JP4587890B2 - 薬品類収納装置 - Google Patents

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Description

この発明は、薬品収納装置や,薬品棚,調剤台,医療具保管庫などの薬品類収納装置に関し、詳しくは、医薬品や医療材料などの薬品類を人手で出し入れしうる引出可能な収納容器を複数・多数具えていて、そこからの薬品類取出を薬品類払出情報に基づいて選択的に可能とする薬品類収納装置に関する。
収納対象を薬品類に限らなければ、分別保管機能の付いた収納庫の典型例として、収納部が多数の区画室に区切られて各々の区画室に扉が着いている汎用のロッカーや設備用物品台などが挙げられる。
収納対象が薬品類の場合、アンプル剤等の薬品をカセットに整列収納しておきワンタッチで出し入れできるようになった薬品収納装置が知られている(例えば特許文献1参照)。これは、出し入れ対象のカセット位置をLED等で案内表示するようにもなっている。
また、散薬を収納した瓶を光らせることにより取出対象位置の案内表示を行うようになった薬品棚も知られている(例えば特許文献2参照)。
さらに、そのような位置案内表示が要らないほど大きく扉や引出箱を開けるようになった薬品類収納装置も知られている(例えば特許文献3参照)。これは、分別保管中の薬品類の選択に加えて開動作まで自動で行うので、所望の薬品類の在処が一目瞭然になると同時にその薬品類を取り出せる状態になるため、好評を博している。
特開2001−198194号公報 (図5、図11) 特開2004−148036号公報 (第1頁、図4) 特開2004−187958号公報 (第1頁、図3)
そして、その利便性すなわち多くの薬品類を分別保管しておき取出は手動でも対象の選択および開動作は自動で行うことの利便性が認知されたため、適用希望範囲が広がり、例えば使用頻度の多い薬品類だけでなく使用頻度の少ないものまで含めて多くの薬品類を取り扱いたいという要請が生じた。
しかしながら、従来の薬品類収納装置では、引出箱を一目瞭然なほど大きく開けることができるよう開駆動機構に永久磁石と電磁コイルとの組み合わせからなる特別な機構を採用しているので、開駆動機構の単価低減が難しい。
そのため、例えば小さな引出を縦横に多数並べて収納容器の個数を従来より増やすと、開駆動機構の個数も同じだけ増えて、装置価格がアップしてしまう。収納容器の単価は小形化で下げられても、それを引出方向に前進させる距離すなわち駆動距離が変わらなければ開駆動機構の原価はさほど下がらないのである。
そうすると、原価低減を図るには、開駆動機構の駆動距離を短縮するのが近道であり、そうすれば開駆動機構を例えば量産品で安価な電動モータやカム等で構成することができる。
もっとも、開駆動機構の駆動距離が短くなると、取出対象の開動作すなわち対象薬品類収容中の収納容器の前進が自動で行われてもその収納容器が十分に目立つとは言えなくなるため、取出対象位置の案内表示を併用することが望まれ、それによるコストアップが開駆動機構のコストダウンを食い潰す。
取出対象位置の案内表示については、縦や横の並びで発光部材を共用することにより発光部材の必要個数を収納容器より少なくして原価低減を図るという手立てもあるが(例えば特許文献1図11参照)、その従来手法では、収納容器それぞれのところが光る訳でない。
一方、収納容器と同数の発光部材を具備して収納容器と一対一に配置した場合(例えば特許文献1図5や特許文献2参照)、収納容器それぞれのところが光るので、視認性には優れるが、コストダウンが難しい。
そこで、薬品類収納装置の原価低減のため、開駆動機構の駆動距離を短縮するとともに、発光部材の個数を収納容器より少なく抑えたうえで、駆動距離が短くなっても収納容器の自動前進は維持されていることを利用して発光部材が少数でも収納容器それぞれのところが光るように改造することが技術的な課題となる。
本発明の薬品類収納装置は(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、薬品類を収容する多数の収納容器と、それらを前方へ引出可能な状態で縦横に並べて保持する庫部と、前記収納容器それぞれの後方に配設され該当する収納容器を前進させる多数の開駆動機構とを備えた薬品類収納装置において、前記開駆動機構が駆動距離の短いものであり、後退状態の前記収納容器のうち複数のものの前を通過する送光を行う送光部材(発光部材)が設けられ、その送光を受けるとそれを前方へ向ける視覚化手段が前記収納容器それぞれの前端部に形成され又は付設されていることを特徴とする。
