JP2004148036A - 薬品棚および薬剤装置瓶 - Google Patents

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Abstract

【課題】選択した薬剤装置瓶を光らせて散薬の取出を容易にする。
【解決手段】それぞれデータキャリア44を保持する座体42が瓶体41の底面に取り付けられた多数の薬剤装置瓶40と、それらを棚13上に乗せて収納した棚部12と、これに装備され薬剤装置瓶40の収納位置それぞれにアンテナ22の配置されたデータアクセス装置とを備えた薬品棚10において、収納位置それぞれのところで上向きの送光を行う発光ダイオード21を棚部12に付設し、座体42に対して下から上向きに照射された光を座体42の前面に導く導光部材43を座体42に組み込む。これにより、薬剤装置瓶に光源や電池が搭載されていなくても且つ薬剤装置瓶が棚上のどの収納位置にあっても目的の散薬が簡単に見つかる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、データキャリアにアクセスして収納薬剤の自動識別を行う薬品棚および薬剤装置瓶に関し、詳しくは、薬品棚から取り出す薬剤装置瓶を探索する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
調剤機器の分野でも、バーコードに代えて又はそれに加えて、データキャリアによる電子タグ・IDタグの利用が進み、そのような識別情報担体が薬瓶にも採用されている(バーコード利用の装置について例えば特許文献1参照)。具体的には、データキャリアを座体に内蔵させ、それを瓶体の底面に取り付けて、薬剤装置瓶を多数作るのであるが、その際に又は後に薬剤装置瓶に固有の識別番号等のデータをそれぞれのデータキャリアに書き込んでおく。また、それらを収納する薬品棚に関しては、薬剤装置瓶を乗せておいて良い棚上の収納位置が決められ、それらの棚が列設されている棚部にデータアクセス装置が付設され、そのデータアクセス装置の伝送端子たとえば受信アンテナが薬剤装置瓶の収納位置それぞれに配置されて、どの収納位置に置かれた薬剤装置瓶でもその識別データを自動で読み取れるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−85523号公報 (第3頁、第5頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような薬品棚では、薬剤装置瓶をどの収納位置に置いてもその位置確認が自動で行えるので、例えば各収納位置に対応させて棚前面に表示灯を付設しておけば、選択した薬剤の置かれているところの表示灯を点灯させることで、目的の薬剤を容易に見つけることができるようになる。
もっとも、そのような表示方式では点灯箇所と目的物とが前後に離れているため、斜めから見たときなど判然としない場合もあるので、薬剤装置瓶そのものを光らせることが望ましい。
【0005】
しかしながら、薬剤装置瓶に光源を持たせると、その電源として電池も持たせることになり、電池切れ等の新たな不都合を招いてしまう。
そこで、かかる不都合を招くことなく薬剤装置瓶を光らせ得るよう、その光らせ方を工夫することが技術的な課題となる。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、薬剤装置瓶が棚上のどの収納位置にあっても選択したものを光らせることにより散薬の取出が容易に行える薬品棚および薬剤装置瓶を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために発明された第1乃至第4の解決手段について、その構成および作用効果を以下に説明する。
【0007】
[第1の解決手段]
第1の解決手段の薬品棚は、出願当初の請求項1に記載の如く、それぞれデータキャリアを保持する座体が瓶体の底面に取り付けられた多数の薬剤装置瓶と、それらを棚上に乗せて収納した棚部と、前記薬剤装置瓶の収納位置それぞれに伝送端子の配置されたデータアクセス装置とを備えた薬品棚において、前記収納位置それぞれのところで上向きの送光を行う送光手段を前記棚部に付設し、前記座体に対して下から上向きに照射された光を前記座体の前面に導く導光手段を前記座体に具備したものである。
【0008】
これは、特定構造の薬品棚に特定構造の薬剤装置瓶を収納したものであり、その薬品棚は、出願当初の請求項5に記載の如く、棚部における薬剤装置瓶の収納位置それぞれにデータアクセス装置の伝送端子を装備した薬品棚において、前記収納位置それぞれに上向きの送光手段が付設されたものである。
