこの循環路で温水を循環させる循環保温運転を行い、水栓S1を開いて給湯が使用される給湯使用時に、即時に温水が供給されるようにしている。
【0016】
この場合、循環ポンプ71の入口付近には、戻り管7内の温水の温度を検出する第2温度センサ72が設けられ、この第2温度センサ72は、循環保温運転を開始するときの循環ポンプ71の作動及び循環保温運転中に循環路内の温水温度が設定温度まで上昇したときに循環保温運転を一旦停止させる制御を行うのに使用される。他方で、循環ポンプ71の出口付近には、この循環路内を流れる温水の流量を検出する第2流量センサ73が設けられ、この第2流量センサ73は、例えば循環ポンプ71が正常に作動しているか否かを判別するのに使用される。
【0017】
ここで、無駄な電力が消費されるのを防止すると共に循環ポンプ71の耐久性を高めるには、給湯使用の開始時に給湯量の多少に関わらずこれを迅速かつ確実に検出して循環ポンプ71を停止するのが好ましい。図2に示すように、本実施の形態では、合流個所8に1個の温度検出手段である第3温度センサ81を配置すると共に、合流個所8へ流れる上水が第3温度センサ81の周囲に導かれるように、合流個所8内で温水の流れと上水の流れとを分離する分離板82を設けた。この場合、分離板82は、戻り管7の出口74と第3温度センサ81との間で、出口74から所定の間隔を置いてかつこの間隔が給水管部4a側に向かうに従い長くなるように傾斜して配置され、給水管4に固定されている。
【0018】
そして、循環保温運転中、戻り管7からの温水が分離板82に衝突することで合流個所8内でうずが起こり、分離板82の出口74と背向する側に回り込んた温水によって第3温度センサ81の検出温度が上昇し、循環保温運転中の設定温度を検出する。この状態で給湯使用が開始されると、合流個所8に上水が流入し、その上水が第3温度センサ81の周囲に導かれるため、第3温度センサ81は、上水の流れの中にあってその温度を感知し、その検出温度がほぼ上水の水温まで急速に下降する。これにより、水温の変化速度が速くなると共に、水温の変化量も大きくなって、給湯使用を迅速かつ確実に判断できる。
【0019】
本実施の形態では、循環保温運転中の給湯使用を判断するため、第1流量センサ41及び第2流量センサ73で各管内の流量をそれぞれ検出し、この流量の差が所定流量以上であるとき給湯使用と判断する方式も併用している。
【0020】
次に、図3を参照して、即時機能付給湯装置1における循環保温運転について説明する。リモコンRを介して制御手段3に循環保温運転開始が入力されると(S11)、第2温度センサ72によって戻り管7内の水温を検出し、その水温が設定温度以下である否かを判別し(S12)、所定温度以下であると循環ポンプ71を作動する(S13)。次に、第2流量センサ73での単位時間当たりの流量が設定流量以上になったことを確認した後(S14)、ガスバーナ21を作動し(S15)、循環保温運転が開始される。
【0021】
循環保温運転中は、第1流量センサ41で単位時間当たりの流量(Qt)を検出すると共に第2流量センサ73で単位時間当たりの流量(Qc)を検出し、各流量センサ41、73での検出流量の差(Qt−Qc)が所定流量(例えば、循環流量を15L/minとした場合、3L/min)以下である否か判別すると共に(S16)、第3温度センサ81での単位時間当たりの低下温度が所定温度(例えば5℃/2sec)以下であるか否かを判別し(S17)、いずれか一方が満たされないと、給湯使用と判断して循環ポンプ71の作動を停止させる(S18)。次に、給湯個所Sで水栓S1が閉じられることで第1流量センサ41の検出流量が低下することから給湯使用が停止されたか否かを判別し(S19)、給湯使用停止と判断されると、第2温度センサ72によって戻り管7内の水温を検出してその水温が設定温度以下である否かを判別し(S12)、循環保温運転を再開するかを決める。
【0022】
他方で、循環保温運転中、検出流量の差(Qt−Qc)が所定の流量以下であり、第3温度センサ81での単位時間当たりの低下温度が所定温度以下であると判別されると(S16、S17)、第3温度センサ81の検出温度が、循環保温運転中の設定温度以下であるか否かを判別し(S20)、第3温度センサ81の検出温度が設定温度より高くなっていると、電磁弁61を閉弁してガスバーナ21の作動を一旦停止する(S21)。他方で、第3温度センサ81の検出温度が、循環保温運転中の設定温度以下であると、第2温度センサ72の検出温度が所定温度(循環保温運転中の設定温度より一定温度だけ低い温度)以上であるかを判別し(S22)、所定温度以上になっていると、電磁弁61を閉弁してガスバーナ21の作動を一旦停止する(S21)。この場合、循環ポンプ71は、ガスバーナ21の作動が停止されて後所定時間だけ運転される(ポストポンプ)。
