JP2958856B2 - 沸騰水型原子炉用燃料集合体 - Google Patents

沸騰水型原子炉用燃料集合体

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JP2958856B2
JP2958856B2 JP6335157A JP33515794A JP2958856B2 JP 2958856 B2 JP2958856 B2 JP 2958856B2 JP 6335157 A JP6335157 A JP 6335157A JP 33515794 A JP33515794 A JP 33515794A JP 2958856 B2 JP2958856 B2 JP 2958856B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は沸騰水型原子炉用燃料集
合体に関するものであり、更に詳しくは燃料ペレットを
装填した燃料棒の9本分の3×3格子の位置を占めるウ
ォーターチャンネルを備えた9×9正方格子配列の沸騰
水型原子炉用燃料集合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉(BWR)の炉心構成に
は、大別して二つのタイプ、即ちC格子と呼ばれるもの
と、D格子と呼ばれるものとがある。図4はC格子炉心
構成の一例を示す燃料集合体周辺の配置図であり、図5
はD格子炉心構成の一例を示す燃料集合体周辺の配置図
である。
【0003】C格子における燃料集合体42の隣接間隙
の水ギャップは、制御棒41の挿入位置における幅aと
制御棒の非挿入位置における幅bとが実質的に均等であ
り、燃料集合体に対して水ギャップが対称的である。こ
れに対してD格子では、隣接する燃料集合体52の間の
水ギャップは制御棒51の挿入位置における幅aが制御
棒の非挿入位置における幅bよりも大きく実質的に不均
等であり、燃料集合体に対して水ギャップが非対称的で
ある。尚、これらの図において符号43又は53はウォ
ーターロッドを、符号44又は54は燃料棒をそれぞれ
示し、これらによる8×8正方格子配列の燃料集合体が
構成されている。
【0004】運転状態にある原子炉の中では、燃料集合
体内の冷却水(減速材)が沸騰して密度が低下するた
め、中性子の減速は燃料集合体の外部の水ギャップの方
が優勢となる。このため、炉心横断面内での熱中性子の
分布は水ギャップとその近傍に位置する集合体周辺部の
燃料棒に偏り、熱中性子と燃料中の核分裂性物質(ウラ
ン)との核分裂反応は燃料集合体の中央部寄りの燃料棒
に比べて周辺部の燃料棒において活発になる。このよう
にして燃料棒毎の出力分布の偏りが生じ、従って局所ピ
ーキングが生じる。ここで、局所ピーキングとは、燃料
棒毎の出力と全燃料棒で平均した出力との相対値であ
る。
【0005】過度の局所ピーキングは燃料棒の熱・機械
的健全性を阻害し、従って燃料棒毎に使用する燃料ペレ
ットの濃縮度を選択して局所ピーキングを抑制する必要
があることから、BWRの燃料集合体では燃料棒配列に
横断面内の濃縮度分布が与えられている。
【0006】ここでいう濃縮度とは、燃料ペレットに含
まれるウランの重量に対する核分裂性同位体、典型的に
235Uの重量割合であり、C格子の場合は濃縮度分布
が水ギャップに応じて対称であるが、D格子では濃縮度
分布が水ギャップの非対称性に応じて制御棒挿入位置と
その反対側とで非対称となり、従ってD格子ではC格子
に比べて燃料集合体に使用するペレットの濃縮度の種類
が多くなっている。
【0007】一方、近時においては、燃料集合体の燃焼
度を高めることにより燃料集合体の1体当たりの取出し
エネルギーを増加して経済性を高くするために、従来の
8×8型燃料集合体から9×9型燃料集合体に移行する
傾向にあり、これはまた、使用済み燃料の発生を抑制す
る面でも効果が認められている。このような9×9型燃
料集合体への移行に当たっては、上記のような本来の目
的を達成するために燃料集合体の平均濃縮度を高める必
