JP2011075294A - 沸騰水型原子炉の初装荷炉心 - Google Patents
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Abstract
【課題】初装荷炉心の外周領域で熱出力を高める。
【解決手段】沸騰水型原子炉の初装荷炉心に、3体の高濃縮燃料集合体1,2と1体の低濃縮燃料集合体4とを4本の制御棒で囲まれる領域内で2行2列に配列した単位装荷ユニット76を各単位装荷ユニット76に含まれる低濃縮燃料集合体4が互いに隣り合うように配置された中央領域71と、高濃縮低ガドリニア燃料集合体2が配置された最外周領域73と、中央領域71と最外周領域73との間に高濃縮低ガドリニア燃料集合体と低濃縮燃料集合体4とが互いに側面を対向させて配置された少なくとも一対の燃料集合体の組が配置された外周領域72と、を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】沸騰水型原子炉の初装荷炉心に、3体の高濃縮燃料集合体1,2と1体の低濃縮燃料集合体4とを4本の制御棒で囲まれる領域内で2行2列に配列した単位装荷ユニット76を各単位装荷ユニット76に含まれる低濃縮燃料集合体4が互いに隣り合うように配置された中央領域71と、高濃縮低ガドリニア燃料集合体2が配置された最外周領域73と、中央領域71と最外周領域73との間に高濃縮低ガドリニア燃料集合体と低濃縮燃料集合体4とが互いに側面を対向させて配置された少なくとも一対の燃料集合体の組が配置された外周領域72と、を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、沸騰水型原子炉の初装荷炉心に関する。
原子炉は、中性子が核分裂性物質に吸収されて核分裂が起こり、その際にエネルギーとともに放出される中性子が次の核分裂を引き起こすという連鎖反応により、エネルギーを出し続けている。この連鎖反応が平衡にある状態を臨界といい、一定の出力で運転される原子炉はこの状態を保ち続けている。また、連鎖反応が増大していく状態を臨界超過といい、逆に減少していく状態を未臨界という。
原子炉は、たとえば1年程度の所定の期間にわたって燃料の補給なしに運転し続けねばならないために、炉心内には臨界維持に必要な量よりも多い核分裂性物質が装荷されている。したがって、所定の運転期間の途中までの期間では、原子炉は、制御材なしには臨界超過になる。
この超過した反応度を余剰反応度といい、余剰反応度を運転期間を通じて適切に制御することが重要である。余剰反応度を運転期間を通じて制御する技術としては、可燃性毒物を燃料中に混入するものがよく知られている。可燃性毒物とは、運転期間を通じて徐々に燃焼しその物質量が減少していく中性子吸収材のことで、核燃料物質に混ぜて使用されるガドリニアなどが知られている。
可燃性毒物を含有する燃料集合体の無限増倍率は、燃焼に伴って一旦上昇した後、減少していく。一般に、可燃性毒物を含有する燃料棒の本数が増加すれば、燃焼初期での無限増倍率が低下する。また、可燃性毒物の濃度を増加させれば、可燃性毒物が燃え尽きる時期を遅らせることができるため、無限増倍率の最大値を抑えることが可能になる。このため、可燃性毒物の混入濃度とそれが混入した燃料棒の本数の組み合わせにより、余剰反応度を適切に制御することができる。
初装荷炉心では、装荷された燃料集合体の一部が第1サイクルの運転終了後に取り出され、新しい取替燃料集合体と交換される。第1サイクルで取り出される燃料集合体は他の燃料集合体に比べて燃焼度が低く、発生エネルギーが少ない。このため、第1サイクルで取り出される燃料集合体の体数が少ないほど、燃料経済性が高くなる。
しかし、燃料経済性を向上させるために、単に炉心平均濃縮度を高めると、最小限界出力比や最大線出力密度などの熱的特性が悪化し、原子炉の安全性を損なう場合がある。そこで、核分裂性物質の有効活用を図るために、炉内滞在期間に応じてウラン濃縮度を変えた複数の燃料集合体を用いる初装荷炉心が知られている。
