JP3435308B2 - 初装荷炉心 - Google Patents
初装荷炉心Info
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- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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Description
下、BWRと略す)に係わり、特にプルトニウムを含む
燃料集合体を装荷する初装荷炉心に関する。
収されたプルトニウムをウランと混合し、ウラン・プル
トニウム混合酸化物燃料集合体(以下、MOX燃料と略
す)として利用することが提唱されている。プルトニウ
ム使用量増加のために、初装荷炉心においてMOX燃料
とウラン燃料集合体(以下、ウラン燃料と略す)とを混
在させることが考えられている。
プルトニウム241の熱中性子吸収断面積が大きいこ
と、プルトニウム240による中性子の吸収がウラン2
38よりも大きいこと等のために、MOX燃料は、ウラ
ン燃料よりも熱中性子の割合が減少する。即ち、ウラン
燃料の方がMOX燃料よりも熱中性子の割合が大きくな
る。従って、MOX燃料とウラン燃料が隣接する場合、
MOX燃料にウラン燃料から熱中性子が流入し、このと
き流入した熱中性子は燃料集合体の最外周の燃料棒に影
響して出力を上昇させる。
に隣接している燃料集合体最外周の中性子スペクトルが
柔らかいので、燃料集合体最外周の燃料棒の出力が大き
い。このように、燃焼初期に最外周の燃料棒の燃焼が他
の燃料棒より先に進む結果、燃焼中期以降では、最外周
の燃料棒では既に燃焼のピークを越えてしまうので、最
外周以外の燃料棒の出力が大きくなる。
には、ウラン燃料と隣接するMOX燃料は、ウラン燃料
からの熱中性子の流れ込み及び燃料集合体内の出力分布
の2つの影響により、燃焼初期で大きな局所出力ピーキ
ングを生じる。MOX燃料の局所出力ピーキングが増大
すると炉心全体の線出力密度の最大値が増加し、線出力
密度を平坦化することが困難になる。
特開平9−105792号公報に、MOX燃料2体と、ウラン
燃料2体とが互いに対角線状になるように正方形状に配
置し、該正方形状の4つの角に制御棒を1個ずつ配置し
て単位装荷パターンを構成し、複数の該単位装荷パター
ンを炉心の中央領域に設けると共に、前記MOX燃料を
制御棒側領域と反制御棒側領域に領域分けした場合、反
制御棒側領域に存在するガドリニア入り燃料棒(以下、
Gd燃料棒という)の数を制御棒側領域に存在するGd
燃料棒の数より2本以上多くした初装荷炉心が記載され
ている。
来技術においては、以下の課題が存在する。
影響 一般に、ウラン燃料の場合、平均濃縮度が低い燃料集合
体の方が平均濃縮度が高い燃料集合体よりも熱中性子の
割合が大きい。従来技術においては、2体のウラン燃料
のうち1体を平均濃縮度が最も低い低濃縮度燃料集合体
(以下、低濃縮度燃料という)とし、4つの単位装荷パ
ターンの各々の低濃縮度燃料を隣接させて正方形状のコ
ントロールセルを構成する。従って、熱中性子の割合が
最も高い低濃縮度燃料とMOX燃料が隣接するため、M
OX燃料への熱中性子の流入量が大きくなり、局所出力
ピーキングがより増加する。
燃料棒の数と反制御棒側領域に存在するGd燃料棒の数
が異なるため、以下の課題が存在する。
MOX燃料の装荷遅れに対する融通性の低下である。一
般に、MOX燃料には、ウラン燃料と異なり、装荷遅れ
に対する融通性が要求される。たとえば、装荷遅れに対
する融通性の観点から、初装荷炉心に用いられるMOX
燃料には、初装荷炉心用の燃料集合体としての性能はも
ちろん、初装荷炉心から運転サイクルが進んだ取替炉心
用の燃料集合体としての性能も求められる。取替炉心に
おいては、炉心内の滞在期間に応じて燃焼の進み方が異
なる複数の燃料集合体が混在し、これらが一様に分散さ
れて装荷されるため、初装荷炉心のように単位装荷パタ
ーンを構成することが非常に困難となる。そのため、取
替炉心用の燃料集合体内のGd燃料棒は、できるだけ均
等に配置される。
X燃料が、単位装荷パターンを構成しない状態で炉心に
