JP3945700B2 - 薬品類収納装置 - Google Patents

薬品類収納装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3945700B2
JP3945700B2 JP2002360191A JP2002360191A JP3945700B2 JP 3945700 B2 JP3945700 B2 JP 3945700B2 JP 2002360191 A JP2002360191 A JP 2002360191A JP 2002360191 A JP2002360191 A JP 2002360191A JP 3945700 B2 JP3945700 B2 JP 3945700B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
divided
chemicals
opening
display
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002360191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004187958A (ja
Inventor
司郎 大村
英明 廣部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosho Inc
Original Assignee
Tosho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosho Inc filed Critical Tosho Inc
Priority to JP2002360191A priority Critical patent/JP3945700B2/ja
Publication of JP2004187958A publication Critical patent/JP2004187958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3945700B2 publication Critical patent/JP3945700B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、薬品収納装置や,薬品棚,調剤台,医療具保管庫などの薬品類収納装置に関し、詳しくは、医薬品や医療材料などの薬品類を人手で出し入れしうる開閉可能な収納容器を複数・多数具えていて、そこからの薬品類取出を薬品類払出情報に基づいて選択的に可能とする薬品類収納装置に関する。
このような薬品類を収納対象とした分別保管払出機能付き収納庫・分配的機能付き収納庫を、本明細書では薬品類収納装置と呼ぶ。
【0002】
【従来の技術】
収納対象を薬品類に限らなければ、分別保管機能の付いた収納庫の典型例として、収納部が多数の区画室に区切られて各々の区画室に扉が着いている汎用のロッカーや設備用物品台などが挙げられる。
収納対象が薬品類の場合、アンプル剤等の薬品をカセットに整列収納しておきワンタッチで出し入れできるようになった薬品収納装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、出し入れ対象のカセットをLED等で案内表示するようになった薬品収納装置も知られている(例えば特許文献2参照)。
さらに、分別保管機能に加えて自動払出機能も付いた調剤用薬剤払出装置も知られている(例えば特許文献3参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−198190号公報 (第1頁)
【特許文献2】
特開2001−198194号公報 (図5)
【特許文献3】
特開2000−167023号公報 (第1頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の収納庫では、扉付きの場合、隠蔽や施錠が可能なうえ薬品類の形態等に関する制約が少ないという長所がある一方、扉を開けてからで無ければ薬品類の出し入れが行えない。これに対し、ワンタッチ出し入れの場合、各収納容器の出入口が開放されているので、出し入れは簡便に行えるが、収納容器毎の隠蔽や施錠が遣りにくい。案内表示機能を付加して選択対象を見付けやすくしても、隠蔽や施錠が遣りにくいことは同じである。また、自動払出の場合、隠蔽収納されるが、薬品類の形態等が限定される。
【0005】
このため、自動払出やワンタッチ出入に適さない薬品類、あるいは自動払出やワンタッチ出入が可能であっても運用上そのような取扱が行われない薬品類については、隠蔽して分別保管する場合、扉が付いていて閉塞可能な多数の区画室に収納しておいて払出時には選択した区画室の扉や引出を開けてから薬品類を取り出すということが手作業で行われており、作業性が良いとは言えない状況であった。
さらに、薬品類については、種類だけでなく、個数についても、誤り無く正確に取り出す必要があるため、作業者には精神的な負担も掛かっていた。
【0006】