たとえば特許文献1には、2行2列の4体の燃料集合体からなる単位装荷ユニットを規則的に配置した初装荷炉心が開示されている。この単位装荷ユニットは、低濃縮燃料1体と高濃縮燃料3体とからなり、4つの単位装荷ユニットに含まれる低濃縮燃料が隣接してコントロールセルを形成するように配置される。また、単位装荷ユニットに含まれる高濃縮燃料の低濃縮燃料に面する側にガドリニア入り燃料棒が多く位置するように、ガドリニア入り燃料棒を偏在させている。このような燃料棒の配置とすることにより、スペクトルミスマッチ効果による熱的特性の悪化を抑制している。
原子炉の運転サイクルの初期において、炉心内には臨界維持に必要な量よりも多い核分裂性物質が装荷されている。このため、運転サイクルの初期においては、炉心に制御棒を挿入することにより臨界状態を維持する。制御棒は、運転サイクル中の時間の経過に伴って引き抜かれ、運転サイクルの末期においては全ての制御棒が完全に引き抜かれた状態になる。
炉心の外周領域では、体系からの中性子の漏れの影響によって、熱中性子束は内周領域に比べて小さい。このため、炉心の外周領域に高濃縮燃料を装荷したとしても、炉心の外周領域では、燃料集合体1体当たりの熱出力は小さくなる傾向にある。
その結果、炉心全体から所定の熱出力を得るためには、炉心の中央領域で燃料集合体1体当たりの熱出力を相対的に高める必要がある。燃料集合体1体当たりの熱出力が増加すると、熱的特性が悪化してしまう。そこで、炉心の外周領域での燃料集合体1体当たりの熱出力を高めることが好ましい。
そこで、本発明は、初装荷炉心の外周領域で熱出力を高めることを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、高濃縮燃料集合体とこの高濃縮燃料集合体よりも核分裂性物質量が小さい低濃縮燃料集合体とを含む燃料集合体を正方格子状に配列した沸騰水型原子炉の初装荷炉心において、横断面を対角線で制御棒側領域と反制御棒側領域に区分したときに第1の条件を前記反制御棒側領域に存在する可燃性毒物入り燃料棒の本数が前記制御棒側領域に存在する可燃性毒物入り燃料棒の本数よりも多いこととし第2の条件を前記反制御棒側領域に存在する核分裂物質量が前記制御棒側領域に存在する核分裂物質量よりも少ないこととすると前記第1の条件および前記第2の条件の少なくとも一方を満足する2体の第1高濃縮燃料集合体を含む3体の前記高濃縮燃料集合体と1体の前記低濃縮燃料集合体とを4本の制御棒で囲まれる2行2列の領域内で前記第1高濃縮燃料集合体が互いに側面が対向しないように配列した単位装荷ユニットを各前記単位装荷ユニットに含まれる前記低濃縮燃料集合体が互いに隣り合うように配置された中央領域と、前記燃料集合体が配置された最外周領域と、前記中央領域と前記最外周領域との間に核分裂性物質量が前記高濃縮燃料集合体以上である第1燃料集合体と核分裂性物質量が前記高濃縮燃料未満である第2燃料集合体とが互いに側面を対向させて前記第1燃料集合体が前記第1の条件および前記第2の条件のいずれかを満足する場合には前記制御棒を挟んで配列された少なくとも一対の燃料集合体の組が配置された外周領域と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、初装荷炉心の外周領域で熱出力を高めることができる。
本発明に係る沸騰水型原子炉の初装荷炉心の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1の実施の形態]
図2は、本発明に係る沸騰水型原子炉の初装荷炉心の第1の実施の形態における横断面(水平断面)図である。図3は、本実施の形態に用いる燃料集合体の横断面図である。図2は、炉心の横断面の左上1/4を示した図であって、残りの部分は炉心の鉛直方向中心軸を対称軸とする図示した部分の回転対称となっている。なお、炉心全体が回転対称になっている必要はなく、鏡面対称であってもよいし、対称性がない炉心であってもよい。
図2は、本発明に係る沸騰水型原子炉の初装荷炉心の第1の実施の形態における横断面(水平断面)図である。図3は、本実施の形態に用いる燃料集合体の横断面図である。図2は、炉心の横断面の左上1/4を示した図であって、残りの部分は炉心の鉛直方向中心軸を対称軸とする図示した部分の回転対称となっている。なお、炉心全体が回転対称になっている必要はなく、鏡面対称であってもよいし、対称性がない炉心であってもよい。
