JPH0510587A - 給湯器 - Google Patents

給湯器

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JPH0510587A
JPH0510587A JP3020962A JP2096291A JPH0510587A JP H0510587 A JPH0510587 A JP H0510587A JP 3020962 A JP3020962 A JP 3020962A JP 2096291 A JP2096291 A JP 2096291A JP H0510587 A JPH0510587 A JP H0510587A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】浴槽等への湯はりの際に、通水管の詰まり等に
よる通水不良や通水量センサの作動不良等を早期に使用
者に知らしめることができる一方、その湯はりの初期段
階等において通水量が湯量サーボ等により少量に制限さ
れても、支障なく浴槽等への給湯を行うことができる給
湯器を提供する。 【構成】前記熱交換器2への通水量を検出する通水量検
出手段24と、浴槽Aへの湯はりの際において通水量を
少量に制限する通水量制御手段25と、湯はりの際の作
動を制御する湯はり制御手段32と、表示手段34とを
備える。浴槽Aへの湯はりは通水量制御手段25の制御
により通水量があらかじめ設定された閾値以上のときに
行われる。表示手段34は湯はりの際に通水量が閾値よ
りも小さいときにその旨を表示する。閾値は通水量制御
手段が湯はりの際において制限する通水量の最小値以下
の値に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーナ等の熱交換器を
介して給湯を行う給湯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給湯器としては、熱交換
器への通水量を例えば回転羽根車等を用いて構成した通
水量センサにより検出し、その通水量があらかじめ設定
された所定値(閾値)以上のときにのみ、その通水量や
通水温度等に応じて熱交換器を作動させて該熱交換器を
介して給湯を行うようにしたものが知られている。
【0003】そして、特に、浴槽等への湯はり(給湯)
を行う給湯器においては、その湯はりの際には、通常、
浴槽等の給湯栓を略全開状態として行われることから、
前記閾値を比較的大きめに設定し、通水量センサにより
検出される通水量がその閾値よりも小さいときには、通
水管の詰まり等による通水不良や、通水量センサの作動
不良等の不都合があるものとして、その旨を表示器等に
より使用者に知らしめるようにしたものが知られてい
る。
【0004】一方、この種の給湯器においては、その通
水量あるいは給湯量は給湯栓の開度に応じた量であるの
が一般的であるものの、特に、浴槽等への湯はりの際に
は給湯栓が略全開状態とされるので、その給湯栓の開度
に応じた給湯を行うと、その初期段階等において、所謂
ウォータハンマ等の不都合を生じ、これを防止するため
に、湯はりの初期段階等において、湯量サーボ等により
通水量を比較的少量(例えば、3.5リットル/分)に
制限するようにしたものが知られている。
【0005】そして、このような給湯器においても上記
のように、通水量に対する閾値を設定し、通水量センサ
により検出される通水量がその閾値よりも小さいときに
は、その旨を表示器等により使用者に知らしめるように
することが望ましいことはもちろんである。
【0006】しかしながら、このように湯量サーボ等を
備える給湯器においては、上記のように閾値を設定する
に際して、次のような不都合があった。
【0007】すなわち、湯量サーボ等を備えない給湯器
にあっては、湯はりの際に給湯栓が略全開状態とされる
ことに対応して前記閾値を比較的大きめに設定してもな
んら支障はなく、むしろ、通水不良や通水量センサの作
動不良を早期に使用者に知らしめるためには、閾値を大
きめに設定することが好ましい。
【0008】ところが、湯量サーボ等を備える給湯器に
あっては、前記したように、湯はりの初期段階等におい
て、通水量が少量に制限されるため、閾値を大きめに設
定すると、その湯はりの初期段階等において通水量が閾
値よりも小さくなってその旨が通水不良や通水量センサ
の作動不良として表示器等により表示されてしまうこと
となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消し、湯量サーボ等を備える給湯器において、浴槽
等への湯はりの際に、通水管の詰まり等による通水不良
や通水量センサの作動不良等を早期に使用者に知らしめ
ることができる一方、その湯はりの初期段階等において
通水量が少量に制限されても、支障なく浴槽等への給湯
を行うことができる給湯器を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の発明者等は、種
々の検討の結果に、通常の湯量サーボ等においては、通
水量を最小限に制限した場合においてもその最小の通水
量は3.5リットル/分程度であり、この最小の通水量
以下の値に当該湯はりに係わる閾値を設定しても、その