また、その薬剤装置瓶は、出願当初の請求項2に記載の如く、データキャリアを保持する座体が瓶体の底面に取り付けられた薬剤装置瓶において、前記座体に対して下から上向きに照射された光を前記座体の前面に導く導光手段が前記座体に具備されたものである。
【0009】
このような第1の解決手段の薬品棚および薬剤装置瓶にあっては、どの収納位置に置かれた薬剤装置瓶であってもそのデータキャリアから識別情報がデータアクセス装置にて自動で読み取られるので、作業者は、薬剤装置瓶に散薬等の薬剤を補充したときや、調剤等のために取り出した薬剤装置瓶を戻すとき、その薬剤装置瓶を棚部の何れか任意の収納位置に置いて良い。そして、調剤等のため薬剤装置瓶を棚部から取り出す際には、識別情報の指定等にて薬剤装置瓶が選択されたとき、そこで上向きの送光を行わせると、選択された薬剤装置瓶の座体が光る。
【0010】
これにより、薬剤装置瓶の置き場所を固定して置かなくても、一瞥して所望の薬剤装置瓶を見つけ出すことができるので、散薬の取出が容易になる。しかも、光るときには座体の前面が光るので、視認性が良く、隣の瓶などと見誤るおそれが無い。さらに、瓶側には発光駆動用電池等を内蔵する必要が無いので、電池切れや接触不良による作動停止や故障は発生しない。そのため、目的の薬剤装置瓶を容易かつ確実に取り出せることとなる。
したがって、この発明によれば、薬剤装置瓶が棚上のどの収納位置にあっても選択したものを光らせることにより散薬の取出が容易かつ確実に行える薬品棚および薬剤装置瓶を実現することができる。
【0011】
[第2の解決手段]
第2の解決手段の薬品棚および薬剤装置瓶は、出願当初の請求項3に記載の如く、データキャリアを保持する座体が瓶体の底面に取り付けられた薬剤装置瓶において、前記座体に対して下から上向きに照射された光を前記座体の前面に導く導光手段が前記座体に具備されており、且つ、前記座体の内部に反射面が形成されて前記導光手段の導光路の途中に位置し、前記座体の前面に散乱面が形成されて前記導光手段の導光路の最後に位置している、というものである。
【0012】
このような第2の解決手段の薬剤装置瓶にあっては、簡素な構成でも高い視認性が得られる。
したがって、この発明によれば、薬剤装置瓶が棚上のどの収納位置にあっても選択したものを見易く光らせることにより散薬の取出が一層容易かつ確実に行える薬品棚および薬剤装置瓶を実現することができる。
【0013】
[第3の解決手段]
第3の解決手段の薬剤装置瓶は、出願当初の請求項4に記載の如く、データキャリアを保持する座体が瓶体の底面に取り付けられた薬剤装置瓶において、前記座体に対して下から上向きに照射された光を前記座体の前面に導く導光手段が前記座体に具備されており、且つ、前記座体の側面および背面が遮光されている、というものである。
【0014】
このような第3の解決手段の薬剤装置瓶にあっては、光っている瓶とそうでない瓶との区別がより明瞭になる。
したがって、この発明によれば、薬剤装置瓶が棚上のどの収納位置にあっても選択したものを識別し易く光らせることにより散薬の取出が一層容易かつ確実に行える薬品棚および薬剤装置瓶を実現することができる。
【0015】
[第4の解決手段]
第4の解決手段の薬品棚は、出願当初の請求項6に記載の如く、棚部における薬剤装置瓶の収納位置それぞれにデータアクセス装置の伝送端子を装備した薬品棚において、発光ダイオードを用いた上向きの送光手段も前記収納位置それぞれに付設されている、というものである。
【0016】
このような第4の解決手段の薬品棚にあっては、発光ダイオードは電子回路で直接駆動できるうえ高指向性のものも流通していることから、駆動回路に加えて導光手段も簡素化されるので、製造コストが低減される。
したがって、この発明によれば、薬剤装置瓶が棚上のどの収納位置にあっても選択したものを光らせることにより散薬の取出が容易かつ確実に行える薬品棚および薬剤装置瓶を安価に実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
このような解決手段で達成された本発明の薬品棚および薬剤装置瓶について、これを実施するための具体的な形態を、図1〜図4に示した一実施例により説明する。図1は、全体構造を示す斜視図であり、(a)が薬品棚、(b)が棚、(c)が薬剤装置瓶である。また、図2(a)は、発光ダイオード及びデータアクセス装置の基板実装状態を示す平面図であり、同図(b)は、その基板配置を示す平面図であり、図3は、電子制御部・情報処理部のブロック図である。さらに、図4は、薬剤装置瓶の座体の構造を示し、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が縦断側面図である。図4(d)は導光部材の縦断側面図である。