装荷された場合、Gd燃料棒の数が少ない制御棒側領域
に出力が集中し、燃料集合体内の局所出力ピーキングが
増加するため、線出力密度を制御することが困難とな
る。
してプルトニウムを含まないウラン燃料棒を使用する場
合における、プルトニウムを含むMOX燃料棒との核特
性の差による燃焼中期以降の燃料集合体内の局所出力ピ
ーキングの悪化である。ウラン燃料においては、Gd燃
料棒は、燃焼中期以降にガドリニアが燃え尽きるため、
ガドリニアを含まないウラン燃料棒と同等に出力を発生
する。しかしながら、MOX燃料においては、Gdウラ
ン燃料棒の出力は、ガドリニアが燃え尽きる燃焼中期以
降も、ウラン235の核分裂断面積がプルトニウム23
9やプルトニウム241に比較して小さいため、MOX
燃料棒の出力よりも小さい。
料では、燃焼中期以降、出力がMOX燃料棒に比べて低い
Gdウラン燃料棒が反制御棒側に集中しているため、制
御棒側に出力が集中して燃料集合体内の局所出力ピーキ
ングが増加するので、線出力密度を制御することが困難
となる。
であるプルトニウム241は、半減期約14.7 年で中
性子を吸収する毒物質であるアメリシウム241へと崩
壊するために、反応度が低下するほか、局所出力分布が
変化する。この場合、従来例では、反応度の低下しない
Gd燃料棒が偏在してるために、Gd燃料棒の数の少な
い制御棒側領域の出力低下が反制御棒側領域の出力低下
よりも大きくなるので、局所出力ピーキングが増加する
可能性がある。
対する融通性を確保しつつ、熱的余裕を確保できる初装
荷炉心を提供することである。
に、本発明は、プルトニウムを含む第1燃料集合体と、
プルトニウムを含まない第2燃料集合体と、プルトニウ
ムを含まず前記第2燃料集合体より平均濃縮度が高い第
3燃料集合体と、外形が実質的に十字形の制御棒とを備
えた初装荷炉心において、各燃料集合体の外形が実質的
に正方形状をなし、前記第2燃料集合体1体及び前記第
1燃料集合体1体と、前記第3燃料集合体2体とを互い
に対角線の位置に配置して正方形状のセルを構成し、該
セルの4つの角に前記制御棒を1個ずつ配置して単位装
荷パターンを構成し、4つの前記単位装荷パターンの各
々の第1燃料集合体が互いに隣接して配置される前記単
位装荷パターン、または、前記単位装荷パターンの第1
燃料集合体が隣接する少なくとも2面に他の前記第1燃
料集合体がそれぞれ隣接して配置される前記単位装荷パ
ターンが、複数、炉心中央領域に設けられると共に、前
記第3燃料集合体をその対角線で制御棒側と反制御棒側
に領域分けした場合、反制御棒側領域内に存在するGd
燃料棒の数が、制御棒側領域内に存在するGd燃料棒の
数より2本以上多く、且つ、前記第1燃料集合体をその
対角線で制御棒側と反制御棒側に領域分けした場合、反
制御棒側領域内に存在するGd燃料棒の数と、制御棒側
領域内に存在するGd燃料棒の数との差が1本以下とな
るように構成する。本発明によれば、MOX燃料(第1
燃料集合体)のGd燃料棒は、取替炉心用MOX燃料と
同様に、できるだけ均等に配置されるため、取替炉心用
燃料集合体として、局所出力ピーキングの増加を招くこ
となく使用できる。
合、MOX燃料内のGd燃料棒がほぼ均等に配置されて
いるため、燃焼中期以降の局所出力ピーキングの増大、
及びプルトニウム241のアメリシウム241への崩壊
による局所出力分布の変化を最小限に抑制することが可
能となる。
低濃縮度ウラン燃料(第2燃料集合体)に隣接しない配
置(対角線の位置関係)となっているため、低濃縮度ウ
ラン燃料からの熱中性子の流入量を低減し、局所出力ピ
ーキングの増加を抑えることができる。更に、MOX燃
料に隣接するウラン燃料(第3燃料集合体)は、Gd燃
料棒を反制御棒側に偏在させているため、MOX燃料側
の熱中性子割合が減少しMOX燃料への熱中性子の流入
量を低減できるため、MOX燃料内の局所出力ピーキン
グの増加を抑制することができる。
的に余裕のある位置であるため、MOX燃料が初装荷炉
心に装荷されず、その替わりに取替ウラン燃料が装荷さ
れても、熱的余裕は確保できる。従って、MOX燃料の
装荷遅れによって設計を変更することが不要となり、M