閾値を例えば台所や洗面所等において使用される通常的
な通水量以上の値としておけば、重度あるいは中程度の
通水不良や通水量センサの作動不良等においては湯はり
の際の通水量がその閾値よりも小さくなってその旨を使
用者に知らしめることが可能であると知見した。
【0011】そこで、本発明は上記の目的を達成するた
めに、熱交換器を介して給湯を行う給湯器において、前
記熱交換器への通水量を検出する少なくとも一つの通水
量検出手段と、少なくとも浴槽等への湯はりの際におい
て当該通水量を少量に制限する通水量制御手段と、前記
の湯はり時に該通水量検出手段により検出された通水量
があらかじめ設定された閾値以上のときに当該湯はりを
行わしめるべく当該給湯器を制御する湯はり制御手段
と、当該湯はりの際に前記通水量が前記閾値よりも小さ
いときにその旨を表示する表示手段とを備え、前記閾値
は前記通水量制御手段が前記湯はりの際において通水量
を少量に制限した時のその最小の通水量以下の値に設定
されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、前記の湯はりの際には、その
初期段階等において前記通水量が前記通水量制御手段に
より少量に制限されるものの、前記閾値は、その最小の
通水量以下の値に設定されているので、前記通水量検出
手段により検出される通水量は該閾値以上となり、従っ
て、前記湯はり制御手段は、当該給湯器に当該湯はりを
行わせ、また、前記表示手段は前記の表示を行わない。
【0013】そして、前記閾値を前記通水量制御手段に
よる前記最小の通水量以下で適切に設定しておけば、通
水不良や前記通水量検出手段の作動不良等が生じたとき
には、該通水量検出手段により検出される通水量が該閾
値よりも小さくなって、前記表示手段はその旨を表示す
る。
【0014】前記閾値は、前記したことから、3.5リ
ットル/分以下であることが好ましく、また、台所や洗
面所等において使用される通常的な通水量以上であるこ
とが好ましい。
【0015】
【実施例】本発明の給湯器の一例を図1及び図2に従っ
て説明する。
【0016】図1は該給湯器の構成を説明するための説
明図、図2はその作動を説明するためのフローチャート
である。
【0017】図1で、1は本体ケースであり、その内部
には、熱交換器2、通水管3及び制御ユニット4が配設
されている。
【0018】熱交換器2は、ガスバーナ5を収納した燃
焼室6を備え、ガスバーナ5には、本体ケース1内に導
入されたガス管7から電磁弁8、ガバナ比例電磁弁9及
び切替電磁弁10を介して燃焼ガスを供給し、燃焼室6
内には、燃焼ファン11を介して空気を供給するように
している。また、熱交換器2は、ガスバーナ5の点火を
行うスパーカ12、温度ヒューズ13及び残火安全装置
14等を備えている。
【0019】通水管3は、その上流端部が本体ケース1
の外部に導出され、水抜き栓15を介して水道管16に
接続されている。
【0020】そして、通水管3の中間部は前記熱交換器
2の燃焼室6内を貫通し、さらに、該通水管3の下流端
部は常用通水管3a及び浴槽用通水管3bに分岐されて
いる。この場合、常用通水路3aは通水管3から逆止弁
17を介して本体ケース1の外部に導出され、さらに外
部通水管18を介して台所や洗面所等の給湯栓19に接
続されている。また、浴槽用通水管3bは、通水管3か
ら浴槽用電磁弁20及び逆止弁21を順に介して本体ケ
ース1の外部に導出され、さらに外部通水管22を介し
て浴槽Aの給湯栓23に接続されている。
【0021】通水管3の上流部には、通水量検知手段で
ある通水量センサ24が設けられ、このセンサ24は、
通水管3における単位時間当たりの通水量に応じた周波
数のパルスを出力するようにしている。このようなセン
サ24は、例えば通水管3内に設けた羽根車(図示しな
い)を通水量に応じた回転速度で回動させ、この時、該
羽根車の所定の回転角度毎にパルスを出力させるように
することにより構成される。
【0022】通水管3の下流部には、前記常用通水管3
a及び浴槽用通水管3bへの分岐箇所に、通水量制御手
段である湯量サーボ25が設けられ、この湯量サーボ2
5は、例えば浴槽Aへの後述の湯はりの際に、その初期
段階において通水管3から浴槽用通水管3bへの通水量
を少量(例えば、3.5リットル/分)に制限し、これ
によって、所謂ウォータハンマを防止するようにしてい
る。
【0023】また、通水管3の上流端部からは、バイパ
ス電磁弁26を介してバイパス通水管27が導出され、
このバイパス通水管27は、その下流端部が前記常用通
水管3aに接続されている。そして、該バイパス通水管
27には、これにおける通水の有無を検知するための水
流スイッチ28が設けられている。
【0024】尚、通水管3の上流端部と前記熱交換器2
の燃焼室6内からの導出箇所とには、それぞれ入水温サ
ーミスタ29及び出湯温サーミスタ30が設けられ、こ
れらのサーミスタ29,30は、それぞれ通水管3への
入水温及び通水管3からの出湯温を検知するようにして
いる。
【0025】さらに、通水管3の中間部には、その内部
の水の凍結を防止するための凍結予防ヒータ31が装着
されている。
【0026】前記制御ユニット4は、その主要部が図示