沸騰水型原子炉には、角筒状の燃料集合体26を配置する空間22が正方格子状に配列された領域10を有している。この領域10は、全体としてほぼ円筒形に形成されていて、燃料集合体26の軸は、その円筒の軸と同じ方向に向かっている。これらの空間22に燃料集合体26が配置されて、炉心を形成する。
また、燃料集合体26を配置する空間22は、燃料集合体26よりも若干大きく、隣り合う4体の燃料集合体26の間に、制御棒21が挿入できるようになっている。なお、領域10の半径方向の外側の一部には、制御棒21と隣接しない燃料集合体26を配置する空間22も存在する。
本実施の形態の炉心では、872体の燃料集合体26が装荷され、205本の制御棒21が配置される。
燃料集合体26は、正方格子状に9行9列で配列された円筒状の燃料棒24、および、燃料棒24の配列の中央部分に配置された角筒状のウォータチャンネル25を有している。ウォータチャンネル25は、燃料棒24の3行3列の9本分の領域を占めている。燃料棒24およびウォータチャンネル25は、軸方向の両端に設けられたタイプレート(図示せず)および軸方向の数箇所に設けられたスペーサ(図示せず)で保持されている。燃料集合体26の外周は、角筒状のチャンネルボックス23で囲まれている。
燃料棒24の内部には、ウラン235などの核分裂性物質が、たとえばウラン238などとともに円筒状に焼き固められたペレットとして収められている。各燃料棒24中のウラン235の濃縮度は、燃料棒24ごとに異なっていて、各燃料棒24に収められた核分裂性物質量も燃料棒24ごとに異なっている。なお、燃料棒24の軸方向に濃縮度が異なる領域を設けてもよい。
図4は、本実施の形態に用いる高濃縮高ガドリニア燃料集合体の燃料棒配置を示す横断面図である。図5は、本実施の形態に用いる高濃縮低ガドリニア燃料集合体の燃料棒配置を示す横断面図である。図6は、本実施の形態に用いる低濃縮燃料の燃料棒配置を示す横断面図である。
図4ないし図6において、1〜4で示される位置はウラン燃料棒が配置され、G1、G2で示される位置はガドリニア入り燃料棒が配置されることを示している。Wは、ウォータチャンネルあるいはウォータロッドの位置を示している。
高濃縮高ガドリニア燃料集合体1および高濃縮低ガドリニア燃料集合体2は、9行9列の正方格子の中央の3行3列を占める位置に角筒状のウォータチャンネルが配置されている。低濃縮燃料集合体4は、9行9列の正方格子の中央に2本の円筒状のウォータロッドが設けられて、7つの格子位置を占めている。このように、1つの炉心11には、内部形状が異なる複数の種類の燃料集合体を用いてもよい。
ウラン燃料棒とは、内部にガドリニアなどの可燃性毒物を含有しない燃料棒24のことである。異なる数字の位置に配置されるウラン燃料棒は、互いにウラン235の濃縮度が異なる。ウラン燃料棒は、同一の燃料集合体内の数字が大きい位置に配置されるものほどウランの濃縮度が低い。つまり、1で示される燃料棒の濃縮度が最も高く、4で示される位置のウラン燃料棒の濃縮度が最も低い。1で示されるウラン燃料棒の濃縮度は、たとえば4.9wt%である。
また、核分裂性物質としては、ウランの代わりに、プルトニウム、トリウム、あるいはこれらの組み合わせを用いてもよい。この場合、ウラン濃縮度の代わりに、核分裂性物質濃度を考慮する。
ガドリニア入り燃料棒とは、ガドリニアなどの可燃性毒物を核分裂性物質とともに含有する燃料棒24のことである。G1で示される位置に配置されるガドリニア入り燃料棒は、燃料有効部の全体に亘って可燃性毒物が含有された全長ガドリニア入り燃料棒である。G2で示される位置に配置されるガドリニア入り燃料棒は、燃料有効部のたとえば下端から燃料有効長の1/3程度までの下部に可燃性毒物が含有され、それよりも上部には可燃性毒物が含有されていない部分長ガドリニア入り燃料棒である。
ガドリニア入り燃料棒であっても、燃料有効部の上端および下端の燃料有効長の1/24あるいは2/24程度の長さには、ガドリニアを含有しない天然ウランのペレットを装填したブランケット領域を設けてもよい。また、可燃性毒物としては、ガドリニアの他に、エルビア、ホウ素、およびこれらの組み合わせを用いることができる。燃料集合体中の可燃性毒物量は、可燃性毒物入りの燃料棒の本数・体積、可燃性毒物の添加濃度、あるいはこれらの組み合わせによって変化させることができる。
