JP6466206B2 - 初装荷炉心および燃料交換方法 - Google Patents

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Description

本発明は、原子炉の初装荷炉心および原子炉における燃料の交換方法に係り、特に、沸騰水型原子炉に適用するのに好適な原子炉の初装荷炉心と燃料交換方法に関する。
初装荷炉心の一例が特許文献1に記載されている。この特許文献1では、周辺部に配置された複数の燃料集合体の核分裂物質の量が、周辺部よりも内側の領域に配置された燃料集合体のそれよりも多くなっている。また、周辺部よりも内側の領域において、平均濃縮度が低い4体の燃料集合体を有する複数のコントロールセルが配置され、原子炉出力調整用の制御棒がコントロールセルを構成する4体の燃料集合体の間に挿入されている。
また、特許文献2には、燃料として複数種類のウラン濃縮度を有する燃料集合体を装荷している初装荷炉心が記載されている。特許文献2では、これら複数の燃料を用いて炉心の出力分布を平坦にすることで、プラントの経済性を向上している。
また、特許文献3では、ウラン濃縮度の高い高濃縮燃料と天然ウラン燃料のみを使って炉心を構成している。この結果、平均濃縮度が同じ条件下で他の中濃縮燃料等を用いた場合と比較すると、高濃縮燃料の装荷体数が多いため、第1サイクルの運転期間を長期化できる。
特開2008−145359号公報 特公平06−044055号公報 特開平03―251794号公報
沸騰水型原子炉は、複数の燃料集合体を原子炉圧力容器内に設けられた炉心に装荷している。これらの燃料集合体は、ウランを含む核燃料物質で製造された複数の燃料ペレットを充填した複数の燃料棒、これらの燃料棒の下端を支持する下部タイプレート、核燃料棒の上端部を保持する上部タイプレート、及び上部タイプレートに取り付けられて下部タイプレートに向かって伸びる、正方形の角筒であるチャンネルボックスを有している。複数の燃料棒は、相互の間隔を所定幅に保持する燃料スペーサによって束ねられてチャンネルボックス内に配置される。
新設の沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内に設けられた炉心は初装荷炉心と呼ばれ、この初装荷炉心に装荷された全ての燃料集合体は、燃焼度が0GWd/tの新燃料集合体である。この初装荷炉心を有する沸騰水型原子炉では、第1サイクルの運転が終了した後、初装荷炉心内の一部の燃料集合体が取り出され、新燃料集合体と交換される。第1サイクルの運転が終了した後に炉心から取り出される複数の燃料集合体は、初装荷炉心に装荷される時点において、初装荷炉心に装荷される全燃料集合体の平均濃縮度よりも低い濃縮度を有している。
初装荷炉心を有する沸騰水型原子炉であっても1つの運転サイクル(例えば、1年間)に亘って燃料集合体を補給することなしに運転し続けねばならない。そのため、初装荷炉心は臨界を維持するために必要な量よりも多い核分裂性物質を含んでいる。このため、初装荷炉心は余剰反応度を保有することになり、この余剰反応度を制御するために、沸騰水型原子炉は複数の制御棒を有しており、さらに、初装荷炉心に装荷された燃料集合体に含まれる核燃料棒内の核燃料物質に可燃性毒物を混入している。
初装荷炉心のコストを低減するとともに、第2サイクル以降の燃料費を低減するためには、初装荷炉心の平均濃縮度を下げつつ、第1サイクル終了後に取り出される燃料の燃焼度を増大させることが必要である。
しかし、特許文献2に記載された初装荷炉心は、複数種類の濃縮度の燃料を備えた炉心において、燃焼度が0GWd/tにおいて中性子増倍率が燃料中で最大となる中程度の濃縮度を最外層に装荷する方法であり、炉心の中性子の漏れが増大する結果となり、経済性が低下するとともに第2サイクル以降の交換燃料数低減については言及されていない。