要がある。ここでいう平均濃縮度とは、燃料集合体に含
まれる全てのウランの重量に対する核分裂性同位体、典
型的には 235Uの重量割合である。
【0008】平均濃縮度を高めるためには、燃料集合体
の平均濃縮度と共にペレットの最高濃縮度も高める必要
があるが、ペレット最高濃縮度には、燃料の加工工程や
輸送および再処理等における臨界管理による一定の制限
があり、この制限によるペレットの最高濃縮度は従来か
ら5wt%に定められている。
【0009】図6は、従来の9×9正方格子配列の沸騰
水型原子炉用燃料集合体の典型的な一例を示す燃料集合
体周辺の配置図(A)と燃料棒の軸方向濃縮度分布図
(B)である。この燃料集合体62は、1本のウォータ
ーチャンネル63と72本の燃料棒64を備え、平均濃
縮度は約3.77wt%である。ウォーターチャンネル6
3は、9行9列の正方格子配列における中央の3行3列
分(3×3格子)に相当する面積位置に配置されてい
る。ウォーターチャンネル63の内部は、原子炉の運転
中においても沸騰を生じていない水(減速材)で満たさ
れており、燃料集合体周囲の水ギャップによって生じる
燃料棒毎の出力分布の偏りを緩和する。
【0010】図6Aにおける燃料棒64に付した符号
(1、2、3、4、G1)は、図6Bに示す各濃縮度別
の燃料棒タイプに対応し、図6Bにおける符号NUは天
然ウランブランケットを示している。このような大口径
のウォーターチャンネル63を有する9×9型燃料集合
体では、横断面内の燃料棒の濃縮度分布についても最高
濃縮度と最低濃縮度との差を小さくすることができ、ペ
レットの最高濃縮度を5wt%に制限したとしても、局所
ピーキングを高めることなしに約4wt%程度まで燃料集
合体平均濃縮度を高めた濃縮度分布の設計が可能であ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】8×8型燃料集合体と
同様に、高燃焼度化のための移行を目的とする9×9型
燃料集合体でも燃料材には低濃縮二酸化ウラン焼結ペレ
ットが用いられるが、BWRの炉心構成から必然的に生
じる燃料棒の局所ピーキングを抑制するためには多種類
の濃縮度のペレットが必要となる。
【0012】また、BWRの炉心構成にはC格子とD格
子の二種類があり、これらの炉心構成に対応して燃料集
合体の製造に必要な濃縮度の種類は更に多くなる。双方
の炉心構成に対して燃料ペレットの濃縮度を共通にする
こと、即ち濃縮度の共用化を図るには、共用化の対象と
して以下の二通りがあり、その第1はC格子同士あるい
はD格子同士のように同じ炉心構成の原子炉間でそれぞ
れの運転条件に適合する濃縮度分布の設計が二種類以上
あるとき、これらの設計の燃料集合体に共通の濃縮度の
ペレットを使用する場合であり、第2はC格子とD格子
のように互いに異なる炉心構成の原子炉間でそれぞれの
運転条件に適合する濃縮度分布の設計が二種類以上ある
とき、これらの燃料集合体に共通の濃縮度のペレットを
使用する場合である。
【0013】従来の燃料集合体の製造においては、この
ような多種類の濃縮度の管理が必要とされていたので、
製造面での過大な負担を余儀なくされ、濃縮ウランの手
配、輸送、再転換、ペレット及び燃料棒の製造工程など
における厳格な濃縮度管理を多種類に亙って行わなけれ
ばならないという問題点を残していた。
【0014】例えば図6A及びBに示した9×9型燃料
集合体を例にとって、前述の諸条件を課した制限下でペ
レットの濃縮度の選択によって適正な濃縮度分布を得よ
うとする場合の問題点を具体的に説明すると以下のとお
りである。
【0015】燃料棒の上下端には天然ウランや劣化ウラ
ンによる軸方向ブランケットが設けられ、また少数の燃
料棒には中性子吸収物質としてガドリニア(Gd2O3) など
の可燃性毒物が混入されるのが一般的であるが、説明を
簡明にするため、ここでは燃料集合体の濃縮度分布につ
いては燃料棒が濃縮ウランペレットのみで構成されるも
のとして考える。
【0016】図6に示した燃料集合体では4種類の濃縮