そこで、扉や引出が付いていて個々に閉塞することが可能になっている複数の収納容器に分別保管しておき必要なときに手作業で払い出す場合にも、取り出しやすくなるよう、それでいて取り間違いは起きにくいよう、薬品類収納装置を改良することが技術的な課題となる。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、分別保管と選択払出を手作業で容易かつ的確に行える個別閉塞可能な薬品類収納装置を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するためになされた本発明の薬品類収納装置は、出願当初の請求項1に記載の如く、扉や引出等の開閉部材を有しこれで開閉される開口を介して外部から人手で医薬品等の薬品類を出し入れしうる収納容器を複数と、前記収納容器に付設され該当する開閉部材に開動作を行わせる開駆動手段を複数と、前記収納容器に付設され少なくとも1桁以上の数字を含む表示を行う表示器を複数と、内部で生成した又は外部機器から得た薬品類払出情報に基づき前記収納容器のうち何れか一つ又は複数のものを選択して前記開駆動手段のうち前記選択に対応するものを作動させるとともに前記表示器のうち前記選択に対応するものに取出数を表示させる制御装置とを備えたものである。
【0008】
このような薬品類収納装置にあっては、複数の収納容器に分別収納でき、開閉部材を閉めて閉塞状態・隠蔽状態にすることができ、開閉部材を開けて薬品類を払い出すことができる。しかも、その際、薬品類払出情報に基づいて自動で取出対象の選択が行われるとともに、選択された収納容器に関しては、やはり自動で、開閉部材が動作して、開口が開く。そのため、作業者は、開閉部材を開けるまでもなく、開いている収納容器から所要の薬品類を取り出すことで、容易かつ迅速に取出作業を遂行することができる。また、取出対象外の薬品類を収納している収納容器については開口が閉まっているので、不適切な薬品類を誤って取り出すおそれは無い又は少ない。さらに、取り出すべき薬品類の個数が個々の収納容器毎に目前で表示されるので、薬品類を誤って多く取り出したり少なく取り出すおそれも無い又は少ない。
【0009】
このように分別保管薬品類の選択に加えて開動作まで自動で行えるようにしたことにより、所望の薬品類の在処が一目瞭然になると同時にその薬品類を取り出せる状態にもなる。そのため、作業者は、ほぼワンタッチ感覚で容易に、しかも見誤ったり迷ったりすることもなく的確に、所望の薬品類を取り出せる。さらに、取出対象として選択された各収納容器について取出数の個別表示までも行うようにしたことにより、取出数の案内が作業者の目前でなされるので、所望の薬品類を必要個数だけ取り出すことが気軽に而も正確に行えることとなる。
したがって、この発明によれば、分別保管と選択払出を手作業で容易かつ的確に行える個別閉塞可能な薬品類収納装置を実現することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
このような解決手段で達成された本発明の薬品類収納装置について、これを実施するための形態を幾つか説明する。
【0011】
特に、薬品類については、箱・瓶等の小容器に複数個を収容して必要なときに必要な個数だけ取り出せるようにしたものや、シート錠(PTP)のように複数個を切断分離可能に包装したものなど、種々の形態が存在しており、このような分割取出もそうでない非分割取出も共に可能な薬品類の場合、取出対象の薬品類をどのように分割して取り出すかを作業者が暗算等にて決定してから数えあげる必要があるため、作業性に優れないばかりか作業者の精神的負担も重かった。
【0012】
そこで、扉や引出が付いていて個々に閉塞することが可能になっている複数の収納容器に分別保管しておき必要なときに手作業で払い出す場合にも、取り出しやすくなるよう、それでいて非分割取出ばかりか分割取出であっても取り間違いは起きにくいよう、薬品類収納装置を更に改良することも重要である。
本発明の第1の実施形態は、このような更なる課題をも解決すべく創案されたものであり、そのために、上記解決手段の薬品類収納装置であって、前記制御装置が、前記表示器に取出数を表示させる際にその取出数を分割数と非分割数とに分けて表示させるようになっている。
【0013】
この場合、分割されない薬品類に関しては取出数が単純に表示されるが、分割取出もそうでない非分割取出も共に可能な薬品類を収納している収納容器については、薬品類払出情報に基づく取出数が非分割数と分割数とに分けて該当収納容器の表示器に表示される。また、分割取出もそうでない非分割取出も共に可能な薬品類を分割取出用の収納容器と非分割取出用の収納容器とに分けて収納している場合は、取出数が非分割数と分割数とに分けられて、非分割数の部分は該当非分割取出用収納容器の表示器に表示され、分割数の部分は該当分割取出用収納容器の表示器に表示される。そのため、作業者は、端数のでるような薬品類についても、該当個所の表示に案内されて、容易かつ正確に、所望の薬品類を必要数だけ取り出すことができる。したがって、この実施形態によれば、分別保管と選択払出を分割取出も含めて手作業で容易かつ的確に行える個別閉塞可能な薬品類収納装置を実現することができる。
【0014】
本発明の第2の実施形態は、出願当初の請求項2に記載の如く、上述した解決手段および実施形態の薬品類収納装置であって、前記開閉部材の開閉状態を検出する開閉検知手段が、前記収納容器それぞれに付設されており、前記制御装置が、前記開閉部材のうち開動作させたものについての払出作業完了の判定を前記開閉検知手段による閉動作の検出に基づいて行うようになっている、というものである。
これにより、収納容器から薬品類を取り出した後で開閉部材を手で閉めれば、一組の薬品類に関する払出作業が完了したことが制御装置の自動判定にて検知されるので、次の払出作業に関する薬品類払出情報の取得や選択といった処理の開始についても、制御装置にて適切な自動管理を行うことができる。
【0015】
本発明の第3の実施形態は、出願当初の請求項3に記載の如く、上記第2実施形態の薬品類収納装置であって、前記開閉部材の開閉状態を時刻情報と共に記録する記録手段と、その記録に基づいて集計処理を行う集計手段と、その集計結果を表示する表示手段とが、前記制御装置に設けられている、というものである。