高濃縮高ガドリニア燃料集合体1は、14本のガドリニア入り燃料棒が用いられており、そのうち2本が部分長ガドリニア入り燃料棒である。また、高濃縮低ガドリニア燃料集合体2は、12本のガドリニア入り燃料棒が用いられており、そのうち1本が部分長ガドリニア入り燃料棒である。低濃縮燃料集合体4は、2本のガドリニア入り燃料棒が用いられている。また、低濃縮燃料集合体4は、高濃縮燃料集合体1,2に比べて核分裂性物質量が小さい。
燃料集合体の横断面を対角線で制御棒側領域と反制御棒側領域とに区分したときに、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1では、反制御棒側領域に存在するガドリニア入り燃料棒の本数は9本である。一方、制御棒側領域に存在するガドリニア入り燃料棒の本数は5本である。つまり、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1では、反制御棒側領域により多くのガドリニア入り燃料棒が存在する。
また、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1では、反制御棒側領域に存在する燃料棒中のウランの濃縮度の平均が、制御棒側領域に存在する燃料棒中のウランの濃縮度に比べて小さい。つまり、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1では、反制御棒側領域の核分裂性物質量は、制御棒側領域の核分裂性物質量よりも少ない。
図1は、本実施の形態における燃料集合体の配置を示す1/4横断面図である。符号1〜4はそれぞれ燃料集合体26の種類を示しており、同一の符号は、燃料棒24の配置が同一の燃料集合体を示している。
この炉心11は初装荷炉心であって、3種類の燃料集合体1,2,4が装荷されている。これらは、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1、高濃縮低ガドリニア燃料集合体2、低濃縮燃料集合体4である。
本実施の形態の炉心11は、径方向の中央から外側に向かって、中央領域71、外周領域72および最外周領域73の2つの領域に分けられる。最外周領域73とは、炉心11の径方向の最外周の1層分の領域である。最外周領域73には、高濃縮低ガドリニア燃料集合体2が装荷されている。外周領域72とは、炉心11の最外周領域73よりも径方向内側の4層程度の領域である。中央領域71とは、外周領域72よりも径方向の内側の領域である。
中央領域71は、単位装荷ユニット76を配列して形成される。各単位ユニット76は、3体の高濃縮燃料集合体1,2と1体の低濃縮燃料集合体4とを4本の制御棒21で囲まれる領域内で2行2列に配列したものである。この単位装荷ユニット76は、低濃縮燃料集合体4が互いに隣り合うように配置される。その結果、互いに隣り合うように配置された低濃縮燃料集合体4は、1本の制御棒21を囲むように配置されることとなり、これら4体の低濃縮燃料集合体4は、コントロールセル74,75を形成している。
また、単位装荷ユニット76の対角位置には、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1が配置される。つまり、単位装荷ユニット76内では、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1は、互いに側面が対向しない位置に配置されている。その結果、中央領域71では、低濃縮燃料集合体4には、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1の反制御棒側の側面が面していることになり、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1の制御棒側の側面および高濃縮低ガドリニア燃料集合体2は低濃縮燃料集合体に面していない。