【0023】
循環ポンプ71のポストポンプ中は、上記と同様に、各流量センサ41、73での検出流量の差(Qt−Qc)が所定の流量以下である否か、第3温度センサ81での単位時間当たりの低下温度が所定温度以下であるか否かをそれぞれ判別し(S24、S25)、いずれか一方が満たされないと、給湯使用と判断して循環ポンプ71の作動を停止させる(S18)。他方で、両方が満たされている間、第3温度センサ81での検出温度が所定温度(循環保温運転中の設定温度より一定温度だけ低い温度)以下になったか否か判別し(S26)、所定の設定温度以下になると、第2流量センサ73での単位時間当たりの流量が設定流量以上になったことを確認した後(S14)、ガスバーナ21を作動して循環保温運転を再開する(S15)。
【0024】
他方で、ガスバーナ21の停止から所定時間経過したとき、第3温度センサ81での検出温度が所定温度より高い場合には、循環ポンプ71の作動を一旦停止し(S27)、循環保温運転を停止する。循環保温運転停止中、第2温度センサ72で戻り管7内の水温を検出し、その検出温度が、所定温度(設定温度より一定温度だけ低い温度)以下であるか否かを判別し(S28)、所定温度以下になると循環ポンプ71を作動して(S13)、循環保温運転を再開する。
【0025】
尚、本実施の形態では、第2温度センサ72における検出温度によって、循環ポンプ71及びガスバーナ21を作動して循環保温運転を行うか否かを判別することとしたが、第3温度センサ81の検出温度で循環保温運転を行うか否かを判別するようにしてもよい。
【0026】
また、本実施の形態では、分離板82を固定して合流個所8内に配設したものについて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図4(a)乃至図4(c)に示すように、分離板82aを、戻り管7の出口74の給水管4側に揺動自在に配設してもよい。この場合、第3温度センサ81aは、分離板82aが揺動するとき接触しないように、出口74に対向する給水管4の内壁に取付られる。
【0027】
循環保温運転中、分離板82aは、戻り管7からの温水の水圧によって合流個所に通じる給水管4の端部をほぼ塞ぐような位置まで揺動する(図4(a)参照)。この場合、第3温度センサ81aは戻り管7からの温水で加熱される。循環保温運転中に給湯使用されて給水管部4a内の圧力が下がると、分離板82aが出口74方向に向かって揺動し、給水管部4aに上水が流れるようになる(図4(b))。この場合、給水管4からの上水が第3温度センサ81aの周囲に導かれ、第3温度センサ81aが合流個所8での上水の流れの中にあり、上水の温度を迅速に感知できるようになる。そして、循環保温運転停止時に給湯使用された場合、分離板82aは、給水管4を流れる上水の水圧によって出口74をほぼ塞ぐ位置まで揺動する(図4(c)参照)。これにより、循環保温運転中の戻り管7内の温水、または循環保温運転停止中に給湯使用されたとき給水管4内の上水に対して分離板82aが抵抗となるのが防止される。
【0028】
また、図5には、第2実施の形態にかかる即湯機能付給湯装置10が示されている。この給湯装置10は、所定の給湯能力を有する給湯器10a、10b、10cを3台連結して構成したものである。各給湯器10a、10b、10cには、加熱源であるガスバーナーを有する熱交換器(図示せず)が設けられ、熱交換器には、上水を供給する給水管4と、熱交換器で加熱された温水を案内する出湯管5とがそれぞれ接続され、ガスバーナーには、燃焼に必要な燃料ガスを供給するガス供給管6が接続されている。
【0029】
