JP3945719B2 - 初装化炉心 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、沸騰水型原子炉(以下、BWRと略す)の初装荷炉心に関する。
背景技術
初装荷炉心の取出燃焼度を高めるためには、炉心の平均濃縮度を高くする必要がある。このため、平均濃縮度の異なる複数の燃料集合体を装荷した初装荷炉心では、燃料集合体間の濃縮度差が増大し、平均濃縮度の高い高濃縮度燃料集合体(以下、高濃縮度燃料という)と平均濃縮度の低い低濃縮度燃料集合体(以下、低濃縮度燃料という)の核特性の差が大きくなる。核特性の差が大きな高濃縮度燃料と低濃縮度燃料が隣接する場合、熱中性子束の高い低濃縮度燃料から熱中性子束の低い高濃縮度燃料へ熱中性子の流れ込みが起きる。従って、高濃縮度燃料の燃料棒の出力が上昇し、燃焼初期における最大線出力密度及び最小限界出力比が厳しくなり、熱的余裕の改善が課題であった。
熱的余裕を改善するために、従来はガドリニア入り燃料棒(以下、Gd燃料棒という)を、燃料集合体の横断面においてできるだけ対称に配置していた。
初装荷炉心の高燃焼度化のために炉心の平均濃縮度を高くする場合、余剰反応度を抑えるために、制御棒は長時間炉心に挿入された後、引き抜かれる。従って、この制御セルに装荷された燃料集合体は、横断面の制御棒側の出力が反制御棒側の出力よりも小さくなったまま燃焼し、制御棒側の燃料棒の燃焼が遅れる。これを制御棒履歴効果という。この制御棒履歴効果の影響により、従来の初装荷炉心では熱的余裕を十分に確保できなかった。特に、第2サイクルで制御セルに高濃縮度燃料を用いる場合、熱的余裕は厳しかった。
発明の開示
本発明の目的は、高燃焼度化のために平均濃縮度を高くし、且つ第2サイクルで制御セルに高濃縮度燃料を用いる初装荷炉心において、熱的余裕を確保できる初装荷炉心を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、外形が実質的に正方形状をなし平均濃縮度が異なる複数の燃料集合体と、十字形の複数の制御棒とを備えた初装荷炉心において、平均濃縮度が最も低い第1燃料集合体1体及び該第1燃料集合体より平均濃縮度が高い第2燃料集合体3体で正方形状の単位セルを構成し、該単位セルの4つの角に前記制御棒を1個ずつ配置して単位装荷パターンを構成し、複数の該単位装荷パターンを炉心の中央領域に設けると共に、各単位装荷パターン内で第1燃料集合体に斜めに接する第2燃料集合体を、その対角線で制御棒側領域と反制御棒側領域に領域分けした場合、制御棒側領域内に存在するガドリニア入り燃料棒の数を、反制御棒側領域内に存在するガドリニア入り燃料棒の数より2本以上多くする。
本発明による効果を検討するために、第2サイクルで制御セルを構成する高濃縮度燃料の局所ピーキング係数を解析的に求めた。
第5図に、本発明の比較例の単位装荷パターンを示す。本比較例は、後述する第2図のように、1体の低濃縮度燃料7,2体の高濃縮度燃料8,1体の高濃縮度燃料9aを備える。低濃縮度燃料7が上記に第1燃料集合体に相当し、高濃縮度燃料8及び9aが上記の第2燃料集合体に相当する。第5図で、高濃縮度燃料9aを対角線L1で、制御棒側領域と反制御棒側領域に分けると、制御棒側領域のGd燃料棒10の数は4本、反制御棒側領域のGd燃料棒10の数は10本である。
第5図の比較例を用い、2つの場合について、燃焼度20GWd/tにおける高濃縮度燃料9a内の軸方向に垂直な断面での局所ピーキング係数を解析的に求めた。第1は、燃焼度20GWd/t(第2サイクルの末期に相当)まで制御棒3を炉心に挿入しない第1比較例である。第2は、燃焼度10GWd/t(第1サイクルの末期に相当)まで制御棒3を炉心に挿入せず、その後20GWd/tまで制御棒3を炉心に挿入し、20GWd/tで制御棒3を炉心から引き抜く第2比較例である。