運転中の炉心の制御棒21による制御には、主としてコントロールセル74,75に位置する制御棒21を用いる。特に、運転サイクルの大部分の期間では、炉心11の中央領域71に白抜きの四角で示した13箇所のコントロールセル74を用いる。これらのコントロールセル74,75には、低濃縮燃料集合体4が配置されている。
低濃縮燃料集合体4が装荷されたコントロールセル74,75と側面が向かい合う高濃縮燃料は、スペクトルミスマッチ効果により熱的特性が悪化しやすい傾向にある。しかし、本実施の形態では、コントロールセル74,75には高濃縮高ガドリニア燃料集合体1の側面のみが向かい合っている。高濃縮高ガドリニア燃料集合体1のコントロールセル74,75と向かい合う側面、すなわち、反制御棒側領域では、制御棒側に比べてウランの濃縮度が低く、また、ガドリニア入り燃料棒の本数が多い。このため、炉心11の中央領域71では、スペクトルミスマッチ効果による熱的特性の悪化が抑制されている。
コントロールセル74,75と側面が対向しない位置、すなわち対角には、高濃縮低ガドリニア燃料集合体が配置されている。コントロールセル74,75と側面が対向しない位置において、スペクトルミスマッチ効果は大きくないため、この位置に配置される高濃縮低ガドリニア燃料集合体2では、濃縮度およびガドリニア入り燃料棒の横断面内での分布を均一化することができる。
炉心11の外周領域72あるいは最外周領域73では、炉心体系からの中性子の漏れの影響により燃料集合体1体当たりの熱出力が小さくなる傾向にある。このため、中央領域71よりも外側では、単位装荷ユニット76を構成しなくても、熱的特性が中央領域71よりも厳しくなることはない。
そこで、本実施の形態では、外周領域72に、高濃縮低ガドリニア燃料集合体2と低濃縮燃料集合体4とが互いに側面を対向させて配置された集合体の組を多く配置している。このように、核分裂性物質量に差がある2種類の燃料集合体を対面させて配置することによって、スペクトルミスマッチ効果により、高濃縮低ガドリニア燃料集合体2の熱出力が高くなる。
その結果、高濃縮低ガドリニア燃料集合体2のみを外周領域72に配置した場合に比べて、燃料集合体1体当たりの熱出力が増大する。したがって、相対的に炉心11の中央領域71の熱出力が低下する。このようにして、熱的特性に余裕がある炉心11の外周領域72で燃料集合体1体当たりの熱出力を高めることにより、炉心11の中央領域71での熱的特性を緩和することができる。なお、炉心11の最外周領域73では、中性子の漏れの影響が大きいため、この領域で核分裂性物質量に差がある2種類の燃料集合体を対面させて配置させても、熱的特性が中央領域71よりも厳しくなることはない。
また、外周領域72に高濃縮高ガドリニア燃料集合体1と低濃縮燃料集合体4とを互いに側面を対向させた組を配置してもよい。この際、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1と低濃縮燃料集合体4とは、制御棒21を挟んで配置する。
高濃縮高ガドリニア燃料集合体1の反制御棒側領域では、制御棒側に比べてウランの濃縮度が低く、また、ガドリニア入り燃料棒の本数が多い。このため、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1の反制御棒側の側面を低濃縮燃料集合体4の側面と対面させて配置しても、スペクトルミスマッチ効果は小さい。しかし、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1は、制御棒側領域では、反制御棒側に比べてウランの濃縮度が高く、また、ガドリニア入り燃料棒の本数が少ない。このため、高濃縮高ガドリニア燃料集合体1と低濃縮燃料集合体4とを制御棒21を挟んで配置することにより、スペクトルミスマッチ効果が大きくなる。
このように、核分裂性物質量に差がある2種類の燃料集合体を対面させて配置し、かつ、制御棒側のウランの濃縮度が高く、あるいは、ガドリニア入り燃料棒の本数が少ない場合にはこれらの燃料集合体を制御棒21を挟んで配置することにより、スペクトルミスマッチ効果が大きくなる。したがって、このような燃料集合体の組を外周領域72に配置することにより、外周領域72の熱出力を高めることができる。