また、特許文献3に記載された初装荷炉心は、燃料経済性を向上するために、天然ウラン燃料が装荷されている。平均濃縮度が同じ条件において天然ウラン燃料を用いると高濃縮燃料の体数を多くできるためであるが、高濃縮燃料体数が多いために、第2,第3サイクルの後に高濃縮燃料が取り出されることになる。この結果、通常よりも早く高濃縮燃料が取り出されることで、経済性が低下する。
本発明の目的は、初装荷および第2サイクル以降の燃料コスト低減することができる初装荷炉心および燃料交換方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、原子炉の初装荷炉心であって、前記原子炉の炉心最外周部を除く位置に、天然ウラン燃料で構成された燃料集合体が前記原子炉の前記炉心最外周部を除いた燃料集合体の本数に対して25%以上、核分裂性物質の含有量が3.0wt%以上の高濃縮燃料で構成された燃料集合体が前記原子炉の前記炉心最外周部を除いた燃料集合体の本数に対して25%以上50%以下装荷されたことを特徴とする。
本発明によれば、初装荷炉心および移行炉心の経済性を向上することができる。
天然ウランの装荷割合に対する第一サイクルの取出燃料に含まれる残存核分裂ウラン量である。 取替燃料体数が最大となる1/2取替の場合の残存燃料の平均濃縮度である。 初装荷燃料が最後に取り出される1つ前の燃料交換時に取り出される高濃縮燃料に残る残存核分裂ウラン量である。 本発明の好適な一実施例である実施例1の初装荷炉心を有する沸騰水型原子炉の構成図である。 実施例1の初装荷炉心に装荷される燃料集合体の構成図である。 実施例1の初装荷炉心の中性子検出器の周囲に配置された4体の燃料集合体の横断面図である。 実施例1の初装荷炉心の1つのセルに配置された4体の燃料集合体の平面図である。 実施例1の初装荷炉心の燃料装荷パターンである。 本発明の実施例2の初装荷炉心の燃料装荷パターンである。 本発明の実施例3の初装荷炉心の燃料装荷パターンである。 本発明の実施例4の初装荷炉心の燃料装荷パターンである。
本発明者は、種々の検討を重ね、初装荷炉心において経済性を向上する新たな構成を見いだした。この検討結果および新たに見いだした初装荷炉心の概要を以下に説明する。
従来技術にあるように、沸騰水型原子炉の初装荷炉心の経済性向上にために核分裂性物質含有割合(以下、濃縮度と記述)が多種類の燃料を用いることが一般的である。この理由を以下に述べる。なお、初装荷炉心から運転を開始して複数回燃料交換を繰り返す間を移行炉心と称し、移行炉心が燃料交換を繰り返して燃料装荷パターンがほぼ一定となった状態を平衡炉心と称する。
一般的に、平衡炉心が最も経済性が高い。前述した濃縮度多種類の燃料を使用した初装荷炉心では、出来るだけ平衡炉心に近づけるために平衡炉心を模擬することを念頭に置いて燃料を装荷する。各燃料は平衡炉心における燃焼した燃料を模擬するために、複数種類の濃縮度を用いられる。例えば、燃焼した燃料に相当する燃料は濃縮度を低下させることで模擬する。
その上で、初装荷炉心から平衡炉心までの移行炉心において、取替燃料体数を平衡炉心のそれに近づけることにより、最も高い経済性を達成できる。
しかし、初装荷炉心において装荷した濃縮度の低い燃料は、濃縮度の高い燃料に比べて出力が低下するために、第1サイクル終了後において、取り出される濃縮度の低い燃料の燃焼度(単位重量あたりの発生エネルギー)は炉心平均のサイクル燃焼度よりも小さくなる。逆に、濃縮度の高い燃料は燃焼度がサイクル燃焼度よりも高くなる。
平衡炉心においても、濃縮度の高い燃料を新燃料、濃縮度の低い燃料を数サイクル炉内に滞在した燃料と考えれば同じであるが、初装荷炉心の濃縮度の低い燃料は1サイクルで取り出される点が大きな違いである。
一つの解決策として、初装荷炉心において1サイクルで取り出される燃料の濃縮度をできるだけ低くする(例えば、天然ウラン燃料)ことが考えられる。しかし、濃縮度を低くすることで出力もさらに低くなるため、根本的な解決にはならない。