【0018】
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、フレーム,ボルト等の締結具,ヒンジ等の連結具,電源,個々の電子部品などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
この薬品棚10は(図1(a)参照)、大別して、メインコントローラ30等の格納やその他の物品収納に用いられる台部11と、多数の薬剤装置瓶40を並べて収納するための棚部12と、両者に分散して設置されたメインコントローラ30やプリント基板20等の電子装置部とからなる。
【0019】
台部11は、作業台を兼ねており、調剤時に使用されるタッチパネル付きディスプレイ31や,リーダライタ32,電子秤33等が乗せ置かれている。棚部12から取り出した薬剤装置瓶40も一時的に置けるようになっている。
棚部12は、薬剤装置瓶40の出し入れのため前面が開放されている。あるいは、図示は割愛したがシャッター等にて開閉しうるようになっている。棚部12の内部には棚13が多段に設けられており(図では4段)、いずれの棚13も、その上に薬剤装置瓶40を乗せて横一列に並べた状態で置けるよう水平な長い板状体に形成されている。
【0020】
棚13は(図1(b)参照)、下側の棚板13aと上側のガイド板13bとからり、棚板13aの上面にはプリント基板20が横一列に並んだ状態で装着されている(図では5個)。それぞれのプリント基板20の上面ほぼ中央のところが、薬剤装置瓶40の収納位置であり、そこにはデータアクセス装置のアンテナ22が印刷形成されている。そして、棚13上に薬剤装置瓶40を乗せたとき自然に収納位置のところに薬剤装置瓶40が置かれるよう、各収納位置に対応して適宜な凹み等の形成されたガイド板13bが、プリント基板20の上面後方部分に装備されている。
【0021】
薬剤装置瓶40は(図1(c)参照)、散薬などの薬剤を収容するための瓶体41と、データキャリア44を内部に保持した座体42とからなり、座体42が瓶体41の底面に取り付けられている。瓶体41には、薬品名等を記したラベル41aが貼付され、座体42には、後に詳述する導光部材43が組み込まれており、座体42と瓶体41とを接着等にて固着させる際には、導光部材43の露出面(後述の散乱面43c)とラベル41aとが揃って前面に来るよう、位置合わせしてから固定される。
【0022】
プリント基板20の中央のアンテナ22は(図2(a)参照)、この例では、同心配置された送信アンテナ22aと受信アンテナ22b(伝送端子)とに分かれ、いずれもループアンテナからなるが、データ読取は行ってもデータ書込は行わない場合には受信アンテナ22bだけで足りる。また、データキャリア44とのデータ伝送をサポートするものであれば、伝送端子は、アンテナに限られるものでなく、非接触方式のものにも限られない。
【0023】
また、プリント基板20の上面には、アンテナ22の少し前のところに赤色LED21(発光ダイオード)が幾つか埋設または植設されている(図では3個)。いずれの赤色LED21も、指向性が強くてビーム状の光を発するものが用いられ(送光手段)、上向きで(図2(a)では紙面から垂直に手前へ向けて)プリント基板20に搭載されている。なお、図では直線上に3個設けられているが、個数も配置も任意であり、例えば4個を円弧状に配置しても良い。
【0024】
さらに、プリント基板20の後方裏面には、データアクセス装置の通信回路24が装着され、その両側の縁部にはコネクタ23a,23bが分かれて取り付けられている。これらのコネクタ23a,23bに加えて、アンテナ22a,22bや赤色LED21も、図示しないプリント配線パターン等で通信回路24と接続されている。そして(図2(b)参照)、棚板13a上にプリント基板20を列設したとき、隣接基板同士のコネクタ23a,23bを嵌合させるとともに、両端のコネクタ23a,23bの一方に終端用コネクタを接続し他方にサブコントローラ34の信号ケーブルを接続することで、各プリント基板20の通信回路24がサブコントローラ34の下で鎖状に連なるようになっている。
【0025】