これにより、在庫管理等の自動化も可能となる。
【0016】
本発明の第4の実施形態は、出願当初の請求項4に記載の如く、上述した解決手段および実施形態の薬品類収納装置であって、指示箋の読取装置および指示データの受信装置の何れか一方または双方が設けられ、前記制御装置が、前記読取装置または前記受信装置にて入力した情報に基づいて前記薬品類払出情報を調製するようになっている、というものである。
これにより、払出指示の入力に際して、ミスが無くなる又は少なくなるうえ、作業負担が軽減される。
【0017】
本発明の第5の実施形態は、出願当初の請求項5に記載の如く、上述した解決手段および実施形態の薬品類収納装置であって、前記開駆動手段は、永久磁石と,固定芯付きの電磁コイルと,その駆動電流の制御を行う駆動回路と,を具えたものであり、前記電磁コイルと前記永久磁石は、前記開閉部材を閉めたとき前記芯と前記永久磁石とが前記永久磁石の磁界内で対向する配置で、前記収納容器の本体部と前記開閉部材とに分かれて装着されており、前記駆動回路は、前記開閉部材の開動作に際して前記芯に前記永久磁石への反発力を生じさせるよう前記駆動電流の制御を行うものになっている、というものである。
【0018】
このように電磁石と永久磁石との直接作用にて開くようにしたことにより、機構が簡素化されて、開閉部材の開閉動作は別として開閉部材およびその装着物における相対移動ばかりか収納容器本体部およびその装着物における相対移動も無いので、原価低減と信頼性向上とを同時に達成することができる。しかも、電磁石には固定芯が付いていて、この芯が非通電時には永久磁石と引き合うので、払出時以外には総ての収納容器について、払出時でも選択外の収納容器については、電磁石の使用にもかかわらず電力を浪費することなく、閉状態が確実に維持される。
【0019】
このような解決手段や実施形態で達成された本発明の薬品類収納装置について、これを実施するための具体的な形態を、以下、一実施例により説明する。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
【0020】
【実施例】
本発明の薬品類収納装置の一実施例について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、薬品類収納装置全体の外観斜視図であり、(a)が初期状態、(b)が払出状態である。図2(a)は、表示器の正面図である。図3は、引出箱ユニットの要部構造を示す斜視図であるが、箱体は省略されている。図4は、区画室ユニットの要部構造を示す斜視図であり、図5は、制御系のブロック図である。
【0021】
この薬品類収納装置10は(図1参照)、例えば設備用物品台を改良したものであり、上側の棚部11と下側の台部12とを具えている。棚部11は縦横に仕切られて、例えば図示のものでは縦に3段で横に8列のマトリクス状に区画されて、多数の区画室ユニット30(収納容器)が形成されている。区画室ユニット30は何れも前面が大きく開口しており、薬品類収納装置10の棚部11は、庫外でその前に立った作業者が薬品類8を手にして区画室ユニット30にその前面開口32から入れたり出したりし易いようになっている。区画室ユニット30には、それぞれ、その前面開口32を開閉するための扉31(開閉部材)が装着されている。扉31は、図示の例では、一辺を蝶番にて90゜以上双方向回転可能に支持されていて、向かって右側へ開動作しうるようになっている。さらに区画室ユニット30には電磁石ユニット70(開駆動手段)とスイッチ部61(開閉検知手段)と表示器80も装着されているが、これらは後に詳述する。
【0022】
台部12は、作業台を兼ねており、その上には、引出箱ユニット20(収納容器)が、幾つか、図示の例では3個ほど、載置されている。指示箋9に印刷されたバーコードを読み取るためのバーコードリーダ52(読取装置)と、情報等の手入力や表示を行うためのタッチパネル55(操作入力手段および表示手段)も、載置されている。パーソナルコンピュータ又はマイクロプロセッサシステム等からなるプログラマブルなコントローラ40(制御装置)は、台部12の内部下方に格納されている。引出箱ユニット20は、この例では何れも、箱体21に引出22(開閉部材)を納めたものであり、引出22を手前に引き出すと上面開口23が現れ、引出22を箱体21内に戻すと上面開口23が隠れる。このような引出箱ユニット20も、引出22の進退にて開閉される上面開口23を介して外部から薬品類を出し入れしうるものとなっている。この引出箱ユニット20にもそれぞれ表示器80が付設されている。
【0023】
表示器80は、付設先の引出箱ユニット20や区画室ユニット30に係る取出数を作業者に向けて案内表示するために引出箱ユニット20や区画室ユニット30の前面など見やすいところに装着されるが(図1参照)、この例では3桁の十進数を表示可能なものが採用されている(図2(a)参照)。それぞれの桁位置における一桁表示部に用いられる数字表示ユニット81は、汎用品で良く、例えば、7セグメントの発光素子82が数字パターン構成要素として「8」の字状に配置されるとともに、取出数を分割数と非分割数とに分けて表示する分割表示に際して区切り構成要素として利用可能な小数点セグメントの発光素子83も付加されているものが、使いやすい。その他、ドットマトリクス構成の小形液晶パネル等も表示器80に適している。
【0024】