第1比較例の解析結果を第6図に、第2比較例の解析結果を第7図に示す。ここで、上記軸方向に垂直な断面とは、燃料集合体の燃料有効長を軸方向に24分割したときの下から2/24〜10/24の断面を示している。第6図及び第7図に示すように、制御棒履歴効果の影響で、第2比較例の方が第1比較例よりも制御棒側の局所ピーキング係数が上昇する。また、第7図に示すように、制御棒側のコーナーの局所ピーキング係数が最大となる。
次に、後述する第2図に示す本発明を用い、第2比較例と同じように制御棒を操作し、燃焼度20GWd/tにおける軸方向に垂直な断面の局所ピーキング係数を解析的に求めた結果を、第8図に示す。第2図の高濃縮度燃料9を対角線L1で制御棒側領域と反制御棒側領域に分けると、制御棒側領域のGd燃料棒10の数は10本、反制御棒側領域のGd燃料棒10の数は4本で、これら2つの領域のGd燃料棒の本数差(以下、Gd燃料棒差という)は6本である。これは、第5図の比較例とはGd燃料棒10の分布が逆である。
第8図から、本発明によれば、第2比較例よりも制御棒側に局所ピーキング係数の上昇を抑制できることが判る。即ち、Gd燃料棒10を高濃縮度燃料9内の反制御棒側領域よりも制御棒側領域に多く配置することにより、第2サイクル終了後に、高濃縮度燃料9で構成される制御セルから制御棒3を引き抜いても、制御棒側の局所ピーキング係数の上昇を抑制でき、熱的余裕を確保できる。特に、大きさが最大となる制御棒側のコーナーの局所ピーキング係数を抑えるためには、高濃縮度燃料9の外側から2層目の制御棒側のコーナーにGd燃料棒10を配置することが効果的である。
次に、Gd燃料棒差と上記局所ピーキング係数の抑制効果の関係を第17図を用いて説明する。第17図は、高濃縮度燃料9内のGd燃料棒10の位置を変え、制御棒側領域のGd燃料棒10の本数n1と、反制御棒側領域のGd燃料棒10の本数n2との差n1−n2で定義されるGd燃料棒差を横軸に、燃料棒出力の最大値を縦軸に示す。但し、対角線L1上にGd燃料棒が存在する場合には、制御棒側領域及び反制御棒側領域のGd燃料棒の本数として、各々0.5本を加算する。
第17図に示すように、燃料棒出力に最大値は、Gd燃料棒差が1本あたりから低下し始め、3本以上になるとほぼ飽和する傾向がある。この傾向から、Gd燃料棒差を2本以上とすることで燃料棒出力の最大値を効果的に低減できることが判る。従って、Gd燃料棒差を2本以上とすることにより、制御棒側の局所ピーキング係数の上昇を抑制し、熱的余裕を確保できる。尚、より好ましいGd燃料棒差の範囲は、上記の飽和傾向が現れる3本以上である。
第17図にはGd燃料棒差の上限を示していない。しかし、Gd燃料棒差には上限があり、燃料集合体内の全燃料棒数の約1/4である。これは、以下の理由による。Gd燃料棒は、燃料集合体の最外周を除く位置に配置される。従って、第18図に示す燃料集合体よりも多くのGd燃料棒を制御棒側領域に配置できないからである。第18図の場合、Gd燃料棒差は19本で、全燃料棒数74本の約1/4である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による初装荷炉心の第1実施例の1/4横断面図である。
第2図は、本発明による単位装荷パターンの第1実施例の横断面図である。
第3図は、第2図の高濃縮度燃料の軸方向における濃縮度及びガドリニアの分布図である。
第4図は、本発明による燃料集合体の一部切欠斜視図である。
第5図は、比較例の単位装荷パターンの横断面図である。
第6図は、第1比較例の局所ピーキング係数の解析結果を示す図である。
第7図は、第2比較例の局所ピーキング係数の解析結果を示す図である。