ここで、「駆動距離の短い」とは、開駆動機構が該当収納容器を前進させた際、その前進距離が収納容器の奥行き即ち前後方向の長さよりも短いことを意味し、少なくとも半分未満であり、通常は収納容器のうち前端部と認識される部分に係る前後方向の長さ程度に短い。
また、本発明の薬品類収納装置は(解決手段2)、上記解決手段1の薬品類収納装置であって、前記開駆動機構がモータ及びその回転軸に取着された偏心カムを具えたものであることを特徴とする。
さらに、本発明の薬品類収納装置は(解決手段3)、上記解決手段1,2の薬品類収納装置であって、前記収納容器の前板が透明であり、その直ぐ後ろに傾斜面が形成されており、前記視覚化手段が前記傾斜面に置かれた銘板であることを特徴とする。
また、本発明の薬品類収納装置は(解決手段4)、上記解決手段1〜3の薬品類収納装置であって、前記収納容器の底板が不透明であり、前記送光部材の送光先に受光部材が設けられ、その受光状態に基づいて前記収納容器の引出状態を判別するようになっている、というものである。
このような本発明の薬品類収納装置にあっては(解決手段1)、取出対象に選択された収納容器が該当開駆動機構によって自動前進させられると、その収納容器の前端部が庫部から突き出して、その前端部に送光部材から出た光が当たり、その光が視覚化手段によって前方へ向けられるので、取出対象の収納容器が光ることとなる。他の収納容器が取出対象になったときも同様であり、収納容器それぞれのところが光る。しかも、同じ送光ラインに臨んで配置された収納容器は一つの送光部材を共用するので、そのような収納容器が複数同時に光ることはできないが、そのような使用を必須とする応用さえ避ければ、送光部材の個数が収納容器の個数より少数でも不都合が無い。
光の向きを変えて視認し易くする視覚化手段は、公知の導光部材(特許文献2参照)や,適宜な反射部材,散乱部材を導入したり、あるいは反射面や散乱面を形成する表面処理を施すといったことで、送光部材より安価に具現化できるものである。
したがって、この発明によれば、開駆動機構の駆動距離の短縮化に際して、収納容器より少ない送光部材にて収納容器それぞれのところを光らせるようにもしたことにより、利便性を維持しつつ薬品類収納装置を安価にすることができる。
また、本発明の薬品類収納装置にあっては(解決手段2)、前記開駆動機構がモータ及びその回転軸に取着された偏心カムを具えたものであることを特徴とする。
この場合、駆動距離の短い開駆動機構であれば、市販の量産品を用いる等のことで、十分なコストダウンを達成することができる。
さらに、本発明の薬品類収納装置にあっては(解決手段3)、収納容器の内部の傾斜面に銘板を置くことで視覚化手段が実装される。
この場合、視覚化手段を兼ねる銘板には、表面で光を反射させ且つ散乱させる板状体が採用されるが、これは一般的な白っぽい紙などで良いので、簡便かつ安価に具現することができる。なお、光度の大きな発光素子が安価になれば、視覚化手段の反射率を下げて一部の光は透過して更に直進するよう改造することにより、上述した送光ライン共通の複数収納容器の同時発光も実用化することができる。
また、本発明の薬品類収納装置にあっては(解決手段4)、収納容器が庫部から突き出ていると送光が遮られる一方、収納容器が庫部内に後退していれば送光が遮られない。
このように収納容器の突出の有無に応じて受光部材の受光状態が変化するので、受光部材の受光状態に基づいて収納容器の自動前進および手動での押し戻しが完遂されたか否かを自動判別することができる。しかも、送光部材と同じく受光部材も複数の収納容器で共用されるので、受光部材も収納容器より少なくて済む。
このような本発明の薬品類収納装置について、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜3により説明する。