OX燃料の装荷遅れに対する融通性を確保できる。以上
説明したように、本発明の初装荷炉心によれば、MOX
燃料の装荷遅れに対する融通性を確保しつつ、熱的余裕
を確保できる。
照して説明する。
例の横断面図を示したものである。本炉心は、240体
の低濃縮度ウラン燃料2,296体の高濃縮度ウラン燃
料3及び336体のMOX燃料4の合計872体の燃料
集合体から構成される。炉心の中央領域には図2に示す
ような単位装荷パターンを複数配置しており、最外周に
は低濃縮度ウラン燃料2を配置している。
1実施例の横断面図を示したものである。本単位装荷パ
ターンは、1体の低濃縮度ウラン燃料2,2体の高濃縮
度ウラン燃料3及び1体のMOX燃料4を備え、これら
の燃料集合体の周りを4個の十字形の制御棒5で取り囲
んで構成されている。
は、燃料棒6が9行9列(9×9)の正方格子状に配置
されており、その中央部に水が流れる太径のウォータロ
ッド8が2本配置されている。2本のウォータロッド8
は、7本の燃料棒6を配置可能な領域に設置されてい
る。また、単位装荷パターンを構成するMOX燃料4
は、燃料棒6が8行8列(8×8)の正方格子状に配置
されており、その中央部に水が流れる太径のウォータロ
ッド8が1本配置されている。ウォータロッド8は、4
本の燃料棒6を配置可能な領域に設置されている。尚、
ウラン燃料及びMOX燃料の外形は実質的に正方形をな
している。
ンは、各々の低濃縮度ウラン燃料2が隣接してコントロ
ールセル1を構成するように配置される。即ち、4つの
単位装荷パターンは、コントロールセル1を中心として
回転対称に配置される。図1においては、コントロール
セル1の数は37個である。
ン燃料2の平均濃縮度は約1.5 重量%、高濃縮度ウラ
ン燃料3の平均濃縮度は約4.1 重量%、MOX燃料4
の平均核分裂性プルトニウム富化度は約2.9 重量%、
平均(ウラン)濃縮度は約1.2 重量%である。
MOX燃料4は、燃料装荷時から少なくとも一部にプル
トニウムを含んでおり、低濃縮度ウラン燃料2に対して
対角線の位置に配置されている。このように、MOX燃
料4を低濃縮度ウラン燃料2と隣接させずに、より平均
濃縮度が高く熱中性子割合が近い高濃縮度ウラン燃料3
と隣接させることにより、MOX燃料4への熱中性子の
流入量を低減し、局所出力ピーキングの増加を抑制する
ことができる。
2本であり、燃料集合体を対角線9で制御棒側領域と反
制御棒側領域に分割すると、制御棒側領域に6本、反制
御棒側領域に6本配置されており、その本数の差は0本
である。このように、MOX燃料4内のGd燃料棒7を
均等に配置することにより、MOX燃料が装荷遅れのた
め取替燃料として使用される場合にも、熱的余裕を確保
することができる。
燃料棒7をプルトニウムを含まないウラン燃料棒として
も良い。この場合、Gd燃料棒7を均等に配置すること
により、燃焼中期以降の燃料集合体内の局所出力ピーキ
ングを抑制し、熱的余裕を確保することができる。
棒7の本数は15本であり、制御棒側領域に5本、反制
御棒側領域に10本配置されており、その本数の差は5
本である。このように、反制御棒側領域即ちMOX燃料
4側の領域にGd燃料棒7を多く配置することにより、
MOX燃料4へと流入する熱中性子量を低減し、局所出
力ピーキングを抑制することができる。
パターンの第2実施例について説明する。図3は第2実
施例の横断面図を示したものである。本実施例が第1実
施例と異なる点は、MOX燃料4内のGd燃料棒7の配
置であり、その他の構成は第1実施例と同じである。
4内のGd燃料棒7の本数は11本であり、制御棒側領
域に5本、反制御棒側領域に6本配置されており、その
本数の差は1本である。このように、Gd燃料棒7の本
数が奇数である場合には、可能な限り均等に配置するこ
とにより第1実施例と同様の効果を得ることができる。
パターンの第3実施例について説明する。図4は第3実
施例の横断面図を示したものである。本実施例の単位装
荷パターンを構成する4体の燃料集合体のうち、MOX
燃料1体は第1実施例と同じであるが、ウラン燃料3体
が異なる。本実施例のウラン燃料は、燃料棒6が8×8