通信回路24には、サブコントローラ34とのインターフェイスと、赤色LED21の点灯時にその通電を行う発光駆動回路と、送信アンテナ22aを介して電磁波でデータキャリア44への指令やパワー等を送出する送信回路と、受信アンテナ22bを介してデータキャリア44からの返信を受ける受信回路とが具備されている。通信相手のデータキャリア44は、受信した電磁波から変調処理にて指令を得るとともに整流にて動作電力を得、その蓄電力で返信を行うことで、電池が要らないものとなっている。
【0026】
サブコントローラ34は、ワンチップのマイクロプロセッサ等からなり、それにはデータ読書ルーチンと発光制御ルーチンとがインストールされている。そして、データ読書ルーチンのプログラム処理にて、配下の各プリント基板20の通信回路24を所定周期で繰り返しポーリングして、薬剤装置瓶40の有無をデータキャリア44からの返答の有無にて検知し、有り検知時には更にその識別番号を収集し可能ならば薬剤情報も収集するようになっている。また、発光制御ルーチンのプログラム処理にて、メインコントローラ30から発光指令を受けたときに、該当するプリント基板20の通信回路24に指令を転送して、そこの赤色LED21を点灯させるようにもなっている。
【0027】
このようなサブコントローラ34と配下のプリント基板20は、棚13毎に設けられ、各サブコントローラ34は、RS232C規格準拠のコネクタやケーブル等にてメインコントローラ30とシリアル通信可能に接続されている(図3参照)。メインコントローラ30にはタッチパネル付きディスプレイ31とリーダライタ32と電子秤33もケーブル接続されており、メインコントローラ30は、上位の処方オーダリングシステムや図示しないOCR等から処方データ・調剤データを受け取ると、薬品名やその用量などをディスプレイ31に表示して、タッチパネル31での選択を待ち、選択に応じて発光指令を作成しサブコントローラ34に送出するようになっている。また、各サブコントローラ34から総ての薬剤装置瓶40に関するデータを収集するようにもなっている。さらに、棚部12から取り出した薬剤装置瓶40のデータキャリア44からリーダライタ32にてデータが読み取られると、その確認や記録を行ったり、薬剤装置瓶40から取り出した薬剤の重量が電子秤33にて計量されると、その確認や記録も行うようになっている。
【0028】
座体42は(図4参照)、例えば射出成形されたプラスチック等からなり、外見は概ね円板状に形成されるが、その内側からはデータキャリア44の格納保持に必要な底板部分を残して駄肉部分が無くなっているため、皿状体とも言える。この例では座体42の中央に丸い窪みが形成されていてそこにデータキャリア44を填め込んで格納するようになっているが、接着剤や係止具等にて止め置くようにしても良い。また、座体42を瓶体41の底面に接着させる際に十分な接着力が確保されるよう、座体42の上面のうち一部は、或る程度の面積を持った接着面42aとして残されている。さらに、座体42は、不透明材料の採用や黒色粉体の混入などによって全体に遮光性が付与される。あるいは少なくとも側面および背面に黒色の塗料が塗られて遮光性が付与されている。ただし、次の導光部材43の下方に当たるところは、開口42bが形成されるか、塗料の塗布が回避されていて、光を通すようになっている。
【0029】
導光部材43は、アクリル等の透明材料から作られ、座体42に組み込まれて、下面の入射面43aが開口42bの直上に位置し、傾斜した反射面43bがより上方に位置し、ざらざらのフロスト状にする表面加工を施された散乱面43cが座体42の前面に露出するようになっている。入射面43aのうち開口42bの直上部分と散乱面43cとを除いた表面に、又は少なくとも反射面43bには、アルミニウム蒸着等にて反射膜が形成されていて、導光部材43の透明な内部は、入射面43aから入った光を直に又は何回か反射して散乱面43cへ導く導光路43dとなっている。また、このような導光部材43を組み込んだ座体42は、導光路の途中に位置する反射面が内部に形成され、導光路の最後に位置する散乱面が前面に形成されていて、下から上向きに照射された光を前面に導くものとなっている。
【0030】
このような薬品棚10および薬剤装置瓶40について、その使用態様及び動作を説明する。
【0031】
先ず、準備作業として、各薬剤装置瓶40に各種の散薬等を収容するとともに、それぞれのデータキャリア44に識別情報として固有の識別番号を書き込んでおく。可能なら薬品名も書き込んでおく。薬品名の書き込みが無い場合には、識別番号と薬品名との対応データをメインコントローラ30にセットアップしておく。それから、それらの薬剤装置瓶40を棚13上に並べる。