度のペレットで濃縮度分布が構成されているが、この燃
料集合体の平均濃縮度は天然ウランブランケットNUを
除いて次式で与えられる。 (4.7×34 + 3.9×12 + 3.4×22 + 2.5×4)/72 = 4.047
[wt%]
【0017】この設計に対して、原子炉の運転条件の変
更により平均濃縮度を0.05wt%だけ引き上げるものとす
る。この場合、局所ピーキングを増加させない方法には
以下の二通りがある。
【0018】第1の方法は、全てのペレット濃縮度を
(4.047 + 0.05)/4.047 = 1.012 倍だけ一律に引き上げ
る方法である。この方法は、運転条件の異なる原子炉に
対して平均濃縮度の異なる燃料集合体を用いるときに互
いの燃料集合体でペレット濃縮度の共用化が図れないこ
とに難点があり、濃縮度の多種類化が避けられない。
【0019】第2の方法は、新たなペレット濃縮度を準
備する方法であり、この場合、注意しなければならない
のは、燃料集合体の製造工程で製品である燃料棒の濃縮
度の測定が必須であることであり、そのための検査装置
の分解能に制限があることから、ペレットの濃縮度スプ
リットが相対値で10%以上の濃縮度スパンを持たない
と、測定結果による濃縮度の判別精度の信頼性が得られ
ないことである。
【0020】例えば図6Bに示された4種類の濃縮度を
そのまま利用し、これに1種類の新たな濃縮度のペレッ
トを準備する場合、濃縮度 3.9wt%と 4.7wt%との間の
濃縮度差は 0.8wt%、即ち 3.9wt%の20.5%のスパンに
相当するが、その中間に例えば4.28wt%の新たな濃縮度
を設定すると、この新たな濃縮度と 3.9wt%との濃縮度
差0.38wt%は 3.9wt%の約9.74%にしかならず、また
4.7wt%との間の濃縮度差0.42wt%は4.28wt%の約9.81
%にしかならず、その結果、燃料集合体の製造工程中で
燃料棒の濃縮度を測定する際に検査装置によるこれらの
ペレット濃縮度の判別が新たな濃縮度の加入によって不
確実となってしまうことになる。
【0021】同様の理由により、 3.9wt%と 3.4wt%と
の間はいずれにせよ約15%のスパンしかないので、これ
らの中間の濃縮度を新たに選択することはできない。ま
た、2.5 wt%の濃縮度の燃料棒4本で集合体平均濃縮度
を0.05wt%増加させるためには、燃料棒の本数が少なく
3.4wt%まで引き上げなければならないので、局所ピー
キングが過大となってしまう。更に 4.7wt%の濃縮度に
ついては、濃縮度の検査を前提に10%増のペレット濃縮
度を設定すると5.17wt%となるため、使用ペレットの最
高濃縮度を5wt%以下に抑えるという制限を維持できな
くなる。
【0022】本発明の第1の目的は、ペレットの濃縮度
の共用化を前提に太径ウォーターチャンネルを有する9
×9型燃料集合体において濃縮度分布の設計に対する自
由度の大きい構成を提供することである。
【0023】本発明の第2の目的は、第1の目的に加え
て、燃料集合体の製造工程における燃料棒の濃縮度の測
定に際して検査装置の分解能の制限下で十分な精度で濃
縮度の判別ができるような濃縮度スプリットのもとに可
及的に少ない種類の濃縮度のペレットによって局所ピー
キングを抑制した前記9×9型燃料集合体を提供するこ
とである。
【0024】本発明の第3の目的は、第1及び第2の目
的に加えて、ペレットの最高濃縮度5wt%以下という制
限下において燃料集合体の平均濃縮度を例えば0.01wt%
の高い精度で比較的自由に選択することができ、要求さ
れた原子炉運転条件、即ち、平均取出燃焼度や燃料取替
本数などの条件を十分に満足することのできる構成を持
った前記9×9型燃料集合体を提供することである。
【0025】本発明の第4の目的は、第1〜第3の目的
に加えて、燃料集合体の製造工程において原料の濃縮ウ
ランの手配から再転換、ペレットの製造、および最終製
品までの加工工程を少ない種類の濃縮度で可能とすると