そこで本発明者は、天然ウラン燃料を初装荷炉心に装荷するとともに、出力が大きく低下する炉心最外周を除いた位置(炉心中心部)に装荷することを考えた。天然ウランを選択した理由は、初装荷炉心の平均濃縮度を低減して経済性を向上するためである。移行炉心における炉心の臨界性維持には高濃縮燃料の装荷が必須となる。一般に、原子炉の取替燃料は3wt%以上の濃縮度の燃料が用いられるため、3wt%以上の濃縮度を持つ燃料を高濃縮燃料とする。初装荷炉心に装荷される濃縮度の低い燃料は一般に炉心最外周に装荷されるため、高濃縮燃料とともに装荷された天然ウラン燃料はより燃焼することになる。燃焼した天然ウラン燃料は第1サイクル終了後に取り出される。
一般にプラントの運転期間を13ヶ月〜24ヶ月とすると、BWRの燃料交換体数は全体の1/4〜1/2となる。より濃縮度が低く、より燃焼した燃料を取り出すためには、炉心中心部に天然ウランを25%以上装荷しておけばよい。
例えば、天然ウランの他に1〜2wt%の低濃縮燃料を含む炉心において炉心の1/4の燃料を取り替える場合に天然ウランの装荷割合に対する第一サイクルの取出燃料に含まれる残存核分裂ウラン量を図1に示す。
図1に示すように、残存核分裂ウラン量が多いほど、新たに装荷する燃料体数が多くなり、コストが増大する。また、天然ウランを25%以上装荷すると取出燃料はすべて天然ウランとなるために取出燃料に含まれる残存核分裂ウランは最低となる。つまり、天然ウランが25%以上装荷されれば、取替燃料のコストは最低となる。
また、初装荷炉心の平均濃縮度を2wt%として第一サイクルの臨界維持を考える場合、天然ウラン燃料の装荷割合が多くなると、天然ウラン燃料以外の燃料の平均濃縮度が増大する。また、第一サイクル後に天然ウラン燃料が取り出されれば、残存燃料の平均濃縮度が増大する。ここで、取替燃料体数が最大となる1/2取替の場合の残存燃料の平均濃縮度を図2に示す。この図2に示すように、天然ウラン装荷割合が50%で最大を示し、それ以上は同じとなる。つまり、天然ウラン装荷割合は50%あれば十分である。
次に、高濃縮燃料の体数が交換燃料体数よりも多い場合、2つのサイクルにまたがって高濃縮燃料が取り出されることになり、前のサイクルで取り出される高濃縮燃料は相対的に燃焼度が低くなる。
例えば、高濃縮燃料を3.4wt%とし、高濃縮燃料の次に濃縮度が高い燃料である中濃縮燃料を2.2wt%とし、取替燃料体数が最大の1/2としたときに、初装荷燃料が最後に取り出される1つ前の燃料交換時に取り出される高濃縮燃料に残る残存核分裂ウラン量を図3に示す。
この図3に示すように、取替燃料体数(50%)を超えて高濃縮燃料が多くなるほど早期に取り出される高濃縮燃料も多くなり、残存核分裂ウラン量は増加する。従って、高濃縮燃料の体数は、最大で50%以下とすることが求められる。さらに、出来るだけ平衡炉心の状態に近づけることによるコスト低減を目的とすると、高濃縮燃料体数は取替燃料体数と同数が良い。運転期間を考慮すると、高濃縮燃料の体数は25%以上必要となる。
つまり、移行サイクル中の運転期間が長期化し、取替燃料体数が多くなることも考慮に入れても、高濃縮燃料の体数は最大の交換燃料体数(50%)以下、最小の交換燃料体数(25%)以上であればよい。
以上の検討から、炉心中心部に装荷される天然ウランを25%以上、好ましくは25%以上50%以下とし、高濃縮燃料を25%以上50%以下とすることで初装荷炉心および移行炉心の経済性を向上できることが分かった。
次に本発明者は、運転制御性に着目した。
一般にBWRの平衡炉心では運転中に制御棒操作する位置には燃焼の進んだ燃料を4体装荷し、その中央部に位置する制御棒を操作する。この4体の燃料はコントロールセル(Control Cell)と呼ばれている。高濃縮燃料と天然ウラン燃料を用いた初装荷炉心に同様の考え方を適用すれば、天然ウラン燃料でコントロールセルを作成することになる。しかしながら、天然ウラン燃料は従来の低濃縮燃料や平衡炉心において炉内に数サイクル滞在した燃料と比べると、濃縮度が低いために炉内での出力が低くなり、結果としてコントロールセルに挿入する制御棒が吸収する中性子数が少なく、制御棒価値が低下する。そこで、高濃縮燃料よりも濃縮度が低く、天然ウラン燃料よりも濃縮度が高い燃料でコントロールセルを構成すると、より効果的に、従来と同等の制御棒価値を確保しながら本発明の経済性を得られることが分かった。