の正方格子状に配置されており、その中央部の4本の燃
料棒が配置可能な領域に水が流れる太径のウォータロッ
ド8が1本配置されている。
ラン燃料3内のGd燃料棒7の本数は13本であり、制
御棒側領域に5本、反制御棒側領域に8本配置されてお
り、その本数の差は3本である。本実施例のように、形
状が異なる燃料集合体を用いても、第1実施例と同様
に、熱的余裕を確保し、MOX燃料の装荷遅れに対する
融通性を確保できる。
パターンの第4実施例について説明する。図5は第4実
施例の横断面図を示したものである。本実施例の単位装
荷パターンを構成する4体の燃料集合体のうち、ウラン
燃料3体は第1実施例と同じであり、MOX燃料1体が
異なる。本実施例のMOX燃料4は、燃料棒6が9×9
の正方格子状に配置されており、その中央部の7本の燃
料棒が配置可能な領域に水が流れる太径のウォータロッ
ド8が2本配置されている。
4内のGd燃料棒7の本数は12本であり、制御棒側領
域に6本、反制御棒側領域に6本配置されており、その
本数の差は0本である。本実施例でも、第1実施例と同
様に、熱的余裕を確保し、MOX燃料の装荷遅れに対す
る融通性を確保できる。
パターンの第5実施例について説明する。図6は第5実
施例の横断面図を示したものである。本実施例では、単
位装荷パターンを構成する全ての燃料集合体が第1実施
例と異なる。本実施例の燃料集合体は、燃料棒6が9×
9の正方格子状に配置されており、その中央部の9本の
燃料棒6が配置可能な領域に水が流れるウォータボック
ス10が1体配置されている。
4内のGd燃料棒7の本数は12本であり、制御棒側領
域に6本、反制御棒側領域に6本配置されており、その
本数の差は0本である。本単位装荷パターンを構成する
高濃縮度ウラン燃料3内のGd燃料棒7の本数は15本
であり、制御棒側領域に5本、反制御棒側領域に10本
配置されており、その本数の差は5本である。本実施例
でも、第1実施例と同様に、熱的余裕を確保し、MOX
燃料の装荷遅れに対する融通性を確保できる。
炉心の第2実施例を説明する。図7は、本炉心の横断面
図を示したものである。本炉心は、148体の低濃縮度
ウラン燃料2,388体の高濃縮度ウラン燃料3及び3
36体のMOX燃料4の合計872体の燃料集合体から
構成される。
単位装荷パターンを配置している点は図1の第1実施例
と同じであるが、最外周に高濃縮度ウラン燃料3を配置
した点が異なる。単位装荷パターンとしては、図2〜図
6に示したものを用いることができる。このように、周
辺部の燃料集合体の構成を変更しても、図1の第1実施
例と同様に、熱的余裕を確保しつつ、MOX燃料の装荷
遅れに対する融通性を確保できる。
燃料の装荷遅れに対する融通性を確保しつつ、熱的余裕
を確保できる。
図。
横断面図。
横断面図。
横断面図。
横断面図。
横断面図。
図。
高濃縮度ウラン燃料、4…MOX燃料、5…制御棒、6
…燃料棒、7…Gd燃料棒、8…ウォータロッド、10
…ウォータボックス。
Claims (6)
- 【請求項1】プルトニウムを含む第1燃料集合体と、プ
ルトニウムを含まない第2燃料集合体と、プルトニウム
を含まず前記第2燃料集合体より平均濃縮度が高い第3
燃料集合体と、外形が実質的に十字形の制御棒とを備え
た初装荷炉心において、 各燃料集合体の外形が実質的に正方形状をなし、 前記第2燃料集合体1体及び前記第1燃料集合体1体
と、前記第3燃料集合体2体とを互いに対角線の位置に
配置して正方形状のセルを構成し、該セルの4つの角に
前記制御棒を1個ずつ配置して単位装荷パターンを構成
し、 4つの前記単位装荷パターンの各々の第1燃料集合体が
互いに隣接して配置される前記単位装荷パターン、また
は、前記単位装荷パターンの第1燃料集合体が隣接する
少なくとも2面に他の前記第1燃料集合体がそれぞれ隣
接して配置される前記単位装荷パターンが、複数、炉心
中央領域に設けられると共に、 前記第3燃料集合体をその対角線で制御棒側と反制御棒
側に領域分けした場合、反制御棒側領域内に存在するガ
ドリニア入り燃料棒の数が、制御棒側領域内に存在する
ガドリニア入り燃料棒の数より2本以上多く、且つ、 前記第1燃料集合体をその対角線で制御棒側と反制御棒