共に、原子炉の炉心構成及び運転条件の差異にも濃縮度
を共用化するのに好適な構成の前記9×9型燃料集合体
を提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による沸
騰水型原子炉用燃料集合体は、燃料ペレットを装填した
燃料棒の9本分の3×3格子の位置を占めるウォーター
チャンネルを備えた9×9正方格子配列をもっている。
【0027】燃料ペレットは、核分裂性物質の濃縮度が
互いに10%以上の濃縮度スパンで異なる7種類以下の
燃料ペレットからなると共に、これらの燃料ペレットの
最高濃縮度は5wt%以下である。
【0028】正方格子配列を構成する燃料棒は4〜12
本の第1タイプの燃料棒と残余の第2タイプの燃料棒と
からなり、第1タイプの燃料棒と第2タイプの燃料棒の
各上下端には天然ウランもしくは劣化ウランに相当する
低濃縮度の軸方向ブランケットが設けられている。
【0029】第1タイプの燃料棒には軸方向の予め定め
られた境界を境にして上部と下部とで核分裂性物質の濃
縮度が互いに異なる燃料ペレットが装填され、これ対し
て第2タイプの燃料棒には軸方向に関して核分裂性物質
の濃縮度が実質的に同じ燃料ペレットが装填されてい
る。
【0030】第1タイプの燃料棒における前記境界の位
置は、燃料集合体平均の濃縮度が予め定められた値とな
るように選ばれており、第1タイプの燃料棒の前記境界
よりも上部には比較的低濃縮度の燃料ペレットが装填さ
れ、また下部には比較的高濃縮度の燃料ペレットが装填
され、これら上下の燃料ペレット相互間の濃縮度差が前
記スパンの一段階分に相当するように選ばれている。
【0031】請求項2の発明は、請求項1に記載の沸騰
水型原子炉用燃料集合体において、燃料集合体を囲む水
ギャップの幅が四周で実質的に均等なC格子炉心構成の
沸騰水型原子炉に装荷される燃料集合体であり、核分裂
性物質の濃縮度が互いに10%以上の濃縮度スパンで異
なる5種類以下の燃料ペレットにより構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0032】請求項3の発明は、請求項1に記載の沸騰
水型原子炉用燃料集合体において、燃料集合体を囲む水
ギャップの幅が四周で実質的に不均等なD格子炉心構成
の沸騰水型原子炉に装荷される燃料集合体であり、核分
裂性物質の濃縮度が互いに10%以上の濃縮度スパンで
異なる7種類以下の燃料ペレットにより構成されている
ことを特徴とするものである。
【0033】
【作用】請求項1の発明において、燃料ペレットは核分
裂性物質、典型的には 235Uの濃縮度が互いに10%以
上の濃縮度スパンで異なる7種類以下のものからなる。
ここで10%以下の濃縮度スパンとは、低い方の濃縮度
から順にA,B,C…とするとき、濃縮度Bは濃縮度A
の10%増(Aの110%)以上、濃縮度Cは濃縮度B
の10%増(Bの110%)以上であることを意味す
る。従って、これらの濃縮度のペレットは燃料棒の濃縮
度を測定する際に検査装置によって十分な精度で判別さ
れ得るものである。
【0034】濃縮度の種類は、製造上は種類が少ないほ
ど製造コストの低減効果があること、核特性上は種類が
多いほど最適な核設計ができることを考慮して決定され
る。更に、出力ピーキング特性を考慮すると濃縮度の種
類は、C格子において5種類以下、D格子において、7
種類以下とするのが適当である。
【0035】本発明の燃料集合体では、このような7種
類以下の濃縮度のペレットによって4〜12本の第1タ
イプの燃料棒と残余の本数の第2タイプの燃料棒とが構
成され、これら燃料棒が、その9本分の3×3格子の位
置を占める一本のウォーターチャンネルを備えた9×9
の正方格子配列を構成している。
【0036】4〜12本の第1タイプの燃料棒には、軸
方向のあらかじめ定められた境界を境にして上部と下部
とで核分裂性物質の濃縮度が互いに異なる燃料ペレット
が装填されている。これに対して残余の本数の第2タイ
プの燃料棒には、軸方向に関して核分裂性物質の濃縮度