次に本発明者は、燃料集合体の装荷パターンに着目した。
天然ウラン燃料を炉内でより燃焼させるためには、濃縮度の高い燃料を隣接させて中性子を流れ込ませるとよい。すなわち、初装荷炉心で最も濃縮度が高い燃料は高濃縮燃料であるため、天然ウラン燃料に高濃縮燃料を隣接させると、天然ウラン燃料の燃焼を促進できる。さらに、高濃縮燃料から発生した中性子が天然ウラン燃料に吸収されるため、高濃縮燃料の設計に必要な可燃性毒物の添加量を低減できる。天然ウラン燃料を装荷した初装荷炉心では、天然ウラン燃料と高濃縮燃料との出力差が大きいため熱的余裕が厳しくなるが、上述した天然ウラン燃料に高濃縮燃料を隣接させることで、天然ウラン燃料の出力を増大させ、熱的余裕を向上できることが分かった。
上記の検討結果を反映した、本発明の初装荷炉心および燃料交換方法の実施例について図面を用いて以下に説明する。
<実施例1>
本発明の初装荷炉心および燃料交換方法の実施例1を、図4乃至図8を用いて説明する。
図4は本実施例の初装荷炉心を有する沸騰水型原子炉の構成図、図5は本実施例の初装荷炉心に装荷される燃料集合体の構成図、図6は本実施例の初装荷炉心の中性子検出器の周囲に配置された4体の燃料集合体の横断面図、図7は本実施例の初装荷炉心の1つのセルに配置された4体の燃料集合体の平面図、図8は本実施例である初装荷炉心の燃料装荷パターンである。
まず、本実施例の初装荷炉心が適用される沸騰水型原子炉の概略の構成を、図4を用いて説明する。
図4において、沸騰水型原子炉101は、原子炉圧力容器102内に初装荷炉心である炉心103を設けている。
炉心103は、原子炉圧力容器102内に設置された円筒状の炉心シュラウド7によって取り囲まれている。炉心103を覆うシュラウドヘッド10が炉心シュラウド7の上端に設けられ、気水分離器11がシュラウドヘッド10に取り付けられて上方に向かって伸びている。蒸気乾燥器12がこの気水分離器11の上方に配置される。そしてこれらシュラウドヘッド10、気水分離器11及び蒸気乾燥器12が、原子炉圧力容器102内に配置されている。
また、上部格子板27が、シュラウドヘッド10の下方で炉心シュラウド7内に配置され、炉心シュラウド7に取り付けられて炉心103の上端部に位置している。
炉心支持板8が、炉心103の下端部に位置して炉心シュラウド7内に配置され、炉心シュラウド7に設置される。
複数のインターナルポンプ13が原子炉圧力容器102の底部に取り付けられ、各インターナルポンプ13のインペラが炉心シュラウド7と原子炉圧力容器102の間に形成される環状のダウンカマ14内に配置される。複数の燃料支持金具9が炉心支持板8に設置されている。複数の制御棒案内管15が炉心支持板8の下方で原子炉圧力容器102内に配置される。横断面が十字形をした制御棒5が各制御棒案内管15内にそれぞれ配置され、制御棒5は原子炉圧力容器102の底部に取り付けられた制御棒駆動機構ハウジング(図示せず)内に設置された制御棒駆動機構16に連結されている。
このような炉心103には、図5に示すような複数(例えば、872体)の燃料集合体104が装荷されている。初装荷炉心である炉心103に装荷された全ての燃料集合体の燃焼度は、炉心103を有する沸騰水型原子炉の運転開始前において、0GWd/tである。872体の燃料集合体104が装荷される炉心103を有する沸騰水型原子炉101では、205本の制御棒5が用いられる。
炉心103に装荷される燃料集合体104を、図5乃至図7を用いて説明する。
図5において、燃料集合体104は、複数の燃料棒20、上部タイプレート23、下部タイプレート24及びチャンネルボックス22を有する。