【0032】
すると、薬品棚10では、メインコントローラ30及びサブコントローラ34の制御に従って、各プリント基板20の通信回路24によるデータアクセスが試行され、それによって、アンテナ22上(収納位置)に薬剤装置瓶40が置かれているか否かが検知されるとともに、収納されている薬剤装置瓶40についてはその識別番号や薬品名がデータキャリア44から読み取られてメインコントローラ30に収集される。こうして、調剤の準備が調う。
【0033】
調剤時には、図示しない入力装置等で薬品名を選択指定したり、図示しない薬品名リストをバーコードリーダやOCRで読み取ることで薬品を選択しても良いが、ここでは、処方オーダリングシステムから処方箋データがメインコントローラ30に送信されて来た場合を例に説明する。その場合、調剤対象の散薬や用量が自動で又はメニュー選択等に応じてディスプレイ31に一覧表示されるので、タッチパネル31を操作して一覧表示の中から秤量対象の薬品名を選出する。
【0034】
薬品が選択されると、薬品棚10では、メインコントローラ30が、適宜なデータ検索等を行って、該当する薬剤装置瓶40の収納位置を割り出し、そこのプリント基板20の通信回路24に発光指令を送出する。そして、それに応じて赤色LED21が点灯し、そこから上向きに送光がなされる。その光は、薬剤装置瓶40の座体42に組み込まれている導光部材43に入射面43aから入射し、大部分が反射面43b等で反射して散乱面43cに導かれ、そこで散乱しつつ外部へ出る。こうして、選択した薬品を収容している薬剤装置瓶40の前面の一部が赤く光る。
【0035】
そこで、調剤作業者は、棚部12に目を遣れば、探し出すほどのこともなく簡単に、目的の薬品を見つけることができるので、その薬剤装置瓶40を棚部12から取りだす。それから、ラベル41aの目視読取確認を行うとともに、薬剤装置瓶40をリーダライタ32上に一旦は置いて、リーダライタ32による識別番号等の自動読取およびメインコントローラ30による照合確認を行わせる。そして、何れの確認結果も良好であれば、電子秤33で秤量しながら必要量だけ瓶体41から散薬を取り出す。こうして、秤量による調剤が迅速かつ的確になされる。
【0036】
秤量調剤を終えると、調剤作業者は、速やかに、或いは散薬収容量データの更新も行う場合にはリーダライタ32によるアクセス完了も確認してから、使用後の薬剤装置瓶40を棚部12に戻す。そのとき、棚13上の空いている収納位置であれば何処に戻しても良い。薬品棚10では、メインコントローラ30が、定期的に又は不定期に随時、薬剤装置瓶40の有無等を検知しているので、薬剤装置瓶40が戻されると、そのことが速やかに認知されるとともに識別情報も収集されて、以後の処理に必要な対応データの更新等も自動で適切になされる。
【0037】
こうして、この薬品棚10を使用した調剤作業にあっては、作業者は、薬剤装置瓶40を棚13上のどの収納位置に置こうとも、タッチパネル付きディスプレイ31等の支援手段を利用して目的の薬剤を選択すれば、直ちに該当薬剤装置瓶40が光るので、薬品棚から取り出す薬剤装置瓶40の探索を容易かつ迅速に行うことができる。
【0038】
【その他】
なお、上記の各実施例では、コントローラをメインコントローラ30とサブコントローラ34との2段構成にしたが、これに限られるものでなく、コントローラは、単段でも多段でも良く、シングルプロセッサでもマルチプロセッサでも良い。棚の段数やプリント基板20の列設数なども任意である。
また、LED21の発光色も視認可能であれば任意であり、座体42の色も遮光可能であれば任意であり無色でも良い。さらに、透明樹脂に黒色塗装を施して座体42を作り上げるような場合には、導光部材43を別体にする必要が無いので、両者を一体成形等で製造しても良い。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の第1の解決手段の薬品棚および薬剤装置瓶にあっては、薬品棚から送光して薬剤装置瓶を光らせるようにしたことにより、薬剤装置瓶に光源や電池が搭載されていなくても且つ薬剤装置瓶が棚上のどの収納位置にあっても、選択した薬剤装置瓶を光らせて目的の散薬を容易かつ確実に取り出せる薬品棚および薬剤装置瓶を実現することができたという有利な効果が有る。
【0040】