第8図は、本発明の局所ピーキング係数に解析結果を示す図である。
第9図は、本発明による単位装荷パターンの第2実施例の横断面図である。
第10図は、本発明による単位装荷パターンの第3実施例の横断面図である。
第11図は、本発明による単位装荷パターンの第4実施例の横断面図である。
第12図は、本発明による初装荷炉心の第2実施例の横断面図である。
第13図は、本発明による単位装荷パターンの第5実施例の横断面図である。
第14図は、本発明による単位装荷パターンの第6実施例の横断面図である。
第15図は、本発明による単位装荷パターンの第7実施例の横断面図である。
第16図は、本発明による単位装荷パターンに第8実施例に横断面図である。
第17図は、Gd燃料棒差と局所ピーキング係数の関係の説明図である。
第18図は、Gd燃料棒差の上限の説明図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
第1図は、本発明による初装荷炉心の第1実施例の1/4横断面図を示したものである。この炉心は、208体の低濃縮度燃料7,304体の高濃縮度燃料8及び360体の高濃縮度燃料9を合わせて872体の燃料集合体から構成される。低濃縮度燃料7の平均濃縮度は、高濃縮度燃料8の平均濃縮度よりも低い。高濃縮度燃料8と9は、平均濃縮度が等しい。
炉心の外側から2層目より内側の中央領域には、第2図に示すような単位装荷パターンを複数配置している。第2図は、本発明による単位装荷パターンの第1実施例の横断面図を示したものである。本単位装荷パターンは、1体の低濃縮度燃料7,2体の高濃縮度燃料8及び1体の高濃縮度燃料9で正方形状の単位セルを構成し、この単位セルの周りを4個の十字形の制御棒3で取り囲んでいる。第1図の炉心内には、128個の単位装荷パターンが装荷されている。
炉心の中央領域において、各単位装荷パターンの低濃縮度燃料7は、互いに隣接して正方形状の第1制御セル2aを構成するように配置される。また、各単位装荷パターン内の低濃縮度燃料7に斜めに接する高濃縮度燃料9は、互いに隣接して正方形状の第2制御セル2bを構成するように配置される。即ち、第1制御セル2a及び第2制御セル2bを構成する4つの単位装荷パターンは、それぞれ第1制御セル2a及び第2制御セル2bの中心に対して回転対称に配置される。
第1図の炉心は、29個の第1制御セル2aと32個の第2制御セル2bを備えている。第1サイクルでは第1制御セル2aに制御棒3が挿入され、第2サイクルでは主に第2制御セル2bに制御棒3が挿入される。
単位装荷パターンを構成する各燃料集合体は、燃料棒6が9行9列(9×9)の正方形状に配置されており、その内部に水が流れる太径の水ロッド5が2本配置されている。2本の水ロッド5は、7本に燃料棒を配置可能な領域に配置されている。
実際の燃料集合体は、第4図の一部切欠斜視図に示すように、上部タイプレート4a,下部タイプレート4d,チャンネルファスナ4b,スペーサ4c,水ロッド5(図示せず)、燃料棒6,チャンネルボックス4などから構成される。上部タイプレート4aの1つのコーナー部に取り付けられたチャンネルファスナ4bは、燃料集合体を制御棒に固定するためのものである。従って、燃料集合体単体でみた場合、制御棒側領域はチャンネルファスナが存在する側の領域に相当する。
第2図の単位装荷パターンを構成する高濃縮度燃料9内のGd燃料棒10の本数は14本であり、制御棒側領域に10本、反制御棒側領域に4本配置されており、その本数の差(Gd燃料棒差)は6本である。また、高濃縮度燃料8内のGd燃料棒10の本数は15本であり、制御棒側領域に5本、反制御棒側領域に10本配置されている。