燃料棒20の各々の内側には、核分裂性物質(ウラン235)を含む核燃料物質を用いて製造した円筒形状の多数の燃料ペレットが充填されている。各燃料棒20の下端部が下部タイプレート24によって支持され、各燃料棒20の上端部がハンドル23aを設けている上部タイプレート23によって保持される。各燃料棒20が、正方格子状に配置され(図6参照)、燃料棒相互間に所定の間隔が保持されるように複数の燃料スペーサ25で束ねられている。複数の燃料スペーサ25は、燃料集合体104の軸方向に配置される。
図6において、燃料集合体104の横断面の中央部には2本の水ロッド21が隣接して配置され、燃料集合体104では各燃料棒20がこれらの水ロッド21の周囲を取り囲むように配置されている。水ロッド21も、下端部が下部タイプレート24で支持され、上端部が上部タイプレートで保持される。複数の燃料スペーサ25によって束ねられた複数の燃料棒20及び水ロッド21は、上端部が上部タイプレート23に取り付けられて下部タイプレート24に向かって伸びるチャンネルボックス22内に配置される。燃料集合体104内の一部の燃料棒20は、燃料ペレットに可燃性毒物を含んでいる。更に、中性子検出器28が炉心103内に配置されている。
図7に示すように、4体の燃料集合体104の上端部が、上部格子板27に形成されるそれぞれの升目内に挿入された状態で、各燃料集合体104のチャンネルボックス22の上端に取り付けられたチャンネルファスナ26によって上部格子板27に押し付けられて保持される。これら4体の燃料集合体104は、1本の制御棒5に隣接して配置され、この制御棒5を取り囲んでいる。1本の制御棒5、及びこの制御棒に隣接して配置された4体の燃料集合体104により1つのセルが形成される。炉心103は複数のセルを含んでいる。
次に初装荷炉心103における燃料集合体の配置について図8を参照して説明する。図8において、符号1は天然ウラン燃料を、符号2は低濃縮燃料を、符号4は高濃縮燃料を示す。
図8に示すように、燃料集合体104は核分裂性物質の装荷割合に応じて種類があり、核分裂性ウラン235の重量割合(濃縮度)を燃料集合体平均3.4wt%持つ高濃縮燃料4と、1.8wt%の低濃縮燃料2と、天然ウラン(0.71wt%)のみを用いた天然ウラン燃料1と、の3種類の燃料集合体から初装荷炉心103が構成される。炉心中央部に装荷される天然ウラン燃料1はすべて高濃縮燃料4に隣接しているように配置されている。
これら3種類の燃料は、図8のように炉心に装荷される。図8は1/4炉心の水平方向断面であり、図内の燃料集合体数は218体、最外周を除いた燃料集合体数は195体である。
図8に示す1/4の炉心103は回転対称性を持っており、左下の燃料集合体の座標を(1,1)、右上の座標を(17,17)、右下の座標を(17,1)とすると、座標(17,2)と(16,1)に位置する燃料集合体は、時計回りに90度回転させた時に隣接している状態となる。
図8において、最外周を除いた炉心中央部に装荷される燃料集合体数はそれぞれ、天然ウラン燃料1が60体、低濃縮燃料2が71体、高濃縮燃料4が64体であり、装荷割合は天然ウラン燃料1が31%と25%以上の条件を満たし、低濃縮燃料2が36%、高濃縮燃料4が33%と25%以上50%以下の条件を満たしている。
次に、本実施例に係る初装荷炉心の燃料交換方法について説明する。
図8に示すような初装荷炉心103の運転が終了したタイミングである第一サイクル終了後、燃料集合体104を取り出す。この際、天然ウランのみを用いた天然ウラン料1の燃料集合体104を炉心103から取り出し、高濃縮燃料4は取り出さないでおく。
次に、本実施例の効果について説明する。