磁石ユニット70は(図3参照)、電磁コイル73に鉄芯72を固定して組み合わせた電磁石と、それとは別体の永久磁石71とを具えたものである。鉄芯72は、例えば残留磁気の少ない軟鉄板を積層して棒状にしたものであり、コイル73に通電すると強く磁化される他、永久磁石71を近づけても磁化される。コイル73のリード(引出線)には、ドライバ60(駆動回路)から出て延びた給電線が接続されている。ドライバ60には、コイル73の磁化に必要な例えば15Vや24V等の直流電圧を発生する電源部61と、コントローラ40の制御に従って状態が切り替わり遮断状態か導通状態の何れかになるスイッチ部62とが、設けられている。そして、スイッチ部62が導通すると、コイル73に駆動電流が供給されて、コイル73及び鉄芯72が鉄芯72の長手方向に磁極を向けて強く磁化されるようになっている。
【0025】
このような磁石ユニット70は、引出箱ユニット20それぞれに付設されており、それぞれ、コイル73及び鉄芯72は箱体21の背板に固定され、永久磁石71は引出22の背板に固定される。また、そのような分離装着に加えて、ドライバ60によるコイル73への通電時には鉄芯72と永久磁石71とに反発力が発生し非通電時および逆向き通電時には引き合う力が生じるよう、次のような配置もなされる。すなわち、引出22を箱体21の奥まで押し込んだ状態で、永久磁石71の磁極(N極またはS極)が鉄芯72の一端面と向き合って、永久磁石71の磁束の多くが鉄芯72に達するようなところに、配置される。これにより、磁石ユニット70は、通電によって永久磁石71を前方へ押し出し、非通電時には後方へ引きつけることで、作動すると付設先の引出箱ユニット20の引出22に開動作を行わせるものとなる。
【0026】
磁石ユニット70は各区画室ユニット30にも付設されるが(図4参照)、この場合は、前面の扉31に開動作を行わせるために、永久磁石71が扉31に接着等にて装着されるので、鉄芯72も前面側に来ていて仕切板33(容器本体部)等に固定される。そして、薬品類収納の邪魔にならないよう、内張り板などで隠蔽されている。この場合も、永久磁石71と鉄芯72及びコイル73は、扉31を閉めたとき永久磁石71と鉄芯72とが永久磁石71の磁界内で対向する配置で、扉31と区画室ユニット30本体部とに分かれて装着されている。区画室ユニット30には、扉31の開閉に応じてその内面と選択的に当接して扉31の開閉状態を検出するセンサ63(開閉検知手段)も付設されている。センサ63は、そのような接触式に限らず、開閉状態を検出できれば非接触式のものでも良いが、検出結果を随時コントローラ40へ信号伝送や通信等にて通知するようになっている。図示は割愛したが、同様のセンサ63が各引出箱ユニット20にも付設され、引出22の開閉状態も検出しうるようになっている。
【0027】
コントローラ40は(図5参照)、例えばLANにて通信可能に接続されたドライバ60を介してコイル73を作動させるとともに、センサ63から検出結果を収集するようになっている。さらに、表示器80へ数値データを送出して取出数を表示させるようにもなっている。また、コントローラ40には、上述したバーコードリーダ52やタッチパネル55に加えて、外付けされた又は内蔵した通信ユニット51(受信装置)も付設されていて、処方オーダーエントリシステム等の上位コンピュータから処方データその他の払出指示含有情報(指示データ)を受信しうるようにもなっている。また、それらに加えて更に、あるいはバーコードリーダ52に代えて、指示箋9の印刷文字を読み取る文字読取装置53や、磁気カードやICカードの情報を読み取るカードリーダ54を付設しても良い。何れにしても、受信装置51や読取装置52〜54にて得られた情報は、コントローラ40に入力されて、薬品類払出情報の調製に供されるようになっている。
【0028】
さらに、コントローラ40には、選択ルーチン41と開閉兼案内ルーチン42と判定ルーチン43と記録ルーチン44と集計ルーチン45とがプログラムメモリ等にインストールされ、それらが実行時に参照するデータとしてコード対品種テーブル46と品種対器テーブル47と品種対個数テーブル49とがハードディスク等にセットアップされている。プログラム実行に伴って蓄積されるログデータ48の領域もハードディスク等に確保されている。
コード対品種テーブル46は、薬品類番号等のコードで検索するとそれに対応した品種番号が得られるような配列等のデータベースであり、コードが異なっていても代替可能なものは同じ品種になっている。コードが手術セット番号のように幾つかの医薬品や医療材料を纏めて指定するものであるときには、それらの品種番号が総て得られるようにもなっている。
【0029】
品種対器テーブル47は、品種番号で検索するとそれに該当する薬品類を収納している引出箱ユニット20又は区画室ユニット30のアドレスが得られるような配列等のデータベースであり、同じ薬品類8を収納している収納容器20,30が複数存在するときには、空でない容器のアドレスが優先的に得られるようになっている。
品種対個数テーブル49は、品種番号で検索するとそれに該当する薬品類についての分割表示算出用個数が得られるようになっている。分割表示算出用個数は、箱等に複数個収容されている薬品類8の場合その箱に初期状態で収容されている薬品類の個数であり、シート等に複数個包装した薬品類8の場合そのシートに初期状態で包装されている薬品類の個数であり、要するに一塊に纏められている薬品類の個数である。バラ収納の場合、分割表示算出用個数は「1」になる。
【0030】