第2図の高濃縮度燃料9の軸方向における濃縮度及びガドリニアの分布を第3図に示す。高濃縮度燃料9は、燃料有効長の全長にウラン燃料を含みガドリニアを含まない燃料棒A〜Dと、燃料有効長の全長にウラン燃料を含み燃料有効長の下から1/24〜22/24の範囲にガドリニアを含むGd燃料棒Gと、燃料有効長の下から1/24〜15/24の範囲にウラン燃料を含みガドリニアを含まない単尺燃料棒Eと、燃料有効長の下から1/24〜15/24の範囲にウラン燃料を含み燃料有効長の下から1/24〜8/24の範囲にガドリニアを含むGd燃料棒Fとから構成され、各燃料棒の本数は第3図に示す通りである。
燃料棒A〜D及びGd燃料棒Gは、燃料有効長の下から0/24〜1/24の下端領域及び燃料有効長の下から22/24〜24/24の上端領域に、天然ウラン(濃縮度0.711wt%)を装荷している。燃料棒A〜Dは、燃料有効長の下から1/24〜22/24の範囲に、それぞれ4.9,4.4,4.0,3.1wt%のウラン燃料を装荷している。
Gd燃料棒Gは、燃料有効長の下から1/24〜22/24の範囲に、4.4wt%のウラン燃料と7.5wt%のガドリニアを装荷している。Gd燃料棒Fは、燃料有効長の下から1/24〜8/24の範囲に4.4wt%のウラン燃料及び7.5wt%のガドリニアを装荷し、燃料有効長の下から8/24〜15/24の範囲に4.4wt%のウラン燃料を装荷している。単尺燃料棒Eは、燃料有効長の下から1/24〜15/24の範囲に4.9wt%のウラン燃料を装荷している。
高濃縮度燃料9は、第3図に示す燃料棒を組み合わせて、燃料有効長の下から1/24〜15/24の領域における軸方向に垂直な断面での平均濃縮度を約4.59wt%に、燃料有効長の下から15/24〜22/24の領域における軸方向に垂直な断面での平均濃縮度を約4.56wt%にしている。
また、第2図の低濃縮度燃料7は、ガドリニアを含まず燃料有効長の下端領域及び上端領域に天然ウランが装荷されており、その平均濃縮度は、高濃縮度燃料8及び9よりも低い。
本実施例によれば、高濃縮度燃料9のGd燃料棒差を2本より大きな6本としたことにより、第17図で説明したように、第2サイクル終了後に第2制御セル2bの制御棒3を引き抜いても、制御棒側の局所ピーキング係数の上昇を抑制できるので、熱的余裕を十分に確保することができる。特に、高濃縮度燃料9の外側から2層目の制御棒側のコーナーにGd燃料棒10を配置したことにより、制御棒側のコーナーの局所ピーキング係数を効果的に抑制できている。更に、比較的出力が高い炉心の中央領域における燃料集合体の装荷パターンがほぼ均一となるので、炉心内の径方向ピーキングを低減でき、これも熱的余裕の確保に寄与する。
尚、本実施例の高濃縮度燃料8としては、ウラン燃料のみを含むウラン燃料集合体(以下、ウラン燃料という)、又はプルトニウム燃料を含むMOX燃料集合体(以下、MOX燃料という)を用いることができる。更に、2つの高濃縮度燃料8を、ウラン燃料とMOX燃料にしても良い。この場合、ウラン及びプルトニウムを含めた平均濃縮度が、低濃縮度燃料7よりも高ければ良い。
次に、第9図を用いて、本発明による単位装荷パターンの第2実施例を説明する。第9図は、第2実施例の横断面図を示したものである。本単位装荷パターンを構成する高濃縮度燃料9内のGd燃料棒10の本数は16本であり、制御棒側領域に11本、反制御棒側領域に5本配置されており、Gd燃料棒差は6本である。また、高濃縮度燃料8内のGd燃料棒10の本数は12本であり、制御棒側領域に6本、反制御棒側領域に6本配置されている。
本実施例でも、高濃縮度燃料9のGd燃料棒差を2本より大きな6本としたことにより、第2図の第1実施例と同様に、第2サイクル終了後に第2制御セル2bの制御棒3を引き抜いても、制御棒側の局所ピーキング係数の上昇を抑制し、熱的余裕を十分に確保することができる。