上述した本発明の初装荷炉心の実施例1では、核分裂性物質の含有量が3.0wt%以上の高濃縮燃料、同0.71wt%の天然ウラン燃料を備えた沸騰水型原子炉の初装荷炉心において、炉心の最外周にあって他の燃料と接しない水平方向の面を持つ燃料が占める領域を最外周領域とし、それ以外を炉心中央領域とするとき、炉心中央領域に装荷される天然ウラン燃料の割合を25%以上、高濃縮燃料の割合を25%以上50%以下とする。
このように炉心最外周を除く位置に天然ウランを25%以上装荷し、3.0wt%以上の高濃縮燃料を25%以上50%以下装荷することで、初装荷炉心の平均濃縮度を低減して燃料コストを低減するとともに、天然ウランの燃焼を促進し、第2サイクル以降の移行炉心の燃料コストも低減できる。更に、初装荷炉心と移行炉心における燃料交換体数を低減することができ、初装荷および移行炉心の経済性を向上させることができる。
また、天然ウラン燃料が装荷される初装荷炉心では、天然ウラン燃料と高濃縮燃料の出力差が大きいため出力ピーキングが高くなり、熱的余裕が低下する。しかし、本実施例のように天然ウラン燃料1の全てを高濃縮燃料4に隣接させることで、天然ウラン燃料の出力を増大させることができ、熱的余裕を向上することができる。よってプラントの経済性の向上が可能となる。
また、天然ウラン燃料1を炉心中心部に装荷し、装荷体数を第一サイクルで交換する燃料体数以上となる25%以上とする。更に、燃料取り出しにあたっては、天然ウラン燃料1を取り出す。これにより、高濃縮燃料により燃焼が促進された天然ウランすべてを交換することができる。また、この高濃縮燃料の装荷体数が25%以上50%以下と天然ウラン燃料の装荷体数とほぼ同程度であるため、高濃縮燃料が早期に取り出されることを防ぎ、経済性を向上することができる。
<実施例2>
本発明の初装荷炉心および燃料交換方法の実施例2を図9を用いて説明する。図4乃至図8と同じ構成には同一の符号を示し、説明は省略する。以下の実施例においても同様とする。
図9は実施例2の初装荷炉心の燃料装荷パターンである。
図9に示すように、本実施例の初装荷炉心である炉心103Aは、濃縮度0.71wt%の天然ウラン燃料1と、天然ウラン燃料1よりも濃縮度が高く、高濃縮燃料4よりも濃縮度が低い燃料としての1.2wt%の低濃縮燃料2および2.2wt%の中濃縮燃料3と、3.4wt%の高濃縮燃料4と、の4種類の燃料が配置された構成を有する。炉心中央部に装荷される天然ウラン燃料1はすべて高濃縮燃料4に隣接しているように配置されている。
本実施例における初装荷炉心103Aでは、最外周を除いた炉心中央部に装荷される燃料集合体数はそれぞれ、天然ウラン燃料1が52体、低濃縮燃料2が42体、中濃縮燃料3が45体、高濃縮燃料4が56体であり、炉心中央領域に装荷されている天然ウラン燃料1の割合は27%と25%以上の条件を満たし、高濃縮燃料4の割合は29%と25%以上50%以下の条件を満たしている。
なお、本実施例の初装荷炉心103Aは、上記以外の構成は実施例1の初装荷炉心103と略同じ構成であり、詳細は省略する。また、燃料の交換方法についても略同じであり、詳細は省略する。
本発明の初装荷炉心および燃料交換方法の実施例2においても、前述した初装荷炉心および燃料交換方法の実施例1とほぼ同様な効果、すなわち初装荷炉心の経済性を向上するとともに熱的余裕を向上することができる、との効果が得られる。
<実施例3>
本発明の初装荷炉心および燃料交換方法の実施例3を図10を用いて説明する。
図10は実施例3の初装荷炉心の燃料装荷パターンである。
図10に示すように、本実施例の初装荷炉心103Bは、濃縮度0.71wt%の天然ウラン燃料1と、天然ウラン燃料1よりも濃縮度が高く、高濃縮燃料4よりも濃縮度が低い燃料としての1.2wt%の低濃縮燃料2および2.2wt%の中濃縮燃料3と、3.4wt%の高濃縮燃料4と、の4種類の燃料が配置された構成を有する。炉心中央部に装荷される天然ウラン燃料1はすべて高濃縮燃料4に隣接しているように配置されている。