しないCPU、RAM及びROM等を含み、回路的に構
成されたものであり、前記給湯栓23を介した浴槽Aへ
の湯はりを制御する湯はり制御手段32等、給湯に係わ
る種々の制御手段を有している。
【0027】この制御ユニット4は、当該給湯器を操作
すべく本体ケース1の外部に設けられた表示手段である
表示器34を含む操作器35に接続される一方、前記熱
交換器2の各電磁弁8〜10及びスパーカ12、並びに
前記通水量センサ24、湯量サーボ25、両サーミスタ
29,30、浴槽用電磁弁20、バイバス電磁弁26及
び水流スイッチ28等に接続され、操作器35からの指
令に基づいて、通水量センサ24を介して検出される通
水管3の通水量並びに両サーミスタ29,30を介して
検出される入水温及び出湯温等に応じて熱交換器2、浴
槽用電磁弁20及びバイバス電磁弁26等を制御するよ
うにしている。
【0028】この場合、操作器35においては、台所等
への“通常給湯運転”、浴槽Aへの“湯はり運転”等の
種々の給湯メニューを選択可能とし、さらに、給湯温度
等を設定可能としている。また、“湯はり運転”におい
ては湯はり量をも設定可能としている。
【0029】次に、かかる給湯器において、上記“湯は
り運転”の場合の作動を図1を参照しつつ図2のフロー
チャートに従って説明する。
【0030】前記浴槽Wの湯はりを行う場合には、ま
ず、使用者が前記操作器35により“湯はり運転”を選
択し、さらに、給湯温度及び湯はり量を設定した後に、
前記給湯栓23を略全開程度に開く。
【0031】そして、かかる設定等が行われると、制御
ユニット4の湯はり制御手段32は、図2に示すフロー
チャートに従ってこの給湯器を制御する。
【0032】すなわち、湯はり制御手段32は、まず、
前記バイパス電磁弁26を開いて通水管3の上流端部と
前記常用通水管3aとをバイパス通水管27を介して連
通させ、さらに、前記浴槽用通水管3bへの通水量を少
量(例えば、3.5リットル/分)とすべく前記湯量サ
ーボ25を最大限に絞る一方、前記通水量センサ24を
介して検出される単位時間当たりの通水量を累積加算す
ることにより得られる湯はり量の測定を開始する。
【0033】尚、この場合、このフローチャートには示
さないが、台所や洗面所等の前記給湯栓19が既に開か
れて台所や洗面所等への“通常給湯運転”が既に行われ
ている場合には、これが優先されて“湯はり運転”は待
機状態となる。
【0034】次いで、湯はり制御手段32は、前記浴槽
用電磁弁20を開くと共に、湯量サーボ25による通水
絞りを徐々に解除する。
【0035】この時、通水管3から前記浴槽用電磁弁2
0、逆止弁21、浴槽用通水管3b、外部通水管22及
び給湯栓23を順に介して浴槽Aへの通水が開始され
る。
【0036】一方、これと並行して、熱交換器2の作動
制御が次のように行われる。すなわち、上記のように通
水管3における通水が開始されると、湯はり制御手段3
2は、前記通水量センサ24を介して検出される通水量
が、熱交換器2の作動・不作動を決定すべくあらかじめ
設定された所定の判定値W1 (例えば、2.6リットル
/分)以上であって、且つ、前記入水温サーミスタ29
を介して検出される入水温が操作器35により設定され
た給湯温から例えば2°Cを減算した値よりも小さい場
合にのみ、熱交換器2を作動させて通水の加熱を行わし
め、これらの条件を満足しないときには、通水の加熱を
行わない。
【0037】この場合、入水温に応じて熱交換器2の作
動を制御するようにしたのは、例えば図示しないソーラ
システムから通水管3に通水が行われるような場合にお
いて、入水温が設定温度以上となって熱交換器2の作動
させる必要がない場合があるからである。
【0038】尚、前記判定値W1 は、“通常給湯運転”
及び“湯はり運転”の如何にかかわらず、熱交換器2の
作動・不作動を決定するための判定値であり、前記給湯
栓19,23が略中程度の開度で開かれれば、通水量が
該判定値W1 以上となって給湯が行われるような値(例
えば2.6リットル/分)とされている。
【0039】次に、上記のように、浴槽Aへの通水ある
いは給湯が開始されると、湯はり制御手段32は、その
開始と同時に、通水量センサ24を介して検出される通
水量とあらかじめ“湯はり運転”の制御用として設定さ
れた閾値W2との比較を行い、該通水量が閾値W2 以上
のときには、前記の熱交換器2の作動制御を継続させ、
これによって、浴槽Aへの湯はりを行う。
【0040】この場合、この湯はりの初期段階あるいは
上記の通水の開始時点においては、前記したように、所
謂ウォータハンマを防止するために、湯はりサーボ25
により通水量が最小量(例えば、3.5リットル/分)
に制限されているものの、前記閾値W2 は、その最小量
以下の値であって、且つ、給湯栓23が略全開に開かれ
ることに対応して、該給湯栓23が中程度の開度で開か
れた場合の通水量以上の値(例えば、3.0リットル/
分)とされており、従って、通常時は、湯はりサーボ2
5による通水量の制限が上記のように解除された後はも
ちろん、通水量が制限されているときであっても、支障
なく浴槽Aへの湯はりが行われる。
【0041】そして、この湯はり時には、前記のように
湯はり量の測定が逐次行われると共に、該湯はり量が操