また、外周領域72に配置された高濃縮低ガドリニア燃料集合体2と低濃縮ガドリニア燃料集合体4とが互いに側面を対向させて配置された燃料集合体の組の一部は、制御棒21を挟んで配置されている。スペクトルミスマッチ効果は、濃縮度の差がある燃料集合体同士が向かい合う面において大きい。したがって、このように制御棒21を挟んで配置された燃料集合体の組では、制御棒21に面する側の側面の燃焼が進みやすい。
初装荷炉心で外周領域72に配置された燃料集合体の一部は、次サイクル以降に炉心11の中央領域71に配置され、その一部はコントロールセル74,75を構成する場合もある。このような場合であっても、スペクトルミスマッチ効果によって制御棒21に面する側の側面の燃焼が進んだ燃料集合体は、コントロールセル74,75に用いても熱的特性の悪化が小さい。
また、沸騰水型原子炉の炉心11は、運転サイクルの初期においては、制御棒21を挿入することにより臨界状態が維持される。この際、運転中に炉心11に挿入される制御棒21としては、原子炉の炉心の径方向出力分布を平坦化させるため、主として炉心の中央領域71に位置するものが用いられる。本実施の形態では、中央領域71のコントロールセル74の制御棒21が挿入される。相対的に、炉心の外周領域72には挿入された制御棒の本数が少なくなる。このため、炉心の外周領域72では、軸方向出力分布がボトムピークになる傾向にある。
そこで、炉心の外周領域72には、高濃縮低ガドリニア燃料集合体2あるいは低濃縮燃料集合体4の代わりとして、軸方向下部の軸方向上部に対する無限増倍率の比が小さい燃料集合体を用いてもよい。このような燃料集合体は、たとえば、所定の高さよりも下方の核分裂性物質量のその所定の高さよりも上方の核分裂性物質量に対する比が小さいことによって形成することができる。あるいは、所定の高さよりも下方の可燃性毒物量のその所定の高さよりも上方の可燃性毒物量に対する比が大きいことによって、所定の高さよりも下方の無限増倍率のその所定の高さよりも上方の無限増倍率に対する比が小さい燃料集合体を形成することもできる。
また、所定の高さよりも下方のチャンネルボックス23の厚さを大きくして、所定の高さよりも下方の無限増倍率のその所定の高さよりも上方の無限増倍率に対する比が小さい燃料集合体を形成することもできる。あるいは、ウォータチャンネル25の形状を変化させるなどによって所定の高さよりも下方の水対核分裂性物質量比を小さくして、所定の高さよりも下方の無限増倍率のその所定の高さよりも上方の無限増倍率に対する比が小さい燃料集合体を形成してもよい。
この所定の高さ、すなわち、無限増倍率を比較する軸方向下部と軸方向上部との境界は、たとえば炉心の下端から燃料有効長の1/3程度の高さとする。これは、沸騰水型原子炉では、一般的に、炉心の下端から燃料有効長の1/3程度の高さの位置からボイド率が大きくなるため、軸方向出力分布のボトムピークは、その高さよりも下方で現われやすいからである。
このような軸方向下部の軸方向上部に対する無限増倍率の比が小さい燃料集合体を外周領域72に装荷すると、外周領域72における軸方向出力分布が、過度にボトムピークになることを抑制することができる。つまり、外周領域72における熱的特性が向上する。その結果、外周領域72に装荷される燃料集合体の核分裂性物質量を増加させることなどにより、中央領域71の熱出力を相対的に低下させ、炉心全体の熱的特性を向上させることができる。
本実施の形態では、炉心11の外周領域72においてスペクトルミスマッチ効果によって燃料集合体1体当たりの熱出力を増加させている。その結果、炉停止余裕が悪化する可能性がある。このような場合、外周領域72に装荷される燃料集合体に炉停止余裕の改善のための対策を施してもよい。
炉停止余裕の改善のための対策とは、たとえばコーナー部近傍の燃料棒の濃縮度を低くすることである。また、低温時において出力が高くなる軸方向上部の濃縮度を低くした燃料棒を用いてもよい。炉停止余裕に対しては、より多くの水に面するコーナー部およびその近傍の燃料棒の影響が大きい。
このように濃縮度が低いウランを用いた領域を炉停止余裕の改善に効果的な燃料有効部の上部にのみ設けることにより、燃料集合体の平均濃縮度をそれほど低下させずに炉停止余裕を改善できる。また、燃料有効部の全体の濃縮度を低減した燃料棒は、たとえば炉停止余裕の改善に最も効果的なコーナー部およびその近傍にのみ用いることにより、燃料集合体の平均濃縮度の低下を抑制できる。