が実質的に同じ燃料ペレットが装填されている。4〜1
2本の第1タイプの燃料棒における前記境界の軸方向位
置を選択することにより、燃料集合体の平均濃縮度があ
らかじめ定められた値に定められる。
【0037】この場合、第1タイプの燃料棒の境界位置
を全て同一とする場合だけでなく、互いに異なる境界を
持つように設計することもできる。
【0038】このようにして、本発明では先に図6を参
照して述べた9×9型燃料集合体の特徴を活用し、7種
類以下の少ない濃縮度種類で局所ピーキングを抑制した
燃料集合体を構成することができ、また第1タイプの燃
料棒の本数とその上下の装填ペレットの濃縮度および境
界の位置を選ぶことにより、前記濃縮度スパンと濃縮度
種類の数によって燃料集合体の平均濃縮度は例えば0.01
wt%の精度で種々に設定することが可能であり、これに
より、原子炉の平均取出燃焼度や燃料取替本数などの運
転条件の違いに高い精度で適応することが可能となると
共に、炉心構成または運転条件の異なる原子炉間におけ
る燃料集合体の燃料ペレットを高い利用率で共用化する
ことが可能となる。
【0039】また請求項1の発明によれば、燃料ペレッ
トの最高濃縮度が5wt%以下に制限されているので、前
述の特徴に加えて燃料加工工程や輸送及び再処理などに
おける臨界管理を従来と同様に行うことができ、新たな
対策は不要である。
【0040】更に請求項1の発明によれば、第1タイプ
の燃料棒の前記境界より上部に装填される燃料ペレット
の濃縮度よりも、下部に装填される燃料ペレットのほう
が、比較的高い濃縮度をもっており、これら上下の燃料
ペレット相互間の濃縮度の差は前記濃縮度スパンの一段
階分に相当している。BWR炉心内のチャンネル内では
冷却水の沸騰により蒸気体積が多くなっている上部の熱
中性子利用率は下部よりも低いので、本発明のように上
部を低濃縮度、下部を高濃縮度とすることにより、燃料
のウラン利用率が向上すると共に、第1タイプの燃料棒
の本数を4〜12本に制限し、且つその上下の濃縮度差
を前記濃縮度スパンの一段階分に制限しているので、燃
料集合体の平均濃縮度の上下差も例えば72本の燃料棒
の場合で最高でも前記濃縮度スパンの17%程度に抑制
することができ、下部に過大な出力ピーキングを生じる
ことを防止することが可能である。
【0041】請求項2の発明によればC格子炉心構成向
けの燃料集合体が提供でき、この場合、燃料ペレットの
濃縮度は5種類である。一方、請求項3の発明によれば
D格子炉心構成向けの燃料集合体が提供でき、この場合
の燃料ペレットの濃縮度は7種類である。これらC格子
向けの燃料集合体とD格子向けの燃料集合体の各燃料ペ
レットの濃縮度は相互に共用可能であることは述べるま
でもない。
【0042】
【実施例】図1は、本発明によるC格子向けの9×9型
燃料集合体の一実施例を示す横断面配置図(A)と燃料
棒の軸方向濃縮度分布図(B)であり、ここでは集合体
の平均濃縮度は3.77wt%に選ばれている。
【0043】図1において、燃料集合体12の周囲は水
ギャップで囲まれており、片側の隣接辺に接する水ギャ
ップは制御棒11の挿入位置となっている。燃料集合体
12は、1本のウォーターチャンネル13と72本の燃
料棒14を備え、平均濃縮度は約3.77wt%である。
ウォーターチャンネル13は、9行9列の正方格子配列
における中央の3×3格子の位置、即ち3行3列分に相
当する面積を占めて配置されている。ウォーターチャン
ネル13の内部は、原子炉の運転中においても沸騰を生
じていない水(減速材)で満たされており、燃料集合体
周囲の水ギャップによって生じる燃料棒毎の出力分布の
偏りを緩和する。
【0044】図1Aにおける燃料棒14に付した符号
(1、2、3、G1,G2)は、図1Bに示す各濃縮度
別の燃料棒タイプに対応し、図1Bにおける符号NUは
1/24の軸方向長さの天然ウランブランケットを示し
ている。これらの各タイプの燃料棒14を構成するペレ
ットの濃縮度の種類は、2.6wt%,3.3wt%,3.