本実施例における初装荷炉心103Bでは、最外周を除いた炉心中央部に装荷される燃料集合体数はそれぞれ、天然ウラン燃料1が51体、低濃縮燃料2が44体、中濃縮燃料3が45体、高濃縮燃料4が55体であり、炉心中央領域に装荷されている天然ウラン燃料1の割合は26%と25%以上の条件を満たし、高濃縮燃料4の割合は28%と25%以上50%以下の条件を満たしている。
また、運転中に制御棒を挿入する一部の領域(例えば、炉心中心)に低濃縮燃料2でコントロールセル40が構成されている。このコントロールセル40が、図10に示す炉心103Bにおいて計3か所(全て半分のみ表示)、炉心全体で計5か所設けられている。この炉心中で低濃縮燃料2が4体集められたコントロールセル40の位置の中央は、運転中に制御棒5が操作される領域であり、この制御棒5を用いて沸騰水型原子炉101の出力を調整する。
なお、本実施例の初装荷炉心103Bは、上記以外の構成は実施例1の初装荷炉心103と略同じ構成であり、詳細は省略する。また、燃料の交換方法についても略同じであり、詳細は省略する。
本発明の初装荷炉心および燃料交換方法の実施例3においても、前述した初装荷炉心および燃料交換方法の実施例1とほぼ同様な効果が得られる。
また、本実施例では、制御棒を運転中に操作する位置にあるコントロールセル40の全てを、天然ウラン燃料1よりも濃縮度が高く、高濃縮燃料4よりも濃縮度が低い、低濃縮燃料2で構成している。
天然ウラン燃料と高濃縮燃料で構成される初装荷炉心では、高濃縮燃料による制御棒の急速な寿命低下を防ぐ目的で、天然ウラン燃料が装荷された位置に制御棒を挿入する。しかし、天然ウランのみで隣接する4体の燃料集合体を構成する場合は、天然ウランの中性子増倍率が著しく低いために制御棒価値が低くなり、炉心の反応度調整が難しくなる。そこで、高濃縮料4よりも濃縮度が低く、天然ウラン燃料1よりも濃縮度が高い低濃縮燃料2をコントロールセル40に用いることで炉心の反応度調整を容易にできる。また、制御棒価値を増大することができる。これらの効果により、より初装荷炉心や以降炉心の経済性の向上を図ることができる。
なお、制御棒を運転中に操作する位置にあるコントロールセル40の全てを、天然ウラン燃料1よりも濃縮度が高く、高濃縮燃料4よりも濃縮度が低い、低濃縮燃料2で構成している場合について説明したが、制御棒を運転中に操作する位置にあるコントロールセル40のうち、少なくとも一つが天然ウラン燃料1よりも濃縮度が高く、高濃縮燃料4よりも濃縮度が低い、低濃縮燃料2または中濃縮燃料3で構成することができる。これによっても、炉心の反応度調整を容易にできるとともに、制御棒価値を増大することができ、より初装荷炉心や以降炉心の経済性の向上を図ることができる。
<実施例4>
本発明の初装荷炉心および燃料交換方法の実施例4を図11を用いて説明する。
図11は実施例4の初装荷炉心の燃料装荷パターンである。
図11に示すように、本実施例の初装荷炉心103Cは、濃縮度0.71wt%の天然ウラン燃料1と、天然ウラン燃料1よりも濃縮度が高く、高濃縮燃料4よりも濃縮度が低い燃料としての1.2wt%の低濃縮燃料2および2.2wt%の中濃縮燃料3と、3.4wt%の高濃縮燃料4と、の4種類の燃料が配置された構成を有する。炉心中央部に装荷される天然ウラン燃料1はすべて高濃縮燃料4に隣接しているように配置されている。
本実施例における初装荷炉心103Cでは、最外周を除いた炉心中央部に装荷される燃料集合体数はそれぞれ、天然ウラン燃料1が61体、低濃縮燃料2が40体、中濃縮燃料3が29体、高濃縮燃料4が65体であり、炉心中央領域に装荷されている天然ウラン燃料1の割合は31%と25%以上の条件を満たし、高濃縮燃料4の割合は33%と25%以上50%以下の条件を満たしている。
また、運転中に制御棒を挿入する一部の領域(例えば、炉心中心)に低濃縮燃料2でコントロールセル40が構成されている。このコントロールセル40が、図11に示す炉心103Cにおいて計5か所、炉心全体で計13か所設けられている。この炉心中で低濃縮燃料2が4体集められたコントロールセル40の位置の中央は、運転中に制御棒5が操作される領域であり、この制御棒5を用いて沸騰水型原子炉101の出力を調整する。これにより、運転中に操作するすべての制御棒において制御棒価値を増大できる。