選択ルーチン41は、通信ユニット51を介して受信した又はバーコードリーダ52で指示箋9から読み取った指示データがコントローラ40に入力されると、その指示データから有効なコードを抽出し、コード対品種テーブル46を検索して、払い出すべき薬品類の品種を求める。取出数も同じ抽出にて又は抽出および検索にて求める。それから、品種対器テーブル47を検索して、払出対象の薬品類8が収納されている引出箱ユニット20又は区画室ユニット30のアドレスを求めることで、薬品類払出情報の調製と薬品類取出対象収納容器の選択を行うようになっている。
【0031】
開閉兼案内ルーチン42は、選択ルーチン41にて選択された引出箱ユニット20又は区画室ユニット30総てについて、付設されている磁石ユニット70を通電動作させることで、引出22又は扉31を開けるようになっている。その際、フラグ操作等にて、次の払出については処理を待ち合わせるようにもなっている。さらに、開閉兼案内ルーチン42は、払出対象の薬品類8それぞれについて、品種対個数テーブル49を検索して分割表示算出用個数を求めるとともに、その分割表示算出用個数で取出数を割る除算演算を行って商と余りも求め、それから、選択ルーチン41にて選択された引出箱ユニット20又は区画室ユニット30総てについて、それぞれの表示器80に、該当する取出数のデータを送出するようになっている。その際、分割表示算出用個数が「1」の場合は、取出数をそのまま数値データにして表示器80に送出するが、分割表示算出用個数が「2」以上の場合は、除算演算で得られた商と余りとを別個に数値データ化するとともに、それらの間に非数値データを含ませることで、分割表示用の数値データを完成させ、それを表示器80に送出するようにもなっている。
【0032】
判定ルーチン43は、各センサ63の検出結果を繰り返し収集することで、各収納容器20,30の開閉状態を監視するとともに、選択ルーチン41によって選択され開閉兼案内ルーチン42によって開けられた収納容器20,30が総て閉められたか否かの判定を行って、総て閉められたら、開閉兼案内ルーチン42とは逆のフラグ操作等を行って、次の払出に関する処理開始の待ち合わせを解除するようになっている。また、総ての表示器80の表示をクリアするようにもなっている。
記録ルーチン44は、選択ルーチン41によって薬品類払出情報が調製される度にその情報をタイムスタンプ(時刻情報)を付してログデータとし、さらに、開閉兼案内ルーチン42によって磁石ユニット70が作動させられたとき及び判定ルーチン43によって完了判定がなされたときにも、各センサ63の検出結果にタイムスタンプを付してログデータとし、それらのログデータを時系列でログデータ48に追加記録するようになっている。
集計ルーチン45は、タッチパネル55のメニュー選択等に応じてログデータ48を加工し、例えば品種毎の払出数や在庫数などを算出して表形式やグラフ形式でタッチパネル55の画面へ目視可能に表示するようになっている。
【0033】
このような薬品類収納装置について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図1(a)は、選択前の薬品類収納装置の状態、図1(b)は、選択後の薬品類収納装置の状態を示している。また、図2(b)の斜視図は、薬品類8がシート包装されたPTP錠のときの非分割状態と分割状態とを示しており、図2(c)は、それに対応した分割表示例であり、図2(d)は、他の分割表示例である。
【0034】
それぞれの引出箱ユニット20や区画室ユニット30には、薬品類8が予め品種毎に分別して収納されている。薬品類8は、例えば、医薬品であれば錠剤や,散薬,アンプル入り注射薬,水剤であり、医療材料であれば注射針等の施用具やカテーテルであるが、その他の薬品類であっても人手で取り扱えるものであれば良い。
それらを収納した初期状態では(図1(a)参照)、区画室ユニット30は総て扉31を閉められ、引出箱ユニット20も総て引出22を押し込まれる。
【0035】
その状態で、指示箋9が届けられると、払出作業を担当する作業者は、バーコードリーダ52に指示箋9を読ませる。そうすると、指示箋9に印刷されているバーコードが、バーコードリーダ52にて読み取られ、そのコードが払出の指示情報としてコントローラ40に入力される。指示箋9には、作業者が読み取れるよう明瞭な文字で払出対象の薬品類名と取出数も一覧印刷されており、バーコードではそれらと一対一で対応する情報あるいはコード対品種テーブル46にて展開可能な等価情報が記入されているので、コントローラ40の選択ルーチン41によって対象薬品類収納中の引出箱ユニット20や区画室ユニット30が選択され、開閉兼案内ルーチン42によって該当する磁石ユニット70が通電作動させられて、対象の引出箱ユニット20では引出22が前方に押し出されて開き上面開口23が作業者の目前に発現し開放状態となる。対象の区画室ユニット30では、扉31が前側に回転して開き、前面開口32が作業者の目前に露呈し開放状態となる(図1(b)参照)。
【0036】
また、選択された引出箱ユニット20及び区画室ユニット30に付設の表示器80には、開閉兼案内ルーチン42によって作成された数値データが送出されて、該当する引出箱ユニット20又は区画室ユニット30に収納中の薬品類8の取出数が表示される。薬品類8が箱やシート等で纏めることなくバラで収納されている場合、表示器80には取出数が単なる整数値で表示されるが、薬品類8が例えばシートで14錠ずつ包装されている場合、そして、それの取出数が31錠の場合には、14錠入りシートを2枚と個々に分離したものを3個だけ(図2(b)参照)取り出せば良いことを作業者に報せるべく、非分割数「2」と区切り「−」と分割数「3」とを連ねた3桁の案内表示が表示器80にて行われる(図2(c)参照)。なお、上記「−」や空白文字のように一桁を占める非数値パターンを区切りに割り当てたくない場合や割り当てられない場合には、小数点用の発光素子83を利用して非分割数と分割数とを分けることも行われる(図2(d)参照)。
