JP2689797B2 - 即出湯給湯器 - Google Patents

即出湯給湯器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、循環ポンプを備えた配
管保温用循環回路を有し、配管内に温湯を循環させるこ
とにより、常時給湯栓を開くと同時に出湯することので
きる即出湯給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、循環ポンプを備えた配管保温用循
環回路を有し、配管内に温湯を循環させることにより、
常時給湯栓を開くと同時に出湯することのできる即出湯
給湯器が知られており、例えば開平2−61461号
公報に、熱交換器の両端にそれぞれ接続された出湯路と
入水路とを、出湯路に接続された給湯管路と、一端が給
湯管路に接続され、他端が戻り管路に接続されて適当数
の給湯栓を備えた給湯部と、循環ポンプを備え、入水路
に接続された戻り管路とにより連通させて循環回路を構
成し、循環ポンプの下流側に給水管路を接続し、給水管
路接続部と循環ポンプとの間の戻り管路、及び給水管路
にそれぞれ逆止弁を設けた即出湯給湯器が記載されてい
る。
【0003】上記即出湯給湯器においては、燃焼器によ
る加熱を行いつつ、即出湯運転スイッチを手動でオンす
ると、給湯栓が開かれると、循環回路内の循環水量と熱
交換器への入水量との差により、給湯栓開を検出して循
環ポンプの運転を停止し、熱交換器への入水温度、入水
量及び出湯温度に基づいてガス圧を制御する通常の給湯
器の出湯温度制御を行い、給湯栓を閉じると、給湯栓閉
を検出して循環ポンプを駆動させることにより、熱交換
器から送出された温湯が出湯路、給湯管路、給湯部、戻
り管路及び入水路を経て熱交換器に還流するものであ
り、給湯部には常時温湯が流通しているから、常に給湯
栓を開くと即時に温湯が得られると同時に給水管路から
戻り管路に冷水が供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の即出湯給湯器においては、即出湯運転スイッチを手
動でオン・オフすることにより循環ポンプの駆動停止を
行うものであるから、即出湯を行いたい場合には、即出
湯運転スイッチをオンさせたままに保持しなくてはなら
ないものであり、給湯使用頻度、即ち給湯栓を開閉する
頻度が低い場合には大きなエネルギーロスを生じるとい
う問題があった。
【0005】本発明の目的は、給湯使用頻度の低い場合
には、自動的に設定温度を低下させるとともに、循環ポ
ンプをオン・オフさせることにより、エネルギーロスを
低減させることのできる即出湯給湯器を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の即出湯給湯器は、燃焼器等により加熱される
熱交換器に接続された入水路及び出湯路に、所定数の給
湯栓を有する循環路の両端を接続し、循環路に循環ポン
プを設置するとともに、循環ポンプの下流側に給水路を
接続して成り、燃焼運転中に給湯栓を閉じた給湯停止状
態になると循環ポンプを運転して所定の保温設定温度に
保った高温湯を循環路内に循環させる循環保温運転を行
う即出湯給湯器において、給湯停止状態が所定時間以上
経過すると、保温設定温度を所定値だけ低下させて燃焼
を制御するとともに水を循環させるセーブ運転を行い、
一定時間が経過する時点まで給湯栓が閉止された給湯停
止状態が継続している時に、長時間給湯栓が開かれない
と判定して循環保温運転を停止するものであり、給湯の
使用頻度の大小に応じた循環保温運転を行うことがで
き、給湯使用頻度が大きい場合には保温設定温度を高く
した循環保温運転を行って高温湯を即出湯させることを
可能にし、給湯使用頻度が小さい場合には、循環保温運
転における保温設定温度を下げることで不必要な燃焼を
抑制してエネルギーロスを低減させることができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図に基づいて説明する。図
1において、即出湯給湯器として給湯器を例に挙げて説
明すると、給湯器1は、上方に配設された熱交換器2