なお、本実施例の初装荷炉心103Cは、上記以外の構成は実施例1の初装荷炉心103と略同じ構成であり、詳細は省略する。また、燃料の交換方法についても略同じであり、詳細は省略する。
本発明の初装荷炉心および燃料交換方法の実施例4においても、前述した初装荷炉心および燃料交換方法の実施例3とほぼ同様な効果が得られる。
<その他>
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記の実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
1…天然ウラン燃料、
2…低濃縮燃料、
3…中濃縮燃料、
4…高濃縮燃料、
5…制御棒、
7…炉心シュラウド、
8…炉心支持板、
9…燃料支持金具、
10…シュラウドヘッド、
11…気水分離器、
12…蒸気乾燥器、
13…インターナルポンプ、
14…ダウンカマ、
15…制御棒案内管、
16…制御棒駆動機構、
20…燃料棒、
21…水ロッド、
22…チャンネルボックス、
23…上部タイプレート、
23a…ハンドル、
24…下部タイプレート、
25…燃料スペーサ、
26…チャンネルファスナ、
27…上部格子板、
28…中性子検出器、
40…コントロールセル、
101…原子炉、
101…沸騰水型原子炉、
102…原子炉圧力容器、
103,103A,103B,103C…初装荷炉心、
104…燃料集合体。

Claims (6)

  1. 原子炉の初装荷炉心であって、
    前記原子炉の炉心最外周部を除く位置に、天然ウラン燃料で構成された燃料集合体が前記原子炉の前記炉心最外周部を除いた燃料集合体の本数に対して25%以上、核分裂性物質の含有量が3.0wt%以上の高濃縮燃料で構成された燃料集合体が前記原子炉の前記炉心最外周部を除いた燃料集合体の本数に対して25%以上50%以下装荷された
    ことを特徴とする初装荷炉心。
  2. 請求項1に記載の初装荷炉心において、
    前記天然ウラン燃料で構成された燃料集合体が前記原子炉の前記炉心最外周部を除いた燃料集合体の本数に対して50%以下装荷された
    ことを特徴とする初装荷炉心。
  3. 請求項1に記載の初装荷炉心において、
    前記天然ウラン燃料で構成された燃料集合体は、全て前記高濃縮燃料で構成された燃料集合体に隣接するよう装荷された
    ことを特徴とする初装荷炉心。
  4. 請求項1に記載の初装荷炉心において、
    制御棒を運転中に操作する位置にあるコントロールセルのうち少なくとも1か所に、前記天然ウラン燃料よりも濃縮度が高く、前記高濃縮燃料よりも濃縮度が低い燃料で構成された燃料集合体が装荷された
    ことを特徴とする初装荷炉心。
  5. 請求項1に記載の初装荷炉心において、
    制御棒を運転中に操作する位置にあるコントロールセルのすべてに、前記天然ウラン燃料よりも濃縮度が高く、前記高濃縮燃料よりも濃縮度が低い燃料で構成された燃料集合体が装荷された
    ことを特徴とする初装荷炉心。
  6. 原子炉の初装荷炉心の燃料交換方法であって、
    初装荷時に、前記原子炉の炉心最外周部を除く位置に、天然ウラン燃料で構成された燃料集合体を前記原子炉の前記炉心最外周部を除いた燃料集合体の本数に対して25%以上、核分裂性物質の含有量が3.0wt%以上の高濃縮燃料で構成された燃料集合体を前記原子炉の前記炉心最外周部を除いた燃料集合体の本数に対して25%以上50%以下装荷し、
    最初の燃料交換時に、取り出す燃料集合体をすべて前記天然ウラン燃料で構成された燃料集合体とする
    ことを特徴とする初装荷炉心の燃料交換方法。
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