図1〜2に示した実施例1は、上述した解決手段1,2(出願当初の請求項1,2)を具現化したものであり、図3に示した実施例2は、上述した解決手段3を具現化したものであり、図4に示した実施例3は、上述した解決手段4を具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、フレーム等の支持部材や,ボルト等の締結具,ヒンジ等の連結具,モータドライバ等の電気回路,電子回路の詳細などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
本発明の薬品類収納装置の実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、薬品類収納装置10の機械的構造を示し、(a)が装置全体の正面図、(b)が装置全体の斜視図、(c)が収納容器の斜視図、(d)が開駆動機構の斜視図である。また、図2は、制御部の概要ブロック図である。
薬品類収納装置10は(図1(a),(b)参照)、筐体11の上部に開閉シャッター12が装備され、筐体11の下部に引出15や電装部16が設けられているが、手を掛けやすい大部分には即ち筐体11の中間部には庫部14が割り当てられている。
庫部14は、格子状に区切られて、多段多列(図では17段8列)の引出枠を成しており、引出枠それぞれの内面が摩擦抵抗の小さい円滑面に仕上げられているので、収納容器20を前方へ引出可能な状態ひいては押出も可能な状態で縦横に並べて保持するものとなっている。引出枠には一つずつ開駆動機構30〜33も付設されているが、開駆動機構30〜33は収納容器20の後方に配置されているので正面からは見えない。庫部14の前面上端には送光部材13も列設されている。
収納容器20は(図1(c)参照)、薬品類を収容して引出させるよう奥行きの長い上面解放の箱状体であり、前板21は透明であるが、この例では側板23や底板24が不透明になっている。収納容器20内の前端部、具体的には収納容器20の内部において前板21の直ぐ後ろのところは、底板24が盛り上がっていて又は底板24上に横倒しの三角柱状部材が装着されていて、傾斜面22が形成されている。傾斜面22は、磨りガラス状の乱反射面に仕上げられており、これが水平から30゜〜60゜程度(図1(e),(f)では約45゜)傾いて前方斜め上を向いているので、鉛直下方への送光を受けると(図1(f)参照)それを反射散乱光Aにして前方へ向ける視覚化手段となっている。
開駆動機構30〜33は(図1(d)参照)、市販の扁平タイプの電動モータ30と、その回転軸31に取着された偏心カム32と、プッシュスイッチ等の原点センサ33とを具えている。そして、偏心カム32の長径部が原点センサ33に接して止まっているときには(図1(e)参照)収納容器20を十分に後退可能で庫部14内に納まる状態にし、その状態からモータ30の回転軸31が一回転すると(図1(f)参照)偏心カム32の長径部が該当収納容器20の後端面を押して収納容器20を前進させるようになっている。その前進量すなわち駆動距離は、傾斜面22を引出枠から突き出すとともに前板21に指を掛けるのに十分な例えば2〜3cm程度であり、収納容器20の奥行き例えば20〜30cm程度より桁違いに短い。
送光部材13は(図1(a)参照)、指向性が強くてビーム状の光を発する例えば赤色LED(発光ダイオード)が採用され、庫部14の引出枠の各列に対し一つずつ設けられて、鉛直下方へ送光するようになっている。そして、上述した収納容器20の配置状態と相まって、後退状態の収納容器20のうち縦一列分の複数個の前を通過する送光を行うとともに(図1(e)の二点鎖線を参照)、開駆動機構30〜33の偏心カム32にて前進させられた収納容器20が前端部を突き出すと(図1(b),(f)参照)傾斜面22の受光部位を反射散乱光Aで光らせるものとなっている。
電装部16には図示しない電源等と共にメインコントローラ40が格納されている(図2参照)。メインコントローラ40は、薬品類払出情報に基づき多数の収納容器20のうち何れか一つ又は複数のものを選択して多数の開駆動機構30〜33のうち前記選択に対応するものを作動させる制御装置であり、プログラマブルなパーソナルコンピュータ又はマイクロプロセッサシステム等からなる。どの薬品類を払い出すのかを定めた薬品類払出情報を得るために、処方オーダーエントリシステム等の上位コンピュータから処方データや派生した調剤指示データを受信したり図示しない入力装置から払出指示を入力しうるようになっている。