各給湯器10a、10b、10cの各給水管4及び各出湯管5は、水源に接続された元水管40と給湯個所に通じる合流出湯管50にそれぞれ接続されている。この元水管40と合流出湯管50とは、循環ポンプ71を設けた戻り管70で接続されている。戻り管70の一端は、最上流側に位置する給湯装置10aの給水管4と元水管40との接続個所8aに接続され、元水管40内の上水と戻り管70内の温水とが合流する合流個所8aを構成する。そして、各給湯器10a、10b、10cの給水管4と、各給湯器10a、10b、10c及び合流出湯管50と、戻り管70とで循環路が形成される。そして、給湯箇所Sのいずれかの水栓S1、S2が閉じられ給湯が使用されない給湯停止時に、ガスバーナ及び循環ポンプ71を作動してこの循環路で温水を循環させる循環保温運転を行い、水栓S1、S2を開いた給湯使用時、即時に温水が供給されるようにしている。
【0030】
この場合、循環保温運転中に給湯使用されたか否かを判別する第3温度センサは合流個所8aに配置されている。また、各給湯器10a、10b、10cの給水管4に第1流量センサ41をそれぞれ設けると共に、戻り管70に第2温度センサ72と第2流量センサ73とを設け、上記第1実施の形態で説明したのと同様の方法で循環保温運転が制御される。
【0031】
尚、循環保温運転は、給湯使用を停止したとき作動していた給湯器10a、10b、10cを使用して行われるが、各給湯器10a、10b、10cの寿命の均一化を図るため、ローテション運転させるのがよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の即湯機能付給湯装置では、給湯個所での給湯使用量の多少に関わらず、迅速かつ確実に給湯使用を判断できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態にかかる即湯機能付給湯装置の構成を概略的に示す図
【図2】合流個所を拡大して説明する図
【図3】循環保温運転を説明するフロー図
【図4】(a)乃至(c)は、合流個所に設けた分離板の他の変形例を説明する図
【図5】第2実施の形態にかかる即湯機能付給湯装置の構成を概略的に示す図
【符号の説明】
1 即湯機能付給湯装置
2 熱交換器
4 給水管
5 出湯管
7 戻り管
71 循環ポンプ
8 合流個所
81 温度検出手段
Claims (5)
- 加熱源を有する熱交換器を備え、この熱交換器に、上水を供給する給水管と給湯個所に通じる出湯管とを接続すると共に、この給水管と出湯管とを戻り管で接続して循環路を形成し、この循環路内で温水を循環させる循環ポンプを設けた即湯機能付給湯装置において、
前記戻り管内の温水と給水管内の上水とが合流する合流個所に一個の温度検出手段を配置し、この温度検出手段での検出温度に基いて給湯使用の開始を検知し前記循環ポンプの作動を制御するようにしたことを特徴とする即湯機能付給湯装置。 - 加熱源を有する熱交換器を備え、この熱交換器に、上水を供給する給水管と熱交換器で加熱された温水を案内する出湯管とを接続して構成した給湯器を複数台連結し、各給湯器の給水管及び出湯管を、水源に接続された元水管と給湯個所に通じる合流出湯管にそれぞれ接続すると共に、この元水管と合流出湯管とを戻り管で接続して循環路を形成し、この循環路内で温水を循環させる循環ポンプを設けた即湯機能付給湯装置において、
前記戻り管内の温水と元水管内の上水とが合流する合流個所に一個の温度検出手段を配置し、この温度検出手段での検出温度に基いて給湯使用の開始を検知し前記循環ポンプの作動を制御するようにしたことを特徴とする即湯機能付給湯装置。 - 前記制御は、前記温度検出手段での検出温度が単位時間当たりに所定温度低下した場合に、給湯個所で給湯使用が開始されたと判断し、前記循環ポンプの作動を停止するものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の即湯機能付給湯装置。
- 前記合流個所へ流れる上水が前記温度検出手段の周囲に導かれるように、合流個所内で温水の流れと上水の流れとを分離する分離板を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の即湯機能付給湯装置。
- 前記戻り管と前記給水管の合流個所の下流側とに、管内の流量を検出する流量検出手段をそれぞれ設け、前記温度検出手段による検出温度に加えて各流量検出手段での流量差を検出し、少なくとも一方の検出結果に基いて前記制御を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の即湯機能付給湯装置。
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