第1実施例及び第2実施例のように、単位装荷パターン内の高濃縮度燃料8のGd燃料棒差の大小に係わらず、高濃縮度燃料9のGd燃料棒差を2本以上とすることによって、制御棒履歴効果による局所ピーキング係数の上昇を抑制できる。
次に、第10図を用いて、本発明による単位装荷パターンの第3実施例を説明する。第10図は、第3実施例の横断面図を示したものである。本単位装荷パターンを構成する高濃縮度燃料9内のGd燃料棒10の本数は12本であり、制御棒側領域に7本、反制御棒側領域も5本配置されており、Gd燃料棒差は2本である。また、高濃縮度燃料8内のGd燃料棒10の本数は13本であり、制御棒側領域に3本、反制御棒側領域に10本配置されている。
本実施例でも、高濃縮度燃料9のGd燃料棒差を2本としたことにより、第2図の第1実施例と同様に、第2サイクル終了後に第2制御セル2bの制御棒3を引き抜いても、制御棒側の局所ピーキング係数の上昇を抑制し、熱的余裕を十分に確保することができる。
次に、第11図を用いて、本発明による単位装荷パターンの第4実施例を説明する。第11図は、第4実施例の横断面図を示したものである。本実施例では、低濃縮度燃料7,高濃縮度燃料8及び9の他に、中濃縮度燃料集合体(以下、中濃縮度燃料という)14を用いている。中濃縮度燃料14の平均濃縮度は高濃縮度燃料8及び9よりも低く、低濃縮度燃料7よりも高い。
高濃縮度燃料9内のGd燃料棒10の本数は12本であり、制御棒側領域に10本、反制御棒側領域に2本配置されており、Gd燃料棒差は8本である。また、高濃縮度燃料8内のGd燃料棒10の本数は13本であり、制御棒側領域に3本、反制御棒側領域に10本配置されている。中濃縮度燃料14内のGd燃料棒10の本数は5本であり、制御棒側領域に2本、反制御棒側領域に3本配置されている。
本実施例のように、単位装荷パターンに中濃縮度燃料14を設けた場合でも、高濃縮度燃料9のGd燃料棒差を2本より大きな8本としたことにより、第2図の第1実施例と同様に、第2サイクル終了後に第2制御セル2bの制御棒3を引き抜いても、制御棒側の局所ピーキング係数の上昇を抑制し、熱的余裕を十分に確保することができる。
第11図の単位装荷パターンを炉心の中央領域に配置した本発明による初装荷炉心の第2実施例の1/4横断面図を第12図に示す。本炉心では、第1制御セル2a,第2制御セル2b,低濃縮度燃料7及び高濃縮度燃料9は第1図の第1実施例と同じである。第1実施例と異なる点は、高濃縮度燃料8の一部が中濃縮度燃料14に置き換えられ、172体の高濃縮度燃料8と132体の中濃縮度燃料14が炉心の中央領域に装荷される。
次に、第13図を用いて、本発明による単位装荷パターンの第5実施例を説明する。第13図は、第5実施例の横断面図を示したものである。本実施例の単位装荷パターンを構成する4体の燃料集合体のうち、高濃縮度燃料8及び9の3体は、第9図の第2実施例と同じであり、低濃縮度燃料7が異なる。本実施例の低濃縮度燃料7は、燃料棒6が8行8列(8×8)の正方格子状に配置され、内部の燃料棒4本が配置可能な領域に1本の太径の水ロッド5が配置されている。
本実施例でも、第9図の第2実施例と同様に、高濃縮度燃料9のGd燃料棒差を2本より大きな6本としたことにより、第2サイクル終了後に第2制御セル2bの制御棒3を引き抜いても、制御棒側の局所ピーキング係数の上昇を抑制し、熱的余裕を十分に確保することができる。
本実施例のように、形状が異なる燃料集合体を用いて単位装荷パターンを構成しても、高濃縮度燃料9のGd燃料棒差を2本以上とすることにより、制御棒履歴効果による局所ピーキング係数の上昇を抑制できる。