このようにして、外周領域72に装荷される燃料集合体の平均濃縮度をあまり低下させずに、炉停止余裕を改善することができる。冷温時、すなわち炉停止時の軸方向出力分布は、炉心の下端から20/24程度の高さにピークを持つ。このため、炉停止余裕に対して影響が大きいのは、燃料有効部の上端から燃料有効長の1/3程度の長さの領域である。よって、炉停止余裕の改善のためには、燃料有効部の上端から燃料有効長の1/3程度の長さの領域の濃縮度を小さくすればよい。
[第2の実施の形態]
図7は、本発明に係る沸騰水型原子炉の初装荷炉心の第1の実施の形態における燃料集合体の配置を示す1/4横断面図である。
図7は、本発明に係る沸騰水型原子炉の初装荷炉心の第1の実施の形態における燃料集合体の配置を示す1/4横断面図である。
本実施の形態の初装荷炉心は、第1の実施の形態において外周領域71に装荷された一部の高濃縮低ガドリニア燃料集合体2の代わりに外周領域用高濃縮燃料集合体3を用い、外周領域72に装荷された低濃縮燃料集合体4の代わりに外周領域用低濃縮燃料集合体5を用いたものである。外周領域用高濃縮燃料集合体3は、高濃縮低ガドリニア燃料集合体2よりも濃縮度が高い。また、外周領域用低濃縮燃料集合体5は、低濃縮燃料集合体4よりも濃縮度が高い。
炉心11の外周領域72あるいは最外周領域73では、炉心体系からの中性子の漏れの影響により燃料集合体1体当たりの熱出力が小さくなる傾向にある。このため、中央領域71よりも外側では、単位装荷ユニット76を構成しなくても、熱的特性が中央領域71よりも厳しくなることはない。
そこで、本実施の形態では、外周領域72に、高濃縮低ガドリニア燃料集合体2と低濃縮燃料集合体4とが互いに側面を対向させて配置された集合体の組を配置している。さらに、外周領域用高濃縮燃料集合体3と外周領域用低濃縮燃料集合体5とが互いに側面を対向させて配置された集合体の組を多く配置している。このように、核分裂性物質量に差がある2種類の燃料集合体を対面させて配置することによって、スペクトルミスマッチ効果により、これらの燃料集合体の熱出力が高くなる。
その結果、核分裂性物質量が1種類の燃料集合体のみを外周領域72に配置した場合に比べて、燃料集合体1体当たりの熱出力が増大する。したがって、相対的に炉心11の中央領域71の熱出力が低下する。このようにして、熱的特性に余裕がある炉心11の外周領域72で燃料集合体1体当たりの熱出力を高めることにより、炉心11の中央領域71での熱的特性を緩和することができる。さらに、本実施の形態では、熱的特性に余裕のある外周領域72に装荷する燃料集合体の核分裂性物質量を増加させて中央領域71よりも燃料集合体1体当たりの熱出力を増加させている。その結果、炉心11の全体の径方向出力分布をより平坦化させ、熱的特性が向上する。
また、本実施の形態では、外周領域72に装荷される燃料集合体の核分裂性物質量を増加させて熱出力を増加させているが、可燃性毒物量を低減することによって熱出力を増加させてもよい。
[他の実施の形態]
上述の各実施の形態は単なる例示であり、本発明はこれらに限定されない。また、各実施の形態の特徴を組み合わせて実施することもできる。
上述の各実施の形態は単なる例示であり、本発明はこれらに限定されない。また、各実施の形態の特徴を組み合わせて実施することもできる。
1…高濃縮高ガドリニア燃料集合体、2…高濃縮低ガドリニア燃料集合体、3…外周領域用高濃縮燃料集合体、4…低濃縮燃料集合体、5…外周領域用低濃縮燃料集合体、11…炉心、21…制御棒、23…チャンネルボックス、24…燃料棒、25…ウォータチャンネル、26…燃料集合体、71…中央領域、72…外周領域、73…最外周領域、74…コントロールセル、75…コントロールセル、76…単位装荷ユニット
Claims (5)
- 高濃縮燃料集合体とこの高濃縮燃料集合体よりも核分裂性物質量が小さい低濃縮燃料集合体とを含む燃料集合体を正方格子状に配列した沸騰水型原子炉の初装荷炉心において、