8wt%および4.5wt%の4種類である。
【0045】タイプ2の燃料棒は、下部から17/24
の軸方向位置を境界として上部領域に3.3wt%のペレ
ットを、下部領域に3.8wt%のペレットを装填して、
上下に濃縮度差をつけた第1タイプの燃料棒であり、そ
の本数は12本である。
【0046】タイプ1、3、G1、G2の各燃料棒は上
下のブランケットを除いて軸方向に均一な濃縮度のペレ
ットを装填した第2タイプの燃料棒であり、それらの本
数は、4.5wt%の濃縮度のタイプ1の燃料棒が42
本、2.6wt%の濃縮度のタイプ3の燃料棒が4本、そ
して3.8wt%の濃縮度で4wt%のガドリニアを含有し
たタイプG1の燃料棒が4本、3.3wt%の濃縮度で5
wt%のガドリニアを含有したタイプG2の燃料棒が10
本である。
【0047】図2は、図1のC格子向けの実施例とペレ
ットの濃縮度の共用化を行った場合の本発明によるD格
子向けの9×9型燃料集合体の一実施例を示す横断面配
置図(A)と燃料棒の軸方向濃縮度分布図(B)であ
り、ここでは集合体の平均濃縮度は3.86wt%に選ば
れている。
【0048】図2において、燃料集合体22の周囲は水
ギャップで囲まれており、片側の隣接辺に接する水ギャ
ップは制御棒21の挿入位置となっている。燃料集合体
22は、1本のウォーターチャンネル23と72本の燃
料棒24を備え、平均濃縮度は約3.86wt%である。
ウォーターチャンネル23は、9行9列の正方格子配列
における中央の3×3格子の位置、即ち3行3列分に相
当する面積を占めて配置されている。ウォーターチャン
ネル23の内部は、原子炉の運転中においても沸騰を生
じていない水(減速材)で満たされており、燃料集合体
周囲の水ギャップによって生じる燃料棒毎の出力分布の
偏りを緩和する。
【0049】図2Aにおける燃料棒24に付した符号
(1、2、3、4、5、6、G1,G2)は、図2Bに
示す各濃縮度別の燃料棒タイプに対応し、図2Bにおけ
る符号NUは1/24の軸方向長さの天然ウランブラン
ケットを示している。これら各タイプの燃料棒24を構
成するペレットの濃縮度の種類は、1.8wt%,2.6
wt%,3.0wt%、3.3wt%、3.8wt%、4.5wt
%および4.95wt%の7種類である。
【0050】タイプ5の燃料棒は、下部から17/24
の軸方向位置を境界として上部領域に2.6wt%のペレ
ットを、下部領域に3.0wt%のペレットを装填して、
上下に濃縮度差をつけた第1タイプの燃料棒であり、そ
の本数は6本である。
【0051】タイプ1、2、3、4、6、G1、G2の
各燃料棒は上下のブランケットを除いて軸方向に均一な
濃縮度のペレットを装填した第2タイプの燃料棒であ
り、それらの本数は、4.95wt%の濃縮度のタイプ1
の燃料棒が22本、4.5wt%の濃縮度のタイプ2の燃
料棒が9本、3.8wt%の濃縮度のタイプ3の燃料棒が
16本、3.3wt%の濃縮度のタイプ4の燃料棒が4
本、1.8wt%の濃縮度のタイプ6の燃料棒が1本、そ
して4.5wt%の濃縮度で4wt%のガドリニアを含有し
たタイプG1の燃料棒が8本、3.3wt%の濃縮度で5
wt%のガドリニアを含有したタイプG2の燃料棒が6本
である。
【0052】図1と図2に明らかなように、C格子向け
燃料集合体(図1)におけるタイプ1〜3、G1および
G2に使用したペレット原料の4種類の濃縮度は、異な
る平均濃縮度のD格子向け燃料集合体(図2)における
タイプ2〜4、タイプ5の上部領域、タイプG2に使用
したペレットの濃縮度と完全な共用化が達成されてい
る。この結果、これら4種類の濃縮度に関するウラン原
料の手配、輸送、再転換およびペレット製造までの工程
をこれらC格子向けとD格子向けの各燃料集合体で共用
化できる。
【0053】図3は、最高濃縮度の4.95wt%を含め
て図2のD格子向けの実施例とペレットの濃縮度の共用
化を行った場合の本発明によるC格子向けの9×9型燃
料集合体の別の実施例を示す横断面配置図(A)および
燃料棒の軸方向濃縮度分布図(B)であり、ここでは集
合体の平均濃縮度は図1の場合と同じく3.77wt%に
選ばれている。
【0054】図3において、燃料集合体32の周囲は水
ギャップで囲まれており、片側の隣接辺に接する水ギャ
ップは制御棒31の挿入位置となっている。燃料集合体
32は、1本のウォーターチャンネル33と72本の燃
料棒34を備え、ウォーターチャンネル33は、9行9