次に、第14図を用いて、本発明による単位装荷パターンの第6実施例を説明する。第14図は、第6実施例の横断面図を示したものである。本実施例の単位装荷パターンを構成する4体の燃料集合体は、第13図に示した低濃縮度燃料7と同じ形状をしている。第14図において、15は炉心装荷時からプルトニウムを含むMOX燃料である。MOX燃料15は、ガドリニアを含まない燃料棒16とガドリニアを含むGd燃料棒17を有する。燃料棒16の一部及びGd燃料棒17の一部は、プルトニウムを含んでいる。もちろん、Gd燃料棒17がプルトニウムを含まない構成にしても良い。
高濃縮度燃料9内のGd燃料棒10の本数は13本であり、制御棒側領域に8本、反制御棒側領域に5本配置されており、Gd燃料棒差は3本である。また、MOX燃料15内のGd燃料棒17の本数は13本であり、制御棒側領域に5本、反制御棒側領域に8本配置されている。
本実施例のように燃料集合体の形状が変わっても、少なくとも高濃縮度燃料9のGd燃料棒差を2本以上にすることにより、第2サイクル終了後に第2制御セル2bの制御棒3を引き抜いても、制御棒側の局所ピーキング係数の上昇を抑制し、熱的余裕を十分に確保することができる。
尚、本実施例では、2体のプルトニウムを含むMOX燃料15と、2体のプルトニウムを含まない低濃縮度燃料7及び高濃縮度燃料9とを、互いに斜めに接するように配置したが、MOX燃料15の一方を高濃縮度燃料8に置き換える構成にしても良い。
次に、第15図を用いて、本発明による単位装荷パターンの第7実施例を説明する。第15図は、第7実施例の横断面図を示したものである。本実施例の単位装荷パターンを構成する4体の燃料集合体は、第2図の第1実施例と同じように、燃料棒を9×9の正方格子状に配置し、その内部に1つの水ボックス13を設けている。水ボックス13は9本の燃料棒が配置可能な領域を占めており、燃料集合体内の燃料棒の本数は72本である。
本実施例の高濃縮度燃料9内のGd燃料棒10の本数は12本であり、制御棒側領域に9本、反制御棒側領域に3本配置されており、Gd燃料棒差は6本である。また、高濃縮度燃料8内のGd燃料棒10の本数は13本であり、制御棒側領域に10本、反制御棒側領域に3本配置されている。
本実施例でも、第2図の第1実施例と同様に、高濃縮度燃料9のGd燃料棒差を2本より大きな6本としたことにより、第2サイクル終了後に第2制御セル2bの制御棒3を引き抜いても、制御棒側の局所ピーキング係数の上昇を抑制し、熱的余裕を十分に確保することができる。
次に、第16図を用いて、本発明による単位装荷パターンの第8実施例を説明する。第16図は、第8実施例の横断面図を示したものである。本実施例の単位装荷パターンを構成する高濃縮度燃料8及び9は第2図の第1実施例と同じであり、低濃縮度燃料7が異なる。低濃縮度燃料7は、水ロッド5が燃料集合体の中央から偏った配置となっている。
本実施例のように、水ロッドが燃料集合体の中央から偏っていても、高濃縮度燃料9のGd燃料棒差を2本以上とすることにより、第2サイクル終了後に第2制御セル2bの制御棒3を引き抜いても、制御棒側の局所ピーキング係数の上昇を抑制し、熱的余裕を十分に確保することができる。
産業上の利用可能性
本発明によれば、高燃焼度化のために平均濃縮度を高くし且つ第2サイクルで制御セルに高濃縮度燃料を用いる初装荷炉心でも、熱的余裕を確保できる。

Claims (9)

  1. 外形が実質的に正方形状をなし平均濃縮度が異なる複数の燃料集合体と、十字形の複数の制御棒とを備えた初装荷炉心において、
    平均濃縮度が最も低い第1燃料集合体1体及び該第1燃料集合体より平均濃縮度が高い第2燃料集合体3体で正方形状の単位セルを構成し、
    該単位セルの4つの角に前記制御棒を1個ずつ配置して単位装荷パターンを構成し、複数の該単位装荷パターンを炉心の中央領域に設け