作器35を介してあらかじめ設定された湯はり量と逐次
比較され、当該設定値以上となったときには、湯量サー
ボ25を絞り浴槽用電磁弁20及びバイパス電磁弁26
を閉じる一方、熱交換器2の作動を停止させ、これによ
って、浴槽Aへの給湯を停止する。
【0042】一方、前記の通水量と閾値W2 との比較時
に、通水量が閾値W2 よりも小さいときには、湯はり制
御手段32は、その旨を前記操作器35の表示器34に
表示させ、さらに、浴槽用電磁弁20及びバイパス電磁
弁26を閉じて浴槽Aへの通水を停止させた後に、熱交
換器2も停止させる。
【0043】この場合、閾値W2 は、前記したように給
湯栓23が略全開に開かれることに対応して、該給湯栓
23が中程度の開度で開かれた場合の通水量以上の値
(例えば、3.0リットル/分)とされており、従っ
て、例えば通水管3等が塵等により詰まって、給湯栓2
3を全開としても通水がスムーズに行われないような場
合(通水不良の場合)や、あるいは、前記通水量センサ
24の羽根車(図示しない)の回転がスムーズに行われ
ないような場合(通水量センサ24の故障あるいは作動
不良の場合)には、該通水量センサ24により検出され
る通水量が前記閾値W2 よりも小さくなって、上記のよ
うにその旨が表示器34により表示されると共に“湯は
り運転”が停止され、これによって、使用者は、通水管
3等の通水不良あるいは通水量センサ24の作動不良等
を認識することができる。
【0044】尚、上記のように、“湯はり運転”が停止
されても、使用者は、台所や洗面所等の前記給湯栓19
を開けば、通常の給湯は行えるようになっている。
【0045】このように、かかる給湯器によれば、“湯
はり運転”においては、その初期段階で湯量サーボ25
により通水量を少量に制限するものの、前記閾値W
2 は、その制限による最小の通水量以下の値に設定され
ているので、通常時は、“湯はり運転”が支障なく行わ
れる。そして、通水管3等の通水不良や通水量センサ2
4の作動不良等の場合には、通水量センサ24を介して
検出される通水量が閾値W 2 よりも小さくなって、使用
者が容易に且つ即座にその旨を知ることができる。
【0046】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、浴槽等への湯はりの際に、通水量が、通水量
制御手段により制限され得る最小量以下の値であらかじ
め適切に設定された閾値以上のときにその湯はりを行う
ようにすると共に、該通水量が第2の閾値よりも小さい
ときにはその旨を表示手段により表示するようにしたこ
とによって、通常時は、湯はりの初期段階等において通
水量が少量に制限されるにもかかわらず、支障なく該湯
はりを行うことができる一方、通水管の詰まり等による
通水不良や通水量検出手段の作動不良等がある場合に
は、これを速やかに使用者に知らしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯器の一例の構成を説明するための
構成図
【図2】該給湯器の作動を説明するためのフローチャー
【符号の説明】
2…熱交換器 24…通水量
センサ 25…湯量サーボ(通水量制限手段) 32…湯はり
制御手段 34…表示器(表示手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】熱交換器を介して給湯を行う給湯器におい
    て、前記熱交換器への通水量を検出する通水量検出手段
    と、少なくとも浴槽等への湯はりの際において当該通水
    量を少量に制限する通水量制御手段と、前記の湯はり時
    に該通水量検出手段により検出された通水量があらかじ
    め設定された閾値以上のときに当該湯はりを行わしめる
    べく当該給湯器を制御する湯はり制御手段と、当該湯は
    りの際に前記通水量が前記閾値よりも小さいときにその
    旨を表示する表示手段とを備え、前記閾値は前記通水量
    制御手段が前記湯はりの際において通水量を少量に制限
    した時のその最小の通水量以下の値に設定されているこ
    とを特徴とする給湯器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016038169A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 株式会社パロマ 給湯装置
JP2016075407A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 リンナイ株式会社 給湯装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016038169A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 株式会社パロマ 給湯装置
JP2016075407A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 リンナイ株式会社 給湯装置

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