列の正方格子配列における中央の3×3格子の位置、即
ち3行3列分に相当する面積を占めて配置されている。
ウォーターチャンネル33の内部は、原子炉の運転中に
おいても沸騰を生じていない水(減速材)で満たされて
おり、燃料集合体周囲の水ギャップによって生じる燃料
棒毎の出力分布の偏りを緩和する。
【0055】図3Aにおける燃料棒34に付した符号
(1、2、3、4、5、G1,G2)は、図3Bに示す
各濃縮度別の燃料棒タイプに対応し、図3Bにおける符
号NUは1/24の軸方向長さの天然ウランブランケッ
トを示している。これらの各タイプの燃料棒34を構成
するペレットの濃縮度の種類は、2.6wt%,3.3wt
%,3.8wt%、4.5wt%および4.95wt%の5種
類である。
【0056】タイプ3の燃料棒は、下部から17/24
の軸方向位置を境界として上部領域に3.3wt%のペレ
ットを、下部領域に3.8wt%のペレットを装填して、
上下に濃縮度差をつけた第1タイプの燃料棒であり、そ
の本数は4本である。
【0057】タイプ1、2、4、5、G1、G2の各燃
料棒は上下のブランケットを除いて軸方向に均一な濃縮
度のペレットを装填した第2タイプの燃料棒であり、そ
れぞれの本数は、4.95wt%の濃縮度のタイプ1の燃
料棒が4本、4.5wt%の濃縮度のタイプ2の燃料棒が
38本、3.3wt%の濃縮度のタイプ4の燃料棒が8
本、2.6wt%の濃縮度のタイプ5の燃料棒が4本、そ
して3.8wt%の濃縮度で4wt%のガドリニアを含有し
たタイプG1の燃料棒が6本、3.3wt%の濃縮度で5
wt%のガドリニアを含有したタイプG2の燃料棒が8本
である。
【0058】図2と図3に明らかなように、C格子向け
燃料集合体(図3)におけるタイプ1〜5、G1および
G2に使用したペレット原料の5種類の濃縮度は、異な
る平均濃縮度のD格子向け燃料集合体(図2)における
タイプ1〜4、タイプ5の上部領域、タイプG1とG2
に使用した各ペレットの濃縮度と完全な共用化が達成さ
れている。この結果、これらの5種類の濃縮度に関する
ウラン原料の手配、輸送、再転換およびペレット製造ま
での工程をこれらC格子向けとD格子向けの各燃料集合
体で共用化できる。
【0059】以上に述べたいずれの実施例においても、
各濃縮度は10%以上の濃縮度スパンでスプリット構成
されているので、燃料棒の濃縮度測定において十分な判
別精度で検査可能である。
【0060】また、軸方向に均一な濃縮度の第2タイプ
の燃料棒の濃縮度の選定に加えて、図1のC格子炉心構
成の実施例では12本、図2のD格子炉心構成の実施例
では6本、そして図3のC格子炉心構成の別の実施例で
は4本の各第1タイプの燃料棒(タイプ2,5またはタ
イプ3)における上下各領域の燃料ペレットの濃縮度を
1段階分の濃縮度スパンで種々に選び、上下領域の境界
の軸方向位置を種々に選定することにより、7種類以下
という少ない濃縮度でも燃料集合体の平均濃縮度を充分
に細かいスパンで高精度に可変設計することができ、し
かも局所ピーキングの抑制が可能である。
【0061】燃料集合体の平均濃縮度は、例えば4〜1
2本の第1タイプの上下領域の各燃料ペレット間の濃縮
度の絶対値の差が0.5wt%である場合、その境界位置
を変えることにより最大で0.08wt%(0.5wt%×
12本/72本)までのスパンで連続的に調整可能であ
る。これは、燃料集合体の平均取出燃焼度で約1000 MWd
/tに相当し、また20%の取替を仮定した場合のサイク
ル長さ約200 MWd/t(約1週間)に相当する。このような
調整ができることは、原子炉運転計画に応じて燃料集合
体の濃縮ウランを有効に利用できる利点がある。
【0062】第1タイプの燃料棒に関して、上下の濃縮
度差は上部で低濃縮度、下部で高濃縮度となるようにす
るのが好ましく、これは、BWRでは燃料集合体内の冷
却水流通チャンネル内で冷却水の沸騰が生じるため、蒸
気体積の比較的大きい上部領域における熱中性子の利用
率が下部に比べて低いため、上部領域を低濃縮度、下部
領域を高濃縮度とするほうが濃縮ウランの利用率が向上
するためである。この場合、下部に過大な出力ピーキン
グが生じることを避けるため、第1タイプの燃料棒の本
数の上限は12本に制限され、しかも第1タイプ燃料棒
における上下の濃縮度差も1段階分の濃縮度スパンに制
限されており、これにより燃料集合体の平均濃縮度でみ
た場合の上下の差は、燃料棒内の上下の濃縮度差が0.