と、その下方に配置された燃焼器3と、燃焼器3の下方
の吸気路に配置された燃焼用ファン4とが、上部に排気
口51を有するケーシング5内に設けられており、燃焼器
3の近傍に点火プラグ6及び着火を検出するフレームロ
ッド7が配設されている。
【0008】熱交換器2には入水路21と出湯路22とが接
続され、入水路21には、熱交換器2への入水温度T1
検出する入水温度センサ8と、熱交換器2への入水量Q
1 を検出する水量センサ9が設けられ、出湯路22には熱
交換器2からの出湯温度T2 を検出する出湯温度センサ
10が設けられており、出湯路22に循環ポンプ11を備えた
循環路23の一端が接続され、循環路23の他端は、入水温
度センサ8及び水量センサ9より上流位置において入水
路21に給水路25とともに合流接続され、循環路23に循環
路23内の通水量、即ち循環水量Q2 を検出する循環水量
センサ12、及び適当数の給湯栓24が設置されている。
【0009】入水温度センサ8、入水量センサ9、出湯
温度センサ10及び循環水量センサ12からの検出信号がマ
イクロコンピュータ等から成り、タイマ部16、設定温度
調整部17及び制御部18から成るコントローラ13の制御部
18に入力され、これらの検出信号に基づいて制御部18
が、燃焼器3に接続されたガス供給路30に設けられた比
例制御弁(図示せず)及び能力切替弁31に燃焼量を調節
するための制御信号を出力する。また、燃焼用ファン4
には回転数検出センサ41が設けられており、該回転数検
出センサ41からの検出回転数はコントローラ13の制御部
18に入力され、燃焼器3の燃焼に要求される送風量に対
応した目標回転数に基づいて制御電圧を燃焼用ファン4
に出力し、燃焼用ファン4の回転数を制御する。
【0010】次に、図2に示すフローチャートを参照し
て動作について説明する。即出湯運転スイッチ14をオ
ン、セーブ運転スイッチ15をオンさせると、コントロー
ラ13が即出湯運転制御に移行し、給湯栓24が開かれてい
る場合は、循環路23から入水路21に流入する循環水量が
減少するから、コントローラ13において、入水量センサ
で検出した入水路21から熱交換器2に流入する入水量Q
1 と、循環水量センサ12で検出した循環水量Q2 との差
が所定値よりも大きくなったとき、例えば最小運転通水
量MOQ よりも大きく(Q1 −Q2 ≧MOQ )なったときに
給湯栓24が開かれているものと判定し、循環ポンプ11を
停止して出湯運転を行い、入水温度センサ8、入水量セ
ンサ9、出湯温度センサ10からの出力及び設定温度Ts
に基づいて燃焼器3のガス圧制御を行う。
【0011】給湯栓24が閉じられると、入水量Q1 と循
環水量Q2 との差が小さくなり、所定値未満、例えば最
小運転通水量MOQ 未満(Q1 −Q2 <MOQ )となると給
湯栓24が閉止されたものと判定して第1次循環保温運転
に移行する。
【0012】第1次循環保温運転に移行すると、循環ポ
ンプ11の運転が開始され、入水温度T1 が低下して予め
定められた保温設定温度Tsと入水温度T1 との差が第
1所定値α以上(Ts −T1≧α)になると、燃焼器3
の燃焼が開始される。燃焼器3の燃焼により循環水温度
が上昇し、保温設定温度Ts と入水温度T1 との差の絶
対値が第2所定値β以下(|Ts −T1 |≦β)になる
と燃焼器3が消火され、この保温運転をコントローラ13
内のタイマ部16により設定された一定時間継続する。
【0013】一定時間内に給湯栓24が開かれて出湯が行
われる場合は、入水量Q1 と循環水量Q2 との差が所定
値、例えば最小運転通水量MOQ 以上(Q1 −Q2 ≧MOQ
)になると、循環ポンプ11を停止して出湯運転を行
い、入水温度センサ8、入水量センサ9、出湯温度セン
サ10からの出力及び設定温度Ts に基づいて燃焼器3の
ガス圧制御を行って通常の出湯運転制御を行うととも
に、タイマ部16をリセットする。
【0014】給湯栓24が閉止された循環保温運転状態で
一定時間が経過すると、タイマ部16からの出力により、
設定温度調整部17が保温設定温度Ts を予め定めた所定
値aだけ低下させ、新しい保温設定温度(Ts −a)に