開駆動機構30〜33の動作制御のため各モータ30とメインコントローラ40とが接続されるが、モータ30が多いので、この例では各列毎にサブコントローラ41が介在設置されている。送光部材13は常時点灯させておけば制御不要であるが、ここでは送光部材13もサブコントローラ41を介してメインコントローラ40に接続されており、送光先に臨む何れかの収納容器20が選択されたときだけ送光部材13が点灯させられるようになっている。
この実施例1の薬品類収納装置10について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図1は、(a)が装置全体の正面図、(b)が装置全体の斜視図、(e)及び(f)は、要部の右側面図である。図1(a),(e)は、総ての収納容器20が押し戻されて庫部14内に後退している状態を示し、図1(b),(f)は、右上から2段2列目の収納容器20が選択されて自動前進した状態を示している。
使用に先立って、それぞれの収納容器20には医薬品や医療材料などの薬品類が種類毎に分類して収容される。医薬品としては(特許文献3参照)、PTP包装剤やアンプル更には溶解剤などが典型例であり、医療材料としては骨補綴材や手術用具などが挙げられる。このような薬品類を分類収納した収納容器20は、何れも、庫部14の各引出枠に押し込み挿入され、その位置が手動操作等にてメインコントローラ40に入力され薬品マスターファイル等に記憶される。これで準備が調うが、この段階では(図1(a),(e)参照)、収納容器20が総て後退状態で閉まっているので、どれも光らない。
その状態で、メインコントローラ40に処方箋データや調剤指示データが通信や入力操作にて届けられると、その中から薬品コードが抽出され、それが薬品類払出情報とされる。さらに、その薬品類払出情報に基づき、メインコントローラ40によって、薬品マスターファイルの検索等が行われて、取出対象の薬品類を収納している収納容器20が選択されるとともに、その後方の開駆動機構30〜33が作動させられる。そうすると、対象の収納容器20は、偏心カム32で前方へ押し出されて開く。また、上方の送光部材13が点灯する。
その状態では(図1(b),(f)参照)、対象の収納容器20の前端部が庫部14から突き出て、送光部材13から発した光が対象の収納容器20の傾斜面22に当たり、そこから前方に向けて反射散乱光Aが出るので、対象の収納容器20が光って見える。こうして、取出対象の収納容器20が一目瞭然になるとともに口を開けるので、作業者は、その開口から収納容器20の前板21に指を掛けて収納容器20を引き出す。そして、所望の薬品類を取り出し、それから収納容器20を押し戻して閉めるとともに、作業履歴を残すためメインコントローラ40に払出作業完了の入力を行う。すると、それに応じて送光部材13が消灯する。
こうして、薬品類収納装置10に閉塞状態で分別収納した各種の薬品類に関する手作業での払出が容易かつ迅速に行われる。
また、上述したように、開駆動機構30〜33がモータ30と偏心カム32とを組み合わせた簡便な構造であり、送光部材13の個数も収納容器20の列数と同じで少ないため、この薬品類収納装置10は安価に製造することができる。
本発明の薬品類収納装置の実施例2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図3は、(a)が収納容器20の斜視図、(b)が銘板25の正面図、(c)が収納容器20の斜視図である。なお、薬品類50の具体例として図3(c)には完全なPTP包装剤とその端切れを図示した。
この薬品類収納装置が上述した実施例1のものと相違するのは、透明プラスチックの一体成型にて収納容器20が作られている点と、それに付設される視覚化手段が傾斜面22に置かれた銘板25にて具現化されている点である。
収納容器20は、傾斜面22も側板23も底板24も前板21と同じ材料で一体成型で安価に製造することができる。
銘板25は、不透明な紙やプラスチックシートで、傾斜面22とほぼ同サイズに形成され、少なくとも片面が照射光を散乱させながら反射する粗面になっており、そこには薬品名やコード等が書込や印刷にて記入されている。