5wt%の場合に約0.08wt%に抑制される。
【0063】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
炉心構成や運転条件の異なる沸騰水型原子炉向けの燃料
集合体として使用燃料ペレットの原料の濃縮度を共用化
でき、例えばC格子炉心向けとD格子炉心向けの燃料集
合体相互間および平均取出燃焼度や燃料取替本数などの
運転条件の異なる炉心向けに平均濃縮度の異なる燃料集
合体相互間において、濃縮ウランの手配、輸送、再転
換、ペレットおよび燃料棒の製造工程までの燃料材およ
び関連設備機器や作業の共用化が達成できることから、
製造コストの低減に多大に寄与する効果がある。なお、
本発明に従うC格子炉心向け燃料集合体の設計は、水ギ
ャップの幅に対称性をもつ炉心構成である他の型の原子
炉、例えばABWRにも共用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるC格子向けの9×9型燃料集合体
の一実施例を示す横断面配置図(A)と燃料棒の軸方向
濃縮度分布図(B)である。
【図2】図1のC格子向けの実施例とペレットの濃縮度
の共用化を行った場合の本発明によるD格子向けの9×
9型燃料集合体の一実施例を示す横断面配置図(A)と
燃料棒の軸方向濃縮度分布図(B)である。
【図3】図2のD格子向けの実施例とペレットの濃縮度
の共用化を行った場合の本発明によるC格子向けの9×
9型燃料集合体の別の実施例を示す横断面配置図(A)
と燃料棒の軸方向濃縮度分布図(B)である。
【図4】従来のC格子炉心構成の一例を示す燃料集合体
周辺の配置図である。
【図5】従来のD格子炉心構成の一例を示す燃料集合体
周辺の配置図である。
【図6】従来の9×9正方格子配列の沸騰水型原子炉用
燃料集合体の一例を示す燃料集合体周辺の配置図(A)
と燃料棒の軸方向濃縮度分布図(B)である。
【符号の説明】
11,21,31:制御棒 12,22,32:燃料集合体 13,23,33:ウォーターチャンネル 14,24,34:燃料棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G21C 3/328 GDB G21C 3/326

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ペレットを装填した燃料棒の9本分
    の3×3格子の位置を占めるウォーターチャンネルを備
    えた9×9正方格子配列の沸騰水型原子炉用燃料集合体
    において、 燃料ペレットは核分裂性物質の濃縮度が互いに10%以
    上の濃縮度スパンで異なる7種類以下の燃料ペレットか
    らなると共に、燃料ペレットの最高濃縮度が5wt%以下
    であり、 正方格子配列を構成する燃料棒は4〜12本の第1タイ
    プの燃料棒と残余の第2タイプの燃料棒とからなり、 第1タイプの燃料棒と第2タイプの燃料棒の各上下端に
    天然ウランもしくは劣化ウランに相当する低濃縮度の軸
    方向ブランケットが設けられており、 第1タイプの燃料棒には軸方向の予め定められた境界を
    境にして上部と下部とで核分裂性物質の濃縮度が互いに
    異なる燃料ペレットが装填され、 第2タイプの燃料棒には軸方向に関して核分裂性物質の
    濃縮度が実質的に同じ燃料ペレットが装填され、 燃料集合体平均の濃縮度が予め定められた値となるよう
    に第1タイプの燃料棒における前記境界の位置が選ばれ
    ていると共に、 第1タイプの燃料棒の前記境界よりも上部に比較的低濃
    縮度の燃料ペレットが装填されるとともに下部に比較的
    高濃縮度の燃料ペレットが装填され、これら上下の燃料
    ペレット相互間の濃縮度差が前記スパンの一段階分に相
    当することを特徴とする沸騰水型原子炉用燃料集合体。
  2. 【請求項2】 燃料集合体を囲む水ギャップの幅が四周
    で実質的に均等なC格子炉心構成の沸騰水型原子炉に装
    荷される燃料集合体であって、核分裂性物質の濃縮度が
    互いに10%以上の濃縮度スパンで異なる5種類以下の
    燃料ペレットにより構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体。
  3. 【請求項3】 燃料集合体を囲む水ギャップの幅が四周
    で実質的に不均等なD格子炉心構成の沸騰水型原子炉に
    装荷される燃料集合体であって、核分裂性物質の濃縮度
    が互いに10%以上の濃縮度スパンで異なる7種類以下
    の燃料ペレットにより構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体。
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