基づいて第2次循環保温運転を行う(セーブ運転)もの
であり、保温設定温度(Ts −a)と入水温度T1 との
差が第1所定値α以上{(Ts −a)−T1 ≧α}にな
ると、燃焼器3の燃焼が開始され、循環水温度が上昇
し、保温設定温度Ts と入水温度T1との差の絶対値が
第2所定値β以下{|(Ts −a)−T1 |≦β}にな
ると燃焼器3が消火され、この保温運転をコントローラ
13内のタイマ部16により設定された一定時間継続する。
【0015】前回の第1次循環保温運転時と同様に、第
2次循環保温運転時に、タイマ部16で設定された一定時
間内に給湯栓24が開かれて入水量Q1 と循環水量Q2
の差が所定値例えば最小運転通水量MOQ 以上(Q1 −Q
2 ≧MOQ )になると、循環ポンプ11を停止して通常の出
湯運転制御を行うとともに、タイマ部16をリセットす
る。
【0016】給湯栓24が開かれることなくタイマ部16で
設定された一定時間内が経過した場合には、給湯栓24が
長時間使用されないものと判定し、循環ポンプを停止さ
せ、循環保温運転を停止する。
【0017】上記実施例においては、セーブ運転、即ち
所定時間内に給湯使用が無い時に保温設定温度を所定値
aだけ低下させて行う循環保温運転を1回行い(第2次
循環保温運転)、所定時間経過後に循環保温運転を停止
しているが、循環保温運転を停止するまでのセーブ運転
の回数は適宜設定することができるものであり、保温設
定温度を低下させる値aもセーブ運転の回数に応じて設
定することができる。また、セーブ運転スイッチ15をコ
ントローラ13内に機能として組み込んでおくことによ
り、自動的にセーブ運転を選択することができる。
【0018】上述の構成により、給湯使用頻度が大きい
場合には保温設定温度を高くした循環保温運転を行い、
随時高温湯を即出湯させることを可能にし、給湯使用頻
度が小さい場合には、循環保温運転における保温設定温
度を下げることで不必要な燃焼を抑制してエネルギーロ
スの低減を図ることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
から、給湯の使用頻度の大小に応じた循環保温運転を行
うことができ、給湯使用頻度が大きい場合には保温設定
温度を高くした循環保温運転を行って高温湯を即出湯さ
せることを可能にし、給湯使用頻度が小さい場合には、
循環保温運転における保温設定温度を下げることで不必
要な燃焼を抑制してエネルギーロスを低減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る即出湯給湯器の概略構成図であ
る。
【図2】本発明に係る制御動作のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 給湯器 2 熱交換器 3 燃焼器 4 燃焼用ファン 5 ケーシング 8 入水温度センサ 9 入水量センサ 10 出湯温度センサ10 11 循環ポンプ 12 循環水量センサ 13 コントローラ 14 即出湯運転スイッチ 15 セーブ運転スイッチ 21 入水路 22 出湯路 23 循環路 24 給湯栓 25 給水路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器に接続された入水路及び出湯路
    に、所定数の給湯栓を有する循環路の両端を接続し、循
    環路に循環ポンプを設けるとともに、循環ポンプの下流
    側に給水路を接続して成り、給湯停止状態になると循環
    ポンプを運転して所定の保温設定温度に保った高温湯を
    循環路内に循環させる循環保温運転を行う即出湯給湯器
    において、給湯停止状態が所定時間以上経過すると、保
    温設定温度を所定値だけ低下させて燃焼を制御するとと
    もに水を循環させるセーブ運転を行い、一定時間が経過
    する時点まで給湯栓が閉止された給湯停止状態が継続し
    ている時に長時間給湯栓が開かれないと判定し、循環保
    温運転を停止させることを特徴とする即出湯給湯器。
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