側に領域分けした場合、反制御棒側領域内に存在するガ
ドリニア入り燃料棒の数と、制御棒側領域内に存在する
ガドリニア入り燃料棒の数との差が1本以下であること
を特徴とする初装荷炉心。 - 【請求項2】請求項1において、前記複数の単位装荷パ
ターンは、4つの単位装荷パターンの各々の第2燃料集
合体が互いに隣接して正方形状のコントロールセルを構
成するように配置されることを特徴とする初装荷炉心。 - 【請求項3】請求項1又は2において、各燃料集合体は
8行8列の格子状に燃料棒が配置され、該燃料集合体の
中央部の燃料棒4本が配置可能な領域に1本の太径ウォ
ータロッドが配置されていることを特徴とする初装荷炉
心。 - 【請求項4】請求項1又は2において、前記第1燃料集
合体は8行8列の格子状に燃料棒が配置され、その中央
部の燃料棒4本が配置可能な領域に1本の太径ウォータ
ロッドが配置されており、 前記第2及び第3燃料集合体は9行9列の格子状に燃料
棒が配置され、その中央部の燃料棒7本が配置可能な領
域に2本の太径ウォータロッドが配置されていることを
特徴とする初装荷炉心。 - 【請求項5】請求項1又は2において、各燃料集合体は
9行9列の格子状に燃料棒が配置され、該燃料集合体の
中央部の燃料棒7本が配置可能な領域に2本の太径ウォ
ータロッドが配置されていることを特徴とする初装荷炉
心。 - 【請求項6】請求項1又は2において、各燃料集合体は
9行9列の格子状に燃料棒が配置され、該燃料集合体の
中央部の燃料棒9本が配置可能な領域に1本のウォータ
ボックスが配置されていることを特徴とする初装荷炉
心。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12671497A JP3435308B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 初装荷炉心 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12671497A JP3435308B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 初装荷炉心 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10319162A JPH10319162A (ja) | 1998-12-04 |
JP3435308B2 true JP3435308B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=14942054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12671497A Expired - Lifetime JP3435308B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 初装荷炉心 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3435308B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1760990B (zh) * | 2004-10-15 | 2011-11-30 | 西屋电气有限责任公司 | 改进的首次堆芯燃料组件布置和实现上述布置的方法 |
JP4653540B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-03-16 | 原子燃料工業株式会社 | 原子炉炉心 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP12671497A patent/JP3435308B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH10319162A (ja) | 1998-12-04 |
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