    前記単位装荷パターンの1つの対角線方向に位置する2個の前記制御棒である第1の前記制御棒及び第2の前記制御棒のうち前記第1の制御棒の周囲に4つの前記単位セルを隣接させ、前記4つの単位セルを、それぞれに含まれる前記第1燃料集合体が前記第1の制御棒に隣接するように配置し、
    前記第2の制御棒の周囲に4つの前記単位セルを隣接させ、この4つの単位セルを、これらのそれぞれの単位セル内で前記第1燃料集合体に斜めに接する前記第2燃料集合体が前記第2の制御棒に隣接するように配置し、
    前記第1の制御棒及びこの第1の制御棒に隣接する4体の前記第1燃料集合体で第1制御セルを構成し、前記第2の制御棒及びこの第2の制御棒に隣接する4体の前記第2燃料集合体で第2制御セルを構成すると共に、
    各単位装荷パターン内で第1燃料集合体に斜めに接する第2燃料集合体を、その対角線で第2制御棒側領域と反第2制御棒側領域に領域分けした場合、第2制御棒側領域内に存在するガドリニア入り燃料棒の数が、反第2制御棒側領域内に存在するガドリニア入り燃料棒の数より2本以上多いことを特徴とする初装荷炉心。
  2. 請求の範囲第1項において、それぞれの前記単位セルは前記第1制御セルを構成する前記第1燃料集合体及び前記第2制御セルを構成する前記第2燃料集合体を含んでいることを特徴とする初装荷炉心。
  3. 請求の範囲第1項又は第2項において、前記第2制御棒側領域内に存在するガドリニア入り燃料棒の数が、反第2制御棒側領域内に存在するガドリニア入り燃料棒の数より3〜19本多いことを特徴とする初装荷炉心。
  4. 請求の範囲第1項乃至第3項の何れかにおいて、前記第1燃料集合体に斜めに接する第2燃料集合体は、前記第2制御棒側領域内の外側から2層目のコーナーにガドリニア入り燃料棒を有することを特徴とする初装荷炉心。
  5. 請求の範囲第1項乃至第3項の何れかにおいて、前記第1燃料集合体に斜めに接する第2燃料集合体以外の2体の第2燃料集合体のうち少なくとも1体は、プルトニウムを含むことを特徴とする初装荷炉心。
  6. 請求の範囲第1乃至第3項の何れかにおいて、前記燃料集合体は9行9列の格子状に燃料棒が配置され、該燃料集合体の内部の燃料棒7本が配置可能な領域に、2本の太径水ロッドが配置されていることを特徴とする初装荷炉心。
  7. 請求の範囲第1項乃至第3項の何れかにおいて、前記燃料集合体は9行9列の格子状に燃料棒が配置され、該燃料集合体の内部の燃料棒9本が配置可能な領域に、1本の水ボックスが配置されていることを特徴とする初装荷炉心。
  8. 外形が実質的に正方形状をなしプルトニウムを含む複数の第1燃料集合体と、外形が実質的に正方形状をなしプルトニウムを含まない複数の第2燃料集合体と、十字形の複数の制御棒とを備えた初装荷炉心において、
    前記第1燃料集合体2体と前記第2燃料集合体2体とが互いに斜めに接するように正方形状の単位セルを構成し、
    該単位セルの4つの角に前記制御棒を1個ずつ配置して単位装荷パターンを構成し、複数の該単位装荷パターンを炉心の中央領域に設けると共に、
    前記第2燃料集合体のうち平均濃縮度が高い方を、その対角線で制御棒側領域と反制御棒側領域に領域分けした場合、制御棒側領域内に存在するガドリニア入り燃料棒の数が、反制御棒側領域内に存在するガドリニア入り燃料棒の数より2本以上多いことを特徴とする初装荷炉心。
  9. 請求の範囲第8項において、前記複数の単位装荷パターンは、各単位装荷パターン内の前記平均濃縮度が高い第2燃料集合体が互いに隣接して正方形状の制御セルを構成するように配置されることを特徴とする初装荷炉心。
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