【0037】
それらの表示器80に取出数が案内表示された開状態の収納容器20,30について、順次、作業者は、表示器80にて指定された取出数を見て指定の薬品類8を指定個数だけ取りだし、さらに入念には指示箋9も見て再確認して、取出後には引出22や扉31を閉める。そして、選択されて開けられた収納容器20,30が総て閉められたとき、指示箋9で指定された薬品類8が総て台部12上に揃うとともに、薬品類収納装置10は初期状態に戻って次の払出が可能となる。なお、払出の指示データが通信ユニット51を介して得られたときには、それに基づいてコントローラ40により上述した一連の自動処理が実行されるのに加えて、払出対象の薬品類名と取出数がタッチパネル55の画面に一覧表示されるので、作業者はそれを見ながら同様に払出作業を遂行する。
【0038】
こうして、薬品類収納装置10に閉塞状態で分別収納した各種の薬品類8に関する手作業での払出が容易かつ迅速に行われる。しかも、シート錠のように分割取出もそうでない非分割取出も共に可能な薬品類8を取り出す場合も、シート単位等で取り出すべき個数と1錠毎に分離して取り出すべき個数とに分けて案内表示がなされるので、作業者は、薬品類の分割の仕方などを慮る必要が無くて、気楽に、それでいて的確に、払出作業を遂行することができる。
また、その払出作業に随伴してログデータ48が蓄積され、それに基づく集計処理によって使用頻度等をタッチパネル55に表示させることもできるので、使用状況や在庫状態が容易かつ的確に把握される。そのため、薬品類収納装置10への薬品類補充時期や、購入薬品類の追加発注数量なども、的確に判断することができる。なお、ログデータ48のデータ構造は図示を割愛したが一般的なもので良く例えば固定長レコードの順編成ファイルや市販のデータロガーを利用したものでも良い。集計手法も汎用の表計算ソフトや市販の統計プログラムを利用したり改造したもので良い。また、定期的に又は要求等に応じて不定期にログデータ48が図示しない医事管理コンピュータや在庫管理コンピュータにアップロードされるようにしても良い。
【0039】
【その他】
なお、上記の実施例では、開閉部材の例として扉と引出を挙げたが、開閉部材は、これに限られるものでなく、例えばシャッターや引き戸のようなものでも良い。
また、上記の実施例では、収納容器の例として区画室と引出箱を挙げたが、収納容器は、これに限られるものでなく、例えば上下動する容器や回転動作する容器のようなものでも良い。
【0040】
さらに、上記の実施例では、表示器80が3桁であったが、表示桁数は、これに限られるものでなく、2桁でも、4桁以上でも良い。取出数の分割表示も、上述したものに限られる訳でなく、例えば数字表示ユニット81を2群に分けて左右に又は上下に離隔配置するようにしても良い。また、同じ薬品類8が2個以上の収納容器すなわち引出箱ユニット20及び/又は区画室ユニット30に収容されており、しかも何れか一つの収納容器には包装状態で収容され(図2(b)の左半分を参照)何れか他の収納容器にはバラ状態で収容されており(図2(b)の右半分を参照)、そのことが品種対個数テーブル49中のフラグ等にて確認しうる場合には、それぞれの収納容器に付設された複数の表示器80に取出数の表示を分担させるようにしても良い。すなわち、包装状態の薬品類8を収容している収納容器の表示器80には取り出すべき包装数である非分割数を表示させ、バラ状態の薬品類8を収容している収納容器の表示器80には取り出すべき錠数である分割数を表示させるようにするのも良い。
【0041】
また、上記の実施例では、コントローラ40のプログラムが複数ルーチン41〜45に分かれているが、プログラム構成は、これに限られるものでなく、例えば、単一のプログラムに纏められていても良く、任意個数のルーチンに分割されて連携するようになっていても良い。
また、上記の実施例では、電磁コイル73毎にドライバ60を設け、多数のドライバ60をLANにてコントローラ40に接続したが、駆動回路の構成や接続手法は、これに限られるものでなく、例えば、ドライバ60に複数のコイル73を制御させても良く、コントローラ40と各ドライバ60とを一対一で接続しても良い。コイル73やスイッチ部62には、逆起電力から保護する等のため、フライホイールダイオードや保護ダイオード等を接続しても良い。永久磁石と電磁石の間には、プラスチックやステンレス板などの非磁性体があってもよい。スイッチ部62をオンしてコイル73に通電する時間は、例えば100ms程度で足りることもあるが、磁石ユニットや開閉部材などの仕様に依存するので一概には言えない。
また、上記の実施例では、開駆動手段と開閉検知手段とを別体で設けたが、これらは部材共用等にて一体的になっていても良い。例えば、上記の実施例では開閉検知手段の具体化に際してセンサ63を検出専用に設けたが、これを廃して、その代わりに、開駆動手段のコイル73のインダクタンス変化等を利用して開閉検出を行うようにしても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の薬品類収納装置にあっては、分別保管中の薬品類の選択に加えて開動作まで自動で行うとともに、取出数の個別表示までも行うようにしたことにより、所望の薬品類の在処が一目瞭然になると同時にその薬品類を取り出せる状態になり更に目前で取出数の案内までなされるので、分別保管と選択払出を手作業で容易かつ的確に行える個別閉塞可能な薬品類収納装置を実現することができたという有利な効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の薬品類収納装置の一実施例について、外観斜視図であり、(a)が初期状態、(b)が払出状態である。