横断面を対角線で制御棒側領域と反制御棒側領域に区分したときに第1の条件を前記反制御棒側領域に存在する可燃性毒物入り燃料棒の本数が前記制御棒側領域に存在する可燃性毒物入り燃料棒の本数よりも多いこととし第2の条件を前記反制御棒側領域に存在する核分裂物質量が前記制御棒側領域に存在する核分裂物質量よりも少ないこととすると前記第1の条件および前記第2の条件の少なくとも一方を満足する2体の第1高濃縮燃料集合体を含む3体の前記高濃縮燃料集合体と1体の前記低濃縮燃料集合体とを4本の制御棒で囲まれる2行2列の領域内で前記第1高濃縮燃料集合体が互いに側面が対向しないように配列した単位装荷ユニットを各前記単位装荷ユニットに含まれる前記低濃縮燃料集合体が互いに隣り合うように配置された中央領域と、
前記燃料集合体が配置された最外周領域と、
前記中央領域と前記最外周領域との間に核分裂性物質量が前記高濃縮燃料集合体以上である第1燃料集合体と核分裂性物質量が前記高濃縮燃料未満である第2燃料集合体とが互いに側面を対向させて前記第1燃料集合体が前記第1の条件および前記第2の条件のいずれかを満足する場合には前記制御棒を挟んで配列された少なくとも一対の燃料集合体の組が配置された外周領域と、
を有することを特徴とする沸騰水型原子炉の初装荷炉心。 - 第1の条件を前記第1燃料集合体が前記中央領域に配置される前記高濃縮燃料集合体よりも核分裂性物質量が多いこととし、
第2の条件を前記第1燃料集合体が前記中央領域に配置される前記高濃縮燃料集合体よりも可燃性毒物量が小さいこととし、
第3の条件を前記第2燃料集合体が前記中央領域に配置される前記低濃縮燃料集合体よりも核分裂性物質量が多いこととし、
第4の条件を前記第2燃料集合体が前記中央領域に配置される前記低濃縮燃料集合体よりも可燃性毒物量が小さいこととすると、
前記第1の条件、前記第2の条件、前記第3の条件および前記第4の条件の少なくとも一つの条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の沸騰水型原子炉の初装荷炉心。 - 前記一対の燃料集合体は、前記第1燃料集合体と前記第2燃料集合体とが制御棒を挟んで隣り合っていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の沸騰水型原子炉の初装荷炉心。
- 前記第1燃料集合体および前記第2燃料集合体の少なくとも一方は、核分裂性物質濃度が燃料有効部の全体の平均に比べて小さい上部領域が形成された燃料棒を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の沸騰水型原子炉の初装荷炉心。
- 前記外周領域には、所定の高さよりも下方の無限増倍率の前記所定の高さよりも上方の無限増倍率に対する比が前記内周領域に配置された燃料集合体よりも小さい少なくとも1体の燃料集合体が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の沸騰水型原子炉の初装荷炉心。
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JP2009224102A JP2011075294A (ja) | 2009-09-29 | 2009-09-29 | 沸騰水型原子炉の初装荷炉心 |
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JP2015184130A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 株式会社東芝 | 燃料集合体及び原子炉 |
JP2015210171A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 沸騰水型原子炉の炉心 |
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2009
- 2009-09-29 JP JP2009224102A patent/JP2011075294A/ja not_active Withdrawn
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