また、本発明の第2の解決手段の薬剤装置瓶にあっては、簡素な構成でも高い視認性が得られるようにしたことにより、薬剤装置瓶が棚上のどの収納位置にあっても選択したものを見易く光らせることにより散薬の取出が一層容易かつ確実に行える薬品棚および薬剤装置瓶を実現することができたという有利な効果を奏する。
【0041】
さらに、本発明の第3の解決手段の薬品棚および薬剤装置瓶にあっては、光っている瓶とそうでない瓶との区別がより明瞭になるようにしたことにより、薬剤装置瓶が棚上のどの収納位置にあっても選択したものを識別し易く光らせることにより散薬の取出が一層容易かつ確実に行える薬品棚および薬剤装置瓶を実現することができたという有利な効果が有る。
【0042】
また、本発明の第4の解決手段の薬品棚および薬剤装置瓶にあっては、駆動容易で指向性も良い発光ダイオードを光源に採用したことにより、薬剤装置瓶が棚上のどの収納位置にあっても選択したものを光らせることにより散薬の取出が容易かつ確実に行える薬品棚および薬剤装置瓶を安価に実現することができたという有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薬品棚および薬剤装置瓶の一実施例について、全体構造を示す斜視図であり、(a)が薬品棚、(b)が棚、(c)が薬剤装置瓶である。
【図2】(a)が発光ダイオード及びデータアクセス装置の基板実装状態を示す平面図、(b)がその基板配置を示す平面図である。
【図3】電子制御部・情報処理部のブロック図である。
【図4】薬剤装置瓶の座体の構造を示し、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が縦断側面図であり、(d)は導光部材の縦断側面図である。
【符号の説明】
10 薬品棚
11 台部(作業台、脚部、下部キャビネット)
12 棚部(薬剤収納部)
13 棚
13a 棚板
13b ガイド板
20 プリント基板(発光ダイオード及びデータアクセス装置の実装体)
21 赤色LED(発光ダイオード、送光手段)
22 アンテナ(データアクセス装置)
22a 送信アンテナ(パワー送出又はパワー及びデータの送出)
22b 受信アンテナ(データ受信、伝送端子)
23a コネクタ(基板接続、終端接続)
23b コネクタ(基板接続、コントローラ接続)
24 通信回路(送受信回路、通信制御回路、データアクセス装置)
30 メインコントローラ(主制御装置)
31 タッチパネル付きディスプレイ(操作入力手段、表示手段)
32 リーダライタ(計量時確認用)
33 電子秤(調剤時計量用)
34 サブコントローラ(副制御装置)
40 薬剤装置瓶
41 瓶体(薬剤瓶、散薬収容瓶)
41a ラベル(薬品名表示部材)
42 座体(不透明部、黒塗部、遮光部、基体部)
42a 接着面(瓶底取付面)
42b 開口(導光口)
43 導光部材(透明部、導光手段、組込部)
43a 入射面(下面)
43b 反射面(上背面、斜面)
43c 散乱面(前面)
43d 導光路(内部)
44 データキャリア(IDタグ、内蔵部品)

Claims (6)

  1. それぞれデータキャリアを保持する座体が瓶体の底面に取り付けられた多数の薬剤装置瓶と、それらを棚上に乗せて収納した棚部と、前記薬剤装置瓶の収納位置それぞれに伝送端子の配置されたデータアクセス装置とを備えた薬品棚において、前記収納位置それぞれのところで上向きの送光を行う送光手段が前記棚部に付設され、前記座体に対して下から上向きに照射された光を前記座体の前面に導く導光手段が前記座体に具備されていることを特徴とする薬品棚。
  2. データキャリアを保持する座体が瓶体の底面に取り付けられた薬剤装置瓶において、前記座体に対して下から上向きに照射された光を前記座体の前面に導く導光手段が前記座体に具備されていることを特徴とする薬剤装置瓶。
  3. 前記座体の内部に反射面が形成されて前記導光手段の導光路の途中に位置し、前記座体の前面に散乱面が形成されて前記導光手段の導光路の最後に位置していることを特徴とする請求項2記載の薬剤装置瓶。
  4. 前記座体の側面および背面が遮光されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載された薬剤装置瓶。
  5. 棚部における薬剤装置瓶の収納位置それぞれにデータアクセス装置の伝送端子を装備した薬品棚において、前記収納位置それぞれに上向きの送光手段を付設したことを特徴とする薬品棚。
  6. 前記送光手段が発光ダイオードであることを特徴とする請求項5記載の薬品棚。
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