【図2】 (a)が表示器の正面図、(b)が薬品類の斜視図、(c)及び(d)が表示器の表示例である。
【図3】 引出箱ユニットの要部構造を示す斜視図である。
【図4】 区画室ユニットの要部構造を示す斜視図である。
【図5】 制御系のブロック図である。
【符号の説明】
8 薬品類(医薬品、医療材料、分別保管払出対象)
9 指示箋(処方箋、調剤指示箋、払出リスト、薬品類払出情報)
10 薬品類収納装置(収納装置、薬品棚、調剤台、保管庫、収納庫)
11 棚部(区画室ユニット列設部)
12 台部(引出箱ユニット載置部)
20 引出箱ユニット(収納容器)
21 箱体(容器本体部)
22 引出(開閉部材)
23 上面開口
30 区画室ユニット(収納容器)
31 扉(開閉部材)
32 前面開口
33 仕切板(容器本体部)
40 コントローラ(制御装置)
41 選択ルーチン(薬品類払出情報の調製手段、選択手段)
42 開閉兼案内ルーチン(開閉制御手段、案内表示・分割表示手段)
43 判定ルーチン(判定手段)
44 記録ルーチン(記録手段)
45 集計ルーチン(集計手段、表示手段)
46 コード対品種テーブル(選択手段)
47 品種対器テーブル(選択手段)
48 ログデータ(記録データ)
51 通信ユニット(指示データの受信装置)
52 バーコードリーダ(指示箋の読取装置)
53 文字読取装置(OCR、指示箋の読取装置)
54 カードリーダ(磁気カード、ICカード、指示箋の読取装置)
55 タッチパネル(入力装置、操作手段、表示手段)
60 ドライバ(駆動回路等)
61 スイッチ部(半導体スイッチ、導通遮断状態切換回路)
62 電源部(駆動電流供給回路)
63 センサ(開閉検知手段)
70 磁石ユニット(開駆動手段)
71 永久磁石
72 鉄芯(軟鉄製の固定芯)
73 コイル(電磁コイル)
80 表示器(案内表示手段、分割表示手段)
81 数字表示ユニット(一桁表示部)
82 発光素子(7セグメント、数字パターン構成要素)
83 発光素子(小数点セグメント、区切り構成要素)

Claims (3)

  1. 開閉部材を有しこれで開閉される開口を介して外部から薬品類を出し入れしうる収納容器を複数と、前記収納容器に付設され該当する開閉部材に開動作を行わせる開駆動手段を複数と、前記収納容器に付設され少なくとも1桁以上の数字を含む表示を行う表示器を複数と、薬品類払出情報に基づき前記収納容器のうち何れか一つ又は複数のものを選択して前記開駆動手段のうち前記選択に対応するものを作動させるとともに前記表示器のうち前記選択に対応するものに取出数を表示させる制御装置とを備えた薬品類収納装置であって、前記制御装置が、前記表示器に取出数を表示させる際にその取出数を分割数と非分割数とに分けて表示させるようになっている、ことを特徴とする薬品類収納装置
  2. 分割取出も非分割取出も共に可能な薬品類を収納している収納容器については、その収納容器の表示器に前記非分割数と前記分割数とが表示されるようになっている、ことを特徴とする請求項1記載の薬品類収納装置。
  3. 分割取出も非分割取出も共に可能な薬品類を分割取出用の収納容器と非分割取出用の収納容器とに分けて収納している場合は、前記非分割数は該当する非分割取出用の収納容器の表示器に表示され、前記分割数は該当する分割取出用の収納容器の表示器に表示されるようになっている、ことを特徴とする請求項1記載の薬品類収納装置。
JP2002360191A 2002-12-12 2002-12-12 薬品類収納装置 Expired - Fee Related JP3945700B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002360191A JP3945700B2 (ja) 2002-12-12 2002-12-12 薬品類収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002360191A JP3945700B2 (ja) 2002-12-12 2002-12-12 薬品類収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004187958A JP2004187958A (ja) 2004-07-08
JP3945700B2 true JP3945700B2 (ja) 2007-07-18

Family

ID=32759330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002360191A Expired - Fee Related JP3945700B2 (ja) 2002-12-12 2002-12-12 薬品類収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3945700B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4587890B2 (ja) * 2005-06-29 2010-11-24 株式会社トーショー 薬品類収納装置
JP4614834B2 (ja) * 2005-06-29 2011-01-19 株式会社トーショー Ptp払出システム