この場合、薬品名の記入面を表にして銘板25を傾斜面22に乗せ置けば、簡便かつ安価に、視覚化手段が収納容器20に付設されることとなる。
図4(a)〜(c)に要部の右側面図を示した本発明の薬品類収納装置が上述した実施例1,2のものと相違するのは、収納容器20の底板24が不透明になっている点と、送光部材13の送光先に受光部材60が設けられている点である。図示は割愛したが、メインコントローラ40が受光部材60の受光状態に基づいて各収納容器20の引出状態を判別するようにもなっている。
この場合、取出対象の収納容器20が開駆動機構30〜33によって庫部14から突き出されると(図4(a)参照)、送光部材13から受光部材60への送光が収納容器20の前端部で遮られ、受光部材60が受光できない。
また、薬品類50を取り出す際に、収納容器20を更に引き出したときも(図4(b)参照)、収納容器20が抜き取られない限り、送光部材13から受光部材60への送光が収納容器20の底板24で遮られるので、やはり受光部材60が受光できない。
これに対し、薬品類50を取り終えて、収納容器20を押し戻し、収納容器20が庫部14内に後退した状態になると(図4(c)参照)、送光部材13から受光部材60への送光を遮るものが無くなるので、受光部材60が受光する。
そして、このような収納容器20の突出の有無に応じた受光部材60の受光状態の変化がメインコントローラ40に信号入力され、それらのタイムスタンプがログデータに録られる。
また、モータ30を作動させたのに受光部材60の受光停止が検出できなければ、収納容器20の自動前進が完遂されなかったとメインコントローラ40によって判定され、適宜なアラームが発せられる。
さらに、薬品類50の取出後に、受光部材60での受光再開が検出されないうちに払出作業完了の入力があると、メインコントローラ40によって払出作業が完了していないと判定され、作業者に収納容器20の閉塞を促す案内メッセージ等が出される。
[その他]
上記実施例では、収納容器20の形状やサイズが総て同じであったが、異なっていてもいても良い。その場合、偏心カム32の高さも収納容器20の高さに合わせて変えると良い。偏心カム32が収納容器20の後端面を押せるようになっていれば、モータ30が該当収納容器20と同じ高さ範囲に入っている必要もない。
また、送光部材13の設置箇所は、上側に限らず、下側や左右であっても良い。送光部材13の送光方向も、鉛直下方に限らず、上向きや,横向き,さらには斜めであっても良い。
本発明の実施例1について、薬品類収納装置の機械的構造等を示し、(a)が装置全体の正面図、(b)が装置全体の斜視図、(c)が収納容器の斜視図、(d)が開駆動機構の斜視図、(e)及び(f)が要部の右側面図である。 制御部の概要ブロック図である。 本発明の実施例2について、薬品類収納装置の構造を示し、(a)が収納容器の斜視図、(b)が銘板の正面図、(c)が収納容器の斜視図である。 本発明の実施例3について、薬品類収納装置の構造を示し、(a)〜(c)何れも要部の右側面図である。
符号の説明
10…薬品類収納装置、11…筐体、12…シャッター、
13…送光部材、14…庫部、15…引出、16…電装部、
20…収納容器、21…前板、22…傾斜面、23…側板、24…底板、25…銘板、
30…モータ、31…回転軸、32…偏心カム、33…原点センサ、
40…メインコントローラ、41…サブコントローラ、
50…薬品類、60…受光部材

Claims (2)

  1. 薬品類を収容する多数の収納容器と、それらを前方へ引出可能な状態で縦横に並べて保持する庫部と、前記収納容器それぞれの後方に配設され該当する収納容器を前進させる多数の開駆動機構とを備えた薬品類収納装置において、前記開駆動機構が駆動距離の短いものであり、後退状態の前記収納容器のうち複数のものの前を通過する送光を行う送光部材が設けられ、その送光を受けるとそれを前方へ向ける視覚化手段が前記収納容器それぞれの前端部に形成され又は付設されていることを特徴とする薬品類収納装置。
  2. 前記開駆動機構がモータ及びその回転軸に取着された偏心カムを具えたものであることを特徴とする請求項1記載の薬品類収納装置。
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