JP4587835B2 (ja) * 2005-02-17 2010-11-24 株式会社トーショー Ptp払出装置
WO2006040887A1 (ja) * 2004-10-12 2006-04-20 Tosho Inc. 振動排出カセット、薬剤払出装置、ptp払出装置、薬品類収納装置、およびptp払出システム
JP5119593B2 (ja) 2005-01-13 2013-01-16 株式会社湯山製作所 物品払出装置、方法及び薬品払出装置
JP4821130B2 (ja) 2005-02-16 2011-11-24 株式会社湯山製作所 錠剤充填装置
US8468777B2 (en) 2005-02-16 2013-06-25 Yuyama Mfg. Co., Ltd. Tablet filling device
JP4629476B2 (ja) 2005-03-30 2011-02-09 株式会社湯山製作所 薬品充填業務支援システム
WO2006112075A1 (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Tosho Inc. 薬品類カセット、薬品類払出装置、および薬品類払出システム
JP4540558B2 (ja) * 2005-06-29 2010-09-08 株式会社トーショー ボトルフィーダ及びボトル払出装置ならびに薬品類払出システム
JP5044906B2 (ja) * 2005-08-25 2012-10-10 株式会社湯山製作所 薬剤払出装置
US7992746B2 (en) * 2008-02-11 2011-08-09 Carefusion 303, Inc. Method and apparatus for removing, inserting and securing receptacles in a receptacle tray
JP4969677B2 (ja) * 2010-09-26 2012-07-04 株式会社トーショー Ptp払出システム
JP5763256B1 (ja) * 2014-11-17 2015-08-12 株式会社WindyLab 分包調剤内容取得システム
CN104528242A (zh) * 2014-11-21 2015-04-22 苏州艾隆科技股份有限公司 药盒仓位检测系统及具有该检测系统的智能药房
CN105883282A (zh) * 2016-06-07 2016-08-24 苏州永生自动化科技有限公司 智能药框系统
JP2024023004A (ja) * 2022-08-08 2024-02-21 マクセル株式会社 保管装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004187958A (ja) 2004-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3945700B2 (ja) 薬品類収納装置
US10957144B2 (en) Storing cabinet
US4789054A (en) Vending machine for returnable cartridges
US6112502A (en) Restocking method for medical item dispensing system
US5716114A (en) Jerk-resistant drawer operating system
US7123989B2 (en) System and method for providing a random access and random load dispensing unit
US5172829A (en) Automated key dispenser
US6328180B1 (en) Apparatus and method for vending products
US20170053099A1 (en) Prescription storage and retrieval system
US4681504A (en) Storage and inventory control system for keys
US20110137455A1 (en) Random Access and Random Load Dispensing Unit
US10140802B2 (en) Automated dispensing apparatus
JP4582846B2 (ja) 薬品収納装置
CN115424402A (zh) 硬标签施加器
JP2002011072A (ja) 薬品収納装置
JP2004187959A (ja) 薬品類収納装置
JP2007126270A (ja) ピッキング装置
JP2005288011A (ja) 薬品類収納装置
JP2012016461A (ja) 調剤システム
JP5371054B2 (ja) 調剤システム
JP5614778B2 (ja) 麻薬保管装置
JP4587890B2 (ja) 薬品類収納装置
JP2002011073A (ja) 薬剤カセット
JP2004168493A (ja) 配物庫
JP4540558B2 (ja) ボトルフィーダ及びボトル払出装置ならびに薬品類払出システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130420

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160420

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees